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  • 【健康コラム】緊張による頭痛・肩こり|要因である自律神経の調整法について解説!

    自律神経のバランスを整えることは、日常生活において健康と幸福を追求するために欠かせない要素です。ストレスや緊張からくる肩こりや頭痛、不眠症、消化不良など、さまざまな不快な症状は、自律神経の乱れによって引き起こされることがほとんどです。

    このコラムでは、自律神経とそのバランスを整える方法に焦点を当て、健康的な生活を築くためのヒントを提供します。忙しく・ストレスの多い現代社会ですが、心と体の調和を取り戻し、より充実した日々を過ごすための知識を共有していきましょう。

    記事内容
    • 1.肩こり・頭痛と緊張の関係性
    • 2.今すぐ対処したい”肩こり”
    • 3.今すぐ対処したい”頭痛”
    • 4.自律神経のバランスを整える方法
    • 5.当院でできるサポート
    • 6.まとめ

    1.肩こり・頭痛と緊張の関係性

    肩こりや頭痛は、緊張やストレスが原因となって発生することが多い健康問題です。
    緊張とこれらの症状の関係性を理解することは、それらを効果的に管理し、改善するために不可欠です。
    この章では、肩こり、頭痛、そして緊張の関連性について探求します。

    ①なぜ緊張するの?

    私たちの生命維持活動(=呼吸・内臓機能・心臓・血流など)のすべては自律神経が支配しています。この自律神経は、リラックスの作用がある副交感神経とアクセルの役割がある交感神経の2つが交互にバランスよく働くことで自律神経はうまく作用します。詳しく解説すると2つの神経は以下の役割を持っています・

    ○交感神経
    これは「戦闘または逃避反応」を促進する役割を持ち、ストレス時に活発になり、心拍数や血圧を上昇させ、エネルギー供給を増加させます。

    ○副交感神経
    これは「休息と回復」を促進する役割を果たし、リラックス状態における体の機能を調整します。心拍数を下げ、消化機能や免疫機能を促進します。

    このうち、緊張しやすい場面やストレスを感じやすい場面が多いと、脳内でアクセルの役割のある交感神経が作用しすぎるとアドレナリン(=ノルアドレナリン)という神経伝達物質が多量に分泌されます。これが交感神経を優位にさせるメカニズムですが、あまりにも多量に分泌され副交感神経との切り替えがうまくいかなくなると、以下のような症状が出てしまいます。

    ・動機
    ・息切れ
    ・筋肉の緊張
    ・血流の制限  など

    ②緊張するとなぜ肩こりや頭痛が起こるの?

    緊張による肩こり・頭痛は、交感神経の過剰作用により体内では以下のことが起こります。

    筋肉の収縮: ストレスや緊張が続くと、肩や首の筋肉が過度に収縮し、これが肩こりの原因となります。筋肉が長時間にわたって緊張し続けることは、血流の制約や筋肉の硬直を招きます。

    血流の制約: 緊張が高まると、血管が収縮し、血液の流れが制約されます。特に頭部や首において、十分な酸素や栄養素が供給されなくなると、頭痛が起こりやすくなります。

    神経の過敏: ストレスは中枢神経系に影響を及ぼし、痛覚の感受性を高めることがあります。これにより、肩こりや頭痛がより強く感じられることがあります。

    ③緊張からくる肩こりと頭痛の特徴

    肩こりと頭痛が緊張によって引き起こされる場合、以下の特徴があります。

    ○頭痛
    頭痛は要因によって幾つかの種類に分けられます。この場合は<緊張型頭痛>と呼ばれ、通常、頭の両側にわたる鈍い痛みや圧迫感として現れます。この頭痛は、首や肩の筋肉の緊張からくるものであり、長時間にわたって持続することがあります。

    ○肩こり
    肩こりは、首、肩、背中の筋肉のこわばり、痛み、緊張感を伴います。緊張状態により、筋肉の緊張が血行不良を作ることはもちろんですが、これによる姿勢の悪化によってさらに状態が悪くなることがあります。また、肩こりは頭痛を悪化させる要因にもなります。

    2.今すぐ対処したい”肩こり”

    肩こりは、日常生活でよく経験する不快な症状の一つです。特に長時間のデスクワークやストレスが原因で、肩や首の筋肉がこわばり、痛みを引き起こすことがあります。ここでは、肩こりの即時の対処法を紹介します。

