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  • 水分不足が肩こりを引き起こす!?

    暑い日が続いていますが体調はいかがでしょうか?
    夏は多くの症状を感じやすい季節ですが、その背景には「知らないうちに陥っていた水分不足」があるかもしれません。

    このコラムでは、夏にひどくなる肩こりの原因について詳しく紹介していきます。また、多くの人が陥りやすい水分不足が体に与えるダメージについても知ることができます。

    さらに、正しい水分摂取方法についてや肩こりの改善方法についても具体的な方法をお話ししていきますので、健康な生活を送るためにぜひこの記事を参考にしてください!

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    記事内容
    • 1.肩こりの原因
    • 2.夏に肩こりが悪化する要因
    • 3.水分不足が体に与えるダメージ
    • 4.正しい水分摂取
    • 5.強い肩こりを改善するには

    1.肩こりの原因

    肩こりは、主に首や肩の周辺の筋肉に緊張が生じることで発症します。

    首の後ろ側にある僧帽筋(そうぼうきん)や上部頚椎棘筋(じょうぶけいきょうついきん)などの筋肉が緊張し、こりが生じます。これらの筋肉は長時間のデスクワークや悪い姿勢、ストレスなどによって負担を受けやすくなります。また、肩甲骨周辺の僧帽筋や菱形筋(びしょうきん)もこりの原因となることがあります。

    肩こりが慢性化し日常生活に影響するレベルに達すると、以下のような症状が現れることがあります。

    ○痛みや不快感
    肩や首の周辺の筋肉が緊張し続けるため、痛みや重苦しさを感じます。頭痛や首の可動域の制限も現れることがあります。

    ○疲労感や倦怠感
    筋肉のこりにより、疲労感や倦怠感が増し、日常の活動に対するエネルギーが減少します。集中力やパフォーマンスの低下も見られるかもしれません。

    ○睡眠障害
    肩こりが原因で快適な寝姿勢を確保できない場合、睡眠の質が低下し、不眠や熟睡感の欠如が生じることがあります。

    ○日常生活の制約
    痛みや不快感が強いため、日常生活の動作に制約が生じることがあります。例えば、肩を動かすことや物を持つことが困難になる場合があります。

    このように通常の人に比べて、特に肩こりの症状が強く日常生活に影響するレベルに達する人の筋肉は以下のような状態になっている可能性があります。

    ①緊張とこりの増加
    筋肉が慢性的に緊張し、硬くなります。通常、筋肉は収縮と弛緩を繰り返して正常な状態を保ちますが、慢性的な肩こりでは筋肉の緊張が持続し、こりの感じ方や症状が増加します。

    ②筋肉の硬化と柔軟性の低下
    緊張とこりが長期間続くと、筋肉の組織が硬くなります。これによって筋肉の柔軟性が低下し、適切な可動域や伸縮性が制限されることがあります。

    ③筋力の低下
    長期間にわたる筋肉の緊張とこりにより、筋力が低下することがあります。筋肉は正常な状態でないため、適切な力を発揮することができず、日常生活の動作に制約が生じる可能性があります。

    ④血液循環の低下
    緊張とこりによって血液循環が悪化することがあります。血流の低下により酸素や栄養の供給が不足し、代謝物の蓄積や炎症のリスクが高まることがあります。

    以上のような状態が見られるため、慢性的な肩こりに悩む人は、痛みや不快感だけでなく、筋肉の硬化や柔軟性の低下、筋力の低下、血液循環の低下などの身体的な変化を経験している可能性があります。適切なケアや治療を行い、筋肉の状態を改善することが重要です。

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    肩こりを改善するには、
    自身の生活習慣(生活リズム・食事・姿勢動作)と
    肩こりの仕組みについて知ることから始めましょう
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    2.夏に肩こりが悪化する要因

    夏の肩こりが悪化する原因は、以下のような要素が関与しています。

    ○水分不足

    水分不足による脱水状態は、筋肉の緊張を引き起こす可能性があります。水分は筋肉の正常な機能に重要な役割を果たしており、適切な水分摂取がなされていない場合、筋肉の緊張やこりが生じやすくなります。また、関節には滑液と呼ばれる液体が存在し、関節の運動をスムーズにする役割を果たしています。水分不足により滑液の量が減少すると、関節の摩擦が増え、肩こりや関節の痛みが生じることがあります。そして、水分不足は血液の濃度を高め、血液の循環を悪化させる可能性があります。血液循環の低下により、酸素や栄養素の供給が不十分になり、筋肉や組織の状態が悪化し、肩こりが起こりやすくなります。

