スタッフブログ – 立川No.1実績|選ばれる整体・鍼灸院|メディカルジャパン立川 - Page 16
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  • 10月に急増する急性腰痛(ぎっくり腰)の原因と整体・鍼灸での予防・対策

    10月は一年の中でも急性腰痛(ぎっくり腰)が増える時期といわれています。
    朝晩の気温が下がり、日中との寒暖差が大きくなる季節の変わり目
    この気温変化が、知らず知らずのうちに筋肉・血流・神経バランスへ影響を与えます。

    寒さで体が冷えると、筋肉が縮みやすくなり、
    ちょっとした動作(前かがみ、物を取る、くしゃみなど)で「ピキッ」と痛みが走ることも。
    まさに**“魔女の一撃”**と呼ばれる急性腰痛です。

    また、秋は夏の疲れを引きずっていたり、運動不足が続いていたりと、
    体が「油切れ」のように硬くなっている人も多い時期。
    そんな状態で冷えと急な動作が重なると、腰への負担が一気に高まります。

    1. 急性腰痛とは?定義と発症の典型像

    急性腰痛(ぎっくり腰)とは、突然腰に強い痛みが出る症状の総称です。
    医学的には「急性腰痛症」と呼ばれ、
    筋肉・靭帯・関節・椎間板などのどこかに微細な損傷や炎症が起きている状態です。

    典型的な発症パターンには次のようなものがあります。

    ・朝、顔を洗おうと前かがみになった瞬間

    ・重い荷物を持ち上げようとしたとき

    ・洗濯や掃除など、中腰の姿勢を長く続けたあと

    ・くしゃみをした拍子に「ズキッ」と痛みが走る

    一度痛めると、腰が伸びない・歩けない・寝返りが打てないなど、
    日常生活にも支障が出るほどの痛みに。
    冷えや疲労、姿勢のクセが重なって、筋肉の防御反応が一気に働くことが主な要因です。

    2. 10月に急性腰痛が起こりやすい原因・誘因

    10月に急性腰痛が多くなるのには、いくつかの共通した原因があります。

    ① 気温低下・寒暖差による筋肉の硬直

    気温が下がると、体温を保つために血管が収縮し、筋肉の血流が低下します。
    すると筋肉は冷えて硬くなり、柔軟性が失われます。
    その結果、ちょっとした動作でも腰の筋肉に過剰な負担がかかりやすくなるのです。

    ② 自律神経の乱れ

    寒暖差が大きくなると、自律神経が体温調整でフル稼働します。
    この乱れが、筋肉の緊張や血流低下を招き、腰痛や肩こりを悪化させる要因になります。

    ③ 運動不足・体力低下

    夏の疲れを引きずっている人、冷房の影響で筋肉が弱っている人は、
    秋に入ると急に腰への負担を感じやすくなります。
    特に腹筋や背筋のバランスが崩れている人は要注意です。

    ④ 姿勢の乱れ・冷えた環境での作業

    朝晩の冷えや暖房・冷気の影響で、無意識に背中を丸めたり、猫背になりがちです。
    この「姿勢の崩れ」が、慢性的な腰の負担を作り出し、急性痛のきっかけになります。

    3. 整体・鍼灸でのアプローチ

    整体や鍼灸では、痛みを和らげるだけでなく、再発しにくい体づくりを目的としています。

    🔹整体のアプローチ

    ・骨格と筋肉のバランスを整える:骨盤・腰椎・股関節の位置を調整し、腰への負担を軽減

    ・筋膜リリース・ストレッチ:硬くなった筋肉をやわらげ、血流を回復

    ・姿勢矯正:背骨の自然なカーブを取り戻し、正しい動作パターンを再教育

    整体では、「痛みの出ている部分」だけでなく、**体全体の連動性(姿勢・重心・筋力)**を整えることで根本改善を目指します。

    🔹鍼灸のアプローチ

    ・鍼(はり):深層の筋肉まで刺激し、血流と代謝を促進

    ・灸(きゅう):冷えた筋肉を温め、炎症を抑えながら自然回復を助ける

    ・自律神経調整:体の緊張を和らげ、リラックス効果で痛みの閾値を下げる

    特に秋冬の鍼灸では、「温めながらほぐす」施術が効果的。
    気温低下による冷えと筋肉の硬直を同時にケアできます。

    4. セルフケア・日常習慣でできる予防・改善法

    整体や鍼灸の後は、日常生活でも体を冷やさない・固めないことが大切です。

    ✅ 温める習慣を作る

    ・朝晩は腰にカイロを貼る

    ・寝る前にお風呂で15分ゆっくり温まる

    ・冷えやすい方は腹巻き・レッグウォーマーを活用

    ✅ 軽い運動を続ける

    ・ラジオ体操・ストレッチを毎日3分

    ・ウォーキング・スクワットなど「血流を動かす」運動

    ・朝起きてすぐに腰を回すストレッチで筋肉を“起こす”

