「すねの外側がパンパン…」放置するとどうなる?原因と対処法を徹底解説
「すねの外側がパンパンに張って痛い」「歩くと違和感がある」そんな症状、つい放置していませんか?実はそれ、放置するとスポーツ障害や神経トラブルにつながる恐れがあります。本記事では、すね外側の張りの原因・症状・対策・予防法までを専門的かつ分かりやすく解説。正しい知識で早期改善を目指しましょう。
そのすねの張り、放置していませんか?
ふくらはぎや太ももほど目立たない場所ですが、「すねの外側がパンパンに張っている」「歩くと違和感がある」と感じたことはありませんか?実は、すねの外側に張りを感じる人は多く、その原因は意外と複雑です。

この張りを放置すると、ただの筋肉疲労ではなく、深刻なスポーツ障害や神経トラブルへと進行するケースもあります。本記事では、すねの外側の張りに関して、原因・症状・対処法・予防法まで、専門的な内容を初心者にも分かりやすく解説していきます。
【症状チェック】すねの外側が張るとはどういう状態?
すねの外側が「張っている」と感じる場合、以下のような症状が見られることが多いです。
パンパンに張っている感覚
筋肉が緊張し、外から見ても盛り上がっているように感じる。
動かすと突っ張る、歩きにくい
足首の動きが制限され、歩くときに違和感や突っ張り感がある。
押すと痛い、または硬さを感じる
指で押すと痛みが出る、または筋肉が硬くこわばっている。
片足だけか、両足かで原因が異なる可能性も
片側だけならフォームの偏り、両足なら運動や靴の影響かもしれません。
このような症状がある場合は、軽視せずに早めの対処が重要です。
【図解】すねの外側の筋肉の名前と役割
すねの外側に張りを感じる場合、関係する筋肉は以下です。これらの筋肉が、運動不足・使いすぎ・姿勢の崩れなどにより硬くなったり、炎症を起こすことで張りや痛みが生じます。
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)
足首を上に持ち上げる動きに関与。
長腓骨筋(ちょうひこつきん)
足の外側を支え、足のバランスを保つ筋肉。

【原因】なぜすねの外側が張るのか?
主な原因は以下のとおりです。
オーバーユース(使いすぎ)
特にランニングやジャンプを多用するスポーツをしている方は注意が必要。
足のアライメント異常
扁平足や回内足の方は、すねの筋肉に過剰な負荷がかかります。
靴やインソールの不適合
クッション性やアーチサポートが不十分な靴は張りの原因に。
筋肉の柔軟性低下・筋膜の癒着
長時間の座位や運動不足で筋肉が硬くなりやすい。
神経的な原因(坐骨神経痛など)
神経の圧迫による関連痛として現れることも。
生活習慣や運動フォームの崩れ
姿勢の悪さや偏った動きが慢性的な張りを引き起こす。