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  • 【健康コラム】ストレートネック(スマホ首)のセルフケア

    現代病と呼ばれ、急増している「ストレートネック(スマホ首)」。
    一昔前は、老化が原因となって発症することがほとんどでしたが、近年のデジタル化により、PC・タブレット・スマホを日常的に何時間も使用することが当たり前になったことで、子供から高齢者まで広い世代で症状を訴える人が増えています。

    この記事では、ストレートネックの状態や影響、そしてセルフケアの重要性に焦点を当て、効果的なケア方法をご紹介します。

    記事内容
    • 1.ストレートネック(スマホ首)とは?(状態)
    • 2.ストレートネックによる影響
    • 3.セルフケアが重要な理由
    • 4.セルフケア
    • 5.治療メンテナンス

    1 ストレートネック(スマホ首)とは?

    ストレートネック(スマホ首)は、通常の頸椎(首の骨)の曲がりが失われ、首がまっすぐになる状態を指します。

    一見首はまっすぐに見えますが、実はやや前方へカーブするように伸びています。
    頭は身体の重さの約10パーセントを締めているため、本来のあるべき重心が整った姿勢でないと、肩や首に大きな負担がかかります。

    ストレートネックを引き起こす原因としては、ゲーム機器やPC、タブレット、スマホの画面の位置にあります。画面が本来の良い姿勢状態の目線と同じ高さでないと、目線が下がって首が折れ曲がってしまい、さらに同じ姿勢を長時間もキープしていると腰や肩など一部に負担がかかり姿勢が崩れてしまいます。猫背はストレートネックを誘発しやすいため、このような生活習慣を続けてしまうと、さらに症状が悪化したり、複数の慢性症状を同時に引き起こす可能性があります。

    近年スマホ首は、特に若い世代によく見られる問題です。

    ーストレートネックの種類ー

    ストレートネックは、筋肉の硬直によるものと、骨の変形によって起こるものの2種類があります。多くの場合、前者ですが進行すると「変形性頚椎症」と呼ばれる後者の病気になります。

    筋性のストレートネックの場合固まりやすい筋肉は
    ①斜角筋
    ②後頭下筋群
    ③上部僧帽筋
    ④肩甲挙筋
    ⑤胸鎖乳突筋
    などが挙げられます。

    これらの筋肉がゆるめば、骨や軟骨への負担、神経への圧迫も軽くなり、本来の首の状態に取り戻しやすくなります。

    2 ストレートネックによる影響

    ストレートネックは無症状で外見的に現れるだけの場合もありますが、多くの場合、首が痛くなりやすかったり、慢性的な肩こりがあったり、寝違えや食いしばりをしやすいなどの初期症状があります。進行するとこれらの併発症状が日常生活に支障をきたすほど悪化したり、頭痛、眩暈、神経圧迫による様々な症状が起こったりします。

    これらの影響からも分かるように、ストレートネックは単なる美容や姿勢の問題だけでなく、身体全体の健康にも大きな影響を与える可能性があります。適切な対策やセルフケアが重要とされています。

    3 セルフケアが重要な理由

    ストレートネックは、日常的な要因によって引き起こされるため、生活習慣から改善していく必要があります。そのため、ご自身でおこなうセルフケアが重要です。しかしながら、ご自身の判断でケアを行う場合、その方法がご自身の体に適しているか判断する必要があります。間違ったやり方でさらに首が痛くなったり改善しないと悩んでしまうことは多いです。

    まずは、ご自身のストレートネックが何によって引き起こされているのかを把握して、首の状態だけでなく、全身のバランスを見た上で、そのストレートネックが要因となり引き起こされている他の症状がないかや、猫背など、ストレートネックの引き金となったもともとある別の症状がないかを判断することで、はじめて根本的に改善することができます。

    さらに、進行したストレートネックの場合、ご自身のケアで改善することが難しい場合もあるので、そういった際は、理学療法士や鍼灸・整骨など治療的に筋肉の硬直や骨のバランスを整えることを選択し、改善しやすい身体の状態を作ってあげることで、さらにセルフケアの効果が出やすくなります。

