スタッフブログ – 立川No.1実績|選ばれる整体・鍼灸院|メディカルジャパン立川 - Page 6
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  • 冬の怪我を防ぐ!アスリートが実践すべき寒さ対策と予防法

    冬はアスリートにとって危険な季節?

    冬のシーズンになると、「体が思うように動かない」「練習中に足をひねった」「滑って転倒した」などの怪我が増える傾向があります。
    これは単なる“偶然”ではなく、冬特有の環境と身体の状態が密接に関係しています。

    気温が低くなると筋肉が硬くなり、関節の動きが制限されやすくなります。
    また、雪や氷による滑りやすい路面、視界不良、装備の不備なども大きなリスク要因です。

    特にアスリートは、年間を通してトレーニングを行うため、
    「冬だから少しだけ注意」ではなく、**“冬専用の怪我予防戦略”**を立てる必要があります。

    この記事では、

    • 冬の怪我が起こりやすい理由

    • よく見られる部位・症状

    • 冬場に実践すべき予防・リカバリー方法
      を、専門的な視点でわかりやすく紹介します。


    1. なぜ冬は怪我が起きやすいのか?冬季特有のメカニズム

    ▶ 筋肉と関節の柔軟性が低下する

    寒さにより筋温(筋肉の温度)が下がると、筋肉の伸び縮みがスムーズにできなくなり、
    肉離れ・捻挫・靭帯損傷などのリスクが上がります。
    また、関節の可動域も狭くなり、瞬発的な動作(ダッシュ・ジャンプ・切り返し)で損傷しやすくなります。


    ▶ 冬特有の環境リスク

    • 雪・氷による滑り

    • 路面の凍結

    • 屋外競技における視界不良

    • 室内外の温度差による血流不安定

    これらの要因が重なり、転倒・打撲・骨折・頭部外傷など、事故型の怪我が多発します。


    ▶ ウォームアップ不足とオーバートレーニング

    寒い中でのトレーニングでは、ウォームアップを短縮しがちです。
    しかし、十分に体を温めずに高強度の練習を行うと、
    筋・腱への負担が大きくなり、怪我だけでなく疲労蓄積によるパフォーマンス低下にもつながります。


    2. 冬に多い怪我の部位・種類とその特徴

    🦵 膝の怪我(ACL損傷・半月板損傷など)

    スキーやサッカーなどで多いのが膝の靭帯損傷です。
    雪上では足が固定されやすく、体の回旋動作で膝にねじれの力が集中します。
    また、冷えによる筋力低下で膝関節を守る力が弱まり、受傷リスクが上昇します。


    🦶 足首・足関節の捻挫・骨折

    滑りやすい地面やアイスバーンでの転倒で発生しやすく、特に**内反捻挫(足首を内側にひねる)**が多発します。
    疲労や靴の摩耗も影響しやすいため、シューズのグリップチェックが予防の第一歩です。


    🧠 頭部・頸部の外傷

    スノーボード・アイスホッケー・自転車トレーニングなどでは、転倒時に頭を打つケースが増えます。
    ヘルメットの着用・フィッティング確認は命を守る基本対策。
    軽度でも「めまい」「頭痛」が続く場合は、脳震盪(のうしんとう)の可能性があるため、医療機関の受診が必要です。


    💪 筋肉・腱の損傷(肉離れ・腱炎など)

    寒さで筋肉の伸縮性が低下している状態で、急にスプリントや方向転換を行うと、
    ハムストリングス(もも裏)やふくらはぎに肉離れが発生しやすくなります。
    ストレッチ不足・前日の疲労残りにも注意が必要です。


