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  • アキレス腱断裂の原因と対策|スポーツ・日常で起こる理由と再発を防ぐリハビリ・予防法

    ある日突然「足が動かない!?」

    「ダッシュした瞬間に“ブチッ”という音がして倒れた」
    「後ろから蹴られたような感覚があったのに、誰もいなかった」

    このようなエピソードで始まるのが、アキレス腱断裂です。
    中高年のスポーツ愛好者だけでなく、軽い運動や段差の上り下りでも起こることがあります。

    一度断裂してしまうと、歩行や運動に大きな支障をきたし、回復までに数ヶ月を要します。
    しかし、原因を知り、日常生活での筋肉・腱のケアや体の使い方を意識することで、
    アキレス腱断裂は予防することが可能です。

    この記事では、

    • アキレス腱が断裂する本当の原因

    • 症状・診断のポイント

    • 治療とリハビリの基本

    • 再発を防ぐセルフケア
      をわかりやすく解説します。


    1. なぜアキレス腱が断裂するのか?原因の整理

    ▶ 原因①:急激な動作による“強い負荷”

    アキレス腱断裂は、筋肉が急激に収縮した瞬間に起こります。
    特に、

    • ダッシュやジャンプの踏み込み

    • 突然の方向転換

    • 着地の衝撃
      といった動作でふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)が一気に引っ張られ、
      腱が耐えきれずに断裂してしまいます。

    スポーツではバドミントン、テニス、バスケットボールなど、
    「急な動き出し+ストップ」が多い競技で頻発します。


    ▶ 原因②:腱の老化・血流低下

    アキレス腱は年齢とともに弾力が減り、もろくなる性質があります。
    腱の中央部(かかとから約4〜6cm上)は血流が少なく、加齢によりさらに循環が悪化。
    その結果、微小な損傷が蓄積して「腱の変性」が進みます。

    中高年になって久しぶりに運動を再開した際に起こるケースが多いのは、
    この“腱の老化+急な負荷”が重なるためです。


    ▶ 原因③:筋力低下と柔軟性不足

    ふくらはぎ(下腿三頭筋)の筋力が弱いと、
    アキレス腱が過剰に引き伸ばされてしまいます。
    また、ふくらはぎ・ハムストリングス(もも裏)の柔軟性が落ちると、
    衝撃を吸収できず、腱へのストレスが増加します。


    ▶ 原因④:靴・姿勢・足のアライメント(並び方)の影響

    • すり減った靴底

    • 高すぎるヒール

    • 扁平足(へんぺいそく)や過回内(内側に傾く足)
      なども、腱に偏った力をかける原因になります。


    2. 断裂時・断裂後に現れる症状と診断ポイント

    ▶ 主な症状

    • 「バチン」「ブチッ」という破裂音

    • ふくらはぎからアキレス腱にかけて強い痛み

    • つま先立ちができない

    • 立てるが、歩くときに力が入らない

    腱が切れると、筋肉の張力が失われ、足首を伸ばす動作(底屈)ができなくなります。


    ▶ 診断のポイント

    整形外科では、以下の方法で診断を行います。

    • トンプソンテスト:ふくらはぎをつまむと、通常は足首が自然に動きますが、断裂していると動かない。

    • エコー検査(超音波):断裂部位を可視化して確認。

    • MRI検査:部分断裂や慢性例で詳細に評価。


    ▶ 受傷しやすい年代・スポーツ傾向

    • 30〜50代の男性に多い

    • テニス・バドミントン・バスケットなど瞬発系スポーツに多発

    • 運動不足明けの「リターンスポーツ」層がリスク高


    3. 治療法の選び方と対策(保存療法 vs 手術)

    ▶ 保存療法(手術をしない場合)

    足首を下に向けた状態で固定し、断裂部が自然にくっつくのを待つ治療法です。
    【メリット】手術リスクがない/高齢者にも適応可
    【デメリット】再断裂リスクが高い/筋力低下が起こりやすい

    最近は、早期リハビリを組み合わせた「機能的保存療法」も増えています。


    ▶ 手術療法(縫合・再建)