    1.休憩・ストレッチ

    長時間のデスクワークや作業後、肩こりを和らげるためには、定期的な休憩が重要です。休憩中に以下のストレッチを試してみましょう。

    ↓↓当院では国家資格者によるホームワーク指導動画もアップしていますのでご活用ください↓↓

    【巻き肩】肩こり・巻き肩改善!ストレッチ方法の紹介

    2. ホットパッドまたはアイシング

    慢性的な肩こりを和らげるために、ホットパッドを利用することができます。痛んでいる部位にホットパッドを当てることで筋肉がリラックスし、血流が促進されます。

    3. マッサージ

    肩こりの痛みを和らげるために、肩や首の筋肉をやさしくマッサージすることが有効です。指圧マッサージやローラーボールを使って、こわばった筋肉に圧をかけると、筋肉の緊張がほぐれます。

    4. 良い姿勢

    良い姿勢を維持することは、肩こりを予防および軽減するために重要です。デスクワーク中は、画面の高さや椅子の高さを調整し、背筋を伸ばすように心がけましょう。

    5. ストレス管理

    ストレスが肩こりの原因であることが多いため、ストレス管理が肩こりの対処に不可欠です。瞑想や深呼吸、ヨガなどのリラクゼーションテクニックを取り入れ、日常的にストレスを軽減しましょう。

    6. 適切な枕と寝具

    質の良い枕と寝具を使用することは、肩こりの予防に役立ちます。寝具が体に適しているか確認し、適切なサポートを提供するものを選びましょう。

    7. 適切な姿勢矯正

    必要に応じて、専門の整骨院や鍼灸院を訪れ、姿勢の矯正を受けることを検討しましょう。専門家による治療は肩こりの根本的な原因を特定し、効果的に対処する手助けをしてくれます。

    肩こりは痛みや不快感をもたらすことがあり、長期間続くと慢性化する可能性があるため、早めの対処が重要です。上記の方法を試し、肩こりの症状を軽減しましょう。

    3.今すぐ対処したい”頭痛”

    頭痛は突然現れ、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。特にストレスや緊張が原因となることが多いです。ここでは、頭痛の即時の対処法を紹介します。

    1. 休息とリラクゼーション

    頭痛が始まったら、できるだけ早く休息しましょう。静かな場所で目を閉じ、深呼吸や瞑想を試してみてください。これにより、緊張が緩和され、頭痛の軽減に寄与します。

    2. 適切な水分補給

    脱水は頭痛の原因の一つとなります。十分な水分を摂り、脱水を予防しましょう。特に暑い日や運動後は水分摂取に注意しましょう。

    3. カフェイン摂取

    カフェインは一部の頭痛症状を軽減するのに役立つことがあります。コーヒーや紅茶を摂り、注意深くカフェインの量を調整しましょう。過剰なカフェイン摂取も頭痛を引き起こす原因となります。

    4. 頭部マッサージ

    軽く頭部をマッサージすることで、筋肉の緊張を緩和し、頭痛を軽減できます。特にこめかみや首筋に焦点を当ててマッサージしましょう。

    頭痛は症状が不快で、日常生活に支障をきたすことがあります。上記の方法を試し、頭痛を和らげる手助けとしましょう。ただし、頭痛が慢性的なものである場合や、症状が悪化する場合には、医師の診察を受けることが大切です。

    4.自律神経のバランスを整える方法

    自律神経のバランスを整えることは、肩こりや頭痛などももちろんですが多くの症状の改善に有効です。以下は、自律神経のバランスを整えるための方法です。

    ー深呼吸と瞑想ー

    深呼吸は、副交感神経を活性化し、リラックス状態に導きます。日常的に深呼吸を行い、気分を穏やかにしましょう。また、瞑想や瞑想アプリを活用して、ストレスを軽減し、自律神経のバランスを整えることができます。

    ーヨガー

    これらの運動は深い呼吸とストレッチを組み合わせ、副交感神経を刺激し、筋肉の緊張を緩和します。

    ー適度な運動ー

    適度な運動は、自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。有酸素運動やウォーキングなどの軽い運動は、ストレスホルモンの分泌を抑制し、心身のリラックスを促進します。

    ー良質な睡眠ー

    良質な睡眠は、副交感神経を活性化し、自律神経のバランスを整えるのに不可欠です。睡眠環境の改善や、睡眠サイクルの規則的なリズムを確立しましょう。

    ーストレス管理ー

    ストレスの管理は、自律神経のバランスを整えるうえで重要です。ストレスフルな状況に適切に対処し、ストレスを軽減する方法を見つけることが大切です。趣味やリラックス活動を楽しむこともストレスを軽減します。

    ー健康的な食事ー

    バランスの取れた食事は、自律神経の調整に重要です。特にビタミン、ミネラル、健康的な脂質を含む食事が、神経系の正常な機能をサポートします。過度なカフェインやアルコールの摂取は避けましょう。

