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  • 【健康コラム】肩こりや頭痛の原因は睡眠だった!?

    なんだか最近体が痛い/首コリや肩こりが治らない/ベッドを変えてから腰痛が…
    その症状の原因は、”寝方”かもしれません!
    今回は自分史上最高の睡眠を手に入れるための方法を解説していきます!また、睡眠中の体の状態や、睡眠が健康にとっていかに重要か深掘り解説していきます。

    記事内容
    • 1.睡眠の質の重要性
    • 2.”自分にとって最高の睡眠”を見つける○つの方法
    • 3.反り腰改善〇〇トレーニング
    • 4.快適な睡眠のための1日の過ごし方/li>
    • 5.当院ができるサポート
    • 6.まとめ

    1.睡眠の質の重要性

    ①睡眠中に体がおこなっていること

    睡眠中、私たちの体はさまざまな重要なプロセスを実行しています。睡眠は休息だけでなく、体の回復や調整のための重要な時間です。以下に、睡眠中に体が行っている主なプロセスをいくつか説明します。

    ー細胞修復と成長ー
    睡眠中、体は細胞修復と再生を促進します。成長ホルモンの分泌が活発化し、細胞が修復・再生されるため、傷ついた組織や細胞が回復します。これは特に子供や若い成人にとって重要です。

    ー脳の整理と記憶の整理ー
    脳は睡眠中に経験したことや学習したことを整理し、不要な情報を削除するプロセスを行います。これにより、日中に学んだことを長期的な記憶として保持しやすくなります。

    ー免疫システムの強化ー
    睡眠は免疫システムの正常な機能を維持するのに重要です。睡眠中に免疫システムは活発に働き、感染症や炎症に対する防御機能を強化します。

    ーホルモンの調整ー
    睡眠中には、さまざまなホルモンの分泌が調整されます。メラトニンなどのホルモンは、睡眠と覚醒のリズムを調整する役割を果たします。また、睡眠不足はレプチンとグレリンといった食欲関連ホルモンのバランスを崩し、食欲を増加させる可能性があります。

    ー筋肉の緊張緩和ー
    睡眠中、体の筋肉は緩和されます。これにより、日中の活動やストレスによって緊張した筋肉がリラックスし、肩こりや筋肉痛の緩和が図られることがあります。

    ー心血管系の調整ー
    睡眠中に心拍数や血圧が調整されます。十分な睡眠を取ることで、心血管系の健康を維持するのに役立ちます。

    ー温度調節ー
    睡眠中、体温はやや低下することがあります。体温の調節は体内時計と関連しており、睡眠の質やリズムに影響を与えます。

    これらは睡眠中におこなわれる主なプロセスの一部です。良質な睡眠を確保することは、体の健康と調整において不可欠な要素です。十分な睡眠を取ることで、これらのプロセスが適切に実行され、健康を維持できるでしょう。

    ②寝不足が引き起こす症状

    * 注意力と集中力の低下: 寝不足は、注意力や集中力の低下を引き起こすことがあります。仕事や学業において業務の遂行や学習が難しくなる可能性があります。

    * 記憶力の低下: 良質な睡眠が不足すると、記憶の形成や整理がうまく行われなくなるため、記憶力の低下が起こることがあります。

    * 情緒の不安定: 寝不足はイライラや不安、抑うつの症状を引き起こす可能性があります。感情のコントロールが難しくなることがあります。

    * ストレスの増加: 寝不足はストレスホルモンの分泌を増加させることがあり、ストレスへの耐性を低下させる可能性があります。

    * 免疫機能の低下: 十分な睡眠を取らないと、免疫機能が弱まり、感染症への耐性が低下することがあります。

    * 身体の痛みや不快感: 寝不足は身体の筋肉や関節の緊張を増加させることがあり、肩こりや頭痛、筋肉痛などの症状を引き起こす可能性があります。

    * 代謝の乱れ: 寝不足は代謝の乱れを引き起こすことがあり、体重管理に影響を与える可能性があります。

    * 心血管系への影響: 寝不足は心拍数や血圧の上昇を引き起こすことがあり、心血管系の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