    また、ストレートネックが進行すると「変形性頚椎症」になる可能性があるように、早期に対策・予防することも重要になります。

    4.セルフケア

    当院の国家資格を取得した臨床家が解説するセルフケア動画をいくつか紹介します。


    【ストレートネック】つらいストレートネックを改善!タオルを使ったストレッチ


    【スマホ首・首こり】ストレートネックや首コリ改善!胸鎖乳突筋へのアプローチ


    ストレートネック・猫背のための姿勢1 pointレッスン

    これらのストレッチとエクササイズを毎日取り入れ改善させていくことが大切です。

    そのほかに、生活習慣として以下のことも意識してみましょう。

    ①姿勢の確認と調整
    毎日の姿勢を確認し、正しい姿勢を保つよう心がけましょう。デスクワークやスマートフォンの使用時には、画面やキーボードの高さを調整し、前かがみの姿勢を避けるようにします。

    ② 休憩の取り方
    長時間同じ姿勢でいる場合は、30分に1度は休憩を取りましょう。起き上がり、ストレッチや軽い散歩を行い、首や肩の緊張を和らげます。

    ③適切な枕とマットレスの使用
    寝具が首や背中の自然なカーブをサポートすることが重要です。適切な高さの枕や快適なマットレスを使用し、良質な睡眠を心がけます。

    ④定期的な自己評価・メンテナンス
    自分の姿勢や体調を定期的に評価し、症状が改善しているかどうかを確認します。必要に応じて、専門家のアドバイスを受けながら調整していきます。

    これらのセルフケアのポイントを組み合わせることで、ストレートネックの改善や再発防止につながります。

    5.治療メンテナンス

    ここまででもお話ししたように、ストレートネックの改善には生活習慣的要因と身体状態(バランス)を適切に判断して、それに合った処置を検討する必要があります。ただ闇雲にエクササイズを行うのではなく、自分の身体の状態を知り向き合い、労わっていくことでストレスなく生活習慣を改善したり、楽な体を手に入れることができるようになります。

    私たち国家資格者は、リラクゼーションとしての施術だけでなく、身体を治療する臨床家です。

    痛みの改善はもちろん、再発防止のためのリハビリテーションも組み合わせ、一人一人の体にあった治療プランを提案します。

    ストレートネックの場合は、AI姿勢診断で姿勢バランスを評価し、首回りの原因となる筋肉へのアプローチとともに、要因となる猫背などの全身バランスの調整を行います。症状の状態によって、医療機器や鍼灸、整骨など組み合わせ最適なプログラムを提案します。

    まとめ

    ストレートネックは姿勢などの生活習慣の改善、早期のケアが必要です。状況に応じて、専門家の評価や治療とともに改善を目指すことがおすすめですが、デスクワーク時などの要因となる生活習慣を見直すこと基本になるので、日々頑張っているご自身を労る心で、セルフケアを行ってみましょう♪

  • 【首こり・肩こり】に対する僧帽筋ストレッチ

    首こりや肩こりは、多くの人が日常的に悩む不調の一つです。その原因の一つに僧帽筋の緊張があります。この記事では、僧帽筋の役割やこりの原因、自宅でできる簡単なストレッチを紹介します。

    僧帽筋とは?

    僧帽筋は、首から肩、背中の上部にかけて広がる大きな筋肉です。この筋肉は、以下のような役割を持っています。

    ・肩甲骨を引き寄せたり持ち上げたりする
    ・頭や首の安定を保つ

    しかし、デスクワークやスマートフォンの長時間使用により僧帽筋が緊張すると、首こりや肩こりを引き起こす原因となります。

    僧帽筋がこる主な原因

    ・長時間同じ姿勢で過ごす
    ・姿勢の悪さ(猫背や前かがみ)
    ・ストレスによる筋肉の緊張

    2.僧帽筋ストレッチの効果

    僧帽筋をストレッチすることで、以下の効果が期待できます。

    ・筋肉の緊張を緩和
    ・血行促進による疲労回復
    ・首や肩の可動域の向上

    これにより、日常生活で感じる首こりや肩こりの軽減が期待できます。

    3.簡単にできる僧帽筋ストレッチ

    以下は、自宅や職場で簡単に行える僧帽筋ストレッチです。

  • デスクワークで悪化する頭痛を予防!姿勢改善のガイド

    デスクワークが長時間続くと、肩こりや目の疲れだけでなく、頭痛に悩まされることもあります。実は、この頭痛は姿勢の悪さが大きな原因になっていることをご存じでしょうか?本記事では、デスクワークによる頭痛のメカニズムを解説し、改善に効果的な姿勢改善エクササイズや即効性のある対策を紹介します。この記事を読むことで、日々の仕事で抱える頭痛を予防・改善する方法がわかり、より快適な作業環境を手に入れることができます。