    ○高温多湿な環境

    夏の季節は気温や湿度が高くなることが多いため、体内の水分が蒸発しやすくなります。これにより、筋肉や組織の水分が不足し、筋肉の緊張やこりを引き起こす可能性があります。

    ○過度な汗のかき方

    暑さや湿度により、体は過度に汗をかくことがあります。多量の汗をかくことで体液のバランスが崩れ、電解質の不均衡が起こることがあります。それによって筋肉の緊張やこりが生じることがあります。

    ○姿勢の乱れ

    暑さや湿度による疲労やだるさ、水分不足による体力の低下などがあると、姿勢が悪くなる傾向があります。特に肩や首の筋肉は、デスクワークや長時間のスマートフォンの使用などにより、緊張しやすくなっています。その結果、夏の季節において姿勢の乱れが肩こりを悪化させる原因となります。

    ○ストレスや緊張

    夏は暑さや気候の変化によるストレスが増えることもあります。ストレスや緊張は筋肉の緊張を引き起こし、肩こりの悪化につながる可能性があります。

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    これらにより夏の肩こりは発症しやすくなりますが、
    肩こりをはじめとした夏の症状背景に、水分不足は大きく関わっています。
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    3.水分不足が体に与えるダメージ

    夏は体温調節のためにかなりの水分は排出されます。普段の生活であまり水分を取らない方は、すでに体内にある水分を排出し体温調節を行うため体の水分量が60パーセントを切ってしまう可能性があります。実際に水分量が60パーセントを切ってしまうとどんなことが起こるのでしょうか?

    * 脱水症状の悪化: 体の水分量が不足すると、脱水症状が進行する可能性があります。脱水症状は、口渇、頭痛、めまい、倦怠感、低血圧、心拍数の上昇、尿量の減少などを引き起こすことがあります。水分量が60パーセントを切ると、これらの症状がより深刻になる可能性があります。

    * 熱調節の障害: 水分不足は体温の調節機能に影響を与えます。体の水分量が減ると、汗の分泌が減少し、体温の上昇を効果的に防ぐことができなくなります。これによって、熱中症のリスクが高まる可能性があります。

    * 神経機能の低下: 水分は神経系の正常な機能に重要な役割を果たしています。水分不足により神経伝達物質のバランスが乱れ、神経機能が低下することがあります。結果として、注意力や集中力の低下、思考力の低下、反応時間の遅延などが生じる可能性があります。

    * 消化器系の問題: 水分不足は消化器系にも影響を与えます。適切な水分量がないと、消化器官の動きが低下し、便秘や胃腸の不快感、消化不良などの問題が生じる可能性があります。

    * 免疫機能の低下: 水分は免疫機能にも関与しています。水分不足により、免疫細胞の正常な機能が妨げられ、免疫機能の低下や感染症への抵抗力の低下が起こる可能性があります。

    体液が少なくなって体温が上昇すると、クルマでいえば「オーバーヒート」のような状態になります。

    2%減少…失われるとのどの渇き、運動能力が低下
    3%減少…強いのどの渇き、ぼんやり、食欲不振
    4~5%減少…疲労感や頭痛、めまいなどの脱水症状
    10%以上になると、死にいたることもあります
    (参照:大塚製薬https://www.otsuka.co.jp/nutraceutical/about/rehydration/water/dehydration-signs/)

    4.正しい水分摂取

    水分は食事・水分補給の両方から1日2ℓ〜2.5ℓが目安です。

    食事からの水分補給では、水分を多く含む野菜や果物を食べる方は20〜30パーセント摂取できている可能性があるので、水分補給では1,5〜2ℓの摂取を意識していきましょう。

    また、水分補給にはジュースやお茶ではなく水が適していると言われますが皆さんはその理由を知っていますか?

