疫学・背景

音が聞こえにくい、言葉が聞き取りにくい、あるいはまったく聞こえないといった症状を難聴という。聞こえの程度は人によって異なる。高音だけ、あるいは低音だけなど聞こえにくい音域がある人もいる。症状が片方の耳に難聴(一側性難聴)のある人も、両耳に難聴(両側性難聴)のある人もいる。
25dBの音が聞こえない場合を難聴と定義している。

原因

耳の構造は、「外耳」「中耳」「内耳」の3つに分けられ、外耳と中耳は音を伝える役割、内耳は音を感じて脳に伝える役割をしている。
これらのどこか、もしくは脳に障害が起こると、難聴が起こるが、障害が起きる部位によって以下の3つに分類されている。

・伝音性難聴
外耳道から中耳道までに問題がある場合。

・感音性難聴
内耳から聴神経に問題がある場合。

・混合性難聴
伝音性・感音性どちらの性質もある場合
難聴をきたす疾患として多いものは、
突発性難聴、老人性難聴、メニエール病、騒音性難聴などが挙げられる。

一般的治療法

突発性難聴の場合、ステロイドホルモンの漸減療法を血漿増量剤の点滴と組み合わせて行います。ビタミン溶液、ATP製剤溶液なども同時に加えます。大体7~10日間、毎日点滴を施行し、自覚症状と聴力検査で評価します。
また、感音性の難聴の場合には人工内耳や補聴器が必要となる場合がある。

難聴と関係するメディカルジャパンにしか出来ない脳血流量改善の介入

新型コロナウィルス流行によるワクチン接種や、マスク着用による身体の緊張が高まることによる不定愁訴(※1)が増えてます。

(※1)診察や検査を受けても、はっきりとした疾患が特定できず、様々な症状を訴える状態。

特にマスク着用時、口呼吸になることにより「胸鎖乳突筋」の筋緊張が常時高くなります。この筋肉が緊張してしまうと、疲労が溜まり、血行不良を起こします。血流循環に障害が起きると疲労物質が溜まり痛みや痺れを発生する原因となります。また副交感神経の働きが悪くなり、自律神経の失調にも影響があります。
胸鎖乳突筋の筋緊張が常時高くなると、下を走行する頚動脈の絞扼障害が発生します。

頚動脈の絞扼障害が発生すると、大脳や聴覚器に送られる血流のスムーズさがなくなります。

メディカルジャパンでは、エコー、超音波医療器、徒手、リハビリ体操などをプログラムし、その方の難聴の改善に取り組んでいます。

2Dエコー(超音波検査)を用いて検査

エコーを用いて出た数値は医療的な治療の指標となります。元となる数値と比較することでより的確な治療が可能です。

2Dエコー(超音波検査)を用いて検査をします。2Dエコーは筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の観察に優れています。 レントゲンやCTには映らない痛みの原因、つまり観察が不可能なトリガーポイント、筋線維、靭帯、腱などの軟部組織が原因の場合、この2Dエコー(超音波検査)が大変有効です。

胸鎖乳突筋のアプローチ手技治療

首には、筋肉と神経が複雑に入り組み、そこに、脳に栄養を送る太い血管が通っています。呼吸法や姿勢矯正を行うことで、可動範囲の拡大や柔軟性の向上を目指します。早期の改善をめざすため、一人一人に合わせたカウンセリング、カスタマイズ施術、オーダーメード施術をご提供します。

胸鎖乳突筋のアプローチ超音波治療

ピンポイントで超音波を非温熱効果もしくは温熱効果のどちらかで照射します。
超音波→深部熱による脊髄動脈及び動脈叢の血流増大。

さらに高周波治療器・超音波治療器組合せ理学療法機器(アストロン)を使用し、高周波で筋肉の緊張の緩和し、痛みの伝達を抑制する効果を期待できます。

リハビリ体操+呼吸法

リハビリ体操と呼吸法

バランスは筋肉や骨の問題だけでなく緊張したカラダは呼吸を浅くし、全身の代謝を下げてしまい、不定愁訴や難病の原因ともなるといわれてます。ご自宅で簡単にできる体操をしっかりと指導します。

befor→after

リハビリ体操+呼吸法

before
after

参考文献