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  • 【美容コラム】美容に最も大切なのは”血液循環”|ダイエットや肌ケアへのお悩み解消〜内側の綺麗を育てる鍼灸師アドバイス〜

    美容において最も大切なのは、内側からの健康です。美しい肌や理想的な体型を手に入れるために、さまざまなダイエットやスキンケア方法を試してきたかと思います。しかし雑誌やネットから得られる多くの情報は表面的なアプローチが多かったように感じませんか?
    今回のコラムは、美容の土台”健康”を底上げする【美容鍼×整体】を行う当院が、美容のための体内循環作りについて詳しく解説します!美容効果が現れるだけでなく、取り入れた新しいスキンケアやダイエット法がより効果を発揮してくれるようになるので、チャレンジしてみましょう♪

    記事内容
    • 1.血液の役割
    • 2.体内循環
    • 3.血管アンチエイジング
    • 4.当院ができるサポート
    • 5.最後に

    1.血液の役割

    血管美容において、血液は重要な役割を果たします。以下に、血液の役割とその美容効果について詳しく説明します。

    ー酸素と栄養素の供給ー

    血液は、体内の細胞に酸素と栄養素を供給する役割を果たしています。血液中の赤血球にはヘモグロビンが含まれており、これが酸素を吸収し、体中の細胞に運搬します。酸素と栄養素は、肌細胞や身体の各部位の細胞が正常に機能し、新陳代謝が行われるために不可欠です。その結果、酸素と栄養素の供給が適切であれば、以下の美容効果が期待できます。

    ○皮膚の健康
    酸素と栄養素が皮膚に十分に供給されると、肌は健康的な状態を保ちやすくなります。肌のターンオーバー(新陳代謝)は通常、約28日~56日かかり、加齢と共に遅くなります。私たちの肌の表面は剥がれ落ちる前の最後のステップで肌を守る役割を果たしています。この肌の下では新しい細胞が常に作られているので、体内環境が悪くなるような生活習慣を行うと炎症やシミなど生まれ変わった肌のバリや機能を低下させる恐れがあります。

    ○髪の健康
    酸素と栄養素は髪の毛根にも供給されます。適切な血流があれば、髪の成長が促進され、髪のボリュームや光沢が向上します。

    ー 代謝と老廃物の排出ー
    血液は代謝産物や老廃物を体外に排出する役割も担っています。
    代謝産物は体内での細胞活動によって生成され、老廃物は体内の不要物質です。これらを適切に排出できる血液循環は、以下の美容効果をもたらします。

    ○ダイエット効果
    体内で脂肪が燃焼するプロセスも血液の中で行われます。良好な血流が確保されれば、脂肪酸や老廃物が適切に排出され、ダイエット効果が高まります。

    ○毒素の排出
    血液循環が良好な場合、毒素や有害な化合物が効果的に体外に排出されます。これにより、肌のトーンが均一になり、健康的な肌を維持できます。

    2.体内循環

    ① 現代社会の身体的影響

    先ほどお話しした通り、私たちの体は、常に循環し、食べ物や酸素などを体内に取り込むことで細胞が生まれ変わり続けています。

    しかし、近年では以下のような体内循環が悪化しやすい環境下にあります。

    ・偏った食事
    ・脂質・糖質・塩分を多く含む高カロリーな食事
    ・添加物
    ・糖分の多い飲料水
    ・デスクワーク・在宅勤務による運動量低下
    ・過労/ストレス社会
    ・過剰な表現の広告による健康被害

    この環境下の中で健康的な暮らしをすることは難易度が高いと感じる方も少なくありません。
    私たちは、自身の心身を守るために、正しい知識をつけ取捨選択して生活に取り入れていく必要があります。

    ②体内循環促進のためにできること

    体内の循環機能を促進するためにお勧めな生活習慣をいくつか消化します。

    ❶筋肉の緊張を緩めるリラックス時間の確保
    慢性的なストレスは、血管収縮や炎症を引き起こし、血液の流れを妨げる要因となります。
    1日の中で5分でも良いので、何もしない/考えない時間を作ってみましょう。
    脱力できる体勢で深い深呼吸を行います。普段忙しい方は、移動時間、寝る前でも構いません。たった5分が長く感じ、心地よさを感じられます。

    ❷6時間以上の質の良い睡眠
    細胞は寝ている間に生まれ変わっています。良質な睡眠で脳疲労軽減・体内循環機能をサポートすることで、より健康で美しい体が作られます。

    ❸内臓に負担をかけない食事
    バランスのとれた食事(特に、タンパク質・ミネラル・ビタミン)ももちろん重要ですが、内臓に負担をかけないということも重要です。脂質の多い食べ物は通常よりも消化に時間がかかったり、胃酸の分泌が乱れたり、消化不良を起こしやすいです。食べ物を消化する時、私たちの体内では内臓に血液が集まりそこにエネルギーが集中します。食べ過ぎや偏った食事は本来他の部分に必要だったエネルギーが回せなくなり、眠気や疲労感、肌荒れの原因になってしまいます。また、食後に運動をしてしまうと内臓に必要な血液が筋肉に入ってしまい消化不良を起こします。食事の内容だけでなく、量・タイミング・食事前後の過ごし方に注意しましょう。

    ❹軽い全身運動
    定期的な運動は、心臓を強化し、血管を拡張させるために効果的です。これにより、血液が効率的に体内を循環し、組織に酸素と栄養素を供給します。運動はまた、新陳代謝を活性化し、脂肪燃焼をサポートし、ダイエット効果をもたらします。お勧めは、全身を動かす軽い体操/有酸素運動/ヨガなどですが、運動方法については資格を持った専門家指導を受けて適切に行いましょう。

