スタッフブログ – 立川No.1実績|選ばれる整体・鍼灸院|メディカルジャパン立川 - Page 11
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  • 脊柱管狭窄症と鍼治療

    脊柱管狭窄症とは

    脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)は、背骨の中を通る神経の通り道(脊柱管)が狭くなることで、
    神経や血流が圧迫されて起こる病気です。

    主な症状には、

    腰や脚の痛み・しびれ

    間欠性跛行(かんけつせいはこう):歩くと症状が出て、休むと楽になる
    といった特徴的なものがあります。

    高齢化や長時間の姿勢不良、加齢による変性が主な原因とされ、
    日常生活や歩行の制限につながることも少なくありません。

    鍼治療の位置づけ

    鍼灸治療では、痛みの緩和・血流改善・筋緊張の緩和を目的に施術を行います。

    脊柱管自体を「物理的に広げる」ことはできませんが、
    周囲の筋肉の硬さをゆるめ、神経や血管への圧迫を減らすことで、
    症状の軽減や生活の質(QOL)の向上に役立つことがあります。

    また、リハビリ・薬物療法・神経ブロック・手術などの
    西洋医学的治療との併用も可能です。
    慢性症状の補助療法として、鍼灸を取り入れるケースも増えています。

    鍼治療による主な効果

    鍼治療を継続的に行うことで、以下のような効果が期待できます。

    腰や下肢の痛み・しびれの軽減

    歩行距離の延長・間欠性跛行の改善

    腰部や殿部(お尻)の筋緊張緩和

    睡眠や活動量の改善による生活の質向上

    痛みが軽減することで外出や運動の意欲が高まり、
    体全体の血流や代謝も改善されやすくなります。

    注意点

    脊柱管狭窄症は、進行すると排尿障害や強い麻痺を引き起こす場合があります。
    このような症状が見られる際は、早急に医師の診断を受けることが大切です。

    鍼灸はあくまで補助的・保存的な療法であり、
    医師の治療方針と併用することでより安全かつ効果的な改善が期待できます。

    鍼灸を取り入れた新しい選択肢

    「手術や薬だけに頼らず、少しでも症状を和らげたい」
    そんな方にとって、鍼治療は身体への負担が少ない自然療法のひとつです。

    医師による正確な診断と、国家資格を持つ鍼灸師によるケアを組み合わせることで、
    日常生活の快適さを取り戻すサポートが可能です。

    脊柱管狭窄症の痛みやしびれに悩む方へ――
    鍼治療は、あなたの生活を少しずつ前向きに変えるための一歩となるかもしれません。

  • 正しい知識で安心を。 〜鍼灸治療について知っておきたいこと〜

    鍼灸とは

    鍼(はり)や灸(きゅう)を用いて体のツボ(経穴)を刺激し、本来備わっている自然治癒力を高める伝統的な医療法です。
    その歴史は数千年に及び、現在では世界保健機関(WHO)も鍼灸の効果を公式に認めています。

    肩こり・腰痛などの整形外科的な症状だけでなく、
    自律神経の乱れや内臓機能の不調、さらには美容分野(美容鍼)にも広く応用されています。

    鍼灸の主な効果

    鍼灸治療は、単なる「リラクゼーション」ではなく、体の内側からバランスを整える医療的なアプローチです。
    代表的な効果として、次のようなものが挙げられます。

    痛みの緩和:肩こり・腰痛・頭痛・関節痛などの慢性的な痛みの軽減

    血流改善:冷え性・むくみ・疲労回復へのサポート

    自律神経の調整:不眠・胃腸の不調・ストレスによる不定愁訴の改善

    免疫力向上:体調を整え、病気にかかりにくい身体づくり

    美容効果:美容鍼によるリフトアップや肌質の改善

    このように、鍼灸は「全身のバランスを整える総合的な医療」として、多くの分野で注目されています。

    安全性について

    当院では、すべての施術において安全性と衛生管理を最優先にしています。

    使用する鍼は、すべて滅菌済みの使い捨てを使用

    国家資格を持つ鍼灸師が、体質・症状に合わせたオーダーメイド施術を実施

    医学的知識に基づき、必要に応じて医療機関との連携も行います

    患者さまが安心して施術を受けられる環境を整えています。

  • 正しい知識と技術で守る、あなたの身体

    整体・マッサージを受ける前に知っておきたいこと

    整体・マッサージには「正しい知識と技術」が必要です

    最近では、街中やネット上で多くのリラクゼーション・マッサージ店を見かけます。
    しかし、その中には国家資格を持たない無資格者による施術も多く存在しています。

