スタッフブログ – 立川No.1実績|選ばれる整体・鍼灸院|メディカルジャパン立川 - Page 7
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  • 「第2の心臓」を守る!転倒・寝たきりを防ぐ医療的フットケアの重要性

    なぜ今「フットケア」が重要視されるのか?3つの医学的理由

    フットケアとは、単に爪をきれいに整える美容目的だけではありません。医学的には**「身体機能を維持し、健康寿命を延ばすための治療・予防」**と位置づけられています。その理由は主に3つあります。

    1. 「第2の心臓」ポンプ機能の維持と血流改善

    心臓から送り出された血液は、重力に従って下半身に溜まりやすくなります。これを再び心臓へ押し戻す役割をしているのが、ふくらはぎや足裏の筋肉です。これが「第2の心臓」と呼ばれる所以です。

    足のケア(マッサージやストレッチ、正しい爪切りによる歩行)を怠り、足裏の筋肉が硬くなったり正しく使えなくなったりすると、このポンプ機能が低下します。その結果、足の冷え・むくみだけでなく、全身の血液循環が悪くなり、心臓への負担も増えてしまうのです。

    2. 転倒・骨折の予防(身体バランスの安定)

    足の裏には、地面の傾きや硬さを感知するセンサー(メカノレセプター)がたくさん集まっています。

    もし、タコやウオノメの痛みで足をかばって歩いたり、爪が伸びすぎて足指に力が入らなかったりすると、このセンサーが鈍くなります。 その結果、バランス感覚が崩れ、**「何もないところでつまずく」「転倒して骨折する」**といったリスクが急激に高まります。特に高齢の方にとって、フットケアは寝たきりを防ぐ命綱とも言えます。

    3. 重篤な病変の早期発見(糖尿病・動脈硬化)

    足は、内臓の病気のサインが最も現れやすい場所の一つです。

    特に注意が必要なのが**「糖尿病」「閉塞性動脈硬化症」**です。これらの病気が進行すると、足の感覚が鈍くなり、小さな傷に気づかず放置してしまいがちです。最悪の場合、そこから細菌が入って足が壊死(えそ)してしまうこともあります。 日頃から足を観察しケアすることは、こうした重大なトラブルを未然に防ぐことにつながります。


    放置すると怖い!代表的な足のトラブルとリスク

    「たかが爪、たかが皮膚」と侮ってはいけません。よくあるトラブルも、身体全体のバランスを崩す原因になります。

    爪のトラブル(巻き爪・肥厚爪)

    • 巻き爪(まきづめ): 爪の端が皮膚に食い込む状態。激しい痛みから「足を地面につけたくない」という心理が働き、姿勢が歪み、膝痛や腰痛を引き起こします。

    • 肥厚爪(ひこうそう): 爪が分厚くなる状態。普通の爪切りでは切れなくなり、靴に当たって痛むほか、転倒の原因になります。

    皮膚のトラブル(タコ・ウオノメ・乾燥)

    タコやウオノメは、単に皮膚が硬くなっただけではありません。「歩き方が悪い」「靴が合っていない」という身体からのSOSです。 また、かかとのひび割れ(乾燥)を放置すると、そこから菌が入り込み、足全体が赤く腫れ上がる**蜂窩織炎(ほうかしきえん)**などの感染症を引き起こすことがあります。

    足の変形(外反母趾・偏平足)

    足のアーチ構造(土踏まずなど)が崩れると、地面からの衝撃を吸収できなくなります。その衝撃はダイレクトに膝や腰へ伝わり、慢性的な関節痛の原因となります。


    今日からできる!正しいセルフフットケア「3つの基本」

    トラブルを防ぐために、ご自宅で意識していただきたいのは以下の3点です。

    1. 「観察」こそ最大のケア

    毎日お風呂上がりなど決まった時間に、自分の足を「見る」習慣をつけましょう。

    • チェックポイント: 皮膚の色は悪くないか? 傷はないか? 指の間がふやけていないか?

