コラム – 立川No.1実績|選ばれる整体・鍼灸院|15年以上の信頼と実績 - Page 18
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  • 季節の変化がもたらす疲れと鍼灸のアプローチ

    季節の変化が私たちの健康に与える影響は多くあり、特に疲労感や不調に悩まされる方が多いです。気象や気温の変動が体調にどのような影響を及ぼすのか、そしてそれに対処する方法について考えてみましょう。

    季節ごとの症状や疲労の傾向、そして鍼灸療法が季節の変化に与える効果に焦点を当てます。さらに、実践的なアドバイスや健康促進策についても詳しく解説します

    季節の変化と疲労の基本理解

    季節変化の生理学的影響

    季節が移り変わると、私たちの身体もそれに応じて調整を行います。例えば、気温の変動により血行が変化し、免疫系や代謝にも影響が及びます。これらの生理学的変化が疲労感を引き起こすことがあります。

    季節ごとの一般的な疲れの傾向

    一般的に、季節によって疲れやすい傾向があります。寒冷な冬や蒸し暑い夏、気温の急激な変化が起きる春先や秋において、体調不良を感じやすくなります。これらの季節ごとの疲れの特徴について理解することは、効果的な対処法を見つける第一歩となります。

    季節性の症状と疲労への影響

    各季節の特有の症状と疲れの傾向

    春の花粉症、夏の暑さによるだるさ、秋の乾燥によるのどの不調、冬の寒冷による体のこりなど、各季節には特有の症状が現れます。これらの症状が疲労感を引き起こしやすいため、季節ごとの注意が必要です。

    季節変化がもたらす健康への影響

    気温や湿度の変動は免疫系やホルモンバランスにも影響を与え、体調不良や疲労感の原因となります。これに対処するためには、季節ごとの健康管理が不可欠です。

    鍼灸療法の基本原則と季節の適応

    鍼灸が季節性の症状に与える影響

    鍼灸は体内のエネルギーのバランスを整え、免疫力や代謝を向上させる効果があります。これによって、季節の変化による症状に対処できる可能性があります。

    季節ごとの経穴の選択と治療法の変化

    鍼灸治療では、季節ごとに特に効果的な経穴の組み合わせがあります。例えば、冬季には体を温める経穴が重要ですが、夏季には体温を調整する経穴が適しています。季節によって選ばれる経穴が異なることを理解することで、鍼灸の治療効果を最大化できます。

    季節ごとの健康促進のための実践的なアドバイスとヒント

    各季節に適した食事、運動、睡眠などの生活習慣のアドバイス

    春には新鮮な野菜や適度な運動が、夏には水分補給や体力向上の運動が、秋には栄養補給やバランスの取れた食事が、冬には温かい食事やリラックスした睡眠が重要です。これらのアドバイスを実践することで、季節の変化による疲労を軽減できます。

    鍼灸と組み合わせた実践的な健康増進策

    鍼灸療法と生活習慣の組み合わせが、より効果的な健康増進につながります。鍼灸治療のサポートを受けつつ、季節ごとの食事や運動を工夫することで、身体のバランスを保ちやすくなります。

  • 【健康コラム】首・肩・背中に感じる”こり”の正体とその原因

    ”こり”とは、多くの人が悩まされる症状の一つです。首、肩、背中に感じるこりは、特に現代社会でよく見られる問題で、その原因や対処法について理解しておくことは重要です。
    このコラムでは、首・肩・背中のこりの正体やその原因、生活習慣、ホームケア、そして治療メンテナンスについて詳しく説明します。

    記事内容
    • 1.こりの正体
    • 2.首、肩、背中に感じやすいのはなぜ?
    • 3.こりが生じやすい生活習慣
    • 4.ホームケア
    • 5.治療メンテナンス

    1、こりの正体

    ”こり”は、筋肉や組織が緊張して硬くなる状態を指します。
    これは、筋肉が長時間にわたって収縮し続けることや、血液や酸素の循環が不十分な状態で発生します。こりは、日常生活で様々な活動や姿勢によって引き起こされ、痛みや不快感を伴うことがあります。