    ✅ 姿勢を意識する

    ・デスクワーク中は30分に一度立ち上がる

    ・座るときは骨盤を立て、背もたれに頼りすぎない

    ・寝具や枕の高さを見直し、腰に負担をかけない姿勢で睡眠

    5. 再発予防とメンテナンス戦略

    10月は、体が気温変化に慣れていない時期。
    「ぎっくり腰が治った」と思っても、筋肉はまだ回復途中のことが多いです。

    整体や鍼灸で整えた後は、週1回~月2回程度のメンテナンスを行うことで、
    血流や関節可動域を保ち、再発を防ぎやすくなります。

    また、秋から冬にかけては、冷えと運動不足が重なりやすいため、
    早めのケアが“痛みのない冬”への最短ルートになります。

    ★急性腰痛に関する詳細はこちら

  • めまいの種類と対策|回転性・浮動性・立ちくらみの違いと原因・治療法を徹底解説

    はじめに:めまいは「誰にでも起こる」身近な症状

    めまいは、突然ふわっとしたり、ぐるぐると回るような感覚を引き起こす不快な症状です。
    日本では、成人の約4人に1人が一度は経験するといわれています。

    一見「一時的な不調」に思われがちですが、実はその背後には、耳・脳・自律神経・心臓など、さまざまな要因が隠れていることがあります。
    本記事では、めまいの種類ごとの特徴と原因、そして正しい対策をわかりやすく解説します。


    1. めまいの基本:そもそも「めまい」とは何か?

    ▶ めまいとは?

    「めまい」とは、身体のバランス感覚が乱れ、実際には動いていないのに動いているように感じる状態を指します。
    大きく分けると、「ぐるぐる回る」「ふわふわする」「クラッとする」といった3つのタイプに分類されます。

    ▶ バランスを保つ仕組み

    私たちの身体は、以下の3つの情報を脳で統合してバランスを保っています。

    • 内耳の三半規管・前庭(回転や傾き)

    • 目(視覚情報)

    • 筋肉・関節(体の位置情報)

    このうちどれかが乱れると、脳が混乱し「めまい」として感じます。

    ▶ 耳だけではない!脳・自律神経も関係

    めまいというと耳の病気をイメージしますが、
    実際には 脳の血流障害・自律神経の乱れ・貧血などでも発生します。
    つまり、「耳」だけでなく「全身のバランスシステムの不調」が原因となることが多いのです。


    2. めまいの主な種類とその特徴

    めまいには大きく3つのタイプがあり、それぞれ原因と対応が異なります。

    🌀 回転性めまい(ぐるぐる回る)

    自分や周囲が回転しているように感じるタイプ。
    しばしば吐き気や耳鳴り、難聴を伴います。

    主な原因:

    • 良性発作性頭位めまい症(BPPV)

    • メニエール病

    • 前庭神経炎

    特徴:

    • 頭を動かした時に強く出る

    • 横になっても治らないことがある

    • 吐き気・耳閉感を伴うことが多い


    🌊 浮動性(動揺性)めまい(ふわふわ・揺れる)

    身体がふわふわ浮いたような、地面が揺れるような感覚。
    歩くと不安定になり、頭痛や肩こりを伴うこともあります。

    主な原因:

    • 脳幹・小脳の血流障害

    • 自律神経失調症

    • 心因性めまい(ストレス・不安)

    特徴:

    • 天候やストレスによって悪化する

    • 長時間続くことが多い

    • 頭の重さ・集中力低下を感じる


    ⚡ 立ちくらみ・眼前暗黒感(クラッとする)

    立ち上がった瞬間に目の前が暗くなったり、意識が遠のくタイプ。
    一瞬で治ることもあれば、失神に至る場合もあります。

    主な原因:

