【椎間板ヘルニア】手術の前に!鍼灸と超音波で痛みを断つ「保存療法」という選択

1. 「椎間板ヘルニア」とは?腰椎と頸椎の違い
「ヘルニア」という言葉はよく耳にしますが、具体的に身体の中で何が起きているのでしょうか? 私たちの背骨(脊椎)は、積み木のように骨が重なってできています。その骨と骨の間でクッションの役割をしているのが**「椎間板(ついかんばん)」です。 椎間板ヘルニアとは、このクッションの中にあるゼリー状の組織(髄核)が、外側の壁を突き破って飛び出してしまった状態**を指します。
飛び出した部分が近くの神経を圧迫することで、激しい痛みやしびれを引き起こします。発生する場所によって、大きく2つに分けられます。
① 腰椎(ようつい)椎間板ヘルニア
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場所: 腰の骨(全5個)の間。特に下の方(L4/L5、L5/S1)で起こりやすい。
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主な症状:
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お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけての電気のような痛みやしびれ(坐骨神経痛)。
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前かがみになると痛みが強くなる。
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重症化すると、足に力が入らなくなったり、尿が出にくくなったり(排尿障害)することもあります。
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② 頸椎(けいつい)椎間板ヘルニア
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場所: 首の骨(全7個)の間。
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主な症状:
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首の後ろや肩甲骨周りの痛み。
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腕から手、指先にかけてのしびれ。
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握力が低下したり、お箸が使いづらい、ボタンがかけにくいといった**「巧緻運動障害(こうちうんどうしょうがい)」**が出ることが特徴です。
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2. なぜ痛みが続く?ヘルニアの「原因」と「負のスパイラル」
「重い物を持ったから」「年をとったから」 これらもきっかけの一つですが、ヘルニアの痛みにはもっと深い**「医学的な悪循環」が関係しています。
原因① インナーマッスルの低下と姿勢
骨を支える深層の筋肉(インナーマッスル)が弱ると、背骨を支えきれなくなります。すると、椎間板に常に体重以上の負荷がかかり続け、耐えきれなくなった中身が飛び出してしまうのです。
原因② 痛みの「悪循環」
実は、飛び出したヘルニア(軟骨)そのものだけでなく、その周囲で起きている炎症が痛みの本体であることも少なくありません。
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ヘルニアによる刺激で痛みが出る。
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身体が痛みをかばおうとして、周囲の筋肉をガチガチに固める(防御反応)。
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筋肉が血管を圧迫し、血流が悪化する。
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血流が悪い場所に「発痛物質」が溜まり、さらに強い痛みを引き起こす。
この「悪循環」に陥ると、湿布や痛み止めだけでは一時しのぎにしかならず、いつまでも痛みが引きません。 治療の鍵は、いかにしてこのスパイラルを断ち切るかにあります。
3. 病院の治療とメディカルジャパンの「保存療法」の違い
ヘルニアと診断されると、「手術しかない」と不安になる方が多いですが、実はヘルニアの多くは手術をしなくても治癒可能です。これを**「保存療法」**と言います。
一般的な整形外科の治療
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投薬: ロキソニン(鎮痛剤)やリリカ(神経障害疼痛治療薬)で痛みを感じにくくする。
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ブロック注射: 神経の近くに麻酔を打ち、一時的に痛みを遮断する。
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手術: 飛び出したヘルニアを切除する(ラブ法、内視鏡など)。
