寒いと肩こりがひどくなるのはなぜ?原因と改善・予防法を解説
「寒くなると肩や首が重くなる」
「冬になると肩こりがいつもよりひどくなる」
「厚着をすると肩が張って疲れる」
「肩こりだけでなく、頭痛や背中の痛みも気になる」
このようなお悩みはありませんか?
実は、寒い季節は肩こりが起こりやすくなる条件が重なりやすい時期です。
気温が下がると、身体は熱を逃がさないように末梢の血管を収縮させます。また、寒さから身を守ろうとして無意識に肩をすくめたり、背中を丸めたりすることで、首や肩の筋肉に負担がかかりやすくなります。
さらに、冬は外出や運動の機会が減り、長時間同じ姿勢で過ごすことも多くなるため、肩周辺の筋肉が硬くなりやすい環境になります。
肩こりは単に筋肉を揉めばよいというものではありません。筋肉の状態だけでなく、姿勢、血流、関節の動き、生活習慣などを総合的に確認することが大切です。
1.寒いと肩こりが悪化するのはなぜ?寒さと肩こりの仕組み

寒い季節になると、普段はそれほど肩こりを感じない方でも、首や肩の重さ、筋肉の張りを感じることがあります。
その理由には、寒さによる血管の収縮、筋肉の緊張、姿勢の変化などが関係しています。
特に肩周辺は、頭や腕を支えるために日常的に働いている筋肉が多く、寒さや長時間の同じ姿勢による影響を受けやすい部位です。
① 寒さによって血管が収縮し血流が変化する
私たちの身体には、体温を一定に保つための仕組みが備わっています。
気温が低下すると、身体は熱が外へ逃げるのを防ぐため、皮膚に近い末梢血管を収縮させます。
この反応は体温を維持するために必要なものですが、寒さが続くと、手足や肩周辺などの末梢組織で血流が変化し、冷えや筋肉のこわばりを感じやすくなる場合があります。
筋肉は血液から酸素や栄養を受け取りながら活動しています。そのため、冷えや筋肉の緊張が重なると、肩周辺に重だるさや不快感が生じることがあります。
特に次のような方は注意が必要です。
- 普段から手足が冷えやすい
- 冬になると首や肩が硬くなる
- 長時間同じ姿勢で仕事をしている
- 運動する機会が少ない
- 肩周辺の筋肉が疲れやすい
寒さによる血流の変化だけでなく、筋肉の活動量や姿勢も含めて考えることが大切です。
② 寒さから身体を守るために筋肉が緊張する
寒い場所にいると、無意識に肩をすくめたり、首を縮めたりした経験はありませんか?
これは身体の熱を逃がさないようにする自然な反応の一つです。
しかし、この姿勢が長時間続くと、首から肩、背中にかけての筋肉が持続的に働くことになります。
特に負担がかかりやすいのが、次の筋肉です。
僧帽筋(そうぼうきん)
首の後ろから肩、背中にかけて広がる大きな筋肉です。
肩甲骨を動かしたり、腕を支えたり、頭や首の姿勢を安定させたりする働きがあります。
寒いときに肩をすくめる姿勢を繰り返すと、僧帽筋に負担がかかりやすくなります。
肩甲挙筋(けんこうきょきん)
首の上部から肩甲骨の上角につながる筋肉です。
肩甲骨を持ち上げる働きがあり、首を横に傾けたり回したりする動作にも関係します。
寒さによって肩をすくめる姿勢が続くと、肩甲挙筋にも負担がかかる場合があります。
菱形筋(りょうけいきん)
背骨と肩甲骨の間に位置する筋肉です。
肩甲骨を背骨側に引き寄せ、姿勢を安定させる働きがあります。
猫背や前かがみ姿勢が続くと、肩甲骨周辺の筋肉のバランスが崩れやすくなります。
このように、寒さによって身体が縮こまる姿勢が続くことは、肩こりの一因になります。
③ 寒さによって猫背・前かがみ姿勢になりやすい
寒い季節は、身体を丸めて首をすくめるような姿勢になりがちです。