    ー専門的なアプローチー

    ご自身での対処によって効果が得られない場合は専門家を頼ることも大切です。鍼灸、整骨院、またはカイロプラクティックなどの専門家のサポートを検討しましょう。

    5.当院でできるサポート

    当院では、鍼灸・整骨院・トレーニング・リハビリを目的とした施術を提供しています。

    肩こり治療の場合は、

    ・肩甲間部への鍼パルス治療
    鍼を硬くなった筋肉刺入して、そこに低周波を流すことで慢性的な痛み、筋肉のこりや血行不良に安定した効果を発揮する優れた治療法です。

    ・AI姿勢診断
    これによって、どこの筋肉を緩めたら良いのか、どこの筋肉をトレーニングしたら良いのかがわかります。自分の身体を認識すれば、何を改善すればよいのかがわかります。 もちろん、更に的確な施術も可能となります。そして、このような分析をもとにあなたに合ったトレーニング法と、ストレッチ法をお伝えすることができます。

    頭痛の場合は、
    ・超音波鍼灸
    2Dエコーを使用し、胸鎖乳突筋の緊張を診断、具体的な患部を明確にし直接アプローチします。

    など、国家資格者の技術と医療機器や診断機によって、より確実性の高い治療を可能にし、リハビリ・トレーニングによって再発のない体づくりをサポートするのが当院のプログラムです。

    6.まとめ

    緊張による肩こりと頭痛は適切な対処が必要であり、自律神経の調整が鍼灸や整骨院の施術によってサポートされることを強調します。健康な生活を取り戻し、緊張からくる不快な症状を克服しましょう。
    今回お伝えした、対処法や治療をぜひ参考にしてみてください🎵

  • 【健康コラム】原因は”立ち方”にあった!?治らない肩こり・腰痛・首痛【慢性症状】を正しい立ち方で改善する方法

    つい最近マッサージに行ったのにまた肩が凝ってる…/今日は大事な仕事があるのに急に腰が痛い!…など、なんとなくどうにか誤魔化してきた慢性症状が大事な場面で悪化したり、思いがけず繰り返したりなど皆さん経験したことがあるのではないでしょうか?

    実は慢性症状の原因は、あなたの生活の中に隠れている場合がほとんど!
    この記事では、繰り返す慢性症状の改善に焦点を当て、その改善方法を詳しく解説していきます。ちょっとした知識と意識で長年悩んできたその症状が大きく改善するかもしれません。

    記事内容
    • 1.慢性症状とは?
    • 2.要因は日常生活の中に!?
    • 3.「正しい立ち方」とは
    • 4.「正しい歩き方」とは
    • 5.「正しい座り方」とは
    • 6.姿勢改善!日常生活に取り入れるコツ
    • 7.専門家による姿勢の重要性とアドバイス
    • 8.姿勢改善の4つのポイント
    • 9.まとめ

    1.慢性症状とは?

    慢性症状とは、しばしば長期間にわたって持続し、日常生活に不快や不便をもたらす症状のことを指します。一般的に急性症状とは異なり、数週間以上、数ヶ月、場合によっては数年にわたって続くことがあります。肩こり、腰痛、首痛などの症状も、この慢性症状に該当します。

    慢性症状が進行すると、日常生活において仕事や趣味、社会活動などに支障をきたすことがあり、痛みや不快感が続くことで、体力や精神的な健康にも影響を及ぼす可能性もあります。そのため、早期に適切な対処を行い、慢性症状を軽減することが重要です。

    代表的な慢性症状の具体例をいくつか挙げてみましょう。

    肩こり

    肩の周りや首に痛みや緊張感が続く症状。悪い姿勢や長時間のデスクワーク、ストレスなどが原因となることが多い。

    腰痛

    腰部や腰からお尻にかけて痛みを感じる症状。運動不足や姿勢の乱れ、筋力の低下が関連していることがあります。

    首痛

    首の後ろや側面、肩に痛みや違和感がある症状。携帯電話の使用姿勢やパソコン作業の影響が考えられます。

    腱鞘炎

    手首や指に痛みや炎症が生じる症状。繰り返しの同じ動作や手の使いすぎが原因となることがあります。

    関節痛

    膝、肘、手首などの関節に痛みや違和感がある症状。関節の負担や炎症が影響することがあります。

    慢性頭痛

    長期間にわたって続く頭痛。ストレス、姿勢の悪さ、不規則な生活習慣が原因とされることがあります。

    背中の痛み

    背中全体や特定の部位に痛みがある症状。姿勢の乱れや筋肉のバランスの偏りが関与することがあります。

    これらの慢性症状は、単なる一時的な不快感ではなく、長期間にわたって続くため、その改善には継続的な努力が求められます。

    2.要因は日常生活の中に!?

    下記の項目にあなたはいくつ当てはまりますか?