    ❺15分の入浴
    39度前後のお湯に15分つかることで得られる効果は、リラクゼーション/睡眠の質の向上/血行促進/ストレス軽減/清潔と皮膚のケア/水圧によるマッサージ効果などたくさんあります。
    シャワーですませがちですが休日や時間のある日は積極的に行ってみましょう。

    ❻こまめな水分補給と排出
    水分補給は体内循環において最もと入って良いほど重要です。最近はジュースやお茶、コーヒー紅茶など飲み物の種類も多岐に渡りますが、純粋な水がお勧めです。ジュースは糖質が多くなりますし、お茶、コーヒー紅茶は利尿作用がありますが、水は体内の老廃物の排出に非常に重要な役割を果たします。こまめな水分補給で1日1,5L飲めるよう意識し、同時にトイレの回数もこまめにとるようにしましょう。

    3.血管アンチエイジング

    ① 血管のアンチエイジングとは?

    血管のアンチエイジングとは、血液をスムーズに循環させる血管の状態を健康を保つことを指します。
    体内の循環を支える、心臓・動脈・静脈・毛細血管などの衰えを防止し、健康・美しい状態をより長く維持する方法です。

    ② 方法

    血管のアンチエイジングをサポートするためには、以下の方法が有効です。

    ・脂質の取りすぎに注意
    糖分や脂質を摂りすぎると、血液の粘度が高くなります。血液の粘度が高くなると、血管の内皮細胞が傷つけられ、血管に負担がかかってしまいます。すなわち動脈硬化をきたします。

    ・禁煙しよう
    喫煙はニコチンによる血管収縮作用があります

    ・適度な抗酸化物質を摂取する
    動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールの酸化を防止します。

    ・適切な水分摂取を心掛ける
    血液がサラサラになり血流促進しやすくなります。

    ・過度のアルコール摂取に注意
    体内に吸収されたアルコールはアセトアルデヒドに変化して血管を広げるので、血圧は一時的に下がりますが、飲酒が続いてしまうと血中濃度が下がることで血管が収縮しやすくなります。

    院内美容鍼当院では、美容に関心が高い方々のために、血液循環の促進や血管アンチエイジングのサポートを提供しています。

    美容鍼+肌診断

    メディカルジャパン各店舗では、美容鍼灸+高精度肌診断器(ダーモプライム)を使用した医学的なハイレベルなエビデンスに基づいたサービスを提供しています。当院の美容鍼を受けた方から、「吹き出物が出にくくなった」「肌の色がワントーン上がった」「メイクのノリが良くなった」「肌が柔らかくなった」「むくみがすっきりして小顔になってきた」など、多数の喜びの声をいただいております。

    トレーニング

    筋肉と血液循環は密接な関係にあります。運動中は筋肉のポンプ機能によって血流がよくなります。正しい方法でトレーニングを行うことで、血流促進はもちろん、正しい姿勢維持をしやすく、将来の体を支える筋力をしっかりつけることができます。

    整体/整骨

    体の歪みの改善は血流促進において重要なポイントです。毎日の姿勢が悪い状態で習慣化されていると血流障害で足のむくみや体の痛みが出てきてしまいます。またそれを庇おうとして姿勢が歪んでしまうと治療にも長く時間がかかってしまいますので、気づいたタイミングで早期に対処することが重要です。
    https://youtu.be/dm-FwznEvqw

    食事指導

    当院では、施術後に患者さんに合った食事指導やホームケアの指導を行っています。
    HPにも詳しく記載していますので是非ご活用ください。

    食事指導

    5.最後に

    美容において最も大切なのは、内側からの健康です。血液循環を促進し、血管を若々しく保つことが、美しい肌と理想的な体型を実現する鍵です。

    是非、今回の方法を期間を決めてチャレンジしてみましょう!
    内臓細胞の生まれ変わりは数日、肌の生まれ変わりは1ヶ月前後、脳や血管、私たちの全ては常にある程度の期間を経て生まれ変わっていますので、習慣づけることが大切です。

    また、今回の内容を一定期間チャレンジした中で、健康面でも美容面でも効果が現れなかった場合、その症状やお悩みの原因がまた別にあることがわかるかと思います。様々に実践して自分の体に合う”美容習慣”を見つけていきましょう。

  • 【健康コラム】腰痛かも!と思った時に”職場でできる”腰痛対策&予防

    デスクワーク腰痛に苦しむ方に向けた今回のコラム!
    毎日のデスクワークにより「腰痛かも…」と感じる人も、既にひどい腰痛に悩まされている方にも、今回このコラムで紹介する腰痛対策・予防法は、痛みの改善だけでなく、自身の職場環境の見直しや腰痛の原因を知るきっかけにもなるかと思います。

    職場や在宅勤務において毎日長時間のデスクワークを行うことは、実はみなさんの体にとって大きな負荷がかかっています。体勢を変えない/運動量が少ないというのは、健康に最も大切な”血流”に大きな影響を与えるからです。

    このコラムを実践することで、より快適に過ごせることはもちろん、職場でのパフォーマンスアップや、退勤後や休日に今よりさらに楽しく過ごせるようになるかと思います!一緒に試してみましょう♪

    記事内容
    • 1.デスクワーク腰痛放置してはいけない理由
    • 2.デスクワーク腰痛の要因
    • 3.職場でできる腰痛対策&予防
    • 4.当院ができるサポート
    • 5.まとめ