    • ポイント: 目が悪くて見えにくい方や、体が硬くて足裏が見えない方は、床に鏡を置いてチェックしたり、ご家族に見てもらうようにしましょう。

    2. 「清潔」と「保湿」

    • 清潔: 足の指の間は汚れが溜まりやすく、水虫菌(白癬菌)の温床になります。石鹸で丁寧に洗い、お風呂上がりは水分をしっかり拭き取りましょう。

    • 保湿: 足裏には皮脂腺がないため、非常に乾燥しやすい場所です。クリームを塗り、皮膚のバリア機能を保ちましょう(※指の間は蒸れやすいのでクリームは塗らないのがコツです)。

    3. 正しい「爪切り」のルール

    爪の切り方一つで、巻き爪のリスクは大きく変わります。

    • 基本は「スクエアオフ」: 爪の先端を真横に真っ直ぐ切り、角を少しヤスリで丸める形が理想です。

    • 深爪はNG: 白い部分を全部切ろうとせず、指の肉と同じくらいの長さを残しましょう。


    メディカルジャパン流・全身を整えるフットケア&リハビリ

    セルフケアでは対応しきれない痛みや変形、あるいは「自分でのケアが難しい」と感じる場合は、プロの手を頼ってください。 私たちメディカルジャパンでは、単なる足のマッサージにとどまらない、医療・リハビリ視点でのトータルケアを提供しています。

    鍼灸・マッサージによる循環・神経アプローチ

    硬くなった足裏やふくらはぎの筋肉を、マッサージや鍼灸治療で緩めます。 東洋医学には足に多くの重要なツボ(湧泉、三陰交など)があります。これらを刺激することで、足だけでなく自律神経を整え、内臓の働きを活性化させます。「足のケアをしたら、夜ぐっすり眠れるようになった」という患者様も多くいらっしゃいます。

    リハビリ視点での歩行・姿勢改善

    足のトラブルの根本原因は「歩き方」や「姿勢」にあることが多いです。 タコやウオノメを削るだけでなく、**「なぜそこにタコができるのか?」**を分析し、正しい重心のかけ方や歩行指導、インソールのアドバイスなど、再発を防ぐためのリハビリテーションを行います。

    プロに任せるべきサイン

    以下のような場合は、無理に自分で触らずにご相談ください。

    • 爪が分厚くて自分で切れない

    • ウオノメが痛くて歩くのが辛い

    • 糖尿病の診断を受けている(感覚が鈍くなっているため、怪我のリスクが高いです)


    まとめ

    フットケアは、美容のためだけに行うものではありません。**「一生自分の足で歩き続ける」**ための、最も基本的で重要な投資です。

    足元の不安は、そのまま全身の健康への不安につながります。 「最近、よくつまづく」「足が冷えて眠れない」「爪が切りにくい」など、少しでも気になることがあれば、私たちメディカルジャパンへお気軽にご相談ください。

    あなたの足を、「一生の相棒」として大切にするお手伝いをさせていただきます。

  • 【めまい・ふらつき】病院で治らない原因は首?鍼灸治療の効果と自律神経の関係

    1. あなたのめまいはどのタイプ?症状別チェック

    「めまい」と一言で言っても、その感じ方や原因は人それぞれ異なります。まずはあなたの症状がどのタイプに当てはまるか、チェックしてみましょう。

    ① 回転性めまい(グルグル目が回る)

    • 症状: 天井や壁がグルグル回っているように感じる、自分自身が回っている感じがする。

    • 特徴: 吐き気や嘔吐を伴うことが多く、突然発症します。

    • 疑われる原因: 耳(内耳)のトラブルが多いです。

      • 良性発作性頭位めまい症(BPPV): 寝返りや頭を動かした時に起きる。

      • メニエール病: 耳鳴りや難聴を伴い、発作を繰り返す。

    ② 浮動性めまい(フワフワ・ゆらゆらする)

    • 症状: 雲の上を歩いているようなフワフワ感、体が宙に浮いているような感覚、真っ直ぐ歩けない。

    • 特徴: 激しい回転ではなく、一日中船に乗っているような不快感が続きます。

    • 疑われる原因: 自律神経の乱れ、首・肩こり、眼精疲労などが深く関わっており、鍼灸治療が最も得意とするタイプです。

    ③ 立ちくらみ・失神性めまい(クラッとする)

    • 症状: 立ち上がった瞬間に目の前が暗くなる(ブラックアウト)、血の気が引く。

    • 特徴: 低血圧や貧血気味の方に多く見られます。

    • 疑われる原因: 起立性低血圧、貧血、自律神経失調症など。

    2. なぜめまいが起きるのか?西洋医学と東洋医学の視点

    「病院でMRIやCTを撮ったけれど『異常なし』と言われた」 「ストレスでしょう、と言われて薬を出されただけ」

    めまいで悩む方の多くが、このような経験をされています。なぜ病院では原因が見つからないのでしょうか?

