• TOP > 
  • コラム
  • 【健康コラム】運動していいの?ツライ五十肩の対処法|症状解説・治療・改善エクササイズ

    五十肩は、中高年の方によく見られる肩の痛みや運動制限を伴う症状です。しかしながら、外傷や肩の過度の使用によって若年層にも起こる症状でもあります。
    このコラムでは、五十肩についての基本情報から、ホームケアストレッチの方法まで詳しく解説します!

    記事内容
    • 1.五十肩とは何か?
    • 2.ホームケアストレッチの重要性
    • 3.ホームケアストレッチの実践方法
    • 4.鍼灸・整骨院・トレーニング・リハビリの選択肢
    • 5.まとめ

    1.五十肩とは何か?

    五十肩は、肩関節周囲の組織に炎症や変性が生じ、肩の運動制限と痛みを伴う疾患です。
    その名前からも分かるように、中高年層に特に多く見られますが、若い年齢層でも発症することがあります。医学的には「肩峰下滑液包炎」とも呼ばれ、肩の関節包や腱、滑液包に炎症が生じることが特徴です。

    ー主な症状ー
    ・肩の痛み
    ・運動制限
    ・肩のこわばり
    ・夜間の痛み
    ・寝返りが打ちにくい

    五十肩の正確な原因は、年齢、遺伝、疲労、姿勢の悪化、肩の過度な使用、代謝異常など様々です。

    五十肩は、症状が重くなることもあるため、早期の対処と適切なケアが重要です。

    2.ホームケアストレッチの重要性

    当院では、治療家が施術後にホームケア指導も行っております。
    なぜなら、私たちは専門的な技術で治療やサポートをすることはできますが、要因となる姿勢や動作の改善、日常でのトレーニングの積み重ねが、症状の改善や再発予防に最も重要だからです。また、ご自身で行う場合は、専門家の指導のもと、適切な可動域・方法・タイミングで行うことにより、安全で高い効果を得られます。そのほかに、適切なホームケアは以下のメリットがあります。

    1. 日常生活への影響を軽減

    五十肩の症状は日常生活に大きな制約をもたらすことがあります。しかし、適切なストレッチを行うことで、肩の柔軟性を向上させ、日常の動作や活動に支障をきたしにくくなります。例えば、服を脱ぐ、物を持つ、車の運転などがより簡単になります。

    2. 痛みの軽減

    五十肩による肩の痛みは非常に辛いものです。適切なストレッチを行うことで、痛みを軽減し、生活の質を向上させることができます。特に夜間の痛みを和らげるために、寝る前にストレッチを行うことが効果的です。

    3. 予防に役立つ

    五十肩の再発を防ぐためにも、ホームケアストレッチは役立ちます。定期的にストレッチを行うことで、肩関節の健康を維持し、再発のリスクを低減させることができます。

    4. 自己管理の重要性

    自宅で行えるため、継続的なケアが可能であり、専門家の指導を待つ間にも自身の健康状態をサポートできます。

    5. 専門家の治療と補完

    専門家の指導を受けながら、自宅でのストレッチを実施することで、治療効果を向上させることができます。

    総括すると、五十肩の管理と改善に不可欠な要素であり、肩の痛みや運動制限を軽減し、日常生活の質を向上させるための貴重な方法です。ただし、正しいストレッチの方法を学び、適切に行うために、医療専門家のアドバイスを受けることが大切です。

    3.ホームケアストレッチの実践方法

    一人でも多くの方に適切な治療とホームケアを知ってほしいという気持ちから、当院では国家資格を保持した臨床家によるホームケア指導をユーチューブや各SNSにて発信しています。

    今回は五十肩改善に向けた動画をご紹介します。
    ただし、五十肩の場合は、運動を行っていいタイミングと安静にした方がいいタイミングがあります。特に痛みが強い炎症期は安静に過ごすことが第一優先です。

    【五十肩】国家資格者が教える!リハビリエクササイズ

    不安な方は国家資格を持つ臨床家や医師にご相談ください。

    4.鍼灸・整骨院・トレーニング・リハビリの選択肢

    五十肩の治療と管理には、専門的なアプローチが必要です。

    徒手療法、鍼灸療法、医療機器による治療を行いますが、当院では正確な要因と患部の状態を見極め、その上で患者さんの日常生活への影響や治療期間なども踏まえて、適切な治療プログラムを提案することを大切にしています。 以下は、当院での五十肩の治療について具体例です。

    ・高度診断機器による測定
    姿勢診断(モーションキャプチャー)、エコーによる患部の確認、筋電図動作分析による主な原因となる筋肉の筋出力や活動レベルの測定をし、適した治療を導きます。

    ・提携クリニックによるMRI撮影を用いた分析
    提携クリニックにてMRIを撮影して、肩関節周囲炎における明確な原因に対するアプローチを行います。以下に挙げられているのは、肩関節周囲炎の原因となる可能性がある症状や病名です。
    ・烏口突起炎
    ・上腕二頭筋長頭腱炎
    ・肩峰下滑液包炎
    ・肩関節腱板炎(変性性、外傷性)
    ・石灰沈着性腱板炎
    ・肩関節拘縮(拘縮肩)
    ・関節包炎
    ・凍結肩
    これらの症状や病名を正確に理解し、診断することで、治療の方向性を決めることができます。

    ・効果を高めるアストロン
    アストロンは、超音波(1MHz、3MHz)と低周波(低〜高周波)を症状に合わせてコンビネーションで出力させることができる複合治療器です。
    治療と併用して医療機器を正しく使用することでより効果を実感できます。

    アストロン

    詳しくはこちらをご覧ください。
    こちらをクリック

    5.まとめ

    五十肩の改善に向けて、ホームケアストレッチは有用な手段の一つです。自宅で行える簡単なストレッチを通じて、肩の痛みや運動制限を軽減し、日常生活の質を向上させましょう。また、専門家のアドバイスも受けつつ、症状の改善に向けた継続的な努力が大切です。

  • 【健康コラム】ツライ肩こりを即効ケア!臨床家が解説する<肩井のツボ>セルフ指圧

    慢性的に肩こりに悩む方、時々日常生活に影響するほどの肩こりに悩まされる方も少なくないかと思います。そんな方々にとって効果の高いセルフケアは知っておきたいものですよね。

    今回のコラムでは、臨床家が実際に解説する動画とともに肩こりに効く肩井のツボについて深掘りしていきます!

