1. イントロダクション｜何故“ぐるぐる”感じるの？耳石がカギ！

「起き上がった瞬間、視界がグルグル回る…」
「寝返りをうつと一瞬めまいがして気持ち悪くなる…」

そんな経験がある方は、“耳石（じせき）”のズレが原因かもしれません。

耳石とは、耳の奥にある身体のバランスを感知する小さな結晶です。
この耳石が本来の場所からズレてしまうと、脳が間違った情報を受け取り、回転性のめまいが起こります。

この記事では、

• 耳石とは何か？

• どうしてめまいが起きるのか？

• 自宅でできる改善体操

• 再発防止の生活習慣

など、めまいと耳石の関係をやさしく解説していきます。

2. 耳石って何？｜耳の中の小さな平衡センサー

耳石とは、**内耳（ないじ）**という耳の奥にある、平衡感覚（バランス）を司る器官の一部です。
炭酸カルシウムでできた小さな結晶で、耳石器（じせきき）という部位にあります。

耳石は、私たちが頭を動かしたときに動き、どの方向に傾いているか・どれくらい加速しているかを感知します。
これによって、体のバランスを保っているのです。

3. なぜ耳石がズレるのか？

耳石は本来「耳石器」にあるべきですが、あるきっかけで剥がれて三半規管（さんはんきかん）に入り込むことがあります。

その原因として考えられているのは：

• 加齢や代謝の低下：耳石を支える組織が弱くなり、剥がれやすくなる

• 寝たきりや長時間同じ姿勢：動きが少ないと耳石が固まりやすい

• 打撲や頭部への衝撃：転倒・交通事故などで耳石が外れることも

これらにより、耳石が誤った場所に移動することで、誤作動が起こりやすくなります。

4. 耳石が引き起こす「回転性めまい」とは？

ズレた耳石が三半規管内に入り込むと、頭を動かすたびにリンパ液が異常に動いてしまいます。

本来は動かない場所で耳石が動いてしまうことで、脳が「今、体が回っている」と**誤解した信号を受け取り、視界がグルグルするような“回転性めまい”**が起こります。

特徴としては：

• 起き上がりや寝返りなど頭の位置を変えた瞬間に起こる

• 10〜60秒程度で自然におさまる

• 吐き気・冷や汗・ふらつきなどを伴うことも

このタイプのめまいは、**良性発作性頭位めまい症（BPPV）**と呼ばれています。

5. よく使われる検査と診断方法

耳鼻科やめまい専門クリニックでは、以下の方法でBPPVの診断が行われます。

• 問診：「いつ、どんな時にめまいが出るか？」を詳細に確認

• 眼振（がんしん）検査：めまい中の目の動きを観察し、三半規管の異常をチェック

• 頭位変換検査：患者さんに寝返りや頭の動きをしてもらい、症状の誘発を確認

• 必要に応じて、聴力検査・CT・MRIも実施し、ほかの病気との鑑別も行います

6. 自宅でできる治療「めまい体操」

BPPVの多くは、正しい体操を行うことで自然に改善すると言われています。

🔹 エプリー法（Epley法）

ズレた耳石を元の位置に戻すことを目的とした体操です。
医師の指導のもと自宅でも実施可能です。

基本的な流れ：

1. ベッドに座った状態から、頭を横に倒して素早く仰向けに

2. 頭の位置をゆっくり変えながら、耳石を動かす

3. 最後に起き上がって終了

▶ 効果：90%以上の人が1週間以内に改善を実感

7. 再発を防ぐ習慣｜耳石予防のコツ

BPPVは再発しやすいめまいですが、次のような生活習慣の工夫で予防が可能です。

• 寝返りをこまめに打つ（同じ姿勢で寝ない）

• 枕の高さを調整し、頭の傾きが極端にならないように

• 軽いウォーキングや体操で耳石の自然な代謝を促す

• 首まわりを冷やしすぎない・急激に動かさない

8. どんな人が発症しやすい？

BPPVは特に以下の人に起こりやすいです：

• 中高年（特に50代以上）

• 女性（ホルモン変化による影響）

• 長時間デスクワークや寝たきりの方

• 過去に頭部外傷のある方

生活習慣や加齢により耳石のバランスが崩れやすいことが影響しています。

