コラム - 立川No.1実績|選ばれる整体・鍼灸院|メディカルジャパン立川 - Page 2
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  • 頭痛や抜け毛・白髪が気になる方へ|頭皮鍼とは?

    「頭が重くて頭痛を繰り返す」「頭皮が硬く感じる」「円形脱毛症が気になる」「最近白髪が増えてきた」など、頭や髪に関する悩みを抱えていませんか。

    頭皮鍼は、頭皮に細い鍼を行い、症状に応じて首・肩や身体のツボなども組み合わせる鍼灸施術です。メディカルジャパンでも頭皮鍼を行い、頭痛や頭皮・毛髪に関する悩みなどに対して、身体の状態に合わせた施術を行っています。

    ただし、「頭皮の血流を良くすれば頭痛・円形脱毛症・白髪がすべて改善する」という単純なものではありません。

    頭痛、円形脱毛症、白髪にはそれぞれ異なる原因・病態があるため、状態を正しく理解したうえで頭皮鍼を取り入れることが重要です。

     

    1.頭皮鍼とは

    頭皮鍼とは、その名前の通り頭皮に鍼を行う鍼灸施術です。

    一般的な鍼灸というと、首・肩・腰・手足などに鍼をするイメージが強いかもしれませんが、頭部にも多くの筋肉・筋膜・神経・血管が存在しているため、症状に合わせて頭皮を施術部位として選択することがあります。

    メディカルジャパンでも、頭皮への鍼刺激だけでなく、その方の症状や状態に応じて施術部位を変更する方針を紹介しています。

    頭皮にはどんな組織がある?

    頭部には、

    • 前頭筋
    • 側頭筋
    • 後頭筋
    • 帽状腱膜
    • 頭皮の血管
    • 三叉神経などの感覚神経

    などがあります。

    また、頭のすぐ下には首があるため、頭皮の不快感や頭痛を考える際には、

    • 後頭下筋群
    • 僧帽筋
    • 頭板状筋
    • 頚板状筋
    • 胸鎖乳突筋

    など首肩周囲の筋肉も重要になります。

    そのため、頭皮鍼=頭だけに鍼をする施術とは限りません。

     

    2.頭皮鍼にはどんな効果が期待される?

    頭皮鍼では、鍼を刺した部位への局所的な刺激や、頭・首肩周囲への刺激を通して、身体の状態を整えることを目指します。

    頭皮周囲の血流への作用

    鍼を刺した周囲では、一時的に皮膚が赤くなることがあります。

    これは「フレア反応」と呼ばれる現象の一つで、鍼などの機械的刺激によって局所の神経反射が起こり、皮膚血流が変化することがあります。

    ただし、

    「血流が増えた=発毛する」
    「血流が良くなれば白髪が黒くなる」

    と単純に結びつけることはできません。

    頭髪や白髪には、毛包・免疫・遺伝・加齢・色素細胞など多くの要素が関係します。

    頭・首肩の筋緊張へのアプローチ

    長時間のデスクワークやスマートフォン使用などでは、首・肩や側頭部の筋肉が緊張することがあります。

    特に、

    • 後頭部が重い
    • 頭を締めつけられる
    • 首肩こりと頭痛が一緒に出る

    という方では、頭皮だけでなく首・肩周囲の筋緊張を確認します。

    リラックスしやすい状態づくり

    頭皮・首肩へ刺激を行うことで、施術中に身体の力が抜けやすいと感じる方もいます。

    頭皮鍼は、頭皮そのものだけではなく、

    頭痛・首肩こり・睡眠・疲労・ストレスなどを含めたコンディショニング

    として利用することがあります。

    3.頭皮鍼と頭痛

    「頭痛があるから頭皮に鍼をすればよい」とは限りません。

    まず、どのような頭痛なのかを確認することが重要です。

    緊張型頭痛

    緊張型頭痛では、

    • 頭を締めつけられる感じ
    • 後頭部が重い
    • 首肩がこっている
    • 頭全体が重い
    • 長時間のパソコン作業で悪化する

    などの症状がみられます。

    首や肩周囲の筋緊張を伴うことも多いため、頭皮鍼では頭部だけでなく、

    • 後頭下筋群
    • 僧帽筋
    • 側頭筋
    • 頭板状筋
    • 頚板状筋

    なども確認します。

    片頭痛

    片頭痛では、

    • ズキズキ・脈打つような痛み
    • 吐き気
    • 光がまぶしい
    • 音がつらい
    • 身体を動かすと悪化する

    といった症状が出ることがあります。

    頭皮鍼では「血流を増やせば片頭痛が改善する」と単純に考えるのではなく、頭痛のタイプ・頻度・誘因・首肩の状態などを確認することが重要です。

     

    4.円形脱毛症に対する頭皮鍼・鍼灸

    円形脱毛症は、突然、円形または楕円形に毛が抜けることが特徴的な脱毛症です。

    「強いストレスで毛が抜けた」と考えられることがありますが、現在では、円形脱毛症は成長期の毛包を標的とする自己免疫性疾患であることが明らかになっています。

    円形脱毛症はストレスだけが原因ではない

    ストレスが発症や悪化に関係する場合はありますが、

    「ストレスが原因だからリラックスすれば治る」

    という病気ではありません。

    円形脱毛症に対して頭皮鍼では何をする?