    記事内容
    • 1.肩こりはなぜ起こる?
    • 2.肩井のツボとは
    • 3.Let’s try!
    • 4.セルフケアでは治らない肩こりの対処法
    • 5.肩こり改善に関するよくある質問
    • 6.まとめ

    1.肩こりはなぜ起こる?

    長時間同じ姿勢を続けたり、重い物を持ち上げたりすることで、肩の周りの筋肉が緊張し、こりを引き起こす<筋肉の緊張>が原因の場合や、運動不足による<血行不良><体の冷え>など原因は様々に考えられます。

    また、姿勢・動作が原因の場合の具体例は以下です。

    ・前かがみの姿勢
    長時間スマートフォンやコンピューターの画面を見ていると、首を前に突き出すことがあり、これが肩こりの原因になります。

    ・デスクワーク
    長時間のデスクワークで、悪い姿勢を続けることがあります。特に、背中が丸まり、肩が前に出るような姿勢は肩こりのリスクが高まります。

    ・肩に重い荷物を持つ
    重いカバンやリュックサックを片方の肩にかけて持つことがあると、その肩の筋肉が緊張し、肩こりを引き起こす可能性があります。

    ・モニターを下向きに見る
    モニターや本を下向きに見ることで、首を前に曲げる必要が生じ、これが肩こりの原因となります。

    ・長時間の運転
    車の運転中、ステアリングホイールを握り続けることで、肩と首の筋肉が疲労しやすくなります。

    ・腕を長時間上げる作業
    腕を長時間上げたまま作業をする場合、特に手を挙げた状態で物を保持すると、肩の筋肉が過度に負担され、肩こりが生じやすくなります。

    ・長時間座りっぱなし
    長時間座っていると、背中が丸まりやすく、筋肉の緊張が増加し、肩こりが起こりやすくなります。

    これらの姿勢や動作は、筋肉の緊張や血行不良を引き起こし、肩こりを招く可能性があります。

    次に、肩こりの要因となる筋肉を紹介します。
    こちらも、原因となる動作や姿勢、その他のきっかけにより個人によって要因となる筋肉が異なります。

    ー三角筋ー
    三角筋は背中から首、肩にかけて広がる大きな筋肉で、肩こりの一般的な原因となります。この筋肉は、肩を持ち上げたり、首を傾けたりする動作に関与します。

    ー僧帽筋ー
    僧帽筋は首から肩甲骨の上部にかけて伸びる筋肉で、肩こりの主要な原因となることがあります。この筋肉は、肩甲骨を上に引き上げる役割を果たします。

    ー菱形筋ー
    菱形筋は肩甲骨の内側に位置し、肩甲骨を中央に引き寄せる役割を担っています。筋肉の不均衡や緊張が生じると、肩こりの原因になります。

    ー胸鎖乳突筋ー
    これらの筋肉は胸部に位置し、肩と胸の連動を支える役割を果たします。姿勢の悪さや筋肉の緊張によって、肩こりが引き起こされることがあります。

    ー首の筋肉ー
    首の筋肉群も肩こりに関与します。特に僧帽筋の付着点近くにある筋肉や、首の後ろにある筋肉が重要です。

    これらの筋肉が長時間緊張し、血流が制限されると、肩こりが生じる可能性が高まります。

    2.肩井のツボとは

    肩井ツボは、肩こり改善にとても有効的なツボです。名前からも分かるように、肩の筋肉の緊張を和らげるのに役立ちます。指圧や鍼治療などを通じて刺激されると、緊張した筋肉がリラックスし、肩こりの症状が軽減されることがあります。

    そのほかにも、首の痛み、頭痛、ストレス、不眠症などの症状の緩和に役立つとされています。

    3.Let’s try!

    肩井のツボは、首の付け根から肩先のちょうど真ん中あたりにあり、セルフ指圧できる位置です。

    臨床家による解説動画を見ながら一緒にやってみましょう♪

    肩井のツボセルフ指圧

    4.セルフケアでは治らない肩こりの対処法

    セルフケアでの改善が見込みがないと感じた場合、治療院への受診をお勧めします。
    この場合、要因の可能性がある過度の筋緊張がご自身では対処できない状態になっている可能性や、そうなってしまった原因に骨の歪みがあったり、全身の筋バランスの乱れがある可能性が考えられます。
    体と治療技術の専門知識を持つ臨床家の評価と治療、そしてリハビリより、さらに悪化することを食い止め、再発防止を目的とした改善を目指すことができます。

    当院は、国家資格者による治療とAI姿勢診断、2Dエコーなどの診断機器や医療機器があり整った治療環境にあります。

    お悩みの方は、お気軽にご相談ください。

    5.肩こり改善に関するよくある質問

    • 肩こりを予防するために何をすべきですか?
      肩こりを予防するためには、正しい姿勢を保ち、適度な運動を行い、ストレスを管理することが大切です。定期的なストレッチやストレングス・トレーニングもおすすめです。