    □歯磨きの時に首や肩に力が入ってる、壁にもたれたり片脚重心になっている
    □デスクワークの際、顔が画面に寄っている
    □仕事をする時に肩に力が入っている
    □料理や家事の際に体のあちこちが力んでいる
    □信号待ちの際に片脚重心になっている
    □電車の中で下を向いてスマホを使っている
    □床に落ちたものを拾う際に膝を曲げていない
    □勢いよく重いものを持ち上げる
    □よく足を組む

    どうでしょうか?1つでも当てはまる方は、似たような動作の際や無意識に様々な場面で体にとって負担のかかる姿勢や動作を行なっている可能性があります。

    姿勢改善は、真っ直ぐ立っている時だけでなく、何気ない日常の場面や移動中仕事中など、生活の全体で意識改善する必要があります。

    3.「正しい立ち方」とは

    下記の動画を見て「正しい立ち方」について理解しよう♫

    【姿勢】国家資格者が教える!正しい立ち方

    4.「正しい歩き方」とは

    下記の動画を見て「正しい歩き方」について理解しよう♫

    【歩き方】国家資格者が教える!正しい歩き方

    5.「正しい座り方」とは

    下記の動画を見て「正しい座り方」について理解しよう♫

    【姿勢】国家資格者が教える!正しい座り方

    6.姿勢改善!日常生活に取り入れるコツ

    正しい姿勢を維持するために、日常生活で気をつけるべきポイントがいくつかあります。以下に、姿勢改善を促進するための日常的なコツをいくつか紹介します。

    1.デスクワーク時の姿勢

    デスクワーク中は、モニターの高さやキーボードの位置を調整して、正面を見つめる姿勢を保つようにしましょう。背中を背もたれにしっかり付け、肘は机の上に軽く置くと良いです。また、定期的な休憩で立ち上がり、軽くストレッチを行うことも重要です。
    ⭐️「正しい座り方」動画を参考に!

    2.歩行時の姿勢

    歩く際には、背筋を伸ばし、頭を上に向けて前を見つめるように心がけましょう。肩はリラックスさせ、腕は自然に揺れるように振ることで、全身のバランスを保ちながら歩くことができます。
    ⭐️「正しい歩き方」動画を参考に!

    3.携帯電話やスマートフォンの使用

    携帯電話やスマートフォンを使う際には、顔を下に向けるのではなく、目線を上に向けるように心掛けましょう。この姿勢は首への負担を軽減し、首痛や肩こりの予防に役立ちます。
    ⭐️「正しい立ち方・座り方」動画を参考に!

    4.歯磨きやドライヤー中の姿勢

    足の裏でしっかりと体を支え、頭は真上に引き上げましょう。ものを持つときは肩の力を抜いて脇を締め、力まず行なってみましょう
    ⭐️「正しい立ち方」動画を参考に!

    5.食事中の姿勢

    顔は正面を向くようにして、口元までお皿や料理を運びましょう。いい姿勢で食べると呼吸しやすく風味をより感じられます。
    ⭐️「正しい座り方」動画を参考に!

    7.専門家によるアドバイスとケアの重要性

    姿勢の悪化は様々なリスクを与えます。二足歩行の私たちは2つの足の裏から大きな体の部位を複数支えています。支える面積が小さい分、中心がずれてしまうと筋肉で引っ張りあって体を支えようとしてしまいます。これにより筋肉への過度の緊張やダメージを与えてしまうことになります。

    例えば…
    猫背とは、首が前に突き出して背中が丸まった状態のことです。
    人の頭の重さは約6kg、Lサイズのスイカほどもあり、寝ている時以外はこの重量を背骨が支えています。
    頭が背骨の真上にあれば背骨全体で支えられますが、猫背になると骨だけでは支えきれず、骨をサポートする筋肉に負担がかかり、こりや痛みが生じます。

    日常生活の中で、このようなバランスの崩れた姿勢時間が長いほど、怪我や慢性症状を起こしやすくなりますし、同時に体は習慣化しますので正しい姿勢を覚えるための時間もかかってしまうようになります。改善したい方は”今”から取り組むことが重要です!

