スタッフブログ – 立川No.1実績|選ばれる整体・鍼灸院|メディカルジャパン立川 - Page 7
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  • 腕が上がらない・夜にうずく…それは「五十肩」かも?

    「上着を着ようとしたら肩がズキッと痛い」
    「夜になると肩がうずいて眠れない」

    そんな症状に悩んでいませんか?
    それは五十肩(ごじゅうかた)=肩関節周囲炎かもしれません。

    五十肩は、40〜60代に多く見られる症状で、肩関節の炎症と動きの制限が特徴です。
    日常生活では「髪を結ぶ」「背中に手を回す」「高い所に物を取る」といった動作がつらくなります。

    また、夜になると痛みが強くなる「夜間痛(やかんつう)」が起こるのも特徴的です。
    放っておくと肩が固まってしまい、治るまでに1年以上かかることもあります。

    1. 五十肩の原因 ― なぜ肩が痛くなるのか?

    五十肩は「年齢による老化現象」だけが原因ではありません。
    実際には次のような複数の要因が関係しています。

    🦴① 肩関節まわりの炎症

    肩の関節は、「関節包」と呼ばれる袋のような組織に包まれています。
    この関節包や腱、靭帯に炎症が起きると、肩の動きが悪くなり痛みを引き起こします。

    💺② 長年の姿勢や生活習慣

    デスクワークや家事などで同じ姿勢を続けると、肩甲骨の動きが悪くなり、筋肉が硬直します。
    この状態が続くと、少し動かすだけで関節に負担がかかり、痛みが出やすくなります。

    🩸③ 血流の悪化と代謝低下

    肩まわりの血流が悪いと、炎症物質や疲労物質が溜まりやすくなり、回復が遅れます。
    特に冷え性や運動不足の方は、五十肩が治りにくくなる傾向があります。

    🧠④ 自律神経の乱れ・ストレス

    ストレスや睡眠不足により自律神経が乱れると、筋肉の緊張が強くなり、痛みを感じやすい状態になります。

    2. 動作時の痛みと夜間痛のメカニズム

    🔹 動作時の痛み

    腕を上げたり、後ろに回したりする時にズキッと痛むのは、炎症部位(関節包や腱板)が引き伸ばされるためです。
    特に「服を着る」「洗髪する」「背中に手を回す」動作で痛みを感じやすくなります。

    🔹 夜間痛

    夜になると肩がうずく・眠れない…という人も多いですよね。
    これは、横になると血流が変化し、炎症部分に熱がこもることで痛みが強くなるためです。
    さらに、寝返りが減って一箇所に圧がかかることも原因のひとつです。

    3. 超音波治療と鍼灸によるアプローチ

    五十肩は自然に治ることもありますが、「痛みを我慢して放置する」と回復に時間がかかります。
    超音波治療と鍼灸を組み合わせることで、より効果的に炎症を抑え、可動域を広げていくことができます。

