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  • 本格的な夏が来る前に!今から始める「汗をかける体」づくりと熱中症対策

    近年、毎年のようにニュースになる「猛暑」や「熱中症」。まだ体が暑さに慣れていないこの6月こそ、実は1年の中で最も熱中症のリスクが高まる時期の一つであることをご存知でしょうか。

    「まだ本格的な夏じゃないから大丈夫」と油断していると、体の中に熱がこもり、だるさや頭痛を引き起こす原因になってしまいます。

    今回は、本格的な夏を迎える前に知っておきたい、東洋医学と自律神経の視点から見る「汗をかける体づくり」についてお話しします。

    なぜ6月に熱中症対策が必要なのか?

    熱中症を引き起こす最大の原因は、「上手に入浴や運動で汗をかけず、体温調節がうまくできないこと」にあります。

    私たちの体は、暑さを感じると自律神経の働きによって汗をかき、その汗が蒸発するときの気化熱で体温を下げています。しかし、春から梅雨にかけての時期は、まだ体が「暑さ」に慣れていません。さらに、エアコンの効いた快適な室内で過ごす時間が増えると、汗を出す「汗腺(かんせん)」が休眠状態になってしまいます。

    この状態のまま急に気温が上がると、体温調節が追いつかなくなってしまうのです。これを防ぐためには、今から「暑熱順化(しょねつじゅんか:体を暑さに慣れさせること)」を進めておく必要があります。

    東洋医学でみる「汗」と「潤い」のバランス

    東洋医学では、汗は体の大切な水分である「津液(しんえき)」の一部が変化したものと考えます。

    津液は、体を隅々まで潤し、熱を冷ます冷却水のような役割を持っています。

    • 汗をかけない状態: 体内に熱がこもり、のぼせ、ほてり、頭痛、イライラなどを引き起こします。
    • 汗をかきすぎる状態: 必要な「津液」や、生きるエネルギーである「気(き)」まで一緒に漏れ出てしまい、強い疲労感や脱水を引き起こします。

    つまり、ただ汗をかけば良いというわけではなく、「必要な時に、必要な分だけ、じわっと心地よく発汗できる体」が理想なのです。

    今からできる!「汗をかける体」をつくる3つのセルフケア

    休眠している汗腺を呼び覚まし、自律神経のスイッチをスムーズに切り替えるために、今日から以下の3つを意識してみましょう。

    1. 「シャワー派」を卒業し、湯船に浸かる

    手軽に汗腺を鍛える方法が、毎日の入浴です。少しぬるめ(39℃〜40℃程度)のお湯に10〜15分ほど、じっくりみぞおちまで浸かりましょう。じんわりと汗をかく練習をすることで、自律神経が刺激され、体温調節機能が正常に働き始めます。

    2. 食事で「気」と「津液」を補う

    汗をかく準備をすると同時に、体に潤いを蓄える食材を摂りましょう。

    • 体を潤す食材: トマト、きゅうり、ナスなどの夏野菜(体の余分な熱を冷ます効果もあります)
    • 元気を補う食材: 豚肉、豆腐、梅干し(クエン酸が疲労回復を助けます)

    3. 軽い運動で「じわっと」汗をかく

    一駅分歩く、エスカレーターではなく階段を使うなど、日常生活の中で「少し汗ばむ程度」の負荷を意識してみてください。無理な激しい運動ではなく、「じわじわと体が温まる感覚」を大切に。

    当院がサポートできること

    「汗をうまくかけない」「毎年夏になると夏バテしてしまう」という方は、自律神経のバランスが乱れ、体温調節のコントロールがうまく機能していないサインかもしれません。

    当院の施術では、背骨のまわりを優しく整えることで自律神経の働きをケアし、体が本来持っている「体温を調節する力」を呼び覚まします。また、東洋医学的なアプローチにより、水分代謝を司る内臓の働きを高め、体の中に良質な「潤い」を巡らせる体質改善をお手伝いいたします。

    本格的な猛暑がやってくる前のこの時期に、しっかりと「動ける体」「バテない体」のベースを作っておきましょう。体のだるさや不調を感じたら、いつでもお気軽にご相談くださいね。