    頭皮鍼では、

    • 脱毛部周囲の頭皮状態
    • 頭皮全体
    • 首肩の筋緊張
    • 睡眠
    • 疲労
    • ストレス状態

    などを確認し、症状や身体の状態に合わせて施術を行います。

    頭皮だけではなく、

    • 頭部
    • 手足

    などのツボを組み合わせる場合もあります。

    急速に脱毛が広がる場合は皮膚科へ

    特に、

    • 脱毛斑が急速に増える
    • 広範囲へ広がっている
    • 頭髪全体が抜けている
    • 眉毛・まつ毛にも脱毛がある
    • 爪にも変化がある

    場合は、早めに皮膚科で評価を受けることをおすすめします。

    5.白髪に対して頭皮鍼でできること

    白髪は、髪に色を与えるメラニン色素が十分に供給されなくなることで起こります。

    毛包にはメラニンを作るメラノサイトや、そのもととなるメラノサイト幹細胞が存在します。

    白髪には、

    • 加齢
    • 遺伝
    • 色素細胞の変化
    • 酸化ストレス
    • ストレス
    • 一部の病気や栄養状態

    など複数の要因が関係しています。近年の研究でも、毛包内のメラノサイト幹細胞の変化が加齢性白髪の重要な仕組みの一つとして研究されています。

    ストレスで白髪になる?

    ストレスと白髪の関係は研究されています。

    2020年にNatureに掲載された動物研究では、強いストレスによって交感神経が過剰に活性化し、毛包のメラノサイト幹細胞が減少して白毛化につながる仕組みがマウスで示されました。

    ただし、これは主に動物実験の知見であり、

    「ストレスを解消すれば白髪が必ず黒髪に戻る」

    という意味ではありません。

    頭皮鍼で白髪を黒くできる?

    現時点では、頭皮鍼によって白髪を確実に黒髪へ戻せることを示す十分な臨床エビデンスはありません。

    そのため、「白髪治療」として効果を断定するのではなく、

    • 頭皮への刺激
    • 首肩の筋緊張へのアプローチ
    • 頭皮コンディショニング
    • 睡眠・ストレス状態の確認

    など、頭皮と身体の環境を整えるためのケアとして考えるのが適切です。

    白髪は加齢や遺伝の影響も大きいため、鍼灸だけですべてを改善するものではありません。

    6.頭皮・髪のためのセルフケア

    頭皮鍼を受ける場合でも、日常生活の管理は重要です。

    髪や頭皮は、睡眠・食事・体調・ストレスなどさまざまな影響を受けます。

    十分な睡眠をとる

    睡眠不足が続くと、疲労やストレスを感じやすくなります。

    就寝・起床時間をできるだけ一定にし、十分な睡眠時間を確保しましょう。

    極端な食事制限を避ける

    髪はタンパク質を中心に作られています。

    そのため、

    • タンパク質
    • 亜鉛
    • ビタミン類

    などを含むバランスの良い食事を心がけます。

    ただし、特定の栄養素を大量に摂取すれば発毛するというものではありません。抜け毛の原因はさまざまであり、原因に応じた対応が必要です。日本皮膚科学会も、髪だけでなく全身の健康状態に注意することを勧めています。

    頭皮を強く揉みすぎない

    「血流を良くしよう」と頭皮を強くマッサージし続けると、皮膚を刺激しすぎる場合があります。

    指の腹を使って、心地よい程度に行いましょう。

    紫外線対策

    頭皮も皮膚なので紫外線の影響を受けます。

    帽子や日傘などを使い、長時間強い紫外線を浴び続けないようにします。

    適度に身体を動かす

    ウォーキングや軽い運動は、ストレス解消や睡眠リズムを整えるきっかけにもなります。

    無理な運動ではなく、継続できる範囲から始めましょう。

    頭皮を清潔に保つ

    シャンプーは頭皮を強くこすらず、指の腹でやさしく洗います。

    皮脂を気にして1日に何度も洗うと、頭皮へ過度な刺激を与える場合があるため注意します。

    頭皮環境を整えるためには、頭皮への刺激だけでなく、毎日のシャンプーやヘアケア用品の選び方も重要です。
    髪質や頭皮の状態に合ったケア用品を選ぶことで、健やかな頭皮環境の維持につながります。

    シャンプーの選び方や、市販品とサロン専売品の違いについて詳しく知りたい方は、
    美容室でシャンプーの基礎知識と市販品との違い徹底解説|サロン専売おすすめの選び方比較 |髪質改善美容室bokunoも参考になります。

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  • アキレス腱断裂はなぜ起こる?原因・症状・リハビリ・物理療法

    スポーツ中に「突然ふくらはぎの後ろを蹴られたような衝撃があった」「ブチッという音がして歩きにくくなった」といった場合、アキレス腱断裂の可能性があります。

    アキレス腱断裂は、テニス・バドミントン・バスケットボール・サッカーなど、急なダッシュやジャンプ、切り返しを伴うスポーツで起こりやすい外傷です。一方、スポーツ選手だけに起こるものではなく、加齢による腱の変化や久しぶりの運動などを背景に発症することもあります。

    アキレス腱断裂では、まず整形外科などで正確な診断を受け、保存療法または手術療法を行うことが基本です。その後は、アキレス腱を守りながら足関節の動き、ふくらはぎの筋力、歩行能力を段階的に取り戻していくリハビリが非常に重要になります。

    今回はアキレス腱断裂後のケアをお考えの方に向けて、原因・症状・検査・治療から、ES-530立体動態波、アストロン、リハビリ運動・ストレッチまで詳しく解説します。

    1.アキレス腱断裂と起こりやすい症状、起こりやすい人

    アキレス腱断裂とは?