    3. アスリートが実践すべき冬の怪我予防策

    ▶ ① ウォームアップで筋温を上げる

    静的ストレッチではなく、**動的ストレッチ(アクティブウォームアップ)**を行いましょう。

    • その場ジャンプ・ランジ・肩回し・スキップなど

    • 心拍数が少し上がる程度まで動く
      これにより筋温を2〜3℃上げることができ、怪我予防効果が高まります。


    ▶ ② 装備と環境を整える

    • ソールの摩耗チェック

    • 滑り止め・グリップ力のあるシューズ

    • 保温インナーで冷えを防ぐ

    • 手袋・ネックウォーマーで血流維持

    また、雪・氷など路面の状態をトレーニング前に確認することも重要です。


    ▶ ③ 栄養・睡眠でリカバリー体制を強化

    寒い時期は代謝が上がり、体がエネルギーを多く消費します。

    • 炭水化物でエネルギー補給

    • タンパク質で筋肉の回復促進

    • ビタミンE・Cで血流と抗酸化をサポート
      睡眠の質も怪我予防の鍵。最低7時間は確保し、疲労の蓄積を防ぎましょう。


    ▶ ④ 冬季のトレーニング量・内容の調整

    オフシーズンの冬は「筋力強化期」としてトレーニング負荷を高めがちです。
    しかし、疲労や関節へのストレスを考慮し、
    週1〜2回は完全休養日を設け、過負荷を防ぐことが長期的なパフォーマンス維持につながります。


    4. 怪我後の復帰・再発防止のために押さえておくべきポイント

    ▶ 怪我直後:応急処置(RICE処置)を徹底

    Rest(安静)/Ice(冷却)/Compression(圧迫)/Elevation(挙上)
    この初期対応が回復スピードを大きく左右します。
    腫れが引かない・痛みが強い場合は無理せず整形外科へ。


    ▶ 復帰時期とリハビリの考え方

    冬季は治癒過程が遅れやすく、再発率も高い傾向があります。

    • 可動域→筋力→バランス→実戦動作の順に段階的復帰

    • 再発予防としてフォーム修正と筋バランスをチェック


    ▶ チーム・トレーナーと連携して再発防止

    一人で判断せず、医師・トレーナー・コーチと情報を共有することが重要です。
    定期的に関節可動域や筋力の左右差をチェックし、弱点部位を見逃さないことが再発予防の基本です。


    5. まとめ:冬の環境を“敵”ではなく“戦略”に変える

    • 冬の怪我は、寒さ・滑り・ウォームアップ不足が主な原因

    • 体温を上げる・装備を整える・休養を取ることで大部分は予防可能

    • 怪我のリスクを減らす=安定したパフォーマンス維持につながる

    冬の環境は厳しいですが、適切に対策を行えばトレーニング効率と安全性はむしろ向上します。
    この冬は「ケガをしない体づくり」をテーマに、次のシーズンへと備えましょう❄️💪

  • 胃下垂を改善!インナーマッスルを鍛えて内臓を引き上げる簡単トレーニング

    痩せているのに「お腹だけ出る」その原因は?

    「食後にお腹がポッコリ出る」
    「姿勢が悪くて胃が重く感じる」
    「痩せているのに下腹だけ出ている」

    こうした悩みの裏には、**“胃下垂(いかすい)”**が隠れている場合があります。

    胃下垂とは、胃を支える筋肉(腹筋群や骨盤底筋)が弱くなり、
    胃が本来の位置より下へ下がってしまう状態です。
    見た目の問題だけでなく、消化不良・倦怠感・便秘・冷えなどの不調にもつながります。

    この記事では、

    • 胃下垂の原因と体のメカニズム

    • 改善に効果的なトレーニングと姿勢ケア

    • 日常でできるセルフケアのポイント
      を、専門的にわかりやすく紹介します。


    1. 胃下垂とは何か?原因と身体の仕組み

    ▶ 胃下垂の基本メカニズム

    胃は、腹壁や腸腰筋・横隔膜・骨盤底筋などによって支えられています。
    これらの筋肉が弱くなると、腹腔内の圧力(=腹圧)が低下し、
    胃を上から支える力がなくなり、重力によって胃が下方へ移動します。