このような姿勢が続くと、頭の位置が身体の中心より前方に移動する「頭部前方位」が起こりやすくなります。
人間の頭部は一定の重さがあるため、頭が前に移動すると、それを支える首や肩の筋肉に負担がかかります。
さらに、猫背や巻き肩が重なると、肩甲骨の動きにも影響する場合があります。
特に次のような姿勢には注意しましょう。
- 背中が丸まっている
- 顎が前に突き出ている
- 肩が内側に入り込んでいる
- 肩甲骨が外側に広がっている
- 長時間下を向いている
冬は防寒のための姿勢と、デスクワークやスマートフォンによる姿勢の崩れが重なりやすいため、普段以上に姿勢を意識することが大切です。
④ 冬は運動不足になりやすい
寒くなると外出する機会が減り、身体を動かす時間も少なくなりがちです。
運動不足になると、肩甲骨や胸郭を動かす機会が減少し、筋肉の活動量も低下します。
特に肩周辺の筋肉は、腕を動かしたり、肩甲骨を動かしたりすることで血流や柔軟性を保っています。
身体を動かさない時間が長くなると、肩周辺の筋肉がこわばり、肩こりを感じやすくなる場合があります。
冬でもウォーキングや軽い体操などを習慣にすることが大切です。
⑤ 自律神経と寒暖差の関係
自律神経は、体温調節や血管の収縮・拡張、心拍、呼吸などを無意識に調整している神経です。
自律神経には、主に交感神経と副交感神経があります。
交感神経
活動や緊張しているときに働きやすく、血管の収縮などにも関係します。
副交感神経
休息やリラックスしているときに働きやすい神経です。
冬は暖かい室内と寒い屋外を行き来する機会が増え、身体は頻繁に体温調節を行います。
また、寒さや精神的なストレスが重なると、身体が緊張しやすくなる方もいます。
そのため、寒さによる肩こりを考える際には、筋肉や血流だけでなく、睡眠、呼吸、ストレスなどの生活環境にも目を向けることが大切です。
2.寒さによる肩こりの主な症状|首・肩・背中に現れる不調

寒さによる肩こりは、肩だけに症状が現れるとは限りません。
首の付け根から背中、肩甲骨周辺まで、広い範囲に張りや重だるさが生じることがあります。
ここでは、冬に起こりやすい代表的な症状を紹介します。
① 首の付け根から肩にかけて重だるい
肩こりでよく見られる症状が、首の付け根から肩にかけての重だるさです。
特に僧帽筋上部は、頭や首を支えるために日常的に働いている筋肉です。
寒い屋外で肩をすくめたり、長時間パソコン作業をしたりすると、筋肉に負担がかかりやすくなります。
次のような症状がある方は注意しましょう。
- 首の付け根が重い
- 肩に何か乗っているような感覚がある
- 肩を回すと張りを感じる
- 夕方になると肩がつらくなる
② 僧帽筋・肩甲挙筋が張る
肩こりに関係する代表的な筋肉が、僧帽筋と肩甲挙筋です。
僧帽筋は首から肩、背中に広がり、肩甲骨の動きを支えています。
肩甲挙筋は首と肩甲骨をつなぎ、肩甲骨を持ち上げる働きをします。
これらの筋肉に負担がかかると、首を動かしたときの張りや、肩の重さを感じることがあります。
③ 肩甲骨周辺が硬くなる
肩甲骨は、腕を動かす際に重要な役割を果たす骨です。
肩関節の動きと連動し、腕を上げる、後ろに引く、身体を支えるといった動作をサポートします。
しかし、猫背や巻き肩が続くと、肩甲骨の動きが小さくなり、周辺の筋肉に負担がかかる場合があります。
特に次のような症状がある方は、肩甲骨周辺の動きを確認してみましょう。
- 背中の中央が張る
- 肩甲骨の内側が痛い
- 腕を上げると肩が重い
- 肩を回すと動かしにくい
④ 頭痛やこめかみの重さが現れる
肩こりが強くなると、後頭部やこめかみ周辺に重さや痛みを感じる方もいます。