    西洋医学(病院)の視点

    病院では主に**「画像や数値に現れる異常」**を探します。

    • 耳の異常: 三半規管や耳石のズレ、内耳のむくみ。

    • 脳の異常: 腫瘍や血管の詰まり。

    これらに異常がない場合、西洋医学的には「原因不明」や「自律神経失調症」という診断になり、抗めまい薬や安定剤による対症療法が中心となります。

    東洋医学(鍼灸)の視点

    東洋医学では、画像には映らない**「身体の機能的なバランス」**を診ます。特に以下の3つをめまいの原因と考えます。

    ① 「首こり」による血流障害(頚性めまい)

    これが最も多い原因です。内耳や脳に栄養を送る血管(椎骨動脈)は、首の骨と筋肉の間を通っています。スマホやデスクワークで首の筋肉がガチガチに固まると、ホースを踏んで水を止めるように、脳や耳への血流が悪くなり、めまいを引き起こします。

    ② 「水毒(すいどく)」による内耳のむくみ

    体内の水分代謝が悪く、体に余分な水が溜まっている状態です。内耳が水ぶくれ状態になり、平衡感覚が正常に働かなくなります。雨の日や台風の日にめまいが悪化するタイプです。

    ③ 「肝(かん)」の高ぶり

    ストレスやイライラが続くと、気が頭にのぼって熱を持ちます(頭熱足寒)。この熱が平衡感覚を狂わせ、フワフワしためまいやふらつきを生じさせます。

    3. 薬で治らないめまいに「鍼灸」が効く理由

    病院の薬(循環改善薬やビタミン剤)を飲んでも良くならない場合、それは薬の効果が**「患部(耳や脳)まで届いていない」**からかもしれません。

    鍼灸治療には、薬にはできない物理的なアプローチが可能です。

    理由①:首の深層筋を緩めて「血の通り道」を開く

    首の深い部分にある筋肉(後頭下筋群など)は、マッサージや指圧では届きにくい場所です。 鍼(はり)は体の奥にある筋肉に直接アプローチできるため、血管を締め付けている筋肉の緊張をピンポイントで緩めることができます。 その結果、遮断されていた血流が再開し、酸欠状態だった内耳や脳に酸素が届くようになります。

    理由②:自律神経を強制的にリラックスモードへ

    めまいが続くと、「また倒れるかもしれない」という不安から交感神経(興奮の神経)が常に張り詰めた状態になります。これでは血管が収縮し、治るものも治りません。 鍼灸刺激は、自律神経のスイッチを**「副交感神経(リラックス)」に切り替える効果**があることが科学的にも証明されています。過敏になった神経を鎮めることで、平衡感覚の誤作動をリセットします。

    理由③:全身の水分代謝を促進

    お灸や鍼で手足のツボを刺激し、全身の巡りを良くすることで、内耳に溜まった余分な水分(むくみ)を排出させます。これは東洋医学ならではの「根本治療」です。

    4. 自宅でできる!めまい改善セルフケア

    治療院に通う時間がない時や、急なめまいに備えて、自宅でできるケアを知っておきましょう。

    ① めまいに効く「ツボ」押し

    痛気持ちいい強さで、ゆっくり5秒押して5秒離す、を繰り返してください。

    • 翳風(えいふう): 耳たぶの裏側にある、骨とあごの間のくぼみ。耳の血流を良くする特効穴です。

    • 太衝(たいしょう): 足の親指と人差指の骨が交わる場所(足の甲)。のぼせた気を下げ、ストレス性のめまいを落ち着かせます。

    ② 首を冷やさない

    首の冷えは筋肉を固くし、めまいを悪化させます。夏場でもストールを巻く、冬はネックウォーマーをするなど、常に首周りを温めるようにしましょう。ホットタオルで首の後ろを温めるのも非常に効果的です。

    ③ 水分の摂り方に注意

    「水をたくさん飲むと健康に良い」と言われますが、めまい持ちの方(特に水毒タイプ)が水を飲みすぎると、かえってむくみを悪化させることがあります。 ガブ飲みは避け、**「喉が渇いたら、温かい飲み物を一口ずつ」**飲むように意識してください。

    めまいは「これ以上無理をしないで」という体からのSOSです。 薬だけで症状を抑え込むのではなく、鍼灸治療で血流と自律神経を整え、めまいが起きない身体作りを始めませんか?