    * 事故リスクの増加: 注意力や反応時間の低下により、運転や機械操作などでの事故リスクが増加する可能性があります。

    * 生産性の低下: 寝不足によって業務の効率や生産性が低下することがあり、日常生活に影響を及ぼす可能性があります。

    これらの症状や影響は、寝不足の程度や個人の体質によって異なる場合があります。一般的には、十分な質の良い睡眠を確保することが健康と幸福にとって重要です。寝不足が持続する場合は、医療専門家の助言を受けることがおすすめです。

    ③良質な睡眠が生む効果

    良質な睡眠は、注意力と集中力の向上・記憶力の向上・情緒の安定・判断力の向上・創造性と問題解決能力の向上・免疫力の強化につながります。睡眠時間によって体の健康状態がいかに大切か、そして睡眠の重要性が実感できます。

    2.”自分にとって最高の睡眠”を見つける5つの方法

    ①睡眠導入の習慣化

    自分にとって最適な睡眠を見つけるための方法はさまざまですが、その中でも重要な方法の1つとして、「睡眠導入の習慣化」があります。以下に、この方法について詳しく説明します。睡眠導入の習慣を作ることで、リラックスしやすくなり、睡眠の質を向上させることができます。

    ❶定期的な就寝・起床時間の設定
    毎日ほぼ同じ時間に寝る習慣をつけることで、体内時計を整え、睡眠リズムを安定させます。週末でもできるだけ同じ時間に起きるよう心がけましょう。
    ❷就寝前のリラックス
    就寝前にリラックスする習慣を取り入れることで、ストレスを軽減し、眠りに入りやすくなります。リラックス法や深呼吸、軽いストレッチ、入浴などが効果的です。
    ❸静かな環境の整備
    就寝前に静かな環境を整えることで、睡眠中の気配りを高めます。騒音を避けるためにイヤープラグやホワイトノイズを使用することも考慮してみてください。
    ❹スクリーンタイムの制限
    スマートフォンやコンピュータの使用は、寝る直前に制限することが大切です。これらのデバイスから発せられるブルーライトは、メラトニンの分泌を妨げる可能性があります。また、ベッドの上でスマホを使用する時間が長いと脳がベッドの上での過ごし方としてスマホを使用し頭が冴えた状態と認識し習慣化してしまう場合があるので注意が必要です。
    ❺寝る前の食事と飲酒の制限
    重い食事や大量の飲酒を就寝前に避けることで、胃の負担を軽減し、快適な睡眠を促進します。

    ②枕選び

    良質な睡眠を実現するために、枕選びは非常に重要です。
    ー枕の選び方ー
    ① 寝姿勢に合った枕の選択
    あなたの主な寝姿勢に合った枕を選ぶことが重要です。例えば、背面寝の場合は首のカーブに合う枕、横向き寝の場合は首と肩をしっかりサポートする枕が適しています。
    ② 適切な高さと硬さ
    枕の高さと硬さは個人差があります。あまり高すぎず低すぎず、適度な高さの枕を選びましょう。硬さも自分の快適な感触に合わせて選びます。
    ③ 快適な素材
    枕の素材は、寝心地や通気性に影響を与えます。羽毛、羽毛布団、メモリフォーム、ラテックスなどの素材から選ぶことができます。自分の肌触りや好みに合った素材を選びましょう。

    ③マットレス選び

    マットレス選びは睡眠中の筋肉の緊張度に大きく影響します。自分に合わないマットレスによって、肩こりだけでなく、首の痛みや腰痛を引き起こすきっかけにもなりかねません。
    ーマットレスの選び方ー
    ❶自分の快適な寝方に合わせる
    あなたの主な寝姿勢に合ったマットレスを選びましょう。背面寝、横向き寝、仰向け寝などに応じて、体の自然なカーブをサポートするマットレスが適しています。
    ❷適切な硬さ
    マットレスの硬さは、体の重さや好みによって異なります。マットレスが柔らかすぎるとお尻が沈みその他の筋肉が緊張しやすくなります。逆に固すぎると腰や背中に隙間ができ、お尻だけで体を支えてしまうので、高齢者や腰痛持ちの人には向いていません。体が沈みすぎず、全面が触れるものがお勧めですが好みもありますので、しっかり試して購入しましょう。

    ④保温効果だけじゃない掛け布団の重要性

    掛け布団は保温効果のほかに、下記のようなメリットがあります。
    ❶ 通気性
    掛け布団は通気性が重要です。湿気や熱を適切に調整し、寝汗を逃がすことで、快適な睡眠環境を維持します。
    ❷ 快適な触感
    掛け布団は直接肌に触れるため、肌触りの良い素材や質感を選ぶことで、安心感を得られ安眠効果があります。重さを変えることでも感覚が変わってきますので、自分に合う質感重さ大きさを選んでみましょう。

