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Lempert法とは?(右外側半規管型BPPVの治療法)

Lempert法は、良性発作性頭位めまい症(BPPV)の一種である「右外側半規管型BPPV」の治療法です。BPPVは、耳の中にある小さな結石が動いてしまうことで、突然のめまいを引き起こすことがあります。Lempert法は、この結石を元の位置に戻し、めまいを軽減するための手技です。

手順

仰向けに寝ます

まず、仰向けに寝た状態で、頭を少し上に向けます。右側の耳に問題がある場合、右側を下にします。

頭を左側に回転させます

頭を左側に90度回転させます。この姿勢を約1分間保ち、めまいが収まるのを待ちます。

体を左側に回転させます

体全体を左側に180度回転させます。

頭をさらに回転させます

頭をさらに90度左側に回転させ、顔が下向きになるようにします。この姿勢を約1分間保ちます。

座位に戻ります

最後に、ゆっくりと上体を起こして座位に戻ります。

Lempert法を行うことで、耳の中の結石を元の位置に戻し、めまいの症状を改善することが期待できます。この治療法は、専門家の指導のもとで行うことが重要です。

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