    🔸 超音波治療

    「超音波」とは、耳には聞こえない高周波の音波を利用して体の深部に振動を与える治療法です。

    ・炎症部位の血流を促進し、修復を助ける

    ・痛みをやわらげ、肩の動きをスムーズにする

    ・温熱効果で筋肉を柔らかくする

    特に炎症が落ち着いてきた**慢性期(発症後2〜3か月以降)**には、超音波治療が非常に有効です。

    🔹 鍼灸治療

    鍼灸では、肩関節周囲のツボ(肩髃・肩貞・肩髎など)や、血流・自律神経に関わるツボ(曲池・合谷など)を刺激します。
    これにより、

    ・深部の筋肉の緊張をほぐす

    ・炎症反応を鎮める

    ・自然治癒力を高めて回復を促す

    さらに、鍼灸は「夜間痛」にも効果的。副交感神経の働きを整えることで、眠りやすく、痛みが和らぐ体質へ導きます。

    4. 回復を早める日常ケア

    ♨️ 温めて血流を良くする

    肩を冷やすと血流が滞り、痛みが悪化する場合があります。
    入浴や温熱パッドで肩を温め、血の巡りをよくしましょう。

    🧘‍♀️ 痛みのない範囲で軽いストレッチ

    急に動かすと炎症が悪化します。
    「腕をゆっくり前後に振る」「壁を使って少しずつ上げる」など、痛みの出ない範囲で動かすことが大切です。

    💆‍♂️ 姿勢の改善

    猫背姿勢は肩関節への負担を増やします。
    背中を伸ばし、肩甲骨を軽く寄せる意識を持つだけでも、五十肩の予防になります。

    ★五十肩に関する詳細はこちら

  • 季節の変わり目に注意!寝違えの原因・おきやすい時期・正しい対策と治し方

    朝起きたら「首が痛くて回らない!」「少し動かすだけでズキッとする…」
    そんな経験、誰にでも一度はあるのではないでしょうか。

    これはいわゆる**「寝違え(ねちがえ)」**と呼ばれる状態です。

    寝違えとは、寝ている間に首や肩まわりの筋肉や関節に負担がかかり、筋肉の炎症や神経の圧迫が起きてしまうこと
    実際には「寝ている時に首をひねった」だけでなく、日中の疲労や冷えなどの積み重ねが原因になっているケースも多いです。

    軽い寝違えなら2〜3日で自然に治ることもありますが、
    強い痛みや首の動きが制限される場合、放置すると肩こり・頭痛・背中の痛みにまで広がることもあります。

    1. 寝違えが起きやすい時期・背景

    寝違えは季節や生活リズムの変化によって起こりやすい傾向があります。
    以下のような環境・時期には特に注意が必要です。

    🌡️ 寒暖差の大きい時期(秋〜春)

    気温が下がると筋肉が縮み、血流が悪くなって硬くなるため、寝ている間に筋肉を痛めやすくなります。
    特に、冬の冷え込みや春先・秋口の朝晩の寒暖差がある時期に多く見られます。

    💺 デスクワーク・スマホの時間が長いとき

    長時間の前かがみ姿勢で首や肩の筋肉が常に緊張している状態が続くと、寝ている間に筋肉がリラックスできず、寝違えの原因になります。

    💤 睡眠不足・疲労がたまっている時

    体が回復しきらず、筋肉が硬いまま眠ると、寝返りが少なくなり特定の筋肉に負担が集中してしまいます。

    🛏️ 寝具や枕が合っていないとき

    高さが合わない枕や、沈み込みすぎるマットレスは首を不自然な角度にし、筋肉を引っ張る原因に。
    体に合った寝具環境は、寝違え予防の基本です。

    2. 寝違えの主な原因

    寝違えの原因は「寝方が悪かった」だけではありません。
    根本的には、筋肉の疲労・血流の悪化・姿勢の乱れが関係しています。

    🦴 ① 筋肉の緊張や炎症

    首〜肩甲骨の周りには細かい筋肉が重なり合っています。
    その中の一部(特に斜角筋・僧帽筋・肩甲挙筋など)が過度に引っ張られると、炎症が起きて痛みを感じます。

    🩸 ② 血流の滞り

    冷えや疲労で血流が悪くなると、筋肉へ酸素や栄養が届きにくくなり、こりや痛みの発生リスクが高まります。

    📱 ③ 姿勢の悪さ

    スマホ操作やデスクワークで首が前に出る「ストレートネック姿勢」になると、首や肩の筋肉が常に緊張した状態になります。
    そのまま寝ると筋肉が休めず、寝違えを起こしやすくなります。

    🧊 ④ 冷えによる筋肉の硬直

    エアコンの風や冷気が首や肩に直接当たると、筋肉が縮んで柔軟性を失うため、寝違えの引き金に。

    3. 対策・応急処置

    🚫 寝違えた直後は「冷やす」ことが大切

    発症直後(痛みが強い時期)は、筋肉に炎症がある可能性が高いため、温めずに冷やすのが基本です。
    保冷剤や濡れタオルを使って10分ほど冷やす→20分休むを1〜2回繰り返しましょう。

    🧘‍♀️ 無理に動かさない

    痛みを我慢して首を回そうとすると、炎症が悪化してしまうことがあります。
    痛みがある方向へは動かさず、自然な角度を保ちましょう。

    💊 湿布や鎮痛薬を使う場合

    市販の消炎鎮痛薬(ロキソニン・ボルタレンなど)を一時的に使うのもOKですが、長引く場合は自己判断せず専門家へ相談を。

    ♨️ 2〜3日後、痛みが落ち着いてきたら温める

    冷やす期間を過ぎ、痛みが軽くなってきたら、温タオルや入浴で温めましょう。
    血流が良くなり、筋肉の回復を促します。

    🤸‍♂️ 軽いストレッチ

    温めた後は、首を左右にゆっくり倒すなど、痛みのない範囲での軽い動きが再発予防になります。

    4. 治療法

    寝違えを繰り返す場合や、痛みが数日経っても取れない場合は、
    筋肉の奥に原因がある可能性が高いため、専門的な治療を検討しましょう。

    🩺 整体

    整体では、首や肩の可動域を広げ、姿勢や骨格のバランスを整えることで再発を防ぎます。
    また、背中・肩甲骨・骨盤など全体の歪みを整えることで、首への負担を軽減します。

