ストレスに揺れない心と体へ、自律神経マッサージが導くあなたのベストバランス

アロマオイルマッサージは、精油による香り効果と、マッサージによる物理的な刺激の相乗効果で、心身の健康と美容をサポートする施術です。
自律神経マッサージ
こんな方にオススメ
  • ・慢性的な疲労感を感じている方
  • ・ストレスが多く、心身の緊張が続いている方
  • ・睡眠の質に悩んでいる方
  • ・肩こりや頭痛、消化不良などの身体の不調が続いている方
  • ・体調が不安定で、集中力ややる気が低下している方

自律神経とは

自律神経は、交感神経と副交感神経から成り、体内の無意識な機能を制御しています。

交感神経

交感神経は、いわゆる「戦うか逃げるか」の反応を引き起こし、体をアクティブな状態「即応モード」にする重要な役割を担っています。
主な状況
  • 緊急事態やストレス
  • 運転中
  • 覚醒時や集中時
  • 低血糖や飢餓状態
 
体の反応
  • 心拍数と血圧の上昇
  • 瞳孔の拡張(視覚が鋭敏に)
  • 呼吸数の増加(酸素供給強化)
  • 消化機能の抑制(エネルギー節約)
  • 発汗促進(体温調整)
交感神経

副交感神経

副交感神経は、体をリラックスさせ、「休息と回復」の状態「リカバリーモード」に導き、回復をサポートする神経です。
主な状況
  • 休息中やリラックス時
  • 睡眠中
  • 食事中・食後
  • 瞑想時や穏やかな環境時
 
体の反応
  • 心拍数と血圧の低下
  • 瞳孔の収縮
  • 呼吸が深く、遅くなる
  • 消化機能の活性化(唾液や胃酸の分泌増加)
  • 筋肉の緊張緩和
副交感神経
これらの神経バランスがうまく切り替わることで、体と心の健康が保たれます。

自律神経とマッサージの関係 〜マッサージが自律神経に与える影響〜

  • 1. 緊張の緩和:筋肉をほぐし、交感神経の過剰な働きを抑制。
  • 2. 深いリラクゼーション:副交感神経を活性化し、体を回復モードに導く。
  • 3. 血流の促進:栄養や酸素の供給を助け、自律神経の切り替えをスムーズに。

自律神経の乱れによる症状と原因(状況)

自律神経マッサージ
急性ストレス

交感神経が過剰な場合

症状
  • 睡眠障害(寝つきが悪い、眠りが浅い)
  • 動悸や高血圧
  • 肩こりや頭痛
  • 消化不良や胃痛
  • 精神的な緊張感やイライラ
原因(状況)
  • 慢性的なストレス(仕事や家庭のプレッシャー)
  • 緊張を伴う状況(大事なプレゼンや試験前)
  • 運動後のクールダウン不足
慢性ストレス

交感神経機能が低下している場合

症状
  • 慢性的な疲労感・無気力
  • 集中力や判断力の低下
  • 低血圧、手足の冷え
  • 風邪や感染症にかかりやすい
原因(状況)
  • 長期間の過労やエネルギー消耗
  • 睡眠不足や栄養不足
  • 運動不足による筋力低下

副交感神経機能が低下している場合

症状
  • 睡眠不足や眠りの質の低下
  • 消化不良や便秘、胃もたれ
  • 緊張感やストレス感
  • 動悸や高血圧
原因(状況)
  • 長期間の交感神経優位状態
  • 不規則な生活リズム(夜更かし、食事の乱れ)
  • ストレス過多でリラックスできない環境
(重度)慢性ストレス または 過度の疲労状態

交感神経機能・副交感神経機能が共に低下している場合

症状
  • 極度の疲労感、何をしても回復しない
  • 感情の平坦化、無感動
  • 全身の不調(頭痛、免疫低下、消化器トラブル)
原因(状況)
  • 長期間の過剰ストレスとエネルギー消耗の蓄積
  • 回復する時間が取れないライフスタイル
  • 栄養不足や体力低下

状況に応じたマッサージの目的と効果

交感神経が過剰な場合

目的 :副交感神経を優位にし、緊張を解きほぐす。
マッサージ効果
  • 緊張を和らげ、副交感神経を優位にして心身をリラックス。
  • 筋肉の緊張を緩め、肩こりや頭痛を改善。
  • 呼吸を整えることで、心拍数や血圧を安定させます。

交感神経機能が低下している場合

目的 :交感神経を適度に刺激し、エネルギーと活力を回復。
マッサージ効果
  • 背中や腰の筋肉への刺激で交感神経を適度に活性化。
  • 血流を促進し、エネルギー供給をサポート。
  • 温熱療法の併用で冷え性や低血圧を改善し、体を元気づけます。

