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【健康コラム】肩こり頭痛改善 & 呼吸がしやすくなる<肩甲骨ストレッチ>

肩こりは多くの人にとって日常的な問題であり、様々な要因から引き起こされることがあります。
このコラムでは、肩こりの要因、関連する症状、肩甲骨ストレッチの方法、そしてそのメリットについて詳しく説明します!

記事内容
  • 1.肩こりの要因(要因となる筋肉・その状態)
  • 2.肩こりと併発しやすい症状
  • 3.肩甲骨ストレッチとは?
  • 4.肩甲骨ストレッチのメリット

1.肩こりの要因(要因となる筋肉・その状態)

肩甲骨は、僧帽筋という背中の大きな筋肉とその内側に絡み合う複数の筋肉によって支えられています。
そもそも「こり」という症状は、過度な負担がかかった筋肉の血行不良(筋疲労)によって引き起こされるものです。これが悪化すると疲労物質が神経を刺激し、痛みにつながることもあります。
つまり肩こりは、以下の複数の筋肉の健康不良によって引き起こされます。

○僧帽筋

僧帽筋は肩甲骨周りに広がる筋肉で、肩こりの主要な要因の一つです。長時間の不適切な姿勢、デスクワーク、コンピューター作業などによって僧帽筋が緊張し、こりや不快感が生じます。

○菱形筋

菱形筋も肩こりの原因となる重要な筋肉で、背中と肩の中央部に位置しています。この筋肉が緊張すると、肩こりが悪化します。

○三角筋

三角筋は肩の上部に位置し、肩こりの症状に寄与することがあります。特にストレスや不適切な姿勢によって三角筋が過度に緊張することがあります。

○胸部筋肉

肩こりの要因になるのは、背中の筋肉だけではありません。胸部の筋肉が緊張すると、肩の前部に引っ張りが生じ、肩こりの原因になります。これは特に前かがみの姿勢やデスクワークを行うと顕著です。

○首の筋肉

首の筋肉の緊張も肩こりと関連があります。長時間の首が前に出る姿勢を続けるとそれに応じて周りの筋肉も縮んだり引っ張られてしまいます。

肩こりの要因は個人によって異なりますが、これらの筋肉の緊張や不適切な姿勢が一般的な要因として挙げられます。筋肉のストレッチや適切な姿勢の維持が肩こりの予防や緩和に役立ちます。

2.肩こりと併発しやすい症状

肩こりは他の症状と併発することがあり、以下に肩こりと一緒に起こりやすい症状をいくつか示します。

ー頭痛ー

肩こりが進行すると、首や肩の筋肉の緊張が頭部に広がり、頭痛を引き起こすことがあります。特に、頭部と首の筋肉が相互に関連しているため、肩こりと頭痛は密接に関連しています。緊張性頭痛と呼ばれるものがこれに該当し、頭部の緊張・血行不良によって引き起こされる頭痛です。

ー首のこりー

肩こりの原因となる姿勢動作には、首も密接に関わりがあります。筋肉は全身でうまくバランスを取っているため、ある部位の姿勢が崩れるとそれに伴って他の部位も変化します。例えば、巻き肩姿勢は、背骨が曲がりやすく、顔が前に出る姿勢になりやすいです。(猫背・ストレートネック)

ー腕や手のしびれー

肩こりが進行すると、神経組織に圧力がかかることがあり、腕や手のしびれやチクチク感が生じることがあります。これは、神経の正常な機能を妨げる可能性がありますのですぐに受診することが大切です。

ー不眠症ー

進行したこりや痛みは、睡眠の質に影響を与えることも少なくありません。

これらの症状は個人によって異なる場合があり、肩こりの程度や原因によっても異なります。肩こりが慢性的である場合、医療専門家の診断と治療が必要な場合があります。適切なケアやストレッチ、姿勢の改善などは、肩こりと関連する症状の軽減に役立つことがあります。

3.肩甲骨ストレッチとは?

肩甲骨ストレッチは、肩こりや肩関節周りの筋肉の緊張を和らげ、肩の動きを改善するためのエクササイズです。肩甲骨は肩関節の安定性を保ちながら、その運動と力の発揮に役割を果たしています。また、肩甲骨には17個の筋肉が付着しており、その柔軟性をサポートしています。
肩甲骨を動かすストレッチを行うことで、その周りの複数の筋肉の柔軟性が高まり、血流改善し、肩こりだけでなく、頭痛や首こりなども改善へ導きます。

当院は治療後、患者さんの身体に適したトレーニングやストレッチをお伝えしています。
患者さんがお家でも取り組みやすいようSNSでも発信していますので、ぜひご活用ください!国家資格を保持する臨床家による解説なので安心して行えます。

↓メディカルジャパンの肩甲骨ストレッチ↓

毎日のルーティンに取り入れることで、肩の柔軟性を向上させ、姿勢を改善し、肩こりを改善・予防を目指しましょう!

4.肩甲骨ストレッチのメリット

肩甲骨ストレッチにはさまざまなメリットがあります。

①症状の改善

肩こり・頭痛・首こりなどの慢性症状の改善・予防に効果的です。

②呼吸の改善

肩甲骨周りの柔軟性が上がると胸の筋肉もしっかり伸び、胸郭が拡張されます。これにより、呼吸が楽になり、深い呼吸ができるようになります。良い呼吸はリラクゼーション効果をもたらし、ストレスの軽減にも役立ちます。

③体温上昇

ストレッチ運動は体温を上昇させます。筋肉が伸びる過程で、血液の循環が促進され、体温が上昇します。これにより、筋肉が柔軟になり、怪我のリスクが低減します。また、温かい体温は筋肉や関節の柔軟性を高め、運動や日常生活の活動において有益です。

これらのメリットに加えて、肩甲骨ストレッチは姿勢の改善、肩の可動域の拡大、ストレスの軽減、肩関節の安定性の向上などにも寄与します。日常的なストレッチ運動として肩甲骨ストレッチを取り入れることで、肩の健康を維持し、肩こりの予防や軽減に役立つでしょう。

5.まとめ

肩こりは多くの人にとって日常的な問題であり、主要な要因は僧帽筋、菱形筋、三角筋などの筋肉の緊張と不適切な姿勢です。肩甲骨ストレッチを行うことで、肩こりと併発しやすい様々な症状の改善のほか、体温上昇や呼吸の改善などメリットが豊富にありますので、ぜひ実践してみてください🎵

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