急な痛みやケガは、最初の対応がとても重要です。
腫れ・炎症・痛みの悪化を防ぐため、まずはPRICES処置を行いましょう。
すぐに医療機関へ相談が必要なケース
目安は15〜20分行い、40〜60分ほど間隔を空けて再度行うことです。受傷後24〜72時間の対応が、その後の回復に大きく関わります。
まずは安全な場所へ移動します。
スポーツ中や作業中であれば、すぐに動作を中止し、患部を守りながら安全な場所へ移動しましょう。
痛みが出た動作をすぐに中止します。
無理に動かすと、炎症や内出血が広がる可能性があります。患部に負担がかからない姿勢で安静にしましょう。
患部を15〜20分冷やします。
氷のう・保冷剤・冷水などを使い、腫れや炎症を抑えます。30分以上の冷却は避けましょう。
包帯やテーピングで軽く圧迫します。
腫れや内出血の広がりを抑えます。強く締めすぎず、しびれや冷感がないか確認してください。
患部を心臓より高い位置に保ちます。
腕は三角巾やタオル、足はクッションなどを使って挙上し、腫れを抑えます。
患部が動かないように安定させます。
タオル・クッション・サポーター・三角巾などを使い、痛みが出にくい姿勢を保ちましょう。
脱臼や骨折が疑われる場合は、無理に動かさず、患部を保護・固定し、できるだけ早く医療機関を受診することが大切です。
脱臼が疑われる場合は、無理に戻そうとしないでください。
骨折・靭帯損傷・神経や血管の損傷を伴うことがあるため、自己判断で整復するのは危険です。
しびれ・感覚異常・指先の色が悪い・冷たい・強い変形がある場合は、神経や血管の損傷が疑われます。速やかに医療機関へ相談してください。
骨折が疑われる場合は、無理に動かさず固定することが最優先です。
無理に歩く・動かす・引っ張るなどの行為は、損傷を悪化させる可能性があります。
皮膚から骨が見えている、強い変形がある、しびれがある、指先や足先の色が悪い場合は、緊急性が高い状態です。すぐに救急対応が必要です。
レントゲンで異常が見つからなくても、痛みが続く場合は骨挫傷や微細な骨折が隠れていることがあります。その場合はMRIなどの詳しい検査が必要になることもあります。
私たちは日々の臨床の中で、ケガの後遺症や再発に悩む方と多く接しています。 詳しくお話を伺うと、受傷直後の初期対応や、その後のケアが十分でなかったケースも少なくありません。
急な痛みやケガは、早い段階で正しく対応することが大切です。 不安な症状がある場合は、無理をせずお気軽にご相談ください。