副交感神経機能が低下している場合

目的 :副交感神経を活性化し、心身の休息と回復をサポート。
マッサージ効果
  • ゆっくりとしたリズムの施術で副交感神経を活性化。
  • 胃腸を刺激する施術で消化機能を整える。
  • 心身の緊張を解き、安眠を促します。

交感神経機能・副交感神経機能が共に低下している場合

目的 :両神経を段階的に刺激し、バランスを回復。
マッサージ効果
  • 初期段階でリラクゼーションを重視し、体を休息モードに導きます。
  • 徐々に交感神経を刺激し、活力とバランスを取り戻します。
  • 全身の血流とエネルギー循環を改善し、心身の調和を取り戻します。

自律神経とマッサージ効果に関する研究・論文

1、脊椎モビリゼーションの交感神経への影響
L. Kingston, L. Claydon, S. Tumilty、2014年
概要
脊椎モビリゼーションは皮膚伝導性、呼吸率、血圧、心拍数を増加させ、交感神経活動を刺激することが確認されました。
論文
「脊椎モビリゼーションが交感神経活動に及ぼす効果の系統的レビュー」
詳細
ランダム化比較試験(RCT)7件を対象としたこのレビューでは、脊椎の異なるセグメントを動かす手技が交感神経に与える影響が調査されました。皮膚伝導性の平均増加率は25%、呼吸率と心拍数はそれぞれ10%および12%増加しました。また、血圧の収縮期値が平均5mmHg上昇し、交感神経活動の促進が確認されました。これらの効果は、痛みや筋緊張の緩和と並行して発生し、モビリゼーションが神経系を活性化する重要な手技であることが示されています。
2、熱とマッサージの効果
Young-hee Lee, Bit-Na-Ri Park, Sung Hoon Kim、2011年
概要
熱とマッサージは副交感神経のリラクゼーションを促進すると同時に、一部交感神経活動も刺激することが観察されました。
論文
「熱とマッサージが自律神経に与える影響」
詳細
参加者139名に対し、毎日40分間の熱とマッサージの施術を2週間継続した結果、コルチゾールレベルが平均で30%低下。心拍数は一時的に10%上昇しましたが、施術終了後に平常値に戻りました。また、ノルエピネフリン(交感神経の指標)も徐々に減少し、全体的なリラクゼーション効果が確認されました。一方で、マッサージ中の交感神経刺激による軽度の覚醒効果が報告され、心拍数の変化との関連が議論されています。

自律神経を整えるセルフケア

呼吸法
腹式呼吸を1日5分行うことで、副交感神経を刺激し、リラクゼーションを促します。
軽い運動
ストレッチやウォーキングなどの有酸素運動を日常に取り入れ、交感神経と副交感神経のバランスを整えます。
睡眠習慣の改善
就寝1時間前にスマートフォンやタブレットの使用を控え、自然な睡眠サイクルをサポートします。
食生活の見直し
ビタミンB群やマグネシウムを含む食品(例えば、ナッツや緑黄色野菜)を積極的に摂取することで、自律神経の働きをサポートします。

当院の特長と他院との違い

  • ・専門資格を持つ施術者: 国家資格を有する経験豊富な施術者が対応するため、安心して任せられることを強調します。
  • ・個別カスタマイズされたケア: 患者一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイドの施術プランをご提案します。
  • ・リラクゼーションと治療の両立: 心身ともにリラックスしながら、痛みの治療ができる環境を提供します。
  • ・マッサージの他療法との併用: 鍼灸や運動療法などとの併用により、さらなる効果を引き出す方法を紹介します。
  • ・再発防止のためのアフターケア: 施術後も不調の再発がないよう、セルフケアやライフスタイル改善のアドバイスを提供します。
  

専門家から一言

自律神経の乱れは、体と心に多大な影響を及ぼします。当院では、一人ひとりに合わせた施術を通じて、自律神経のバランスを整えるサポートをしています。緊張を和らげ、活力を取り戻す施術で、日常生活の質を向上させるお手伝いをいたします。ぜひ、健康的な心身のバランスを一緒に目指しましょう!

よくあるご質問

  • どのくらいの頻度で通うのが理想ですか?
    初めの1~2か月は週1回のペースで通うことをおすすめします。この期間に自律神経のバランスを整え、症状の改善を目指します。 その後は症状が安定してきた場合、2~3週間に1回のペースで維持ケアを行うことで、改善した状態を保つことができます。無理のないペースで計画をご提案しますのでご安心ください。
  • 自律神経の詳しい状態が分かりませんが、大丈夫ですか?
    もちろん大丈夫です。当院では、高精度自律神経診断機【TAS9 VIEW】を導入しており、院内で自律神経の状態を詳しく診断することが可能です。 専用の機器を使い、交感神経や副交感神経のバランス、ストレスレベルを客観的に測定します。このデータをもとに、最適な施術プランをご提案いたしますので、安心してご利用ください。詳しくはこちらをご確認ください。