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  • 間違ってない?肩こり改善には〇〇筋のストレッチが有効!

    最近は膨大な情報量の中から自己判断で情報を選ぶことができる時代になりました。便利な反面、間違った情報を取り入れてしまうと大きな問題を引き起こすことにもなりかねません。特に、体に関する情報は、その情報源が専門家によるものかをしっかり見極めることが大切です。

    本コラムでは、肩こりは何が原因で起こるのか?どんな姿勢や状況が肩こりを引き起こすのかに触れながら、国家資格の臨床家からの肩こりの改善に向けた具体的な知識とアプローチ方法について紹介していきます。

    より快適な体を一緒に取り戻しましょう!

    記事内容
    • 1.知ってる?肩こりを誘発する姿勢
    • 2.肩こりの原因
    • 3.肩こりが治るメカニズム
    • 4.肩こりに有効なストレッチ
    • 5.肩こりに関するよくある質問 

    1.知ってる?肩こりを誘発する姿勢

    肩こりは多くの人が経験する辛い症状です。では、どのような姿勢が肩こりを引き起こしやすいのでしょうか?以下に肩こりが起こりやすい姿勢のいくつかを紹介します。

    1.前かがみの姿勢

    デスクワークやスマートフォンの使用など、前かがみの姿勢を長時間続けると、胸や肩の筋肉が縮んでしまい、肩こりを引き起こす可能性があります。

    2.肩を高く上げた状態

    ストレスや疲労によって肩が上がったままになることがあります。この状態では、肩や首の筋肉が緊張し、肩こりを引き起こす原因となります。

    3.頭部の前方への突き出し

    長時間デスクワークをしていると、意識せずに頭部を前方に突き出すことがあります。これにより、首や肩の筋肉が負担を受け、肩こりを引き起こす可能性があります。

    4.一方向への偏った体勢

    長時間同じ方向を向いたままの姿勢や、片方の腕を使った作業など、一方向への偏った体勢が続くと、肩や首の筋肉に負担がかかり、肩こりが起こりやすくなります。

    5.モニターの高さや位置の不適切さ

    デスクワーク中にモニターが目の高さにない場合や、画面を見るために首をねじったり傾けたりする姿勢は、肩こりを引き起こす原因となります。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    上記の共通点として肩こりを誘発する姿勢は、

    頭と肩が前に出て、背中(僧帽筋)が伸ばされ、胸筋が縮まった状態です。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    では、上記のような姿勢により1部の筋肉が緊張すると、どうして肩こりが起こるのでしょうか?

    ↓その答えは下記にあります↓

    2.肩こりの原因

    ○筋肉の緊張
    長時間同じ姿勢を続けたり、過度な身体の負荷がかかると、肩や首の筋肉が緊張し、血行が悪くなります。これによって筋肉が凝り固まり、肩こりが生じることがあります。

    ○姿勢の悪化
    前かがみの姿勢や首を前方に突き出すなど、不適切な姿勢を続けることは、肩こりの原因となります。姿勢の悪化によって、肩や首の筋肉に過剰な負荷がかかり、緊張と凝りを引き起こします。

    ○ストレス
    心理的なストレスは、肩こりの要因となることがあります。ストレスが増えると、筋肉が緊張しやすくなり、肩こりが生じることがあります。

    ○日常生活の運動不足
    十分な運動を行わずに長時間同じ姿勢で過ごすことは、筋力の低下や血行不良を引き起こし、肩こりを誘発する要因となります。

    ○環境の影響
    デスクワークやパソコン作業など、長時間同じ動作や姿勢を続けることは、肩こりの原因となります。デスクや椅子の高さや位置、モニターの配置など、環境の不適切さも肩こりを招く可能性があります。

    3.肩こりが治るメカニズム

    肩こりは多くの人が経験する身体の不快感ですが、肩こりを改善するためにはどのようなメカニズムが関与しているのでしょうか?以下に肩こりを改善するメカニズムについて解説します。