    🔸 鍼灸治療

    鍼灸は、寝違えのような筋肉の深部炎症や血行不良の改善に効果的です。
    鍼で筋肉の緊張をやわらげ、血流と自律神経のバランスを整えることで、回復を早めます。
    慢性化した寝違え(何度も繰り返すタイプ)にも有効です。

    ⚡ 物理療法(電気治療・温熱療法)

    低周波・温熱機器を用いて筋肉を柔らかくし、痛みを緩和する方法もあります。
    整体や鍼灸と組み合わせるとより効果的です。

    ★寝違えに関する詳細はこちら

  • ぐるぐる?ふわふわ?クラッ?タイプ別にわかる“めまい”の原因とセルフケア

    その「フラッ」とする感覚、放っていませんか?

    「立ち上がるとクラッとする」「天井がぐるぐる回るように感じる」
    そんな“めまい”の経験はありませんか?

    実はめまいにはいくつかの種類があり、原因や対処法がまったく異なります。
    一時的な疲労やストレスが関係することもあれば、耳の平衡器官や脳、血流の異常が関係していることも。

    この記事では、

    • めまいの種類とその特徴

    • それぞれの原因とセルフケア

    • 放置してはいけない危険なサイン
      を、わかりやすく解説します。


    1. なぜ“めまい”が起きるのか?基本的なメカニズム

    ▶ めまいとは何か?

    めまいとは、実際には体が動いていないのに動いているように感じる感覚を指します。
    体のバランスを保つためには、以下の3つの情報が正しく連携する必要があります。

    1. 内耳(平衡感覚)

    2. 目(視覚情報)

    3. 筋肉・関節(体の傾きを感じる感覚)

    これらのどこかが乱れると、脳が混乱し「めまい」を感じるようになります。


    ▶ 主な原因は「耳・脳・自律神経」の3つ

    めまいは大きく分けて以下の原因によって起こります。

    原因領域 主な病態・トラブル例
    内耳の異常 良性発作性頭位めまい症、メニエール病、前庭神経炎など
    脳の異常 脳梗塞、脳出血、小脳疾患など
    自律神経の乱れ ストレス、更年期、睡眠不足、低血圧など

    中には命に関わるケースもあるため、原因を見極めることが最も重要です。


    2. めまいの種類別に知る「出方・原因・特徴」

    🌀 回転性めまい(グルグルタイプ)

    【特徴】
    自分や周囲が回っているように感じるタイプ。
    吐き気や耳鳴り、難聴を伴うことがあります。

    【主な原因】
    内耳の平衡感覚(前庭器官)が過剰に刺激されることで発生。
    例)メニエール病・良性発作性頭位めまい症(BPPV)・前庭神経炎

    【対策】

    • 頭位変換体操(エプリー法など)

    • 安静と十分な睡眠

    • 耳鼻科での診断と平衡リハビリ


    🌫 浮動性(動揺性)めまい(フワフワタイプ)

    【特徴】
    体が浮いている、ゆらゆら揺れているような感覚。
    歩くと不安定で、ふらつきを感じやすい。

    【主な原因】
    自律神経の乱れや、脳の血流不足、ストレスなどが関係。
    例)脳循環障害、自律神経失調症、精神的ストレス

    【対策】

    • 深呼吸・ストレッチで血流改善

    • 栄養バランスのとれた食事

    • リラックス・睡眠環境の見直し


    ⚡ 立ちくらみ(眼前暗黒感タイプ)

    【特徴】
    立ち上がった瞬間にクラッとする、一時的に視界が暗くなる。

    【主な原因】
    急激な血圧低下(起立性低血圧)や、血流の乱れ。
    例)脱水・貧血・自律神経障害など

    【対策】

    • ゆっくり立ち上がる習慣をつける

    • 水分・塩分をしっかり補給

    • 低血圧体質の方は朝の動作をゆっくり行う


    🧠 中枢性めまい(脳が関係するタイプ)