    8.姿勢改善の4つのポイント

    姿勢改善には下記の4つが重要です

    ①自身の姿勢バランス・動作の癖を知ること(鏡や写真、専門家の評価)
    ②長年の姿勢の癖で崩れてしまった骨の歪みを改善すること(整骨院や専門機関で行いましょう)
    ③負担のかかっている筋のストレッチやトレーニングを行いましょう
    ④いい姿勢のポイントを理解し、生活の中で習慣化していきましょう

    当院でも姿勢改善を行なっておりますのでご希望の方はお問い合わせください。

    9.まとめ

    慢性症状は長期にわたる痛みや不快感で、肩こりや腰痛などが含まれます。日常生活での姿勢や動作が影響し、仕事や生活に支障をきたすことも。姿勢改善のコツとして、デスクワークや歩行時の姿勢に注意し、スマートフォンの使用や日常動作も見直すことが大切。また、専門家のアドバイスやケアも重要で、姿勢の正しい習慣を身につけることが勧められます。姿勢改善には自身の姿勢バランスを知り、骨の歪みを整骨院で調整し、負担のかかる筋肉をケア。正しい姿勢の維持を日常生活に取り入れることで、慢性症状の軽減や予防が可能です。少しずつ取り組んでいきましょう!

  • 【産後の腰痛予防】骨盤まわりを整える!簡単体操で血流改善

    1. 産後ママの腰痛と骨盤の関係

    出産後、多くのママが悩まされるのが腰痛です。実はその原因の多くが「骨盤の不安定さ」にあります。妊娠・出産により緩んだ骨盤周辺の靭帯、姿勢の変化、筋力の低下が複雑に絡み合い、腰に負担をかけてしまうのです。本記事では、産後の骨盤に効果があるとされる体操をご紹介します。

    骨盤

    2. 骨盤「ゆがみ」と「傾き」の違い

    よく「骨盤がゆがんでいる」と言われますが、実際には骨盤そのものがねじれて形が変わるわけではありません。正確には、骨盤は“傾く”ことで姿勢や筋肉のバランスに影響を与え、腰痛の原因になるのです。

    たとえば、妊娠・出産で腹筋やおしりの筋肉(殿筋群)、骨盤底筋といったインナーマッスル(体の深部にある筋肉)が弱くなると、骨盤が前や後ろ、または左右のどちらかに傾きやすくなります。この傾きが慢性化すると、周囲の筋肉や関節がそのアンバランスを補おうと働き、結果として腰や背中、股関節に負担がかかりやすくなります。

    骨盤、前傾、後傾

    また、骨盤が前傾すると反り腰になり、腰椎(腰の背骨)に圧力が集中します。逆に後傾すると猫背やぽっこりお腹の原因になるなど、見た目や体調面にも影響を及ぼします。

    つまり、「骨盤のゆがみ」という言葉の本質は、筋肉バランスの崩れによる骨盤の“傾き”であり、それを整えることが腰痛予防の第一歩なのです。


    3. 骨盤ケアの開始時期と注意点

    通常分娩の場合は産後4週目、帝王切開の場合は産後8週目以降に、医師の許可を得たうえで骨盤体操を開始するのが安全です。

    骨盤ベルトの併用もおすすめ

    • 起床後や家事中などに短時間装着することで骨盤のサポートになります。
    • 長時間使用は筋力低下を招く恐れがあるため注意が必要です。

    4. セルフケア&ストレッチ

    【仰向け膝倒しストレッチ】

    1. ①仰向けになり両膝を立てる
    2. ②両膝をそろえたまま左右に倒す(左右10回ずつ)

    【キャット&カウ】

    1. ①四つ這いになる
    2. ②息を吸いながら背中を反らせ、吐きながら丸める(10回)

    【ドローイン】

    ①腹式呼吸でへそを背中に引き込むように凹ませて10秒キープ(10回)


    骨盤を整えて快適な産後ライフを

    産後の腰痛は「我慢すべきもの」ではありません。正しい知識と簡単な運動の積み重ねで、健康な毎日を手に入れましょう。

    腰痛は筋肉や骨格の問題だけでなく、ストレスや睡眠不足など原因は多岐にわたります。産後は生活リズムが乱れがちですが、セルフケアの時間を数分でも作ることが予防・改善につながります。

    骨盤の歪みや腰痛、産後のお身体に関するお悩みはぜひ当院までご相談ください。専門資格を持つ施術師が丁寧に対応をいたします。

  • 知ってるようで分かっていない熱中症メカニズム!

    記事内容
    • 1.熱中症は「体の中の冷却装置」が壊れることで起こる
    • 2.体温はどうやって調節されているのか?
    • 3.体の中で何が起きて熱中症になるのか
    • 4.なぜ高齢者や子どもがなりやすいのか?
    • 5.まとめ

    1.熱中症は「体の中の冷却装置」が壊れることで起こる

    猛暑の日、「外が暑いから熱中症になる」と思われがちですが、実際には体内の温度調節システムの破綻が原因です。体温を一定に保とうとする生理機能が限界を迎えたとき、熱中症は発症します。
    このコラムでは、熱中症のメカニズムを医学的に解説しながら、一般の方にもわかりやすくお伝えします。

    2.体温はどうやって調節されているのか?