    1.デスクワーク腰痛放置してはいけない理由

    デスクワーク中に感じる腰痛を放置することは、身体へのリスクを高める行動です。現在において問題が少なかったとしても、ある日突然強い痛みが生じたり、全身の歪みにつながったり、他の症状を併発する可能性は非常に高くなります。そのほかに腰痛を放置することによるリスクについてご紹介します。

    1. 仕事や日常生活に支障をきたす可能性がある

    腰痛は日常生活において非常に制約をもたらす可能性があります。例えば、座っている時間が長いデスクワークでは、腰痛が悪化することで集中力が低下し、仕事の生産性に悪影響を及ぼすことがあります。また、腰痛により日常的な活動や趣味、運動が制限され、生活の質が低下することも考えられます。

    2. 慢性的な腰痛につながる可能性がある

    腰痛を軽視し続けると、一時的な不快感が慢性的な問題に発展する可能性があります。長期間にわたり腰への負担が続くと、筋肉や関節に損傷を引き起こし、慢性的な腰痛や機能障害が生じる可能性が高まります。これにより、治療が難しくなり、腰痛が長期化するリスクが増します。

    3. 心身の健康に影響を及ぼす可能性がある

    腰痛は単なる身体的な問題にとどまりません。慢性的な腰痛によりストレスや不安が増加し、心身の健康にも影響を及ぼすことがあります。長期間の痛みによるストレスは、睡眠障害、うつ病、不眠症などの精神的な問題を引き起こす可能性があります。また、腰痛になりやすい日常姿勢を続けると、腰痛だけでなく慢性肩こりや頭痛、ひどいむくみ、最悪の場合デスクワークでもエコノミークラス症候群になることもあります。

    したがって、デスクワーク腰痛を放置せず、早期の対策を取ることが重要です。腰痛の症状が続く場合は、医療専門家に相談し、適切な治療と予防策を受けることが健康な生活を維持する鍵です。

    2. デスクワーク腰痛の要因

    デスクワーク腰痛は、長時間の座りっぱなしや特定の姿勢を維持することが主な原因となります。以下は、デスクワーク腰痛の主要な要因です。

    ー長時間の座りっぱなしー
    デスクワークでは、長時間にわたって座り続けることが多く、腰に負担がかかります。
    長時間同じ体勢でいることは、ある筋肉は過剰に使われ、別の筋肉は全く使われないというように筋力のバランスに崩れが生じてしまいます。筋肉は酷使すると緊張状態が続き血流悪化、習慣的に緊張しやすくなるので体の歪みに影響したり筋疲労で痛みやコリを生みます。逆にあまり使われない筋肉は筋力低下を起こし、必要な時に筋肉を十分に使えなくなったり、体を支えきれなくなってしまいます。つまり、全身の筋肉をバランスよく使うことが体にとって最も大切ということになります。
    デスクワークは、長時間に同じ姿勢になり、PCの画面に向かって体も歪みやすいので血流障害が起きやすい姿勢になり、またそれを長時間継続することで体に大きな負荷がかかります。

    ー姿勢の悪化ー
    モニターやキーボードとの距離、高さを適切に調整せずに作業をすると、身体の姿勢が悪化し、腰に不自然な負担がかかります。特に、顔が前のめりになるとストレートネックや、肩と背中に力が入りコリの症状が出たり、前かがみの姿勢や反り腰によって腰回りの筋肉に強いストレスがかかります。

    ー筋力の低下ー
    長時間のデスクワークは筋力低下を起こす可能性のある部位があります。

    腹筋:デスクワーク中、特に前かがみの姿勢が続くと、腹筋が弱化しやすくなります。腹筋は腰部の安定性を保つために重要な役割を果たしますが、姿勢の悪化や筋力低下が起こると、腰部への負担が増え、腰痛のリスクが高まります。

    腰方形筋:腰の周りを支える筋肉で、座りっぱなしの時間が長い場合、この筋肉が弱くなることがあります。腰方形筋の弱化は、腰痛や姿勢の悪化につながります。

    大腿筋: 大腿筋は太ももの前面にある筋肉で、座りっぱなしの姿勢が続くと、この筋肉が緊張しやすくなります。大腿筋の緊張は、腰部の不快感や姿勢の乱れを引き起こす可能性があります。

    これらの筋肉は、座りっぱなしのデスクワーク中に影響を受け、筋力低下が起こりやすい部位です。筋力低下を防ぐためには、定期的なストレッチや適切な運動を組み込み、腰部の筋肉を強化し、姿勢の維持に努力することが大切です。

    ー適切な休憩の不足ー
    適切な休憩を取らずに長時間作業を続けることは、筋肉の緊張や疲労を増大させ、腰痛のリスクを高めます。

    ー冷えー
    夏の冷房の効いた部屋や寒い冬は運動量の少ないデスクワークにおいて冷え症状が起きやすいです。
    特に腰から下の下半身の冷えに気付いた際は、注意が必要です。冷えた環境下では、血管が収縮し、血液の流れが制約されます。これにより、腰部に必要な酸素や栄養物が十分に供給されず、筋肉や組織への損傷や炎症が起こりやすくなります。炎症が腰痛を引き起こす要因となります。
    また、筋肉が収縮しやすくなり、腰回りの筋肉に影響を与え、筋肉が硬くなります。硬直した筋肉は、腰の動きを制限し、痛みを引き起こす可能性があります。

    これらの要因が重なることで、デスクワーク腰痛が発生しやすくなります。腰痛を予防するためには、姿勢の改善や適切な運動、ストレス管理などが重要です。

    3.職場でできる腰痛対策&予防6選

    腰痛の要因について深く理解したところで、自身のデスクワーク環境を振り返ってみましょう。

    下記を参考に自分に必要な対策をピックアップ!

