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  • 足三里 × 血海で整える全身バランス|東洋医学コラム


    🦵 足三里(あしさんり)

    場所

    膝の外側、膝のお皿の下から指4本分ほど下のくぼみ。

    主な作用

    • 胃腸機能の調整
    • 免疫力の向上
    • 疲労回復・むくみ改善
    • 足のだるさ軽減

    ポイント

    古来より「養生のツボ」「長寿のツボ」とされます。
    ストレスや不摂生で落ちた消化機能=体のエンジンを立て直し、全身の巡りを助けます。

    🌸 血海(けっかい)

    場所

    膝の内側、膝のお皿の上縁から指3本分ほど上

    主な作用

    • 血流促進
    • ホルモンバランスの調整
    • 月経痛・不眠の改善
    • 肌トラブルのケア

    ポイント

    名前の通り「血」の巡りに関わる代表ツボ。
    冷え・むくみの軽減に加え、ストレス性の不眠や肌コンディションの乱れにも役立ちます。

    💫 気と血、両方を整える“黄金ペア”

    足三里=気(エネルギー)血海=血(めぐり)を担当。二つを同時にケアすることで、疲労・冷え・ストレス・肌荒れ・自律神経の乱れなど、全身のバランスを根本からサポートします。

    🌱 おうちでできる押し方

    1. タイミング:入浴後など、体が温まっている時がベスト。
    2. 姿勢:椅子に座り、膝を90度前後に曲げてリラックス。
    3. 探し方:まず足三里、つぎに血海の位置を指で確認。
    4. 押し方:指の腹で5〜10秒かけてゆっくり押し、同じ時間で離す。(痛気持ちいい強さ)
    5. 回数:左右それぞれ5回×1〜2セット。呼吸は止めない。
    6. 頻度:毎日または週3〜4回。継続がいちばんのコツ。

    プロのワンポイント:押す前にふくらはぎを軽くさする/足首を回すと、ツボ周囲がゆるみ、体感が上がります。

    ⚠️ 注意点

    • 強い痛み・腫れ・発熱がある部位は避けましょう。
    • 妊娠中・持病治療中の方は、自己判断を避け、専門家に相談を。
    • 皮膚トラブルがある箇所は圧を入れず、周囲からやさしく。

    ※セルフケアは医療行為の代替ではありません。症状が長引く、強まる場合は受診をご検討ください。

  • 自己免疫を高める食事|免疫力を上げる栄養素・食材・生活習慣を専門家が解説

    自己免疫は「食べ方」で育てられる

    風邪をひきやすい、疲れが抜けにくい、肌荒れが続く――
    そんな悩みの背景には、自己免疫の低下が隠れていることがあります。

    自己免疫とは、体内に侵入したウイルスや細菌、または体内で発生した異常細胞を“自分の力で守る仕組み”のこと。
    つまり、免疫力とは「病気にならないための防御システム」です。

    この免疫力を支えているのが、毎日の食事
    何を、どのように食べるかで、免疫の働きは驚くほど変わります。

    この記事では、

    • 免疫力と食事の関係

    • 自己免疫を高める栄養素と食材

    • 今日からできる食事習慣
      を、わかりやすく紹介します🌿


    1. なぜ“免疫力”は食事で変わるのか?

    ▶ 免疫の仕組みと栄養の関係

    人の体には、外敵をブロックする「防御細胞」が無数に存在します。
    中でも、リンパ球や白血球、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、侵入したウイルスを攻撃する主役。
    これらの免疫細胞はすべて「タンパク質」から作られ、働くためにはビタミンやミネラル
    が欠かせません。

    つまり、免疫とは「栄養で動く防衛システム」。
    不足が続けば、体を守る力が下がってしまうのです。


    ▶ 栄養バランスの乱れが免疫を下げる理由

    偏った食事やファストフード中心の生活では、栄養が偏り、腸内環境も悪化します。
    腸は免疫細胞の約7割が集まる場所で、腸内環境=免疫の状態とも言われるほど重要です。

    「お腹の調子が悪い=体が弱っているサイン」。
    まずは腸を整える食事から始めることが、自己免疫アップの第一歩です。


    ▶ 食事+生活リズムが免疫を支える

    免疫細胞は、夜に修復・生成されます。
    どれだけ良い食事をしても、睡眠不足やストレスがあると回復が追いつきません。
    「食事・睡眠・運動」の3本柱を意識しましょう。


