咳や喉の痛みがなくても声がかすれる原因とは?整骨院が教える体の内側からの対策法
最近、患者さんから
「咳もしていないのに、声がかすれるんです…」
「喉は痛くないのに、声が枯れて出しにくい」
といったご相談が増えています。
風邪や喉の炎症のような自覚症状がないのに、声がかすれる・枯れるという場合、
実は別の体の不調や生活習慣が関係しているケースが多くあります。
🔍 声がかすれる主な原因(咳や痛みがない場合)
① 自律神経の乱れ
ストレスや睡眠不足、疲労がたまると、
自律神経が乱れて声帯の動きが悪くなることがあります。
声がかすれるだけでなく、息が浅くなったり、のどの緊張感を感じる方も。
② 姿勢の悪さ・猫背
パソコンやスマホを見る姿勢が続くと、首や胸の筋肉が硬くなり、
発声時に必要な呼吸が浅くなったり、声が出にくくなります。
③ 声帯周囲の筋緊張
声を出すには、喉・首・肩・背中まわりの筋肉が連動しています。
これらが緊張した状態では、スムーズに声が出にくくなることも。
④ 加齢・声帯の変化
年齢とともに、声帯がやせ細ったり、乾燥しやすくなり、
声がかすれるケースもよくあります(特に女性)。
🧭 整骨院でできるケアと施術
当院では、声のかすれに対し、身体全体のバランスからアプローチしています。
✅ 鍼灸施術(自律神経調整・喉周囲のツボ刺激)
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「失声点」や「天突(てんとつ)」など喉の緊張に関係するツボを活用
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ストレスや緊張による声帯の硬直をゆるめます
✅ 整体・骨格調整(姿勢改善・呼吸の通りを良くする)
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猫背・巻き肩の改善により、呼吸がしやすくなり、声が出やすい状態に
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肩・胸・首の可動域を整えることで、発声の土台からサポート
✅ 筋膜リリース・マッサージ
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喉や首の周辺筋をゆるめ、緊張による声の出しづらさを軽減
💡 ご自宅でできる簡単セルフケア
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蒸しタオルで首元を温める(1回5分)
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腹式呼吸の練習(お腹に手を当てて、ゆっくり息を吐く)
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水分をこまめに取る(1日1.5〜2L)
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背筋を伸ばして話す・歌う習慣
※「無理に声を出さない」「休ませること」も大切です。
📝 最後に:声のかすれは“全身のサイン”かもしれません
喉だけでなく、体の姿勢や疲れ、自律神経の乱れなど、
声のかすれは身体からのメッセージであることが少なくありません。
「なんとなく声が出しづらい」「話すとすぐ枯れる」など、
ちょっとした違和感でも、どうぞお気軽にご相談ください。
身体の内側から整えるケアで、声のトラブルを根本からサポートします😊