    □休憩が取れてない・何時間も継続して座っている
    →①②④の対策&予防

    □既に腰痛に困っている
    →②④⑤⑥の対策&予防

    □冷え症状がある
    →①③④⑤の対策&予防

    □座り姿勢に違和感がある
    →④⑥の対策&予防

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    ▼自分に必要な腰痛対策&予防にチャレンジしてみましょう!▼
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    ①ストレッチ

    定期的なストレッチを取り入れましょう。
    当院の臨床家が紹介する職場でもできるストレッチを紹介します。

    【慢性腰痛】改善!大臀筋ストレッチ

    ストレッチは硬くなった筋肉の柔軟性を高め血流を改善してくれます。

    ② 30〜1時間に一回立ち上がる

    長時間座りっぱなしを避け、30分から1時間ごとに立ち上がり、歩く・ストレッチをするなど軽い運動を行います。少しの時間でもこまめに体を動かしたり体勢を変えるだけで体への負荷は軽減します。

    ③ 足を冷やさない

    寒いオフィス環境で足を冷やさないように暖かい靴下を履き、足元を暖めましょう。自分用の膝掛けや靴下、スリッパを持っておくものお勧めです。在宅の場合は、冷房は27度・暖房は23度前後に設定し、極端な温度にしないようにしましょう。足は小さなストーブや温活グッズを使うのもいいですね。

    ④ デスクワークの姿勢管理

    デスクワーク時の姿勢改善は、姿勢を変えるだけではありません。デスクの高さ、椅子の高さ、画面の高さを自身の体に合わせることが第一優先です。
    当院の臨床家が解説するデスクワーク姿勢指導の動画はこちら↓

    【姿勢】国家資格者が教える!正しい座り方

    ⑤ 水分補給と排出

    十分な水分を摂り、適度な休憩時間にトイレに行くことで、体の循環機能を助けます。これは疲れにくい体を作るという点でもメリットがあります。1日に1,5L〜2L程度の水分が取れるよう心がけましょう。ジュースやコーヒーお茶は水の持つメリットと効果が異なりますので、気分や体調によってバランスよく選べるよう2種類の飲み物を持ち歩くこともお勧めです。

    ⑥ タオルやクッションを使って腰を支える

    腰部をサポートするために、椅子にタオルやクッションを追加しましょう。最近では、サポートグッズも販売されていますが、丸めた膝掛けでも効果はあります。

    4. 当院ができるサポート

    何をしても改善しない腰痛の方へ

    当院では、国家資格を保持した専門家が患者様に合わせた治療を提供します。鍼灸、整骨院、トレーニング、リハビリなど、様々なアプローチであなたに合った腰痛の改善を提案します。技術だけでなく最新の医療機器や診断機などの設備も充実しておりますので、お悩みの方は一度ご相談ください。

    ↓詳しくはこちら↓
    クリックして詳細をみる

    5.まとめ

    デスクワーク腰痛は放置せず、職場でできる対策を積極的に取り入れましょう。正しい姿勢やストレッチ、適切な休憩が腰痛予防に効果的です。また、腰痛が持続する場合は専門家のサポートを受け、早期の改善を図りましょう。健康な腰を維持し、快適な職場生活を送りましょう。

  • 【健康コラム】肩こりの原因は”巻き肩”にあった!巻き肩の要因(筋肉)の解剖学的解説と改善方法を紹介

    デジタル機器が発達した現在、スマホやパソコンの使用時間は、平均3時間以上と言われています。仕事上使用する方は10〜12時間という場合も少なくないかと思います。
    眼精疲労や視力低下は長年問題視されていますが、今特に注意されているのは姿勢変化です。テクノロジーの変化に合わせて未来の私たちの体も変化していくと様々な研究者によって注意喚起されています。

    今回は、ストレートネックに並び問題視されている巻き肩について紹介します。

    記事内容
    • 1.巻き肩とは?
    • 2.巻き肩改善方法
    • 3.自身で治せない場合の対処法
    • 4.当院ができるサポート
    • 5.巻き肩に関するよくある質問
    • 6.まとめ

    1.巻き肩とは

    巻き肩とは、肩甲骨の周りの筋肉や姿勢の問題に起因する状態で、肩が前に出てしまう姿勢のことを指します。この際、同時に顔も前に出てストレートネックを併発したり、背骨が曲がり猫背になることが多くあります。

    ①巻き肩による身体への悪影響

    この状態は、日常生活に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、巻き肩が慢性的に続くと、次のような問題が生じることがあります。

    ○肩こり
    巻き肩の状態では、肩の筋肉が緊張し、血流が悪化します。これが肩こりの原因となります。

    ○頭痛
    巻き肩が進行すると、首や背中の筋肉も影響を受け、頭痛が起こることがあります。

    ○姿勢の悪化
    巻き肩は姿勢を崩しやすくします。長期間続くと、背中が丸まり、腰痛や背中の痛みが生じることがあります。

    ②原因

    巻き肩の主な原因は、肩甲骨周りの筋肉の不均衡と姿勢の問題です。
    以下は、巻き肩の原因として考えられる要因です。

    ❶姿勢不良による過度な緊張
    長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、画面に向かって顔・肩が無意識のうちに近づいていることがあります。また、この姿勢を維持しようと脳は筋肉を緊張させるよう指示します。スマホやデスクワークの際にこの動作を継続した場合、脳がその状態を習慣化させ、慢性的な姿勢不良になってしまいます。

