スタッフブログ – 立川No.1実績|選ばれる整体・鍼灸院|メディカルジャパン立川 - Page 19
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  • 四十肩・五十肩の違いとは?原因・症状と治療の流れを専門家が徹底解説

    1. 四十肩・五十肩とは何か?

    「朝起きたら肩が上がらない」「腕を後ろに回せない」――こうした症状を一般的に「四十肩」「五十肩」と呼びます。

    実際には医学的な病名ではなく、正式には肩関節周囲炎癒着性関節包炎と呼ばれます。

    呼び方の違い

    • 四十肩:40代で発症しやすいことから

    • 五十肩:50代で発症しやすいことから
      👉 本質的には同じ病態で、年齢に応じて呼び方が変わっているだけです。


    2. 発症の原因とメカニズム

    四十肩・五十肩は「加齢による変化」と「使いすぎ・血流不良」が重なって起きます。

    主な原因

    • 加齢による関節包・靭帯・腱の硬化

    • 肩関節周囲の血流低下

    • 繰り返しの使用や負担による炎症

    • 姿勢不良(猫背・巻き肩)

    結果として、関節包に炎症が起きる → 硬く縮む(拘縮) → 動かすと痛い・動かないという状態に進行します。


    3. 症状の特徴と動作チェック

    四十肩・五十肩では、次のような特徴がみられます。

    • 肩を動かすと鋭い痛みが出る

    • 夜間痛(寝ているときのズキズキした痛み)

    • 腕を横に挙げる、後ろに回す動作で制限

    • 洗濯物を干す・髪を結ぶ・背中に手を回す動作が困難

    👉 他の疾患(腱板損傷・神経疾患)でも似た症状が出るため、正しい見極めが大切です。


    4. 治療の流れ:段階別アプローチ

    四十肩・五十肩は進行に応じて3つの段階に分かれます。

    ① 炎症期(急性期:約2週間〜2か月)

    • 強い痛み・夜間痛が出やすい

    • 無理に動かすと悪化する
      対応:安静・消炎鎮痛薬・冷却、必要に応じて注射

    ② 拘縮期(中期:約2〜6か月)

    • 痛みは落ち着くが、肩が固まって動かない

    • 可動域が制限され、日常生活に不便
      対応:温熱療法・ストレッチ・可動域訓練・鍼灸治療

    ③ 回復期(後期:約6か月〜1年)

    • 少しずつ動きが改善

    • 筋力が落ちているためリハビリが重要
      対応:筋力強化・リハビリ、スポーツや生活動作への復帰支援


    5. 各種治療法の選択肢

    四十肩・五十肩は自然に回復する場合もありますが、早期に適切な治療を行うことで痛みの軽減や回復スピードを高められます

    • 保存療法:安静、消炎鎮痛薬、湿布

    • 物理療法:温熱・低周波・超音波治療

    • リハビリ:可動域訓練・ストレッチ・運動療法

    • 鍼灸治療:肩周囲の血流改善、筋緊張緩和

    • 注射療法:ステロイド注射など(医師の判断)

    • 手術:改善が見られない重症例に限り適応

    👉 整骨院や鍼灸院では「拘縮期〜回復期」のサポートが特に有効です。


    6. 放置リスクと進行予防

    「そのうち治るだろう」と放置すると、関節が硬く固まってしまい、可動域が元に戻らなくなるリスクがあります。

    早期に正しい対応をすることで、

    • 夜間痛の軽減

    • 可動域の改善

    • 回復スピードの短縮
      が期待できます。


    7. 予防・再発防止のケア法

    一度改善しても、再び痛みを繰り返す方も少なくありません。日常的なケアで再発を予防しましょう。

    • 毎日の軽いストレッチ(腕を回す・肩甲骨を動かす)

    • デスクワーク中の姿勢改善

    • 肩周囲の筋力トレーニング(軽いチューブ運動など)