    • 肩こりにアイシングや温湿布は効果がありますか?
      肩こりの初期段階ではアイシングや温湿布が助けになることがあります。ただし、状態によって冷やすか温めるか異なる場合があります。一般的には慢性の場合温め、急性の場合冷やすことが推奨されます。

    • 肩こりが慢性化した場合、どのように対処すべきですか?
      慢性的な肩こりの場合、医師や理学療法士に相談することが重要です。専門家が原因を特定し、適切な治療やエクササイズを提案します。

    • 肩こりに鍼治療は効果がありますか?
      鍼治療は一部の人にとって肩こりの緩和に役立つことがあります。ただし、鍼治療を受ける際には経験豊富な専門家に相談することが大切です。

    • 肩こりの予防にどのような日常的な習慣が役立ちますか?
      日常的な習慣としては、姿勢の注意、運動習慣の確立、ストレス管理、適度な休息と睡眠、デスクワーク中の適宜の休憩などが肩こりの予防に役立ちます。

    6.まとめ

    肩こり解消に肩井のツボ指圧は有効的です。セルフケアでの改善が見込めない場合は、早期に治療院に頼ることをお勧めします。

  • 【美容コラム】美容鍼で出血!?美肌を手に入れるための必須知識”瘀血”がもたらす美肌効果

    美容への意識が高まっている近年では、美肌・小顔・シミシワ改善・肌質改善を目的として美容鍼を受けられる方は増加しています。

    美容鍼は、肌の深い部分に直接刺激を与えることができる唯一の方法で、肌の自然な再生能力を引き出し、肌の新陳代謝を促進したり、筋肉に直接働きかけることで顔のコリを改善したり小顔・リフトアップ効果をもたらしたりなど多くのメリットを得られる美容施術ですが、美容鍼の際の出血について不安を感じたことは誰しもあるのではないでしょうか?

    今回のコラムでは、美容鍼での出血とその「瘀血」と呼ばれる概念に焦点を当て、詳しく解説していきます。

    記事内容
    • 1.美容鍼とは?
    • 2.瘀血とは?
    • 3.美容鍼での出血の理由
    • 4.瘀血解消がもたらす美肌効果
    • 5.美容鍼の安全性と注意点
    • 6.まとめ

    1.美容鍼とは?

    皮膚の構造

    みなさんが毎日行うスキンケアにおいて化粧水などは肌のどこまで届くかご存知でしょうか?実は、最高品質の美容液を使用しても、その成分は肌の表面から角質層(肌の一番外側の層)までしか浸透できません。もちろん保湿や肌を清潔に保つという面でスキンケアは欠かせないものですが、常に新しく生まれ変わっていく肌の改善にはもっと深いところに働きかける必要があります。

    美容鍼はたとえ浅く刺したとしても、少なくとも5㎜は肌の深部に到達します。新しい肌細胞が生成される場所は、肌の表面ではなく、基底層やその下の真皮、皮下組織と呼ばれる部分です。美容鍼は、これらの深い部分に直接刺激を与えることができる唯一の方法です。これにより、肌の自然な再生能力を引き出し、肌の新陳代謝を促進します。

    ー美容鍼のメカニズムー
    ヒトの身体は、損傷すると炎症が生じ、その後、新たな組織に置き換わることで修復されます。美容鍼はこの仕組みを利用して肌の再生力を高めます。

    STEP.01
    鍼を打つと、まず真皮に損傷が起こります。目に見える見えないに関わらず、微細な出血が起こるため血小板により、かさぶたが作られ止血します。

    STEP.02
    その後、血管外に白血球が増加し侵入してきた細菌や、死んだ細胞などを取り込み死滅させます。仕事を終え自滅した白血球はマクロファージ(大型の食細胞)に貪食されます。死んだ細胞の除去終了後、炎症に関わった化学伝達物質が中和され炎症が終了※細胞増殖因子の働きにより新しい細胞が修復されていきます。

    STEP.03
    結果、細胞が新しくなり皮膚が柔らかく、シワが薄れ、リフトアップ効果や浮腫み解消にも効果があるのです。
    ※細胞増殖因子とは、細胞間の情報を伝達するタンパク質で、様々な細胞を増殖させます。

    2.瘀血とは?

    瘀血は、血液が滞った状態のことを指します。
    顔において、瘀血はニキビなどの吹き出物やシミシワ、くまくすみなどの原因になります。もちろん美容的な問題だけでなく、頭痛やコリなど健康的な問題も多くあります。

    ー美容鍼と瘀血ー

    美容鍼において瘀血は、鍼を皮膚に挿入することで微小な出血を引き起こすことに関連しています。

    先ほど美容鍼のメカニズムでも解説したように、細胞修復に働きかけるほか、局所的な充血や浮腫を軽減し、血液やリンパ液の循環を促進することが期待されます。

    美容鍼では、臨床家が、瘀血の程度や体質に合わせて適切な施術を行い、美容効果を最大限に引き出すように努力します。瘀血の改善は美肌を追求する過程で重要な要素の一つとなっています。

    3.美容鍼での出血の理由

    顔は毛細血管が多く集まる場所です。その中でも特に多い目の周りなどは避けて刺鍼することが多いですが、稀に血管を傷つけ出血する場合があります。美容鍼においての小さな出血は肌トラブルの改善において必要なステップでもあるのでご安心ください。また、出血した場合でも針によってできた傷は小さいのですぐに止血できる場合がほとんどです。