9. これってBPPV？セルフチェックリスト

以下の項目に当てはまる方は、耳石によるめまい（BPPV）の可能性があります。

• ✅ 起き上がるときや寝返りのたびにめまいが起こる

• ✅ めまいは1分以内で治まる

• ✅ 吐き気やふらつきがあるが、耳鳴りや難聴はない

• ✅ 症状は再発することが多い

一つでも当てはまる場合は、耳鼻科の受診をおすすめします。

10. こんなときは耳鼻科へ！

めまいがあるからといって全てがBPPVとは限りません。
以下のような場合は早めに耳鼻科を受診しましょう。

• めまいが長期間（1週間以上）続いている

• めまいに難聴・耳鳴り・顔のしびれを伴う

• 体操や休息をしても全く改善しない

• 歩行困難や意識障害がある（脳の疾患の可能性あり）

11. まとめ＆行動のすすめ

• めまいと耳石の関係性は非常に深く、特に「回転性めまい」は耳石のズレが原因

• エプリー法などの体操で改善可能

• 再発を防ぐには日常の姿勢・運動・睡眠習慣の見直しが重要

• 症状が重い・長引く場合は、専門医に相談しましょう

最近、患者さんから
「咳もしていないのに、声がかすれるんです…」
「喉は痛くないのに、声が枯れて出しにくい」
といったご相談が増えています。

風邪や喉の炎症のような自覚症状がないのに、声がかすれる・枯れるという場合、
実は別の体の不調や生活習慣が関係しているケースが多くあります。

🔍 声がかすれる主な原因（咳や痛みがない場合）

① 自律神経の乱れ

ストレスや睡眠不足、疲労がたまると、
自律神経が乱れて声帯の動きが悪くなることがあります。
声がかすれるだけでなく、息が浅くなったり、のどの緊張感を感じる方も。

② 姿勢の悪さ・猫背

パソコンやスマホを見る姿勢が続くと、首や胸の筋肉が硬くなり、
発声時に必要な呼吸が浅くなったり、声が出にくくなります。

③ 声帯周囲の筋緊張

声を出すには、喉・首・肩・背中まわりの筋肉が連動しています。
これらが緊張した状態では、スムーズに声が出にくくなることも。

④ 加齢・声帯の変化

年齢とともに、声帯がやせ細ったり、乾燥しやすくなり、
声がかすれるケースもよくあります（特に女性）。

🧭 整骨院でできるケアと施術

当院では、声のかすれに対し、身体全体のバランスからアプローチしています。

✅ 鍼灸施術（自律神経調整・喉周囲のツボ刺激）

• 「失声点」や「天突（てんとつ）」など喉の緊張に関係するツボを活用

• ストレスや緊張による声帯の硬直をゆるめます

✅ 整体・骨格調整（姿勢改善・呼吸の通りを良くする）

• 猫背・巻き肩の改善により、呼吸がしやすくなり、声が出やすい状態に

• 肩・胸・首の可動域を整えることで、発声の土台からサポート

✅ 筋膜リリース・マッサージ

• 喉や首の周辺筋をゆるめ、緊張による声の出しづらさを軽減

💡 ご自宅でできる簡単セルフケア

• 蒸しタオルで首元を温める（1回5分）

• 腹式呼吸の練習（お腹に手を当てて、ゆっくり息を吐く）

• 水分をこまめに取る（1日1.5〜2L）

• 背筋を伸ばして話す・歌う習慣

※「無理に声を出さない」「休ませること」も大切です。

📝 最後に：声のかすれは“全身のサイン”かもしれません

喉だけでなく、体の姿勢や疲れ、自律神経の乱れなど、
声のかすれは身体からのメッセージであることが少なくありません。

「なんとなく声が出しづらい」「話すとすぐ枯れる」など、
ちょっとした違和感でも、どうぞお気軽にご相談ください。

身体の内側から整えるケアで、声のトラブルを根本からサポートします😊

巻き爪は、爪の端が皮膚に食い込むことで痛みを引き起こし、放置すると感染症を引き起こす可能性があります。特に、都市部では、仕事や日常生活に支障をきたすことが多く、早期の対処が重要です。巻き爪が進行すると、歩行に困難を伴うこともあり、生活の質に大きな影響を与えます。ここでは、巻き爪の原因とその改善方法、さらに最新技術である「ペディグラステクノロジー」について詳しく解説していきます。