    断裂した腱を縫い合わせる方法です。
    【メリット】再断裂率が低い/早期にリハビリが開始できる
    【デメリット】傷跡・感染リスクあり

    スポーツ復帰を目指す方や活動量の多い人に選択されます。


    ▶ リハビリテーションの重要性

    どちらの治療法でも、リハビリの質が回復を左右します。

    • 固定解除後に徐々に足首の可動域を回復

    • ふくらはぎの筋力トレーニングを段階的に実施

    • バランス訓練・フォーム改善で再発予防


    4. 再断裂や受傷予防のためのセルフケア&トレーニング

    ▶ ① ストレッチで柔軟性アップ

    • ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)を壁押しで伸ばす

    • アキレス腱を意識したストレッチを運動前後に行う


    ▶ ② 筋トレで下肢を安定させる

    • かかと上げ運動(カーフレイズ)

    • 片足立ちバランス練習

    • ヒップリフト(お尻と太もも裏の筋肉を強化)


    ▶ ③ 適切な靴選び・環境整備

    • クッション性・安定性のあるシューズ

    • 靴底の摩耗チェックを定期的に

    • 運動前に軽いジョグやストレッチで体を温める


    5. まとめ:アキレス腱断裂は“予防”と“リハビリ”が鍵

    • アキレス腱断裂は、急な動作+筋力・柔軟性の低下が主な原因

    • 早期治療と正しいリハビリで多くの方が運動復帰可能

    • 予防の第一歩は「体の準備」と「日々のケア」

    「ブチッ」となる前に、ふくらはぎとアキレス腱をいたわる習慣をつけましょう🦵💪

  • 首・肩こりや自律神経の乱れに効く鍼灸ケア

    後頭部の3つのツボ「天柱・風池・完骨」をご紹介

     

    長時間のデスクワークやストレスが続くと、首や肩のコリ、頭痛、不眠といった不調が気になってきませんか?
    今回は、そういったお悩みに効果的な3つのツボ「天柱」「風池」「完骨」をご紹介します。いずれも後頭部から首にかけて存在する東洋医学の代表的な経穴で、鍼灸では自律神経のバランスを整える重要なポイントとされています。

    天柱(てんちゅう)

    場所:首の後ろ、後頭部の髪の生え際、僧帽筋の外側あたり

    • ・首・肩のコリの緩和
    • ・緊張型頭痛の軽減
    • ・目の疲れ、不眠、ストレスによるイライラの解消

    風池(ふうち)

    場所:耳の後ろと後頭骨のくぼみの間、髪の生え際にあるくぼみ

    • ・片頭痛・後頭部の痛みの緩和
    • ・めまい、耳鳴り、首のこわばり
    • ・風邪の初期症状や自律神経の乱れによる不調に効果的

    完骨(かんこつ)

    場所:耳の後ろ、乳様突起の後ろ側のくぼみ

    • ・偏頭痛や頭重感の緩和
    • ・顎関節や首のこり、寝違えのケア
    • ・高血圧や自律神経の不調にともなう症状の軽減

    まとめ

    天柱・風池・完骨は、いずれも首・肩のコリや頭痛、耳や目の不調、自律神経の乱れに効果的なツボです。鍼治療による血流促進と神経調整により、慢性的な疲労や緊張状態の解消が期待できます。

    セルフケアとして、指圧や温めるだけでも効果的ですので、ぜひご自身でも取り入れてみてください!

  • 産後の骨盤ケア|骨盤底筋×骨盤矯正×リアラインコア


    🩺 骨盤底筋とは?

    骨盤底筋は、骨盤の底をハンモックのように支える筋肉群。体の基礎を安定させる“土台”として日常動作から姿勢維持まで幅広く機能します。

    主な4つの役割

    • 臓器の支持:膀胱・子宮・直腸を下から支え、下垂を防ぐ。
    • 排泄のコントロール:尿や便の「出す・我慢する」を調整し、失禁予防に関与。
    • 姿勢の安定:腹横筋・多裂筋・横隔膜と協調し、体幹のインナーユニットを構成。
    • 性機能のサポート:血流や感覚に関与し、骨盤周囲の健康を維持。
    ポイント:「呼吸(横隔膜)×骨盤底筋×腹横筋×多裂筋」の同期が鍵。まずは力みゼロの自然呼吸から。