    こりの主な原因は、以下の要因に起因することがあります。

    ・過度の筋肉使用
    特定の筋肉群を長時間使用しすぎることは、その筋肉が疲労し、こりを引き起こす可能性があります。

    ・姿勢の悪さ
    悪い姿勢を維持することは、首、肩、背中の筋肉に不必要なストレスをかけ、こりを引き起こす要因となります。

    ・運動不足
    運動不足は筋肉の弱体化を招き、筋力不足がこりの原因となることがあります。筋力が不足すると、筋肉が効果的に働かず、こりが発生しやすくなります。

    ・ストレス
    ストレスは身体の筋肉に緊張をもたらす要因となります。緊張した筋肉は血流や酸素供給が不十分となり、こりの原因となります。

    ・睡眠不足
    十分な睡眠をとらないことは、筋肉の回復と緊張の解消を妨げ、こりを引き起こす可能性があります。

    こりの正体は、これらの要因によって筋肉や組織が緊張し、硬くなることに起因しています。こりを軽減し、予防するためには、生活習慣の見直しや適切なケアが必要です。

    2、首、肩、背中に感じやすいのはなぜ?

    首、肩、背中がこりを感じやすいのは、これらの部位が日常生活での多くの活動によって特に負担がかかるためです。以下に、なぜ首、肩、背中がこりを感じやすいのかを詳しく説明します。

    ー首ー

    ①デスクワークやスマートフォンの使用
    長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって、首が前かがみの姿勢を保つことが多く、首の筋肉に負担がかかります。この姿勢は首のカーブを崩し、こりを引き起こす原因となります。

    ②ストレス
    ストレスは首の筋肉を緊張させ、こりを引き起こすことがあります。肩こりや頭痛とともに、首のこりもストレスの兆候の一つとされています。

    ー 肩ー

    ①デスクワークやコンピュータ作業
    デスクワークや長時間のコンピュータ作業は、肩の筋肉に持続的な負担をかけ、こりの原因となります。特に、キーボードを使用する際の腕や肩の位置が不適切であると、肩こりが生じやすくなります。

    ②姿勢の悪さ
    悪い姿勢は肩のこりを引き起こす主な要因の一つです。肩を前に突き出したり、頭を前に出し過ぎたりすることが、肩の筋肉への過度なストレスをもたらします。

    ー背中ー

    背中のこりは、背骨に沿って広がる大きな筋肉グループが関与しています。背中がこりやすい理由には次の点が挙げられます。

    ①姿勢の悪さ
    姿勢の悪さは背中の筋肉に負担をかけ、こりを引き起こします。長時間の前かがみの姿勢や曲がった姿勢を維持することが、背中のこりを促進します。

    ②運動不足
    背中の筋肉は、日常生活での活動や運動によって強化される必要があります。運動不足は背中の筋力低下をもたらし、こりの原因となります。

    これらの要因が、首、肩、背中にこりを引き起こす主な要因として挙げられます。

    3.こりが生じやすい生活習慣

    こりは生活習慣に強く関連しており、特定の習慣や行動がこりを引き起こす可能性があります。以下に、こりが生じやすい生活習慣について詳しく説明します。

    1)長時間のデスクワーク
    長時間のデスクワークは、首、肩、背中の筋肉に負担をかける主な要因の一つです。座りっぱなしの時間が長いと、姿勢が崩れやすく、特に首と肩に負担がかかります。また、同じ姿勢を維持することで筋肉が緊張し、こりが生じやすくなります。

    2) 悪い姿勢を維持
    悪い姿勢を長時間維持することは、こりの原因となります。前かがみの姿勢や曲がった姿勢は、首、肩、背中の筋肉に不必要なストレスをかけます。特に、スマートフォンやコンピュータの使用中に姿勢を保つことが重要です。

    3) 運動不足
    運動不足は筋肉の弱体化を招き、こりが生じやすくなります。適度な運動は筋肉を強化し、適切な姿勢を維持するのに役立ちます。週に数回の運動を取り入れることで、こりの予防に寄与します。

    4) ストレスや疲労
    ストレスや疲労は筋肉の緊張を増加させ、こりを引き起こす可能性があります。身体的な緊張やストレスが長期間続くと、筋肉がこりやすくなり、痛みや不快感が増加します。ストレス管理やリラクゼーション法を実践することが重要です。

    5) 睡眠不足
    睡眠は筋肉の回復とリラックスに重要な役割を果たします。十分な睡眠をとらないと、筋肉が過度に緊張したままになり、こりの原因となります。質の高い睡眠を確保することが重要です。