    ①血行促進と酸素供給の改善

    肩こりの際には、筋肉が緊張し、血行が悪化することがあります。肩こりを改善するためには、血行を促進させることが重要です。適度な運動やストレッチ、マッサージなどは、筋肉の緊張を緩和し、血液の循環を改善することに繋がります。

    ②筋肉の緊張の解除

    肩こりは筋肉の緊張や凝りが原因の一つです。筋肉を緩めるためには、ストレッチやリラクゼーション法が効果的です。これによって筋肉の緊張がほぐれ、肩こりの症状が改善される可能性があります。

    ③姿勢の改善

    肩こりの改善には、正しい姿勢を保つことが重要です。適切な姿勢を維持することで、肩や首の筋肉にかかる負担が軽減され、肩こりが緩和されることがあります。

    ④ストレスの軽減

    ストレスは肩こりの要因の一つとされています。ストレスを軽減するためには、リラクゼーション法やストレス管理の方法を取り入れることが有効です。心と身体のリラックスを促すことで、肩こりの改善につながるでしょう。

    これらの状態を作るためには、まず、肩こりの原因となる姿勢(頭と肩が前に出て、背中(僧帽筋)が伸ばされ、胸筋が縮まった状態)を改善する必要があります。

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    そのための理想的な姿勢は、
    頭は背骨の真上にあり、肩は耳と同じ位置にくる姿勢です。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    猫背が習慣化している人は、肩甲骨を後ろに寄せて大胸筋が伸びている感覚がかなりあるかと思います。

    これは強制的に行うと筋肉痛や怪我の原因になってしまう可能性があるので、体が正常な位置に戻りやすいよう、下記のようにトレーニングする必要があります。

    1、胸筋群のストレッチ(筋肉の柔軟性UP)
    2、背中の筋トレ(筋力UP)
    3、歪み改善(骨の位置の修正)
    4、姿勢動作を習慣化するトレーニング

    次に、この中から特に重要で取り組みやすい「ストレッチ」を紹介します。

    4.肩こりに有効なストレッチ

    ここまでお話ししてきたことを踏まえて、肩こりと密接に関わる「胸筋」のストレッチをご紹介していきます。

    当院では治療後にその方に合った、姿勢指導・動作指導・筋力トレーニング・ストレッチ・食事指導を行っています。慢性症状は特に、日常生活での習慣化した動作・姿勢が原因になることがほとんどですので、正しいホームワークをおこない【体が快適な状態】を知り、身についけることが大切です。

    【巻き肩】肩こり・巻き肩改善!ストレッチ方法の紹介

    ↑肩こりにまつわる筋肉の仕組みについても話しながらストレッチを教えてくれる動画です。1分半と短く簡潔に纏まっていますので、お忙しい方にもお勧めな肩こり解消法です!

    5.肩こりに関するよくある質問

    • 肩こりを予防するためにはどのような対策が効果的ですか?
      今回紹介した「胸筋ストレッチ」をはじめとした、【3、肩こりが治るメカニズム】の4つの方法を実践してみましょう。
    • 長時間デスクワークをしていると肩こりが起こりやすいですか?
      同じ姿勢が続くと血流が悪くなります。また、その姿勢が体に負荷をかける姿勢であればあるほど筋肉へのダメージや骨の歪みにつながりコリや痛みの症状になってしまいます。
    • 肩こりの症状が続く場合、専門医に相談するべきですか?
      軽い症状の場合はおうちでトレーニングを実践してみましょう。長期間改善しまい場合や、痛みが出た時、頭痛を伴う場合は早急に受診しましょう。

     

  • 首肩こり予防のためのスマートフォンの正しい使い方

    長時間の使用によって首や肩のこりに悩む人が増えています。特に、スマホを長時間うつむきながら操作することで、首の筋肉に大きな負担がかかり、肩こりや頭痛を引き起こす原因になります。