    • 起立性低血圧

    • 貧血

    • 脱水や低血糖

    • 自律神経障害

    特徴:

    • 急に立つ・動くと出やすい

    • 若い女性や高齢者に多い

    • 水分不足や食事抜きで悪化


    3. めまいが起きる原因と背景メカニズム

    ▪ 耳・内耳が関係するめまい

    • 良性発作性頭位めまい症(BPPV):耳の中の「耳石」がずれて三半規管を刺激

    • メニエール病:内耳のリンパ液が増え、耳鳴り・難聴を伴う

    • 前庭神経炎:ウイルス感染で平衡神経が炎症を起こす

    ▪ 脳や神経が関係するめまい

    • 脳幹・小脳の血流障害(脳梗塞・TIA)

    • 偏頭痛に伴うめまい(前庭性片頭痛)

    ▪ 自律神経や血流が関係するめまい

    • ストレスや不眠による交感神経の緊張

    • 低血圧・脱水・冷え性による血流低下

    ▪ その他の全身要因

    • 貧血(特に女性に多い)

    • 薬の副作用

    • ホルモンバランスの変化(更年期など)


    4. めまいのタイプ別セルフケアと日常でできる対策

    🌀 回転性めまいの対策

    • 急に頭を動かさない

    • 安定した姿勢で安静にする

    • **エプリー法(耳石体操)**で再発予防

    • 医師の指導のもと、内耳リハビリを行うと効果的


    🌊 浮動性・動揺性めまいの対策

    • 首・肩・背中を温めて血流改善

    • 軽いストレッチやウォーキングで体を動かす

    • 深呼吸で自律神経を整える

    • カフェイン・アルコールを控える


    ⚡ 立ちくらみ・眼前暗黒感の対策

    • ゆっくり立ち上がる習慣をつける

    • 水分・塩分をしっかり摂取する

    • 朝食を抜かない(低血糖を防ぐ)

    • 弾性ストッキングの使用も有効


    🌿 共通して効果的な生活改善法

    • 睡眠を十分にとる

    • 栄養バランスの取れた食事

    • 定期的な軽運動(体幹・呼吸トレーニング)

    • ストレスをためない工夫(呼吸法・入浴・趣味時間)


    5. 受診すべきタイミングと検査・治療の流れ

    🚨 すぐに受診すべきサイン

    • めまいが急に起こり、手足のしびれ・言葉のもつれ・意識障害を伴う
      → 脳卒中などの可能性(救急要)

    • めまいが何日も続く・繰り返す
      → 耳や脳の疾患の可能性あり

    • 耳鳴り・難聴を伴う
      → メニエール病や内耳疾患の可能性


    🏥 受診先と検査

    • 耳鳴り・平衡感覚の異常 → 耳鼻咽喉科

    • 頭痛・手足のしびれ・視覚異常 → 脳神経内科

    • 血圧・貧血・自律神経の異常 → 内科

    主な検査内容:

    • 聴力検査・平衡機能検査

    • MRI/CT(脳の異常チェック)

    • 心電図・血液検査


    💊 治療法

    • 薬物療法(抗めまい薬・循環改善薬)

    • 内耳リハビリ・体位訓練

    • 生活指導・自律神経調整療法


    6. よくある質問(FAQ)

    Q1. 一瞬のめまいでも受診すべき?
    → 繰り返す場合は要注意。特に耳鳴りや頭痛を伴うなら早めの受診を。

    Q2. めまいとストレスは関係ある?
    → 強い関係があります。自律神経の乱れがバランス感覚に影響します。

    Q3. 市販の薬で治る?
    → 一時的に緩和することもありますが、原因治療には医師の診断が必要です。


    7. まとめ:めまいは「種類と原因を知る」ことが第一歩

    • めまいには 回転性・浮動性・立ちくらみの3タイプがある

    • 原因は耳だけでなく、脳・血流・自律神経など多岐にわたる

    • タイプに応じたセルフケアで軽減できるが、繰り返す場合は受診が重要

    「なんとなくめまいがする…」という違和感のうちに正しい対策を始めることが、安心と健康への近道です。

  • 仰臥位での頸椎施術とは|首の歪み・筋緊張を安全に整える方法

    🩺 仰臥位での頸椎施術とは

    仰臥位(仰向け)は、患者が最もリラックスできる体位の一つです。
    この姿勢で行う頸椎施術は、整骨院やカイロプラクティックで多く採用されており、首や肩の筋肉の緊張を和らげ、関節の可動性を高める目的で行われます。