    一見、気持ちよくリラックスできるように感じても、人体の構造や病気に関する正しい知識がないまま行う施術は、ケガや症状の悪化につながるリスクがあります。

    特に、骨格・筋肉・神経に直接アプローチする整体やマッサージは、専門的な医学的理解と繊細な技術が欠かせません。

    国家資格を持つ施術者の役割

    「あん摩マッサージ指圧師」「鍼灸師」「柔道整復師」などは、厚生労働省が定める国家試験に合格し、人体の構造や病態、施術技術を体系的に学んだ有資格者です。

    そのため、以下のような点で安全かつ効果的な施術が行えます。

    症状や体質に合わせた適切な刺激量の調整

    怪我や疾患のリスクを考慮した施術計画

    医療機関との連携による総合的なケア提案

    国家資格者による施術は、単なる「癒し」ではなく、
    身体の回復と健康維持を支える医療的アプローチなのです。

    無資格マッサージによるリスク

    資格を持たない施術者によるマッサージでは、以下のようなトラブルが報告されています。

    強すぎる刺激による 打撲・神経損傷

    骨折や関節障害の悪化

    血流障害による体調不良

    医学的判断のないまま施術を行い、 病気の見落とし に至るケース

    「気持ちいいから大丈夫」と思っていても、
    実際には身体に負担をかけている場合も少なくありません。
    とくに慢性的な痛みや体調不良がある場合は、必ず有資格者の施術を受けましょう。

    安全な施術を選ぶためのチェックポイント

    整体・マッサージを受ける際は、以下の点を確認してみてください。

    国家資格の有無

     

    院内掲示やホームページに資格情報が明記されているか確認しましょう。

    衛生管理

      

    ベッドやタオル、施術機器が清潔に保たれているかをチェック。

    説明の丁寧さ

      

    施術内容・期待できる効果・リスクについて、わかりやすく説明してくれるかどうか。

    ■ 安心・安全な施術で、健やかな毎日を

    整体やマッサージは、正しく行えば身体を整え、心身のバランスを回復させる素晴らしい方法です。
    しかし、そのためには「誰に施術を受けるか」がとても重要です。

    国家資格を持つ専門家のもとで、安心して施術を受けることで、
    より確かな効果と安全性を実感していただけます。

  • 鍼治療で整える「頭痛ケア」

    1.頭痛の原因

    頭痛には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」など、いくつかのタイプがあります。
    なかでも現代社会で多いのが、デスクワークやスマートフォンの使用によって首や肩の筋肉が緊張し、自律神経や血流のバランスが乱れるタイプです。
    このような状態が続くと、筋肉が硬直して神経や血管を圧迫し、「締めつけられるような痛み」や「ズキズキとした痛み」が起こりやすくなります。

    2.鍼治療のメカニズム

    鍼治療では、髪の毛ほどの細い鍼を頭部・首・肩などのツボに刺入し、身体の自然治癒力を高めます。主な作用は次の通りです。

    筋緊張の緩和

    凝り固まった首や肩の筋肉をゆるめ、神経への圧迫を軽減します。

    血流改善

    鍼刺激により血行を促進し、酸素や栄養の供給を高めるとともに、老廃物の排出を助けます。

    自律神経の調整

    鍼刺激は交感神経・副交感神経のバランスを整え、ストレスや疲労による頭痛を和らげます。

    鎮痛作用(内因性オピオイド分泌促進)

    鍼刺激によって脳内で「痛みを抑える物質(エンドルフィンなど)」が分泌され、自然な鎮痛効果が得られます。

    3.治療例のご紹介

    写真の症例では、

    後頭部〜頸部に鍼を配置し、首・肩の緊張をやわらげることで「緊張型頭痛」を改善

    頭頂部や側頭部への鍼で、片頭痛や眼精疲労に伴う頭痛にも効果を発揮

    施術中はうつ伏せでリラックスした姿勢をとり、副交感神経が優位になりやすい状態です。
    そのため、施術後には「頭が軽くなった」「視界が明るくなった」といったスッキリ感を感じる方が多くいらっしゃいます。

    4. 効果・適応症状

    鍼治療は、以下のような頭痛症状に効果が期待できます。

    デスクワークやスマホ使用による慢性的な緊張型頭痛

    ストレスや自律神経の乱れに伴う片頭痛

    睡眠不足・眼精疲労による頭の重だるさ

    肩こりや首こりに関連する頭痛

    薬に頼らず、即効性と持続性を併せ持つ自然療法として注目されています。
    繰り返す頭痛にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

  • 鍼灸 × 頭皮鍼で白髪も頭痛もケアする新しいアプローチ

    「最近、白髪が増えた」「頭が重くてスッキリしない」
    そんなお悩みを抱える方に、いま注目されているのが『頭皮鍼(とうひしん)』です。

    頭皮鍼とは、髪の毛の生え際や頭のツボに極めて細い鍼を打つ鍼灸療法の一つ。
    頭皮の血流や神経を刺激し、体全体の自律神経・ホルモンバランスを整えることを目的としています。

    もともとは頭痛や眼精疲労、自律神経の乱れの改善に使われてきた施術ですが、
    近年では「白髪」「抜け毛」「髪のハリ不足」といった美容面への効果にも注目が集まっています。