1. 巻き爪の主な原因

巻き爪は、さまざまな原因によって引き起こされます。主な原因には以下のものがあります。

不適切な爪の切り方：爪を深く切りすぎたり、角を丸く切りすぎると、爪の端が皮膚に食い込んでしまいます。

狭い靴やきつい靴の着用：足に合わない靴を長時間履いていると、爪が圧迫されて巻き爪を引き起こします。

遺伝的要因：巻き爪は遺伝的な要素が強いとされており、家族に巻き爪の人が多い場合、自身も巻き爪になるリスクが高くなります。

足の構造的な問題：足の指の形やアーチの高さに問題があると、巻き爪が起こりやすくなります。

2. 巻き爪の症状

巻き爪の主な症状は、爪の端が皮膚に食い込むことによる痛みや腫れです。進行すると、以下の症状も現れることがあります。

赤く腫れる：爪の周囲が赤く腫れることで、感染の兆しが現れることがあります。

膿が出る：爪の端に膿がたまり、強い痛みを伴うこともあります。

歩行時の痛み：足を使う動作で痛みが強くなるため、日常生活に支障をきたします。

3. 巻き爪の悩みとペディグラステクノロジーの登場

巻き爪は、従来の治療法では痛みを完全に取り除くことが難しく、再発することが多いという悩みがあります。しかし、最近ではペディグラステクノロジーという新しい治療法が登場し、多くの人々がその効果を実感しています。ペディグラステクノロジーは、従来のワイヤー法や爪矯正具を使用せず、爪の形状を自然に改善する画期的な方法です。この新しい技術が、巻き爪治療における新しい希望となっています。

4. ペディグラステクノロジーとは？その基本と特徴

ペディグラステクノロジーは、特殊なテクノロジーを用いて爪の形を矯正し、巻き爪を改善する方法です。この治療法は、ワイヤーや手術を使用せず、痛みを感じることなく効果的に爪を矯正します。具体的には、ペディグラステクノロジーは以下の特徴があります。

非侵襲的：爪を切ったり、ワイヤーを取り付けることなく、自然に爪を矯正します。

痛みが少ない：治療中や治療後の痛みがほとんどなく、日常生活に支障をきたすことがありません。

再発率が低い：治療後のケアを適切に行うことで、再発のリスクを最小限に抑えることができます。

5. ペディグラステクノロジーの仕組みと治療メカニズム

ペディグラステクノロジーでは、専用の装置を使って爪を徐々に矯正していきます。これにより、爪の圧迫を解消し、健康的な形に導きます。治療のメカニズムとしては、爪にかかる圧力を均等に分散させ、自然な成長を促すことが核心です。また、ペディグラステクノロジーは、爪が皮膚に食い込むことを防ぎ、痛みを根本的に改善します。

6. まとめ

巻き爪の治療において、ペディグラステクノロジーは非常に有望な選択肢となっています。痛みを感じることなく爪を健康に戻すことができます。早期の適切な治療で、巻き爪の悩みを解消しましょう。

夏になると、冷房が欠かせない存在となりますが、冷房が原因で肩こりを感じることはありませんか？冷房による肩こりは、多くの人が悩まされている問題で、特に仕事や家事をこなしている中で長時間冷房の効いた部屋にいると、肩や首、背中に痛みを感じることがあります。この肩こりは、筋肉の緊張や血行不良が原因となっているため、放置するとさらに悪化し、生活の質を低下させることに繋がります。

本記事では、「夏の冷房による肩こりを解消するための方法」を詳しく解説します。肩こりを解消するための簡単な方法から、生活習慣の見直し、専門的な治療法までを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1. 冷房による肩こりの原因と症状

冷房が引き起こす肩こりには、主に以下の原因があります。

◆筋肉の緊張
冷房の効いた部屋で長時間過ごすと、体温が低下し、体が冷えます。特に肩周りの筋肉が冷えると、筋肉が収縮して血流が悪くなり、肩こりを引き起こします。さらに、冷気が直接当たると筋肉が緊張しやすくなるため、肩や首に痛みを感じやすくなります。

◆長時間の同一姿勢
冷房の中でデスクワークをしていると、同じ姿勢を長時間保つことが多くなります。この姿勢を長時間続けることで、肩や首に負担がかかり、筋肉が固まり、肩こりを引き起こします。

◆血行不良
冷房により体が冷えると、血管が収縮し血行が悪くなります。血行が悪くなると、肩周りの筋肉に十分な酸素や栄養が届かず、疲労物質が蓄積しやすくなります。このことが肩こりを引き起こし、さらに悪化させる原因となります。

2. 自宅でできる肩こり解消法

冷房による肩こりを解消するためには、自宅でできるケアが重要です。以下の方法を試してみましょう。

◆ストレッチ
肩や首の筋肉を伸ばすことで、筋肉の緊張を和らげ、血行を改善できます。特に首や肩をゆっくりと前後に回す運動や、肩を上下に動かす運動が効果的です。

◆温熱療法
冷房で冷えた体には温かいタオルやホットパッドを使用して、肩や首を温めることが効果的です。温熱療法は血行を促進し、肩こりの解消に役立ちます。

◆マッサージ
自分でできるマッサージや、肩こり専用のマッサージ器を使うことで、肩の筋肉をほぐし、血行を改善できます。また、リラックス効果も得られますので、気分的にも楽になります。

3.生活習慣の見直しと予防策

肩こりを予防するためには、生活習慣の見直しが不可欠です。特に以下の点を意識することが重要です。

◆冷房の温度と湿度調整
冷房の設定温度が低すぎると、体が冷えやすく、肩こりが悪化します。温度は25～28度程度に設定し、湿度も調整することで、快適な環境を作り出します。