    ❷筋力低下と柔軟性低下
    巻き肩の場合は胸と背中の筋力バランスが関係します。

    2. 巻き肩改善方法

    ①知識編

    先ほどお話ししたように、巻き肩は姿勢不良が大きな要因と考えられます。

    巻き肩になる要因の筋肉としては、

    ❶大胸筋の柔軟性の低下
    ❷僧帽筋などの背面の筋力低下

    があります。

    姿勢改善は、意識のみで治そうとすると筋肉がさらに緊張し、コリや痛みが出てしまうということが多くあります。姿勢改善のステップとしては、現在の姿勢不良状態を見て、収縮している筋肉と伸長している筋肉のバランスをトレーニングで改善してあげることで、無理なく正しい姿勢を作れるようになります。

    巻き肩を改善するためには、まず正しい知識を持つことが重要です。

    ②実践編

    ①巻き肩改善ストレッチ
    大胸筋ストレッチ❶

    大胸筋ストレッチ❷

    大胸筋の柔軟性UPを目的とした2つのアプローチを紹介します。
    今回の動画も当院の国家資格を取得した臨床家による指導ですので安全度の高いものになります。
    2分以内にできるストレッチなので、朝や入浴後などルーティンとして生活に取り入れてみましょう。

    ②デスクワークの姿勢改善
    デスクワークにおける姿勢指導

    血行不良を起こしにくい正しい姿勢にチャレンジしてみましょう!

    ③スマホ使用の際の姿勢
    スマホを使用する際は、画面を目の前の高さまで持ってきましょう。顔を下に向けがちですが、端末の位置をかいることで、楽な姿勢のまま操作することができます。

    3. 自身で治せない場合の対処法

    自身で巻き肩を改善できない場合、専門家の助けを求めることが重要です。

    ー鍼灸ー
    鍼灸院での施術は、筋肉の緊張を和らげ、巻き肩の症状を改善するのに役立ちます。

    ー整骨院ー
    整骨院では、姿勢の調整やマッサージを通じて巻き肩の痛みを軽減できます。

    ートレーニング・リハビリー
    専門のトレーナーやリハビリテーションセンターで、適切なトレーニングを行います。

    4. 当院ができるサポート

    当院はオーダーメイド治療を実施しています。
    患者さんの症状のカウンセリングから、AIと国家資格保持臨床家による姿勢評価、体の状態を見極めた上で適切な手技を行い、痛みなどの強う症状がある場合は専門的な医療機器も使用することできます。治療による回復状態を見て、再発予防のためにトレーニングやリハビリ、ホームワーク指導を行います。

    慢性的でなかなか改善しない症状は当院にお任せください。

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    5. 巻き肩に関するよくある質問

    Q1: 左右の巻き肩の違いはありますか?
    左右の巻き肩に違いがあることがあります。一方の肩の筋肉がもう一方よりも強化されたり、姿勢の偏りが左右で異なることが巻き肩の特徴です。治療やトレーニングプランは、個々の症状に合わせて調整されるべきです。

    Q2: 巻き肩を予防するための方法はありますか?
    巻き肩を予防するためには、以下の方法が役立ちます。
    正しい姿勢:日常生活で正しい姿勢を保つことが大切です。
    休憩:長時間のデスクワークなどでは、定期的に休憩を取り、姿勢を正す習慣をつけましょう。
    適切なエクササイズ:筋力トレーニングやストレッチを積極的に行い、筋肉のバランスを保ちましょう。

    6.まとめ

    巻き肩は肩こりや姿勢の悪化など、さまざまな身体への悪影響をもたらす状態です。しかし、正しい知識と適切なケアを通じて、改善できる可能性があります。自身での対策が難しい場合、専門家のサポートを受けることが大切です。当院では、巻き肩に特化した治療とサポートを提供しており、患者の健康と快適な生活の回復を支援します。

  • 【健康コラム】膝の痛み軽減!臨床家が教える簡単ホームワーク

    膝の痛みは、年齢を重ねるごとに発症しやすい症状と思われがちですが、近年運動量の低下や生活習慣により若年層の発症も増加しています。
    せっかくのお休みや旅行も、坂道や長時間の外出による膝の痛みで十分に楽しめないということもあるかと思います。
    今回はそんな方に是非やってほしい膝痛軽減ホームワークを紹介します!

    記事内容
    • 1.膝の痛みとは?
    • 2.膝痛軽減ホームワーク
    • 3.症状が出た際に注意すること
    • 4.当院ができるサポート
    • 5.まとめ

    1.膝の痛みとは?

    ①症状

    膝の痛みは、歩行などの日常に必要不可欠な動作に影響しますので、早期に改善・予防していきたい症状ですよね。症状は個人によって異なりますが、よく見られる症状には次のようなものがあります。

    ・痛み: 膝の内側、外側、または前側で痛みを感じることがあります。痛みは時に鋭く、時に鈍痛として現れることがあります。

    ・腫れ: 膝が腫れている場合、触ると熱く感じることがあります。腫れは運動後や長時間の立ち仕事後に増加することがよくあります。

    ・運動制限: 膝の痛みのために階段を上り下りするのが難しい、座ったり立ち上がったりするのが痛い、または長距離歩行が辛いと感じることがあります。

    ② 原因

    膝の痛みの原因は多岐にわたります。これには以下の要因が関与していることがあります。

    ・怪我: スポーツ中の怪我や事故による急性の膝の損傷が痛みの原因となることがあります。

    ・過度な負荷: 長期間にわたって膝に過度の負担がかかることは、膝の痛みを引き起こすことがあります。特に、体重の増加や運動不足が関与することがあります。

    ・関節炎: 関節炎は膝の痛みを引き起こす一般的な要因であり、特に中高年の人々に影響を与えます。

    2.膝痛軽減ホームワーク

    ①方法

    当院の臨床家による膝痛軽減ストレッチをご紹介!