    アキレス腱は、ふくらはぎにある腓腹筋・ヒラメ筋などの下腿三頭筋とかかとの骨(踵骨)をつないでいる太い腱です。

    歩くときに地面を蹴る、走る、ジャンプする、つま先立ちをするといった動作では、ふくらはぎの筋力をかかとへ伝える重要な役割を担っています。

    アキレス腱断裂とは、このアキレス腱が部分的または完全に切れてしまった状態です。メディカルジャパン立川の既存ページでも、歩行・走行・ジャンプなどに不可欠なアキレス腱が断裂する外傷として紹介しています。

    アキレス腱断裂で起こりやすい症状

    アキレス腱断裂では、受傷した瞬間に特徴的な感覚を訴える方が少なくありません。

    代表的なのが、

    • 後ろから誰かに蹴られたように感じる
    • ふくらはぎを棒で叩かれたように感じる
    • 「ブチッ」「パンッ」と音がした
    • アキレス腱周囲が痛む
    • 足首の後ろが腫れる
    • 内出血が出る
    • 地面を強く蹴り出せない
    • 階段を上りにくい
    • つま先立ちができない

    といった症状です。

    「歩けるから断裂していない」とは限らない

    ここは特に知っておきたいポイントです。

    アキレス腱を完全断裂すると歩けなくなるイメージがありますが、実際には時間が経つと歩ける場合があります

    アキレス腱以外の筋肉や腱も足首の動きに関わっているため、ある程度の歩行が可能になるケースがあるためです。

    一方、アキレス腱断裂では地面を強く蹴り出す能力が低下し、片脚でのつま先立ちが難しくなることが特徴の一つです。

    そのため、

    「歩けるから大丈夫」

    と自己判断しないことが大切です。

    アキレス腱断裂が起こりやすい人

    アキレス腱断裂はスポーツ選手だけのケガではありません。

    特に注意したいのは、

    • テニスやバドミントンをする方
    • バスケットボール・バレーボールをする方
    • サッカー・フットサルをする方
    • 久しぶりにスポーツを再開した方
    • 急に運動量を増やした方
    • 瞬発的な動作を繰り返す方
    • 過去にアキレス腱を痛めたことがある方
    • 体重が増加して足への負担が大きい方
    • 加齢に伴い腱の柔軟性・耐久性が低下している方

    などです。

    若年層ではスポーツ中、高齢者ではスポーツ以外の日常動作でも受傷することがあります。

    2.アキレス腱断裂の主な原因

    アキレス腱断裂では、腱に短時間で非常に大きな張力が加わることが代表的なきっかけになります。

    急なダッシュ・加速

    静止している状態から突然ダッシュすると、ふくらはぎの筋肉が急激に収縮します。

    その力がアキレス腱へ伝わることで、腱に大きな負荷がかかります。

    ジャンプ・着地

    バスケットボールやバレーボールなどでは、

    ジャンプ → 着地 → 再びジャンプ

    といった動作を繰り返します。

    特に踏み切りや着地の瞬間にはアキレス腱へ大きな負荷が加わります。

    急停止・切り返し

    テニスやバドミントン、サッカーなどでは、走っている方向を瞬間的に変える動作が頻繁にあります。

    このような、

    • 急停止
    • サイドステップ
    • 切り返し
    • 急加速

    はアキレス腱へ急激な負荷を加える代表的な動作です。

    加齢による腱の変化

    アキレス腱は強い組織ですが、年齢とともに組織の性質は変化します。

    若い頃と同じ感覚で突然激しいスポーツをすると、筋肉は動いても腱が負荷に耐えられず、断裂につながる場合があります。

    特に、

    「学生時代は運動していたが、数年ぶりに本格的なスポーツを再開した」

    というケースでは注意が必要です。

    急激な運動量増加

    これまで週1回しか運動していなかった方が突然週4~5回運動したり、短期間で練習量を大幅に増やしたりすると、腱の回復が負荷に追いつかないことがあります。

    予防では、

    運動強度 × 運動時間 × 頻度

    を一気に増やさないことが大切です。

     

    3.アキレス腱断裂の検査・診断

    アキレス腱断裂が疑われる場合は、整形外科などで状態を確認します。

    診断では、症状だけでなく身体診察や必要に応じた画像検査が行われます。

    断裂部分を触って確認する

    完全断裂の場合、アキレス腱の途中に**へこみ(陥凹)**を触れることがあります。

    ただし、受傷直後の腫れが強い場合などは、触診だけで判断しにくいことがあります。

    Thompsonテスト

    アキレス腱断裂を確認する代表的な検査です。

    うつ伏せになり、膝を曲げた状態でふくらはぎを圧迫します。

    正常であれば、ふくらはぎの筋肉からアキレス腱へ力が伝わるため、足首は自然につま先を下げる方向(底屈)へ動きます。

    アキレス腱が断裂している場合、その力がかかとへ伝わりにくくなり、足首の底屈が起こりにくくなります。

    超音波検査

    超音波検査(エコー)では、

    • 腱が連続しているか
    • 断裂部分
    • 腱の間隔
    • 周囲の状態

    などを確認できます。

    動かしながら観察できることも超音波検査の特徴です。

    MRI

    必要に応じてMRIを用いて、

    • 断裂の範囲
    • 部分断裂か完全断裂か
    • 周辺組織の状態

    などを詳しく確認する場合があります。

    4.アキレス腱断裂の治療

    アキレス腱断裂の治療は、大きく、

    保存療法
    手術療法

    に分けられます。

    どちらを選ぶかは、断裂の状態だけでなく、

    • 年齢
    • 活動レベル
    • スポーツ種目
    • 仕事
    • 基礎疾患
    • 再断裂リスク
    • 本人の希望

    などを総合的に考えて医師が判断します。

    保存療法

    手術を行わず、

    • ギプス
    • 装具

    などを使用して足首を一定の角度で保ち、断裂した腱同士が近づいた状態で治癒を待つ方法です。

    以前は保存療法では再断裂率が高いことが課題とされていましたが、現在は装具を活用しながら適切なタイミングで荷重や運動を行う機能的リハビリテーションが重要視されています。日本理学療法士協会のガイドラインでも、保存療法後の早期装具療法、荷重、可動域運動、下腿三頭筋筋力増強などが検討されています。