    ▶ なぜ“下がる”のか?主な原因

    1. 筋力低下(インナーマッスルの衰え)
       → 腹横筋・骨盤底筋・腸腰筋が弱まると、内臓を支える力が減少。

    2. 猫背や反り腰などの姿勢不良
       → 胃を支える軸が崩れ、内臓全体が前下方へ落ち込みやすくなる。

    3. 過度なダイエットや食生活の乱れ
       → 栄養不足で筋肉量が減り、胃の位置が安定しにくくなる。


    ▶ 胃下垂が引き起こす症状

    • 食後の膨満感・胃もたれ

    • 便秘・お腹の冷え

    • 姿勢の悪化・腰痛・倦怠感

    • 下腹ぽっこり

    💡 ポイント:
    胃下垂は「筋力・姿勢・腹圧」すべてのバランスが崩れた結果。
    改善には「支える筋肉を鍛える」「姿勢を整える」「呼吸を見直す」ことが鍵になります。


    2. 胃を支える筋肉と姿勢に効く“正しいトレーニング”

    ▶ インナーマッスルを鍛える意味

    腹筋といっても、表面の“シックスパック”ではなく、
    お腹の奥にある腹横筋(ふくおうきん)や骨盤底筋を使うことが大切です。
    これらは「天然のコルセット」と呼ばれ、内臓を持ち上げる力を担っています。


    ▶ 基本トレーニング①:ドローイン(腹横筋を使う呼吸法)

    1. 仰向けになり、膝を立ててリラックス。

    2. 鼻からゆっくり息を吸いながらお腹を膨らませる。

    3. 口から細く長く息を吐きながら、お腹を“背中に押し付けるように凹ませる”。
      → この時、骨盤底筋(下腹の奥)が軽く引き上がるのを感じるのがポイント。

    💡 毎日5回×3セットでもOK。
    呼吸と姿勢の意識を同時に整える効果があります。


    ▶ 基本トレーニング②:プランク(体幹強化)

    1. 肘とつま先で体を支え、体を一直線に保つ。

    2. 腰が落ちないよう注意し、20〜30秒キープ。
      → 慣れてきたら片足を浮かせる・時間を伸ばすなどで負荷を調整。

    💡 **体幹を支える“360度の腹圧”**を意識すると、内臓をしっかり支える感覚が身につきます。


    ▶ 基本トレーニング③:レッグレイズ(下腹部強化)

    1. 仰向けで寝て、脚をそろえてまっすぐ上に上げる。

    2. ゆっくり床ギリギリまで下げ、再び持ち上げる。
      → 腰が反らないよう、お腹に力を入れて行うのがコツ。


    ▶ ヨガ・ストレッチの活用

    • 肩立ちのポーズ(サルヴァンガーサナ):重力に逆らい、胃腸を持ち上げる。

    • 猫のポーズ(マルジャリアーサナ):背骨を動かして内臓を刺激。

    • 骨盤リフト:お尻を上げて下腹を引き上げ、血流を改善。

    💡 ヨガは「内臓のマッサージ+呼吸トレーニング」の要素もあり、初心者にもおすすめ。


    3. 呼吸・腹圧・姿勢を味方につけるセルフケア

    ▶ 横隔膜呼吸で“内臓を上から支える”

    呼吸を深く行うと、横隔膜が上下に動き、内臓を自然にマッサージしてくれます。
    特に腹式呼吸(鼻で吸ってお腹を膨らませ、口で吐く)を続けると、腹圧が高まり胃が引き上がります。

    💡 1日数回、椅子に座ったままでもOK。
    背筋を伸ばして深呼吸を繰り返すだけでも、内臓を支える練習になります。


    ▶ 姿勢を整える

    猫背や反り腰は、胃を前下方へ引っ張ります。
    ・骨盤を立てて座る
    ・背中を壁に沿わせる
    ・スマホを目の高さに上げる
    といった小さな意識の積み重ねで、内臓の位置は安定します。


    ▶ 日常でできる習慣

    • 食後すぐに横にならない

    • 長時間の座りっぱなしを避ける

    • 腹巻きやお湯でお腹を温め、筋肉を冷やさない


    4. よくある誤解・注意点と「これだけでは治らない」ケース

    ▶ 腹筋をたくさんすれば治る?

