慢性腰痛の原因と治し方|姿勢改善・鍼灸・トレーニングで再発予防

1. そもそも「慢性腰痛」とは?急性腰痛(ギックリ腰)との違い
「腰が痛い」と感じてから、どれくらいの期間が経っていますか? 医学的には、腰痛の期間によって呼び方や対応策が異なります。
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急性腰痛(ギックリ腰など): 発症から4週間未満のもの。炎症が強く、動けないほどの激痛が特徴です。
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慢性腰痛: 痛みが3ヶ月〜6ヶ月以上続いているもの。 「激痛ではないけれど、常に重だるい」「良くなったり悪くなったりを繰り返す」のが特徴です。
日本人の国民病「慢性腰痛」
厚生労働省の調査によると、日本人が抱える自覚症状の中で、腰痛は男性で1位、女性で2位を占めています。 多くの人が「歳のせい」「体質だから」と諦めていますが、慢性腰痛には必ず原因があります。
特に注意が必要なのは、腰そのものではなく内臓や血管の病気(尿管結石、子宮内膜症、解離性大動脈瘤など)が原因で腰が痛む場合です。 「ただの腰痛」と自己判断せず、まずは医療機関で正しい鑑別を受けることが大切です。
2. なぜ治らない?慢性化の正体
「マッサージに行くとその時は楽になるけれど、翌日には元通り」 このような経験はありませんか? 慢性腰痛が治りにくい最大の理由は、**「負のスパイラル(痛みの悪循環)」**に陥っているからです。
レントゲンには写らない「筋・筋膜性腰痛」
慢性腰痛の多くは、骨ではなく**「筋肉」や「筋膜」**に原因があります。これを「筋・筋膜性腰痛」と呼びます。 筋肉の疲労やコリはレントゲンやCTには写りません。そのため、病院では「異常なし」と言われてしまい、湿布だけで済まされてしまうことが多いのです。
痛みの「負のスパイラル」
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不良姿勢や疲労で、腰の筋肉が硬くなる。
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筋肉内の血管が圧迫され、血流が悪くなる(虚血状態)。
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血流不足により「発痛物質」が蓄積し、痛みが発生する。
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痛みを感じると、脳が身体を守ろうとしてさらに筋肉を硬くする(防御反応)。
この**「硬直→血流低下→痛み→さらに硬直」**というスパイラルを断ち切らない限り、表面を揉むだけでは根本的な解決にはなりません。
3. あなたはどれ?動きでわかる「3つの腰痛タイプ」
一口に「腰痛」と言っても、原因となっている筋肉は人によって異なります。 Medical Japanでは、痛む動作によって以下の3つのタイプに分類し、的確なアプローチを行います。
① 屈曲型(前かがみタイプ)
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症状: 靴下を履く時、顔を洗う時、椅子に座る時など、**「前かがみ」**になると痛む。
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原因: **お尻(大殿筋)や太ももの裏(ハムストリングス)**が硬くなっています。 これらの筋肉が伸びないため、骨盤がスムーズに前に傾かず、腰の筋肉が過剰に引っ張られて悲鳴を上げている状態です。
② 伸展型(反らしタイプ)
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症状: 椅子から立ち上がる時、洗濯物を干す時、うがいをする時など、**「腰を反らす・伸ばす」**と痛む。
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原因: **股関節の前側(腸腰筋など)**や太ももの前側が縮こまっています。 前側の筋肉がロックされているため、腰を反らそうとしても骨盤が動かず、腰の関節(椎間関節)同士がぶつかって痛みを引き起こします。
③ 回旋型(ひねりタイプ)
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症状: 寝返りを打つ時、ゴルフのスイング、車のバック駐車など、**「身体をひねる」**と痛む。
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原因: 脇腹や背骨のキワにある筋肉の柔軟性が低下し、左右のバランスが崩れています。 回旋動作が多いスポーツをしている方や、デスクワークで長時間同じ向きで座っている方に多く見られます。
4. メディカルジャパンの「科学的アプローチ」で根本治療
当院では最新の医療機器を用いた**「可視化(見える化)」**と、医学的根拠に基づいた施術で、痛みの根本原因を取り除きます。
Step1. 2Dエコー(超音波)で原因を「見る」
レントゲンには写らない筋肉の損傷、炎症、トリガーポイント(痛みの引き金)を、2Dエコーを使ってリアルタイムで確認します。 「ここが痛みの原因です」と画像でお見せすることで、納得して治療を受けていただけます。 ※必要に応じて提携医療機関(慶應義塾大学病院など)でのMRI撮影もサポートします。
Step2. 鍼灸による「深層筋」へのアプローチ
指圧では届かない、身体の奥深く(皮下3cm〜)にある**「最長筋(さいちょうきん)」**などの深層筋に、鍼(はり)を使って直接アプローチします。
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効果: 凝り固まった筋肉の血流を劇的に改善し、発痛物質を洗い流します。
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呼吸の改善: 背中の筋肉が緩むことで、肋骨の動きが良くなり、呼吸が深く楽になります。自律神経の調整にも効果的です。
Step3. 独自の「超音波鍼灸」と「Mキューブ波」
エコーで見つけた「筋膜の癒着(滑りが悪い部分)」に対し、鍼を打った状態で超音波を照射する**「超音波鍼灸」**を行います。 深部の温熱効果と微細な振動により、頑固な癒着を剥がし、脊髄動脈の血流を増大させます。
5. 再発させない!「姿勢改善」と「トレーニング」
痛みが取れたら終わりではありません。 「なぜ腰痛になったのか?」という根本原因(姿勢や筋力不足)を解決しなければ、また数ヶ月後に再発してしまいます。
姿勢改善とインナーマッスル強化
慢性腰痛の方の多くは、身体を支える**「インナーマッスル(腹横筋など)」が弱っています。 当院では、高周波EMS(Mキューブ波)などを活用し、「寝たまま体幹トレーニング」**を行うことが可能です。天然のコルセットである筋肉を鍛え直すことで、腰への負担を減らします。
歩き方から変える「歩行診断」
実は、腰痛の原因が「歩き方」や「足の裏」にあることも少なくありません。 「マイオプレッシャー」という歩行分析機を使い、歩く時の重心移動や足の着き方を解析します。 悪い歩き方の癖を見抜き、必要に応じて医療用インソールを処方することで、足元から骨盤の歪みを整え、再発しない身体作りをサポートします。
「長年の付き合いだから」と慢性腰痛を放置しないでください。 正しい検査で「自分の腰痛タイプ」を知り、鍼灸と適切なトレーニングを行えば、痛みのない生活は取り戻せます。まずはあなたの腰の状態をチェックすることから始めましょう。
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