    ⑤体に優しい起床方法

    快適な睡眠は起床方法も重要です。身体に優しい目覚め方によっていい1日のスタートができます。
    ・朝自然光が入る場所での睡眠
    ・アラームは自然音など優しい音
    ・ベットの上で指先からだんだん大きくゆっくり体を動かし伸ばす

    3.快適な睡眠のための1日の過ごし方

    体の生命維持に大きな役割を持っている自律神経。睡眠中は副交感神経という体をリラックス・回復させる神経が優位になりますが、働いている時、ストレスを感じる時、緊張している時に優位になり血流循環や代謝を上げてくれる交感神経が日中に優位になることでそのバランスは保たれています。
    このバランスが崩れ、交感神経が優位な時間が長くなってしまうと、常に焦っていたりストレス状態が継続したり、夜眠れないと言った症状につながります。逆に1日何もせず副交感神経が優位な時間が長いと体のだるさや眠気、集中したいときにできない状態になってしまいます。

    上記を踏まえて、快適な睡眠を取るためには、日中は体や頭をしっかり使い、夜はしっかり休むメリハリをつけた生活を送ることが重要です。

    4.当院ができるサポート

    当院では、「2|”自分にとって最高の睡眠”を見つける○つの方法」で紹介した中で、枕診断を専門的に行うことができます。

    ーメディカルジャパンの枕診断ー

    国家資格者により解剖学的に下記のポイントで評価
    ・首の筋肉の緊張具合
    ・呼吸音の確認
    ・横隔膜の動き
    ・血流測定
    ・自律神経測定
    様々な枕の高さを試しながら、体の状態とご本人の快適さを伺いながら調整していきます。

    ↓詳しくはこちらをご覧ください↓

    【安眠】質のいい睡眠ができる!国家資格者による安眠ケア指導

    その他に、鍼灸・整骨、臨床家によるトレーニングで体の緊張を和らげ、歪みの少ない状態を作っていくこともできます。

    専門家による評価で快適な体を作るための手段がより明確になります。アドバイスをもとに自分にとって必要な習慣改善やトレーニングをYouTubeなどで探す際の目安にもなりますので是非1度ご利用してみてください。

    5.まとめ

    健康にとって睡眠は必要不可欠です。いい睡眠を習慣化するために、睡眠前後の過ごし方や枕・マットレス選びを慎重に行い快適な体を目指しましょう!

  • デスクワークで背中がバキバキに痛い?原因と解消法を専門家が解説

    デスクワーク中、背中がバキバキしてしまい、集中力が途切れがちになることはありませんか?長時間の座り仕事は、私たちの体にさまざまな影響を及ぼしますが、特に背中の不快感は多くの人が経験する一般的な問題です。しかし、この背中の痛みやバキバキ感の正体は一体何なのでしょうか?

    このコラムでは、デスクワークが背中の症状を引き起こすメカニズム、関連する筋肉の役割、そしてそれらがどのように相互作用するかについて詳しく掘り下げます。背中のバキバキ感、コリ、痛みの根本原因を理解することは、快適なデスクワーク環境を築く上での重要な第一歩です。原因を明らかにし、適切な対策を施すことで、仕事の効率は格段に向上します。では、一緒に背中の不快感を解消していきましょう。

    記事内容
    • 1.デスクワークが背中の症状を引き起こす理由
    • 2.背中の筋肉の解剖学的な理解
    • 3.予防とケア

    「背中のバキバキ感」は、デスクワークをしている方や、長時間机に向かう学生、研修中の方など、座っている時間が長い人に特によく見られる症状です。この不快な感覚は、背中の筋肉が緊張し、血行が悪くなることで生じます。では、デスクワークが背中のコリや痛みの原因となる理由は何でしょうか?

    1.デスクワークが背中の症状を引き起こす理由

    主に長時間の座り仕事による筋肉の緊張、ストレス、そして姿勢の悪さから生じます。

    デスクワークが背中症状の原因となる理由

    デスクワークを行っている方々の中には、背中のコリや痛みといった症状に悩まれている方が多いです。では、デスクワークが背中のコリや痛みの症状の原因となる理由は何でしょうか?