    私たちの体は、脳の視床下部という部分がセンサーの役割を果たし、体温を常に36〜37℃程度に維持しています。外気温が上がると、以下の反応が起こります。

    • ・皮膚の血管が拡張し、体表面に熱を逃がす
    • ・発汗し、汗が蒸発するときの気化熱で体を冷やす

    この体温調節システムが正常に働いていれば、多少の暑さには耐えられます。しかし、このバランスが崩れると危険です。

    3.体の中で何が起きて熱中症になるのか

    熱中症の主な原因は、以下の4つのメカニズムに分類されます。

    ① 熱の産生が放熱を上回る(オーバーヒート)

    暑い環境で体を動かすと、筋肉運動によって大量の熱が発生します。通常は汗で放熱しますが、湿度が高いと汗が蒸発せず、熱が体にこもります。その結果、体温がどんどん上昇し、40℃以上になると危険な状態に突入します。

    ② 脱水と電解質バランスの異常

    発汗によって失われるのは水分だけでなくナトリウムなどの電解質含まれます。水分補給が足りない、または水だけを大量に飲んでナトリウムが不足すると、血液量が減少して血圧が低下し、細胞に酸素や栄養が届かなくなります。これによりけいれんや吐き気、倦怠感が現れます。

    💡ちょこっと知恵袋:
    脱水になるとナトリウムも失われると思われがちですが、実はそうとも限りません。

    現象例 Na⁺の変化 脱水タイプ
    発汗・水分喪失だけ ↑上昇↑ 高張性脱水
    下痢・嘔吐 変化なし 等張性脱水
    水だけを大量摂取 ↓低下↓ 低張性脱水

    ③ 中枢神経の異常

    高体温や脱水によって、脳に血液が届きにくくなると視床下部の機能が低下し、体温調節そのものができなくなります。また、脳の神経細胞は熱に弱く、42℃を超えると神経伝達が異常をきたし、意識障害、錯乱、けいれんなどの症状が出ることがあります。

    ④ 多臓器へのダメージ

    体温上昇が続くと、タンパク質が変性し、細胞が壊死していきます。特に筋肉(横紋筋)、肝臓、腎臓、心臓などの臓器はダメージを受けやすく、急性腎障害や肝機能障害を引き起こします。これは入院治療や集中管理が必要な重度の状態です。

    4.なぜ高齢者や子どもがなりやすいのか?

    • 高齢者:発汗機能の低下、喉の渇きを感じにくい、心疾患や糖尿病などの基礎疾患
    • 子ども:体温調節中枢が未熟、体表面積が大きく外気温の影響を受けやすい

    これらの人々は体内の温度調節システムの破綻体の冷却能力が弱いため、早期の対応や周囲のサポートが必要です。

    5.まとめ

    熱中症は「暑いからなる」のではなく、体の熱処理能力が限界を超えたときに発症する医学的な病態です。特に、高温・多湿・脱水・運動の組み合わせは危険です。こまめな水分と塩分補給、無理のない行動、休憩と冷却が予防の基本です。

    6.当院でできる対応

    自律神経バランスチェック

    熱中症や脱水状態では、自律神経の乱れが起きやすくなります。
    当院では、自律神経測定機器を使用し、交感神経・副交感神経のバランスを客観的に評価します。
    測定結果をもとに、疲労や睡眠不足、ストレスによる不調の早期発見と、最適な施術プランの提案が可能です。

    手技による疲労回復

    • 鍼灸:消化機能や自律神経の調整をサポート
    • 整体・マッサージ:首肩こり、頭痛、疲労感の緩和
    • ストレッチ指導:体温調節能力を高める軽運動プログラム

    熱中症後の体力低下・倦怠感の回復にも有効です。

    「ちょっとおかしいかも」と思ったら、我慢せずにご相談ください。熱中症は予防と初期対応が命を守ります。

  • 【健康コラム】首こり解消!胸鎖乳突筋への正しいストレッチ

    首こりは、多くの人が経験する身近な問題です。デスクワークや不適切な姿勢、ストレス、運動不足などが原因で、首に痛みや不快感が生じることがあります。首こりが進むと、頭痛や肩こり、吐き気、めまいなど、他の症状も併発することがあります。

    このコラムでは、首こりの原因や、首こりと胸鎖乳突筋(首の筋肉)の関係、胸鎖乳突筋のストレッチ方法、専門家からのサポート、首こりを軽減する生活習慣などについて詳しく解説します。ここで紹介する情報が、皆さんの生活をもっと快適にする手助けになれば幸いです!

    記事内容
    • 1.胸鎖乳突筋とは?
    • 2.首こりと胸鎖乳突筋の関係
    • 3.胸鎖乳突筋のストレッチについて
    • 4.首こりを軽減する生活習慣
    • 5.当院でできるサポート
    • 6.まとめ

    1.胸鎖乳突筋とは?