首から後頭部にかけては、頭部を支える筋肉が多く存在しています。
筋肉の緊張が続くことで、緊張型頭痛に似た症状が現れる場合があります。
ただし、頭痛には片頭痛やその他の疾患もあるため、肩こりだけが原因と決めつけないことが重要です。
⑤ 背中の張りや痛み
寒さによって背中を丸める姿勢が続くと、背中の筋肉にも負担がかかります。
特に肩甲骨の内側や背骨周辺に張りを感じる場合があります。
背中の張りは、肩だけでなく胸郭や胸椎の動きとも関係するため、肩甲骨だけでなく背中全体の動きを確認することが大切です。
⑥ 首が動かしにくくなる
首や肩の筋肉が緊張すると、首を左右に向けたり、上下に動かしたりするときに張りを感じることがあります。
特に朝起きたときや、長時間同じ姿勢で過ごした後に、首の動かしにくさを感じる場合があります。
痛みを我慢して無理に首を回すことは避け、ゆっくりと動かすようにしましょう。
⑦ 手や腕にしびれが出る場合もある
肩こりに似た症状でも、手や腕にしびれがある場合には注意が必要です。
頸椎椎間板ヘルニアや頸椎症、胸郭出口症候群など、神経や血管が関係する疾患が隠れている可能性があります。
特に、握力の低下や腕の力が入りにくい症状を伴う場合には、早めに医療機関で診察を受けましょう。
3.寒さで肩こりが悪化する主な原因|冬に注意したい7つの要因

冬の肩こりは、寒さだけで起こるわけではありません。
気温の低下に加えて、姿勢、運動不足、服装、生活習慣など、さまざまな要因が重なることで症状が悪化しやすくなります。
① 冷えによる血管収縮と血流の変化
寒さを感じると、身体は体温を維持するために末梢血管を収縮させます。
その結果、末梢の血流が変化し、冷えや筋肉のこわばりを感じることがあります。
特に、普段から肩周辺の筋肉に負担がかかっている方は、寒さによる不快感が強くなる場合があります。
② 寒さで肩をすくめる姿勢
寒い場所では、無意識に肩を上げて首を縮める姿勢になりやすくなります。
この姿勢が長時間続くと、僧帽筋上部や肩甲挙筋が持続的に働き、筋肉の疲労につながる場合があります。
寒い屋外を歩くときは、肩に力を入れすぎず、首や肩を自然に動かせる姿勢を意識しましょう。
③ 厚着や重いコートによる肩への負担
冬は防寒のために、厚手のコートや重ね着をする機会が増えます。
服装によって肩周辺が動かしにくくなったり、重い衣服を長時間着用したりすると、肩周辺の筋肉に負担がかかる場合があります。
また、重いバッグを片側だけで持つ習慣も、左右の肩にかかる負担の差につながります。
防寒と動きやすさを両立した服装を選ぶことが大切です。
④ 猫背・巻き肩・ストレートネック
冬は身体を丸める姿勢になりやすく、猫背や巻き肩が目立つことがあります。
さらに、スマートフォンやパソコンを長時間使用すると、頭部が前に出るストレートネックに似た姿勢になりやすくなります。
頭部が前方に移動すると、首の後ろや肩周辺の筋肉が頭を支えるために働き続けることになります。
その結果、首や肩の筋肉に負担がかかり、肩こりを感じやすくなる場合があります。
⑤ 長時間のデスクワークやスマートフォン操作
長時間同じ姿勢を続けることも、肩こりの大きな要因です。
特にデスクワークでは、次のような姿勢になっていないか確認しましょう。
- モニターを覗き込んでいる
- 顎が前に出ている
- 肘が浮いている
- 肩がすくんでいる
- 背中が丸まっている
このような姿勢が長時間続くと、首や肩、背中の筋肉が休む時間が少なくなります。
30〜60分を目安に一度姿勢を変え、軽く身体を動かす習慣をつけましょう。
⑥ 運動不足による肩甲骨周辺の活動低下
