肉離れを早期回復!エコー診断とES-530・アストロンの効果

1. その激痛は「肉離れ」かも?原因とメカニズム
スポーツ中のダッシュやジャンプ、あるいは日常で急に走り出した瞬間に、ふくらはぎや太ももに**「ブチッ」という衝撃と共に激痛が走った経験はありませんか? それは単なる筋肉痛ではなく、筋肉の繊維が断裂する「肉離れ(にくばなれ)」**の可能性が高いです。
なぜ起こるのか?(メカニズム)
肉離れは、医学的には**「筋断裂(きんだんれつ)」**と呼ばれます。 筋肉がギュッと収縮しようとしている時に、逆方向に無理やり引き伸ばされる力(遠心性収縮)が加わることで発生します。筋肉の強さに繊維が耐えきれず、自らの筋力で自分を引きちぎってしまうような状態です。
起こりやすい場所
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ふくらはぎ(腓腹筋): 「テニスレッグ」とも呼ばれ、ダッシュやジャンプの着地で多発します。
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太もも裏(ハムストリングス): スプリント競技や、足を高く振り上げた時に発生します。
2. 症状と重症度(グレード)分類
「歩けるから大丈夫」と自己判断するのは危険です。肉離れは損傷の程度によって、治療期間や予後が大きく異なるため、まずは重症度(グレード)を確認しましょう。
グレードⅠ度(軽症:微細な損傷)
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状態: 筋繊維がわずかに引き伸ばされたり、ごく一部が切れている状態。
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症状: 自力で歩くことはできますが、筋肉を伸ばす(ストレッチする)と痛みがあります。
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全治目安: 1〜2週間程度。
グレードⅡ度(中等症:部分断裂)
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状態: 筋繊維の一部が明らかに断裂している状態。
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症状: 歩行時に痛みがあり、体重をかけるのが辛くなります。受傷から数日後に、患部より下の位置に**皮下出血(青あざ)**が現れるのが特徴です。
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全治目安: 3〜6週間程度。しっかり治療しないと再発しやすいレベルです。
グレードⅢ度(重症:完全断裂)
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状態: 筋肉が完全に切れてしまっている状態。
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症状: 激痛で自力歩行は困難です。患部を触ると、筋肉が切れた部分が**凹んでいる(陥凹)**のが分かります。
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全治目安: 数ヶ月〜半年。場合によっては手術が必要になることもあります。
3. なぜ「エコー検査(超音波観察)」が必要なのか?
「病院でレントゲンを撮ったけど、『骨に異常はない』と言われた」 肉離れの患者様からよく聞く言葉です。しかし、レントゲンは骨を見るものであり、筋肉の状態は分かりません。
当院では、エコー(超音波画像診断装置)を使用することで、レントゲンには映らない「筋肉の傷」をリアルタイムで可視化します。
エコーで分かること
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断裂の深さと範囲: 筋肉がどのくらい切れているかをミリ単位で確認できます。
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血腫(けっしゅ)の有無: 筋肉内部に血の塊ができているかどうかを確認します。血腫が残ると「しこり」になりやすいため、早期発見が重要です。
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正確な全治予測: 損傷レベルを目で見て確認できるため、「いつからスポーツ復帰できるか」を的確に予測できます。
4. 細胞修復を加速!「ES-530」のマイクロカレント療法
「肉離れを早く治したい」 その鍵を握るのが、受傷直後(急性期)の治療です。当院では、トップアスリートも愛用する伊藤超短波社の**「ES-530」**を使用します。
マイクロカレント(微弱電流)の驚くべき効果
ES-530に搭載されている**「マイクロカレント(MCR)」**は、人体に元々流れている電流に似た、極めて弱い電気を流す治療法です。
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ATP生成の促進: 細胞のエネルギー源である「ATP(アデノシン三リン酸)」の生成を助け、傷ついた筋繊維の修復スピードを劇的に早めます。
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無痛・非侵襲: ほとんど刺激を感じないため、痛みが強くて触れないような受傷直後から使用でき、腫れや炎症を素早く鎮めます。
5. しこりを残さない!複合治療器「アストロン」の効果
痛みが引いてきた回復期に最も怖いのが、筋肉が硬く固まってしまう**「瘢痕化(はんこんか・しこり)」です。しこりが残ると筋肉の柔軟性が落ち、復帰後に「再発」**を繰り返す原因になります。
これを防ぐのが、複合治療器**「アストロン」**です。
アストロンでの深部ケア
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超音波(深部温熱・振動): 1秒間に数百万回のミクロマッサージ効果で、体の奥深くにある筋肉を温め、硬くなりかけた組織(しこり)を柔らかく溶かすようにほぐします。
「ただの肉離れ」と放置しないでください
肉離れは、初期治療を誤ると「しこり」が残り、何度も同じ場所を怪我する「癖」がついてしまいます。 エコーによる正確な診断と、ES-530・アストロンによる専門治療で、後遺症を残さず最短で治しましょう。 「ブチッ」ときたら、すぐに当院へご相談ください。