    🧠 骨盤の歪みと骨盤底筋の関係

    骨盤底筋は骨盤の位置・傾きに強く影響されます。前傾・後傾・左右傾斜・ねじれがあると、収縮がアンバランスになり、片側過緊張やうまく力が入らない状態を招きます。

    • 尿漏れ・便秘
    • 下腹部のたるみ
    • 腰痛や姿勢不良(反り腰・猫背)

    だからこそ「骨盤のバランス調整」「骨盤底筋を正しく使える状態づくり」を同時に行うことが重要です。

    🔄 骨盤矯正と骨盤底筋トレーニングの相互作用

    • 骨盤を整える → 骨盤底筋が本来の位置で働きやすくなる。
    • 骨盤底筋を鍛える → 骨盤が内側から安定する。

    両者を併用することで、効果は相乗的に高まります。

    ⚙️ リアラインコアとの関係

    リアラインコア(ReaLine Core)は、骨盤と胸郭を適正位置に導きながら、骨盤底筋を含む体幹深層筋(インナーユニット)の協調を再教育するためのツールです。

    期待できる効果

    • 骨盤のねじれ・傾きの補正と左右差の軽減
    • 骨盤底筋・腹横筋・多裂筋・横隔膜の協調性向上
    • インナーユニット全体の再構築(姿勢・呼吸・安定性)
    • 腰痛・尿漏れ・姿勢不良の根本改善

    🎥 実践:動画で学ぶ“整えてから鍛える”

    動画のポイント(要約)

    1. 装着ポジション:骨盤・胸郭に均等テンションでセット。
    2. 呼吸同期:自然呼吸に合わせ、腹横筋〜骨盤底筋をやさしく引き上げる。
    3. 安定と可動:骨盤の安定化と胸郭の柔らかい可動を同時に獲得。
    4. 刺激量:力みは禁物。「痛い手前(G3)」でコントロール。

    セルフ実践ガイド(初級・毎日3〜5分)

    • 呼吸3分:鼻吸気で肋骨外側にふくらみ、吐気で下腹部が薄くなる感覚を確認。
    • 骨盤ロッキング2分:小さな前後傾を呼吸に合わせて行い、滑らかさを最優先。
    • OKサイン:終わりに“息のしやすさ”と立位姿勢を主観チェック。
    専門家コメント:骨盤底筋単独の筋トレで変化が乏しい場合、まず骨格配列(アライメント)を整えると、協調的に働きやすくなります。リアラインコアは「整列」と「筋の再教育」を同時に進められるのが強みです。

    ❓ よくある質問

    産後どれくらいで始められますか?

    一般的には医師・助産師の許可が出てから。目安としては産後数週〜ですが、個別に評価し安全範囲で開始します。

    尿漏れにどのくらいで変化が出ますか?

    個人差がありますが、配列の調整と呼吸同期がそろうと数週間で「我慢しやすさ」「回数の減少」などの主観的変化が現れやすくなります。

    痛みが強い時でも実施できますか?

    急性痛は刺激量を最小限(G1〜G2)に調整し、可動より呼吸中心で。痛みが増す場合は中止し専門家にご相談ください。

  • 腕が上がらない・夜にうずく…それは「五十肩」かも?

    「上着を着ようとしたら肩がズキッと痛い」
    「夜になると肩がうずいて眠れない」

    そんな症状に悩んでいませんか?
    それは五十肩(ごじゅうかた)=肩関節周囲炎かもしれません。

    五十肩は、40〜60代に多く見られる症状で、肩関節の炎症と動きの制限が特徴です。
    日常生活では「髪を結ぶ」「背中に手を回す」「高い所に物を取る」といった動作がつらくなります。

    また、夜になると痛みが強くなる「夜間痛(やかんつう)」が起こるのも特徴的です。
    放っておくと肩が固まってしまい、治るまでに1年以上かかることもあります。

    1. 五十肩の原因 ― なぜ肩が痛くなるのか?