  • 【プロ解説】ぎっくり腰は冷やす?温める?直後の対処法と楽な寝方

    1. イントロダクション

    「うっ…!腰が動かない…」 「ただクシャミをしただけなのに、激痛が走った」

    魔女の一撃とも呼ばれる、突然の激痛「ぎっくり腰」。 特に今は12月下旬。大掃除での無理な姿勢、帰省の長距離運転、そしてこの寒さ…この時期は一年で最もぎっくり腰が増える**「魔のシーズン」**でもあります。

    「明日も仕事があるのにどうしよう」 「年末年始、寝たきりなんて嫌だ」

    そんな不安を抱えているあなたへ。 ぎっくり腰は、**発症してからの「最初の48時間の過ごし方」**で、その後の治りの早さが劇的に変わります。

    この記事では、治療のプロが教える「痛めた直後の正しい対処法(冷やすか?温めるか?)」から、一番楽な寝方、再発を防ぐためのケアまでを分かりやすく解説します。自己流で悪化させる前に、まずはこの記事の通りに対処してください。


    2. ぎっくり腰になった直後!やってはいけないこと・やるべきこと(緊急対応)

    今まさに痛い時、一番迷うのが「お風呂に入っていいの?」「どうやって寝ればいいの?」ということでしょう。ここが運命の分かれ道です。

    【最重要】冷やす(アイシング)か?温めるか?の正解

    結論から言います。発症直後(痛めた当日〜2日目)は、絶対に「冷やして」ください。

    ぎっくり腰の直後は、腰の筋肉や靭帯が裂けて、体の中で「火事(炎症)」が起きている状態です。火事の時に油(熱)を注いではいけません。

    • NG行動: お風呂にゆっくり浸かる、カイロで温める、マッサージをする。これらは血流を良くしてしまい、炎症を広げ、痛みを悪化させます。

    • OK行動: 氷嚢(ひょうのう)や保冷剤をタオルで巻き、患部を10分〜15分ほど冷やす(アイシング)。これを1日数回繰り返してください。

    ※湿布を貼るなら、スーッとする「冷感湿布」を選びましょう。

    一番楽な「寝方」と姿勢

    仰向けで足を伸ばして寝ると、腰の筋肉が引っ張られて激痛が走ります。腰の負担をゼロにする姿勢をとりましょう。

    • 横向き寝: 膝を曲げて背中を丸める、エビのような姿勢が一番楽です。膝の間にクッションを挟むとさらに安定します。

    • 仰向け寝: どうしても仰向けが良い場合は、膝の下にクッションや丸めた座布団を入れて、膝を立てた状態にしてください。腰の反りが緩和され、痛みが和らぎます。

    • 起き上がり方: いきなり起き上がらず、一度横向きになってから、手をついてゆっくり身体を起こしましょう。

    無理に動かす?安静にする?

    痛みが激しい当日と翌日は、無理せず安静にしてください。 ただし、「3日以上の完全な寝たきり」は逆効果です。筋力が落ちて回復が遅れるというデータがあります。トイレに行く、食事をするなど、痛み止めを飲んででも「動ける範囲で少しずつ動く」ことが、早期回復への近道です。


    3. なぜ突然グキッとくるの?ぎっくり腰の本当の原因

    「重い物を持ったわけでもないのに、なぜ?」と不思議に思う方も多いですが、ぎっくり腰には明確な理由があります。

    きっかけは些細な動作(くしゃみ・洗顔)

    実は、重い物を持ち上げた時よりも、「顔を洗おうと前かがみになった時」「落ちたペンを拾おうとした時」「クシャミをした瞬間」といった、日常の些細な動作で発症するケースが大半です。

    正体は「筋肉・筋膜の損傷」と「関節の捻挫」

    腰の中で何が起きているかというと、筋肉の繊維がブチッと切れている(肉離れ)、または背骨の関節がガクッとズレている(捻挫)状態です。だからこそ、強い痛みが出るのです。