    • 冷え対策・血流改善


    8. 類似疾患との鑑別・注意点

    「肩が痛い=四十肩」とは限りません。

    • 腱板損傷:外傷や老化で腱が切れている場合

    • 関節唇損傷:スポーツでの外傷に多い

    • 頸椎疾患:首の神経からくる肩の痛みやしびれ

    👉 強いしびれ・脱力・長引く痛みがある場合は、整形外科での精査が必要です。


    9. ケーススタディ / 患者体験

    例1:40代女性

    夜間痛が強く来院。急性期は安静と物理療法を中心に対応。2か月後から鍼灸とストレッチを導入し、半年で可動域が大きく改善。

    例2:50代男性

    デスクワーク中心。半年間放置し、拘縮が進行。可動域訓練とリハビリを継続し、1年かけて日常生活が快適に。


    10. まとめと具体的行動プラン

    • 四十肩と五十肩は同じ病態(肩関節周囲炎)

    • 急性期 → 拘縮期 → 回復期と段階的に進行する

    • 放置すると可動域が戻らないリスクあり

    • 鍼灸・整骨院では「血流改善・筋緊張緩和・リハビリ」で大きな効果が期待できる

    👉 今日からできること

    • 無理に動かさず、炎症期は安静を心がける

    • 症状が長引く場合は早めに受診

    • 日常生活にストレッチと姿勢改善を取り入れる

    四十肩・五十肩は時間がかかる疾患ですが、正しい治療とケアで確実に改善していきます。
    「肩が上がらない」「夜に痛む」などお悩みの方は、ぜひ専門家にご相談ください。

  • 猫背・反り腰・ストレートネックを根本改善!整体で整える正しい姿勢ガイド

    1. なぜ姿勢不良(猫背・反り腰・ストレートネック)は見過ごされがちか?

    「最近、肩こりや腰痛が続く」「首が重い気がする」…そんなとき、実は姿勢不良が関係していることが多いです。
    猫背、反り腰、ストレートネックは現代人によく見られる姿勢のゆがみですが、すぐに大きな痛みが出るわけではないため、つい見過ごされがちです。

    しかし、放置してしまうと慢性的な腰痛・肩こり・頭痛の原因になり、さらに自律神経の乱れや疲労感にもつながることがあります。だからこそ、早めの改善がとても大切です。

    2. 猫背・反り腰・ストレートネックとは?基本の型と特徴

    猫背とは

    背中が丸くなり、肩が前に出てしまう姿勢。呼吸が浅くなりやすく、肩こりや頭痛の原因になります。

    反り腰とは

    骨盤が前に傾き、腰が過度に反った状態。腰への負担が大きく、腰痛や坐骨神経痛を引き起こしやすいのが特徴です。

    ストレートネックとは

    本来ゆるやかにカーブしている首の骨がまっすぐになった状態。首や肩の緊張が強まり、頭痛や手のしびれにつながることもあります。

    これらの姿勢の崩れは、単独で起こるだけでなく「猫背+ストレートネック」「反り腰+猫背」と複合して現れることも多いです。

    3. どのような原因で姿勢不良になるか?複合的な要因

    姿勢不良は一つの原因だけではなく、生活習慣や筋肉のバランスの乱れが重なって起こります。

    長時間のデスクワークやスマホ操作 → 頭や肩が前に出やすくなる

    運動不足による体幹の弱さ → 正しい姿勢を支えきれない

    骨盤のゆがみ → 腰や背骨に負担が集中

    筋肉のアンバランス → 前側と後ろ側で力の差が出る

    日常のクセ(足を組む、片足に体重をかける など)

    つまり、日常生活の積み重ねが姿勢をつくっているのです。

    4. 自分でできるチェック方法:あなたはどのタイプ?

    整体に行く前に、自宅でできるセルフチェック法をご紹介します。

    ・壁に背中をつけるチェック
    かかと・お尻・肩甲骨・後頭部が自然につくか?
    腰のすき間が大きければ「反り腰」、後頭部がつかなければ「ストレートネック」の可能性があります。

    ・横から写真を撮る
    耳・肩・腰・くるぶしが一直線に並んでいるか確認。ずれている場合は姿勢のゆがみがあるサインです。

    ・鏡チェック
    肩の高さや骨盤の傾きに左右差がないかを見てみましょう。

    5. 整体/整体院でできる改善アプローチ

    整体では、骨格のゆがみを整え、筋肉のバランスを回復させることで姿勢不良を改善していきます。

    ・骨盤矯正や背骨の調整で体の軸を正す

    ・筋肉の緊張をほぐし、使えていない筋肉を活性化する

    ・ストレートネックに対しては首や肩周りをやさしく調整

    ・姿勢を安定させるインナーマッスルのトレーニング指導

    「猫背・反り腰・ストレートネックは整体で改善できるの?」と不安に思う方も多いですが、専門的に体を見てもらうことで、自己流のストレッチだけでは難しい部分までアプローチできるのが整体の強みです。