    ー美容鍼における出血の頻度ー

    美容鍼における出血の頻度は、個々の施術や患者の状態によって異なります。一般的には、以下のような要因が出血の頻度に影響を与えます

    ・患者の状態
    患者の肌状態や血管の強度、血液の凝固性などは、出血の頻度に影響を与えます。一部の人は出血がしやすく、一部の人は出血が少ないことがあります。

    ・施術の種類: 使用される針の種類や施術の目的によっても出血の頻度が異なります。一部の美容鍼療法では、出血を最小限に抑えることが目指されることもあります。

    ・美容鍼師の専門知識
    美容鍼師の経験や専門知識は、出血の制御や調整に影響を与えます。熟練した美容鍼師は、患者の状態に合わせて出血の頻度を調整できます。

    ・患者の要望
    患者の美容目標や要望によっても、出血の頻度が変わることがあります。出血を避けた美容鍼を希望する方もいれば、出血のリスクを理解した上で目のクマへのアプローチや太い針を希望される方もいらっしゃいます。

    一般的に、美容鍼療法では微細な出血が発生し、それが瘀血の解消や美容効果を向上させる一因とされています。美容鍼師は患者の状態と要望に合わせて出血の程度を調整し、最適な結果を得るために努力します。出血の頻度や程度についての具体的な情報は、美容鍼師との相談を通じて明確になります。

    ー美容鍼の出血で瘀血改善ー

    瘀血は皮膚や筋肉に血液が滞留してしまう状態で、肌のくすみや不均一な色調、しわ、たるみなどの美容上の問題を引き起こす原因の一つです。美容鍼による出血は、この瘀血を排除してくれます。

    それにより次のような効果があります。

    4.瘀血解消がもたらす美肌効果

    瘀血解消がもたらす美容的なメリットは様々です。

    ①肌のトーンの均一化
    瘀血が解消されることで、皮膚の血液循環が改善され、肌のトーンが均一化します。これにより、くすみが軽減され、肌がより明るく、健康的に見えるでしょう。

    ②しわとたるみの軽減
    瘀血が原因で肌に適切な酸素や栄養が供給されない場合、しわやたるみが生じやすくなります。瘀血解消によって、しわやたるみが軽減され、肌の弾力性が向上します。

    ③肌の強化
    瘀血解消は、皮膚のコラーゲンとエラスチンの生成を刺激することがあります。これにより、肌の強化が促進され、肌がしっとりとした質感を持つことが期待されます。

    ④美しい肌色
    瘀血解消によって血流が改善され、肌に健康的な色合いがもたらされます。肌が赤みを帯びずに均一で明るい色合いを持つことがあります。

    ⑤ニキビやシミの軽減
    瘀血が皮膚トラブルの原因となることがあるため、瘀血解消によってニキビやシミの軽減が期待されます。

    美容に関心が高い人々にとって、瘀血解消は自然な美しさを追求する手段として魅力的です。美容鍼療法など、瘀血解消に特化した治療法は、顔の美容効果を最大限に引き出すのに役立ちます。ただし、瘀血解消方法を選ぶ際には、専門家のアドバイスを受けることが大切です。

    https://www.instagram.com/reel/Cw4WN4PSRYc/?igshid=NzZhOTFlYzFmZQ==

    5.美容鍼の安全性と注意点

    美容鍼は一般的に安全で効果的な美容療法ですが、適切な施術と注意が必要です。

    ー美容鍼の安全性ー

    ・専門家による施術
    基本的に日本では美容鍼を行う場合、鍼灸師の国家資格が必要です。

    ・感染予防対策
    美容鍼は針を使用するため、感染症の予防が重要です。施術前に使用される針や器具は消毒され、使い捨ての針が使用されることが一般的です。

    ・カウンセリングと評価
    美容鍼師は患者とのカウンセリングを行い、患者の健康状態や美容目標を評価します。適切な施術プランを立てるために必要な情報を収集します。

    ・個別の施術
    美容鍼は個別に調整された施術です。患者の肌状態や美容目標に合わせて、針の種類や施術箇所、出血の程度などが調整されます。

    ・出血や内出血への臨床家からの説明
    美容鍼を行う際は、出血や内出血のリスクやメリット、注意点について臨床家からの説明がある場合がほとんどです。当院では、不安な方へのアフターケアもしっかりと行っておりますので、初めての方や、美容鍼における内出血に不安を感じる方は、安心してご相談ください。

    ー注意点ー

    ・医師の指導
    既往症や持病を抱えている場合、または妊娠中の場合、美容鍼を受ける前に医師と相談しましょう。特に持病やアレルギーがある場合は、施術前に美容鍼師に伝えることが大切です。

    ・出血に対する適切なケア
    美容鍼での出血は一般的ですが、施術後に出血箇所を清潔に保ち、施術後の過ごし方など担当臨床家に確認しましょう。

    ・施術後の注意
    施術後は運動や入浴を避け、安静に過ごすことが推奨されることがあります。また、アルコールや刺激物の摂取も制限されることがあります。

    6.まとめ

    美容鍼は瘀血の改善によってスキンケアでは難しい効果が期待できます。施術を行う上で、そのメカニズムを理解することやメリットデメリット、不安の解消は大切です。ご自身の状態や目的に寄り添い、疑問にしっかり答えてくれる臨床家を見つけましょう。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ○ダイエット
    ○健康な食事
    ○美容
    上記への関心が高い方へお知らせです📢
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・

    この度、4回目となる
    ▼オンラインセミナーを開催します▼

    今回は、
    ダイエットをテーマに

    「ボディ編・フェイス編」

    にて全身のトータルケアを提案します。

    臨床家視点の専門的な内容に加え、
    美容師と管理栄養士が
    自宅の肌ケアや食事指導についても
    詳しく解説していきます♫

    ーーーーーーーーーーーーーーーー

    【開催日程】
    2023年11月3日15:00〜16:00
    「ボディ編」
    2023年11月5日15:00〜16:00
    「フェイス編」

    【場所】ZOOMにて生配信・オンデマンド後日配信 (年内視聴可能)

    【料金】4,400円

    ↓ご予約はコチラ↓
    こちらをクリックして予約する

    当日ご参加できない方も後日配信でご利用いただけます。
    年に一度のチャンスですので、ぜひ私たちと知識を深め、さらに実践してお悩みを解消していきましょう♫

  • 【健康コラム】正しい姿勢バランスとは?維持するためのヒントやコツを紹介!