    施術の目的

    仰臥位で頸椎を施術する主な目的は次の通りです。

    • 頸椎の整復: ズレや歪みを整え、可動域を改善します。
    • 筋緊張の緩和: 首・肩周囲の硬くなった筋肉をやさしくほぐします。
    • 神経圧迫の軽減: 神経の通り道を確保し、しびれや痛みを和らげます。
    • 血行促進: 血液循環を高め、自然治癒力をサポートします。

    仰臥位での主な施術法

    1. 手技による調整: 施術者が軽い圧を加えながら頸椎の位置を整えます。
    2. ストレッチ: 首まわりの筋肉や靭帯を無理なく伸ばし、柔軟性を高めます。
    3. モビライゼーション: 軽い動きを反復し、関節可動域を広げる方法です。
    4. 温熱・冷却療法: 筋肉の炎症や緊張を緩和する補助的手法として用いられます。

    注意点

    • 力加減に注意: 頸椎はデリケートな部位のため、強い刺激は避けます。
    • 既往症の確認: ヘルニアや脊椎症がある方は、必ず医師の診断を受けましょう。
    • 専門家による施術: 安全性を確保するため、資格を持つ施術者が行うことが重要です。

    まとめ

    仰臥位での頸椎施術は、
    「リラックスした状態で安全に調整を行える」ことが最大の利点です。
    姿勢やストレスによる首肩の不調に対して、穏やかなアプローチで改善を目指します。

  • 頭皮鍼で期待できる髪・頭皮への効果

    ① 抜け毛・薄毛の改善

    頭皮鍼によって血流が促進され、毛根(毛母細胞)に酸素と栄養がしっかり届くようになります。
    また、自律神経やホルモンバランスを整えることで、ストレス性脱毛(円形脱毛症・びまん性脱毛など)の改善にも効果が期待されます。
    発毛・育毛の“土台作り”として、頭皮環境を整える重要なアプローチです。

    ② 髪のハリ・コシ・ツヤの向上

    頭皮への血流改善により、毛根が活性化し、細く弱った髪にハリ・コシが戻ります。
    髪の根元からしっかり栄養が届くことで、パサつき・ボリュームダウンを防ぎ、ツヤのある健康的な髪へ導きます。

    ③ 頭皮のコリ・緊張の改善

    長時間のデスクワークやスマホ使用で硬くなった頭皮を鍼刺激でほぐします。
    頭皮が柔らかくなることで、さらに血流が促進され、毛髪の成長をサポートします。
    「頭が軽くなった」「目がスッキリする」といった感覚を実感される方も多いです。

    ④ ストレス・自律神経の調整

    頭皮鍼はリラクゼーション効果が高く、交感神経の緊張を緩和します。
    ストレスによるホルモンバランスの乱れや睡眠の質の低下を整え、髪の健康を内側から支えます。

    ⑤ 頭皮環境の改善

    皮脂の分泌バランスが整うことで、フケ・かゆみ・炎症などのトラブルを軽減。
    清潔で健康的な頭皮環境を維持し、育毛しやすいコンディションを保ちます。

    こんな方におすすめ

    ・ストレスや血行不良による抜け毛・薄毛が気になる方
    ・年齢とともに髪のボリュームが減ってきた方
    ・頭皮の張り・コリを感じる方
    ・睡眠の質が悪い、疲れが抜けにくい方

  • なぜ肩こりが腰痛・頭痛を引き起こす?姿勢と整体・鍼灸のアプローチ

     

    「肩こり」は、肩・首・背中の筋肉が硬くなり、重だるさや痛み、張り感を感じる状態を指します。
    日本人の約7割が経験するといわれる、非常に一般的な不調です。

    肩こりは大きく分けて次の2タイプがあります。

    さらに近年では、「ストレートネック」「猫背」「巻き肩」などの姿勢不良が原因の肩こりが増えています。
    見た目の問題だけでなく、放置すると体全体に影響を及ぼすため注意が必要です。