    最近では「スマホ首」とも呼ばれる症状が問題視されており、姿勢の悪化が首や肩だけでなく、全身の健康に影響を及ぼすこともあります。本記事では、スマートフォンを正しく使いながら、首や肩の負担を減らす方法について詳しく解説していきます。

    「スマホ首」とは?(ストレートネック・姿勢悪化の問題)

    「スマホ首」とは、長時間のスマホ使用によって、首が前に出た状態がクセになり、本来の自然なカーブを失った状態のことを指します。医学的には「ストレートネック」とも呼ばれ、頭の重みを支える首や肩の筋肉に過剰な負担がかかるため、痛みやこりが発生しやすくなります。

    本来、首の骨(頚椎)は前にカーブしていることで、頭の重さをうまく分散しています。しかし、スマホを長時間うつむきながら操作すると、首がまっすぐになり、本来のクッション機能が失われ、負担が倍増します。これが原因で、首のこりだけでなく、肩こり・頭痛・めまい・眼精疲労など、さまざまな症状を引き起こすのです。

    スマートフォン使用による首肩こりの原因

    長時間の前傾姿勢による首への負担

    スマートフォンを使う際、多くの人がうつむいた姿勢になりがちです。この前傾姿勢が長時間続くことで、首の骨(頚椎)や筋肉に大きな負担がかかります。

    特に、頭の重さは約5kgほどありますが、前傾する角度によって首にかかる負担が増大します。例えば、30度傾くと約18kg、60度傾くと約27kgもの負担が首にかかるとされています。これは、ボウリングの球を首で支えているような状態です。

    このような負荷が続くと、
    ✅ 首や肩の筋肉が緊張し、血流が悪化する
    ✅ ストレートネック(スマホ首)を引き起こす
    ✅ 慢性的な肩こりや頭痛の原因になる
    といった問題が発生します。

    首肩こりを防ぐスマホの正しい使い方

    「首肩こりを防ぐスマホの正しい使い方」について、動画で詳しく解説しています!

    正しいスマホの持ち方や姿勢、首や肩の負担を減らすポイント、簡単なストレッチまで、わかりやすくまとめた動画をご覧ください。

    スマホ使用による首肩こりを防ぐ生活習慣

    姿勢改善のための環境作り

    日常生活でスマホを使う際に、環境を整えることも重要です。

    ✅ デスクワークでは、スマホスタンドやPCモニターを適切な高さに
    ✅ 寝る前にスマホを使いすぎない(ブルーライト対策)
    ✅ ストレッチや運動を習慣化する

    スマホを正しく使うだけでなく、普段の生活習慣を見直すことが、根本的な予防につながります。

  • 靴紐の結び方が足のフィット感やパフォーマンスに与える影響

    靴紐の結び方は、見た目だけでなく、足の快適さやパフォーマンスにも大きな影響を与えます。正しく靴紐を結ぶことで、足が靴にしっかりと固定され、足の安定性が増します。逆に、結び方が適切でないと、靴が緩んで歩きにくくなったり、長時間歩くと痛みを感じたりすることもあります。

    例えば、ランニングや登山などのスポーツでは、足の動きや負担を最小限に抑えるため、靴紐の結び方が特に重要です。適切に靴紐を結ぶことで、靴が足にぴったりとフィットし、足の疲れを軽減することができます。

    また、正しい結び方は足首の安定性を高め、膝や腰への負担を軽減することにもつながります。特に、足首が不安定な人や、長時間立っていることが多い人には、靴紐の結び方が重要な役割を果たします。

    正しい結び方の重要性

    靴紐の結び方が正しいかどうかで、足の快適さや靴のフィット感が大きく変わります。正しい結び方をすることで、靴が足にしっかりとフィットし、歩く際の足の動きがスムーズになり、疲れにくくなります。また、結び目がほどけにくくなるため、歩きながら靴紐が解けてしまう心配もなくなります。