    2. 免疫力を高めるために意識したい栄養素&食材

    🥩 タンパク質:免疫細胞の材料

    免疫の“材料”となるのがタンパク質です。
    筋肉だけでなく、白血球や抗体もタンパク質から作られます。

    おすすめ食材:
    鶏むね肉、卵、魚、納豆、豆腐、ヨーグルト

    💡ポイント:
    1日3食で分けて摂取し、毎食たんぱく質を意識することが大切です。


    🥦 ビタミン類(A・C・E):抗酸化で細胞を守る

    体内で発生する“活性酸素”は、免疫細胞の働きを弱めます。
    それを防ぐのが「ビタミンACE(エース)」です。

    • ビタミンA: 皮膚や粘膜を保護(にんじん・かぼちゃ・レバー)

    • ビタミンC: 抗酸化・白血球の働きを助ける(ブロッコリー・キウイ・柑橘類)

    • ビタミンE: 血行促進・細胞の酸化防止(ナッツ類・アボカド・オリーブオイル)


    🍄 ミネラル(亜鉛・鉄・セレン):免疫の補助因子

    • 亜鉛: 免疫細胞を活性化(牡蠣・牛肉・アーモンド)

    • 鉄: 酸素供給をサポート(レバー・ひじき・ほうれん草)

    • セレン: 抗酸化酵素の材料(魚介類・玄米)

    これらは少量でも効果的な“縁の下の力持ち”です。


    🧫 腸内環境を整える:発酵食品&食物繊維

    腸を整えることで免疫の約70%が活性化します。

    • 発酵食品(納豆・味噌・ヨーグルト・ぬか漬け)

    • 水溶性食物繊維(わかめ・ごぼう・オートミール・バナナ)

    これらを毎日の食事に取り入れることで、腸内細菌のバランスが整い、自己免疫が自然に上がります。


    🌿 抗炎症・抗酸化成分(フィトケミカル)

    体のサビを防ぐ“植物の力”。
    ポリフェノール(ブルーベリー・赤ワイン)、カロテノイド(トマト・ニンジン)、イソフラボン(大豆)などが代表です。


    3. 今日からできる「免疫力アップの食事習慣」

    ▶ 朝食を抜かない

    朝食は「免疫スイッチ」を入れるタイミング。
    炭水化物+たんぱく質+野菜をバランス良く摂りましょう。
    (例:ご飯・味噌汁・納豆・卵・果物)


    ▶ 発酵食品を1日1回取り入れる

    ヨーグルト、納豆、味噌汁、キムチなど、毎日続けられる発酵食品を1つでOK。
    継続が腸内環境の安定につながります。


    ▶ 食事のタイミングを整える

    食べる時間を一定にすることで、体内時計が整い、自律神経・免疫のバランスも安定します。
    夜遅くの暴飲暴食は避けましょう。


    4. よくある質問と注意すべき点

    Q1. サプリメントで免疫を上げられますか?
    → 一時的なサポートにはなりますが、基本は食事から。バランスの良い食事を前提に補助的に取り入れましょう。

    Q2. 免疫を上げる食品を“食べ過ぎ”ても大丈夫?
    → ビタミンやミネラルも摂りすぎるとバランスが崩れます。
     「多種類を少しずつ」が理想です。

    Q3. 甘いものやお酒はNG?
    → 過剰摂取は腸内環境を乱し、免疫低下につながります。ほどほどに楽しむ意識でOKです。


    5. まとめ:食事で“整える免疫”を育てよう

    • 自己免疫は「体に備わった防御力」

    • 食事を通じて、栄養・腸内環境・リズムを整えることが最重要

    • 続けるほどに「風邪をひかなくなった」「疲れにくくなった」など、変化を実感できます

    無理な特別食ではなく、バランスと習慣がカギ。
    今日の1食から、あなたの免疫力は確実に変わります🌱

  • 気圧による首肩の重さや頭痛に——鍼治療でできること

    低気圧や気圧の急降下は、片頭痛や緊張型頭痛の誘因になりやすいことが研究でも示されています。特に「天気が崩れる前から首筋が重い」「低気圧の前後で頭痛が強くなる」といった訴えは少なくありません。

    鍼治療がねらう3つのポイント

    ①筋・筋膜の過緊張をほどく

    首肩(僧帽筋・頭板状筋・後頭下筋群・胸鎖乳突筋など)のこわばりやトリガーポイントを的確に刺激し、
    血流と筋膜の滑走を改善して、重だるさや後頭部の痛みをやわらげます。

    ②痛みの回路を鎮める

    鍼刺激は末梢—脊髄レベルの“痛みのゲート”に働きかけ、
    痛みの伝達を抑えることで「痛みの感じ方」そのものを落ち着かせます。

    ③自律神経のバランスを整える

    気圧変化によって乱れやすい交感神経の緊張をリセットし、
    呼吸や睡眠の質の改善にもつなげていきます。

    「天気のせいだから仕方ない」と諦めず、
    予防×調整で“揺れにくいカラダ”をつくっていきましょう。

  • ♨️ 冷え性対策に“お風呂でできるツボ押し”

    手足が冷える…それ、冷え性かもしれません

    冬だけでなく、エアコンの効いた夏や季節の変わり目にも
    「手先・足先が冷える」「お風呂に入ってもすぐ冷える」
    そんなお悩みはありませんか?