    デスクワークによる頭痛のメカニズム

    長時間の座位姿勢が引き起こす身体的な負担

    長時間同じ姿勢でいると、背中や肩、首の筋肉が固まり、血液の循環が悪化します。この結果、脳に十分な酸素や栄養が届かなくなり、頭痛が発生します。特にパソコン作業では、首が前に出た状態が続くため、負担がさらに大きくなります。

    筋肉の緊張と血流不足による頭痛の原因

    筋肉が緊張しすぎると、血管が圧迫されて血流が悪化します。これにより、緊張型頭痛が起きやすくなります。デスクワーク中に感じる鈍い痛みや頭の締め付け感は、血流不足が一因です。

    自律神経の乱れが頭痛に与える影響

    ストレスや疲労がたまると、自律神経が乱れ、血管の収縮・拡張が不安定になります。これにより、片頭痛や慢性的な頭痛の原因になることがあります。

    頭痛と姿勢の深い関係

    猫背や巻き肩が頭痛を引き起こすメカニズム

    姿勢が悪いと、首や肩の筋肉が過剰に緊張し、血流が滞りやすくなります。特に猫背や巻き肩の状態では、頭が前に突き出ているため、首の筋肉が常に重い負担を抱えています。

    頭の位置が少し前に出るだけで負担増加

    頭の重さは約5kgと言われていますが、前傾するとその負担は倍以上になります。これが慢性的な肩こりや頭痛の原因になります。

    姿勢の歪みが全身に与える影響

    悪い姿勢は肩こりや腰痛を引き起こし、全身の筋肉のバランスが崩れることで、さらなる不調を招きます。

    頭痛改善に効果的な姿勢改善エクササイズ

    【猫背】猫背改善!簡単ストレッチ

    即効性のある頭痛対策

    アロマオイル

    ラベンダーやペパーミントのアロマは、リラックス効果があり、頭痛の緩和に役立ちます。手首やこめかみに軽く塗るだけで効果を感じられます。

    頭痛が続く場合の専門的な対策

    頭痛はさまざまな要因から発症するため、マッサージだけでは、根本からの改善をする事はできません。運動によって首や肩の筋肉を柔軟にし、強化することや、首肩に負担がかからないよう正しい姿勢を維持することも大切です。また、初期の処置を間違えてしまうと症状悪化に繋がりかねません。頭痛は痛みに対してだけではなく、身体的・精神的ストレス・食事・生活習慣などを細かくチェックする必要があります。

    当院では様々なアプローチを行います。

    自律神経診断

    メディカルジャパンでは頭痛を正しく判断するために自律神経の分析を行います。自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れると様々な症状が起こり、正常に神経が機能しません。診断結果を元に、的確なアプローチと対策をしていきます。

    2Dエコー(超音波検査)を用いて検査

    エコーを用いて出た数値は医療的な治療の指標となります。元となる数値と比較することでより的確な治療が可能です。

    2Dエコー(超音波検査)を用いて検査をします。2Dエコーは筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の観察に優れています。 レントゲンやCTには映らない痛みの原因、つまり観察が不可能なトリガーポイント、筋線維、靭帯、腱などの軟部組織が原因の場合、この2Dエコー(超音波検査)が大変有効です。

    胸鎖乳突筋のアプローチ手技治療

    首には、筋肉と神経が複雑に入り組み、そこに、脳に栄養を送る太い血管が通っています。呼吸法や姿勢矯正を行うことで、可動範囲の拡大や柔軟性の向上を目指します。早期の改善をめざすため、一人一人に合わせたカウンセリング、カスタマイズ施術、オーダーメード施術をご提供します。