    五十肩は「年齢による老化現象」だけが原因ではありません。
    実際には次のような複数の要因が関係しています。

    🦴① 肩関節まわりの炎症

    肩の関節は、「関節包」と呼ばれる袋のような組織に包まれています。
    この関節包や腱、靭帯に炎症が起きると、肩の動きが悪くなり痛みを引き起こします。

    💺② 長年の姿勢や生活習慣

    デスクワークや家事などで同じ姿勢を続けると、肩甲骨の動きが悪くなり、筋肉が硬直します。
    この状態が続くと、少し動かすだけで関節に負担がかかり、痛みが出やすくなります。

    🩸③ 血流の悪化と代謝低下

    肩まわりの血流が悪いと、炎症物質や疲労物質が溜まりやすくなり、回復が遅れます。
    特に冷え性や運動不足の方は、五十肩が治りにくくなる傾向があります。

    🧠④ 自律神経の乱れ・ストレス

    ストレスや睡眠不足により自律神経が乱れると、筋肉の緊張が強くなり、痛みを感じやすい状態になります。

    2. 動作時の痛みと夜間痛のメカニズム

    🔹 動作時の痛み

    腕を上げたり、後ろに回したりする時にズキッと痛むのは、炎症部位(関節包や腱板)が引き伸ばされるためです。
    特に「服を着る」「洗髪する」「背中に手を回す」動作で痛みを感じやすくなります。

    🔹 夜間痛

    夜になると肩がうずく・眠れない…という人も多いですよね。
    これは、横になると血流が変化し、炎症部分に熱がこもることで痛みが強くなるためです。
    さらに、寝返りが減って一箇所に圧がかかることも原因のひとつです。

    3. 超音波治療と鍼灸によるアプローチ

    五十肩は自然に治ることもありますが、「痛みを我慢して放置する」と回復に時間がかかります。
    超音波治療と鍼灸を組み合わせることで、より効果的に炎症を抑え、可動域を広げていくことができます。

    🔸 超音波治療

    「超音波」とは、耳には聞こえない高周波の音波を利用して体の深部に振動を与える治療法です。

    ・炎症部位の血流を促進し、修復を助ける

    ・痛みをやわらげ、肩の動きをスムーズにする

    ・温熱効果で筋肉を柔らかくする

    特に炎症が落ち着いてきた**慢性期(発症後2〜3か月以降)**には、超音波治療が非常に有効です。

    🔹 鍼灸治療

    鍼灸では、肩関節周囲のツボ(肩髃・肩貞・肩髎など)や、血流・自律神経に関わるツボ(曲池・合谷など)を刺激します。
    これにより、

    ・深部の筋肉の緊張をほぐす

    ・炎症反応を鎮める

    ・自然治癒力を高めて回復を促す

    さらに、鍼灸は「夜間痛」にも効果的。副交感神経の働きを整えることで、眠りやすく、痛みが和らぐ体質へ導きます。

    4. 回復を早める日常ケア

    ♨️ 温めて血流を良くする

    肩を冷やすと血流が滞り、痛みが悪化する場合があります。
    入浴や温熱パッドで肩を温め、血の巡りをよくしましょう。

    🧘‍♀️ 痛みのない範囲で軽いストレッチ

    急に動かすと炎症が悪化します。
    「腕をゆっくり前後に振る」「壁を使って少しずつ上げる」など、痛みの出ない範囲で動かすことが大切です。

    💆‍♂️ 姿勢の改善

    猫背姿勢は肩関節への負担を増やします。
    背中を伸ばし、肩甲骨を軽く寄せる意識を持つだけでも、五十肩の予防になります。

    ★五十肩に関する詳細はこちら

  • 季節の変わり目に注意!寝違えの原因・おきやすい時期・正しい対策と治し方

    朝起きたら「首が痛くて回らない!」「少し動かすだけでズキッとする…」
    そんな経験、誰にでも一度はあるのではないでしょうか。

    これはいわゆる**「寝違え(ねちがえ)」**と呼ばれる状態です。

    寝違えとは、寝ている間に首や肩まわりの筋肉や関節に負担がかかり、筋肉の炎症や神経の圧迫が起きてしまうこと
    実際には「寝ている時に首をひねった」だけでなく、日中の疲労や冷えなどの積み重ねが原因になっているケースも多いです。

    軽い寝違えなら2〜3日で自然に治ることもありますが、
    強い痛みや首の動きが制限される場合、放置すると肩こり・頭痛・背中の痛みにまで広がることもあります。

    1. 寝違えが起きやすい時期・背景

    寝違えは季節や生活リズムの変化によって起こりやすい傾向があります。
    以下のような環境・時期には特に注意が必要です。

    🌡️ 寒暖差の大きい時期(秋〜春)