    胸鎖乳突筋は、耳の後ろから首の側面を通り、鎖骨や胸骨に繋がる筋肉で、顔を横に向けた時に目立つ筋肉です。首を上下左右に動かすときに使われ、日常生活でとても重要な役割を果たしています。

    胸鎖乳突筋は人間の筋肉の中でも特に重要なものの一つで、重さ5キロ以上あるとされる頭を支える役割があります。

    また、胸鎖乳突筋は、頭を支えるといった体の疲れだけでなく、自律神経の乱れやストレスでも緊張しやすい筋肉です。この緊張が、さまざまな体の不調を引き起こす原因になります。

    胸鎖乳突筋が緊張すると起こる身体の不調

    胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)が緊張すると、以下のような不調に繋がりやすくなります。

    1.頭痛

    胸鎖乳突筋が緊張することで、頭痛を引き起こすことがあります。特に緊張型頭痛や片頭痛の原因となることが多いです。

    2. 首や肩のこり

    胸鎖乳突筋が硬くなると、首や肩のこりが強く感じられます。この筋肉は首の回旋や側屈に関与しており、日常生活で酷使されがちな部位です。

    3. めまい

    胸鎖乳突筋の緊張は、耳に近い部分に位置しているため、内耳への影響を及ぼし、平衡感覚の乱れやめまいを引き起こすことがあります。

    4. 顎関節症

    胸鎖乳突筋の緊張は顎周りの筋肉にも影響を与えるため、顎関節症を引き起こすリスクがあります。顎の動きが制限され、痛みや異音が出ることもあります。

    5. 呼吸の浅さ

    この筋肉が緊張すると、胸郭の動きが制限されるため、呼吸が浅くなり、疲れやすさを感じることがあります。

    6. 姿勢の悪化

    胸鎖乳突筋の緊張は、首や頭の位置を不自然な状態に保つため、姿勢が悪化し、猫背やストレートネックの原因となることがあります。

    このように、胸鎖乳突筋の緊張は多岐にわたる不調の原因となるため、適切なストレッチやマッサージでリラックスさせることが大切です。

    2.首こりと胸鎖乳突筋の関係

    首こりと胸鎖乳突筋の関係は深く、胸鎖乳突筋が首こりの一因となることがあります。以下にその関係を詳しく説明します。

    ○筋肉の緊張

    胸鎖乳突筋は、不適切な姿勢や過度のストレスによって緊張することがあります。特に、前かがみの姿勢や肩を前に突き出すような姿勢を長時間続けると、この筋肉が硬くなり、首の筋肉とのバランスが崩れます。

    ○制限された首の運動

    胸鎖乳突筋の緊張が増すと、首の自由な動きが制限されます。これにより、首が前に出しにくく、痛みやこりが生じやすくなります。

    ○血行不良による併発症状

    胸鎖乳突筋の緊張が首に影響を及ぼすだけでなく、周辺の組織や筋肉にも影響を及ぼすことがあります。このため、首こりが広がり、肩こりや頭痛といった症状が併発することがあります。

    ○循環障害

    胸鎖乳突筋の過度な緊張が、血液の正常な循環を妨げることがあり、吐き気やめまいの症状を引き起こすことがあります。

    首こりは個人によって異なる原因から発生し、その結果としてさまざまな症状が現れることがあるため、適切なケアと治療が必要です。

    3.胸鎖乳突筋のストレッチについて

    首の凝りを感じると、むやみに頭わ回したり、ポキポキ音を鳴らす方もいらっしゃいますが、怪我により悪化するリスクがあるので注意しましょう。

    今回紹介する胸鎖乳突筋のストレッチは、安全かつ、首こりや肩こりの軽減に効果的な方法の一つです。
    以下に、胸鎖乳突筋のストレッチ方法を紹介します。

    ①左鎖骨の上に右手を置き、右下に向いて軽く引っ張ります
    ②頭を後ろに倒し、少し右側に倒しましょう。この時、顎は高い位置に持っていきます。
    ③この状態で深呼吸を複数回行います。

    反対も同様です。

    ↓動画と一緒にやってみよう↓

    注意事項

    ・ストレッチ中に痛みを感じた場合、無理に引っ張らないようにしましょう。

    ・呼吸を忘れずに行い、ストレッチを行う際に深呼吸を心がけましょう。

    ・ストレッチは徐々に行い、急激な動きを避けましょう。

    4.首こりを軽減する生活習慣

    首こりを軽減・再発しないようにするためには、生活習慣が重要です。ご自身を労わる気持ちで以下のことを実践してみましょう!