    その原因の多くは、血流の滞りや自律神経の乱れによるもの。
    放っておくと肩こり・頭痛・むくみ・睡眠の質の低下など、
    体全体の不調へとつながることもあります。

    でもご安心ください。
    毎日のお風呂タイムをちょっと工夫するだけで、
    冷え性は“自然に整える”ことができます🛁✨

    この記事では、

    • 冷え性の原因とお風呂+ツボ押しの関係

    • お風呂で押すと良いツボの場所と押し方

    • 入浴中・入浴後にできる冷え性ケア習慣
      を、初心者の方にもわかりやすく解説します🌿


    1. なぜお風呂+ツボ押しで冷え性が改善するのか?

    ▶ 冷え性とは?

    冷え性とは、体の熱がうまく循環せずに一部の部位(手足など)が冷える状態をいいます。
    原因は大きく3つ:

    1. 血行不良(筋肉不足・姿勢の乱れ・長時間同じ姿勢)

    2. 自律神経の乱れ(ストレス・睡眠不足・ホルモンバランス)

    3. 低体温や代謝の低下(運動不足・栄養バランスの偏り)


    ▶ お風呂の温熱効果で「血流+自律神経」をリセット

    お湯に浸かることで血管が広がり、体の隅々まで温かい血液が流れます。
    また、副交感神経(リラックス神経)が優位になり、
    冷えの原因となる交感神経の過緊張をやわらげます。

    つまり、入浴は“体の外から温めながら、自律神経を内側から整える”最高のセルフケア。


    ▶ ツボ押しを組み合わせることで、温め効果が倍増!

    ツボ押し(経絡刺激)は、血流やリンパの流れを改善し、
    体内の巡りを整える働きがあります。
    お風呂で体が温まっている状態で押すと、
    筋肉がやわらかくなり、ツボの効果がさらに高まります。


    2. お風呂で押したい「冷え性に効くツボ」6選

    ♨️ ① 三陰交(さんいんこう)

    📍内くるぶしの上、指4本分のところ
    👣 女性ホルモン・血流・代謝を整える“万能ツボ”
    🧘‍♀️ 冷え・月経不調・むくみにも◎

    押し方:
    湯船に浸かりながら、親指でじんわり5秒押し→ゆっくり離す。
    これを3〜5回繰り返します。


    ♨️ ② 湧泉(ゆうせん)

    📍足裏の土踏まずやや上。足の指を曲げたときにできるくぼみ。
    🔥 “元気が湧き出るツボ”と呼ばれ、全身の冷えを改善。

    押し方:
    反対の親指で強めにグッと押すか、ゴルフボールで転がすのもOK!


    ♨️ ③ 合谷(ごうこく)

    📍手の甲、親指と人差し指の骨が交わるところ。
    🖐 全身の血流と代謝を高める、肩こり・頭痛にも◎。

    押し方:
    親指でじんわり押し込み、少し痛気持ちいい強さで5秒キープ。


    ♨️ ④ 大椎(だいつい)

    📍首の付け根(首を前に倒したとき、背骨が出る部分の下)。
    🔥 体の“スイッチツボ”。免疫・代謝アップに効果的!

    押し方:
    タオルで温めたり、シャワーを当てるのもおすすめ。


    ♨️ ⑤ 気海(きかい)

    📍おへそから指2本分下。
    🩸 体の「エネルギーの海」と言われ、血流・体温・免疫力を高めます。

    押し方:
    両手をお腹にあて、軽く円を描くようにマッサージ。
    冷え性だけでなく、疲れやストレスにも効果的です。


    ♨️ ⑥ 太谿(たいけい)

    📍内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。
    🦶 冷え・むくみ・足のだるさを改善し、腎の働きを整えるツボ。

    押し方:
    親指で軽く押しながら、足首を回すと◎。血流がスムーズになります。


    3. 入浴中・入浴後にできる“ツボ押し+温活”のステップ

    ▶ 入浴前の準備

    • お湯の温度は38〜40℃程度(熱すぎると血圧が上がるため注意)