    手術療法

    断裂したアキレス腱を縫合する方法です。

    競技レベルや活動性、断裂状態などを考慮して選択されます。

    手術をした場合も、腱を縫合すればすぐ元通りになるわけではありません。

    術後には、

    組織の治癒 → 荷重 → 可動域 → 筋力 → 歩行 → ランニング → スポーツ

    という段階的なリハビリが必要です。

    治療後の「リハビリ」が重要

    アキレス腱断裂では、腱がつながることだけがゴールではありません。

    長期間動かさないことで、

    • ふくらはぎの筋力低下
    • 足関節の可動域低下
    • バランス能力低下
    • 歩き方の変化
    • 左右差

    などが起こる場合があります。

    そのため、保存療法でも手術療法でも機能を取り戻すためのリハビリが重要になります。

    5.ES-530立体動態波とアストロン治療

    メディカルジャパンでは、アキレス腱断裂後の回復期に、医療機関での治療方針や組織の状態を確認したうえで、物理療法をリハビリの補助として取り入れています。

    ES-530立体動態波[マイクロカレントモード]とは?

    μA(10-6A)という微弱な電流で、損傷の治癒を促進し、スポーツ後の筋肉痛軽減に適しています。また、感覚閾値下刺激で、顔面周辺や創部周辺への治療に最適です。

    回復段階に応じて、

    • 患部周囲への電気刺激
    • 疼痛への補助的アプローチ
    • 下腿筋への刺激
    • 筋機能を取り戻すための補助
    • リハビリ運動を行いやすい状態づくり

    などを目的として用いる場合があります。

    アストロン[超音波]とは?

    聴感覚を生じさせないほど細かな周波数で振動する音波を利用し、微細振動による微小マッサージ作用(細胞レベル)と温熱作用により、筋肉・関節などのこわばり や疼痛を緩解させます。また、再生組織の活性が促され骨折なども治癒しやすくなります。

    アキレス腱断裂後では、医師から運動や物理療法を許可された回復期に、

    • アキレス腱周囲
    • ふくらはぎ
    • 足関節周囲

    などの状態に合わせて使用する場合があります。

     

    6.アキレス腱断裂後のリハビリ運動・ストレッチ

    アキレス腱断裂後のリハビリで最も大切なのは、

    「早く元に戻そうとして、無理に伸ばしたり鍛えたりしないこと」

    です。

    腱は治癒段階によって耐えられる負荷が異なります。

    そのため、医師や理学療法士などから示された治療・リハビリスケジュールを守りながら段階的に進めます。保存療法後の可動域運動や下腿三頭筋筋力増強は、理学療法ガイドラインでも重要な検討項目です。

    初期|腱を守りながら身体機能を維持する

    固定・装具期間には、患部へ許可されていない負荷を加えないことが基本です。

    一方、医師の許可範囲で、

    • 足の指を動かす
    • 膝を曲げ伸ばしする
    • 股関節を動かす
    • 体幹を鍛える

    など、患部以外の機能を維持することがあります。

    中期|足関節の動きを少しずつ取り戻す

    治癒が進み、医師から足関節運動を許可されたら、可動域を段階的に取り戻します。

    ここで重要なのは、

    背屈方向へ無理に伸ばさないこと

    です。

    治癒途中のアキレス腱を過度に伸ばすと、腱が必要以上に長くなる可能性があります。

    そのため、

    「硬いからたくさんストレッチする」

    のではなく、治癒段階に合わせます。

    ヒラメ筋ストレッチ

    ヒラメ筋はふくらはぎの深部にあり、アキレス腱へつながっています。

    一般的には、

    1. 壁に手をつく
    2. ストレッチしたい脚を後ろにする
    3. 膝を軽く曲げる
    4. かかとを浮かさず体重を前へ移す

    ことでヒラメ筋を伸ばします。

    ただし、アキレス腱断裂後は開始時期が重要です。

    腓腹筋ストレッチ

    腓腹筋はふくらはぎ表面の大きな筋肉で、ヒラメ筋とともにアキレス腱につながっています。

    一般的には、

    1. 壁へ手をつく
    2. ストレッチしたい脚を後ろへ引く
    3. 後ろ脚の膝を伸ばす
    4. かかとを床につける
    5. 身体をゆっくり前へ移動する

    という方法です。

    これも痛みを我慢して強く伸ばさないことが重要です。

    下腿三頭筋の筋力トレーニング

    アキレス腱断裂後は、固定や免荷によってふくらはぎの筋力が低下しやすくなります。

    そこで段階的に、

    軽い底屈運動 → 両脚カーフレイズ → 片脚カーフレイズ

    へ進めていきます。

    両脚カーフレイズ

    1. 両足で立つ
    2. 壁や椅子へ手を添える
    3. 両方のかかとをゆっくり上げる
    4. ゆっくり下ろす

    という運動です。

    最初から患側だけで行うのではなく、両脚で負荷を分散します。

    片脚カーフレイズ

    筋力と腱の耐久性が回復したら、片脚でのカーフレイズへ進みます。

    このときは、

    • 何回できるか
    • どの高さまで上がるか
    • 左右差があるか
    • 翌日に痛みや腫れが増えないか

    などを確認します。

    バランストレーニング

    アキレス腱断裂後には、単純な筋力だけでなく、

    • 足関節の安定性
    • 重心コントロール
    • 片脚立位
    • 着地能力

    なども取り戻す必要があります。

    そのため、

    両脚立位 → 片脚立位 → 不安定面 → ステップ → スポーツ動作

    と段階的に進めます。

    スポーツ復帰へ

    最終的には、

    通常歩行

    両脚カーフレイズ

    片脚カーフレイズ

    軽いジョギング

    ランニング

    ジャンプ

    切り返し

    競技復帰

    というように、段階的に負荷を高めていきます。

    「受傷から○か月たったから復帰」だけで判断するのではなく、

    筋力・可動域・歩行・片脚カーフレイズ・ジャンプ能力・左右差

    などを確認することが重要です。

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  • 顔面神経麻痺にお悩みの方へ|原因・症状・鍼灸治療

