コラム – 立川No.1実績|選ばれる整体・鍼灸院|メディカルジャパン立川 - Page 3
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  • 目と鼻の不調まとめてケア|鍼灸で整える「身体のめぐり」


    現代人に多い「目と鼻のダブル不調」

    目の不調

    長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により、
    「目の奥が重い」「鼻が詰まって呼吸が浅い」といった不調を訴える人が増えています。

    一見、別々の症状のように感じられますが、実はどちらも
    自律神経と血流の乱れが大きく関わっています。

    自律神経は体温・血管の収縮・涙や鼻水の分泌などをコントロールする神経です。
    この働きが乱れると、目では毛細血管の血流が滞り筋肉が酸欠状態になり、
    鼻では粘膜の腫れや分泌異常が起こって鼻づまりを引き起こします。

    眼精疲労への鍼灸的アプローチ

    眼精疲労はピント調整を行う毛様体筋の過緊張や、
    目の周囲(眼輪筋・側頭筋など)の血行不良が主な原因です。

    鍼灸では以下のツボを中心に刺激を行い、血流と神経反射を整えます。

    つぼ
    • 攅竹(さんちく):眉頭の内側。眼精疲労・眼痛に有効。
    • 太陽(たいよう):こめかみ。血行促進と目の充血緩和。
    • 風池(ふうち)・天柱(てんちゅう):首の後ろ。自律神経を整える。

    交感神経優位な状態を副交感神経優位に切り替えることで、
    目の血管が開き、自然なリラックス状態を取り戻します。

    鼻づまりへの鍼灸的アプローチ

    鼻づまりは鼻粘膜の血管が拡張・うっ血して空気の通り道が狭くなる状態です。
    この粘膜の血流は自律神経によって制御されており、
    ストレスや体温変化で容易に乱れます。

    鍼灸では、鼻周囲や顔面・手のツボを組み合わせて施術します。

    つぼ
    • 迎香(げいこう):小鼻の横。鼻の通りを良くする代表ツボ。
    • 上星(じょうせい)・印堂(いんどう):額。鼻腔奥の血流改善に有効。
    • 合谷(ごうこく):手の甲。全身の循環を整える万能ツボ。

    頸部の交感神経節への反射刺激によって、
    鼻腔内の過度な血管収縮を緩和し、呼吸がスムーズに。
    日本東洋医学雑誌などでも効果が報告されています。

    実際の治療風景ご紹介

    当院ではご紹介したこれらのツボを組み合わせて一度に施術することが出来ます。国家資格を持つ治療家による鍼治療の実際の様子をご紹介します。
    先ほどの目と鼻の不調に効くツボの他に「陽陵泉」という腰痛や足のむくみ・痺れにに効くツボを同時に施術しています。

    鍼と赤外線の併用によって、筋肉の緊張をやわらげ、血流と神経の働きを整えます。施術中に患者さまの呼吸が深くなり、体が徐々にリラックスしていく様子がありました。これは、鍼の刺激が自律神経に作用し、体の内側から回復を促す反応です。
    鍼灸は単にツボに鍼を刺す行為ではなく、自律神経・血流・筋緊張を統合的に整える医療技術です。

    髪の毛ほどの細い鍼を使用し、刺激はごく穏やか。
    施術中に眠ってしまうほどの心地よさです。
    また、脳内ではセロトニンやエンドルフィンが分泌され、
    精神的なリラックス効果も得られます。

    まとめ:自然治癒力を高め、呼吸と視界をクリアに

    目の疲れや鼻づまりは、体が発する「めぐりの乱れ」のサインです。
    鍼灸で神経・血流・筋緊張を整えることで、
    体本来の自己回復力を引き出し、
    薬に頼らず自然な改善を目指せます。

    忙しい毎日や季節の変わり目に感じる不調を、
    専門の鍼灸施術でリセットしてみてください。

  • 見た目より深刻!足の魚の目が歩き方に与える影響とは

    見た目より深刻!足の魚の目が歩き方に与える影響とは

    足の指にできた魚の目について

    足の指にできた魚の目は、歩行の際に摩擦や圧力が集中することで痛みが生じやすいトラブルです。
    特に小指や親指の側面など、靴の当たる部分にできやすく、
    「小さいから大丈夫」と放置してしまうと、歩行時のバランスや姿勢にまで影響することがあります。

    ◯痛みの原因

    • 指先や関節部分に繰り返しの圧力や摩擦が加わる
    • 靴が合っていない(サイズ・形・ヒールの高さなど)
    • 歩き方のクセや足の変形(外反母趾・扁平足など)