    頭痛

  • 【美容コラム】小顔効果だけじゃない!?咬筋を緩めることで得られるメリット

    美容意識が高まる中、小顔効果があるとして注目されている「エラ張り」の改善。
    このエラ張りとは、要因となる筋肉[咬筋]の肥大化によって顔が丸く見えたり、四角く見えたりすることを指します。

    今回は、この咬筋について詳しく解説し、咬筋の役割と過度の発達によるデメリット、そして弛緩することによって小顔効果だけでなくもたらされるさまざまな美容・健康効果を紹介します。

    <目次>

    記事内容
    • 1.咬筋とは何か?
    • 2.咬筋を緩めることで改善できる問題
    • 3.咬筋を緩める方法
    • 4.咬筋・美容鍼に関するよくある質問

    1.咬筋とは何か?

    咬筋とは、顔の側面にある筋肉で、顎の動きを助ける働きがあります。具体的には、顎の上部(耳前)から頬骨にかけて広がります。通常、咬筋は外部から見ても分かりやすく、咬むときに動く筋肉の一部として知られています。この筋肉が過度に発達すると、エラ張りなどの外見上の変化が見られることがあります。

    ー咬筋の役割ー

    主要な役割は、咀嚼(噛む)プロセスを助けることです。
    食べ物を咀嚼するためには、”よく噛んで”と言われますが、この噛む動作は咬筋が収縮することでできる運動です。
    咀嚼は、体にとって重要な役割を担っています。
    食べ物をよく噛まずに飲み込んでしまうと、胃腸での分解に時間時がかかり、内臓に大きな負担がかかります。しかし、口の中である程度細かく砕き、唾液と混ざることで消化しやすい状態で体に取り込むことができます。また、適切に噛んで食事を摂ることは、食事の満足感を高める要因の一つです。十分な咀嚼を行うことで、脳に満腹感が伝わり、過食を防ぐ助けになります。

    また、重いものを持ち上げたり、力を入れる時にグッと噛み締めていることはご存知でしょうか?急いで準備をしたり、運動している時、ストレスを感じている時、何かを頑張っている時など、実は私たちは無意識のうちにさまざまな場面で食いしばっています。全身の筋肉は連動するようになっており、咬筋は特に働きやすい筋肉です。しかし、これにおいては咬筋を使いすぎる必要はないため、意識化していくことも必要です。

    上記のように、咬筋は私たちが生きる中でなくてはならない役割を担っています。

    2.咬筋を緩めることで改善できる問題

    上記で咬筋の重要性についてお話ししましたが、ここでは咬筋の過度の使用による肥大化についてフォーカスしていきます。

    ー咬筋の肥大化ー

    筋肉は使えば使うほど強く大きくなりますが、無意識のうちに使いすぎる状態(=癖)になると、こりや痛み、血流障害、張り、菌バランスの崩れによるさまざまな症状に悩まされることがあります。
    咬筋の場合、日常生活において自分の気づかないうちに使ってしまうことが多い筋肉です。特にストレスを感じる時や力を使う時、睡眠中の食いしばりなどの場面で使われています。

    咬筋を過度に使うことを習慣化してしまうと以下のような幾つかの問題が出てきますが、咬筋を緩めるアプローチをすることで改善します。

    ①エラ張り
    エラ張りは、咬筋の肥大化により顔の輪郭が大きく見えてしまうことがあります。また、左右のどちらかを強く噛む癖がある場合は、左右非対称にエラが発達する場合もあります。

    ②睡眠中のくいしばり・歯軋り
    睡眠中のくいしばりや歯軋りは、咬筋の発達に大きな影響があります。これはストレスによって引き起こされやすい症状ですが、習慣になってしまうと、咬筋が発達し、さらに強い食いしばりをしてしまう可能性や、それにより、歯の損傷・顎の痛み・エラ張りが引き起こされる悪循環が生じてします。

