腱鞘炎を根本改善!鍼灸+ES-530で痛みを速攻ケア
1. 腱鞘炎とは?放置すると慢性化のリスクも
腱鞘炎とは、手首や指の腱を包む腱鞘に炎症が生じ、痛みや動かしにくさを伴う症状のことです。手首や指の動きに支障をきたすため、日常生活や仕事、趣味に大きな影響を及ぼすことがあります。
典型的な症状は以下の通りです。
・指や手首を動かすと痛い
・指の曲げ伸ばしで「カクン」と引っかかる感覚(ばね指)
・手首や指の腫れ、熱感
・物を握る、持ち上げると痛い
放置すると、炎症が慢性化し、手の動きが制限されるだけでなく、周囲の筋肉や関節への負担が増加します。特に、パソコン作業や楽器演奏など、手を酷使する人は早期にケアすることが重要です。
近年では、鍼灸や立体動態波電気(ES-530)を併用した施術により、痛みの軽減と可動域改善、炎症の回復促進が可能になっています。
2. 腱鞘炎の種類
腱鞘炎は、症状の出る部位や原因によって複数のタイプに分かれます。正確に種類を把握することは、治療方針や改善方法を決める上で非常に重要です。
①ドケルバン病(親指側手首の腱鞘炎)
親指をよく使う作業(スマホ操作、パソコン、手作業)が原因
手首の親指側に腫れや痛みが出る
②ばね指(弾発指)
指の曲げ伸ばしで「カクン」と音がする
指の付け根に痛みや腫れが見られる
重症化すると指が曲がったまま戻らない場合も
③手首・前腕の腱鞘炎
テニス、ピアノ、タイピングなどの反復動作が原因
手首の前面・背面の痛み、動かしにくさ
④肘側腱鞘炎(上腕骨外側上顆炎、テニス肘)
重い物を持つ、腕を酷使する作業が原因
肘の外側の圧痛、腕を伸ばすと痛む
それぞれの種類により、痛みの場所や症状、治療法が異なるため、正確な診断が改善の第一歩です。
3. 腱鞘炎の原因
腱鞘炎は、筋肉や腱への負荷、加齢、生活習慣など複数の要因が絡んで発症します。
・反復動作の負荷
同じ動作を繰り返すことで腱が摩耗し、腱鞘内で炎症を起こす
・筋力や柔軟性不足
前腕・手首・指の筋肉が硬直すると、腱にかかる負荷が増加
・加齢による腱の劣化
腱や腱鞘が硬くなり、摩擦による炎症が起きやすくなる
・外傷や打撲
軽度の打撲でも腱の炎症が発生する場合がある
・生活習慣の影響
長時間同じ姿勢で作業、冷えや血流不足も腱鞘炎のリスク
特に現代ではスマホやパソコン操作が原因となるケースが増え、慢性的な手首や指の痛みを訴える方が多くなっています。
4. 腱鞘炎の診断とテスト
腱鞘炎の診断では、痛みの出る部位の確認や可動域の評価が行われます。
・フィンケルシュタインテスト
ドケルバン病の確認。親指を握り手首を小指側に曲げると痛みが出る場合陽性
・スナップテスト(ばね指チェック)
指の曲げ伸ばしで「カクン」と引っかかる感覚や痛みの有無を確認
・圧痛テスト
腱鞘部を押して痛みがあるかどうかを確認
・可動域テスト
手首・指の動かせる範囲と痛みの発生位置を確認
これらのテストを組み合わせることで、症状の部位や重症度を科学的に評価することができます。
5. 鍼灸による腱鞘炎改善
鍼灸は、腱や筋肉の深部までアプローチして炎症を抑え、血流を改善する自然療法です。
鍼灸の効果
・筋緊張の緩和
・血流改善による炎症物質の排出
・痛みの軽減・可動域改善
・再発予防効果
代表的な使用ツボ
・合谷(ごうこく):手・指の痛みを緩和
・手三里(てさんり):前腕の腱や筋肉の疲労回復
・陽池(ようち):手首周囲の血流改善
国家資格者による施術なので、安全かつ効果的に改善が期待できます。
6. ES-530(立体動態波電気)による最新治療
立体動態波(ES-530)は、微弱な電流を三次元的に流し、筋肉や腱の深部まで刺激する最新治療です。
・炎症部位に直接アプローチし、血流と代謝を改善
・鍼灸との併用で痛み軽減・可動域改善を短期間で実現
・急性期でも安全に使用可能
特に慢性的な腱鞘炎や再発防止に効果的で、手首や指の動かしやすさが大きく改善されます。
7. 日常でできるセルフケア
鍼灸やES-530の施術と併せて、日常生活でのケアも重要です。
・手首・指の軽いストレッチ
・作業中の休憩・手首の負荷軽減
・温めて血流を促す(蒸しタオル、入浴)
・サポーターやテーピングで過度な負荷を防ぐ
・作業姿勢の改善(PC作業やスマホ使用の角度調整)
セルフケアを続けることで、施術の効果を長く維持でき、再発予防につながります。
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