  • 6月の風邪はなぜ長引く?梅雨の体調不良と、東洋医学から見る自律神経ケア

    梅雨

    6月に入り、暦の上でも梅雨の季節を迎えました。連日の雨や高い湿度に、なんとなく気持ちまで塞ぎがちになる季節です。

    この時期、当院を訪れる患者様からも「最近、喉がイガイガして風邪っぽい」「熱はないのに体が重くて動けない」「風邪を引いたあと、すっきり治らない」といったお声をよく伺います。

    実は、6月に引く風邪(いわゆる夏風邪の初期症状や梅雨だる)には、冬の風邪とは異なる「長引きやすい」「お腹の不調を伴いやすい」という厄介な特徴があります。今回は、なぜこの時期に風邪を引きやすくなるのか、その原因と、東洋医学の視点を取り入れた健やかな整え方をお伝えします。

    なぜ6月に風邪を引きやすくなるのか?

    6月の体調不良には、この時期特有の「環境の変化」と「自律神経の乱れ」が深く関係しています。

    1. 大きな寒暖差と冷房

    外は蒸し暑いのに、室内に入ると除湿や冷房でひんやりと冷え切っている。こうした激しい温度差に体がついていけず、体温を調節している「自律神経」が疲弊してしまいます。自律神経が乱れると、体全体の免疫力が低下し、風邪のウイルスに隙を与えてしまうのです。

    2. 東洋医学でいう「湿邪(しつじゃ)」の影響

    東洋医学では、梅雨時期の過剰な湿気を体に悪影響を及ぼす「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。湿気は重く下に溜まる性質があり、私たちの体の中に入り込むと、特に「胃腸(脾・ひ)」の働きを低下させてしまいます。

    お腹の元気がなくなると、体に必要なエネルギー(気)を十分に作り出せなくなります。その結果、ウイルスから身を守るバリア機能(衛気・えいき)が落ちてしまい、風邪を引きやすくなるのです。

    梅雨、体調不良

    こんな症状に心当たりはありませんか?

    • 喉がイガイガする、ねばつく痰(たん)が出る
    • 体は熱っぽく感じるのに、手足や体の芯が冷えている
    • 頭が重たく、締め付けられるように痛む
    • お腹が緩い、または食欲が出ない
    • 寝ても疲れが取れず、朝起きるのがつらい

    「病院に行くほどではないけれど、いつもと違う」と感じたら、体が発している大切なサインです。無理をせず、お体を休める選択をしてください。

    今日からできる「冷え」と「湿」を溜めないセルフケア

    この時期の不調を長引かせないためには、日常生活で「冷え」を遠ざけ、体内の「余分な水分(湿気)」を外に出してあげることが大切です。

    お腹を温める食事を意識する

    冷たい飲み物や生ものは胃腸をさらに冷やし、湿邪を溜め込む原因になります。できるだけ温かいスープや白湯を飲み、体を内側から温めましょう。生常、ネギ、大葉、ミョウガなどの薬味は、お腹を温めながら発汗を促し、余分な湿気を出してくれるおすすめの食材です。

    「風邪の入り口」を冷房から守る

    東洋医学では、首の後ろにある「風門(ふうもん)」というツボのあたりから風邪(ふうじゃ)が入り込むと考えられています。オフィスや移動中の車内で冷房の風が直接当たらないよう、薄手のストールや羽織るものを一枚常備しておくのが効果的です。

    シャワーで済ませず、湯船に浸かる

    湿気が多いと汗がうまく蒸発せず、体内に熱や水分がこもりがちになります。ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、自律神経がリラックスモード(副交感神経優位)に切り替わり、じわっと心地よい汗とともに余分な水分を排出できます。

    健やかな夏を迎えるために、お体を芯から整える

    風邪の引き始めや、風邪が治ったはずなのにだるさが抜けないという状態は、体のバランスが崩れているサインです。薬で一時的に症状を抑えても、土台となる体力が落ちていては、またすぐに不調を繰り返してしまいます。

    当院では、お一人お一人のその日の状態に合わせ、自律神経の乱れを優しく整え、体内に溜まった湿気を取り除く施術を行っております。

    誰の目も気にする必要のない、静かで完全にプライベートな空間をご用意しております。呼吸を深く整え、心と体を芯から休めにいらっしゃいませんか。本格的な夏を迎える前に、しっかりと動ける体作りのサポートをさせていただきます。どうぞお気軽にご相談ください。

  • 初夏の寒暖差をすこやかに。〜静かに忍び寄る「冷え」から体を守るために〜

    新緑のみずみずしい葉が雨に濡れ、しっとりとした美しさを見せる季節になりました。日中は汗ばむほどの陽気を感じる日も増え、本格的な夏の訪れがすぐそこまで来ていることを実感します。