    「朝起きたら顔の片側が動かしにくい」「口から水がこぼれる」「片目が閉じにくい」などの症状が突然現れた場合、顔面神経麻痺の可能性があります。

    顔面神経麻痺には、ベル麻痺やラムゼイハント症候群などの末梢性顔面神経麻痺のほか、脳梗塞などが原因となる中枢性の顔面麻痺もあります。

    そのため、顔の動きに急な異常が出た場合は自己判断せず、まず医療機関で原因を確認することが重要です。

    1.顔面神経麻痺とは

    顔面神経麻痺とは、顔の表情を作る「顔面神経」の働きが低下し、顔の一部が動かしにくくなる状態です。

    顔面神経は、

    • 額にしわを寄せる
    • まぶたを閉じる
    • 口角を上げる
    • 頬をふくらませる
    • 笑顔を作る

    といった表情筋の動きをコントロールしています。

    さらに、顔面神経は表情だけではなく、味覚・涙・唾液の分泌・音の聞こえ方などにも関係しています。

    そのため顔面神経が障害されると、単に「顔が動きにくい」だけではなく、さまざまな症状が現れることがあります。

    2.顔面神経麻痺の主な原因

    顔面神経麻痺にはいくつかの原因があります。

    ベル麻痺

    末梢性顔面神経麻痺で最も多いタイプです。

    突然、顔の片側が動きにくくなることが特徴で、単純ヘルペスウイルスなどの再活性化によって顔面神経に炎症やむくみが起こることが原因の一つと考えられています。

    ラムゼイハント症候群

    水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化することで起こります。

    顔面麻痺に加えて、

    • 耳の強い痛み
    • 耳周辺の水疱
    • 耳鳴り
    • 難聴
    • めまい

    などを伴うことがあります。

    脳梗塞・脳出血

    脳に原因がある中枢性顔面神経麻痺です。

    顔の麻痺に加えて、手足の麻痺やろれつが回らないなどの症状を伴う場合があります。

    そのほかにも、外傷、腫瘍、感染症などが原因となることがあります。

    3.顔面神経麻痺で起こりやすい症状

    顔面神経麻痺では、次のような症状が現れることがあります。

    • 額にしわを寄せにくい
    • 片目が閉じにくい
    • 目が乾きやすい
    • 口角が下がる
    • 笑ったときに顔が左右非対称になる
    • 頬をふくらませにくい
    • 飲み物が口からこぼれる
    • 食事がしにくい
    • 発音しにくい
    • 味を感じにくい
    • 音が大きく響いて感じる
    • 耳の痛み
    • めまい・耳鳴り

    症状の出方や程度は、顔面神経が障害されている場所や重症度によって異なります。

    4.ベル麻痺とラムゼイハント症候群の違い

    顔面神経麻痺で代表的なのが、ベル麻痺とラムゼイハント症候群です。

    ベル麻痺では、突然の片側顔面麻痺を中心に、目が閉じにくい、口角が下がる、味覚が低下するといった症状がみられます。

    一方、ラムゼイハント症候群では、顔面麻痺に加えて、

    • 耳の強い痛み
    • 水疱
    • 難聴
    • 耳鳴り
    • めまい

    などを伴うことがあります。

    ただし、水疱が目立たないケースもあるため、症状だけで自己判断することはできません。

    5.顔面神経麻痺の検査・評価

    顔面神経麻痺では、顔のどの部分がどの程度動いているかを確認します。

    例えば、

    • 額にしわを寄せる
    • 目を強く閉じる
    • 歯を見せる
    • 口をすぼめる
    • 頬をふくらませる

    などの動きを確認します。

    顔面神経麻痺の程度を評価する方法として、日本では**柳原法(40点法)**がよく用いられます。

    そのほか、

    • House-Brackmann法
    • Sunnybrook法
    • ENoGなどの電気生理学的検査
    • MRI・CT
    • 血液検査

    などが必要に応じて行われます。

    評価することで、麻痺の程度や回復経過を確認しやすくなります。

    6.顔面神経麻痺の治療とリハビリ

    ベル麻痺やラムゼイハント症候群では、発症後できるだけ早い段階での医療機関受診が重要です。

    ベル麻痺では、ステロイドなどによる薬物治療が行われることがあります。

    ラムゼイハント症候群では、ステロイドに加えて抗ウイルス薬が使用されることがあります。

    また、目が閉じにくい場合には角膜を守るためのケアも重要です。

    回復期には表情筋のリハビリを行いますが、顔面神経麻痺では「強くたくさん動かせば良い」というわけではありません。

    無理な表情筋運動を繰り返すことで、

    • 口を動かすと目が閉じる
    • 目を閉じると口元も動く

    といった病的共同運動が起こる場合があります。

    そのため、鏡を見ながらゆっくりと正確に動かすことが重要です。

    7.顔面神経麻痺に対する鍼灸とは

    顔面神経麻痺に対する鍼灸では、医療機関での診断・治療を受けたうえで、回復期の症状に合わせた補助的な施術として行われることがあります。

    鍼灸では、

    • 顔面周囲の筋緊張へのアプローチ
    • 表情筋を動かしやすい状態づくり
    • 首や肩周囲の緊張へのアプローチ
    • 回復期のコンディション調整
    • 後遺症に対するケア

    などを目的として施術を組み立てます。

    顔面だけではなく、首・肩・頭部や手足など、身体の状態に合わせて施術部位を選択します。

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  • 肘の内側・外側が痛い方へ|ゴルフ肘・テニス肘の原因・症状・治療法・再発予防