    【特徴】
    体が傾くような感じ、手足のしびれ・ろれつが回らないなどを伴う。

    【主な原因】
    脳幹・小脳などの障害によるバランス異常。
    例)脳梗塞、脳腫瘍、多発性硬化症

    【注意】
    このタイプは緊急性が高く、早急な医療機関受診が必要です。


    3. めまいの種類ごとの対策・セルフケア

    ▶ ① 内耳由来(回転性めまい)のケア

    • 急に動かず、首の位置を安定させる

    • 耳鼻科で正しい姿勢法(頭位変換)を指導してもらう

    • 塩分・カフェインを控え、内耳の水分バランスを整える


    ▶ ② 自律神経・血流由来(浮動性・立ちくらみ)

    • 朝晩の深呼吸・ストレッチ

    • 38〜40℃のぬるめ入浴で副交感神経を高める

    • 規則正しい生活・食事リズムを意識する


    ▶ ③ 体質改善・予防法(共通)

    • 睡眠リズムを整える

    • 水分を1日1.5〜2L摂る

    • ストレスをためないリラックスタイムを持つ

    💡 めまいは「体のサイン」
    繰り返す場合は、無理せず専門家に相談しましょう。


    4. 放っておけない「危険なめまい」のサイン

    次のような症状を伴う場合は、すぐに医療機関を受診してください。

    🚨【要注意症状】

    • めまい+手足のしびれ

    • めまい+強い頭痛・吐き気

    • めまい+耳鳴り・難聴

    • 意識が遠のく/言葉が出にくい

    こうした場合は、脳や血管に関わる病気の可能性があるため、救急対応が必要です。


    5. まとめ:めまいの種類を知ることが、正しいケアの第一歩

    • めまいには「回転性」「浮動性」「立ちくらみ」など複数のタイプがある

    • 原因によって対処法が異なるため、まずは自分のタイプを知る

    • 自律神経を整え、血流を改善する生活習慣が大切

    • 繰り返す・強い症状があるときは、早めに医師へ

    めまいは、体の「バランスセンサー」からのSOS。
    焦らず、体の声を聞きながら正しくケアしていきましょう🌿

  • お尻の奥がズキッ、ももうらがピリッ——それ坐骨神経痛かも?

    「お尻の奥がズキッと痛い」「ももうらが引っ張られるようにしびれる」
    そんな症状を感じたことはありませんか?

    それはもしかすると**坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)**かもしれません。

    坐骨神経痛とは、腰から足先まで伸びている「坐骨神経」が何らかの原因で圧迫・刺激されることで、
    お尻(臀部)やももうらに痛みやしびれ、つっぱり感が出る症状のことをいいます。

    最初は「疲れかな?」と感じる程度でも、放置すると次第に歩くのがつらい・長く座れない・夜眠れないといった生活への影響が出てしまうことも。

    薬や湿布で一時的に良くなっても、原因が解消されなければ再発を繰り返すケースが多いため、早めの対処が大切です。

    1. “臀部~ももうら”に痛みが出るメカニズム

    坐骨神経は、腰の下(腰椎・仙骨)から出て、お尻の筋肉の奥(特に梨状筋)を通り、ももうら・ふくらはぎ・足の先まで伸びています。
    人体の中で最も太く長い神経で、このルートのどこかで圧迫や炎症が起きると痛みが出る仕組みです。

    特に多いのが「お尻の深い筋肉(梨状筋)による圧迫」。
    デスクワークや長時間の運転などで同じ姿勢が続くと、梨状筋がこわばって坐骨神経を締めつけてしまいます。
    これを「梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)」と呼びます。

    その結果、

    ・お尻の奥がズキズキ痛む

    ・太ももの裏(ももうら)にしびれが走る

    ・足を動かすと電気が走るような痛み
    といった症状が現れます。

    このように、「神経が悪い」というよりも、筋肉の緊張や血流の滞りが引き金になっているケースがとても多いのです。

    2. 原因

    坐骨神経痛の原因は人それぞれですが、主な原因を分かりやすく整理すると次の通りです。

    🦵① 筋肉のコリ・トリガーポイント(梨状筋・中臀筋)

    お尻の深層にある梨状筋・中臀筋・小臀筋は、坐骨神経に近く、コリが強くなると直接圧迫を起こします。
    いわゆる「トリガーポイント」と呼ばれる硬いしこりができると、ももうらやふくらはぎにまで痛みが放散します。