    水は無色透明で純粋な水分ですので、体内への吸収が迅速に行われます。胃や腸で瞬時に吸収され、体内の細胞に水分が行き渡りやすい特徴があります。一方、お茶には水以外の成分(カフェイン、ポリフェノール、香料など)が含まれている場合があり、それらの成分が吸収速度を遅らせる可能性があります。ジュースの場合は、カロリーや添加物が含まれている場合があります。

    ただし、お茶にも利点があります。例えば、緑茶やハーブティーには抗酸化物質や健康効果があるとされる成分が含まれています。また、お茶に含まれるカフェインは一定の刺激効果をもたらすため、気分をリフレッシュさせる効果もあります。

    総合的に考えると、日常的な水分補給においては、水が最も基本的で効果的な選択肢と言えますが、お茶や他の飲み物を楽しむことも良いですし、個人の好みや体調に合わせた適切な飲み物を選ぶことが大切です。

    5.強い肩こりを改善するには

    慢性的な肩こりには、<無意識の悪い生活習慣>が背景にあります。鍼灸や整骨、マッサージで治療することは症状を改善する上でもちろん大切なことですが、習慣化してしまった負荷のかかる姿勢や動作、食生活を改善することが最も重要です。しかし、習慣化してしまったものを変化させることは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。一回で改善させようと思うと体に大きな負荷がかかりますので、体がより楽になることをイメージして少しづつ取り組んでいきましょう。

    肩こりを改善するには、大胸筋の柔軟性を高め、肩甲骨周りの筋肉の伸びを軽減させてあげることが重要です。症状に合わせたストレッチ・トレーニングを行い、また毎日の生活に取り入れることで楽に良い姿勢が保てるようになります。

    そのためには、①朝のストレッチ・トレーニングで体の筋肉を目覚めさせ良い姿勢を維持しやすくする②夜のストレッチで疲れた筋肉を柔軟し血流促進・回復しやすくさせる、この二つを重点的に行うことが大切です。

    【肩こり】国家資格者が教える!肩こり改善ストレッチ

    【巻き肩】肩こり・巻き肩改善!ストレッチ方法の紹介

    また当院の肩こり治療は、安心の国家資格者が超音波鍼灸や530電気医療機器など幅広い治療方法からあなたに合ったプログラムを組み、ホームワーク指導まで行います。

    お困りの方はご相談ください。

  • 握力でわかる!あなたの健康リスク!|サルコペニア・認知症・骨粗しょう症を防ぐ第一歩

    「握力を測るだけで、未来の健康リスクがわかるって本当?」
    • サルコペニアや認知症、骨密度の低下…。
    • 意外と知られていない握力の重要性と、自宅でできる簡単チェック法をご紹介します。

    「最近、ペットボトルのフタが開けにくくなっていませんか?」

    困っている女性

    それは、握力の低下サインかもしれません。
    「自分の握力は、同年代と比べてどのくらい?」と考えたことはありますか?

    実は、握力はサルコペニア(筋肉減少症)や認知症、骨粗しょう症といった
    重大な健康リスクの“予兆”として、近年注目されています。

    さらに、握力の低下の裏に、意外な病気が隠れていることも
    この記事では、なぜ握力測定が大切なのか、そして簡単にできるチェック方法をご紹介します。
    今日から「未来の健康管理」を始めましょう。

    握力が示す健康リスクとは?

    ◆ 握力は“身体機能の総合評価項目”です

    握力は、単なる“手の力”を測るだけではありません。
    全身の健康状態を評価する、重要な身体機能の指標として世界中の医療現場で活用されています。

    実際、日本老年医学会や世界の研究でも
    「握力が弱い人は、死亡リスクが高くなる」ことが明らかになっています。
    つまり、握力は未来の健康寿命を予測するバロメーターなのです。

    握力計

    ◆ サルコペニア(筋肉減少症)

    握力低下は、サルコペニア(筋肉減少症)のサインです。
    これは、高齢者に多く見られる筋力低下や転倒リスクの増加を伴う症状で、早期発見で寝たきり予防に直結します。