    「ラケットを振ると肘の外側が痛い」「ゴルフのスイングで肘の内側に痛みが走る」「ペットボトルを持つだけでも肘が痛い」といった症状に悩んでいませんか。

    一般に、テニス肘は肘の外側に起こる上腕骨外側上顆炎(外側肘腱障害)、**ゴルフ肘は肘の内側に起こる上腕骨内側上顆炎(内側上顆症)**を指します。名前に「テニス」「ゴルフ」と付いていますが、スポーツをしていない方でも、仕事・家事・育児などで手首や前腕を繰り返し使うことで発症することがあります。日本整形外科学会では、テニス肘では特に短橈側手根伸筋の腱付着部が障害されることが多く、物を持ち上げたりタオルを絞ったりする際に肘外側から前腕へ痛みが出ると説明しています。

    メディカルジャパンでは、肘の痛みだけを見るのではなく、前腕の筋肉や腱、手首の使い方、スポーツフォームなどを確認し、状態に応じて鍼、2Dエコー、超音波・低周波を組み合わせた「アストロン」、運動療法などを行っています。

    1.ゴルフ肘・テニス肘とは

    ゴルフ肘とテニス肘は、どちらも肘周辺の筋肉から続く「腱」に繰り返し負担が加わることで痛みが起こる代表的な肘の障害です。

    ただし、痛む場所と負担がかかりやすい筋肉が異なります。

    テニス肘とは

    テニス肘は、正式には上腕骨外側上顆炎と呼ばれます。

    肘の外側には、手首や指を伸ばす筋肉が付着しています。

    代表的な筋肉は、

    • 短橈側手根伸筋
    • 長橈側手根伸筋
    • 総指伸筋

    などです。

    特に短橈側手根伸筋の付着部に負担が集中しやすいと考えられています。

    そのため、

    「肘そのものを使いすぎた」

    というよりも、

    手首・指を繰り返し使った結果、その筋肉の付け根である肘外側へ負荷が蓄積した

    と考えると分かりやすいでしょう。

    ゴルフ肘とは

    ゴルフ肘は、正式には上腕骨内側上顆炎などと呼ばれ、肘の内側に痛みが生じます。

    肘の内側には、

    • 手首を曲げる筋肉
    • 指を曲げる筋肉
    • 前腕を内側へ回す筋肉

    などの腱が集まっています。

    ゴルフのスイングだけでなく、強く握る動作や手首を曲げる動作を何度も繰り返すことで負担が蓄積する場合があります。

    2.ゴルフ肘とテニス肘の違い

    最も分かりやすい違いは、痛む場所です。

    テニス肘

    肘の外側が痛む

    手首を反らす、指を伸ばす、物を持ち上げるなどの動作で痛みやすくなります。

    ゴルフ肘

    肘の内側が痛む

    手首を曲げる、強く握る、前腕を回すなどの動作で痛みやすくなります。

    つまり、

    外側=テニス肘
    内側=ゴルフ肘

    と覚えると分かりやすいでしょう。

    ただし、痛む場所だけで自己診断することはおすすめできません。

    肘周辺には神経や靱帯も通っているため、別の疾患でも似た痛みが起こります。

    特に肘の内側の痛みとともに、

    • 小指がしびれる
    • 薬指がしびれる
    • 手に力が入りにくい

    といった症状がある場合は、尺骨神経が関係する肘部管症候群などを確認する必要があります。

    3.ゴルフ肘・テニス肘で起こりやすい症状

    テニス肘の代表的な症状

    テニス肘では、安静にしているときは比較的痛みが少なくても、手や手首を使った瞬間に痛みが出ることがあります。

    代表的なのは、

    • 物をつかんで持ち上げると痛い
    • ペットボトルを持つと痛い
    • タオルや雑巾を絞ると痛い
    • ドアノブを回すと痛い
    • フライパンを持つと痛い
    • パソコンのマウス操作で痛む
    • 手首を反らすと痛い
    • 指を伸ばすと痛い

    などです。

    ゴルフ肘で起こりやすい症状

    ゴルフ肘では、

    • 肘の内側を押すと痛い
    • ゴルフクラブを握ると痛い
    • スイングのインパクトで痛む
    • 手首を曲げると痛い
    • 荷物を強く握ると痛い
    • 重い物を持つと痛い
    • 前腕を内側へひねると痛い

    といった症状がみられます。

    痛みを我慢して使い続けると

    最初は競技や重い作業のときだけ痛かったものが、

    スポーツ → 家事 → 軽い物を持つ → 日常動作

    というように、少ない負荷でも症状が出るようになる場合があります。

    4.ゴルフ肘・テニス肘の主な原因

    ゴルフ肘・テニス肘の大きな特徴は、一度の大きな外傷よりも、小さな負荷の繰り返しが関係しやすいことです。

    オーバーユース

    代表的な原因・関連要因です。

    何度も、

    • 握る
    • 手首を反らす
    • 手首を曲げる
    • 指を伸ばす
    • 前腕を回す

    といった動作を繰り返すことで、筋肉から腱へ負荷が加わります。

    テニスのフォーム

    テニスでは、特にバックハンドストロークなどで手首を適切に使えていないと、肘外側へ負担が集中する場合があります。

    また、

    • ラケットを強く握りすぎる
    • ラケットが重すぎる
    • 練習量が急に増えた
    • 打点が安定しない
    • 腕だけでボールを打つ

    なども負担を増やす要因になります。

    ゴルフのスイング

    ゴルフでは、

    • クラブを強く握りすぎる
    • 腕だけで振る
    • ダフる
    • インパクトで強い衝撃が入る
    • 練習場で大量に打つ
    • 急に練習量を増やす

    などによって前腕屈筋群へ負担が集中することがあります。

    家事・仕事でも起こる

    「テニスをしていないからテニス肘ではない」とは限りません。

    例えば、

    • フライパンを繰り返し持つ
    • 包丁を使う
    • 掃除機をかける
    • 雑巾を絞る
    • 工具を使用する
    • 荷物を運ぶ
    • 赤ちゃんを抱く
    • 美容師としてハサミを使う