◆適度な運動
デスクワークや長時間同じ姿勢を続けることは、肩こりの原因となります。定期的に立ち上がって歩く、肩を回すなどの軽い運動を取り入れましょう。また、肩や背中を伸ばすストレッチも積極的に行いましょう。

◆水分補給と栄養バランス
冷房によって体が乾燥しやすくなるため、こまめに水分補給を行うことが大切です。また、肩こりを予防するために、カルシウムやマグネシウムが豊富な食事を心がけると良いでしょう。

4. 市販のグッズやアイテムの活用

肩こりを解消するための市販グッズやアイテムも多数あります。以下のものを試してみると、より効果的です。

◆肩こり用の温熱パッド
肩に貼るタイプの温熱パッドは、冷房による肩こりを解消するために非常に便利です。体温を保ちながら、温かさで肩や首をほぐします。

◆マッサージガン
手軽に自宅でマッサージを受けられるマッサージガンは、肩の筋肉を深部までほぐすことができます。肩こり解消に非常に有効です。

◆首・肩用のサポーター
肩や首を支えてくれるサポーターを使うことで、冷房の効いた部屋でも肩こりの予防になります。特に仕事中のデスクワークには効果的です。

5. 専門的な治療とケアの選択肢

肩こりがひどくなる前に、専門的な治療を受けることも重要です。立川には、肩こりに特化した治療ができる整骨院や鍼灸院があります。以下の治療法を試してみると効果的です。

◆鍼灸治療
鍼灸治療は、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進する効果があります。冷房による肩こりの解消に非常に効果的です。

◆整体
整体では、骨格や筋肉の調整を行い、肩こりの根本的な原因を解消します。特に姿勢が原因で肩こりがひどくなっている場合は、整体による矯正が効果的です。

6. まとめ・対策

冷房による肩こりは、多くの人が夏に悩む問題ですが、適切な対策を講じることで予防・解消が可能です。自宅でできるストレッチやマッサージ、温熱療法を試すことに加えて、生活習慣を見直し、冷房温度や湿度を調整することが重要です。さらに、専門的な治療院を活用することで、肩こりの根本的な解消が期待できます。

肩こりを放置せず、早期に対処することで、快適な夏を過ごしましょう！

今日は、最近ご相談の多い「足底筋膜炎（そくていきんまくえん）」について、
整骨院ならではの視点で、わかりやすく解説していきます！

✅ 足底筋膜炎ってどんな症状？
足底筋膜炎は、**かかとから足の指の付け根まで伸びている「足底筋膜」**という組織が炎症を起こし、
足裏のかかと付近に痛みが出る症状です。

【こんな症状ありませんか？】
朝起きてすぐ、足裏にズキッと痛みが走る

歩きはじめに足の裏が痛い

長時間歩いた後、足裏がジンジンする

これらは足底筋膜炎の典型的なサインです。

✅ なぜ足底筋膜炎になるの？
足底筋膜炎の主な原因は、**足の使いすぎ（オーバーユース）**です。

【原因の例】
長時間の立ち仕事、歩きすぎ

ランニングやジャンプなどのスポーツ

足に合わない靴やクッション性の低い靴

扁平足（アーチの低下）やハイアーチ（高すぎる土踏まず）

足裏の筋膜に繰り返し負荷がかかることで、小さな傷ができ、炎症や痛みにつながります。

✅ 整骨院での施術はココが違う！
当院では、足底筋膜炎に対して多角的なアプローチを行います。

【主な施術内容】
手技療法（筋膜リリース・マッサージ）
→ 足底筋膜とふくらはぎの筋肉をやさしく緩めます。

超音波治療・電気療法
→ 炎症を落ち着かせ、回復を促進。

ストレッチ指導
→ 足裏・ふくらはぎ・太もも周りの柔軟性を高め、再発予防。

歩行・靴選びアドバイス
→ 足への負担を減らす日常生活のコツも伝授します！

✅ セルフケアのポイント
ご自宅でも簡単にできるセルフケアも大切です！

【おすすめセルフケア】
足裏のストレッチ（タオルを使ってアーチを伸ばす）

ゴルフボールで足裏コロコロマッサージ

ふくらはぎのストレッチ

お風呂で温めて血流促進

「無理なく、気持ちいい範囲で」がポイントです。

✅ スタッフからのメッセージ
足底筋膜炎は、放っておくと長引くケースも多い症状です。
痛みが強くなる前に、早めの対処が大切です。

「これって足底筋膜炎かも？」と思ったら、
いつでもお気軽にご相談くださいね😊

あなたの足元から、快適な毎日をサポートします！