冬は外出する機会が減り、身体を動かす時間も少なくなりがちです。
肩甲骨は、腕を動かす際に重要な役割を果たしています。
しかし、運動不足によって肩甲骨を動かす機会が減ると、肩周辺の筋肉を十分に使わなくなり、動きの硬さを感じる場合があります。
ウォーキングや軽い体操など、無理なく続けられる運動を取り入れることが大切です。
⑦ ストレス・睡眠不足・寒暖差による身体への負担
精神的なストレスや睡眠不足も、肩こりに関係する要因です。
ストレスや緊張が続くと、無意識に肩や首に力が入りやすくなる方がいます。
また、睡眠不足によって疲労が十分に回復しないと、日中の身体の負担を感じやすくなる場合があります。
冬は寒暖差も大きくなりやすいため、睡眠や休息、適度な運動を意識して、身体全体のコンディションを整えましょう。
4.寒さによる肩こりを放置するとどうなる?身体への影響

寒さによる肩こりは、軽い重だるさから始まることが多いですが、筋肉への負担や生活習慣の問題が続くと、慢性的な不調につながる場合があります。
ここでは、肩こりを放置することで考えられる身体への影響について解説します。
① 筋肉の緊張や疲労が続く
肩こりがある状態で長時間同じ姿勢を続けたり、肩をすくめる姿勢を繰り返したりすると、筋肉への負担が続きます。
特に僧帽筋や肩甲挙筋などは、頭や肩甲骨を支えるために日常的に働いているため、疲労が蓄積しやすい筋肉です。
筋肉の張りや重だるさが続く場合は、姿勢や活動量を見直すことが大切です。
② 首や肩の可動域が低下する
筋肉の緊張や痛みが続くと、首や肩を動かすことが少なくなる場合があります。
その結果、首を左右に向ける、腕を上げる、肩甲骨を動かすといった動作が行いにくくなることがあります。
無理のない範囲で身体を動かし、関節や筋肉の動きを維持することが重要です。
③ 頭痛や後頭部の張りにつながる場合がある
首や肩の筋肉に負担がかかると、後頭部やこめかみ周辺に重さや痛みを感じる場合があります。
特に、デスクワークやスマートフォンの使用時間が長い方は、首の後ろの筋肉が疲れやすくなります。
頭痛が頻繁に起こる場合や、今までにない強い頭痛がある場合には、医療機関で原因を確認することが大切です。
④ 背中や肩甲骨周辺の不快感
肩こりが続く方の中には、肩甲骨の内側や背中にも張りを感じる方がいます。
これは肩甲骨を支える筋肉や、背中の筋肉にも負担がかかっている可能性があります。
肩だけでなく、背中や胸郭の動きも含めて身体の状態を確認することが重要です。
⑤ 睡眠や仕事の集中力に影響する
肩や首の重だるさが続くと、寝返りや寝る姿勢が気になったり、仕事中に集中しにくくなったりする場合があります。
特に、慢性的な肩こりがある方は、仕事や家事の合間に休息を取り、身体を動かす習慣をつけることが大切です。
⑥ 頸椎疾患など別の病気が隠れている可能性
肩こりだと思っていても、実際には別の疾患が原因になっている場合があります。
代表的なものとして、次のような疾患が挙げられます。
- 頸椎症
- 頸椎椎間板ヘルニア
- 胸郭出口症候群
- 肩関節周囲炎
- 肩腱板損傷
また、まれに内科的な疾患が肩の痛みとして現れることもあります。
手のしびれ、筋力低下、強い痛み、胸痛、息苦しさなどを伴う場合は、単なる肩こりと判断せず、医療機関での診察を優先してください。
5.寒さによる肩こりの治療法|鍼灸・整体・温熱療法によるアプローチ

寒さによる肩こりを改善するためには、筋肉の緊張だけでなく、姿勢、関節の動き、生活習慣などを総合的に確認することが大切です。