    しかし、この心地よさの裏側で、私たちの体にはある「静かな変化」が起こり始めています。

    「最近、朝起きたときに首や肩がピキッと突っ張る」
    「なんとなく腰のあたりが重だるく、すっきりしない」

    そんな違和感を覚えてはいませんか?
    実は6月は、年間を通してもギックリ腰や寝違えといった「急激な痛みのトラブル」が非常に増える時期なのです。今回は、初夏の陽気に隠れて忍び寄る「冷え」の正体と、健やかにこの季節を乗り切るためのケアについてお話しします。

    腰痛

    なぜ初夏に「ギックリ腰」や「寝違え」が増えるのか?

    「寒さの厳しい冬ならともかく、なぜ今?」と思われるかもしれません。その原因は、この時期特有の目まぐるしい「寒暖差」にあります。

    6月は、日中の気温が30℃近くまで上がる日がある一方で、朝晩や雨の日には肌寒さを感じるほど気温が下がることがあります。この急激な温度変化に対応しようと、私たちの体をコントロールしている「自律神経」は、24時間フル稼働で働き続けています。その結果、自律神経がヘトヘトに消耗してしまうのです。

    さらに、日中の暑さに合わせて薄着で出かけたり、オフィスや電車のエアコンの風を浴びたりすることで、体は無意識のうちに冷やされていきます。「暑い」と感じているため本人は気づきにくいのですが、これが「隠れ冷え性」の状態です。

    暑さで一度緩んだ筋肉が、冷気によって急激にキュッと縮み、硬くなる。この「冷え固まった状態」のときに、朝ベッドから起き上がろうとしたり、ふと後ろを振り向いたりした瞬間、許容量を超えた筋肉が悲鳴を上げてギックリ腰や寝違えを引き起こしてしまうのです。

    東洋医学でみる、6月の「湿気」と「巡り」

    また、東洋医学の視点から見ると、6月は「温度」だけでなく「湿度」も大きな鍵を握っています。

    梅雨の時期の過剰な湿気は、東洋医学では「湿邪(しつじゃ)」と呼ばれ、体に余分な水分を溜め込む原因になると考えられています。水分がうまく排出されずに滞ると、体は重だるくなり、血流や「気(エネルギー)」の巡りも悪くなってしまいます。

    この「湿気による巡りの悪さ」と「寒暖差による筋肉の緊張」が重なり合うことで、普段から負担がかかっている腰や首、関節などに痛みが現れやすくなるのです。

    今日からできる、体をいたわる3つのパーソナルケア

    入浴

    急な痛みに脅かされず、毎日をすこやかに過ごすために。日常の中でできる、優しい予防法をいくつかご紹介します。

    • 1. 「3つの首」を冷気から守る
      首・手首・足首、そして首の後ろの付け根(東洋医学では『大椎・だいつい』という大切なツボがあります)は、冷えが入り込みやすい場所です。薄手のストールや羽織ものを一枚バッグに忍ばせておき、エアコンの風が直接当たるときや、夕方の冷え込みを感じたときにさっと守れるようにしておきましょう。
    • 2. 夜の時間を大切に、ぬるめのお湯に浸かる
      暑い日はシャワーで済ませたくなりますが、1日の寒暖差ストレスで高ぶった神経を鎮めるには、湯船に浸かるのが一番です。38〜40℃ほどのぬるめのお湯にゆったりと浸かることで、芯まで冷えた筋肉が緩み、自律神経がリラックスモード(副交感神経)へと切り替わります。
    • 3. 内側から水分代謝を促す
      冷たい飲み物は胃腸を冷やし、さらに代謝を落としてしまいます。できるだけ常温以上のものを選び、食事には生姜やネギ、大葉など、体をマイルドに温めながら余分な水分を外へ逃がしてくれる食材をそっと取り入れてみてください。

    静かな空間で、心と体を満たす調整を

    どれだけ気をつけていても、季節の変わり目の大きな変化に体が追いつかないことはあります。少しでも「いつもと違う重だるさ」や「硬さ」を覚えたら、それは体が発している小さなSOSです。