    一方で、靴紐がきつすぎたり、緩すぎたりすると、靴の中で足が動いてしまい、足の痛みやしびれを引き起こすことがあります。過度に締めすぎると血行が悪くなり、逆に緩すぎると足が靴の中で動きやすくなり、摩擦が起きて痛みを感じることがあります。これらの問題を避けるためにも、正しい靴紐の結び方を知っておくことが大切です。

    足をしっかり固定するための結び方 – 動画解説

    靴紐をしっかりと結ぶ方法を実演した動画を用意しました。以下のリンクから確認できます。動画での視覚的な説明を通じて、結び方がより分かりやすくなります。

    これらの結び方を試すことで、足の安定性が高まり、歩行や運動の際の快適さが向上します。また、靴紐がほどけにくくなるので、安心して長時間の活動を楽しむことができます。

  • 【健康コラム】あなたもやってる!?腰を痛めやすい人がやってしまう行動4選とその改善方法

    腰痛はさまざまな原因によって引き起こされ、日常生活に支障をきたす一因となっています。このコラムでは、腰痛の種類や原因について解説していきます。また、改善・予防のためには、日常生活での特定の動作や姿勢の改善が重要ですので、立ち上がり方、座り方、立ち方、重労働や重いものの持ち上げ方などの具体的な改善方法を詳しく説明します。

    健康な腰を保つために必要な知識や具体的な行動を身につけ、日常生活の質を向上させていきましょう!

    記事内容
    • 1.こんなに多い!?腰痛の種類
    • 2.腰痛の原因
    • 3.腰を痛めやすい生活動作の改善4選
    • 4.腰痛改善方法

    1.腰痛の種類

    一言に腰痛と言えど、原因や痛み方によって様々な種類に分けられます。
    自身がどの種類の腰痛なのかを知ることで、最短で効果的な治療や生活改善が必要な部分を見つけることができます。

    腰に痛みを感じてから3カ月あるいは6カ月以上経過しているものを「慢性腰痛」と呼びます。慢性腰痛は、原因や状態は様々で、小さいお子さんから、ご高齢の方まで幅広い方に見られます。

    慢性腰痛の多くは、筋・筋膜性腰痛(筋肉性腰痛)と呼ばれ、しっかりとした治療をしなければ何度も繰り返してしまいます。 普段の姿勢や筋肉の疲労状態、筋力や柔軟性の低下が原因となり起こります。激痛ではなく、重だるく、張りや凝るような不快な痛みに悩まされるのが特徴です。

    ーー①腰(脊柱)に由来するものーー

    ○成長に伴っておこるもの
    先天異常や側弯症、腰椎分離症など

    ○加齢により生ずるもの
    変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変性すべり症など

    ○感染や炎症によるもの
    腰椎骨折や脱臼などの外傷、カリエスや化膿性脊椎炎など

    その他、転移癌などの腫瘍によるものなどがあります。

    ーー②それ以外のもの(内蔵由来、血菅由来、心因性)ーー

    ○解離性大動脈瘤などの血管の病気
    ○尿管結石などの泌尿器の病気
    ○子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科の病気
    ○胆嚢炎や十二指腸潰瘍などの消化器の病気
    ○変形性股関節症などの腰以外の整形外科の病気によるものがあります。

    加えて身体表現性障害、統合失調などの精神疾患や精神的なストレスによる心理的な原因による場合もあります。

    ーー③慢性腰痛に多い3つのパターンーー

    01. 屈曲型
    殿筋群やハムストリングスの短縮により体幹前屈動作における骨盤前傾が制限され、疲労・短縮した腰背部の筋が遠心性収縮を強いられて増悪するタイプを指します。日常生活での愁訴としては「靴下を履くときにいたむ」「椅子に座るときに痛む」などと表現されます。

    02. 伸展型
    腸腰筋や大腿筋膜張筋など股関節屈筋の短縮や過緊張があり、体幹を伸展させる際に骨盤前傾・腰椎前弯が増強して疼痛が増悪するタイプの腰痛を指します。一般的な愁訴として、「椅子から立つときに腰が伸びない」などと表現されます。