    【膝痛】膝の痛みに効くストレッチ法

    膝の痛みの改善には、膝周りの筋肉を強化し柔軟性を向上させることで膝への負担を軽減することが重要です。

    ②時間

    今回紹介した動画は2分程度でできるストレッチですので、毎日継続しやすいかと思います。
    ストレッチやトレーニングを行う際は短時間・難易度の低いものから行うようにしましょう。トレーニングをストレスに感じない程度に、ご自身を労る時間としてリラックスできる環境で行い、習慣化を目指すことで痛みの軽減だけでなく予防効果をもたらします。毎日の精神の安定を作る時間としても運動の習慣化はおすすめです。お風呂上がりなど時間を決めて習慣化していきましょう!

    ③メリット

    ・膝の痛みの軽減
    ・予防対策
    ・より長時間の外出を楽しめるようになる
    ・姿勢改善
    ・膝を庇う姿勢により生じた腰痛などの改善

    そのほかにも様々なメリットがあります。
    まずは期間を決めて実践しビフォーアフターを体感してみましょう!

    3.症状が出た際に注意すること

    膝痛がある際の日常生活での注意点について紹介します。これらの注意点を守ることで、痛みを和らげ、症状の悪化を防ぐことができます。

    ①休息と膝の安静

    膝が痛む場合、過度な負担を避けるために休息が必要です。長時間の立ち仕事や歩行を控え、膝に負担のかからない姿勢で座ることを心掛けましょう。

    ②整形外科・整骨院などの治療院へ

    第一に膝痛の原因を検査し、適切な治療/リハビリを受けることが重要です。これが遅れてしまうと本来短期間で改善する症状が慢性化したり、他の症状を併発してしまう可能性が出てきます。

    ③氷や温熱療法の利用

    痛んだ膝に氷や温熱パッドを使うことで、腫れや炎症を軽減できます。氷は炎症がある場合に有効であり、温熱は筋肉をリラックスさせるのに役立ちます。専門家の指導を受けて正しい方法を学びましょう。

    ④適切な靴の選択

    靴の選択は膝の健康に大きな影響を与えます。適切なアーチサポートとクッション性のある靴を選び、膝に負担のかかりにくい靴を履くことが大切です。

    ⑤適度な運動

    完全な安静状態は筋肉を衰えさせる可能性があるため、医師や理学療法士の指導のもとで適度な運動を行いましょう。筋力トレーニングやストレッチが膝の安定性を向上させます。

    ⑥階段や斜面の注意

    階段の上り下りや坂道を歩く際には、膝に負担のかかりにくい方法で歩行しましょう。手すりを利用するなどのサポートを活用することも大切です。

    ⑦自己ケアの継続

    膝痛が軽減されても、自己ケアを継続しましょう。定期的なストレッチや運動、体重管理を続けることで、再発を防ぐことができます。

    膝痛は日常生活に影響を与えることが多いですが、適切なケアと注意が症状の管理に役立ちます。自己管理と医師のサポートを組み合わせて、膝の健康を維持しましょう。

    4.当院ができるサポート

    当院はただマッサージするだけではありません。

    「なぜそのような痛みが出たのか?」
    根本的な原因を探り、 歩行の動作から不足している筋力や重心の移動の仕方を分析、鍼灸療法/整骨療法/トレーニング指導/リハビリテーション/医療機器などを組み合わせ、膝の痛みに悩む方々に対して専門的なサポートを提供しています。
    また、再発予防のため、姿勢指導や加圧などのトレーニングも取り入れていきます。

    今回紹介した動画のように担当臨床家が治療の最後に患者様に適した、自宅で出来る簡単な運動や正しい座り方、立ち方、歩き方を指導します。

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    当院は、膝の痛みに対する包括的なケアを提供し、患者様が膝の健康を取り戻すお手伝いをしています。お気軽にご相談ください。

    5.まとめ

    膝の痛みは日常生活に大きな影響を及ぼすことがありますが、適切なケアと専門家のサポートを受けることで克服できます。このコラムでは、膝の痛みの症状や原因、軽減方法、予防策について述べました。また、当院が提供するサポートについても紹介しました。
    膝の健康を取り戻し、痛みから解放されるために、積極的に行動しましょう。

  • 【健康コラム】産後/腰痛持ちの方必見!整骨院が教える骨盤矯正の重要性

    産後や慢性腰痛でお悩みの方、体の不調は日常生活に支障をきたすことがあります。このコラムでは、鍼灸・整骨院に通院し、骨盤矯正の重要性を知り、健康な生活を取り戻すための情報を提供します。骨盤矯正があなたの健康にどのように影響するか、一緒に探っていきましょう。