    最大の原因は「蓄積疲労」と「身体の歪み」

    ぎっくり腰は、突然起きる事故ではありません。**「コップの水が溢れた状態」**とイメージしてください。 日々のデスクワークや姿勢の悪さ、冬の寒さによる血流不足で、腰の筋肉には疲労という「水」が溜まっていきます。それが限界ギリギリの時に、ふとした動作が最後の一滴となり、溢れ出して(発症して)しまうのです。


    4. 病院に行くべき?危険なぎっくり腰のサイン(レッドフラッグ)

    基本的には安静とケアで治りますが、中には「ただの腰痛ではない」危険なケースがあります。以下の症状がある場合は、すぐに整形外科などの医療機関を受診してください。

    • 足にしびれ・麻痺がある: お尻から足にかけて電気が走るような痛みや、力が入らない場合は、重度のヘルニアや神経障害の可能性があります。

    • 安静にしていても痛みが治まらない: どんな姿勢でも痛い、夜も眠れない痛みは、内臓の病気(結石や大動脈解離など)や感染症の疑いがあります。

    • 発熱や冷や汗を伴う場合: 通常のぎっくり腰で高熱が出ることはありません。


    5. 早期回復のために!時期別リハビリと過ごし方

    「いつから仕事に行ける?」「いつからお風呂に入っていい?」という目安をお伝えします。

    発症1〜2日目(炎症期):安静とアイシング

    この期間は「冷やす」「安静」が鉄則です。 痛みが強い時はコルセットを巻いて生活しましょう。腰が固定されて動けるようになります。ただし、寝ている時は血流が悪くなるので外してください。

    発症3日目以降(回復期):少しずつ温めて動かす

    ズキズキした痛みが引いて、鈍い痛みに変わってきたら「回復期」です。 ここからは対応を真逆に変えます。**「温める」**ことが重要です。

    • お風呂(湯船)に浸かってOKです。血流を良くして、傷ついた組織を治す栄養を届けましょう。

    • 痛くない範囲でストレッチをして、固まった筋肉をほぐしていきます。

    全治までの期間目安

    軽度であれば2〜3日、通常は1週間〜2週間で痛みが引いていきます。 ただし、痛みが消えた=完治ではありません。傷ついた筋肉はまだ弱っています。


    6. もう二度と繰り返さない!再発防止と根本治療

    ぎっくり腰の怖いところは、「一度なるとクセになる」と言われることです。 これは、筋肉が硬いまま治ったり、身体の歪みが残ったまま生活に戻るためです。

    インナーマッスル(天然のコルセット)の強化

    腰を守るのは、お腹の奥にある「腹横筋(ふくおうきん)」などのインナーマッスルです。ここを鍛えることで、自前のコルセットを身につけることができ、再発率は大幅に下がります。

    股関節と肩甲骨の柔軟性

    腰痛の人の多くは、股関節と肩甲骨がガチガチです。ここが動かない分、腰が無理に動かされて負担がかかります。腰以外の関節を柔らかくすることが、腰を守ることにつながります。

    プロによる「骨格矯正」と「メンテナンス」の重要性

    「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、痛みが引くとケアを辞めてしまう人が多いですが、それではまた来年も繰り返します。 骨盤のズレや身体の歪みをプロの手で整え、「コップの水(疲労)」が溜まりにくい身体を作ることが、唯一の根本解決策です。


    7. まとめ

    ぎっくり腰になってしまったら、まずは焦らず、正しい順序で対処しましょう。

    1. 直後(〜2日目)は、お風呂NG。「冷やして」安静にする。

    2. 寝る時は「横向き」で膝を曲げる。

    3. 3日目以降は、「温めて」少しずつ動かす。

    この手順を守るだけで、回復のスピードは格段に上がります。

    そして、「早く治したい」「年末年始で病院がやっていない」とお困りの方は、ぜひ当院にご相談ください。 当院は**【年末年始も休まず】**診療しております。

    ハイボルト(高電圧)治療などで痛みを即座に和らげ、お正月を笑顔で過ごせるよう全力でサポートします。我慢せず、早めのご連絡をお待ちしております。

  • TFCC損傷の原因と症状・治療法|治らない手首の痛みに鍼灸の効果

    1. TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)とは?

    「手首の小指側が痛い」「ドアノブを回すのが辛い」 もしそのような症状が続いているなら、それは単なる捻挫ではなく**「TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)」**かもしれません。