    03. 回旋型
    体幹回旋により疼痛が増強されるタイプの腰痛で多くの場合腹筋の緊張が不十分なため回旋動作の際に骨盤前傾が増強し、腰椎に回旋・伸展ストレスが加わるため起こると考えられています。非回旋側では同側の腰方形筋の過緊張により、非回旋側では骨盤前傾が増強して伸展型腰痛と同様のメカニズムが一側に作用して疼痛が増強する例が多くみられます。野球やテニスなど回旋動作を多用するスポーツに多発します。
    それぞれどの動きで腰の痛みが増悪するのかによってどのタイプの腰痛か考えていくのが簡単な見極め方になります。

    例を挙げると、腰を左右に回した時に痛みが出やすい方だと回線型腰痛と判断できます。
    しかし、単純に腰だけの問題ではないことが多々あります。
    お尻の柔軟性や股関節の可動域はしっかりと確保されているか。お腹の筋力はどうか。普段の立ち姿勢や生活スタイルはどのようにしているのか。ゴルフやテニスなど、身体を頻繁に捻るスポーツをしているのか。など…

    ーー④急性腰痛ーー

    急性腰痛は、腰部に突然起こる強い痛みを指します。急性腰痛は急性腰痛症候群とも呼ばれ、腰椎の筋肉や靭帯、椎間板、神経などに起因する疼痛症状です。
    主な特徴としては以下のような点があります。

    * 突然の発症: 急性腰痛は一瞬にして発症し、激しい痛みを伴います。腰の動きや姿勢の変化、重い物の持ち上げなどが原因で発症することが多いです。

    * 腰部の痛み: 痛みは通常、腰の中央部や腰椎の周辺に集中します。腰の両側やお尻、下肢にも痛みが放射することがあります。

    急性腰痛は多くの場合、数週間から数ヶ月で自然に改善することが多いです。

    2、腰痛の原因

    上記にあるように、体の成長過程においてや加齢・病気・怪我が要因となる腰痛のほか、精神的要因から来る場合もあります。

    急性の場合、ある動作や重いものを抱えたことがきっかけとなって、筋疲労や筋肉の損傷・肉離れを起こすことが原因です。

    慢性症状の場合は、スポーツや日常動作など、負担のかかる間違った動作を継続的に行うことで慢性化してしまうことがほとんどです。

    3.腰を痛めやすい生活動作の改善4選

    ①立ち上がり方

    ❶体を前に倒して立ち上がるのではなく、顔は正面を向いて頭が上に引っ張られるように立ち上がります。体を前に倒して立ち上がると背中と腰の筋肉だけで体を支えることになり痛めやすくなってしまいます。体をできるだけまっすぐに立たせることで、腹筋と背筋の両方を使うことができ怪我をしにくくなります。

    ❷ゆっくりと起き上がる
    早い動作は筋肉を緊張させやすい為ゆっくりとした動作で行いましょう。

    ②座り方
    ❶背もたれにはもたれず、骨盤を立たせます
    この時腰が反らないよう緊張させないように意識しましょう。

    ❷背骨を1つずつ積み上げるように伸ばしていく

    ❸肩は巻き肩にならないよう胸を張っていきます
    この時も背中を緊張させないよう、無理のない程度で行います。胸を張りにくい方は、先に大胸筋のストレッチをしてみましょう。