    記事内容
    • 1.腰痛とは
    • 2.腰痛における骨盤矯正の重要性
    • 3.骨盤の矯正方法
    • 4.腰痛時の過ごし方

    1.腰痛とは

    腰痛は、多くの方々が経験する症状です。
    一言に腰痛と言っても、その原因や症状の種類は様々です。
    今回は以下の3つの腰痛についてお話しします。

    ①慢性腰痛

    慢性腰痛は、腰部に持続的な痛みや不快感を経験する状態を指します。通常、腰に痛みを感じてから3カ月あるいは6カ月以上経過しているものを「慢性腰痛」と呼びます。
    慢性腰痛の中でも、筋・筋膜性腰痛(筋肉性腰痛)と呼ばれる腰痛の発症率は高く、しっかりとした治療をしなければ何度も繰り返してしまいます。 
    また、筋膜性腰痛の中でも3つに分けられます。

    01. 屈曲型
    殿筋群やハムストリングスの短縮により体幹前屈動作における骨盤前傾が制限され、疲労・短縮した腰背部の筋が遠心性収縮を強いられて増悪するタイプを指します。日常生活での愁訴としては「靴下を履くときにいたむ」、「椅子に座るときに痛む」などと表現されます。

    02. 伸展型
    腸腰筋や大腿筋膜張筋など股関節屈筋の短縮や過緊張があり、体幹を伸展させる際に骨盤前傾・腰椎前弯が増強して疼痛が増悪するタイプの腰痛を指します。一般的な愁訴として、「椅子から立つときに腰が伸びない」などと表現されます。

    03. 回旋型
    体幹回旋により疼痛が増強されるタイプの腰痛で多くの場合腹筋の緊張が不十分なため回旋動作の際に骨盤前傾が増強し、腰椎に回旋・伸展ストレスが加わるため起こると考えられています。非回旋側では同側の腰方形筋の過緊張により、非回旋側では骨盤前傾が増強して伸展型腰痛と同様のメカニズムが一側に作用して疼痛が増強する例が多くみられます。野球やテニスなど回旋動作を多用するスポーツに多発します。

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    ②急性腰痛

    急性腰痛は、急激に発生し、数週間以内に改善することが多い、腰部に発生する痛みや不快感を指します。急性腰痛は、腰の筋肉、靭帯、椎間板、神経などの構造に急激な負担や損傷が生じた結果、痛みが発生することがあります。痛みは軽度から非常に激しいものまでさまざまで、日常生活に支障をきたすことがあります。急性腰痛は通常、発症から数週間から数ヶ月以内に改善することが期待されます。この点が慢性腰痛との大きな違いです。

    急性腰痛は以下のような要因が挙げられます。

    * 筋肉への急激な負担やけが
    * 椎間板の脱出(ヘルニア)または損傷
    * 腰部のねんざ
    * 突然の運動または姿勢の変化
    * 転倒や事故

    ③産後腰痛

    産後腰痛は、女性が出産後に経験する腰痛です。これは下記のような妊娠および分娩の過程で腰部にかかる特別なストレスや変化に関連して発生します。

    ・妊娠中の身体の変化
    妊娠中、胎児の成長に伴い、腰部に対する負担が増加します。腰部の筋肉や靭帯は伸びたり緩んだりすることがあり、これが腰痛の原因になることがあります。

    ・分娩の影響
    分娩の過程で、腰部に圧力がかかることがあり、これが腰痛を引き起こす原因となることがあります。

    ・体重の変化
    妊娠中に増加した体重が、腰部への負担を増加させ、腰痛を引き起こす可能性があります。

    ・姿勢の変化
    妊娠中、体重バランスが変わるため、姿勢に変化が生じ、腰部への負担が増加します。

    ・育児の姿勢
    産後、新生児のケアに伴い、授乳や抱っこなどの姿勢が腰部に負担をかけることがあります。

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    産後骨盤矯正

    2.腰痛における骨盤矯正の重要性

    ①骨盤矯正とは

    骨盤の位置やバランスを調整し、正しい位置に戻すことを目的とした治療法です。骨盤は体の中心的な部位であり、腰や背中、下半身の健康に大きな影響を与える重要なポイントであり、以下のような役割を担っています。

    ー体のサポートと安定性ー
    骨盤は体の中心的なサポート構造であり、上半身と下半身をつなぎ、体重を支えます。これにより、体が安定し、バランスを保つことができます。骨盤の不適切な位置やバランスは、姿勢の問題や不安定性を引き起こす可能性があります。

    ー内臓の保護ー
    骨盤は、内蔵器官を保護する役割も果たします。特に、骨盤は腎臓、膀胱、子宮、卵巣、直腸などの重要な臓器を包み込み、外部の衝撃や圧力から守ります。

    ー姿勢のサポートー
    骨盤の位置と姿勢は、全身の姿勢に大きな影響を与えます。正しい骨盤の位置を維持することで、体全体の姿勢がサポートされ、背中や首の不快感や痛みを軽減するのに役立ちます。

    ー歩行と運動ー
    骨盤は、歩行、走行、座位、立位などの運動と関連しています。骨盤の正確な動きとバランスは、体の運動能力とパフォーマンスに影響を与えます。特に下半身の筋肉と協力して、歩行や運動を効果的に行うために重要です。

    ー産後の回復ー
    妊娠と出産の過程で、骨盤は特に重要な役割を果たします。骨盤は、胎児の成長をサポートし、分娩時に赤ちゃんの通過を可能にする役割を果たします。産後、骨盤の位置を適切に戻すことは、回復と健康な生活に重要です。