    長時間同じ姿勢を続けること

    デスクワークをする際、長時間同じ姿勢で座り続けることが多くあります。この状態が続くと、背中の筋肉が緊張し、血行不良を引き起こし、結果として筋肉の緊張や痛みが生じます。

    姿勢の悪化

    デスクワークでは、姿勢が崩れる傾向があります。特に、前かがみの姿勢や背中を丸める姿勢は、背中の筋肉に負荷をかけ、コリや痛みを引き起こす可能性があります。

    筋肉の衰弱

    デスクワークでは、背中の筋肉があまり使われないため、筋肉の衰弱が進むことがあります。筋力の低下は、背中のサポート機能を弱め、コリや痛みの原因となる可能性があります。

    ストレスと緊張

    デスクワークは、集中力を要する作業やストレスを伴うことがあります。ストレスや緊張は、筋肉の緊張を引き起こし、背中の症状を悪化させる要因となることがあります。

    これらの理由により、デスクワークが背中のコリや痛みの原因となります。そして、これらの原因の背後には「筋肉負荷=筋緊張」が存在します。

    筋肉の緊張によって、凝ったり痛くなる理由は一体なんでしょうか?

    筋肉の緊張が引き起こすコリや痛み

    人体の筋肉は神経の信号によって制御されています。緊張やストレスが生じると、交感神経が活発化し、体内にストレスホルモンが分泌されます。これにより、筋肉にはさまざまな反応が生じます。

    神経の興奮

    緊張やストレスによって神経が興奮し、筋肉に対して過剰な信号を送ります。この結果、筋肉が過度に緊張し、血流の制限・筋繊維に微小な損傷・筋肉の疲労を起こし、凝りや痛みが生じることがあります。

    血流の制限

    緊張やストレスによって血管が収縮し、血液の流れが制限されることがあります。筋肉は酸素や栄養を必要としますが、血流が制限されるとこれらが不足し、筋肉が固まったり痛みを感じることがあります。

    筋肉の収縮

    緊張やストレスが持続すると、筋肉が長時間にわたって収縮し続けることがあります。これによって筋肉が疲労し、硬くなります。硬直した筋肉は十分な柔軟性を持たず、痛みやコリを引き起こすことがあります。

    筋肉のバランスの崩れ

    緊張やストレスによって、筋肉のバランスが崩れることがあります。特定の筋肉が過剰に緊張する一方で、他の筋肉は弱まったり伸びにくくなったりします。この不均衡な状態が背中の凝りや痛みを引き起こすことがあります。

    緊張が筋肉の緊張を引き起こして凝ったり痛くなるのは、神経の反応や血流制限、筋肉の収縮、筋肉バランスの崩れなどが相互に影響し合う結果として現れるためです。

    症状はと原因は様々にありますが、まずは、「どんな症状」「どこに症状」を感じるかと、自身の生活を振り返った時に思い当たる「原因」を参考に対処法を考えましょう。症状がひどい場合はまずは整骨院・鍼灸院受診をお勧めします。デスクワークを行う際には、適度な休憩やストレッチ、姿勢の改善などを心がけることが重要です。

    2.背中の筋肉の解剖学的な理解

    背中の筋肉の解剖学的な理解と、それが痛みや不調の原因となるメカニズムについて説明します。

    脊柱起立筋

    位置: 背骨の両側に沿って縦に走る筋肉群。
    影響: 長時間の座位では、脊柱起立筋が常に同じ姿勢を維持するために緊張しやすく、筋肉の硬直や疲労感を引き起こします。

    広背筋

    位置: 背中の広範囲にわたる筋肉で、腰から肩甲骨にかけて広がっています。
    影響: 座っているときに背中が前かがみになると、広背筋が引き伸ばされ、筋肉の硬直や痛みが生じやすくなります。

    僧帽筋

    位置: 首から肩甲骨にかけて広がる筋肉。
    影響: 座りっぱなしの姿勢では肩甲骨周りの僧帽筋が緊張し、肩こりや背中の痛みの原因となることがあります。

    3.予防とケア

    背中にコリや痛みを感じやすい生活を送っている方は、以下の方法を実践してみましょう!