    ❹真っ直ぐ伸びた背骨に頭を乗せるイメージでなるべく正面を向きましょう。

    【姿勢】国家資格者が教える!正しい座り方

    ③立ち方
    耳・肩・骨盤・膝・踵が横から見たときに真っ直ぐの位置に来ることが理想的です

    【姿勢】国家資格者が教える!正しい立ち方

    ④重労働・重いものの持ち上げ方
    重いものを持つときに重要なのが姿勢です。

    ❶足を広げ、足の裏全体でしっかり支えます。この時荷物は両足の真ん中。荷物が体に遠くならないよう、なるべく近いから持ち上げ始めます。

    ❷持ち上げる時は脇は閉め、自分の体に引き寄せるようにしましょう。

    足を閉じた状態や、脇を緩めた状態、体から離れたところで荷物を持つと、背面の筋肉が伸びた状態で緊張することになり、怪我の要因となってしまいます。

    4.腰痛改善方法

    ①自身が腰痛のどの種類に当てはまるのか、自身の腰痛の状態を理解する
    治療はもちろん大事ですし専門の医師や臨床家に任せることは大切ですが、「どうして慢腰痛になったのか」要因となった日常的動作に気が付かなければ、何度も繰り返してしまうことになります。

    当院では以下の機器を使用し患者さんに今の状態をわかりやすくお伝えしています
    ❶AI姿勢診断
    ❷歩行診断機
    ❸2Dエコー

    ②痛みの改善
    ひどい痛みは生活へ影響してしまいます。痛い状態で無理をして生活を続けると悪化する可能性もありますし、大きな怪我のきっかけになってしまうことも。痛みには早い対処を行いましょう。

    メディカルジャパン では、慢性腰痛・急性腰痛にも豊富なエビデンスを持った治療プログラムがあります。当院に来院される患者さんの症状としても腰痛は上位に入ります。同じ腰痛と言えど、皆さんの生活(仕事)や姿勢・動作は異なるため、丁寧なヒアリングと臨床家の評価により、その方にあった治療法を整骨・鍼・マッサージ・トレーニング・医療器などの中から選択し、施術していきます。

    ③予防策の習慣化
    一時的な改善だけでは、再発や腰痛が癖づいてしまうなどのリスクがあります。日常における正しい動作を知ることと、体の柔軟性・筋力を高めるトレーニングを行なっていく必要があります。

    【腰痛】慢性腰痛改善エクササイズをご紹介!

  • 【健康コラム】緊張型頭痛|辛い症状を緩和するストレッチの紹介

    頭痛

    ◯締め付けられるような頭痛が数日続いている
    ◯頭痛だけでなく肩こりや首こりもある

    上記のような頭痛の方は、“緊張性頭痛”かもしれません。
    頭痛にお悩みの方は多くいらっしゃいますが、その多くが緊張性頭痛と言われています。

    今回は、頭痛の種類や緊張性頭痛の特徴を解説し、症状を緩和するストレッチもご紹介します!

    記事内容
    • 1.頭痛の種類
    • 2.緊張性頭痛とは?
    • 3.緊張型頭痛のためのストレッチ
    • 3.頭痛治療

    1.頭痛の種類

    ー頭痛の分類と原因ー

    頭痛には「一次性頭痛」と「二次性頭痛」があります。

    普段感じる頭痛の多くは、他に原因となる病気のない「一次性頭痛」です。
    ストレスや肩こり、筋肉性の頭痛はこちらに該当します。

    一方、病気などの原因によって引き起こされる頭痛は「二次性頭痛」といいます。
    特に見逃すと危険性が高い病気、また医師のもとできちんと治療を受ける必要がある病気としては、くも膜下出血、脳腫瘍、慢性硬膜下出血、高血圧性脳症、副鼻腔炎、うつ病などがあります。

    ▼一次性頭痛について詳しく解説!▼
    慢性的な頭痛として多くの人が発症する「一次性頭痛」。
    一次性頭痛には大きく3つの種類に分けられます。
    ①片頭痛
    ②緊張型頭痛
    ③群発性頭痛
    それぞれ頭痛を誘発する要因や対処法が異なります。
    自分の頭痛はどのタイプにあたるのかを把握してそれに合った対策をとることが大切です。

    日本では、3〜4人に1人が「頭痛持ち」と言われ、そのうち2200万人が緊張性頭痛、840万人が偏頭痛、1万人が群発頭痛といわれています。 さらに、くも膜下出血などによる頭痛は、毎年約 1万人〜 3万人に発生するとされています。

    この中から今回は、筋緊張型頭痛にフォーカスしてお話ししていきます。

    2.緊張性頭痛とは?

