【専門家が解説】高齢者の水分補給のコツ|脱水を防ぐ簡単な方法
今日は、**高齢の患者さまからよくご相談いただく「水分補給のコツ」**についてお話しします。
「のどが渇かないから、あまり水は飲まないんです…」
「トイレが近くなるから、できれば控えたい…」
そんな声をよく耳にしますが、高齢者こそ水分補給はとても大事です。
実は、年齢とともに喉の渇きを感じにくくなり、脱水に気づきにくくなるんです。
さらに、血液ドロドロ、熱中症、便秘、筋肉のけいれん…水分不足はさまざまな不調の原因になります。
✅ 水分補給のコツ・ポイント(スタッフおすすめ)
① のどが渇く前に「こまめに飲む」
私たちが患者さんにお伝えしているのは
「喉が渇く前に、意識して飲む習慣をつけましょう!」ということ。
▶ 目安は1日6~8回、1回150~200mlずつ
これだけで、かなり違いますよ!
② 少しずつ、ゆっくり飲むのがポイント
高齢の方は、一度にたくさん飲むと胃腸に負担がかかることがあります。
少量ずつ、時間をかけて飲むのがコツです。
③ 常温〜ぬるめの飲み物を選ぶ
冷たい飲み物はお腹を冷やしやすいので、
常温かぬるめのお茶やお水がおすすめ。
④ 「水+塩分」でバランス良く
汗をかいたときは、水分と一緒に**塩分(ナトリウム)**も補いましょう。
▶ 経口補水液やスポーツドリンクを薄めて飲むのもおすすめです。
⑤ 食事からも水分を摂る工夫を
飲み物だけでなく、みそ汁・スープ・果物・ゼリーなどの食事からも水分はしっかり摂れます。
「飲むのが苦手…」という方にも取り入れやすい方法です😊
⑥ 飲みやすい環境を作るのも大切
-
手の届く場所に飲み物を置く
-
軽いコップやストロー付きのボトルを活用する
-
家族や私たちスタッフからも「一緒に飲みましょう!」と声をかける
このようなちょっとした工夫で、自然に水分補給ができるようになります。
✅ スタッフからのメッセージ
「水分を摂るとトイレが近くなるから…」と控える方も多いですが、
実は日中にしっかり水分補給をして、夕方以降は控えめにすると、夜間のトイレも安心ですよ!
水分補給は、健康維持の第一歩!
ぜひ、今日から意識して取り入れてくださいね😊
もし水分不足による足のつり・むくみ・疲れが気になる方は、
当院での鍼灸施術・マッサージ・ストレッチもぜひご相談ください。
体の内側&外側から、一緒に整えていきましょう!