    💺② 長時間の座位・運転・冷え

    長く座りっぱなしの姿勢は、お尻の血流を悪化させ、筋肉を硬くします。
    また、冷房などでお尻や脚が冷えると、筋肉が収縮して神経を圧迫しやすくなります。

    🩻③ 腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症などの腰の問題

    腰の骨(椎間板や関節)が神経を圧迫して起こるケースもあります。
    特に腰の痛みと同時に足のしびれが強い場合は、このタイプの可能性もあります。

    🚶④ 姿勢・骨盤の歪み

    骨盤が後ろに傾いた姿勢や猫背は、お尻の筋肉に常に負担をかけます。
    その結果、筋肉が緊張しやすく、神経が圧迫される土台ができてしまいます。

    🧠⑤ ストレスや自律神経の乱れ

    ストレスや緊張が続くと、自律神経が乱れ、筋肉が無意識に固くなります。
    こうした**「心身の緊張」も坐骨神経痛を悪化させる原因**です。

    3. 整体・鍼灸による“根本改善”アプローチ

    坐骨神経痛を根本から改善するには、「神経を圧迫している筋肉・姿勢・血流」を整えることがポイントです。
    整体や鍼灸はそのどちらにもアプローチできる治療法です。

    🔹 整体:姿勢と骨盤バランスを整える

    整体では、まず骨盤のゆがみや関節の動きをチェックします。
    ゆがんだ骨盤を正しい位置に戻すことで、神経の通り道が広がり、筋肉の過緊張が自然にゆるみます。

    ・骨盤の調整

    ・股関節の可動域改善

    ・腰・お尻の筋膜リリース

    これらを行うことで、神経への圧迫を減らし、再発しにくい身体づくりをサポートします。

    🔸 鍼灸:筋肉・神経・血流のバランスを整える

    鍼灸では、坐骨神経の通り道に沿って緊張した筋肉やトリガーポイントを直接ゆるめることができます。
    また、鍼の刺激は血流を促進し、炎症を鎮め、自律神経のバランスを整えます。

    主に使われるツボは:

    ・承扶(しょうふ):お尻の奥の深い痛みに

    ・殷門(いんもん):ももうらのしびれに

    ・委中(いちゅう):足全体の緊張をやわらげる

    ・環跳(かんちょう):臀部の血流改善に

    痛みが強い場合でも、深部の筋肉に直接アプローチできるのが鍼灸の強みです。
    継続的に受けることで、神経の通りがスムーズになり、体が温まりやすくなります。

    4. 自宅でできるセルフケア・生活習慣改善

    整体や鍼灸を受けながら、日常生活でも少しの工夫で改善を早めることができます。

    🧘‍♀️ ストレッチ

    お尻(梨状筋)をゆるめるストレッチを習慣にしましょう。
    仰向けで片脚をもう一方の太ももに乗せ、膝を抱えるように引き寄せると、お尻の深い筋肉が伸びます。

    ♨️ 温める

    冷えると痛みが強くなるので、腰やお尻を温める習慣を。
    入浴やカイロ、温熱シートを上手に活用してください。

    🚶‍♂️ こまめに動く

    長時間座りっぱなしを避け、1時間に1回は立って伸びをしましょう。
    筋肉がこわばる前に動かすことが予防につながります。

    🪑 姿勢を整える

    骨盤が後ろに傾かないよう、背もたれに深く座らず、坐骨で座る意識を。
    クッションを活用するのもおすすめです。

    ★坐骨神経痛に関する詳細はこちら

  • ❄️ 寒暖差疲労って何?秋から冬にかけての体調変化に注意

    最近、なんとなくだるく感じていませんか?

    朝晩は冷えるのに、日中はポカポカ。
    室内は暖かいのに、外に出ると冷たい風――🍃

    秋から冬にかけては、1日の気温差が大きく、体がその変化に対応しようとフル回転します。
    この時期に「なんだか疲れやすい」「頭が重い」「肩がこる」などの症状が増えるのは、
    実は“寒暖差疲労”と呼ばれる状態が関係しています。

    この記事では、

    • 寒暖差疲労とは何か?

    • なぜ秋から冬にかけて起こるのか?

    • 自分でできるセルフケアと予防法
      を、専門的にかみ砕いて解説します。
      季節の変わり目を快適に乗り切るためのヒントを一緒に見ていきましょう🍂


    1. なぜ寒暖差で体調を崩すのか?原因とメカニズム

    ▶ 寒暖差疲労とは?