メディカルジャパンでは、身体の状態に合わせて鍼灸・整体・メディカルマッサージ・電気療法・運動療法などを組み合わせた施術を行っています。
① 鍼灸による肩・首の筋緊張へのアプローチ
鍼灸は、筋肉の緊張や痛みに対して用いられる施術方法の一つです。
寒さによって首や肩の筋肉が硬くなっている場合には、筋肉の状態や圧痛を確認し、必要に応じて鍼灸施術を行います。
主に評価する筋肉は次のとおりです。
僧帽筋
首から肩、背中に広がる大きな筋肉です。肩こりの中心となる筋肉の一つです。
肩甲挙筋
首と肩甲骨をつなぎ、肩甲骨を持ち上げる働きをします。
菱形筋
肩甲骨を背骨側に引き寄せる働きをする筋肉です。
頭板状筋・頸板状筋
首の後ろに位置し、頭部や頸部の動きに関係します。
後頭下筋群
後頭部と上位頸椎の間に位置し、頭部の細かな動きを支えます。
鍼灸では、こうした筋肉の状態に合わせて刺激する部位や強さを調整し、筋緊張や痛みの軽減を目指します。
② 整体・手技療法による筋肉へのアプローチ
肩こりは、肩周辺の筋肉だけでなく、首・背中・胸郭などの動きも関係します。
そのため、整体や手技療法では、筋肉の状態と関節の動きを確認しながら施術を行います。
具体的には、
- 首周辺の筋肉の緊張
- 肩甲骨周辺の筋肉の硬さ
- 胸椎の可動性
- 胸郭の動き
- 肩関節の可動域
などを確認します。
肩だけを揉むのではなく、身体全体の動きを考慮することが大切です。
③ 温熱療法による身体の保温とリラックス
寒さによる肩こりでは、身体を温めることも重要なケア方法です。
温熱療法は、温めることで筋肉の緊張を和らげ、リラックスを促すことを目的とします。
日常生活でも、次のような方法が取り入れられます。
蒸しタオル
温めたタオルを首や肩に当て、無理のない範囲で温めます。
入浴
湯船にゆっくり浸かり、身体全体を温めます。
④ 姿勢・肩甲骨・胸郭の運動療法
肩こりを繰り返さないためには、肩甲骨や胸郭の動きを改善し、身体を正しく動かす習慣をつけることが重要です。
特におすすめなのが、次のような運動です。
肩甲骨の内転・外転運動
肩甲骨を背骨側に寄せたり、外側に広げたりする運動です。
肩甲骨周辺の筋肉を意識しやすくなります。
胸郭の回旋運動
上半身を左右にゆっくり回旋させる運動です。
胸郭や胸椎の動きを引き出すことを目的とします。
胸椎伸展運動
丸くなりやすい背中を無理のない範囲で伸ばす運動です。
猫背や前かがみ姿勢が気になる方にも取り入れやすい方法です。
身体の状態に合わせて運動の種類や負荷を調整することが大切です。
⑤ 自律神経や生活習慣への着目
肩こりを考える際には、筋肉や姿勢だけでなく、睡眠やストレスなどの生活習慣にも目を向けます。
例えば、
- 睡眠時間が十分に確保できているか
- 仕事で緊張する時間が長くないか
- 呼吸が浅くなっていないか
- 日中に身体を動かす時間があるか
- 冷えや寒暖差への対策ができているか
といった点を確認します。
鍼灸やリラクゼーションを目的とした施術も取り入れながら、身体の緊張を和らげることを目指します。
⑥ 一人ひとりに合わせた施術プラン
肩こりの原因や身体の状態は、一人ひとり異なります。
同じように肩がこっていても、筋肉の緊張が強い方、姿勢の問題が目立つ方、肩甲骨の動きが小さい方など、状態には違いがあります。
そのため、メディカルジャパンでは、
- 鍼灸
- 整体
- メディカルマッサージ
- 電気療法
- 温熱療法
- 運動療法
などを必要に応じて組み合わせ、一人ひとりに合わせた施術を検討します。
一時的な肩の重さを和らげるだけでなく、日常生活で肩こりを繰り返しにくい身体づくりを目指すことが大切です。
6.寒さによる肩こりを予防する方法|自宅や職場でできる7つの対策