    • 入浴時間は10〜15分を目安に。半身浴でもOK。

    • 深呼吸をしながらゆっくり浸かることで、副交感神経がONになります。


    ▶ 入浴中のツボ押し

    • 湯に浸かりながら「三陰交」「湧泉」を中心に刺激。

    • 親指で5秒押して5秒離すを5セット。

    • 痛みを感じない程度の「じんわり圧」がベスト。

    💡 コツ:
    「痛い!」よりも“気持ちいい”くらいで止めるのが◎。


    ▶ 入浴後のケア

    • 足首・ふくらはぎをタオルで包み、冷やさないようにする。

    • ボディオイルで軽くマッサージして血流をキープ。

    • 靴下を履いて、温かさを“閉じ込める”のがポイント。


    4. よくある疑問と注意点(FAQ)

    Q1. 強く押した方が効果がありますか?
    → NO!強すぎる刺激は筋肉を緊張させ逆効果。やさしく5秒押しが基本です。

    Q2. 妊娠中でもツボ押ししていい?
    → 「三陰交」など一部のツボは避けましょう。妊娠中の方は専門家に確認を。

    Q3. お風呂に入れない日は?
    → 蒸しタオルや足湯でもOK!「温め+ツボ刺激」を意識しましょう。


    5. まとめ:ツボ押し+お風呂で“冷え知らず”の体へ

    • 冷え性は、血流・自律神経・筋肉のバランスが崩れて起こる。

    • 入浴とツボ押しを組み合わせることで、体の内外から温めることが可能。

    • 続けることで体が「温まりやすい」状態に変わり、自然に巡りが良くなる。

    毎日のお風呂時間を、“体を整える温活タイム”に🌸
    今日からツボ押し習慣で、ポカポカ体質づくりを始めましょう♨️💆‍♀️

  • 鍼通電療法(鍼パルス治療)のご紹介

    鍼パルス治療(鍼通電療法)ってどんなもの?

    最近、「鍼に電気を流す治療ってどんな感じなんですか?」というご質問を多くいただきます。今回は、当院でもリピーターの多い人気施術「鍼通電療法」について、スタッフの視点から詳しくご紹介したいと思います。

    鍼パルス治療の主な効果

    鍼通電療法では、鍼を刺した状態で微弱な電気を流し、筋肉や神経にアプローチしていきます。手技だけでは届かない深部の筋肉や神経にも刺激を与えることができ、以下のような効果が期待されます。

    • ・筋肉の緊張緩和:筋肉を一定のリズムで収縮・弛緩させることで、凝り固まった筋肉がゆるみ、血流も改善します。特に肩こり、腰痛、坐骨神経痛に効果的です。
    • ・鎮痛作用:電気刺激によって脳内で「エンドルフィン(内因性モルヒネ様物質)」が分泌され、痛みを緩和。慢性的な痛みだけでなく、ぎっくり腰など急性の痛みにも対応可能です。
    • ・血流改善:収縮と弛緩の繰り返しが血液とリンパの流れを促進。むくみや冷えに悩む方にもおすすめです。
    • ・神経の調整:リズミカルな刺激を末梢神経に与えることで、神経の興奮や伝達を調整。しびれや神経痛にも有効です。
    • ・リハビリ効果:筋萎縮の予防や神経麻痺の回復にも利用されており、西洋医学でも電気刺激療法(EMS)がリハビリの現場で活用されています。

    以下のようなお悩みをお持ちの方に特におすすめです。

    • ・肩こり・首こり
    • ・慢性腰痛・ぎっくり腰・坐骨神経痛
    • ・膝などの関節痛
    • ・顔面神経麻痺、手足のしびれ
    • ・スポーツによる筋肉疲労や障害
    • ・冷えやむくみによる不調

    他の治療との相性も抜群!

    鍼パルス治療は、他の治療と組み合わせることで、さらに効果を高めることができます。例えば:

    • お灸などの温熱療法:血流改善をさらに促進し、緊張した筋肉をよりほぐしやすくなります。
    • 手技療法(指圧・マッサージ):パルスで深部筋を刺激し、表層は手技でアプローチすることで全体のバランスが整います。
    • ストレッチ指導:施術後の筋肉の柔軟性を保ち、再発予防にも効果的です。

    スタッフからのひとこと

    「電気」と聞くと不安になる方もいらっしゃいますが、実際は「心地よい刺激」と感じる方が多く、施術中に眠ってしまうこともあるくらいです。通常の鍼治療にプラスすることで、より深い改善を目指せます。

    腰痛や肩こりでお悩みの方、症状が慢性化してきた方、ぜひ一度“鍼パルス治療”を体験してみてください。気になることがあれば、スタッフまでお気軽にご相談くださいね!