    「寒暖差疲労」とは、気温の急な変化に体がついていけず、自律神経が疲れてしまう状態を指します。

    本来、私たちの体は外気温に合わせて体温を一定に保つようにできています。
    暑ければ汗をかき、寒ければ血管を収縮させて熱を逃がさないようにします。
    しかし、1日の気温差が7℃以上ある日が続くと、体温調節を担う**自律神経(交感神経と副交感神経)**が過剰に働き、バランスが乱れてしまうのです。


    ▶ 自律神経と血流の関係

    自律神経は、血管の拡張・収縮をコントロールしています。
    寒暖差でこの働きが乱れると、

    • 手足の冷え

    • 血流低下による肩こり・頭痛

    • 倦怠感・眠気

    • 胃腸の不調
      といった症状が現れます。

    つまり、寒暖差疲労の正体は「自律神経の疲れ」+「血流の滞り」。
    放っておくと慢性化し、冬に入ってから風邪をひきやすくなったり、免疫力が落ちたりします。


    ▶ 季節・環境要因による負担

    秋から冬にかけては、以下のような“気温変化ストレス”が重なります。

    • 朝晩と昼間の寒暖差(10℃前後の日も)

    • 暖房と外気の温度差(室内外で10℃以上)

    • 気圧の変動(天気の変化)

    これらが重なることで、体温調節機能がフル稼働。
    結果として、体のエネルギーが消耗しやすくなるのです。


    2. 寒暖差で起きる典型的な症状とセルフチェックポイント

    ▶ よくある身体のサイン

    寒暖差疲労の症状は、一見「風邪かな?」と思うほど多彩です。

    • 体のだるさ・倦怠感

    • 頭痛・肩こり・首のこり

    • めまい・耳鳴り

    • 手足の冷え・むくみ

    • 胃の不調・食欲不振

    • 寝ても疲れが取れない

    これらはすべて、血流の乱れと自律神経の不調が原因です。


    ▶ 精神的なサインにも注目

    寒暖差疲労は、体だけでなく“心の疲れ”にも影響します。
    交感神経(活動モード)が優位になりすぎると、

    • イライラしやすい

    • 集中力が落ちる

    • 夜に眠れない
      といったストレス反応が出ることもあります。


    ▶ セルフチェックリスト ✅

    あなたはいくつ当てはまりますか?

    チェック項目
    朝起きても疲れが取れない
    天気や気温の変化で頭痛が起きやすい
    手足が冷えやすい・むくみやすい
    最近イライラする・眠りが浅い
    食欲がない・お腹の調子が悪い

    ☑が3つ以上なら、寒暖差疲労のサインが出ている可能性があります。
    早めにケアを始めましょう。


    3. 寒暖差疲労を予防・軽減するための生活習慣ケア

    ▶ ① 服装と環境を調整する

    • 重ね着で温度調整しやすくする(薄手のカーディガンやマフラーを活用)

    • エアコンの設定温度差は5℃以内が理想

    • 足元を冷やさない(靴下・レッグウォーマーで保温)

    小さな温度差が、自律神経への負担を減らすカギです。


    ▶ ② 血流を整える:運動・入浴・ストレッチ

    • 朝や仕事中に深呼吸+肩回しを取り入れる

    • ぬるめ(38〜40℃)のお風呂にゆっくり浸かる

    • 就寝前に首・ふくらはぎを軽く伸ばす

    血流を促すことで、自律神経の働きも自然と整います。


    ▶ ③ 食事と睡眠で「内側の温度」を安定させる

    • 温かいスープ・根菜類・たんぱく質を摂る

    • コーヒー・冷たい飲み物の摂りすぎに注意

    • 睡眠時間を7時間以上確保

    体を冷やさず、代謝を落とさないことが寒暖差疲労の予防に直結します。


    4. 専門家が教える“ひどくなる前にできるケア”と受診の目安

    • 体調不良が1週間以上続く

    • 胸のドキドキや呼吸の浅さを感じる

    • めまい・強い頭痛・しびれを伴う

    こうした場合は、自律神経失調症や低血圧などの可能性もあります。
    早めに内科や整形外科、鍼灸院などで体のバランスをチェックしてもらいましょう。

    鍼灸や整体では、首・背中・自律神経を整える施術で血流を改善し、
    「寒暖差疲労」の根本的な回復をサポートできます。


    5. まとめ:寒暖差疲労は“気づいた時にケアする”のが一番の予防

    • 寒暖差疲労は「自律神経の疲れ」から起こる

    • 日常の温度差・ストレス・冷えが引き金になる

    • 小さな工夫(服装・入浴・呼吸・睡眠)で十分に予防できる

    寒さが増すこれからの季節こそ、自分の体と向き合うチャンスです。
    「なんとなくだるい」を放置せず、**早めのケアで“巡る体”を取り戻しましょう❄️🌿