    ③肩こり・頭痛などの慢性症状
    咬筋は顔の中でも強力な筋肉の一つであり、顔や頭部の他の筋肉とも連動しています。咬筋の緊張が高まると、顔とつながる頭部や首の他の筋肉も緊張しやすくなります。この筋肉の連鎖効果により、肩こりや頭痛などの症状が引き起こされることがあります。特に緊張性頭痛や偏頭痛は筋肉の緊張による血行不良で発症・悪化しやすいものです。

    ④顎関節症
    顎関節症のタイプ(要因)はいくつかあり、関節ではなく咀嚼筋が原因となる場合もあります。
    この場合の痛みは、筋肉の使い過ぎによる炎症で起こります。頭痛を併発する方が多く、咀嚼筋を緩めるアプローチで改善します。

    3.咬筋を緩める方法

    咬筋を緩める方法はいくつかあります。

    ①美容鍼
    美容鍼は、表皮だけでなく筋肉まで届きます。小さな傷を作ることで、体の修復作用が働きます。これにより、副交感神経が作用し、血管が拡張され筋肉が緩みます。
    1回で効果が見られる場合もありますが、実際の状態を見て施術担当が提案した頻度で続けることでより効果を感じられるようになります。

    美容鍼の場合は、直接筋肉にアプローチできるというメリットとともに、好転反応やダウンタイムもほとんどなく、自然な体の機能を利用して行えるというメリットもあります。さらにそのほかのお顔のお悩みも同時に改善できます。

    当院の場合は、美容鍼に加え、電気バリブラシを使用した頭皮へのアプローチや、咬筋と一緒に反応しやすい肩周りの筋肉へも整体や鍼灸によって同時にアプローチすることができます。

    ↓詳しくはこちら↓

    ②ボトックス
    ボトックスは、ボツリヌストキシン(タンパク質)を含有する薬剤を注射します。
    ボツリヌストキシンは、毒素の1種であり、筋活動を抑制する働きがあります。
    量にもよりますが、1度の注射で大きな効果が得られやすいのが特徴です。持続期間は3〜6ヶ月程度で次第に戻ってきますが、定期的に打つことで状態がキープされやすくなります。

    ただし、注射直後に咀嚼が難しくなったり、周りの筋肉に広がって、口角が上がりにくくなるなどのリスクもあります。

    歯医者や美容クリニックでできる施術ですが、担当の医師より丁寧なカウンセリングを受け、自分に合う種類・量を決めましょう。

    ③枕の改善
    就寝時の食いしばりについてお話ししましたが、枕の高さが合っていないと、余計な筋緊張を引き起こしやすくなってしまいます。

    下記の動画では、食いしばり改善のご自身でできる枕診断について紹介しています。

    その他、咀嚼を強く噛みすぎないことや、動作・姿勢時の力みの改善、マッサージなど、日常生活でできる方法もいくつかあります。

    4.咬筋・美容鍼に関するよくある質問

    Q3: 美容鍼はどれくらいの頻度で受けるべきですか?
    A3: 美容鍼の頻度は個人の状態により異なりますが、最初の3回は週に1回、その後、1ヶ月に一度の頻度で行うことで改善、キープしやすくなります。継続が美容効果を最大限に引き出すために必要です。専門家と相談しながら最適なスケジュールを決定しましょう。

    • Q1: 咬筋の発達が顔の外見にどのような影響を与えますか?
      咬筋の発達が過度に進行すると、特に顎部が強調された印象を与え、エラ張りと呼ばれる状態が生じます。エラ張りは顔の輪郭が大きく見え、小顔効果を望む人にとって悩みの種となることがあります。

    • Q2: 美容鍼療法は咬筋の緊張を緩和するのに効果的ですか?
      はい、美容鍼療法は咬筋の緊張を緩和し、顔の輪郭を引き締めるのに効果的な方法の一つとされています。鍼を使用して特定のポイントにアプローチし、筋肉の緊張を緩和します。ただし、個人差があり、継続が必要な場合があります。

    • Q3: 美容鍼はどれくらいの頻度で受けるべきですか?
      美容鍼の頻度は個人の状態により異なりますが、最初の3回は週に1回、その後、1ヶ月に一度の頻度で行うことで改善、キープしやすくなります。継続が美容効果を最大限に引き出すために必要です。専門家と相談しながら最適なスケジュールを決定しましょう。

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  • 【健康コラム】慢性腰痛改善|柔軟な腸腰筋の重要性

    多くの人が感じる症状の中でも慢性腰痛は毎年上位に入っています。
    慢性症状は生活動作・姿勢・習慣から生まれるものがほとんどであり、同時に原因が人によって異なることで改善が難しく、繰り返したり長引く人が多くいらっしゃいます。
    このコラムでは、腰痛の要因の1つとして挙げられる”腸腰筋”にフォーカスし解説していきます。腸腰筋の役割や慢性腰痛の原因を理解し、腰痛を引き起こしにくい習慣を手に入れましょう!