    これらの生活習慣がこりの原因となり、日常生活の不快感や疼痛を引き起こすことがあります。こりを軽減し、予防するためには、適切な姿勢、運動、ストレス管理、そして質の高い睡眠を確保する生活習慣の見直しが必要です。

    4.ホームケア

    首、肩、背中のこりを軽減し、予防するために、ホームケアが非常に有効です。
    以下に、ホームケアの方法を紹介します。

    ◯適切な姿勢を維持
    適切な姿勢を保つことは、こりの予防に重要です。
    以下は姿勢を改善するためのヒントです。
    デスクワーク中には、画面の高さや椅子の調整に注意し、背中をまっすぐに保ちましょう。スマートフォンを使用する際には、顔を前に出し過ぎず、首を前に突き出さないように心がけましょう。長時間座っている場合、定期的に休憩をとり、姿勢を正すことが重要です。

    ◯ストレッチとエクササイズ
    ストレッチやエクササイズは、筋肉をリラックスさせ、こりを緩和するのに役立ちます。
    当院の国家資格保持臨床家によるストレッチやエクササイズを参考にご自身のお悩みに合わせて実践してみましょう!

    -肩こり-
    ・三頭筋のストレッチ

    -腰痛-
    ・慢性腰痛に効果的!腸腰筋のストレッチ

    -姿勢改善-
    ・股関節ガチガチの向け!ストレッチ姿勢改善!!

    -頭痛-
    ・頭痛改善!! 肩甲挙筋のストレッチ

    -冷え性・むくみ改善-
    ・ハムストリングのストレッチ

    ◯マッサージと温熱療法
    マッサージや温熱療法は、筋肉の緊張を緩め、こりを緩和するのに役立ちます。以下はいくつかの方法です。

    マッサージ: 首、肩、背中のこりを解消するために、プロのマッサージセラピストによるマッサージを受けることがおすすめです。自己マッサージも有効です。

    温熱療法: 温かいシャワー、温水ボトル、または湿布を使って、こりのある部位に温熱療法を施すことで筋肉をリラックスさせることができます。

    ◯十分な休息と睡眠
    適切な休息と睡眠は、こりの緩和に欠かせません。日常生活でストレスや過度の活動に晒された場合、十分な休息を取り、質の高い睡眠を確保しましょう。身体は睡眠中に修復と回復を行います。

    ◯ストレス管理
    ストレスを管理することもこりの軽減に役立ちます。リラクゼーション法や深呼吸、瞑想などのストレス管理技巧を実践し、身体と心のリラックスを促進しましょう。

    これらのホームケア方法を実践することで、首、肩、背中のこりを軽減し、健康な生活を維持できます。重度のこりや長期間続くこりの場合は、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

    5.治療メンテナンス

    重度のこりの場合、理学療法家、カイロプラクター、整形外科医、あるいはマッサージセラピストなどの専門家に相談することが重要です。専門家は症状を評価し、適切な治療プランを提供します。ただし、もみほぐし店などでは無資格のセラピストによる施術もあるので、資格保持治療家による施術を選ぶようにしましょう。

    当院では、国家資格者とAI診断による姿勢評価をしてご自身の症状改善と将来に発生する可能性のある症状を防ぐための治療プログラムを提案します。また、鍼灸・整骨・リハビリ・トレーニングなど様々な方法と専門的な医療機器を使用しす。

    治らない慢性症状は当院にお任せください。

    肩こり

  • 【健康コラム】ひどい頭痛に悩まされる方は”肩甲挙筋”に注目!

    定期的に起こる片頭痛、低気圧で感じる頭痛…
    頭痛持ちの方がご自身のコンディションをうまく保つのはかなり難しいとされていますが、症状を軽減すること、長期的にみて克服することは可能です。
    そのために大切なことは、「ご自身の頭痛の原因」を知ることにあります。
    頭痛の種類はいくつかに分かれ、またその頭痛はどんな環境(きっかけ/要因)によって引き起こされているのか、これらによって治療法やご自身での対策方法が変わります。

    このコラムでは、頭痛持ちの方に起こりやすい”脳への血流障害”にフォーカスして紹介します。頭痛の種類や頭痛に関連する首の問題、頭痛の改善方法から治療方法まで詳しく解説していきます。