    表層の腹筋(シットアップ)は逆効果のことも。
    腹筋上部ばかり鍛えると腹圧が下がり、かえって内臓が落ちやすくなります。
    ポイントは「力を入れる」のではなく、「支える力」を鍛えること。


    ▶ サプリ・マッサージだけでは不十分

    消化機能の改善には役立ちますが、根本的な“支える筋力”を取り戻すには、運動+姿勢の意識が欠かせません。


    ▶ 医療機関を受診すべきサイン

    • 食後の強い胃痛・吐き気・極端な体重減少

    • 慢性的な便秘や下痢
      これらがある場合は、整形外科・消化器内科で診察を受けましょう。


    5. まとめ:トレーニングで“支える体”をつくろう

    • 胃下垂は「筋力・姿勢・腹圧のバランス」が崩れた結果。

    • 改善にはインナーマッスル+呼吸+姿勢改善の3本柱が必要。

    • 小さな習慣を続けることで、内臓の位置は少しずつ戻っていきます。

    トレーニングの目的は“鍛える”より“支える”。
    今日から呼吸と姿勢を整えて、軽やかな体の内側を取り戻しましょう🌿

  • エコー評価と治療の活用


    エコーとは?

    エコー(超音波画像診断装置)は、体内の筋肉・腱・靭帯・血管・神経などの状態をリアルタイムで観察できる非侵襲的な医療機器です。放射線被ばくの心配もなく、安全に繰り返し使用できるのが特徴です。

    エコー評価でわかること

    • 筋肉・腱・靱帯の損傷:肉離れ、腱炎、靱帯損傷などの状態を確認
    • 血管の状態:浮腫や血流障害の原因となる血管の狭窄・うっ滞の評価
    • 神経の圧迫部位:しびれや神経痛の原因を視覚的に特定

    エコーの利点とは

    1. 1.リアルタイムでの観察が可能
    2. 2.放射線被爆がないため安全
    3. 3.繰り返し使用できる(経過観察に適する)
    4. 4.可動域を動かしながらの動態評価ができる

    治療への活用

    • 鍼灸や手技療法の安全確認:重要な血管や神経を避けて施術するため、エコーでの事前確認や施術中のガイドが有効です。
    • 痛みの原因を正確に特定:硬結(コリ)や炎症部位を正確に可視化することで、治療のピンポイント化が可能になります。
    • 治療効果の見える化:施術前後での筋肉の動きや炎症の変化を比較することで、効果を客観的に評価できます。

    こんな方におすすめ

    • ・繰り返す捻挫や肉離れでお悩みの方
    • ・しびれや慢性的な痛みが続いている方
    • ・安全な鍼灸治療を希望する方
    • ・治療効果をしっかりと確認したい方

    まとめ

    エコーを活用することで、「どこに問題があるのか」「安全に施術できているか」を可視化し、より的確かつ安心できる治療が可能になります。メディカルジャパンでは、エコーを駆使した質の高い施術で、皆様の健康回復をお手伝いいたします。

  • 足三里 × 血海で整える全身バランス|東洋医学コラム


    🦵 足三里(あしさんり)

    場所

    膝の外側、膝のお皿の下から指4本分ほど下のくぼみ。

    主な作用

    • 胃腸機能の調整
    • 免疫力の向上
    • 疲労回復・むくみ改善
    • 足のだるさ軽減

    ポイント

    古来より「養生のツボ」「長寿のツボ」とされます。
    ストレスや不摂生で落ちた消化機能=体のエンジンを立て直し、全身の巡りを助けます。

    🌸 血海(けっかい)