    一次性頭痛のなかで最も多いとされるのが緊張型頭痛です。
    ここでは、緊張型頭痛の特徴的な症状と原因、対処法の3つに分けて紹介します。

    ① 症状

    後頭部、こめかみ、額を中心に頭重感や圧迫感または締めつけられるような痛みがジワジワと発生し、しばらく続きます。
    光か音のどちらかに過敏になる人もいますが、偏頭痛のように吐き気や嘔吐が発生することはなく、体を動かした際に痛みが悪化することもありません。痛みの強さは軽度~中程度で、日常生活に支障が出ることは少ないようです。また、頭痛と同時に肩こりや首こりが現れることがよくあります。

    〜痛みの特徴〜
    頭部全体の痛み:
    締め付けられるような圧迫感や緊張感が頭部全体に広がります。特に額や後頭部、頭皮が影響を受けやすいです。

    鈍い痛みや圧迫感:
    鋭い痛みではなく、鈍い痛みや圧迫感が特徴的です。この痛みが数日から数週間にわたって続くことがあります。

    双側性の痛み:
    通常、両側の頭部に均等に痛みが現れるため、双側性の特徴があります。

    緊張性頭痛の症状は慢性的であり、日常生活や仕事に支障をきたすことがあります。特に長期間の痛みが続くと集中力の低下やイライラしてしまうことなどもあります。

    ② 原因

    この頭痛を引き起こす原因としては次のようなことが考えられます。

    1)ストレス(疲労・精神的ストレスなど)が要因となり頭、首、肩の筋肉の緊張によって引き起こす血行不良
    2)顎関節症(あごの関節の異常)
    3)長時間のデスクワークや不適切な姿勢が、首や肩の筋肉に負担をかける場合
    4)運動不足
    5)睡眠不足
    6)眼精疲労

    また世界中で、日常生活に支障を及ぼす頭痛を、最低 40%の人が経験すると言われています。
    男性よりも女性のほうが頭痛の症状を訴えることが多く、筋緊張性頭痛の6割、片頭痛の8割が女性とされています。
    女性が訴えることが多い頭痛の1つにPMS(生理前症候群)に伴うものがありますが、これは生理中にエストロゲンが血中から減少し、セロトニンに何らかの影響を与えて片頭痛を引き起こしやすくなるからではないかとも考えられています。

    ③対処法

    緊張性頭痛の症状を和らげるためには、以下の対処法が役立つことがあります。ただし、症状が重い場合や継続する場合は、医師と相談することが重要です。

    ーストレッチとリラックス法を取り入れるー
    緊張性頭痛の方の多くが、肩や首の筋肉の緊張を持っています。日常的なストレッチで筋肉を緩めたり、深い呼吸や瞑想を通じてリラックスし、心身ともにストレスを軽減させることが重要です。

    ー適切な姿勢の維持ー
    デスクワーク中や長時間の座り仕事では、正しい姿勢を保つことが重要です。適切な椅子やデスクの高さを確認しましょう。
    長時間の姿勢維持は全身の血行不良を引き起こしますが、その姿勢が悪い場合、さらに身体の一部に負担をかけ、強い痛みや複数の症状が同時に現れてしまう場合があります。正しい姿勢を意識し、休憩はこまめに取りましょう。

    ー適度な運動ー
    軽い有酸素運動や散歩が血行を促進し、筋肉の疲労を軽減します。ただし、激しい運動は避けるべきです。

    ー十分な睡眠ー
    充分な睡眠は体の回復に重要です。規則正しい睡眠習慣を確立し、良質な睡眠を心がけましょう。

    ーストレス管理ー
    ストレスを適切に管理することが大切です。趣味やリラックスできるアクティビティを取り入れ、定期的な休息を確保しましょう。
    また、感情を抑えることが難しい状況や、感情を表現することができない状態は大きなストレスにつながり頭痛の原因となることがあります。
    ご自身に合ったストレス解消法を見つけ管理を心がけてみましょう。