    記事内容
    • 1.頭痛の種類
    • 2.多くの頭痛持ちが抱える首の問題
    • 3.肩甲挙筋とは?
    • 4.頭痛改善ストレッチ
    • 5.首の運動はこんなメリットも!
    • 6.頭痛持ちのための超音波鍼灸

    1.頭痛の種類

    日本では、外来初診患者の約10%が頭痛を主訴とすると言うデータがあります。
    3〜4人に1人(約3000万人)が「頭痛持ち」と言われ、そのうち2200万人が緊張性頭痛、840万人が偏頭痛、1万人が群発頭痛といわれています。 さらに、くも膜下出血などによる頭痛は、毎年約 1万人〜 3万人に発生するとされています。
    また世界中で、日常生活に支障を及ぼす頭痛を、最低 40%の人が経験すると言われています。

    男性よりも女性のほうが頭痛の症状を訴えることが多く、その1つにPMS(生理前症候群)に伴うものがありますが、これは生理中にエストロゲンが血中から減少し、セロトニンに何らかの影響を与えて片頭痛を引き起こしやすくなるからではないかとも考えられています。

    ー頭痛には「一次性頭痛」と「二次性頭痛」があるー

    普段感じる頭痛の多くは、他に原因となる病気のない「一次性頭痛」です。
    よく頭痛に見舞われる人だったら、ストレスや生活習慣、姿勢などがきっかけで起こった際に「ああ、前と同じような頭痛だな」という感覚があるかもしれません。

    一方、病気などの原因によって引き起こされる頭痛は「二次性頭痛」といいます。
    特に見逃すと危険性が高い病気、また医師のもとできちんと治療を受ける必要がある病気としては、くも膜下出血、脳腫瘍、慢性硬膜下出血、高血圧性脳症、副鼻腔炎、うつ病などがあります。

    ー慢性的に起こる一次性頭痛についてー
    一次性頭痛には大きく分けると片頭痛・緊張型頭痛・群発性頭痛の3つのタイプがあり、それぞれ頭痛を誘発する要因や対処法が異なります。自分の頭痛はどのタイプにあたるのかを把握してそれに合った対策をとることが大切です。

    2.多くの頭痛持ちが抱える首の問題

    多くの頭痛持ちが共通して抱える問題の一つが、首の筋肉の緊張や姿勢の悪さです。

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    ↓Check!↓

    正常な姿勢の状態で、痛くない程度で頭を回してみましょう。

    この時、いずれかの角度で首に痛みを感じた方、頭で描く円が小さいと感じる方は首の筋肉が硬くなっている可能性があります。

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    首や肩の筋肉が緊張しすると、血液循環が悪化し、脳内に届くはずの血流が不足してしまいやすくなります。これは、酸素や栄養が十分に脳に供給されないことを意味し、その結果、頭痛を引き起こしたり、気圧調整をする耳の機能が低下して不調を感じやすくなります。

    この背景は、現代社会の過ごし方にあります。

    長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、ストレスによって、姿勢の悪化や筋肉バランスの崩れが起こりやすい環境になっています。

    まずは、身体本来の正常機能を戻してあげることが大切です。

    次に、肩の緊張を解消するために重要な”肩甲挙筋”について紹介します。

    3.肩甲挙筋とは?

    肩甲挙筋は、肩甲骨と首の間に位置する筋肉で、主に肩を上に引き上げる動きや首に動きをサポートしている筋肉になります。緊張によって肩に力が入りやすい人や首を前に出した姿勢になりがちな人はこの筋肉が緊張し、硬くなりやすいです。

    この筋肉が緊張すると、首や肩に痛み・不快感が生じたり、それにらによって頭痛を引き起こす可能性があります。ですので、首こりや肩こりと頭痛は深い関係にあります。

    4.頭痛改善ストレッチ

    頭痛の症状緩和・予防対策には、肩首周りの血流改善がおすすめです。
    まずは、当院の国家資格保持臨床家によるご自身でできるストレッチを紹介します。

    肩甲挙筋のストレッチ①

    首全体の可動域を広げる肩甲挙筋のストレッチ

    肩甲挙筋のストレッチ②

    サイドに伸ばす肩甲挙筋のストレッチ

    ツボを刺激して行う頭痛改善

    太衝のツボ指圧

    上記は、頭痛を感じたときだけでなく、毎日定期的に行うことでより効果が期待できます。
    1分程度でできる内容ですので、ぜひ実践してみてくださいね♪

    5.首の運動はこんなメリットも!