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課題: 画像診断は優れていますが、薬で痛みを散らしている間に「自然に治るのを待つ」というスタンスが多く、筋肉へのアプローチが手薄になりがちです。
メディカルジャパンの「保存療法」
当院では、**「手術を回避し、根本から治す」**ことを目標にします。
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多角的アプローチ: 飛び出した部分だけでなく、痛みによって固まった「筋肉」、血流の悪い「神経」、歪んだ「関節」のすべてにアプローチします。
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可視化と技術: 最新の超音波(エコー)や高周波機器を駆使し、人間の持つ「自然治癒力」を最大限に引き上げ、ヘルニアが吸収されやすい環境を作ります。
4. ヘルニアに効く!「鍼灸」と「超音波」の医学的根拠
「鍼(はり)や電気でヘルニアが治るの?」と疑問に思うかもしれません。 しかし、これらには明確な医学的根拠(エビデンス)があり、特に保存療法においては非常に強力なツールとなります。
鍼灸(しんきゅう):深層筋への直接アプローチ
マッサージでは届かない、背骨のキワにある深い筋肉(多裂筋など)に直接アプローチできるのが鍼の強みです。
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鎮痛効果: 鍼の刺激により、脳内でモルヒネのような鎮痛物質(エンドルフィンなど)が分泌され、痛みの信号をブロックします。
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血流改善: 固まった筋肉に微細な傷をつけることで、修復のために血液が集まり、溜まっていた発痛物質が洗い流されます。
エコーと超音波:検査と治療の「二刀流」
当院では「超音波」を2つの目的で使用します。
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検査(エコー観察): レントゲンには写らない「筋肉の腫れ」「神経の炎症」「靭帯の損傷」をリアルタイムで画像化します。「ここが痛みの原因です」と可視化することで、的確な治療が可能になります。
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治療(温熱・非温熱効果): 1秒間に数百万回という細かい振動を患部に与えます。この「マイクロマッサージ効果」により、手技では届かない体の深部を温め、組織の修復スピードを劇的に早めます。
5. 痛くて運動できない人の救世主!「Mキューブ波」とは?
ヘルニアの再発を防ぐには筋力トレーニングが不可欠ですが、**「痛くて運動なんてできない」というのが患者様の本音ではないでしょうか? そんなジレンマを解決するのが、世界が認めた高周波EMS「Mキューブ波(エムキューブ波)」**です。
普通の電気治療と何が違う?
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深さ: 一般的な低周波治療器は皮膚の表面しか刺激できませんが、Mキューブ波は皮膚抵抗の少ない高周波帯(12.5万Hz)を使用するため、痛みを感じることなく身体の奥深くまで電気が到達します。
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寝たまま筋トレ: ベッドに横になっているだけで、インナーマッスル(赤筋繊維)を自動的に運動させることができます。
ヘルニア治療におけるメリット
患部(腰や首)を動かさずに、周囲の筋肉を強化できるため、関節に負担をかけません。 自分では鍛えにくい「天然のコルセット(腹横筋など)」を覚醒させ、**「痛みが出ない強い身体」**を作り上げることができます。
6. メディカルジャパンの「治療プログラム」
当院では、以下の4ステップで「痛みの除去」から「再発予防」までをトータルサポートします。
Step1. 「可視化」による診断
まずはエコー検査と徒手検査で、痛みの原因が「神経」なのか「筋肉」なのか、あるいは「関節」なのかを明確にします。ご自身の身体の状態を目で見て理解していただくことから始まります。
Step2. 負のスパイラルを断つ(除痛)
激しい痛みがある時期は、鍼灸治療や医学的マッサージを行い、過敏になっている神経を鎮め、筋肉の緊張を解きます。まずは「夜眠れる」「安静にしていれば痛くない」状態を目指します。
Step3. 組織の修復と機能回復
超音波治療器やMキューブ波を使用し、血流を爆発的に良くします。傷ついた組織の修復を早めると同時に、痛くて動かせなかった関節の可動域を広げていきます。
Step4. 再発しない身体作り(リハビリ)
痛みが落ち着いてきたら、正しい姿勢の指導や、自宅でできる簡単なトレーニングをお伝えします。「治して終わり」ではなく、**「二度とヘルニアに悩まない生活」**を取り戻すまで伴走します。
まとめ
「手術を勧められたが、どうしても切りたくない」 「長年付き合っていくしかないと諦めている」
椎間板ヘルニアは、決して治らない病気ではありません。 画像上の見た目だけに捉われず、「筋肉・血流・神経」のトータルバランスを整える保存療法で、痛みは劇的に改善します。 あなたのその痛み、手術を決断する前に、一度メディカルジャパンにご相談ください。
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