    場所

    膝の内側、膝のお皿の上縁から指3本分ほど上

    主な作用

    • 血流促進
    • ホルモンバランスの調整
    • 月経痛・不眠の改善
    • 肌トラブルのケア

    ポイント

    名前の通り「血」の巡りに関わる代表ツボ。
    冷え・むくみの軽減に加え、ストレス性の不眠や肌コンディションの乱れにも役立ちます。

    💫 気と血、両方を整える“黄金ペア”

    足三里=気(エネルギー)血海=血(めぐり)を担当。二つを同時にケアすることで、疲労・冷え・ストレス・肌荒れ・自律神経の乱れなど、全身のバランスを根本からサポートします。

    🌱 おうちでできる押し方

    1. タイミング:入浴後など、体が温まっている時がベスト。
    2. 姿勢:椅子に座り、膝を90度前後に曲げてリラックス。
    3. 探し方:まず足三里、つぎに血海の位置を指で確認。
    4. 押し方:指の腹で5〜10秒かけてゆっくり押し、同じ時間で離す。(痛気持ちいい強さ)
    5. 回数:左右それぞれ5回×1〜2セット。呼吸は止めない。
    6. 頻度:毎日または週3〜4回。継続がいちばんのコツ。

    プロのワンポイント:押す前にふくらはぎを軽くさする/足首を回すと、ツボ周囲がゆるみ、体感が上がります。

    ⚠️ 注意点

    • 強い痛み・腫れ・発熱がある部位は避けましょう。
    • 妊娠中・持病治療中の方は、自己判断を避け、専門家に相談を。
    • 皮膚トラブルがある箇所は圧を入れず、周囲からやさしく。

    ※セルフケアは医療行為の代替ではありません。症状が長引く、強まる場合は受診をご検討ください。

  • 自己免疫を高める食事|免疫力を上げる栄養素・食材・生活習慣を専門家が解説

    自己免疫は「食べ方」で育てられる

    風邪をひきやすい、疲れが抜けにくい、肌荒れが続く――
    そんな悩みの背景には、自己免疫の低下が隠れていることがあります。

    自己免疫とは、体内に侵入したウイルスや細菌、または体内で発生した異常細胞を“自分の力で守る仕組み”のこと。
    つまり、免疫力とは「病気にならないための防御システム」です。

    この免疫力を支えているのが、毎日の食事
    何を、どのように食べるかで、免疫の働きは驚くほど変わります。

    この記事では、

    • 免疫力と食事の関係

    • 自己免疫を高める栄養素と食材

    • 今日からできる食事習慣
      を、わかりやすく紹介します🌿


    1. なぜ“免疫力”は食事で変わるのか?

    ▶ 免疫の仕組みと栄養の関係

    人の体には、外敵をブロックする「防御細胞」が無数に存在します。
    中でも、リンパ球や白血球、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、侵入したウイルスを攻撃する主役。
    これらの免疫細胞はすべて「タンパク質」から作られ、働くためにはビタミンやミネラル
    が欠かせません。

    つまり、免疫とは「栄養で動く防衛システム」。
    不足が続けば、体を守る力が下がってしまうのです。


    ▶ 栄養バランスの乱れが免疫を下げる理由

    偏った食事やファストフード中心の生活では、栄養が偏り、腸内環境も悪化します。
    腸は免疫細胞の約7割が集まる場所で、腸内環境=免疫の状態とも言われるほど重要です。

    「お腹の調子が悪い=体が弱っているサイン」。
    まずは腸を整える食事から始めることが、自己免疫アップの第一歩です。


    ▶ 食事+生活リズムが免疫を支える

    免疫細胞は、夜に修復・生成されます。
    どれだけ良い食事をしても、睡眠不足やストレスがあると回復が追いつきません。
    「食事・睡眠・運動」の3本柱を意識しましょう。