    【サルコペニアの目安】

    • ⚪︎男性:握力26kg未満
    • ⚪︎女性:握力18kg未満
    高齢女性

    ◆ 認知機能の低下

    近年の研究では、握力が弱い人ほど認知症のリスクが高いことも報告されています。

    理由のひとつは、筋力を維持するには脳の働きが欠かせないためです。
    特に前頭葉の機能低下は、握力の低下にもつながります。

    また、握力が弱まると活動量が減り、脳への刺激も少なくなることで認知機能がさらに低下する「悪循環」も起きやすくなります。

    つまり、握力は体力だけでなく“脳の健康”の指標でもあるのです。

    ◆ 骨密度の低下・ビタミンD不足

    骨密度

    ビタミンD不足が進むと、骨密度も低下しやすくなります。
    握力が弱っている場合、骨がもろくなっているサインの可能性も。
    転倒や骨折のリスクを防ぐためにも、握力チェックは大切です。

    なぜ握力で健康状態がわかるのか?

    年齢を重ねると、筋力はどうしても衰えやすくなります。
    特に、手や指の筋肉は他の筋肉よりも早く弱くなりやすいことが知られています。

    握力は、そうした筋力の衰えをいち早く反映する指標です。
    握力は全身の筋肉量や体力の状態と比例するため、簡単に測れるにもかかわらず、健康状態を正確に把握できる方法として注目されています。

    実際、日本でもサルコペニア(筋肉減少症)の診断基準として、握力測定が正式に採用されており、医療現場でも広く活用されています。

    ◆ 【参考】握力の目安数値(年齢別)

    年齢 男性の目安 女性の目安
    40代 40kg以上 27kg以上
    50代 37kg以上 25kg以上
    60代 35kg以上 22kg以上
    70代 30kg以上 20kg以上

    握力測定は健康管理の第一歩!

    握力測定は、健康管理の最も簡単で効果的な方法です。
    年に数回の測定を習慣化するだけで、体力低下のサインを早めにキャッチできます。

    もし握力の数値が低かった場合は、生活習慣の見直しをおすすめします。

    まずは、スクワットやウォーキングなどの軽い筋力トレーニングを取り入れてみましょう。
    さらに、タンパク質やビタミンDを意識した食事を心がけることも大切です。

    そして、必要に応じて医療機関に相談し、専門的なアドバイスを受けることも検討してみてください。

    ウォーキング

    まとめ

    握力測定は、未来の健康を守るためのセルフ健康投資です。
    握るだけで、筋力、認知機能、骨の健康、死亡リスクまでわかるシンプルな方法です。

    まずは、自分の握力をチェックすることから始めてみませんか?
    今日のあなたの行動が、10年後の健康を左右するかもしれません。

  • 鍼灸治療におけるフレア現象とは?〜赤みが出る理由と心配の必要性〜

    鍼灸治療を受けた際に、鍼を刺したまわりの皮膚がうっすら赤くなっているのに気づいたことはありませんか?
    これは、鍼灸の施術効果のひとつとして現れる「フレア現象」です。

    今回は、フレア現象の仕組みや意味、注意点についてご説明します。

    フレア現象とは?

    フレア現象とは、鍼を刺した部分のまわりが赤くなる反応のことです。
    多くの場合、鍼を刺した数分後に直径1〜5cmほどの赤みが現れ、数十分以内に自然に消えていきます。

    これは体が過敏に反応しているわけではなく、むしろ体の正常な生理反応のひとつです。

    なぜフレア現象が起こるのか?

    フレア現象の主な原因は、血管の拡張による血流の増加です。

    鍼で皮膚や筋肉に微細な刺激が入ると、その周囲の神経が興奮し、毛細血管が拡張する信号(主にヒスタミンや神経性の反射)を伝えます。
    その結果、局所の血流が増え、赤みとして見えるのです。

    これは、体が「修復や調整をしよう」としているサインともいえ、鍼灸治療の狙いである血行促進や自己治癒力の活性化に寄与します。

    フレア現象は痛みや副作用ではない

    フレア現象は自然な生理反応なので、特に心配する必要はありません。
    痛みやかゆみを伴うこともほとんどなく、施術後しばらくすると消えます。

    ただし、以下のような場合は一度施術者に相談してください。

    • ・赤みが長時間消えない
    • ・かゆみや腫れ、痛みが強い
    • ・別の部位まで赤く広がる

    これはフレア現象ではなく、過敏反応や別の皮膚症状の可能性があります。

    フレア現象が起きやすい人

    • ・皮膚が薄く敏感な人
    • ・末端冷え性や血行が悪い人
    • ・自律神経が不安定な人

    このような方は、フレア現象が出やすい傾向がありますが、いずれも体質によるもので特に問題ありません。

    まとめ

    鍼灸治療中に現れるフレア現象は、体が鍼の刺激に反応して血流を促進しているサインです。
    赤みが出ると驚かれる方もいますが、むしろ治療が効いている証ともいえる反応です。