    当院では、お一人おひとりのその日の状態、冷えの深さ、そして筋肉の緊張度合いを丁寧に拝見し、完全にプライベートな落ち着いた空間で施術を行います。

    自律神経の通り道である背骨や骨盤のバランスを優しく整え、深部の筋肉をじんわりと温める鍼やお灸の施術は、冷え固まったお体を内側から優しく解放します。痛みが起こってから慌てて治療するのではなく、痛みが起こる前に、お体が本来持っている「巡る力」を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

    周囲の喧騒から離れ、ただご自身の心と体のためだけに使う静かな時間を、当院でお過ごしになりませんか。

    どうぞ無理をなさらず、この美しい季節をすこやかにお過ごしください。

     

    腰痛
  • 梅雨の体調不良は姿勢も関係する?頭痛・めまい・肩こりの根本原因を解説

    梅雨になると体調不良が起こりやすいのはなぜ?

    梅雨の時期になると、「頭痛がする」「体がだるい」「めまいがする」「肩こりがひどくなる」などの不調を感じる方が増えます。
    これは、気圧の変化や湿度、寒暖差によって自律神経が乱れやすくなることが関係しています。

    特に、普段から肩こり・首こり・ストレートネック・腰痛などがある方は、梅雨時期に症状が強く出やすくなることがあります。

    梅雨に起こりやすい体調不良

    • 頭痛
    • めまい
    • 肩こり・首こり
    • ストレートネックによる首の痛み
    • 腰痛
    • 体のだるさ
    • 不眠やイライラ
    • 自律神経の乱れ

    なぜ梅雨に頭痛やめまいが出やすいのか

    梅雨時期の頭痛やめまいには、気圧の変化、自律神経の乱れ、首肩まわりの筋肉の緊張が関係していることがあります。
    低気圧の日が続くと、体は外部環境の変化に対応しようとしますが、その調整を担う自律神経に負担がかかりやすくなります。

    また、湿度が高いことで体内の水分バランスが乱れやすく、血流の悪化や筋肉のこわばりにつながることもあります。
    その結果、肩こりや首こり、腰痛がいつもよりつらく感じたり、頭痛・めまい・だるさ・眠気などの不調が出やすくなります。

    さらに、デスクワークやスマホ操作によって首が前に出た姿勢が続くと、首や肩の筋肉が硬くなり、頭部への血流や神経の働きにも影響を与えることがあります。
    特にストレートネックの方は、梅雨時期の気圧変化や自律神経の乱れと重なることで、不調を感じやすくなる場合があります。

    梅雨の体調不良と自律神経の関係を示した図解

    姿勢の悪さが梅雨の不調を悪化させることも

    スマホやデスクワークで首が前に出る姿勢が続くと、首や肩の筋肉に負担がかかります。
    特にストレートネックや猫背姿勢がある方は、首まわりの筋肉が緊張しやすく、頭痛やめまい、自律神経の乱れにつながることがあります。

    梅雨時期の不調は、気圧や湿度だけが原因ではなく、日頃の姿勢の崩れや筋肉の緊張が重なることで起こりやすくなります。

    メディカルジャパンが考える梅雨の体調不良の根本原因

    梅雨の体調不良は、頭痛やめまい、肩こりなど症状が出ている部位だけが原因とは限りません。
    メディカルジャパンでは、「頭が痛いから頭だけ」「肩がこるから肩だけ」ではなく、身体全体のバランスを確認しながら不調の原因を探ります。

    首・肩・背骨・骨盤のバランス、筋肉の緊張、関節の動き、呼吸の浅さなどを確認し、一人ひとりの状態に合わせた施術を行います。

    特に梅雨時期は、自律神経の乱れに加えて、姿勢不良や血流の低下、筋肉の硬さが重なることで不調が長引きやすくなります。
    そのため、表面的な症状だけでなく、根本原因に目を向けたケアが大切です。

    メディカルジャパンの梅雨時期のケア

    当院では、姿勢や首・肩の可動域、骨盤や背骨の動きなどを確認し、身体全体の状態を見ながら施術を行います。
    肩こり・首こり・頭痛・めまい・腰痛など、それぞれの症状に合わせて必要なケアを提案します。

    また、施術だけで終わるのではなく、ご自宅でできるストレッチや姿勢改善、呼吸の使い方などもお伝えしています。
    日常生活での負担を減らすことで、梅雨時期の不調を繰り返しにくい身体づくりをサポートします。

