《国際疼痛学会レポート》

国際疼痛学会は二年に一度世界各地にて行われます。

今回はブラジルでした、次回は横浜だそうです。

先日ブラジルにて行われた国際疼痛学会にて発表された論文について参考になる文献がりましたのでご紹介いたします。

筋肉に8パーセントの生理食塩水を注射して痛みの出方、推移を観察するという実験でした。

NA(塩)は、体内に一定の割合を超えると、痛みをおこす物質の一つです。

筋肉は一個一個が筋膜に包まれるので、筋内に注射したNAが本来そこの部分の筋肉のみが痛くなるのが通常です。

実験は一週間おきに同一部位に注射をしました。

痛みは行った筋肉のみでなく、そこの筋肉と同じ感覚神経が支配する部分まで大きく感じるようになりました。

ということは簡単に言いますと、痛みを感知し続けた結果《脳の誤作動》が確実に起きるということが実証されたのです。

ですから痛みに対するアプローチは「脳の誤作動」までを計算して対応したほうが解決が早くなります。

その際に例を挙げると、痛みが出てないほうの肩や手や足に、鍼やマッサージをしたりします。

実際に改善される方も多いです。

当センターでは医学的知識のある鍼灸師やマッサージ師が日々痛みをお持ちの方に対してアプローチしております。

なかなかひかない痛みはまずはお気軽にご相談ください。

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