    「正しい姿勢」と聞くとどんな姿勢をイメージしますか?また、「正しい姿勢」を意識すると体に力が入ってしまいませんか?

    本来のいい姿勢は呼吸がしやすく体がしっかり伸びているのに、足や腰など土台はしっかりしている姿勢のことを指します。

    今回のコラムでは、どうやってその「正しい姿勢」を日常に取り入れられるのかを紹介していきます!

    記事内容
    • 1.いい姿勢の条件
    • 2.いい姿勢の意識的イメージ
    • 3.簡単に姿勢改善しない本当の理由
    • 4.慢性症状と姿勢の深い関係
    • 5.当院でできるサポート

    1.「正しい姿勢」の条件

    ここでいう「正しい姿勢」とは、体に負荷の少ない健康的な姿勢のことを指します。

    この「正しい姿勢」の条件とは、

    ・身体の部位が適切な位置にある
    ・無理な力が入らない
    ・呼吸がしやすい
    ・無意識にできる
    ・体の構造と機能に対して最適な状態を維持する

    ことができる姿勢です。

    皆さんの現在の姿勢は、痛みやこり、スマホやデスクワークなどの日常動作の影響を受けて、各部位の筋力が強く働いたり緩んだりしながら支えあっています。毎日の動作の癖に応じて姿勢は習慣化され無意識化しますが、この時、過度に使いすぎている筋肉や骨の歪み、姿勢バランスの崩れが起きてしまいます。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    つまり姿勢改善には、現在の筋力・骨の歪みを調整し(トレーニングやストレッチ・整骨)、努力姿勢からいい姿勢状態を習慣化させる必要があります。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    今回はいい姿勢バランスはどのような姿勢なのかを解説していきます。

    いい姿勢を作りやすいよう、足先から順に解説していきますので、全身鏡を使ってご自身の体の側面が見れる体勢で一緒に行ってみましょう。

    ①足裏
    全体をしっかりと地面につけ安定させます。

    ②膝と足首の位置
    膝は直角に曲げられ、足首は直立姿勢を保つために負担なく支えています

    ③腰と臀部の位置
    臀部は後ろに突き出すのではなく、腰と一直線に位置しています。

    ④腰部の位置
    腰は直立した状態で、前に傾いたり後ろに反らせたりしないように保たれています。反り腰をお持ちの方は調整が難しいと思いますので治療院での指導を受けることをお勧めします。
    *この時、くるぶし・膝・腰の側面の3点が真っ直ぐの位置にあります。

    ⑤背骨のカーブ
    背中は自然なS字カーブを保っています。腰部と頸部のカーブが維持されています。

    ⑥肩の位置
    肩はリラックスして下がっており、前に突き出すことなく、背中に引かれています。

    ⑦頭部と首の位置
    頭はまっすぐに、目線は前方に向けましょう。首は無理なく、顔が前方へ出たり、首が極端に前に折れないように注意しましょう。
    *この時、くるぶし・膝・腰・肩先・耳の5点が真っ直ぐの位置にあります。

    ⑧頭の位置
    最後に頭はなるべく高い位置に来るよう全身を調節しましょう。

    これらの条件を満たすことで、身体にとって健康的で正しい姿勢を維持することができ、姿勢に関連する問題や体の不調を予防するのに役立ちます。

    次に「正しい姿勢」の条件と同様に大切な「正しい姿勢」の意識的イメージについてお話しします。

    2.「正しい姿勢」の意識的イメージ

    姿勢を意識的に改善するために役立ついくつかのイメージを提供します。
    これらのイメージは、正しい姿勢を思い出すのに役立ち、姿勢を改善するのに役立つことがあります。

    ー頭部吊りのイメージー

    自分を天井から吊るされているかのように想像し、頭頂部から引っ張られる感覚を持つことで、背中が伸びて背筋を伸ばします。
    ※この時足裏は不安定にならないよう、しっかり地面を感じ、重力と頭部の釣りのイメージにより上下に引っ張られている感覚をイメージすることが大切です。

    ー壁立ちー

    壁に立って、背中と頭が壁に触れるように立つと、正しい姿勢が自然に感じられます。

    【姿勢】国家資格者が教える!正しい立ち方

    ーキャンドルの炎ー

    頭部から足先まで、身体全体が一本のキャンドルの炎のように垂直に立っていると感じることで、姿勢を改善できます。

    これらのイメージを使って、姿勢を意識的に改善し、日常生活で正しい姿勢を維持するのに役立ててください。姿勢を改善することは、身体の健康と快適さに大きな影響を与えることがあります。

    3.簡単に姿勢改善しない本当の理由

    ❶習慣の問題
    悪い姿勢が長年の習慣となっている場合、それを変えるのは難しいことがあります。身体が特定の姿勢に慣れてしまっているため、正しい姿勢を体に慣れさせることが必要です。

    ❷筋力の不足
    姿勢を維持するために必要な筋肉が弱い場合、正しい姿勢を維持することが難しくなります。例えば反り腰の方の腹筋の筋力低下などです。筋力をつけるための運動やトレーニングが必要です。