    6. セルフケア・日常習慣でできる改善法

    整体と並行して、日常でできるセルフケアを続けると改善が早まります。

    ・猫背改善ストレッチ:胸を開く、肩甲骨を寄せる運動

    ・反り腰改善ストレッチ:もも前(大腿四頭筋)や腰のストレッチ

    ・ストレートネック改善運動:あごを軽く引く「チンイン」運動

    ・体幹トレーニング:プランクなどで姿勢保持筋を強化

    ・座り方改善:骨盤を立て、深く腰掛けて座る

    ちょっとした習慣改善で、体は確実に変わっていきます。

    7. 再発予防へのアドバイス

    姿勢不良は一度整えても、放置すればまた元に戻ってしまいます。

    ・デスクワークでは1時間に1回立ち上がる

    ・スマホを目線の高さで使う

    ・適度な運動とストレッチを習慣にする

    ・定期的に整体で体をメンテナンスする

    「整体+セルフケア+習慣改善」の3つを組み合わせることで、姿勢は安定し、猫背や反り腰、ストレートネックから解放されやすくなります。

    ★猫背・姿勢矯正に関する詳細はこちら

  • 【専門家が解説】寝違えた時の正しい対処法|原因・治療・予防まで総まとめ

    1. 寝違えとは?その実態と症状

    寝違えとは、朝起きたときに突然首の痛みや動かしにくさを感じる症状を指します。
    医学的には「急性頸部痛」や「頸部捻挫」とも呼ばれ、首の筋肉や靭帯に小さな損傷や炎症が起きている状態です。

    代表的な症状

    • 首を動かすと強い痛みが出る

    • 特定の方向に首が回らない、動かしにくい

    • 肩や背中まで痛みや張りが広がる

    • まれに頭痛や吐き気を伴うこともある

    ※神経症状(しびれ・麻痺)がある場合は、ただの寝違えではなくヘルニアや神経圧迫の可能性があるため注意が必要です。


    2. なぜ寝違えが起こるのか?原因とリスク因子

    寝違えの背景には、いくつかの要因が組み合わさっています。

    • 不自然な睡眠姿勢:うつ伏せや首をねじった姿勢で長時間寝る

    • 枕や寝具の不適合:高さや硬さが合わず、首に負担がかかる

    • 筋肉の疲労や血行不良:日中の姿勢不良や長時間のデスクワークで筋肉が硬直

    • 冷えや自律神経の乱れ:寝室環境や冷房で首肩が冷える

    • ストレス:精神的緊張により筋肉の張りが増す

    これらが重なると、睡眠中に首の筋肉へ過度な負担がかかり、炎症や小さな損傷が発生しやすくなります。


    3. 初期対処法(応急処置)

    寝違え直後の対応は、その後の回復スピードを大きく左右します。

    すべきこと

    • 安静を保つ:無理に首を動かさず、痛みのない姿勢をとる

    • 冷却(アイシング):発症から24〜48時間は炎症を抑えるために氷や保冷剤で10〜15分冷やす

    • サポート:タオルを巻いたり首枕を使って、動かさなくても楽な姿勢を確保

    やってはいけないこと

    • 強いマッサージや押圧

    • 熱いお風呂で温める

    • 無理にストレッチや首を回す

    これらは炎症を悪化させ、痛みを長引かせる原因となります。


    4. 回復期・中期の対応

    炎症が落ち着き、動かしても強い痛みが出なくなってきたら、徐々に可動域を回復させていきます。

    温熱療法

    • 発症から2日以降は温めることで血流が促進され、筋肉の回復を助けます。

    軽いストレッチ

    • ゆっくり首を傾ける・肩を回すなど、痛みのない範囲で動かす

    • 反動をつけたり無理に大きく動かすのは避ける

    筋緊張をほぐす運動

    • 肩甲骨を寄せる運動

    • 背伸びや軽いウォーキングで全身の血流改善


    5. 専門的治療・施術アプローチ

    痛みが強い・繰り返す場合は専門的ケアを受けるのが安心です。

    整骨院での施術

    • 手技療法で筋肉や関節のバランスを整える

    • テーピングやサポートで首の安定を確保

    鍼灸治療

    • 鍼で筋肉の緊張を緩和し、血流を改善

    • お灸で温めることで炎症を鎮め、自然治癒力を高める

    医療機関での治療

    • 消炎鎮痛薬や湿布

    • 物理療法(低周波・超音波)