    など、日常生活や仕事でも発症する可能性があります。

    年齢と腱の変化

    日本整形外科学会では、テニス肘は中年以降でみられやすく、加齢とともに腱が傷んで発症すると考えられていることも説明されています。

    そのため、

    同じ運動をしていても以前より回復しにくくなった

    ということも、発症の背景になり得ます。

    5.ゴルフ肘・テニス肘に対する鍼とは

    ゴルフ肘・テニス肘に対する鍼では、痛みがある肘だけを見るのではなく、負担のかかっている前腕筋も確認します。

    テニス肘で確認する筋肉

    • 短橈側手根伸筋
    • 長橈側手根伸筋
    • 総指伸筋
    • 前腕伸筋群

    などです。

    ゴルフ肘で確認する筋肉

    • 橈側手根屈筋
    • 尺側手根屈筋
    • 円回内筋
    • 浅指屈筋など

    前腕屈筋・回内筋群を中心に確認します。

    鍼で目指すこと

    鍼では、

    • 前腕筋の過緊張を和らげる
    • 肘周囲の痛みを軽減する
    • 手首・肘を動かしやすくする
    • ストレッチや運動療法を行いやすい状態をつくる

    といったことを目的に行う場合があります。

    6.超音波・低周波「アストロン」とは

    メディカルジャパンでは、ゴルフ肘・テニス肘に対して、超音波と電気刺激を組み合わせられる複合治療器**「アストロン」**を使用しています。

    超音波と低周波を組み合わせる

    アストロンでは、

    超音波による物理刺激+電気刺激

    を症状に応じて組み合わせます。

    アストロンは、超音波(1MHz、3MHz)と低〜高周波の電気刺激を、症状や部位に応じて自由に組み合わせて出力できる最新の複合治療器です。深部組織へのアプローチと神経・筋肉の刺激を同時に行うことが可能です。