    ①適切な椅子とデスク

    快適な椅子とデスク環境は背中の負担を軽減するために重要です。背もたれのある椅子を選び、座面の高さや奥行きを調整して自分に合ったポジションを見つけましょう。また、デスクの高さやキーボードとモニターの位置も自分に合った姿勢を保てるように設定しましょう。
    また、良い姿勢はどんなポジションなのかも理解しておくことが大切です。

    【姿勢】国家資格者が教える!正しい座り方

    ②適度な休憩とストレッチ

    長時間のデスクワークでは、定期的な休憩とストレッチが必要です。毎時間ごとに数分の休憩を挟み、起き上がって歩いたり、背伸びや肩回しのストレッチを行いましょう。これによって血液循環が促進され、筋肉の疲労やこりを緩和できます。

    【猫背】猫背改善!簡単ストレッチ

    ③エクササイズを取り入れる

    必要な時に必要な筋肉を使えるようになることや、良い姿勢を維持しやすい体に整えることが大切です。

    【猫背改善】国家資格者が教える!猫背・腰痛・姿勢改善体操

    症状は、自身の生活からくるものがほとんどです。自分自身と体についてしっかり向き合い快適な生活を目指していきましょう!

    デスクワークで辛い背中に
    ★初回限定メニュー★
    75分
    ¥3,850- (税込)
    ★通常料金6,600円⇒初回限定料金3,850円(税込)
    ★当院を初めてご利用いただく方へ、初回限定料金にてご提供しております。
    【メニュー内容】
    ①カウンセリング(15分)
    ②医療機ケア※全身の血流循環を向上させる医療機器(30分)
    ③お身体の状態チェック→施術→施術後のアドバイス(30分〜40分)

    ご予約時の注意事項

    ※メニュー内容のトータル所要時間が75分前後となります。お時間に制限がある方は先にお知らせください。
    ※来院時にスタッフへこちらの画面をご提示ください。
    ※ネットからご予約される方は施術メニュー項目『【初回限定】コリ・痛み・しびれ・体質改善 3850円』を選択してください。

  • 【健康コラム】腰痛改善に”ハムストリングスの柔軟性”が大切な理由とは?

    腰痛は多くの人が悩む症状ですがその原因はさまざまです。しかし腰痛の改善において、腰部の筋肉だけでなく、足の筋肉の柔軟性が重要だということはみなさんご存知でしょうか?

    この記事では、腰痛に関与する足の筋肉<ハムストリングス>の役割、腰痛との関係、ハムストリングスが硬くなる理由、自宅で行えるストレッチ方法、そして専門の腰痛治療について詳しく解説します!

    記事内容
    • 1.ハムストリングスって?
    • 2.腰痛とハムストリングスの関係性
    • 3.ハムストリングスはなぜ硬くなる?
    • 4.自宅でできるストレッチ
    • 5.当院の腰痛治療
    • 6.まとめ

    1.ハムストリングスって?

    ①どこの筋肉

    ハムストリングスは、足の太ももの裏の筋肉です。ここは大きな筋肉グループで、主に膝の屈曲と大腿の伸展に関与するしています。含まれる3つの筋肉は以下の通りです。

    ー大腿二頭筋ー
    大腿の後面に位置し、ハムストリングスの中でも最も大きな筋肉です。

    ー半腱様筋ー
    大腿の後面、内側に位置します。

    ー半膜様筋ー
    これも大腿の後面、内側に位置し、半腱様筋に覆われています。

    ②役割

    ハムストリングスは、歩行、走行、ジャンプ、膝の動きにおいて重要な役割を果たし、特にスポーツ選手やアスリートにとって非常に重要な筋肉群です。ハムストリングスの適切な柔軟性と強さを維持することは、下半身の安定性とパフォーマンス向上に寄与します。

    膝の屈曲: ハムストリングスは膝を曲げる動作に関与します。この動作は、歩行時やランニング時、階段の上り下りなど、日常的な活動に欠かせないものです。

    股関節の伸展: ハムストリングスは股関節の伸展にも寄与します。股関節の伸展は、腰の伸展とも関連があり、立位や歩行時における姿勢の維持に影響を与えます。

    下半身の安定性: ハムストリングスは、膝と股関節の適切な安定性を提供し、これによって体のバランスを保ちます。特にスポーツ選手やランナーにとって、ハムストリングスの強さと柔軟性は急激な運動やトレーニング中の怪我予防に重要です。