    首の運動は、頭痛持ちだけでなく、誰にとっても重要です。
    以下に、首の運動が提供するさまざまなメリットについて詳しく説明します。

    1)首の可動域の改善
    首こりや痛み、寝違えを起こしやすい方は、痛みにより首の可動域が狭いことが多いです。
    筋肉を柔軟にすることで首の可動域が広がり快適になります。

    2)姿勢の改善
    首の運動は、正しい姿勢を維持するために重要です。
    首の筋力・柔軟性を高めることで、頭部をしっかり支え、猫背や姿勢の悪化を防ぎます。

    3)ストレスの軽減
    首の運動を呼吸と一緒に行うことでリラックス効果をもたらします。さらに、首の不快感が改善し、ストレス緩和に繋がります。

    4)脳の活性化
    首の運動により、首周りの血液循環が促進され、脳への酸素と栄養供給が向上します。これは脳の機能を改善し、集中力や認知機能を向上させる助けになります。

    以上のメリットからもわかるように、首の運動は身体と精神の健康に多くの利点をもたらします。頭痛持ちの方々だけでなく、誰もが日常的に首の運動を取り入れることで、健康を維持し、頭痛やその他の不快な症状を予防できます。

    6.頭痛持ちのための超音波鍼灸

    ご自身でのメンテナスで症状が改善しない方、治療をご検討されている方は、メディカルジャパンの頭痛プログラムをご検討ください。

    当院は、国家資格を取得した臨床家が、患者さんの生活習慣から症状、身体の状態を評価し、原因に直接働きかけるオーダーメイドの治療を行っています。

    主に、頭痛プログラムではそのような治療が行われているのか以下に紹介します。

    <脳血流量改善の介入ー胸鎖乳突筋など首回りの筋肉へのアプローチー>

    胸鎖乳突筋の筋緊張が常時高くなると、下を走行する頚動脈の絞扼障害が発生します。
    頚動脈の絞扼障害が発生すると、大脳や聴覚器に送られる血流のスムーズさがなくなります。脳は各部位が様々な領域に細分類され、それぞれ異なった機能を担っています。例えば大脳皮質は、細胞構築の差により52領域に細分類されています。このような機能局在は中枢神経の全領域に存在し、脊髄においては、分節ごとに手や足の体性感覚や運動機能を有する体部位局在を有しています。

    脳への酸素供給が減少すると、各細胞への栄養が滞り、機能低下を起こしかねません。

    ①2Dエコー(超音波検査)を用いて検査


    2Dエコー(超音波検査)を用いて検査をします。2Dエコーは筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の観察に優れています。 レントゲンやCTには映らない痛みの原因、つまり観察が不可能なトリガーポイント、筋線維、靭帯、腱などの軟部組織が原因の場合、この2Dエコー(超音波検査)が大変有効です。

    ②呼吸法と姿勢改善

    首には、筋肉と神経が複雑に入り組み、そこに、脳に栄養を送る太い血管が通っています。呼吸法や姿勢矯正を行うことで、可動範囲の拡大や柔軟性の向上を目指します。早期の改善をめざすため、一人一人に合わせたカウンセリング、カスタマイズ施術、オーダーメード施術をご提供します。

    ③超音波治療


    ピンポイントで超音波を非温熱効果もしくは温熱効果のどちらかで照射します。
    超音波→深部熱による脊髄動脈及び動脈叢の血流増大。
    さらに高周波治療器・超音波治療器組合せ理学療法機器(アストロン)を使用し、高周波で筋肉の緊張の緩和し、痛みの伝達を抑制する効果を期待できます。

    メディカルジャパンでは、エコー、超音波医療器、徒手、リハビリ体操などをプログラムし、その方の頭痛の改善に取り組んでいます。

    まとめ
    頭痛改善には、肩甲挙筋の柔軟性を高め、脳内血流の改善を図ることが大切!正しいストレッチや運動、そして必要であれば専門家の助けを借りた治療方法を採用することで、頭痛を軽減し、日常生活の快適さを取り戻すことができます。頭痛から解放されるために、今日から肩甲挙筋に注目してみましょう。

  • 【美容コラム】反り腰のせいだった!?|便秘・肌荒れと姿勢の関係性

    「昔から便秘がひどい、肌も荒れやすい…」
    そんなみなさんは“反り腰”にも悩んでいませんか?
    反り腰も便秘も特に女性に多い症状ですが、実はこの2つには深い関係があります。