    ❸日常生活の制約
    仕事や日常生活の中で、長時間同じ姿勢を保たなければならない場面があるため、姿勢改善が難しいことがあります。長時間の座位やデスクワークは、姿勢に悪影響を与えることがあります。その場合休憩やストレッチが重要です。

    ❹痛みや不快感
    悪い姿勢によって既に痛みや不快感が生じている場合、正しい姿勢に変えることは逆に痛みを増加させる可能性があり、モチベーションを低下させることがあります。

    ❺忙しさ
    多くの人々は忙しい生活を送っており、姿勢改善のために時間を割くことが難しいことがあります。また、忙しい時は体が緊張しやすいため、姿勢改善しにくいとも言えます。こういった場面でも、なるべく体の力を抜いて過ごすことが大切です。

    上記のような理由・環境で姿勢改善を諦めてしまう方は多いです。

    姿勢改善は、自身のために本当に必要な正しい姿勢バランスを知り、そのために必要なトレーニングや歪み改善を行うことでかなり維持しやすくなります。自己判断だけでなく、専門家に頼ることも手段の1つです。

    4.慢性症状と姿勢の深い関係

    慢性症状と姿勢の間には深い関係があります。不適切な姿勢が長期間続くと、身体にさまざまな慢性症状や健康問題が発生する可能性があります。以下は、慢性症状と姿勢の関係のいくつかの例です。

    ー腰痛ー
    前かがみの姿勢や腰を丸めた状態を長時間続けると、腰椎への圧力が増加し、腰痛が発生する可能性が高まります。また、仙腸関節の不安定さや筋力の不均衡も腰痛を引き起こす原因となります。

    ー首の痛みー
    頭部の前方傾斜や長時間の首の前傾姿勢は、首の筋肉に過度なストレスをかけ、頸部痛を引き起こすことがあります。

    ー肩こりー
    肩の前方に突き出した姿勢や、肩甲骨の位置の不適切な配置が、肩こりを引き起こすことがあります。肩こりは首や肩の筋肉の不快感や緊張を伴うことがあります。

    ー頭痛ー
    悪い姿勢によって首や肩の筋肉が緊張し、頭痛の原因となることがあります。特に、コンピューター作業やスマートフォンの使用による前かがみの姿勢が関連しています。

    ー呼吸の制限ー
    前かがみの姿勢や肩が内側に入った姿勢は、胸郭や肋骨の動きを制限し、正しい呼吸を妨げる可能性があります。これは慢性的な呼吸の問題を引き起こす可能性があります。

    これらの問題を予防または改善するためには、正しい姿勢の維持、作業環境の調整、運動やストレッチ、姿勢改善のためのトレーニングが重要です。

    5.当院でできるサポート

    ①AI姿勢診断

    「姿勢の歪み」を最新のAI技術で分かりやすく数値化できる姿勢分析システムです。高精度AIを用いて、あなたの身体、あなたの動作の状態を、科学的に計測することが可能です。また、当院は国家資格者による評価・治療ですのでご安心ください。

    ↓詳しくはこちら↓
    クリックして詳細を見る

    ②姿勢改善プログラム

    当院では、整体整骨・鍼灸のほか、インソール作成やリハビリトレーニング、そして様々な診断機器・医療機器・トレーニング設備が充実しております。
    オーダーメイド治療ですので臨床家があなたにあった治療プログラムを提案します。

    ↓詳しくはこちら↓
    クリックして詳細を見る

    当院は、予防医学にも特化した治療院です。
    お気軽にお問い合わせください。

  • 【美容コラム】知っておきたい!<美白ケア>夏と冬の紫外線量の違い

    美白ケアは、外見的要素だけでなく将来の肌の健康のためにも重要です。
    「年中日焼け対策をしたほうがいい」ということは皆さんもよくご存知だとは思いますが、毎日日焼け止めを塗ったり日傘を使うことはかなり大変です…
    今回は、なぜ年中通して美白ケアが推奨されているのかを様々な項目に分けて解説していきます。

    記事内容
    • 1.日焼けとは?
    • 2.日焼けによるデメリット
    • 3.日焼けによるメリット
    • 4.季節ごとの紫外線量
    • 5.季節によって紫外線量が異なる理由
    • 6.美白ケア
    • 7.当院でできるサポート

    1.日焼けとは?

    日焼けは、皮膚が太陽の紫外線にさらされることで生じる皮膚の反応です。
    紫外線による皮膚への影響は、さまざまな過程と反応によって引き起こされます。
    以下は、紫外線が皮膚に及ぼす主要な影響のいくつかです。

    ーメラニンの生成ー
    紫外線が皮膚に照射されると、皮膚内の特定の細胞であるメラノサイトが刺激され、メラニンという色素の生成が増加します。メラニンは紫外線からの保護の一部として機能し、紫外線を吸収・散乱し、皮膚を守る役割を果たします。これにより、皮膚が日焼けし、褐色または赤褐色になります。

    ー紫外線損傷ー
    紫外線が強い場合皮膚細胞に損傷を与えることがあります。これにより、DNAや細胞構造が傷つく可能性があり、長期間にわたって紫外線暴露が続くと、皮膚の老化や皮膚ガンのリスクが増加します。

    ー日焼けー
    紫外線にさらされると、一時的な日焼けが起こります。これは、血管が拡張して血液の流れが増加し、肌が赤くなり、炎症を起こす反応です。これに伴い、日焼けは痛みやかゆみを引き起こすことがあります。