    ご不安な場合は遠慮なく施術者に相談し、安心して施術を受けてくださいね。

  • 内臓から整える夏バテ対策!だるさ・食欲低下・疲労感を整体で改善する方法

    【この記事でわかること】
    • 夏バテの原因になる「内臓疲労」の正体
    • 自宅でできる内臓リセットセルフケア方法
    • プロの整体・鍼灸で内臓疲労を根本改善する方法

    1. そのだるさ、夏バテかも…?

    食欲がない

    「最近、体がだるくて朝からスッキリしない…」「食欲がなく、何を食べても美味しく感じない…」「すぐに疲れてしまって、毎日がしんどい…」

    そんな夏の不調、実は“内臓疲労”が原因かもしれません。

    特にこんな症状に心当たりはありませんか?

    • ・冷たい飲み物・アイスをよく摂る
    • ・朝から体が重くて起きるのがつらい
    • ・胃腸の不調(便秘・下痢)が続いている

    これらは、内臓の冷えと自律神経の乱れが引き起こす「見えない夏バテ」です。

    2. 内臓疲労の根本原因を解説

    1. 冷たい飲食・エアコンの影響で内臓が冷える

    暑い日が続くと、冷たい飲み物やアイス、冷房の効いた部屋で体を冷やす機会が増えます。その結果、内臓が冷えて働きが鈍くなり、消化不良やだるさの原因に。

    2. 自律神経の乱れによる内臓機能の低下

    ストレスや睡眠不足、温度差などで自律神経が乱れると、内臓の働きも悪くなります。特に夏は昼夜の気温差や生活リズムの乱れで、胃腸が疲れやすくなります。

    3. 暑熱順化不足で疲労が蓄積

    「暑熱順化」とは、体が暑さに慣れること。しかし、最近は冷房に頼りすぎて体が夏に順応できず、内臓への負担が増え、疲れが蓄積しやすくなります。

    暑い

    3. セルフケアでできる夏バテ対策

    1. やってはいけないNG行動

    暑いから…疲れているから…と言う理由でこのような行動をしていませんか?心当たりのある方、要注意です!

    • ×冷たい飲み物・アイスの摂りすぎ
    • ×サプリ頼りの偏った食生活
    • ×シャワーだけで済ませる入浴
    • ×極端なダイエット(特に糖質制限のしすぎ)

    2. 食事ケア:常温飲料・発酵食品・温かい汁物

    冷たい飲み物は控え、常温の水や白湯、温かいスープを意識しましょう。発酵食品(納豆、ヨーグルト、味噌など)もおすすめです。

    3. 入浴:38~40℃のぬる湯に10〜15分

    ぬるめのお湯に浸かることで、体の芯から温まり、内臓の血流も促進されます。シャワーだけで済ませるのは避けましょう。

    4. 運動:朝の軽いウォーキング・ストレッチ

    朝の涼しい時間帯に10分程度の散歩をすると、体温調整機能が整い、内臓の働きも活発になります。ストレッチも効果的です。

    3-5. ツボ押し:足三里、中脘、湧泉

    内臓の調子を整えるツボを押しましょう。足三里は胃腸機能をサポートし、中脘は消化を助けます。ゆったりとした腹式呼吸も、リラックス効果があります。

    ツボ

    4. プロの整体・鍼灸で内臓から整える方法

    慢性化した夏のだるさ・疲れには専門家へご相談ください。メディカルジャパンには国家資格者が在籍しており親切に対応・安全で丁寧な施術をいたします。当院では、鍼灸と整体を組み合わせた施術で、内臓の冷え・自律神経の乱れ・筋肉のこりを同時にケアします。施術の一例をご紹介します。