    自宅でできる梅雨の体調不良対策

    • 首や肩を温める
    • 軽いストレッチを行う
    • 長時間同じ姿勢を避ける
    • 朝に日光を浴びる
    • 軽いウォーキングをする
    • 深い呼吸を意識する
    • 睡眠リズムを整える

    梅雨時期に起こりやすい首こり・肩こり・だるさ対策として、ご自宅でできる簡単なセルフケアをご紹介しています。
    施術とあわせて日常的に取り入れることで、身体の負担を軽減しやすくなります。

    このような症状がある方はご相談ください

    • ・雨の日や曇りの日に頭痛が出やすい
    • ・梅雨になると体が重く感じる
    • ・肩こりや首こりが悪化する
    • ・めまいやふらつきが気になる
    • ・ストレートネックと言われたことがある
    • ・腰痛が長引いている
    • ・自律神経の乱れが気になる

    まとめ

    梅雨の体調不良は、気圧や湿度、寒暖差、自律神経の乱れ、姿勢の悪化などが関係しています。
    特に、頭痛・めまい・肩こり・首こり・腰痛などが続く場合は、身体全体のバランスを整えることが大切です。

    メディカルジャパンでは、症状が出ている部分だけでなく、姿勢や筋肉の緊張、関節の動き、生活習慣まで確認しながら根本改善を目指します。
    梅雨時期の不調でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

  • 【健康コラム】即効性抜群!体温をあげる肩甲骨回し体操

    “体が冷えやすい”
    “夜は手足が冷えて眠れない”
    “寒さで集中できない”
    …などのお悩みを抱えている方へ

    冷えは“万病の元”と言われるほど健康面において気をつけておきたいポイントですよね。
    女性は特に低体温症や冷え性に悩む方が多いかと思います。
    今回は、体温の仕組みと低体温症を引き起こす生活習慣についてお話しし、いつでもどこでもできる即効性のある体温を上げるための体操を紹介します♪

    記事内容
    • 1.体温を作る仕組み
    • 2.チェック!低体温を引き起こす生活習慣
    • 3.体温を上げるための体操
    • 4.肩甲骨を動かすと身体が温まる理由
    • 5.体質改善治療

    1.体温を作る仕組み

    体温は生命維持活動において柱となる部分です。実際に私たちの身体の中では、“代謝活動”と呼ばれるエネルギー産生が様々な形で行われています。

    例えば、
    ・食物の消化
    ・栄養素の吸収
    ・細胞のエネルギー産生
    ・血液循環など
    また、筋肉収縮(運動や活動を通じて筋肉が収縮する)により体温を上昇させます。

    ー熱産生と熱放散で保たれているー

    私たちの身体は、常に平熱(36〜37度)を保つために熱産生と熱放散を行っています。
    熱産生とは、“代謝活動”と呼ばれるエネルギー産生によって体温をあげることを指し、熱放散は汗をかくことによって体内の熱を下げることを指します。

    体温維持にはこの2つの機能が正常に働いている必要があり、それを行っている体内活動は以下のようなものがあります。

    ◯外部環境によって調節
    寒い時は代謝活動が活発になったり、筋肉を震えさせることで熱を作り出します。暑い時は代謝活動を低下させ汗をかいて身体を冷やそうとします。このように外部環境に合わせて体温を調節します。

    ◯自律神経の調節
    交感神経と副交感神経は体温の調節に影響を与えます。交感神経の活動が増加すると、心拍数や代謝が増加し、体温も上昇します。

    ◯褐色脂肪組織
    褐色脂肪組織は体温上昇に寄与する組織の一つです。食物からのエネルギーを直接熱に変換し、体温の調節を助けます。

    これらの要素が複雑に絡み合い、体温を適切に維持しています。体温の調節は生命維持にとって極めて重要であり、「体温調節中枢」と呼ばれる視床下部や下垂体、甲状腺などの器官が中枢的な役割を果たしています。

    2.チェック!低体温を引き起こす生活習慣

    低体温を引き起こす可能性のある生活習慣について、ご自身の生活習慣と比較してみましょう!