    ー内臓機能の調整ー
    骨盤の位置と筋肉の調和が、内臓機能にも影響を与えます。特に腸の動きや排泄など、消化器官の正常な機能に関与します。

    ②骨盤矯正の重要性

    骨盤矯正の重要性を詳しく解説します。

    ❶疼痛の軽減
    正しい骨盤の位置とバランスは、腰痛、坐骨神経痛、仙腸関節痛、膝痛などの疼痛症状を軽減するのに役立ちます。不適切な骨盤の位置は、周辺の筋肉や関節に不必要な負担をかけ、痛みを引き起こす可能性があります。骨盤矯正により、これらの痛みを緩和することができます。

    ❷姿勢の改善
    正しい骨盤の位置は、正しい姿勢をサポートします。不適切な姿勢は、首、肩、背中に負担をかけ、長期的な姿勢の問題を引き起こす可能性があります。骨盤矯正は、姿勢の改善に寄与し、背中の健康を維持します。

    ❸運動効率の向上
    運動や日常の活動を行う際、正しい骨盤の位置とバランスは、身体の運動効率を向上させます。特にスポーツ選手やアクティブな人々にとって、正確な動きとバランスはパフォーマンス向上に不可欠です。

    ❹内臓機能のサポート
    骨盤の位置が正しい場合、内臓の正常な機能がサポートされます。特に消化器官や生殖器官の位置と機能に影響を与えることがあり、健康な内臓機能を維持するのに役立ちます。

    ❺予防と健康維持
    骨盤矯正は、将来の健康問題や慢性的な疼痛を予防するのに役立ちます。正しい骨盤の位置とバランスを維持することは、長寿と健康な生活を支える要因となります。

    ❻妊娠と産後のケア
    妊娠中や産後、骨盤の位置の変化が腰痛や不快感を引き起こすことがあります。骨盤矯正は、妊娠中や出産後の体の調整に役立ち、快適な妊娠と産後の回復を支援します。

    骨盤は体を支えるだけでなく、体のあらゆる機能をサポートしています盤矯正の種類

    骨盤矯正の方法は、専門家の指導や個人の状態によって異なりますが、一般的に以下のような方法が用いられます。

    ー理学療法やカイロプラクティックー
    骨盤矯正を行うためには、理学療法士やカイロプラクターなどの専門家の指導を受けることが有益です。専門家は、骨盤の歪みを評価し、適切な調整や施術を行います。
    ・・・↓当院の臨床家による腰痛改善大腸兪のツボ指圧↓・・・・

    ー筋肉へのアプローチー
    マッサージなどの手技により、過度の緊張状態になってしまった骨盤周りの筋バランスを調整し、歪みを起こしにくい状態を作ります。

    ーコアトレーニングー
    骨盤矯正にはコア(体幹)のトレーニングが重要です。専門家は、骨盤周りの筋肉を強化するための適切なエクササイズやトレーニングプログラムを提案します。プランク、バードドッグ、ブリッジ、腹筋などが一般的に取り入れられます。

    ー姿勢の改善ー
    骨盤矯正では、正しい姿勢の維持と身体の調整も重要です。整骨での調整のほか、日常生活での姿勢の見直しや習慣の改善、身体の使い方の調整が重要になるので、ホームワーク指導をしてくれる治療院をお勧めします。
    ・・・↓当院ではAI姿勢診断を推奨しています↓・・・・

    姿勢/動作検査

    ー補助具の使用ー
    骨盤矯正の過程で、補助具やサポート具材が使用されることがあります。例えば、コルセットやサポートベルトなどが骨盤の安定性をサポートするために使われることがあります。
    ・・・↓当院ではリアラインコア を推奨しています↓・・・・

    4.腰痛時の過ごし方

    腰痛があるとき、適切な過ごし方は症状を軽減し、回復をサポートするために非常に重要です。以下は、腰痛の際の過ごし方の一般的なガイドラインです。

    安静
    腰痛がひどい場合、安静にして休息をとることが大切です。ベッドで横になるか、快適な椅子に座りながら休むことで、筋肉にかかる負担を軽減できます。

    氷や熱の使用
    炎症がある場合は、痛みを和らげるために氷を使って冷却します。氷パックを腰に当てると効果的です。炎症が収まった後、温熱療法(温湿布や温水ボトル)を使って筋肉を緩めることができます。

    適切な姿勢
    正しい姿勢を保つことが重要です。座っているときは背もたれのある椅子を使用し、デスクワークをする際にはモニターの高さと椅子の高さを調整してください。また、物を持ち上げるときは、膝を曲げてしゃがむようにしてください。

    軽い運動とストレッチ
    完全な安静よりも、軽い運動やストレッチが腰痛の回復に役立つことがあります。医師や理学療法士の指導のもとで、腰部の筋肉を強化し、柔軟性を維持するための運動やストレッチを行いましょう。

    適切な靴
    靴の選択も腰痛に影響を与えることがあります。適切なサポートとクッショニングを備えた靴を履くことで、姿勢と腰痛を改善できます。

    痛み管理
    医師から処方された薬物療法(非ステロイド性抗炎症薬や鎮痛薬など)を適切に使用し、痛みを管理しましょう。ただし、医師の指示に従って使用してください。

    専門家の診察
    腰痛が慢性化する場合や症状が重篤な場合は、医療専門家(整形外科医、理学療法士、カイロプラクターなど)の診察を受けることが重要です。専門家は適切な治療法を提供し、症状の原因を特定します。

    腰痛の過ごし方は、個人の症状や状態に応じて異なります。痛みの程度に合わせて適切なケアを行い、医師や専門家の指示に従って過ごしましょう。