    1. 肩こりの主な原因

    肩こりは、単に「筋肉が硬い」だけの問題ではありません。
    以下のように、生活習慣や姿勢・自律神経・眼精疲労などが複合的に関係しています。

    ◆主な原因一覧

    ①姿勢の崩れ(猫背・巻き肩・ストレートネック)
    → 頭が前に出ることで首・肩への負担が3倍以上に。

    ②筋肉のアンバランス
    → 僧帽筋・肩甲挙筋・菱形筋など、肩甲骨まわりの筋肉が緊張。

    ③血行不良と代謝低下
    → 長時間の同じ姿勢で筋肉ポンプが働かず、老廃物が蓄積。

    ④眼精疲労・スマホの見すぎ
    → 目の奥の筋肉(毛様体筋)の緊張が首〜肩の筋膜につながる。

    ⑤ストレス・自律神経の乱れ
    → 緊張状態が続くことで交感神経が優位に。筋肉が弛緩しにくくなる。

    ⑥運動不足・冷え
    → 筋力低下により姿勢保持ができず、血流低下を助長。

    2. 肩こりが他の部位に与える影響・波及メカニズム

    「肩こりなのに腰が痛い」「頭痛がする」という経験はありませんか?
    それは、肩こりが“全身のバランス”を崩すサインです。

    ◆頭痛との関係

    首や肩の筋肉(僧帽筋・後頭下筋群)が硬くなると、
    頭部へ走る血管や神経を圧迫し、緊張型頭痛や後頭部の鈍痛を引き起こします。
    肩こり→首こり→頭痛という流れで悪化するケースが非常に多いです。

    ◆腰痛との関係

    猫背や巻き肩の姿勢が続くと、背骨全体のS字カーブが崩れます。
    結果として、腰椎への負担が増え、慢性的な腰痛が発生します。
    肩こりが「体幹バランスの乱れ」を生み、腰痛を誘発するのです。

    ◆呼吸・自律神経への影響

    肩まわりの筋肉が硬くなると、胸郭の動きが制限され、呼吸が浅くなります。
    呼吸の浅さは自律神経を乱し、不眠・疲労感・集中力低下にもつながります。

    3. 整体できるアプローチ

    整体では、肩こりを「全身のバランスの乱れ」としてとらえるのが特徴です。
    肩をもむだけではなく、根本原因を整えていきます。

    ◆主な整体アプローチ

    ・骨格調整(姿勢矯正):猫背・骨盤の傾きを修正

    ・筋膜リリース:筋膜の癒着を解消して血流を改善

    ・肩甲骨はがし・ストレッチ:動きを取り戻して姿勢を安定

    ・体幹強化指導:再発防止のために正しい姿勢を保つ筋肉を鍛える

    整体の目的は、一時的な緩和ではなく「自然に肩こりが起きない体」に導くことです。

    4. 鍼灸(鍼・灸)で肩こりに働きかける方法

    鍼灸は、筋肉の奥深くに直接アプローチできるため、
    整体だけでは届かない深層筋の硬さ・血流の滞りに有効です。

    ◆鍼灸の主な作用

    ①トリガーポイント刺激:痛みの原因点をピンポイントで刺激

    ②血流促進・代謝改善:筋肉内の酸素不足を解消

    ③自律神経の調整:ストレス緩和・睡眠の質向上

    ④灸による温熱効果:冷え・循環不良を改善

    特に、肩甲挙筋や僧帽筋、後頭下筋群などに鍼を行うと、
    首の可動域が広がり、頭の重さが軽く感じるようになります。

    また、最近では**低周波パルス鍼(通電療法)**も人気で、
    鍼に微弱な電気を流して筋肉をやさしく動かすことで、より高いリリース効果が得られます。

    5. 自宅ケア・生活習慣改善で肩こり予防

    整体や鍼灸で整えても、日常の姿勢が悪ければ再発してしまいます。
    以下のセルフケアを意識して、日常生活から予防しましょう。

    ✅ 姿勢チェックポイント

    ・デスクの高さ・椅子の位置を調整する

    ・スマホは目の高さで見る

    ・長時間同じ姿勢を避け、1時間に1回はストレッチ

    💆‍♀️ おすすめセルフケア

    ・肩甲骨をゆっくり回すストレッチ(前後10回)

    ・胸を開く深呼吸を1日数回

    ・入浴で肩を温めて血流改善

    🌙 生活習慣改善

    ・睡眠をしっかりとる(枕の高さを見直す)

    ・栄養バランスを意識(鉄・ビタミンB群・マグネシウム)

    ・軽い運動を取り入れる(ウォーキング・ストレッチ)

    ★肩こりに関する詳細はこちら