• TOP > 
  •  > 
  • 【美容コラム】合わない枕で顔が歪む!?血流障害やしわ・たるみを引き起こす”歪み”と枕の重要性について解説

【美容コラム】合わない枕で顔が歪む!?血流障害やしわ・たるみを引き起こす”歪み”と枕の重要性について解説

美容施術や美容整形が手軽に行える時代になりましたが、自身の美しさを追い求める中で忘れてはならない大切な要素があります。それは、”睡眠”に関わる影響です。そして、その鍵を握るのが「枕」です。

美容効果を最大限に引き立てるためには、適切な枕の選択が不可欠です。合わない枕を使用することで、顔の形状や血流に影響を与え、不適切な選択が顔の歪みを引き起こすだけでなく、睡眠の質を下げ細胞の修復や疲労回復など、様々な美容に悪影響を及ぼす可能性があるのです。

この記事では、美容に関心が高い方々に向けて、枕の重要性から始め、合わない枕が顔の歪みを作る理由を探り、顔の歪みが生む美容的デメリットについて詳しく解説します。
さらに、整骨鍼灸院の当院が、自分にあった枕の作り方についてもご紹介します。
是非今回のコラムを活用してさらに美しくなるための基盤を作っていきましょう!

記事内容
  • 1.枕の重要性
  • 2.睡眠の質が下がると老けやすい!?
  • 3.合わない枕が顔の歪みを作る理由
  • 4.顔の歪みが生む美容的デメリット
  • 5.自分にあった枕の作り方
  • 6.まとめ

1.枕の重要性

美容に関心が高い方々にとって、美しい肌や小顔効果は大変重要です。しかし、その美容効果を達成するためには、以下の2つに注目する必要があります。

①睡眠の質
②顔の歪み

そしてこの2つの鍵となるのが枕の選択です。

ー枕の役割ー

頭部と首の自然な姿勢を保ち、首の負担を軽減します。これにより長時間の睡眠中も体は楽に、深い呼吸を維持することができます。枕がない状態は、首と背中に自然な曲線が作られにくく、首に圧力がかかりやすくなります。

ー合わない枕による体への影響ー

枕の体をサポートする力が十分に発揮されない場合、体のコリや痛み、寝違え、睡眠障害、睡眠の質の低下、またそれらが引き起こす次のような併発症状が出る場合もあります。

2.睡眠の質が下がると老けやすい!?

良質な睡眠は、美肌を保ち、若々しい外見を維持するために不可欠な要素です。
その逆に、睡眠の質が低下すると、肌の老化が進み、老け顔が目立つことがあります。

ー美容と睡眠の密接な関係ー

睡眠は私たちの身体と心の修復に不可欠です。特に、深い睡眠段階で細胞が再生し、肌の修復が行われます。また、十分な睡眠をとることでストレスホルモンのコントロールが効果的に行われ、肌荒れやしわ、たるみを防ぐのに役立ちます。

ー睡眠不足が老け顔を引き起こすメカニズムー

①コラーゲンの減少
睡眠不足はコラーゲンの分解を促進し、肌の弾力性を失わせます。結果として、しわやたるみが現れやすくなります。

②血流の低下
睡眠不足は血流を制限し、肌に酸素や栄養を運ぶ能力を低下させます。これにより、肌がくすみ、健康的な輝きを失います。

③ストレスと炎症
睡眠不足はストレスホルモンであるコルチゾールの増加を引き起こし、皮膚の炎症を促進します。これにより、肌が敏感になり、赤みやかゆみが生じやすくなります。

④浮腫み
睡眠不足は体内の余分な塩分と水分の蓄積を助長し、顔に浮腫みを引き起こす可能性があります。これにより、小顔効果が損なわれます。

美容の観点から言えば、適切な枕を選ぶことは美容鍼や美容整形などの美容施術と同等に重要です。枕は寝ている間、顔の形状や血流に影響を与え、不適切な選択が顔の歪みを引き起こし、美容に悪影響を及ぼす可能性があります。

3.合わない枕が顔の歪みを作る

合わない枕を使用することで、顔の歪みが生じる主な理由は次の通りです。

①圧力の不均一性
枕が適切でない場合、顔の特定の部位に不均一な圧力がかかります。これにより、歯や顔の形状が歪む可能性が高まります。

③筋肉の不均衡
合わない枕を使用することは、表情筋の不自然な使い方を引き起こす可能性があります。顔の筋肉が均等に使われない場合、一部の筋肉が過度に発達し、他の筋肉が弱体化することがあります。これは顔の歪みや非対称性を生じやすくします。

また睡眠中は血流障害のおきにくい体勢や呼吸の深さ、負荷のかかりにくい体勢を見つけようと寝返りを打ちますが、合わない枕によっていつも同じ方向を向きやすいと、同じ方向へ重力・圧力がかかり顔が歪みやすくなってしまいます。

4.顔の歪みが生む美容的デメリット

① 左右非対称

合わない枕を使用することで、顔の左右非対称性が生じる可能性があります。これは将来的に歯並びへの影響や噛み合わせ、表情筋の不均一などにも影響していきます。また、噛み合わせの悪さは頭痛や顎関節症から肩こりなど全身症状へも影響します。

② 血流・リンパ障害によるむくみ

顔の歪みにより血流障害が起こりやすい部位が発生します。これにより毛細血管の血液の流れやリンパが妨げられ、むくみやすくしてしまいます。人の体の約60%が水分です。血管から染み出す水分と吸収する水分量が一定の場合むくみは生じませんが、血流障害・リンパのつまりなど何らかの要因で細胞の間に水がたまり、異常に増加した状態のことをむくみと言います。

③ 血流障害による肌荒れ・くすみ

上記と同じく歪みによって発生した血液循環の制限は、肌に酸素や栄養の供給が不足することを意味します。結果として、肌荒れやくすみが生じ、肌の美しさが損なわれます。

④ 筋肉のバランスの崩れ(筋力低下)

顔の歪みは、表情筋の不自然な使い方を引き起こすことがあり、筋肉のバランスが崩れる可能性があります。これにより、しわやたるみが生じやすくなったり、笑顔などにおける表情のバランスの崩れが目立ちやすくなります。

⑤ たるみ

④でお話しした筋力低下により、顔のたるみを引き起こす場合もあります。顔の脂肪を支えている筋肉がその力を十分に使えなくなると脂肪は下がりたるみを引き起こします。また、そのたるみによってほうれい線やシワも目立つ可能性があります。

5.自分にあった枕の作り方

自分に合った枕を選ぶことは、美容のために重要です。枕の選択において考慮すべき要因について解説します。
当院は、自律神経診断機と呼吸音の確認、胸鎖乳突筋の柔軟性を国家資格保持者の臨床家が確認して体にあった枕の高さを提案する「枕診断」をご提供しています。

枕は毎日使うものなので、1度調節しておくことはかなりメリットがあります。顔の歪み対策だけでなく、頭痛や肩こり、頻発する寝違えの方にもおすすめです。

今回は、当院の臨床家による、自宅でできるバスタオルを使った枕診断を紹介します。
ご自身でも簡単にできる方法ですので、是非行ってみてください♫

6.まとめ

合わない枕を使用することが、顔の歪みや美容に悪影響を及ぼす可能性があることを理解することは重要です。美容に関心のある方々は、枕の選択に慎重に取り組み、美しい肌と小顔を保つために睡眠環境にも注意を払うべきです。枕を適切に選び、美容と健康をサポートしましょう。

<<< ブログTOPに戻る