    手首を支える「ハンモック」のような役割

    TFCC(Triangular Fibrocartilage Complex)とは、手首の小指側にある靭帯や軟骨が集まった組織の総称です。 日本語では「三角線維軟骨複合体(さんかくせんいなんこつふくごうたい)」と呼ばれます。

    TFCCは、手首の骨(尺骨と手根骨)の間で**「クッション(衝撃吸収)」「ハンモック(安定化)」**の役割を果たしています。このハンモックがあるおかげで、私たちは手首をひねったり、手をついて体重を支えたりすることができます。

    なぜTFCC損傷は治りにくいのか?

    TFCC損傷が厄介なのは、**「非常に治りにくい(難治性)」という特徴があるためです。 その最大の理由は「血流の悪さ」**にあります。 TFCCの軟骨部分(中心部)には血管が通っていないため、一度傷つくと栄養が届きにくく、自然治癒しにくい構造になっています。そのため、適切な治療を行わないと痛みが数ヶ月〜数年も続いてしまうことがあります。

    2. あなたは当てはまる?TFCC損傷の症状とセルフチェック

    TFCC損傷の痛みには、非常に特徴的なパターンがあります。 「なんとなく手首が痛い」のではなく、**「特定の動きをした時だけ小指側に鋭い痛みが走る」**のが典型的です。

    TFCC損傷の代表的な症状

    日常生活で以下のような動作をした時に痛みが出る場合、TFCC損傷の疑いが濃厚です。

    • 回旋時痛(ひねると痛い):

      • ドアノブを回す

      • 雑巾やタオルを固く絞る

      • 鍵を回す

      • 車のハンドルを片手で回す

    • 荷重時痛(体重をかけると痛い):

      • 椅子から立ち上がる時に手をつく

      • 床に手をつく

      • 腕立て伏せをする

    • 尺屈時痛(小指側に曲げると痛い):

      • 手首を小指側に傾ける動き(フライパンを振る動作など)

    1分でできる簡単セルフチェック

    整形外科に行く前に、簡易的なチェック(誘発テスト)をしてみましょう。

    1. 圧痛チェック: 手首の小指側にある骨の出っ張り(尺骨茎状突起)と、手首のシワの間にあるくぼみを押してみてください。ここに強い痛みがある場合、陽性の可能性があります。

    2. ツイストテスト: 誰かに手首を握ってもらい、小指側に曲げた状態で、雑巾を絞るように手首をひねってみてください。これでいつもの痛みが再現されれば、TFCC損傷の可能性が高いです。

    ※これらはあくまで簡易検査です。確定診断にはMRI検査や関節造影検査が必要ですので、必ず医療機関を受診してください。

    3. TFCC損傷の主な原因(なぜ痛めたのか?)

    「転んだわけでもないのに、なぜ?」と疑問に思う方も多いでしょう。 TFCC損傷の原因は、大きく分けて「ケガ」「使いすぎ」「骨の長さ」の3つがあります。

    ① 外傷(ケガ・スポーツ)

    一度の強い衝撃で軟骨や靭帯が損傷するパターンです。

    • 転倒して強く手をついた

    • テニスやバドミントンで、手首を強くひねった

    • ゴルフでダフった時の衝撃

    ② 変性(加齢・使いすぎ)

    明らかなケガがなくても、日々の負担が蓄積して発症するパターンです。

    • 長年のデスクワーク(キーボード操作で常に手首をひねっている)

    • 美容師、調理師、大工など、手首を酷使する職業

    • 加齢による水分量の低下:年齢とともに軟骨がすり減り、傷つきやすくなります。

    ③ 尺骨突き上げ症候群(ウルナプラスバリアンス)

    生まれつき、または加齢によって**「尺骨(小指側の骨)が、橈骨(親指側の骨)よりも長い」**状態を指します。

    小指側の骨が長いと、手首を動かすたびにTFCCが骨に挟まれて圧迫され続けます。構造的に常に負担がかかっているため、安静にしていても治りにくく、重症化しやすい原因の一つです。