    今回は反り腰が与える体内への影響と体内環境を整えるための姿勢づくりについて紹介していきます♪

    記事内容
    • 1.反り腰が与える内臓への影響
    • 2.反り腰が誘発する症状
    • 3.便秘と肌荒れ
    • 4.反り腰改善方法と治療

    1.反り腰が与える内臓への影響

    反り腰は、腰痛症状や見た目へのデメリットを感じやすいですが、実は腸内環境にも大きく影響しています。

    ー内臓圧迫ー

    骨盤は本来内臓の受け皿となるようにまっすぐ立っていますが、反り腰の姿勢の場合は、骨盤が前傾し内臓が圧迫されながら、斜め下前方へ出てきます。
    いわゆる”ぽっこりお腹”状態です。
    内臓が圧迫されると、特に大腸は腰椎や仙椎の圧力に敏感で、腸のパフォーマンスが低下する可能性があります。腸の適切な運動が阻害されることで、便秘のリスクが高まります。

    さらに、反り腰は背中の筋肉が緊張しお腹の筋肉が緩むことで骨盤が前傾しますが、これにより内臓を支えているインナーマッスルも低下し、胃下垂のように内臓の位置が変化してしまう可能性があります。

    したがって、反り腰の状態が持続することは、便秘のリスクを高める可能性があります。

    2.反り腰が誘発する症状

    反り腰が誘発する症状は多岐にわたり、それによって健康にさまざまな問題が引き起こされる可能性があります。内臓圧迫による便秘や胃下垂について紹介しまいたがそれ以外の症状についてもここで紹介します。

    ①腰痛

    反り腰は背骨周辺の筋肉に持続して力が入ったり、縮んだりした状態が続きます。 そのため、背中の筋肉や周辺の組織の血流が阻害され、痛みを引き起こす要因になります。 また反り腰の状態での動作は危険が伴います。常に背中の筋肉に負荷がかかっている状態なので、重いものを持った時など尚更に負担がかかります。慢性的な腰痛が治らない場合や、ぎっくり腰を繰り返す可能性があります。

    ②仙腸関節痛

    骨盤は複数の骨で構成されています。中心にある仙骨とその左右に腸骨がついており、仙骨と腸骨は関節となって動くようになっています。しかし前傾する腰椎に付随するそれらの下部に負担がかかり、痛みが出てしまいます。

    ③坐骨神経痛

    反り腰のように骨盤が前傾すると坐骨神経の上を通る”梨状筋”が緊張した状態になり、坐骨神経を圧迫、坐骨神経痛が生じます。

    ④姿勢の悪化・体型の変化

    反り腰は、正しい姿勢を保つのが難しくなります。結果として、肩の前傾、頭部の前の位置など、他の姿勢の問題が発生する可能性があります。また、反り腰は身体の筋肉のつき方にも影響します。主に背中の筋肉を使って骨盤を前傾させるので、腹筋の筋力は低下し、お腹が前に出て、お尻が後ろにでます。また、骨盤は身体の中でも最も大きく重要な骨の集まりなので、前傾してしまうと重心も前側に変化します。この状態で毎日過ごすと体を支えるために前腿が発達してしまいます。これらの姿勢悪化、体型変化により本来は太っていなくても、太ったように感じてしまう場合があります。

    ⑤歩行や運動の制限

    反り腰が進行すると痛みが発生し、日常生活に支障をきたすことがあります。

    ⑥肌荒れやむくみ

    内臓圧迫や姿勢の歪みは身体の循環機能に悪影響を及ぼじます。特に下半身のむくみは骨盤の歪みがある可能性があります。反り腰と肌荒れについては次で詳しく解説します。

    反り腰はさまざまな健康問題にも関与します。

    3.便秘と肌荒れ

    便秘と肌荒れの関係について説明します。これらの2つの健康問題は、身体の姿勢バランスと関連し相互に影響を及ぼすことがあります。反り腰は、腸を圧迫し、便秘を引き起こしやすくなります。便秘は以下の要因により肌荒れを引き起こします。

    ①毒素の蓄積

    便秘は、腸内の便が正常に排出されずに腸内に滞留する状態です。これにより、体内の毒素や不要物質が腸内に滞留しやすくなります。これらの毒素は血流を介して他の部分に拡散する可能性があり、これが肌荒れの一因となります。