    放置による影響

    足裏や足指には多くの感覚受容器があり、わずかな刺激でも体は敏感に反応します。
    そのため、見た目が小さな魚の目でも、

    歩行時の荷重バランスの乱れ
    姿勢の崩れや腰・膝への負担増加
    などにつながることがあります。

    足底にあるタコやウオノメ、外反母指、巻き爪などは、美容だけではなく健康にも影響します。これらのバランスが崩れてしまうと、肩こりや頭痛、神経痛、腰痛になりやすくなってしまうのです。
    人間の足裏にはメカノレセプターという、足低が接地した部分の情報を脳に届ける感覚受容器があります。
    足にできたタコやウオノメなどは、足底の感覚受容器の活動を低下させ、そして痛みを避けるために歩行動作が崩れ、結果として立位・歩行バランスが崩れてしまいます。

    フットケアでの改善

    当院では、魚の目の除去だけでなく、
    再発を防ぐために足圧測定・歩行分析・靴やインソールの見直しまでサポートしています。
    痛みを我慢せず、早めのケアがおすすめです。

  • 「重だるい足」にさよなら!オイルマッサージのむくみ改善効果

    「重だるい足」にさよなら!オイルマッサージのむくみ改善効果

    長時間の立ち仕事やデスクワークで、夕方になると「足が重い」「靴下の跡が消えない」と感じることはありませんか?
    それは、血流やリンパの流れが滞っているサインかもしれません。そんな時におすすめなのが、オイルマッサージです。

    オイルマッサージとは

    オイルマッサージは、植物由来のオイルを使用し、皮膚の滑りを良くしながら筋肉やリンパの流れを整える手技療法です。
    リラクゼーション目的だけでなく、血流促進・疲労回復・むくみの軽減など、体の内側から健康をサポートする効果が期待できます。

    オイルマッサージ紹介動画(音量にご注意ください)

    期待できる効果

    ・血行促進
    体のすみずみまで酸素と栄養を届け、老廃物の排出を助けます。
    冷えやむくみの改善に効果的です。

    ・筋肉の緊張緩和
    肩こり・腰痛・全身疲労など、こわばった筋肉をほぐし、軽やかな体へ導きます。

    ・自律神経の調整
    副交感神経を優位にし、ストレスの軽減や睡眠の質向上にもつながります。

    国家資格者による安心の施術

    弊社では、解剖生理学など体の構造について3年あるいは4年学んだ国家資格者が施術を行います。筋肉の場所や深さ、リンパの流れ、リンパ節の場所などをしっかり理解した上でないと痛みや疲労感が増すリスクがあります。また、妊婦さんや体の症状により使ってはいけない精油もあるため注意が必要です。アロマオイルマッサージといっても手法は様々で、何に対してどうアプローチするかが大事です。筋肉の場所や深さ、リンパの流れなど解剖学的部分を理解したうえで施術を行うので安心して施術を受けることができます。

    アロマオイルマッサージ

  • 電気バリブラシで頭皮から美と健康を整える

    電気バリブラシとは

    電気バリブラシは、低周波電流と特殊ブラシ構造を組み合わせた美容機器です。頭皮やお顔に直接あてて使用することで、電気刺激とブラッシング効果を同時に得られます。

    電気バリブラシ紹介動画(音量にご注意ください)

    仕組み

    低周波電流が筋肉に微細な刺激を与え、血行を促進
    ブラッシング刺激で頭皮をほぐし、毛根や表情筋へアプローチ
    頭皮と顔は一枚の皮膚でつながっているため、ケアにより顔全体の印象にも変化が現れます

    期待できる効果

    • 頭皮の血流促進による育毛・美髪サポート
    • 顔のむくみ・たるみの軽減
    • 表情筋を刺激することでリフトアップをサポート
    • 自律神経のバランスを整え、リラックス効果
    • 目の疲れ・肩こりの軽減につながる場合があります

    ※効果の感じ方には個人差があります。医師や施術者の指示に従ってご利用ください。

    当院での施術について

    当院では、施術メニューの一環として電気バリブラシを導入しています。国家資格を持つ施術者が頭皮やお顔の状態を確認し、筋・神経の反応を踏まえて最適な方法で施術を行います。

    セルフケアでは届きにくい深部へ、医療・リハビリの視点で安全かつ効果的にアプローチ。美容だけでなく、肩こり・眼精疲労・ストレス緩和など全身の調子を整えるケアとしてもおすすめです。

