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ふくらはぎがつる原因―夜中のこむら返りを防ぐために知っておきたいこと―

1. なぜ“ふくらはぎがつる”のか?放置して大丈夫?

寝ているときや運動中に「ふくらはぎがギュッとつって動けなくなった!」という経験、ありませんか?
この「足がつる」状態は、医学的には筋肉が一時的に異常収縮してしまう現象です。

軽いものならすぐ治まりますが、頻繁に起こる・長引く・夜中に繰り返す場合は注意が必要です。
実はその裏に、

・血流の滞り

・筋肉疲労やミネラル不足

・姿勢や骨格のゆがみ

・自律神経の乱れ
など、身体のバランスの崩れが隠れていることがあります。

「年齢のせい」「運動不足だから」と放置すると、症状が慢性化してしまうことも。
まずは原因を正しく知ることが、再発を防ぐ第一歩です。

2. 「こむら返り」とは何か?

“こむら返り”とは、ふくらはぎ(下腿三頭筋)が急に強く縮み、強烈な痛みと硬直を起こす状態のことです。

よく起こる場面としては、

・寝ているとき(特に明け方)

・運動中やストレッチ不足のとき

・長時間立ち仕事やデスクワークをしたあと

・冷えた環境下やお風呂上がり
などが代表的です。

痛みは数十秒から数分で治まりますが、筋肉が硬くなったまま残ることも。
これは筋肉が過度に興奮して弛緩できない状態で、体の疲れや循環の悪化が関係しています。

3.ふくらはぎがつる原因

🦵① 筋肉の疲労・筋力低下

運動不足や同じ姿勢のまま長時間過ごすことで、筋肉が固まりやすくなります。
筋肉は「使わなすぎても、使いすぎても」つりやすい状態に。
特に立ち仕事やデスクワークの方は、ふくらはぎが常に緊張状態になりやすいです。

❄️② 冷え・血行不良

血流が悪くなると、筋肉へ酸素や栄養が届かず、老廃物が溜まります。
その結果、筋肉が誤作動を起こしやすくなり、夜間のこむら返りにつながります。

冷房の効いたオフィスや冬の冷えは要注意です。
温めることは最大の予防策になります。

🧂③ ミネラル・水分不足

体の筋肉は、カルシウム・マグネシウム・カリウムなどのバランスで動いています。
汗をかいたり水分が不足すると、このバランスが崩れて“誤作動”が起こりやすくなります。
特に夏場やお風呂上がりの脱水状態が原因でつる人が多いです。

🧍④ 骨格のゆがみ・姿勢の乱れ

猫背・反り腰・骨盤の歪みは、下半身の筋肉に偏った負担をかけます。
結果として、ふくらはぎが常に引っ張られる状態になり、筋肉が疲労しやすくなります。
整体で姿勢を整えることで、こうした“根本原因”を取り除けるケースが多いです。

💫⑤ 自律神経・内臓の不調(東洋医学的視点)

東洋医学では、こむら返りは**「肝」と「腎」の働きの乱れ**とも関係があると考えられます。
「肝」は筋肉や血流を、「腎」は水分代謝を司る臓器。
疲労・ストレス・睡眠不足でこのバランスが崩れると、足がつりやすくなるのです。

4. “つった”ときの応急対処法

つってしまったときに焦らず落ち着いて対処することが大切です。

🚨① ゆっくりストレッチする

ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)を伸ばすように、つま先を体の方へ引き寄せる。
タオルを使ってゆっくり引っ張ると安全です。

♨️② 温める

温タオルや湯船で温めると、血流が戻って回復が早まります。
冷えが原因の場合は、寝る前に足湯もおすすめです。

💧③ 水分とミネラルを補給する

つった直後やお風呂上がりは、常温の水やスポーツドリンクで水分補給を。
塩分・マグネシウムを含むミネラルウォーターが効果的です。

🧘④ 深呼吸してリラックス

痛みで体がこわばると、さらに血流が悪化します。
ゆっくり息を吐きながら筋肉の緊張を解いていきましょう。

5. 根本改善するには?

応急処置だけでは、「つりやすい体質」は変わりません。
再発を防ぐには、整体や鍼灸で体のバランスを整える根本ケアが効果的です。

🩺 整体で「骨格・姿勢・血流」を整える

整体では、骨盤や下半身の歪みを整え、ふくらはぎにかかる負担を減らします。
正しい姿勢になることで、血流・神経伝達・筋肉バランスが改善し、つりにくい身体を作ります。

姿勢を整えることで、脚のだるさやむくみが軽くなる方も多く見られます。

🔸 鍼灸で「筋肉・神経・自律神経」を整える

鍼灸では、ふくらはぎのこり固まった筋肉や経絡の流れを整えます。
血流が改善し、自律神経のバランスも整うことで、

夜中のこむら返り

冷えやむくみ

筋肉の硬直
が軽減していきます。

特に「承山」「足三里」「太谿」などのツボ刺激は、ふくらはぎの疲労回復に効果的です。

🌿 整体+鍼灸の相乗効果

整体で“体の構造”を整え、鍼灸で“体の働き”を整える。
この2つを組み合わせることで、再発しにくい体づくりが可能になります。

6.体の声をきいて、つりにくい身体へ

ふくらはぎがつるのは、単なる筋肉の問題ではなく、全身のサインです。
冷え・血流・姿勢・自律神経など、体のバランスを整えることで再発を防げます。

痛みが続く方や、夜中に何度もつる方は、自己流で我慢せず、
ぜひ整体や鍼灸の専門家に相談してみてください。

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