    頭皮は、脳・神経・血管が集中する場所。
    ここを整えることで、体の内側から“健康”と“美”の両方にアプローチできるのが、頭皮鍼の大きな魅力です。

    1. 白髪・頭痛それぞれの原因メカニズム

    🔹白髪の主な原因

    白髪は単なる「老化現象」ではなく、毛根のメラノサイト(色素細胞)の働きが低下することで起こります。
    この細胞が元気に働くためには、頭皮の血流と栄養が欠かせません。

    しかし、

    ・ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れ

    ・首肩こりによる頭皮の血行不良

    ・栄養バランスの乱れ(鉄・亜鉛・ビタミン不足)

    ・遺伝的要素

    などが重なると、メラノサイトに十分な酸素と栄養が届かず、髪が白くなっていくのです。

    特に現代人は、スマホやPCの長時間使用で首肩がこりやすく、
    頭皮の血流も滞りやすいため、血流の悪化が白髪を進行させる大きな原因になっています。

    🔹頭痛の主な原因

    頭痛には大きく分けて「緊張型頭痛」と「片頭痛」があります。

    緊張型頭痛:首・肩・頭の筋肉のこりによって血流が悪化し、頭皮が締めつけられるように痛むタイプ。

    片頭痛:自律神経やホルモンの乱れにより血管が拡張し、ズキズキとした痛みが出るタイプ。

    どちらも共通しているのは「頭皮の血流と神経のアンバランス」。
    つまり、頭皮環境を整えることが、白髪にも頭痛にも有効なアプローチになるのです。

    2. 鍼灸(特に頭皮鍼)が働く可能性のメカニズム

    頭皮鍼は、ただ表面を刺激するだけの施術ではありません。
    体の内部で起きている血流・神経・ホルモンの働きを整える効果が期待されています。

    ① 頭皮の血流を促進し、毛根に栄養を届ける

    頭皮に微細な刺激を与えることで、毛細血管が拡張し、血液の流れが活発になります。
    それにより、毛根(毛乳頭)に酸素と栄養が行き届き、白髪予防・改善をサポートします。

    また、血流が良くなることで、頭の重だるさや冷え感も軽減され、頭痛の原因にもアプローチできます。

    ② 自律神経を整え、ストレスを軽減する

    鍼灸には、副交感神経を活性化させてリラックス状態をつくる作用があります。
    ストレスで交感神経が優位になると血管が収縮しますが、
    鍼灸によりその緊張を和らげることで、頭皮や脳の循環が改善します。

    その結果、ストレス性の白髪・緊張型頭痛が緩和されやすくなります。

    ③ 筋肉の緊張をやわらげ、神経の圧迫を解放する

    頭皮・側頭部・後頭部には多くの筋肉があり、これらが硬くなると血管や神経を圧迫します。
    鍼で「天柱」「風池」「百会」などのツボを刺激することで、
    筋肉の緊張がほぐれ、頭の軽さ・スッキリ感を感じやすくなります。

    3. 鍼灸による頭皮鍼の臨床例・研究報告

    実際の臨床現場でも、頭皮鍼は白髪・頭痛に対してポジティブな変化をもたらすことが報告されています。

    🌿 白髪へのアプローチ

    鍼灸院や美容鍼研究では、

    ・「白髪部分の増加が止まった」

    ・「根元から黒髪が生えてきた」

    ・「髪のハリ・ツヤが戻った」
    などの改善例が多数報告されています。

    これは、頭皮下の血行改善とストレスホルモンの抑制が関係していると考えられています。

    💆‍♀️ 頭痛へのアプローチ

    頭皮鍼は、頭痛外来でも注目されるほど有効性が示されています。
    とくに「天柱」「風池」「百会」など後頭部のツボを用いると、
    頭痛の原因となる首肩の緊張を緩め、頭全体の圧迫感が解消されるケースが多くあります。

    また、定期的に施術を受けることで、
    血流のリズムと自律神経の安定が維持され、頭痛の再発予防にもつながります。

    4. 自宅でできる補助ケア・生活改善法

    鍼灸とあわせて、日常生活でも「血流」と「ストレスケア」を意識することが大切です。

    ① 頭皮マッサージ

    シャンプー時に指の腹で優しく円を描くようにマッサージを行うと、血流が改善します。
    強く押さず、1日2~3分を目安に行いましょう。

    ② 首・肩を温める

    首周りの血流が悪くなると、頭皮も冷えます。
    蒸しタオルを首に当てるだけでも、頭皮への血流がスムーズになります。

    ③ 睡眠と食事の質を整える

    白髪も頭痛も、自律神経の乱れが大きく影響します。
    寝不足・過労・栄養不足を避け、バランスの取れた生活を意識しましょう。

    ④ 深呼吸・リラックス習慣

    浅い呼吸は酸素不足を招き、血行を悪化させます。
    一日数回の深呼吸や軽いストレッチを取り入れるだけでも、
    自律神経が整い、頭皮や神経の緊張がやわらぎます。

    ★頭皮鍼に関する詳細はこちら