    ◻︎食事のタイミングや栄養バランスが不規則である
    ◻︎タンパク質が取れていない
    ◻︎栄養バランスは意識していない
    ◻︎冷たい食べ物が好き
    ◻︎食事は冷えたものが多い
    ◻︎運動はしない
    ◻︎精神的不安や緊張する場面が多い
    ◻︎睡眠は6時間以内
    ◻︎年中薄着
    ◻︎入浴はせず、シャワーのみ
    ◻︎靴下を履かない

    これらは冷え性を引き起こす代表的な生活習慣です。
    生活習慣は、その言葉の通り“生活行動の選択”として思考的にも習慣化してしまいますので、意識的にいつもと違う選択をしなければルーティンにのっとって同じ行動をしてしまいます。また同時に、体内活動も生活習慣に影響されて習慣化されます。例えば体温を上げやすい生活をしている方は、体内も体温を高くキープする力がありますが、常に冷えやすい生活をしている方は体温をあげる機能が低く、体質改善にそれなりの時間がかかります。

    常に習慣化されていることを認識し生活を変化させていくことが重要です。

    3.体温を上げるための体操

    当院の国家資格保持臨床家による体操です。
    この体操は、肩こりや頭痛に悩む方にもおすすめですし、体温を上げるためにも効果的です。

    この体操が体温をあげる理由について、次に解説します。

    4.肩甲骨を動かすと身体が温まる理由

    肩甲骨を動かすことで身体が温まる理由はいくつかあります。
    以下に、肩甲骨を動かすと体が温まる主な理由を挙げてみましょう。

    1)血行促進

    肩甲骨を動かすことで、周囲の筋肉に血液がより効果的に供給されます。良好な血行は体温を上昇させるとともに、酸素や栄養の供給も向上させます。

    2)筋肉ほぐし

    肩甲骨周りの筋肉を動かすことで、コリや緊張が緩和されます。これにより、筋肉が柔軟性を取り戻し、血行が改善されることが期待されます。

    3)エネルギーの生成

    褐色脂肪細胞が活性化します。脇や背中にある褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼してくれます。また、肩甲骨を動かす動作自体が、一定のエネルギーを使いますので代謝を促進し、体温の上昇に寄与します。

    4)新陳代謝の活性化

    適度な運動によって新陳代謝が活性化されます。新陳代謝の増加は体温の上昇につながり、体の各部位で生じる化学反応が加速します。

    5)筋温度の上昇

    運動により筋肉が収縮・拡張することで、筋温度が上昇します。温かい筋肉は血流がより活発になり、これが体温の上昇に寄与します。
    体温が1℃上昇すると基礎代謝が12%上昇すると言われております。

    この体操を行うことで、肩周りの筋肉がほぐれ、血行が促進されるため、体温が上昇しやすくなります。
    特に寒冷な環境や座りっぱなしの長時間の作業後に行うと、リフレッシュ効果も期待できます。
    簡単にできる方法ですので冷えを感じた時やお出かけ前に実践してみましょう。

    5.体質改善治療

    基礎疾患があった上での冷えは、疾患への治療が優先されます。

    冷え性は、生活習慣病の側面があるため、生活習慣を改善することで、ある程度の予防・改善をすることが可能です。

    基本的に⻄洋医学では病気とみなされず、自律神経失調症、症状によっては手指が白くなるレイノー病と見なされますが、東洋医学では未病、病気のサイン、重大な病気の誘因になると考え、体質や性別、症状により以下のような漢方が処方されます。

    桂枝加朮附湯(ケイシカジュツブトウ)
    加味逍遙散(カミショウヨウサン)
    桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
    当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)
    補中益気湯(ホチュウエッキトウ)
    桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)
    五積散(ゴシャクサン)
    大建中湯(ダイケンチュウトウ)

    ⻄洋、東洋に共通して求められることは、ストレス環境などを改善し、自律神経バランスを整え、適度に体を動かすことです。

    当院の治療では、以下のようなプログラムがあります。

    ①アロマオイルマッサージ

    アロマセラピーは、香りを使ってリラックスや気分の改善を促進する方法です。特定のアロマオイルが血行促進や体温調整に寄与するとされ、冷え性対策に利用されることがあります。

    ②カイロプラクティックや鍼灸療法

    カイロプラクティックや鍼灸療法も体質改善に役立ちます。当院では、高い知識技術を持った資格保持臨床家が複数の治療方法を組み合わせ行います。患者さんの生活と症状をしっかりカウンセリングした上で、AIと国家資格者による姿勢診断により、一人一人のお身体に最適なオーダーメイドの治療プログラムを提案します。同じ腰痛でご来院された方でも治療内容は異なります。現在の症状の改善と、症状の原因を見極め再発防止のために必要な適正な治療を心を込めてご提供します。