    • 強い症状や神経症状がある場合はMRIやレントゲンで精査


    6. 受診すべきサイン・何科を受診するか

    以下の症状がある場合は整形外科の受診をおすすめします。

    • 痛みが1週間以上続く

    • 首だけでなく腕や手にしびれがある

    • 強い頭痛や吐き気を伴う

    • 首がほとんど動かない

    整骨院・鍼灸院は筋肉や関節のケアに有効ですが、神経症状や外傷の疑いがある場合は医療機関での精査が必要です。


    7. 予防法・再発防止

    寝違えを防ぐには、日常生活からの工夫が大切です。

    • 枕の高さを調整:首が自然なカーブを保てる高さを選ぶ

    • 寝返りを妨げない寝具:硬すぎないマットレスを使用

    • 日中の姿勢改善:長時間のスマホ・PC使用を避け、こまめにストレッチ

    • 運動習慣:肩甲骨周りや体幹を鍛えて首への負担を減らす

    • 体の冷え対策:寝室環境を整える、ネックウォーマーを活用


    8. ケーススタディ

    例1:デスクワーク中心の40代男性

    朝起きると首が痛く動かせず来院。初期は冷却と安静、その後は鍼灸で筋緊張を緩め、3日で日常生活に復帰。

    例2:育児中の30代女性

    寝不足と授乳姿勢が重なり頻繁に寝違え。枕の調整と日常的な肩甲骨運動を指導し、再発が減少。


    9. まとめと即効アクション

    寝違えは誰にでも起こりうる急性の首のトラブルです。

    👉 今日からできること

    1. 発症直後は「冷やす・安静・動かさない」

    2. 2日目以降は「温めて・軽く動かす」

    3. 症状が長引く・しびれがある場合は早めに受診

    正しい対処と予防習慣で、寝違えを繰り返さない体をつくりましょう。

  • 世界陸上で選手が負傷|足首のケガと捻挫の原因・予防を整骨院スタッフが解説

    世界陸上での悲劇から学ぶ ― 足首のケガと予防の大切さ

    2025年9月15日に行われた世界陸上(東京大会)の女子棒高跳び予選で、イギリス代表のモリー・コードリー選手がウォーミングアップ中に左足首を負傷し、無念の棄権となりました。
    人気のある選手であるだけに、号泣しながら車いすで退場する姿に胸を打たれた方も多いのではないでしょうか。

    私たち整骨院のスタッフとしても、アスリートの突然のケガは他人事とは思えません。
    特に「本番直前のウォーミングアップ中」というタイミングは、緊張や集中の中で体への負担が大きくなりやすい場面です。


    足首のケガはなぜ起きるのか?

    足首はスポーツ動作の中で最も負担がかかる関節のひとつです。
    ジャンプや着地、方向転換で強いストレスが加わり、

    • 靭帯の損傷(捻挫)

    • 腱や軟部組織の炎症

    • 骨の損傷

    といったトラブルが起きやすい部位でもあります。


    私たちができるサポート

    鍼灸整骨院では、こうした急性のケガから慢性的な負担による不調まで、幅広いサポートが可能です。

    • エコー検査で損傷部位を確認

    • 固定・テーピングによる応急処置

    • 鍼灸や手技で炎症や筋緊張の改善

    • リハビリ・運動療法で再発予防と競技復帰サポート

    「ケガをしてしまった後の対応」だけでなく、日常的なケアや予防もとても重要です。


    ケガを防ぐためにできること

    • ウォーミングアップ・クールダウンをしっかり行う

    • 自分に合ったシューズを使用する

    • 股関節や体幹の柔軟性・安定性を高める

    • 疲労が強い時は無理をせず休む

    アスリートだけでなく、日常生活でも「段差で足をひねった」「運動会で走って痛めた」というケースは珍しくありません。


    まとめ

    今回の世界陸上での出来事は、とても残念で胸が痛むニュースでした。
    しかし同時に、誰にでも起こり得る足首のケガと、その予防の大切さを改めて考える機会にもなります。