    ②栄養吸収の低下

    便秘が長期間続くと、栄養吸収が低下する可能性があります。特に、ビタミンやミネラルの吸収が減少することが肌の健康に影響を及ぼすことがあります。

    ③ストレス

    便秘に苦しむ人は、体内の不快感や不調によりストレスを感じることがあります。ストレスは肌の状態に影響を及ぼし、肌荒れのリスクを高めることがあります。

    ④免疫機能

    腸内には免疫細胞が豊富に存在し、腸内環境が免疫機能に影響を与えます。便秘により腸内環境が乱れると、免疫機能が低下し、肌の健康に影響を及ぼす可能性があります。

    したがって、便秘が長期間続くと、肌荒れのリスクが高まることがあります。便秘を解消し、正常な腸内環境を維持することは、肌の健康をサポートするために重要です。姿勢を改善し、適切な食事、水分摂取、運動、ストレス管理など、便秘を予防または改善するための方法を採用することが肌荒れの予防に役立ちます。

    4.反り腰改善方法と治療

    反り腰を改善するための方法と治療オプションは、個人の状況に応じて異なる場合がありますので、まずは専門家を受診することが大切です。

    日常生活では、以下のことを試してみましょう!

    1)姿勢の改善
    反り腰を認識し、姿勢を整える必要があります。
    専門家の評価を得て、適切な姿勢改善を目指しましょう。

    2)筋力トレーニング
    腹部の筋肉を強化するための適切な筋力トレーニングが効果的です。これにより、背骨のサポートが強化され、反り腰の症状が改善されることがあります。

    3)体重管理
    過体重や肥満が反り腰の原因となることがあります。適切な体重を維持することは、反り腰のリスクを軽減するのに役立ちます。

    4)ストレッチと柔軟性の向上
    日常的なストレッチやヨガを通じて、背中や腰部の柔軟性を向上させることが重要です。柔軟な筋肉と関節は、正しい姿勢の維持に役立ちます。

    5)生活習慣の改善
    長時間の座り仕事を行う場合、適切な椅子やデスクの使用、定期的な休憩、座りすぎの防止が大切です。
    荷物を持つ際には、適切な姿勢で重量を分散させることが大切です。

    6) 治療院でのメンテナンス
    定期的に身体のバランスを整えることは大切です。
    治療院での整骨や、筋肉バランスの調整をおすすめします。

    特に腰痛を繰り返す場合はすぐに整骨院、治療院を受診しましょう。
    ご自身で改善を試みて怪我をする場合もあります。

    当院は国家資格を持つ臨床家が、患者さんの生活習慣と症状を丁寧にカウンセリングします。さらにAI姿勢診断を使用して、痛みを改善するための患部への直接的治療と、要因となる姿勢動作改善へのアプローチを行います。

    お困りの方はご相談ください。

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  • 上下肢切断のリハビリテーション治療:加圧トレーニングの応用

    「上下肢切断のリハビリテーション治療における加圧トレーニングの応用」

    切断の原因と頻度

    日本では、糖尿病や末梢動脈疾患(PAD)などの病気、または外傷が上下肢の切断の主な原因です。医療技術の進歩や予防医学の改善により、外傷による切断は減少していますが、血管起因の切断は増加傾向にあります。

    リハビリテーション

    リハビリテーションの分野において、加圧トレーニングはその革新的なアプローチで注目を集めています。加圧トレーニングは、筋肉に適度な圧力をかけながら運動を行うことで、低強度のトレーニングでも高強度のトレーニングと同様の効果を得られるとされています。これは、血流を制限することで筋肉内の代謝ストレスを高め、筋肉成長に必要なホルモンの局所的な放出を促進することにより、筋力の向上を図ることができるためです。

    切断患者さんにとって、筋力の向上は義肢の使用において非常に重要です。義肢を効果的に使いこなすためには、残存する肢の筋肉を強化し、バランス能力を高める必要があります。加圧トレーニングは、これらの筋肉を効率的に鍛えることができるため、リハビリテーションプロセスにおいて重要な位置を占めています。

    加圧トレーニングは、切断患者さんの筋力回復、義肢の適応、そして全体的な生活の質の向上に寄与する可能性があるため、リハビリテーション治療において重要な役割を担っているのです。

    加圧トレーニング

    参考文献