    気温が下がると筋肉が縮み、血流が悪くなって硬くなるため、寝ている間に筋肉を痛めやすくなります。
    特に、冬の冷え込みや春先・秋口の朝晩の寒暖差がある時期に多く見られます。

    💺 デスクワーク・スマホの時間が長いとき

    長時間の前かがみ姿勢で首や肩の筋肉が常に緊張している状態が続くと、寝ている間に筋肉がリラックスできず、寝違えの原因になります。

    💤 睡眠不足・疲労がたまっている時

    体が回復しきらず、筋肉が硬いまま眠ると、寝返りが少なくなり特定の筋肉に負担が集中してしまいます。

    🛏️ 寝具や枕が合っていないとき

    高さが合わない枕や、沈み込みすぎるマットレスは首を不自然な角度にし、筋肉を引っ張る原因に。
    体に合った寝具環境は、寝違え予防の基本です。

    2. 寝違えの主な原因

    寝違えの原因は「寝方が悪かった」だけではありません。
    根本的には、筋肉の疲労・血流の悪化・姿勢の乱れが関係しています。

    🦴 ① 筋肉の緊張や炎症

    首〜肩甲骨の周りには細かい筋肉が重なり合っています。
    その中の一部(特に斜角筋・僧帽筋・肩甲挙筋など)が過度に引っ張られると、炎症が起きて痛みを感じます。

    🩸 ② 血流の滞り

    冷えや疲労で血流が悪くなると、筋肉へ酸素や栄養が届きにくくなり、こりや痛みの発生リスクが高まります。

    📱 ③ 姿勢の悪さ

    スマホ操作やデスクワークで首が前に出る「ストレートネック姿勢」になると、首や肩の筋肉が常に緊張した状態になります。
    そのまま寝ると筋肉が休めず、寝違えを起こしやすくなります。

    🧊 ④ 冷えによる筋肉の硬直

    エアコンの風や冷気が首や肩に直接当たると、筋肉が縮んで柔軟性を失うため、寝違えの引き金に。

    3. 対策・応急処置

    🚫 寝違えた直後は「冷やす」ことが大切

    発症直後(痛みが強い時期)は、筋肉に炎症がある可能性が高いため、温めずに冷やすのが基本です。
    保冷剤や濡れタオルを使って10分ほど冷やす→20分休むを1〜2回繰り返しましょう。

    🧘‍♀️ 無理に動かさない

    痛みを我慢して首を回そうとすると、炎症が悪化してしまうことがあります。
    痛みがある方向へは動かさず、自然な角度を保ちましょう。

    💊 湿布や鎮痛薬を使う場合

    市販の消炎鎮痛薬(ロキソニン・ボルタレンなど)を一時的に使うのもOKですが、長引く場合は自己判断せず専門家へ相談を。

    ♨️ 2〜3日後、痛みが落ち着いてきたら温める

    冷やす期間を過ぎ、痛みが軽くなってきたら、温タオルや入浴で温めましょう。
    血流が良くなり、筋肉の回復を促します。

    🤸‍♂️ 軽いストレッチ

    温めた後は、首を左右にゆっくり倒すなど、痛みのない範囲での軽い動きが再発予防になります。

    4. 治療法

    寝違えを繰り返す場合や、痛みが数日経っても取れない場合は、
    筋肉の奥に原因がある可能性が高いため、専門的な治療を検討しましょう。

    🩺 整体

    整体では、首や肩の可動域を広げ、姿勢や骨格のバランスを整えることで再発を防ぎます。
    また、背中・肩甲骨・骨盤など全体の歪みを整えることで、首への負担を軽減します。

    🔸 鍼灸治療

    鍼灸は、寝違えのような筋肉の深部炎症や血行不良の改善に効果的です。
    鍼で筋肉の緊張をやわらげ、血流と自律神経のバランスを整えることで、回復を早めます。
    慢性化した寝違え(何度も繰り返すタイプ)にも有効です。

    ⚡ 物理療法(電気治療・温熱療法)

    低周波・温熱機器を用いて筋肉を柔らかくし、痛みを緩和する方法もあります。
    整体や鍼灸と組み合わせるとより効果的です。

    ★寝違えに関する詳細はこちら