手足が冷える…その冷え、放っておくと○○が起こる?原因と対策まとめ

最近、「手足が冷たい」「体が冷えて寝つけない」という声をよく聞きませんか?
実はこの“冷え”は、現代人の多くが抱える隠れた不調のサインです。
冷房の効いたオフィス、スマホやパソコン作業の長時間化、運動不足による筋力低下…。
これらが重なることで、体の血流が悪くなり、末端(手足)まで十分な熱が届かなくなるのです。
しかも冷えは「寒い」と感じるだけでなく、
放っておくと 肩こり・頭痛・不眠・生理不順・便秘 など、全身の不調に広がることもあります。
つまり冷えとは、体が出しているSOSのサイン。
この記事では、冷えの原因から不調、改善方法までをわかりやすく解説していきます。
冷えとは、体の血液循環が悪くなり、末端や内臓まで熱が届かなくなる状態を指します。
医学的には「冷え性」と呼ばれ、女性だけでなく、最近は男性にも増えています。
🔹冷えのタイプ

💡なぜ末端が冷えやすいのか
体は「心臓や内臓など生命維持に重要な部分を優先して温める」ため、
血流が不足すると手足など末端から冷えが出やすくなるのです。
3. 冷えが起こる主な原因・誘因
冷えには生活習慣や体質の影響が複雑に関係しています。
主な原因を5つに分けて見ていきましょう。
① 血行不良
長時間同じ姿勢を続ける、運動不足などにより、血流が滞ります。
血液は体の「熱」を運ぶため、循環が悪いと冷えが生じやすくなります。
② 筋肉量の低下
筋肉は体温を作り出す“暖房器官”。
特に下半身の筋肉が減ると、足先から冷える末端冷えが起こりやすくなります。
③ 自律神経の乱れ
ストレスや睡眠不足などで自律神経が乱れると、
血管の収縮・拡張バランスが崩れ、温度調整機能が働かなくなることがあります。
④ 食生活・生活環境
冷たい飲み物や糖質中心の食事、冷暖房の効きすぎも要注意。
体の中から冷やす習慣は、慢性的な冷えを悪化させます。
⑤ ホルモンバランスの変化
特に女性は、生理周期・妊娠・更年期などでホルモンバランスが変化し、
血流や代謝が乱れることで冷えが出やすくなります。
4. 冷えによって起こる身体の不調・末端冷えが招く症状
冷えはただ「寒い」だけではありません。
長引くと、体全体にさまざまな不調を引き起こします。
🔹冷えが引き起こす主な不調
・肩こり・腰痛・頭痛:血流不足による筋肉の硬直
・むくみ・だるさ:リンパや静脈の流れが滞る
・便秘・下痢・胃腸不良:内臓の冷えによる機能低下
・生理不順・更年期症状:ホルモンバランスの乱れ
・睡眠の質の低下:体温調整ができず眠りが浅くなる
また、手足の冷えが強い人は疲れやすく、集中力が落ちる傾向もあります。
放置すると慢性化し、冷え性が「体質」として定着してしまうこともあります。
5. 改善・セルフケア・日常習慣でできる方法
冷えを改善するには、血流を良くし、体の熱を逃さない生活習慣を整えることが基本です。
🛀 ① 体を「温める習慣」を取り入れる
・38〜40℃のお風呂に15分ほど浸かる
・入浴後に靴下・腹巻きなどで保温
・手足の「三首」(首・手首・足首)を冷やさない
🏃♀️ ② 軽い運動で血流促進
・ストレッチやウォーキングで筋肉を動かす
・デスクワークの合間に“かかと上げ運動”をする
・太もも・ふくらはぎを中心に筋力を維持
🍲 ③ 食事で内側から温める
・生姜、ねぎ、根菜類など“温活食材”を積極的に
・冷たい飲み物より常温〜温かい飲み物を
・糖分・カフェインの摂りすぎは控える
💆♀️ ④ 整体・鍼灸でのケア
整体では姿勢や骨盤の歪みを整えて血流を改善。
鍼灸ではツボ刺激で体の巡りを整え、冷えや自律神経の乱れを緩和します。
特に「三陰交」「太渓」「気海」などのツボは冷え性改善に有効です。
6. 再発予防と冷えを長く出さないために
冷えは一度良くなっても、季節や生活習慣によって再発しやすい症状です。
大切なのは、“温かい状態を維持すること”。
💡冷えを再発させないポイント
・就寝前に足湯やストレッチをしてから寝る
・エアコンの温度を急激に下げない
・日中は冷たい飲み物を避け、体温をキープ
・定期的に整体・鍼灸で体の巡りをメンテナンス
日々の積み重ねで、体は少しずつ変わっていきます。
「手足が温かい」と感じられることは、体が本来のリズムを取り戻しているサインです。
★冷え性に関する詳細はこちら
お知らせ
コラム
スタッフブログ
メディア掲載