    ー皮膚の乾燥ー
    紫外線は皮膚の水分を奪い、乾燥を引き起こすことがあります。これは肌の感触を粗くし、不快感を引き起こすことがあります。

    ー皮膚の老化ー
    長期間にわたる紫外線暴露は、肌の老化を促進する可能性があります。これにはしわ、しみ、たるみなどが含まれます。

    2,日焼けによるデメリット

    ー美容的なデメリットー

    ・シミや色素沈着
    日焼けによって肌が紫外線に曝されると、メラニンと呼ばれる色素が生成され、肌の色が不均一になり、シミや色素沈着が生じる可能性があります。これらの斑点は肌を不均一にし、肌の美しさを損なうことがあります。

    ・しわやたるみ
    長期間にわたる紫外線暴露は、肌の弾力性を減少させ、しわやたるみの発生を促進する可能性があります。特に顔や首の周りにしわが現れることがあります。

    ・肌の老化
    紫外線は肌の老化を早める要因の一つです。肌の老化はシミやしわだけでなく、肌の弾力性の低下や毛穴の拡大など、美容的な問題を引き起こすことがあります。

    ・日焼けの痕跡
    水ぶくれやかさつき、赤みなどの日焼けの症状が治癒する際に、肌に痕跡を残すことがあります。これらの痕跡は美容上好ましくありません。

    ・くすみ
    日焼けによって肌がダメージを受けると、肌の明るさが失われ、くすみが生じることがあります。

    ー健康的デメリットー

    ・皮膚ガンリスク
    紫外線暴露による最も深刻な健康的デメリットの一つは、皮膚ガンのリスクの増加です。長期間にわたる紫外線暴露は、悪性黒色腫(メラノーマ)、基底細胞癌、扁平上皮癌などの皮膚ガンの発症リスクを増加させる可能性があります。

    ・早期老化
    紫外線は肌の老化を促進し、しわ、しみ、たるみなどの早期老化の兆候を引き起こす可能性があります。肌の弾力性が低下し、健康的な肌の見た目が損なわれることがあります。

    ・アレルギー反応
    日焼けによって皮膚が炎症を起こし、かゆみ、発疹、湿疹などのアレルギー反応が生じることがあります。これは特に日焼けが重度の場合に起こりやすいです。

    ・光線皮膚炎
    過度の日焼けによって、皮膚が急激に炎症を起こす光線皮膚炎が発生することがあります。これは水ぶくれ、痛み、かゆみを伴うことがあります。

    ・光老化
    紫外線は肌の光老化を引き起こし、肌の質感やトーンを損なうことがあります。これには肌の粗さや不均一性が含まれます。

    ・光線角化
    長期間の紫外線暴露によって、皮膚の表面に硬化した層(光線角化)が形成され、肌がざらつき、粗くなることがあります。

    ・良性腫瘍
    日焼けによって、良性の腫瘍である「太陽性ケラトーシス」が発生することがあります。これは、皮膚の小さな隆起や粗い斑点として現れることがあり、治療が必要な場合があります。

    これらの健康的デメリットから、紫外線からの適切な保護が重要です。日焼け止めの使用、遮光帽の着用、日陰での過ごし方、紫外線の強い時間帯の外出を避けることが、健康的な皮膚を維持するために大切です。

    3,日焼けによるメリット

    紫外線は適切な量と適切な対策を取る場合、いくつかの健康的なメリットを提供することがあります。

    ・ビタミンD生成
    紫外線B(UVB)は皮膚に照射されると、ビタミンDの前駆体である7-デヒドロコレステロールを活性化し、ビタミンDを生成します。ビタミンDは骨の健康をサポートし、免疫システムの正常な機能に必要です。

    ・抗うつ効果
    日光にさらされることは、セロトニンという神経伝達物質の産生を増加させ、気分を改善し、抗うつ効果を持つとされています。これは季節性情動障害(季節性の抑うつ症状)の緩和にも関連しています。

    ・免疫強化
    適切な紫外線暴露は、免疫システムの一部であるT細胞の活性化を促進し、感染症に対する免疫応答を向上させる可能性があります。

    ・精神的健康向上
    太陽の光を浴びることは、リラクゼーションやストレス軽減に寄与し、精神的な健康を向上させることがあります。

    ただし、これらのメリットは過剰な紫外線暴露からくるリスクを避けつつ、バランスの取れた方法で利用することが重要です。

    4.季節ごとの紫外線量

    紫外線の強度は季節によって異なり、日差しの角度、日照時間、地理的位置などの要因に影響されます。以下に、春夏秋冬それぞれの紫外線強度をSPF数値で表現し、各季節の特徴を説明します。SPF(Sun Protection Factor)は、紫外線からの肌の保護力を示す指標です。

    ー春(Spring)ー
    紫外線強度:SPF 15 – 30
    特徴:春は紫外線が増加してくる季節ですが、まだ夏ほど強くありません。日中の日差しは温かいことが多いが、まだ暖かさに慣れていないため、紫外線対策が重要です。春にも紫外線からの肌保護が必要です。

    ー夏(Summer)ー
    紫外線強度:SPF 30 – 50以上
    特徴:夏は一般的に最も紫外線が強力な季節です。日差しは高く、日照時間が長いため、紫外線からの保護が特に重要です。高SPFの日焼け止めを使用し、帽子や長袖の服を着用することが勧められます。

    ー秋(Autumn)ー
    紫外線強度:SPF 15 – 30
    特徴:秋は夏に比べて紫外線がやや弱まりますが、まだ十分な注意が必要です。秋の日差しは心地よく、紫外線対策を怠らないようにしましょう。

    ー冬(Winter)ー
    紫外線強度:SPF 15以下
    特徴:冬は紫外線が最も弱い季節の一つです。日差しは低く、天気によっては曇りや雪の日が多いため、紫外線対策は夏や春に比べて緩和されます。ただし、雪や氷は紫外線を反射するため、冬山スポーツなどの屋外活動時には紫外線対策が必要です。