    ハムストリングスは、適切な柔軟性と強さを維持することが大切で、これによって筋肉のバランスが保たれ、下半身のパフォーマンスが向上します。

    2、腰痛とハムストリングスの関係性

    ハムストリングスと腰痛には密接な関係があります。

    ハムストリングスが硬直すると、骨盤の後ろへ引っ張られやすくなり、腰椎に不必要な圧力がかかることがあります。この状態は、腰部の筋肉や椎間板に過度なストレスをかけ、腰痛の原因となります。腰部の筋肉とのバランスを保つためにハムストリングスが強化されず柔軟性が不足すると、腰部の筋肉との不均衡が生じ、腰痛のリスクが高まります。

    また、正しい姿勢を維持するのが難しくなります。姿勢の悪化は腰痛の原因となり、特に長時間座っている場合に腰部への負担を増加させます。

    慢性腰痛の方は特に腰から下の筋肉バランスを整えることが重要です。

    3.ハムストリングスはなぜ硬くなる?

    ハムストリングスが硬直する理由は多岐にわたります。
    以下に、ハムストリングスが硬くなる主な要因をいくつか説明します。

    ❶運動不足
    適度な運動を欠いた生活や長時間の座り仕事など、運動不足はハムストリングスの硬直を促進します。筋肉を定期的に伸ばさずに使わないと、柔軟性が低下し、硬くなります。

    ❷長時間の座り仕事
    デスクワークや長時間の座り仕事をしている人は、長時間同じ姿勢を維持するため、ハムストリングスが縮こまりやすくなります。このような状況では、ハムストリングスが短縮して硬直しやすくなります。

    ❸過度な筋肉の使用
    あるスポーツや運動でハムストリングスを過度に使うことは、筋肉の疲労や硬直を引き起こす可能性があります。特に適切なウォームアップやクールダウンを怠ると、急激な筋肉の負荷が硬直を促進します。

    ❹過去のけが
    ハムストリングスにけがをした経験がある人は、その箇所が硬直しやすくなります。傷ついた組織が修復される過程で硬直が生じることがあります。

    ❺加齢による筋肉の変化
    年齢とともに筋肉の柔軟性が減少し、硬直が起こりやすくなります。老化に伴う筋肉の硬化がハムストリングスの硬直に寄与します。

    ❻適切なケアの欠如
    ハムストリングスに対する適切なストレッチやマッサージ、リラクセーションのケアが行われないと、筋肉は硬直しやすくなります。

    ハムストリングスの柔軟性を維持し、硬直を予防するためには、適切なストレッチや運動を定期的に行い、日常生活での姿勢や活動に気を付けることが重要です。

    4.自宅でできるストレッチ

    当院は患者さんの柔軟が必要な筋肉、筋力アップが必要な筋肉を判断し、適切なホームワーク指導を行なっています。
    また、自宅でも行いやすいよう、国家資格を保持した臨床家によるトレーニング動画も後悔しています。

    今回は座ったままできるハムストリングのストレッチを紹介します!
    デスクワーク中の休憩にも行いやすい簡単なストレッチですのでぜひ参考にしてください♪

    5.当院の腰痛治療

    当院の腰痛改善治療では、
    ・局所の血流改善
    ・筋スパズム(筋肉・筋膜の収縮が続いている状態)の緩解
    にて、圧痛部位/硬結部位を中心に施術します。

    腰痛には様々な要因があるので、姿勢や動作、カウンセリング、エコーを使用し適切な処置を検討します。

    ↓以下は、筋肉性の腰痛の場合の鍼灸介入法について紹介します↓

    筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の観察に優れている2Dエコー(超音波検査)を用いて検査をします。レントゲンやCTには映らない痛みの原因、つまり観察が不可能なトリガーポイント、筋線維、靭帯、腱などの軟部組織が原因の場合、この2Dエコー(超音波検査)が大変有効です。

    ①患部をエコーで撮影。健側、患側の腰方形筋をエコーで撮影しながら筋の配列の均等、不均等の確認。動いてもらい筋の動き具合の違い確認。
    患部を把握することにより医療機治療の精度と効果を向上。