    4. TFCC損傷に対する鍼灸治療の効果とメカニズム

    病院で「とりあえず安静にして湿布で様子を見ましょう」と言われたものの、痛みが引かない…。 そんな時に有効な選択肢となるのが**「鍼灸治療」**です。

    TFCC損傷に対して、鍼灸は主に3つのアプローチで回復を早めます。

    メカニズム①:関連筋肉(前腕)を緩めて負担を減らす

    TFCCは、肘から手首につながる筋肉(尺側手根伸筋・屈筋など)と繋がっています。 これらの筋肉がガチガチに緊張していると、**TFCCが常に強く引っ張られた状態(牽引ストレス)**になり、傷口が塞がりません。 鍼治療で、マッサージでは届かない深層の筋肉を緩めることで、患部にかかる「引っ張る力」を取り除き、治癒環境を整えます。

    メカニズム②:血流の悪い軟骨エリアへの「血流促進」

    前述の通り、TFCCは血流が非常に悪い組織です。 患部の周囲に鍼を打つと、「軸索反射(じくさくはんしゃ)」という反応が起き、強制的に毛細血管が拡張します。 これにより、通常では届きにくい酸素や修復に必要な栄養素を患部に送り届けることが可能になります。これが「自然治癒力」をブーストさせる仕組みです。

    メカニズム③:痛みの緩和(除痛効果)

    慢性化してくると、「動かすと痛い」という記憶が脳に焼き付き、痛みに対して過敏になります。 鍼灸刺激は、脳内麻薬様物質(エンドルフィンなど)の分泌を促し、鎮痛作用をもたらします。痛みを抑えることで、過度な筋緊張を防ぐという好循環を作ります。

    ※サポーター固定(保存療法)と鍼灸治療を併用することで、最も高い治療効果が期待できます。

    5. 早期回復のためのセルフケアと注意点

    早く治すためには、治療院でのケア以外の時間をどう過ごすかが重要です。 良かれと思ってやっていたことが、実は治りを遅くしている場合もあります。

    やってはいけないこと(NG行動)

    • 痛みの確認をする: 「今日はどうかな?」と手首をひねって痛みを確認する行為は、かさぶたを剥がすのと同じです。絶対にやめましょう。

    • 手首のストレッチ: 患部(手首の関節)をグイグイ伸ばすストレッチは、TFCCをさらに傷つけます。

    おすすめのセルフケア

    • テーピングやサポーターでの固定: 仕事や家事をする時は、手首の「回旋(ひねる動き)」を制限するテーピングやサポーターを活用しましょう。物理的に動かないようにするのが一番の薬です。

    • 前腕のマッサージ・ストレッチ: 手首そのものではなく、「肘から手首の間(前腕)」の筋肉を優しくほぐしましょう。この筋肉が柔らかくなれば、手首への負担は減ります。

    • アイシングと温熱の使い分け:

      • ズキズキ熱っぽい時(急性期): 氷嚢などで冷やして炎症を抑えます。

      • 重だるい時(慢性期): お風呂などで温めて血流を良くします。

    TFCC損傷は「治らない」と諦める必要はありません。 適切な固定と、鍼灸による血流改善・筋肉ケアを組み合わせることで、手術をせずに痛みのない生活を取り戻せる可能性は十分にあります。長引く手首の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

  • 突発性難聴の原因と鍼灸の効果

    1. 突発性難聴とは?西洋医学的な定義と限界

    突発性難聴は、ある日突然、片方の耳が聞こえなくなる病気です。 「朝起きたら耳が詰まっていた」「電話の音が急に聞こえなくなった」といった症状から始まり、耳鳴りやめまいを伴うことも少なくありません。

    医学的には**「原因不明の急性感音難聴」**と定義されており、実は現代医学をもってしても、なぜ発症するのか明確な原因は特定できていないのが現状です。

    病院での標準的な治療と「タイムリミット」

    耳鼻咽喉科を受診すると、一般的に以下の治療が行われます。

    • ステロイド療法(点滴・内服):強力な抗炎症作用で、内耳の腫れや炎症を抑える。

    • 血管拡張薬・代謝改善薬:血流を良くし、神経の回復を助ける。

    • 高気圧酸素療法:血液中の酸素濃度を上げ、酸欠状態の内耳に酸素を送る。

    これらの治療は発症から**「2週間以内(できれば48時間以内)」**に開始することが推奨されています。これは、内耳の細胞がダメージを受けてから時間が経つと、再生不能になってしまうためです。