    5.季節によって紫外線量が異なる理由

    紫外線対策は一年中重要ですが、特に夏季には高いSPFの日焼け止め、サングラス、遮光帽、適切な服装を着用することが大切です。季節に合わせた対策をとり、肌を紫外線から守りましょう。
    夏と冬の紫外線量にはいくつかの主要な違いがあります。以下にその違いを説明します。

    ー太陽の高度ー
    夏と冬の間に最も顕著な違いは、太陽の高度です。夏には太陽が高い位置にあり、直射日光が地表に降り注ぎます。これに対して、冬には太陽が低い位置にあり、光がより長い距離を通過するため、紫外線の強度が低くなります。このため、夏の方が紫外線がより強力です。

    ー大気の透明度ー
    夏には通常、大気がより透明であることが多いです。冬には、寒冷な気温が大気中の水蒸気を凝結させ、雲や霧を引き起こすことが多いため、紫外線が雲に吸収または散乱される可能性が高まります。これにより、夏の方が晴れた日が多く、紫外線がより多く地表に届く傾向があります。

    ー緯度の影響ー
    地球の緯度によっても夏と冬の紫外線量に違いがあります。赤道近くの地域では、一年中紫外線が強力ですが、高緯度の地域では冬になると紫外線が弱くなります。これは太陽の高度が高緯度の冬に低くなるためです。

    ー地域による違いー
    地域によっても紫外線量に違いがあります。例えば、高地や近海の地域では紫外線がより強力であることがあります。

    したがって、夏と冬の紫外線量は地域や気象条件によって異なります。しかし、一般的には夏の方が紫外線が強力であり、紫外線対策が重要です。

    6.美白ケア

    美白ケアは肌のトーンを均一にし、シミやくすみを軽減するためのスキンケアやトリートメントの方法です。以下は、美白ケアの一般的な方法や種類のいくつかです。

    ①日焼け止めの使用
    紫外線から肌を守り、シミや肌のダメージを予防するために、広範なスペクトルの日焼け止めを毎日使用します。

    ②ビタミンCセラム
    ビタミンCは肌のトーンを均一にし、シミやくすみの原因となるメラニン色素を還元するほか、抗酸化作用によって活性酸素を除去する働きがあります。

    ③ナイアシンアミド(ビタミンB3)製品
    肉や魚、豆に含まれるビタミンB3の一種。肌荒れ改善やバリア機能をサポートし、シミ美白効果としても近年注目されています。

    ④ハイドロキノンクリーム
    「肌の漂白剤」とよばれる通り、シミを作るメラニンの産生を防ぐほかメラニンを発生させる細胞を減少させる効果があります。医師の指示のもと皮膚科での処方をお勧めします。

    ⑤美白専用のスキンケア製品
    美白成分(例:アルブチン・ビタミンC誘導体・ハイドロキノン・コウジ酸・トラネキサム酸・プラセンタ・レチノール )が含まれた専用の美白スキンケア製品を使用します。

    ⑥適切な保湿
    乾燥した肌はくすみの原因となりますので、保湿を怠らないようにしましょう。

    ⑦健康的な生活習慣
    バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠、ストレス管理など、健康的な生活習慣も美白に寄与します。

    美白ケアは時間がかかることがあるため、継続的なケアと日常的な紫外線対策が大切です。また、肌質や感受性に合わせて適切な製品と方法を選びましょう。

    7.当院でできるサポート

    美容鍼は、伝統的な東洋医学の一部であり、小さな針を特定の皮膚領域に刺すことで、肌の健康と美容を向上させることを目的とした治療法です。以下は、美容鍼が美白効果にどのように寄与できるかを説明します。

    * 皮膚の血行促進: 美容鍼によって皮膚に微細な針が刺されることで、血行が促進されます。良好な血行は皮膚の代謝を向上させ、栄養素の供給を増加させるため、肌の明るさを向上させ、くすみを軽減するのに役立ちます。

    * コラーゲン刺激: 美容鍼がコラーゲン産生を促進する可能性があります。コラーゲンは皮膚の弾力性とハリを維持し、シミやしわの改善に寄与します。

    美容鍼の効果は個人によって異なり、治療の結果はセッションの回数や施術者の技術にも影響を受けます。美白効果を得るために美容鍼を試す場合、経験豊富な専門家に相談し、個人に合った計画を立てることが重要です。

    ↓当院の臨床家による美容動画↓

    【美容】今日から実践!シミを残さない紫外線対策

    ーーーーーーーー

    <<<<お知らせ>>>>

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ○ダイエット
    ○健康な食事
    ○美容
    上記への関心が高い方へお知らせです📢
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・

    この度、4回目となる
    ▼オンラインセミナーを開催します▼

    今回は、
    ダイエットをテーマに

    「ボディ編・フェイス編」

    にて全身のトータルケアを提案します。

    臨床家視点の専門的な内容に加え、
    美容師と管理栄養士が
    自宅の肌ケアや食事指導についても
    詳しく解説していきます♫

    ーーー

    【開催日程】
    2023年11月3日15:00〜16:00
    「ボディ編」
    2023年11月5日15:00〜16:00
    「フェイス編」

    【場所】ZOOMにて生配信・オンデマンド後日配信 (年内視聴可能)

    【料金】4,400円

    ↓ご予約はコチラ↓
    こちらをクリック

    当日ご参加できない方も後日配信でご利用いただけます。
    年に一度のチャンスですので、ぜひ私たちと知識を深め、さらに実践してお悩みを解消していきましょう♫