    ②エコーで撮影した筋の滑走性が悪いところにピンポイントで鍼灸。

    ③さらに高周波治療器・超音波治療器組合せ理学療法機器(アストロン)を使用し、高周波で筋肉の緊張の緩和し、痛みの伝達を抑制する効果を期待できます。
    高周波治療器・超音波治療器組合せ理学療法機器(アストロン)を用いて「超音波治療+超音波治療」を合わせて行う治療法により、さらに鎮痛効果に対するアプローチを可能としています。

    患者さんの状態によって治療法はさまざまですので、上記は1例です。
    痛みを取るための患部への集中的な治療後は、トレーニングやリハビリ、全身のバランス改善を行い、再発を防ぐ体を目指します。

    何度も繰り返す症状や、受診したけど治らない…など、お悩みの方におすすめできるのが当院の治療です。

    6.まとめ

    ハムストリングスの柔軟性は腰痛の予防や改善に重要です。柔軟性を維持し、ハムストリングスの硬直を防ぐために、適切なストレッチと定期的な運動が必要です。腰痛が慢性的な問題となった場合、専門家の治療を受けることが効果的な方法です。

  • 深呼吸で変わる体調!胸郭矯正がもたらす健康効果と実践法

    あなたは普段、自分の呼吸を意識していますか?現代社会では、スマートフォンやデスクワークの増加により、多くの人が姿勢不良や浅い呼吸に悩まされています。しかし、深呼吸と「胸郭矯正」を取り入れるだけで、驚くほど体調が改善する可能性があるのです。

    この記事では、胸郭矯正の健康効果や簡単に実践できる方法、注意点を初心者にも分かりやすく解説します。さあ、呼吸を整えて、心身ともに健康な毎日を手に入れましょう!

    深呼吸の重要性

    深呼吸は私たちの体を支える重要な行動です。適切に行うと以下の効果があります。

    酸素供給と血行促進: 深い呼吸は、全身に十分な酸素を運び、血液循環を促進します。これにより、エネルギーが効率よく作られるため、疲労回復につながります。

    自律神経の調整: 緊張しているときに深呼吸をすると、副交感神経が活性化し、リラックスした状態に切り替わります。これは、ストレス軽減や集中力の向上にも効果的です。

    ホルモンバランスの安定: 深呼吸がセロトニンという「幸せホルモン」の分泌を促し、気分を明るく保つ助けとなります。

    胸郭矯正の健康効果

    胸郭とは何か?その健康効果を理解しよう

    胸郭とは、肋骨や胸骨、背骨で構成された骨格部分で、肺や心臓を守っています。この胸郭が硬くなったり動きが悪くなったりすると、呼吸が浅くなり、姿勢が崩れやすくなります。

    姿勢と呼吸の関係:
    胸郭を柔らかく保つことで猫背を改善し、深い呼吸が可能になります。これにより、体全体のバランスが整います。

    慢性的な疲労改善:
    浅い呼吸が引き起こす倦怠感や頭痛を軽減し、エネルギーを感じやすくなります。

    免疫力の向上:
    胸郭矯正は、リンパや血液の流れをスムーズにするため、体の防御力を高めます。

    深呼吸と胸郭矯正の実践法

    正しい深呼吸の方法

    姿勢を整える: 背筋を伸ばし、リラックスした状態で座りましょう。

    鼻から息を吸う: お腹が膨らむように、ゆっくりと深く息を吸います。

    口から息を吐く: 吸った時間の倍の長さをかけて息を吐きましょう。

    日常生活で深呼吸を取り入れるコツ

    深呼吸を日常に取り入れることで、健康効果をより実感しやすくなります。以下の場面で意識して行うことをおすすめします。

    朝起きたとき:
    目覚めたらベッドで背伸びをしながら、ゆっくりと深呼吸をしましょう。これにより、交感神経が活性化し、一日のスタートがスムーズになります。

    仕事の合間:
    デスクワーク中に肩や首の緊張を感じたら、1分間の深呼吸タイムを設けましょう。これだけで集中力が復活します。

    就寝前:
    ベッドに横たわりながら、吸う息よりも吐く息を意識した深呼吸を行うと、副交感神経が働き、質の良い眠りにつながります。

    当院での胸郭矯正方法

    リアラインコア

    リアラインコアは、日本で開発された胸郭・骨盤矯正器具で、そのゆがみを矯正することで胸郭・骨盤周りの不調を改善します。プロスポーツ選手にも使用されることが多くその効果と信頼性から治療院やリハビリにおいても幅広く活用されています。