    私たち鍼灸整骨院のスタッフは、地域の皆さまが安全にスポーツや日常生活を送れるよう、サポートを続けてまいります。
    「足首に違和感がある」「昔のケガが不安」という方も、お気軽にご相談ください。

  • 坐骨神経痛の原因と治療法|マッサージで改善しない方におすすめの鍼灸

    1. なぜ坐骨神経痛は根深くなるのか

    「お尻から足にかけてしびれる」「腰の奥がズキズキ痛む」といった坐骨神経痛に悩む方が多くいらっしゃいます。
    湿布や痛み止め、マッサージを試しても、すぐに再発したり効果を実感できなかったりするケースも少なくありません。

    坐骨神経痛は、原因が一つではなく複数重なっていることが多いため、根深く長引くのが特徴です。
    そのため「痛いところを揉むだけ」では解決できず、原因に合わせたアプローチが必要になります。

    2. 坐骨神経痛とは何か?

    坐骨神経痛とは「病名」ではなく、坐骨神経に沿って痛みやしびれが出ている状態の総称です。

    代表的な症状は

    ・腰からお尻、太もも、ふくらはぎにかけての痛みやしびれ

    ・長時間座っていると悪化する

    ・歩くと足が重くなったり力が入りにくくなる

    坐骨神経は腰から足先まで伸びる体で最も長い神経です。
    この神経が骨・筋肉・椎間板などに圧迫されたり炎症を起こしたりすることで、痛みやしびれが出る仕組みです。

    3. 坐骨神経痛の主な原因

    坐骨神経痛の原因にはいくつかのタイプがあります。

    ・椎間板ヘルニア:椎間板が飛び出して神経を圧迫

    ・脊柱管狭窄症:神経の通り道が狭くなり圧迫される

    ・梨状筋症候群:お尻の奥の筋肉(梨状筋)が硬くなり神経を圧迫

    ・骨盤や姿勢の歪み:長時間の座位や不良姿勢でバランスが崩れる

    これらが単独、もしくは組み合わさって症状を長引かせています。
    「坐骨神経痛の原因を探したい」と思ったら、まずはどのタイプかを正しく見極めることが大切です。

    4. マッサージだけでは改善しにくい理由

    「マッサージを受けたときは気持ちいいけど、すぐに痛みが戻ってしまう…」
    そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。

    それは、マッサージが表面の筋肉のコリを一時的に緩めているだけだからです。
    坐骨神経痛の本当の原因は「神経への圧迫」や「深部の筋肉の硬さ」にあるため、表面的にほぐしても根本的な改善にはつながりにくいのです。

    さらに、強すぎるマッサージはかえって筋肉や神経を傷めることもあります。
    「マッサージでよくならない坐骨神経痛」には、より専門的な施術が必要です。

    5. 鍼灸の役割とアプローチ

    鍼灸は、坐骨神経痛に対して体の奥にある筋肉や神経に直接働きかけることができるのが特徴です。

    鍼灸で期待できる効果

    ・深部の筋肉を緩め、神経の圧迫を軽減

    ・血流を促進して炎症やしびれを和らげる

    ・自律神経を整えて、回復力を高める

    特に「梨状筋症候群」や「姿勢の崩れが原因の坐骨神経痛」には、鍼灸でしっかりとした効果が期待できます。

    国家資格を持つ鍼灸師がエコー(超音波)検査を使い、ピンポイントで原因を特定してから鍼を行う治療院も増えています。
    「マッサージでよくならない」と感じている方には、鍼灸が新しい選択肢になります。

    6. セルフケア・生活習慣改善

    鍼灸で治療を受けると同時に、日常生活でのセルフケアも欠かせません。

    ・ストレッチ:お尻(梨状筋)や太ももの裏をやさしく伸ばす

    ・正しい座り方:深く腰をかけて骨盤を立てる

    ・長時間同じ姿勢を避ける:1時間に1度は立ち上がる

    ・軽い運動:ウォーキングや体幹を鍛えるエクササイズ

    これらを習慣にすることで、施術効果が高まり、再発も防ぎやすくなります。

    ★坐骨神経痛に関する詳細はこちら