    治る確率は「3分の1」?西洋医学の限界

    残念ながら、標準治療を行っても全ての人が完治するわけではありません。耳鼻科領域ではよく**「3分の1の法則」**と呼ばれ、予後は以下の3つに分かれます。

    1. 完治する(1/3)

    2. 改善するが、難聴や耳鳴りが残る(1/3)

    3. 変化がない(1/3)

    特に「原因不明」であるがゆえに、ウイルス説や血流障害説など「推測」に基づいた治療にならざるを得ない点が、西洋医学的アプローチの限界とも言えます。ステロイドが効かない場合、「これ以上の治療法はない」と経過観察になってしまうケースも少なくありません。

    2. 東洋医学(鍼灸)から見る「突発性難聴の原因」

    病院の検査で「異状なし(原因不明)」と言われても、東洋医学(鍼灸)の視点で体を診ると、**耳が悪くなる「明確な理由」**が見つかることが多々あります。

    東洋医学では、耳だけの問題ではなく、**「首・肩のコリ」や「五臓(内臓)の疲れ」**が、結果として耳の機能をダウンさせていると考えます。

    ① 首・肩の「深層筋」による血流ブロック

    最も多い原因が、首や肩の重度な凝りです。 内耳に酸素や栄養を運ぶ血管(椎骨動脈など)は、首の筋肉の間を縫うように走っています。ストレスやデスクワークで首がガチガチに固まると、ホースを踏んで水を止めるように、耳への血流が遮断されてしまうのです

    ② 「肝(ストレス)」と「腎(過労・加齢)」の乱れ

    東洋医学独特の考え方に、内臓と耳の深い関係があります。

    • 「肝(かん)」の乱れ(ストレス型) 精神的なストレスや怒りは「肝」を傷つけます。気が高ぶって頭に血が上り(肝火上炎)、耳の血管が痙攣して難聴を引き起こすパターンです。

    • 「腎(じん)」の衰え(過労・加齢型) 「腎」は生命エネルギーの貯蔵庫であり、耳と深くつながっています(腎は耳に開竅する)。過労や睡眠不足、加齢で腎のエネルギーが枯渇すると、聴力を維持できなくなります。

    3. なぜ鍼灸で聴力が回復するのか?(エビデンスとメカニズム)

    「ステロイドで治らなかった耳が、なぜ鍼(はり)で変わるのか?」 その理由は、薬とは全く異なるルートで**「内耳の血流」と「神経の興奮」にアプローチできるから**です。

    メカニズム①:内耳血流の強制的な改善

    鍼を打つと、軸索反射(じくさくはんしゃ)という反応が起き、その周辺の血管が拡張します。 特に首や耳周りのツボ(完骨、翳風など)を刺激することで、薬では届きにくい内耳への動脈の血流量をピンポイントで増やすことができます。 酸素と栄養が届けば、仮死状態だった聴覚細胞(有毛細胞)が再び働き出す可能性があります。

    メカニズム②:自律神経のリセット(星状神経節ブロック様作用)

    突発性難聴の患者様の多くは、強いストレスで交感神経が過緊張(戦闘モード)になっています。これにより血管が収縮し続けています。 首への適切な鍼治療は、交感神経の緊張を緩め、**「星状神経節ブロック(SGB)」**という医学的処置に近い効果をもたらすことが分かっています。自律神経が整うことで、本来の自然治癒力が発揮されやすい環境を作ります。

    【データ】標準治療+鍼灸の併用効果

    実際に、鍼灸治療の効果を示すデータも報告されています。

    • 改善率78%の報告:ある臨床研究では、突発性難聴患者に対して鍼治療を行った結果、78%に有効な反応が見られました。

    • 難治性(ステロイド無効)例への希望:標準治療で改善しなかった患者様に対しても、鍼治療で約47%に改善が見られたという報告があり、「最後の砦」としての有効性が示唆されています。

    重要なのは、**「病院の治療と鍼灸は併用できる」**ということです。むしろ、ステロイドで炎症を抑えながら、鍼灸で血流を送るという「併用」こそが、回復の可能性を最大化する選択肢と言えます。