    ーこんな方にお勧め!ー

    ・妊娠中の不調
    ・産後の骨盤の歪み・広がり
    ・治らない腰痛
    ・パフォーマンスに限界を感じている
    ・身体が硬い
    ・身体が動かしづらい
    ・姿勢改善したい
    ・結婚式までに綺麗になりたい
    ・呼吸しづらい
    ・全身のコリ・痛み
    ・肩こり・腰痛・背中こりの慢性症状
    など、胸郭・骨盤周りに不調を抱える方々に向いています。

    詳しくはこちら↓

    リアラインコア専門プログラム

  • 首のコリが原因?集中力低下を防ぐ胸鎖乳突筋ストレッチ術

    近年、多くの人が集中力の低下に悩んでいますが、その原因の一つとして「首のコリ」が挙げられることをご存じでしょうか?デスクワークやスマートフォンの利用が増えた現代では、首周りの筋肉の硬直が血流を妨げ、脳への酸素供給が不足することで集中力が低下することがわかっています。

    特に「胸鎖乳突筋」に注目してそのケア方法を詳しくご紹介します。さらに、胸鎖乳突筋をほぐすことで得られる科学的なメリットや簡単なストレッチ方法もお伝えします。日々の作業効率を上げ、頭痛や肩こりを予防しながら、健康的な生活を送るための実践的なヒントが得られます。

    1.集中力低下の隠れた原因とは?

    現代人が日常的に抱える「集中力の低下」。これには様々な原因がありますが、その一つに見落とされがちな「首のコリ」が関係しています。特に、デスクワークやスマートフォンの使用時間が増えた現代では、首周りの筋肉が硬くなり、血流が悪くなることで脳への酸素供給が滞り、集中力が下がるケースが多く見られます。

    例えば、長時間同じ姿勢でいると、首や肩の筋肉が過剰に緊張し、結果として首の付け根部分が痛む、頭がぼんやりするといった症状が出ることがあります。この記事では、この「首のコリ」のメカニズムを紐解き、改善する方法をお伝えします。

    2.胸鎖乳突筋と集中力の関係性

    胸鎖乳突筋とは?

    胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)は、首の両側に位置する大きな筋肉で、頭を回したり、上下に動かす役割を担っています。この筋肉が硬くなると、首の血流が滞りやすくなり、脳への酸素や栄養の供給が減少してしまいます。

    集中力への影響

    胸鎖乳突筋が硬直すると、自律神経に影響を与えることもあります。これは、緊張やストレスを感じる際に首周りが影響を受けやすいためです。さらに、首のコリが進行すると、以下のような症状を引き起こす可能性があります。

    頭痛や偏頭痛
    肩こり
    目の疲れやかすみ これらの症状は、いずれも集中力を阻害する要因となります。

    3.胸鎖乳突筋のコリを引き起こす原因

    原因1: 長時間のデスクワークやスマートフォンの使用

    猫背や首が前に出る姿勢(スマホ首)は、胸鎖乳突筋に過剰な負担をかけます。特に、長時間下を向く姿勢をとることで筋肉が硬直しやすくなります。

    原因2: 不適切な姿勢や睡眠環境

    高すぎる枕や合わない寝具も胸鎖乳突筋に負担をかけます。睡眠中に首が自然な位置で支えられていないと、筋肉が緊張しやすくなります。

    原因3: 運動不足やストレス

    運動不足で筋肉が硬直したり、ストレスが溜まると体が無意識に緊張状態になり、胸鎖乳突筋が硬くなることがあります。

    4.胸鎖乳突筋ケアのメリット

    胸鎖乳突筋を適切にケアすることで得られる効果は以下の通りです。

    集中力の向上

    血流が改善されることで、脳への酸素供給がスムーズになり、頭がスッキリします。

    頭痛や肩こりの予防

    胸鎖乳突筋を柔らかく保つことで、首周りの筋肉バランスが整い、肩こりや緊張型頭痛を防ぐことができます。

    美容効果

    首周りの血流改善は、顔色を明るくし、肌のコンディションを整える効果も期待できます。

    姿勢改善

    胸鎖乳突筋の柔軟性が向上すると、首や肩の自然な位置が保たれ、全身の姿勢が改善されます。

    5.胸鎖乳突筋ストレッチの具体的方法

    胸鎖乳突筋ストレッチで姿勢と呼吸を整えよう

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