    1.)適切な姿勢を保つ

    デスクワークは、背中をまっすぐに保ち、モニターの高さや椅子の高さを調整しましょう。
    スマートフォンやタブレットを使用する際には、首を前に出しすぎないように注意し、画面を目の高さに持ってきます。

    2.)運動とストレッチ

    今回のストレッチを毎日タイミングを決めて行ってみましょう。タイミングを決めると脳も毎日のルーティンとして行うものだと認識し、習慣化。「今日もやらなきゃ」というようなストレスがなくなり、快適に継続できるようになります。

    3.)ストレス管理

    ストレスは筋肉の緊張を引き起こすことがあるため、ストレス管理技術を学び、日常的なストレスを軽減します。瞑想や深呼吸などのリラクゼーション法が役立ちます。

    4.)定期的な休息とストレッチ

    長時間同じ姿勢で作業する際には、定期的な休息を取りましょう。 休憩中にストレッチや首の軽いマッサージを行うことで、筋肉の緊張を緩和できます。

    これらの生活習慣を取り入れることで、首こりのリスクを軽減し、健康な首と肩を維持できます。首こりが持続する場合や症状が悪化する場合は、医療専門家に相談し、適切な治療を受けることが大切です。

    5.当院でできるサポート

    新型コロナウイルス流行によるワクチン接種やマスク着用の影響で、身体の緊張が高まることにより、不定愁訴(※1)の症状を訴える方が増えています。

    特にマスクを着用することで口呼吸が習慣化し、胸鎖乳突筋の緊張が常に高くなる傾向があります。この筋肉が緊張し続けると、次のような問題が発生しやすくなります。

    疲労の蓄積
    血行不良による痛みや痺れ
    自律神経の乱れによる体調不良
    ただし、一概に胸鎖乳突筋の緊張だけがこれらの不調の原因とは言えません。不調の多くは複数の要因が絡み合っていることが多いため、全体的な身体のバランスや生活習慣、精神的な状態も重要な要素です。そのため、当院では胸鎖乳突筋だけでなく、全身にアプローチする包括的なケアを提供しています。

    2Dエコー(超音波検査)を用いて検査

    エコーを用いて出た数値は医療的な治療の指標となります。元となる数値と比較することでより的確な治療が可能です。

    クリックして動画を視聴する

     

    胸鎖乳突筋のアプローチ手技治療

    首には、筋肉と神経が複雑に入り組み、そこに、脳に栄養を送る太い血管が通っています。呼吸法や姿勢矯正を行うことで、可動範囲の拡大や柔軟性の向上を目指します。早期の改善をめざすため、一人一人に合わせたカウンセリング、カスタマイズ施術、オーダーメード施術をご提供します。

    胸鎖乳突筋のアプローチ超音波治療

    ピンポイントで超音波を非温熱効果もしくは温熱効果のどちらかで照射します。 超音波→深部熱による脊髄動脈及び動脈叢の血流増大。 さらに高周波治療器・超音波治療器組合せ理学療法機器(アストロン)を使用し、高周波で筋肉の緊張の緩和し、痛みの伝達を抑制する効果を期待できます。

    首こり、頭痛、めまいなどの不定愁訴に
    ★初回限定メニュー★【胸鎖乳突筋プログラム】
    75分
    ¥3,850- (税込)
    ★通常料金6,600円⇒初回限定料金3,850円(税込)
    ★当院を初めてご利用いただく方へ、初回限定料金にてご提供しております。
    【メニュー内容】
    ①カウンセリング(15分)
    ②医療機ケア※全身の血流循環を向上させる医療機器(30分)
    ③お身体の状態チェック→施術→施術後のアドバイス(30分〜40分)

    ご予約時の注意事項

    ※メニュー内容のトータル所要時間が75分前後となります。お時間に制限がある方は先にお知らせください。
    ※来院時にスタッフへこちらの画面をご提示ください。
    ※ネットからご予約される方は施術メニュー項目『【初回限定】コリ・痛み・しびれ・体質改善 3850円』を選択してください。

    6.まとめ

    首こりは多くの人にとって日常的な問題であり、長時間のデスクワーク、不適切な姿勢、ストレス、運動不足などさまざまな要因が関与しています。首こりには頭痛、肩こり、吐き気、めまい、さらにはストレス症状などの症状が併発することがあります。胸鎖乳突筋は首こりの一因として重要であり、この筋肉の緊張が首の筋肉の不調を引き起こすことがあります。胸鎖乳突筋のストレッチを適切に行うことで、首こりの軽減が可能です。

    ぜひ今日の内容を実践し、首こりに悩む方々が快適な日常生活を送る手助けになることを願っています。お体の状態に合わせた適切な対策を取り入れ、健康な生活を送りましょう。