    2. 免疫力を高めるために意識したい栄養素&食材

    🥩 タンパク質:免疫細胞の材料

    免疫の“材料”となるのがタンパク質です。
    筋肉だけでなく、白血球や抗体もタンパク質から作られます。

    おすすめ食材:
    鶏むね肉、卵、魚、納豆、豆腐、ヨーグルト

    💡ポイント:
    1日3食で分けて摂取し、毎食たんぱく質を意識することが大切です。


    🥦 ビタミン類(A・C・E):抗酸化で細胞を守る

    体内で発生する“活性酸素”は、免疫細胞の働きを弱めます。
    それを防ぐのが「ビタミンACE(エース)」です。

    • ビタミンA: 皮膚や粘膜を保護(にんじん・かぼちゃ・レバー)

    • ビタミンC: 抗酸化・白血球の働きを助ける(ブロッコリー・キウイ・柑橘類)

    • ビタミンE: 血行促進・細胞の酸化防止(ナッツ類・アボカド・オリーブオイル)


    🍄 ミネラル(亜鉛・鉄・セレン):免疫の補助因子

    • 亜鉛: 免疫細胞を活性化(牡蠣・牛肉・アーモンド)

    • 鉄: 酸素供給をサポート(レバー・ひじき・ほうれん草)

    • セレン: 抗酸化酵素の材料(魚介類・玄米)

    これらは少量でも効果的な“縁の下の力持ち”です。


    🧫 腸内環境を整える:発酵食品&食物繊維

    腸を整えることで免疫の約70%が活性化します。

    • 発酵食品(納豆・味噌・ヨーグルト・ぬか漬け)

    • 水溶性食物繊維(わかめ・ごぼう・オートミール・バナナ)

    これらを毎日の食事に取り入れることで、腸内細菌のバランスが整い、自己免疫が自然に上がります。


    🌿 抗炎症・抗酸化成分(フィトケミカル)

    体のサビを防ぐ“植物の力”。
    ポリフェノール(ブルーベリー・赤ワイン)、カロテノイド(トマト・ニンジン)、イソフラボン(大豆)などが代表です。


    3. 今日からできる「免疫力アップの食事習慣」

    ▶ 朝食を抜かない

    朝食は「免疫スイッチ」を入れるタイミング。
    炭水化物+たんぱく質+野菜をバランス良く摂りましょう。
    (例:ご飯・味噌汁・納豆・卵・果物)


    ▶ 発酵食品を1日1回取り入れる

    ヨーグルト、納豆、味噌汁、キムチなど、毎日続けられる発酵食品を1つでOK。
    継続が腸内環境の安定につながります。


    ▶ 食事のタイミングを整える

    食べる時間を一定にすることで、体内時計が整い、自律神経・免疫のバランスも安定します。
    夜遅くの暴飲暴食は避けましょう。


    4. よくある質問と注意すべき点

    Q1. サプリメントで免疫を上げられますか?
    → 一時的なサポートにはなりますが、基本は食事から。バランスの良い食事を前提に補助的に取り入れましょう。

    Q2. 免疫を上げる食品を“食べ過ぎ”ても大丈夫?
    → ビタミンやミネラルも摂りすぎるとバランスが崩れます。
     「多種類を少しずつ」が理想です。

    Q3. 甘いものやお酒はNG?
    → 過剰摂取は腸内環境を乱し、免疫低下につながります。ほどほどに楽しむ意識でOKです。


    5. まとめ:食事で“整える免疫”を育てよう

    • 自己免疫は「体に備わった防御力」

    • 食事を通じて、栄養・腸内環境・リズムを整えることが最重要

    • 続けるほどに「風邪をひかなくなった」「疲れにくくなった」など、変化を実感できます

    無理な特別食ではなく、バランスと習慣がカギ。
    今日の1食から、あなたの免疫力は確実に変わります🌱