寒い季節の肩こりを予防するには、日常生活の中で身体を冷やさないこと、適度に身体を動かすこと、正しい姿勢を意識することが重要です。
ここでは、自宅や職場で簡単に取り入れられる7つの予防方法を紹介します。
① 首・肩・背中を冷やさない
冬は首や肩周辺を冷やさないように工夫しましょう。
おすすめの方法は次のとおりです。
- マフラーやネックウォーマーを使用する
- 首元が開きすぎない服装を選ぶ
- 室温を適切に調整する
- 冷たい風が直接当たらないようにする
- 重すぎない防寒着を選ぶ
特に首の後ろから肩にかけては、冷えを感じやすい部位です。
身体を温めながら、肩を自由に動かせる服装を意識しましょう。
② 入浴で身体を温める
寒い季節は、シャワーだけで済ませず、湯船に浸かる習慣を取り入れることもおすすめです。
入浴によって身体全体が温まり、筋肉の緊張が和らぎやすくなります。
入浴時のポイントは、
- 熱すぎないお湯にする
- 無理のない時間で入浴する
- 入浴後は身体を冷やさない
- 水分補給を忘れない
ことです。
入浴後は身体が温まっているため、軽いストレッチを取り入れるのもよいでしょう。
③ 肩甲骨を動かすストレッチ
肩こり予防には、肩甲骨を動かす運動がおすすめです。
肩甲骨寄せ運動
- 背筋を軽く伸ばして立つか座ります。
- 両肘を軽く曲げます。
- 肩甲骨を背骨に近づけるように、ゆっくりと寄せます。
- 2〜3秒ほど保ちます。
- ゆっくり元の位置に戻します。
10回程度を目安に、無理のない範囲で行いましょう。
肩をすくめず、肩甲骨が動いていることを意識するのがポイントです。
④ 首周辺のストレッチ
首の筋肉を優しく伸ばすことも、肩こり予防に役立ちます。
首の側面のストレッチ
- 背筋を軽く伸ばして座ります。
- 右手を椅子の座面などに軽く置きます。
- 頭をゆっくり左側に傾けます。
- 右側の首筋が心地よく伸びる位置で10〜15秒ほど保ちます。
- 反対側も同じように行います。
強く引っ張ったり、反動をつけたりしないようにしましょう。
痛みやしびれが出る場合は中止してください。
⑤ デスクワーク中の姿勢を見直す
長時間のデスクワークは、肩こりの大きな要因になります。
次のポイントを意識してみましょう。
モニターの位置
画面を覗き込まなくても見られる高さに調整します。
椅子の高さ
足裏が床につき、無理なく座れる高さにします。
肘の位置
肩をすくめず、肘を自然に曲げられる位置にします。
休憩
30〜60分を目安に姿勢を変え、肩や背中を軽く動かしましょう。
同じ姿勢を長時間続けないことが重要です。
⑥ 適度な運動で身体を動かす
冬は運動不足になりやすいため、意識して身体を動かす時間を作りましょう。
おすすめの運動は、
- ウォーキング
- 軽い体操
- 肩回し
- 肩甲骨運動
- 胸郭のストレッチ
などです。
運動によって全身の筋肉を動かすことは、血液循環や身体のコンディションを保つうえで役立ちます。
最初から激しい運動をする必要はありません。
毎日少しずつ続けられる運動を選びましょう。
⑦ 睡眠と生活習慣を整える
身体の疲労を回復させるためには、睡眠や生活リズムも重要です。
- 毎日できるだけ同じ時間に寝起きする
- 十分な睡眠時間を確保する
- 寝る前に軽くストレッチする
- 寝室の温度や湿度を整える
- 適度に休息を取る
- ストレスをため込まない
こうした習慣を積み重ねることが、肩こりを繰り返さないための身体づくりにつながります。
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