    記事内容
    • 1.生活習慣チェック
    • 2.腸腰筋って?
    • 3.慢性腰痛の原因
    • 4.慢性腰痛対策と治療

    1.生活習慣チェック

    ↓腰痛がある方への生活習慣チェック↓

    ◻︎日常的にハイヒールをよく履く
    ◻︎ハイヒールを履いた後は腰回りが痛い
    ◻︎反り腰
    ◻︎デスクワーク仕事
    ◻︎仕事中あまり動かない
    ◻︎運動はほとんどしていない

    上記に心当たりがある方は、
    腸腰筋の緊張による腰痛の可能性が高いです。

    2.腸腰筋って?

    ①どこの筋肉?

    腸腰筋(ちょうようきん)は、腰部に存在する筋肉で、腰椎から大腿骨の上部についています。体幹と下肢をつなぐ唯一の筋肉で、腰部の安定性を提供し、姿勢の維持に重要な役割を果たす大切な筋肉の一つです。
    大腰筋・小腰筋・腸骨筋の3つの筋肉で構成されています。

    ②どんな役割?

    腸腰筋は主に、
    1)股関節を屈曲
    2)骨盤を前傾
    の2つの動作をサポートしていいます。

    生活動作では
    ・階段を登るとき
    ・歩く、走るとき
    ・靴下を履くとき
     (足を引き上げる動作)
    ・立位や歩行時の姿勢サポート …

    など、生活動作のあらゆる場面で使われています。
    腸腰筋は日常の動作や姿勢の維持において非常に重要な筋肉であり、その健康と柔軟性の維持は慢性腰痛の予防や改善に寄与します。

    ③腸腰筋が硬くなると…

    筋肉は、使える”筋力”を持つことと、可動域を広げる”柔軟性”の2面が大切ですが、生活の中ではどうしても偏りが出てしまい、運動不足による筋力低下や、長時間の圧迫姿勢や角の使用により柔軟性が低下してしまうことがあります。

    特に多いのは、後者の方です。デスクワークの普及により腰回りを長時間圧迫し続け、これをストレッチなどで解消せず毎日繰り返すことで筋肉の状態は慢性化してしまいます。

    腸腰筋か硬くなると以下のような問題が発生します。

    1)姿勢の悪化
    腸腰筋の硬直によって、体の正しい姿勢を維持するのが難しくなります。これにより負担がかかり、姿勢が悪化し、腰痛の原因となります。特に反り腰になったり悪化する場合があります。

    2)腰痛や不快感
    腸腰筋の硬直は、腰部の筋肉や関節に不快感や痛みをもたらすことがあります。

    3)運動の制約
    腸腰筋が硬くなると、腰部の柔軟性が低下し、運動や体の動きが制限されます。これは特にスポーツや身体活動を行う際に過度な負担を腰部にかける可能性が高まります。

    4)神経への圧迫
    腰部にある神経に圧迫がかかる可能性があります。この神経圧迫は放射痛やしびれを引き起こし、日常生活に大きな不便をもたらすことがあります。

    腸腰筋の硬直は、慢性腰痛の主要な原因の一つであり、その柔軟性を保つことは重要です。定期的なストレッチや適切なエクササイズを行い、腰部の筋肉を緩め、柔軟性を維持することが、腰痛の予防や改善に役立ちます。

    3.慢性腰痛の原因

    慢性腰痛の多くは、筋・筋膜性腰痛(筋肉性腰痛)と呼ばれ、しっかりとした治療をしなければ何度も繰り返してしまいます。 普段の姿勢や筋肉の疲労状態、筋力や柔軟性の低下が原因となり起こります。激痛ではなく、重だるく、張りや凝るような不快な痛みに悩まされるのが特徴です。