    7.ゴルフ肘・テニス肘の再発予防

    症状が落ち着いても、以前と同じフォーム・練習量・仕事の使い方へ戻れば、再び肘へ負担がかかる可能性があります。

    練習量を急に増やさない

    例えば、

    「久しぶりにテニスを3時間」
    「ゴルフ練習場で突然200球」

    など、身体が慣れていない状態で負荷を急増させることは避けましょう。

    大切なのは、

    負荷 × 回数 × 頻度

    を徐々に増やすことです。

    ウォーミングアップ

    競技前に、

    • 肩を回す
    • 肘を曲げ伸ばしする
    • 手首を動かす
    • 軽い素振りをする

    など、段階的に身体を競技動作へ慣らします。

    グリップを強く握りすぎない

    テニスでもゴルフでも、必要以上に強く握り続けると前腕筋が緊張し続けます。

    道具を見直す

    テニスでは、

    • ラケット重量
    • グリップサイズ
    • ガット
    • ラケットバランス

    などが腕への負担に影響します。

    ゴルフでも、

    • クラブ重量
    • シャフト
    • グリップ
    • 練習マット

    などを確認します。

    フォームを見直す

    テニスでは腕だけで打たず、身体の回旋や下半身を使います。

    ゴルフでも手打ちを減らし、

    下半身 → 体幹 → 肩 → 腕 → クラブ

    と全身で力を伝えることが肘への負担分散につながります。

    日常生活の負荷も見直す

    競技を週2回しか行っていなくても、

    毎日の仕事で、

    • マウスを操作する
    • 重い工具を使う
    • 荷物を持つ
    • フライパンを持つ

    などを繰り返していれば、前腕への総負荷は高くなります。

    再発予防ではスポーツだけでなく、1週間全体で肘をどのくらい使っているかを見ることが重要です。

  • 寝違えはなぜ起こる?寝違えを繰り返す方へ|原因・鍼灸・整体・枕の高さと再発予防を解説

    朝起きたときに「首が動かせない」「振り向くと痛い」「肩から肩甲骨まで張っている」といった経験はありませんか。

    一般的に「寝違え」と呼ばれる状態では、睡眠中の姿勢や首肩の疲労などをきっかけに、首周囲の筋肉や関節へ一時的な負担がかかり、痛みや動かしにくさが起こります。

    1.寝違えとは

    寝違えとは、朝起きたときなどに首の後ろから肩にかけて痛みが出て、首を左右へ向く、上を向く、下を向くといった動作がしにくくなる状態です。

    「寝違え」は正式な病名ではなく、一般的に急に起こった首の痛みに対して使われる言葉です。

    寝違えでは、首の筋肉だけではなく、

    • 僧帽筋
    • 肩甲挙筋
    • 頚部の深い筋肉
    • 筋膜
    • 頚椎の関節
    • 関節包

    など、複数の組織が痛みに関係することがあります。

    そのため、「首の筋肉が硬くなっただけ」と決めつけず、どの方向へ動かすと痛いのか、肩や腕まで症状が出ていないかなどを確認することが大切です。

    2.寝違えで起こりやすい症状

    寝違えでは、首の痛みだけでなく日常生活のさまざまな動作で不便を感じます。

    首を左右に向くと痛い

    車の運転で後ろを確認する、人に呼ばれて振り向くといった動作で痛みが出ることがあります。

    上や下を向くと痛い

    うがい、高い場所を見る、スマートフォンを見るなどの動作でも痛む場合があります。

    首から肩・肩甲骨まで痛む

    寝違えでは、首だけでなく肩や肩甲骨周辺まで重だるさや張りを感じることがあります。

    朝起きた直後に強く感じる

    睡眠中に同じ姿勢が長く続いたことで、起床直後に首が固まったように感じる方もいます。

    腕や手のしびれがある場合

    寝違えでは通常、首周囲の痛みや可動域制限が中心です。

    一方で、

    • 腕や手がしびれる
    • 指の感覚が鈍い
    • 握力が低下する
    • 腕に力が入りにくい

    といった症状がある場合は、頚椎椎間板ヘルニアや神経根症など別の原因も考える必要があります。

    3.寝違えの主な原因

    寝違えは、一つの原因だけで起こるとは限りません。

    睡眠中の不自然な姿勢

    首を長時間ひねった状態や、極端に曲げた状態で寝ていると、首周囲の筋肉や関節へ負担が集中します。

    枕の高さが合っていない

    枕が高すぎると首が前へ曲がりやすく、低すぎると首が反りやすくなります。

    ただし、「寝違えた=枕が原因」とは限りません。体格、肩幅、マットレス、寝姿勢なども関係します。

    長時間のデスクワーク

    パソコン作業で頭が前へ出た状態が続くと、首肩周囲の筋肉に疲労が蓄積します。

    スマートフォンの長時間使用

    スマートフォンを低い位置で長時間見続けると、首が前へ曲がった姿勢が続きやすくなります。

    前日のスポーツ・仕事

    筋力トレーニング、ゴルフ、テニス、重い荷物を持つ仕事などで首肩周囲へ負担がかかった翌朝に症状が出ることもあります。

    疲労・睡眠不足

    身体の疲労が強い状態では首肩の筋緊張も高まりやすく、睡眠中の姿勢による負担が症状につながることがあります。

    4.寝違えに対する鍼灸

    寝違えに対する鍼灸では、単に痛いところへ鍼をするのではなく、首肩周囲の筋緊張や動きを確認したうえで施術します。

    状態によっては、

    • 僧帽筋
    • 肩甲挙筋
    • 頭板状筋
    • 頚板状筋
    • 胸鎖乳突筋周辺
    • 肩甲骨周囲筋

    などへアプローチすることがあります。

    鍼灸では、首肩周囲の筋緊張や痛みを和らげ、首や肩甲骨を動かしやすい状態を目指します。

    5.寝違えに対する整体・手技

    整体や手技では、首だけを強く揉んだり、勢いよく動かしたりすることが目的ではありません。

    首の動きには、肩甲骨や胸郭、胸椎なども関係しています。

    そのため、

    • 肩甲骨の動き
    • 胸郭の動き
    • 胸椎の柔軟性
    • 肩関節の動き
    • デスクワーク姿勢

    なども確認します。

    首だけへ負担が集中している場合には、肩甲骨や胸郭を動かしやすくすることで、首を無理なく動かせる状態を目指します。

    痛みを我慢して強くストレッチしたり、勢いよく首を回したりすることは避けましょう。

    6.寝違えを繰り返す原因

    何度も寝違えを繰り返す場合は、睡眠中だけでなく普段の生活も見直す必要があります。

    枕・寝具が合っていない

    毎回同じ側の首が痛くなる場合は、枕の高さや寝姿勢が影響している可能性があります。

    デスクワークが長い

    長時間同じ姿勢で仕事をしていると、首肩周囲に疲労が蓄積します。

    スマートフォンを見る姿勢

    頭が前へ出た状態が長く続くことで、首への負担が増えやすくなります。

    肩甲骨・胸郭が動きにくい

    振り向く動作は首だけで行うものではありません。

    胸郭や胸椎の動きが少ないと、首だけで大きく回すことになり、負担が集中する場合があります。

    運動不足

    背中や肩甲骨周辺を動かす機会が少ないと、長時間同じ姿勢になりやすくなります。

    睡眠不足・疲労

    睡眠や休養が不足すると、身体の回復が追いつかず、首肩の緊張が残りやすくなることがあります。

    寝違えを繰り返す方は、「枕だけ」「姿勢だけ」と一つに原因を決めるのではなく、日常生活全体を見直すことが大切です。

    7.寝違えと枕の高さの関係

    「寝違えを繰り返すのは枕が高いから?」と考える方は多いですが、全員に共通する理想的な高さはありません。

    体格、肩幅、頭の形、寝姿勢、マットレスの硬さによって適切な高さは変わります。

    枕が高すぎる場合

    仰向けで枕が高すぎると、あごが胸側へ入り、首が前へ曲がった状態になります。

    首の後ろ側へ負担がかかりやすくなるため、あごが強く引かれていないか確認しましょう。

    枕が低すぎる場合

    低すぎる枕では頭が後方へ落ち、首が反った状態になりやすくなります。

    仰向けであごが上を向きすぎていないか確認します。

    横向きでは肩幅を確認

    横向きでは肩が身体とマットレスの間に入るため、仰向けより高さが必要になることがあります。

    横から見たときに、頭・首・背中が大きく傾かず、自然な位置に近い状態が目安です。

    マットレスとの組み合わせも重要

    柔らかいマットレスでは身体が深く沈み、硬いマットレスでは肩が沈みにくいため、同じ枕でも首の位置が変わります。

    枕だけでなく寝具全体で確認することが大切です。

    タオルで少しずつ高さを調整する

    いきなり枕を買い替えなくても、タオルを使って少しずつ高さを調整する方法があります。

    調整後は、

    • 朝の首の痛み
    • 肩のこわばり
    • 寝返りのしやすさ
    • 横向き時の首の傾き

    を確認してみましょう。

    8.寝違えの再発予防で意識したいこと

    寝違えを繰り返さないためには、首だけをケアするのではなく、日常生活を見直すことがポイントです。

    • 30~60分ごとに姿勢を変える
    • スマートフォンを極端に低い位置で見続けない
    • 肩甲骨や胸郭を動かす
    • 首を勢いよく回さない
    • 痛みを我慢してストレッチしない
    • 枕の高さを見直す
    • 横向き時の首の位置を確認する
    • 睡眠時間を確保する
    • 適度な運動を続ける

    「良い姿勢をずっと維持する」ことよりも、同じ姿勢を長時間続けないことが大切です。

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