    鍼灸

    1. 内臓マニピュレーション・横隔膜リリース

    お腹周りの筋肉や膜を優しくほぐし、内臓の位置や動きを整える施術です。内臓の血流改善や消化機能の向上に効果的です。

    2. 骨格調整・筋膜リリースで循環促進

    骨盤や背骨の歪みを整え、血流を良くすることで、内臓への栄養補給がスムーズになり、自然治癒力が高まります。

    3. 自律神経調整アプローチ

    頭や首の骨格を整えることで、自律神経のバランスを整えます。夏の疲れやストレスによる不調にも有効です。大学病院や専門クリニックなどで使用される、高精度自律神経診断機【TAS9 VIEW】があります。自律神経失調による不調を整えるためのプログラムもご用意しております。

    自律神経診断

    8. 夏の不調はぜひ当院へお任せください

    夏の不調は内臓疲労が原因のことが多いですが、内臓疲労を放置すると、免疫力の低下や慢性疲労を招くリスクがあります。

    「朝からだるい」「食欲がない」「疲れが取れにくい」といった症状が2週間以上続いている方は、早めのケアが大切です。

    まずはセルフケアから始め、必要に応じて整体・鍼灸による専門施術もご検討ください。

    整体
  • 【健康コラム】ひどい腰痛の際にベッドで寝たままできる!大腰筋ストレッチ

    デスクワークや立ち仕事の方にぜひ読んでいただきたい「大腰筋ストレッチ」の紹介です。大腰筋の役割についてもご紹介していますので、しっかり知識をつけてチャレンジしてみましょう。

    記事内容
    • 1.こんな症状の人にお勧め
    • 2.大腰筋とは
    • 3.寝たまま実践!大腰筋ストレッチ
    • 4.当院ができるサポート
    • 5.まとめ

    1.こんな症状の人にお勧め

    下記の症状に悩まされていませんか?このコラムは以下の症状の方に、特に読んでいただきたい内容となっています。

    ○腰痛を抱える人
    腰痛を感じる人は、大腰筋が硬くなることで症状が悪化する可能性があります。大腰筋のストレッチは腰部の痛みを和らげるために有効な方法とされています。

    ○長時間座っている人
    デスクワークや長時間の座位が続く仕事をしている人は、大腰筋が緊張しやすくなる傾向があります。ストレッチを行うことで筋肉の緊張を緩和し、姿勢を改善する助けになります。

    ○運動やスポーツをする人
    スポーツや運動をする際にも大腰筋の柔軟性は重要です。特に屈曲動作が多いスポーツ(例: サッカーやバスケットボール)をしている人は、大腰筋ストレッチが運動パフォーマンス向上に役立つかもしれません。

    ○姿勢改善を目指す人
    前かがみの姿勢や反り腰の姿勢を改善したい人にも大腰筋ストレッチは適しています。柔軟性を向上させることで、正しい姿勢を維持しやすくなる可能性があります。

    ○ストレスを感じる人
    長期間のストレスは筋肉の緊張を引き起こすことがあります。

    次に、大腰筋について解説していきます。

    2.大腰筋とは

    大腰筋は、人体の中で主に腰の部位に位置する筋肉のグループを指します。正式な名前は「腸腰筋(ちょうようきん)」で、主に腸骨と仙骨から成る腰部の部位に付着しています。大腰筋は複数の筋肉の組み合わせで構成されており、大腰筋自体も複数の部位からなっています。

    ①役割

    大腰筋は、体の中心部から大腿骨にかけて走る重要な筋肉であり、いくつかの役割を果たします。以下にその主な役割を説明します。

    ー股関節の屈曲ー
    大腰筋は股関節の屈曲を助ける役割を果たします。歩行や走行の際に、大腿骨が前に移動する際に大腰筋が収縮し、膝を持ち上げる動作を支えます。これによって脚を前に進める動作が可能になります。

    ー腰椎の安定性ー
    大腰筋は腰椎との関連が強く、腰椎の安定性を保つ役割も果たします。特に上半身を起こす際や体を直立させる際に、大腰筋は腰椎をサポートして安定性を提供します。

    ー姿勢の維持ー
    大腰筋は体幹の安定性にも関与し、正しい姿勢を維持するのに重要です。背中を支え、前かがみや後ろかがみの姿勢を制御する役割を果たします。

    ー内転ー
    大腰筋は股関節の内側に位置しており、内転(足を中央に引く動作)を助ける役割もあります。足を中央に引く動作は歩行時や姿勢変化時に関与します。

    大腰筋は、日常生活の動作や姿勢をサポートする上で重要な役割を果たしています。しかし、筋肉の不均衡や過度の緊張がある場合には、腰痛などの問題を引き起こす可能性もあるため、適切なエクササイズや姿勢の改善などを検討することが重要です。

    ②大腰筋の筋力が弱くなると?