    そのほかに、先天異常や側弯症、腰椎分離症など主に成長に伴っておこるもの、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変性すべり症など主に加齢により生ずるもの、腰椎骨折や脱臼などの外傷、カリエスや化膿性脊椎炎などの感染や炎症によるもの、転移癌などの腫瘍によるものなどがあります。また、解離性大動脈瘤などの血管の病気、尿管結石などの泌尿器の病気、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科の病気、胆嚢炎や十二指腸潰瘍などの消化器の病気、変形性股関節症などの腰以外の整形外科の病気によるものがあります。加えて身体表現性障害、統合失調などの精神疾患や精神的なストレスによる心理的な原因による場合もあります。

    1番代表的な筋・筋膜性腰痛については、大きく分けて3つのタイプに分かれます。
    * 01.屈曲型
    * 02.伸展型
    * 03.回旋型

    01. 屈曲型

    殿筋群やハムストリングスの短縮により体幹前屈動作における骨盤前傾が制限され、疲労・短縮した腰背部の筋が遠心性収縮を強いられて増悪するタイプを指します。日常生活での愁訴としては「靴下を履くときにいたむ」、「椅子に座るときに痛む」などと表現されます。

    02. 伸展型

    腸腰筋や大腿筋膜張筋など股関節屈筋の短縮や過緊張があり、体幹を伸展させる際に骨盤前傾・腰椎前弯が増強して疼痛が増悪するタイプの腰痛を指します。一般的な愁訴として、「椅子から立つときに腰が伸びない」などと表現されます。

    03. 回旋型

    体幹回旋により疼痛が増強されるタイプの腰痛で多くの場合腹筋の緊張が不十分なため回旋動作の際に骨盤前傾が増強し、腰椎に回旋・伸展ストレスが加わるため起こると考えられています。非回旋側では同側の腰方形筋の過緊張により、非回旋側では骨盤前傾が増強して伸展型腰痛と同様のメカニズムが一側に作用して疼痛が増強する例が多くみられます。野球やテニスなど回旋動作を多用するスポーツに多発します。

    それぞれどの動きで腰の痛みが増悪するのかによってどのタイプの腰痛か考えていくのが簡単な見極め方になります。例を挙げると、腰を左右に回した時に痛みが出やすい方だと回線型腰痛と判断できます。しかし、単純に腰だけの問題ではないことが多々あります。
    お尻の柔軟性や股関節の可動域はしっかりと確保されているか。お腹の筋力はどうか。普段の立ち姿勢や生活スタイルはどのようにしているのか。ゴルフやテニスなど、身体を頻繁に捻るスポーツをしているのか。など…

    慢性腰痛の原因は多岐にわたり個人によって異なりますので、症状を放置せず、まずは専門家を受診することが大切です。

    4.慢性腰痛対策と治療

    まずはストレッチやエクササイズから始めましょう。
    使いすぎた筋肉をストレッチしたり、逆に使わない筋肉をトレーニングしたりすることで、全身の筋肉をバランス良く保ち、綺麗な姿勢を維持しやすくなります。これにより、慢性症状の改善や怪我の予防につながります。

    慢性腰痛に効果的!腸腰筋のストレッチ

    次に生活習慣改善を試みましょう。
    姿勢改善や、負荷のかかる動作に気をつけること、体重管理も大切なポイントです。
    姿勢や動作は、自分が正しいと思っていても負荷のかかる姿勢だったりします。
    1度だけでも自分の正しいと思っている姿勢や歩行を専門家に見てもらうことは、長期的に大きなメリットになります。

    それでも腰痛を繰り返す場合は…
    すぐに整骨院、治療院を受診しましょう。
    ご自身で改善を試みて怪我をする場合もあります。

    当院は国家資格を持つ臨床家が、患者さんの生活習慣と症状を丁寧にカウンセリングします。さらにAI姿勢診断を使用して、痛みを改善するための患部への直接的治療と、要因となる姿勢動作改善へのアプローチを行います。

    お困りの方はご相談ください。