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体温が1℃下がると病気リスクが急増?基礎代謝を上げて健康になる方法とは

1. イントロダクション

「最近なんだか疲れやすい」「手足が冷える」「風邪をひきやすくなった」――そんな不調の原因、実は“体温の低下”かもしれません。

体温は、健康状態を映し出す重要なバロメーターです。特に、平熱が36.0℃未満のいわゆる“低体温”の人は、免疫力の低下や代謝の低下、慢性的な不調のリスクが高まると言われています。

また、私たちが1日に消費するエネルギーの大部分を占める「基礎代謝」は、体温と密接に関わっています。体温が上がれば代謝も活性化し、太りにくく疲れにくい体へと近づけるのです。

この記事では、

  • 体温と病気の関係性

  • 体温と基礎代謝の関係

  • 体温を上げて健康になるための生活習慣と食事の工夫

について、わかりやすく解説していきます。
「なんとなく不調」の原因を見つけ、毎日を元気に過ごすヒントを見つけましょう!


2. 体温と病気の関連性

体温がわずかに下がるだけでも、私たちの体はさまざまな影響を受けます。特に、**低体温(平熱が36.0℃以下)**の人は以下のようなトラブルが起こりやすいとされています。

2.1 免疫力の低下

体温が1℃下がると、免疫力は約30%も低下するといわれています。これは、体温が下がることで白血球の働きが鈍くなり、細菌やウイルスと闘う力が弱くなるためです。

その結果、風邪をひきやすくなったり、インフルエンザなどの感染症にかかりやすくなったりするのです。

2.2 関連する疾患や不調

低体温は、以下のような慢性的な不調や病気とも関係があるとされています。

  • 冷え性

  • 便秘

  • 肩こり・頭痛

  • 月経不順や不妊

  • 自律神経失調症

特に女性に多く見られやすい傾向があり、「なんとなく体調が悪い」という状態が続いている人は、一度体温に注目してみる価値があります。


3. 基礎代謝とは何か

「基礎代謝」とは、私たちが何もしていなくても、生きているだけで消費するエネルギーのことです。呼吸、体温調整、内臓の働きなど、生命を維持するために必要な活動に使われています。

成人の1日の消費エネルギーのうち、約60〜70%が基礎代謝によるものとされており、これが高い人ほど「太りにくく、疲れにくい体質」になります。

3.1 体温と基礎代謝の関係

実は、体温が1℃上がると、基礎代謝は約12〜13%上昇すると言われています。
つまり、同じ生活をしていても、体温が高い人の方がエネルギーを多く消費しやすく、脂肪が燃えやすい体なのです。

体温が低いと、逆にエネルギーの消費が鈍くなり、太りやすく、疲れが取れにくい体になる可能性が高まります。

4. 体温を上げる生活習慣

体温を自然に高めるためには、日常の習慣を少しずつ見直すことが大切です。特別なことをしなくても、“体を温める生活”を意識するだけで、体温はじわじわと上昇していきます。

4.1 適度な運動

運動は筋肉を刺激し、体温を上げる最も効果的な方法のひとつです。
特におすすめなのは、以下のような軽めの運動です:

  • ウォーキング(1日20〜30分)

  • スクワット(太ももやお尻など大きな筋肉を使う)

  • ラジオ体操やストレッチ(朝や入浴前に)

筋肉は体の“発熱器官”ともいわれており、筋肉量が多いほど基礎代謝も体温も上がりやすくなります。


4.2 入浴の習慣

シャワーで済ませず、湯船に浸かることがポイントです。
38〜40℃のぬるめのお湯に10〜15分ゆっくり入浴することで、体の深部まで温まり、自律神経も整います。

血流が良くなることで冷えが改善し、眠りも深くなるというメリットもあります。


4.3 温かい飲み物を摂る

内臓を直接温めるためには、**温かい飲み物(例:白湯、生姜湯)**を取り入れるのがおすすめです。

朝起きてすぐや、冷えを感じたときに少しずつ飲むことで、体の内側からポカポカしてきます。
逆に冷たい飲み物は体を冷やすため、特に朝や就寝前は控えましょう。


4.4 服装で「冷えない」工夫を

気温が高くても、冷房や風通しの良い服装によって体が冷えてしまうことがあります。

  • 首、手首、足首を冷やさない

  • インナーは吸湿発熱素材を使う

  • 靴下や腹巻を活用する

など、「冷やさない工夫」も体温を保つ大きなポイントです。


5. 体温を上げる食事の工夫

食事でも体温を高める工夫ができます。**「温める食材を選ぶ」「冷やす食材を避ける」**だけでも大きな違いが出ます。

5.1 体を温める食材

以下のような食材には、血行促進・代謝促進・体温上昇の効果があります:

  • 生姜、にんにく、ネギ、玉ねぎ(発汗を促す)

  • 味噌、納豆、キムチ(発酵食品で腸内環境も改善)

  • 根菜類(ごぼう、にんじん、レンコン)

これらは料理に取り入れやすく、毎日続けやすいのも魅力です。


5.2 冷たいものを控える

夏場などはつい冷たい飲み物やアイスを摂りがちですが、体の中心部を冷やしてしまうため注意が必要です。
特に、

  • 冷え性

  • 便秘

  • 生理不順

などの症状がある方は、冷たいものを控えて常温や温かい食事に切り替えるだけでも、体調が改善しやすくなります。


6. まとめ

低体温は、「なんとなく不調」の原因になっていることが多く、免疫力の低下や代謝の低下にもつながります。

この記事でお伝えしたポイントをまとめると:

  • 体温が下がると免疫力が落ち、病気にかかりやすくなる

  • 基礎代謝と体温は密接に関係しており、1℃上がると代謝も12%以上アップ

  • 運動、入浴、食事、服装などの日常習慣を整えることで、体温は上がる

まずは体温を意識する生活習慣を始めて、健康的で代謝の良い体づくりを始めてみましょう。

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