手足が冷える…それ、冷え性かもしれません

冬だけでなく、エアコンの効いた夏や季節の変わり目にも
「手先・足先が冷える」「お風呂に入ってもすぐ冷える」
そんなお悩みはありませんか?
その原因の多くは、血流の滞りや自律神経の乱れによるもの。
放っておくと肩こり・頭痛・むくみ・睡眠の質の低下など、
体全体の不調へとつながることもあります。
でもご安心ください。
毎日のお風呂タイムをちょっと工夫するだけで、
冷え性は“自然に整える”ことができます🛁✨
この記事では、
1. なぜお風呂+ツボ押しで冷え性が改善するのか?
▶ 冷え性とは?
冷え性とは、体の熱がうまく循環せずに一部の部位(手足など)が冷える状態をいいます。
原因は大きく3つ:
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血行不良(筋肉不足・姿勢の乱れ・長時間同じ姿勢)
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自律神経の乱れ(ストレス・睡眠不足・ホルモンバランス)
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低体温や代謝の低下(運動不足・栄養バランスの偏り)
▶ お風呂の温熱効果で「血流+自律神経」をリセット
お湯に浸かることで血管が広がり、体の隅々まで温かい血液が流れます。
また、副交感神経(リラックス神経)が優位になり、
冷えの原因となる交感神経の過緊張をやわらげます。
つまり、入浴は“体の外から温めながら、自律神経を内側から整える”最高のセルフケア。
▶ ツボ押しを組み合わせることで、温め効果が倍増!
ツボ押し(経絡刺激)は、血流やリンパの流れを改善し、
体内の巡りを整える働きがあります。
お風呂で体が温まっている状態で押すと、
筋肉がやわらかくなり、ツボの効果がさらに高まります。
2. お風呂で押したい「冷え性に効くツボ」6選
♨️ ① 三陰交(さんいんこう)
📍内くるぶしの上、指4本分のところ
👣 女性ホルモン・血流・代謝を整える“万能ツボ”
🧘♀️ 冷え・月経不調・むくみにも◎
押し方:
湯船に浸かりながら、親指でじんわり5秒押し→ゆっくり離す。
これを3〜5回繰り返します。
♨️ ② 湧泉(ゆうせん)
📍足裏の土踏まずやや上。足の指を曲げたときにできるくぼみ。
🔥 “元気が湧き出るツボ”と呼ばれ、全身の冷えを改善。
押し方:
反対の親指で強めにグッと押すか、ゴルフボールで転がすのもOK!
♨️ ③ 合谷(ごうこく)
📍手の甲、親指と人差し指の骨が交わるところ。
🖐 全身の血流と代謝を高める、肩こり・頭痛にも◎。
押し方:
親指でじんわり押し込み、少し痛気持ちいい強さで5秒キープ。
♨️ ④ 大椎(だいつい)
📍首の付け根(首を前に倒したとき、背骨が出る部分の下)。
🔥 体の“スイッチツボ”。免疫・代謝アップに効果的!
押し方:
タオルで温めたり、シャワーを当てるのもおすすめ。
♨️ ⑤ 気海(きかい)
📍おへそから指2本分下。
🩸 体の「エネルギーの海」と言われ、血流・体温・免疫力を高めます。
押し方:
両手をお腹にあて、軽く円を描くようにマッサージ。
冷え性だけでなく、疲れやストレスにも効果的です。
♨️ ⑥ 太谿(たいけい)
📍内くるぶしとアキレス腱の間のくぼみ。
🦶 冷え・むくみ・足のだるさを改善し、腎の働きを整えるツボ。
押し方:
親指で軽く押しながら、足首を回すと◎。血流がスムーズになります。
3. 入浴中・入浴後にできる“ツボ押し+温活”のステップ
▶ 入浴前の準備
▶ 入浴中のツボ押し
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湯に浸かりながら「三陰交」「湧泉」を中心に刺激。
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親指で5秒押して5秒離すを5セット。
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痛みを感じない程度の「じんわり圧」がベスト。
💡 コツ:
「痛い!」よりも“気持ちいい”くらいで止めるのが◎。
▶ 入浴後のケア
4. よくある疑問と注意点(FAQ)
Q1. 強く押した方が効果がありますか?
→ NO!強すぎる刺激は筋肉を緊張させ逆効果。やさしく5秒押しが基本です。
Q2. 妊娠中でもツボ押ししていい?
→ 「三陰交」など一部のツボは避けましょう。妊娠中の方は専門家に確認を。
Q3. お風呂に入れない日は?
→ 蒸しタオルや足湯でもOK!「温め+ツボ刺激」を意識しましょう。
5. まとめ:ツボ押し+お風呂で“冷え知らず”の体へ
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冷え性は、血流・自律神経・筋肉のバランスが崩れて起こる。
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入浴とツボ押しを組み合わせることで、体の内外から温めることが可能。
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続けることで体が「温まりやすい」状態に変わり、自然に巡りが良くなる。
毎日のお風呂時間を、“体を整える温活タイム”に🌸
今日からツボ押し習慣で、ポカポカ体質づくりを始めましょう♨️💆♀️