    大腰筋が弱くなると、いくつかの身体的な問題が生じる可能性があります。大腰筋は、股関節の動作や腰椎の安定性、姿勢の維持などに重要な役割を果たしているため、その弱化はこれらの機能に影響を及ぼす可能性があります。以下に、大腰筋が弱くなることによって引き起こされる可能性のある問題をいくつか説明します。

    ・腰痛
    大腰筋が弱いと、腰椎の安定性が低下し、腰痛のリスクが高まることがあります。適切なサポートがないまま重い物を持ち上げたり、姿勢が悪いまま長時間座っていると、腰部に負担がかかりやすくなります。

    ・姿勢の乱れ
    大腰筋の弱化は、正しい姿勢を維持するのが難しくなる可能性があります。特に前かがみの姿勢や反り腰の姿勢が強調されることがあり、これによって腰痛や体の不調が引き起こされることがあります。

    ・股関節の制限
    大腰筋の弱化は股関節の動作の制限をもたらすことがあります。股関節を屈曲したり、内転したりする動作が制限されることで、歩行や運動のパフォーマンスに影響が出る可能性があります。

    ・バランスの低下
    大腰筋は体幹の安定性に関与しており、その筋力が低下するとバランスが損なわれる可能性があります。歩行や日常動作の際にバランスを保つのが難しくなるかもしれません。

    ③大腰筋の柔軟性が低下すると?

    大腰筋の柔軟性が低下すると、さまざまな身体的な問題が生じる可能性があります。大腰筋は股関節の屈曲に関与するだけでなく、腰椎の安定性や姿勢の維持にも関連しているため、その柔軟性が制限されることは様々な機能への影響を及ぼすことがあります。以下に、大腰筋の柔軟性が低下することによって引き起こされる可能性のある問題をいくつか説明します。

    ・腰痛
    大腰筋が硬くなると、腰椎の動きが制限されるため、腰痛のリスクが高まることがあります。腰椎が正常な動きを行えないと、姿勢の乱れや腰部への負担が増加する可能性があります。

    ・姿勢の悪化
    大腰筋が硬くなると、背中が丸まりやすくなり、前かがみの姿勢が強調されることがあります。これによって上半身の姿勢が悪化し、脊柱の負担が増加する可能性があります。

    ・股関節の制限
    大腰筋の柔軟性が低下すると、股関節の屈曲や内転などの動作が制限されることがあります。これによって歩行や運動のパフォーマンスが低下する可能性があります。

    ・動作の制限
    大腰筋の柔軟性が低下すると、日常生活の中でのさまざまな動作が制限される可能性があります。座ったり立ったりする際や、物を持ち上げる際にも不便を感じるかもしれません。

    ・バランスの低下
    大腰筋が硬くなると、体幹の柔軟性とバランスが低下する可能性があります。バランスを保つためには体幹の柔軟性が必要であるため、制限されることが問題となることがあります。

    3.寝たまま実践!大腰筋ストレッチ

    今回は寝たままできる簡単なストレッチをご紹介します。

    【ストレッチ】寝たままできる大腰筋ストレッチ

    当院では、臨床化によるホームケア指導を各SNSでも実施しています。

    4.当院ができるサポート

    当院は鍼灸・整骨整体・マッサージ・トレーニング・リハビリなど様々な施術からあなたに合うテーラーメイドのプログラムを行います。

    腰痛改善では、AI姿勢診断と国家資格を保持した臨床家による姿勢動作評価によって、現在の身体のバランスと今後起こりうる症状を導き出し治療と予防方法を提案します。さらに2Dエコーを使用し、どこの筋肉によって症状が出ているのかを明確にし患部に直接働きかける治療を行います。

    症状の状態を見て予防策となる運動指導も行い、治すだけでなく再発しない体づくりまでをサポートします。

    ↓腰痛プログラム↓

    慢性腰痛