    ー栄養バランスの取れた食事ー
    適切な栄養を摂ることで、体のバランスが整い、頭痛の症状が緩和されることがあります。

    症状が続く場合や重篤な場合は、医師に相談しましょう。専門家が適切な治療やアドバイスを提供してくれます。
    これらの対処法を組み合わせて継続的に取り入れることで、緊張性頭痛の症状の軽減が期待できます。

    3.緊張型頭痛のためのストレッチ

    【頭痛】緊張型頭痛改善ストレッチ

    今回は緊張型頭痛改善のためのストレッチを紹介!
    緊張型頭痛改善を誘発する肩首の筋肉緊張を改善するストレッチです。
    痛みを治したい方、慢性的に起こりやすい方への予防法として、ぜひ取り組んでみてください!

    痛みがひどい場合や違和感を感じる場合は、無理をせず専門家への相談が必要です。また、ストレッチは個々の体調や状態によって異なるため、自分に合ったものを見つけることが重要です。

    4.頭痛治療

    ーメディカルジャパン西洋医学的アプローチー

    頭痛はさまざまな要因から発症するため、マッサージだけでは、根本からの改善をする事はできません。運動によって首や肩の筋肉を柔軟にし、強化することや、首肩に負担がかからないよう正しい姿勢を維持することも大切です。また、初期の処置を間違えてしまうと症状悪化に繋がりかねません。頭痛は痛みに対してだけではなく、身体的・精神的ストレス・食事・生活習慣などを細かくチェックする必要があります。

    ①自律神経診断を用いた介入

    メディカルジャパンでは頭痛を正しく判断するために自律神経の分析を行います。自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れると様々な症状が起こり、正常に神経が機能しません。診断結果を元に、的確なアプローチと対策をしていきます。

    ②運動補助具を用いた介入

    リアライン・コアは、体の中心(コア)を構成する骨盤と胸郭の歪みを整えるための運動補助具です。骨盤・胸郭に「歪み(非対称性)」が生じると、背骨全体だけでなく、肩や首、股関節の運動機能にも悪影響を及ぼす可能性があります。
    リアライン・コアを装着して10分程度の簡単なエクササイズを行うことで、骨盤と胸郭の歪みを整え、背骨の「最適な運動パターン」を効果的に学習できます。

    ③立体動態波電気治療を用いた介入

    ES-530の立体動態波を使い、細胞の活性化が期待できます。3次元刺激が可能な立体動態波によるフェイシャルケアです。3つの電極をお顔にあてて、中周波を立体的に交差させる事で皮膚表面、筋肉に刺激を与えます。表情筋(普段使っている筋肉、使っていない筋肉)を機械で動かして、体内深部から表面細胞への活性化を促しつつ、手(指)で触れないような深部までも刺激できるという事です。

    ④超音波検査を用いた介入

    2Dエコー(超音波検査)を用いて検査をします。2Dエコーは筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の観察に優れています。 レントゲンやCTには映らない痛みの原因、つまり観察が不可能なトリガーポイント、筋線維、靭帯、腱などの軟部組織が原因の場合、この2Dエコー(超音波検査)が大変有効です。

    様々な要因を1つずつ丁寧に解決していくことにより、仕事やプライベートはもちろん、これからの長い人生をより良い方向性で送ることができます。
    私たちは、頭痛による症状が解消に向かうために自宅でも行えるストレッチや体操をお伝えしていきます。他にも日常生活での食事・栄養指導・姿勢指導・運動指導までを行い、再発防止に努めていきます。 初めて頭痛症状が出てしまっている方はもちろん、今まで長く頭痛に悩んでいる方、治療を受けても数日で辛くなる方など、是非一度メディカルジャパンの治療を受けてみてください。

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