    こんな方におすすめ

    小顔効果
    電気バリブラシは、微弱な電流を用いて頭皮や顔の筋肉に働きかけることで、血行を促進し、リフトアップ効果をもたらします。これにより、顔全体のリフトアップが期待でき、顔の輪郭が引き締まり、小顔効果が得られるとされています。
    白髪、薄毛の予防効果
    電気バリブラシの微弱な電流が頭皮の血行を促進することで、毛根に栄養を届け、健康な髪の成長をサポートします。これにより、白髪や薄毛の予防に寄与するとされています。毎日のブラッシングによって、髪のツヤやボリュームも向上するという報告もあります。
    頭皮の血行促進
    良好な血行は、髪の成長にとって重要であり、頭皮の健康を維持することができます。頭皮の血行促進は、髪のヘルシーな成長と共に、頭皮トラブルの予防にも寄与します。
    顔のむくみ、たるみ
    電気バリブラシが持つマッサージ機能や振動が、顔の筋肉を刺激し、余分な水分の排出を助けることで、むくみやたるみの軽減に寄与します。また、リラックス効果も期待され、日常のストレスや疲労からくる顔の緊張も和らげることができます。
  • 腰痛で後ろを振り返るのがつらい方へ|鍼治療で得られる可動域改善

    腰痛で左右に捻る動作がつらい方へ。
    鍼治療による可動域改善の仕組みや効果をわかりやすく解説します。

    1. はじめに

    振り向くだけで腰が痛いのはなぜ?

    「後ろを振り返ると腰がズキッと痛む」「服を着替えるときに体をひねるのがつらい」——そんな経験はありませんか?
    腰痛は前にかがむ・後ろに反るだけでなく、日常でよく行う「体を左右にひねる動作」にも大きな負担をかけます。
    振り向く、靴下を履く、荷物を持ち上げるといった何気ない動作で痛みを感じると、生活そのものが不自由に思えてしまいます。

    腰の痛い人

    本記事では、腰痛の仕組みや鍼治療の効果をわかりやすく解説するとともに、実際の当院患者様によるビフォーアフター動画をご紹介します。施術前と施術後で「どのくらい体をひねれるようになったのか」を、目で見て確認していただけます。

    2. 腰痛の基礎知識

    腰痛にも種類がある?原因は人によって違います

    一言で「腰痛」といっても、原因や痛みの出方は人によってさまざまです。
    例えば、長時間のデスクワークや立ち仕事で筋肉が疲れて炎症を起こす「筋筋膜性腰痛」
    背骨の小さな関節に負担がかかって生じる「椎間関節性腰痛」
    あるいは坐骨神経痛のように、神経が圧迫されてしびれや痛みが出る神経由来の腰痛もあります。
    同じ「腰痛」でも原因が違えば対処法も変わるため、まずは自分の腰痛の特徴を知ることが改善の第一歩となります。

    体をひねるとき、腰やお腹の筋肉はどう働くの?

    体を左右にひねるときには、実は多くの筋肉と関節が協力して働いています。
    代表的なのは、お腹の横にある腹斜筋、背骨をしっかり支える深い筋肉である多裂筋。そして、腰椎や骨盤まわりの関節も一緒に動きます。
    これらがうまく連動することで、私たちは振り向いたり、体をねじって物を取ったりといった動作をスムーズに行えます。
    しかし、筋肉が硬くなったり炎症を起こすと、まるで「体にブレーキがかかった」ように動きが制限され、無理に動かすと強い痛みを感じてしまうのです。

    腹斜筋、多裂筋

    どうして体をひねると腰が痛くなるの?

    腰をひねると痛みが出る理由はいくつか考えられます。主に次の3つが代表的です。

    1. 1.筋肉の過度な緊張や炎症
    2. 2.関節の動きの硬さ(可動域制限)
    3. 3.神経の圧迫や刺激

    これらが単独で原因になる場合もあれば、複数が重なって悪循環を作ることもあります。
    例えば「筋肉が硬くなる → 関節が動きにくくなる → 無理に動かすと神経に刺激が加わる」といった流れです。
    こうなると、振り向くだけで痛みが走るようになり、患者さんの多くが「何をするにも怖い」「動かすのを避けてしまう」と感じてしまいます。
    痛みによる心理的な不安がさらに筋肉を緊張させてしまい、痛みを長引かせることもあるのです。

    3. 鍼治療の理論とメカニズム

    鍼はどうして腰の痛みに効くの?

    鍼

    鍼治療は、髪の毛ほどの細い鍼をツボや筋肉にやさしく刺入して刺激を与える施術です。
    これにより血流が良くなり、固まった筋肉のこわばりが和らぎます。さらに、痛みを脳に伝える神経の興奮を抑える作用があるため、自然な鎮痛効果も期待できます。
    一般的なマッサージでは届きにくい深部の筋肉にアプローチできる点が、鍼治療ならではの強みです。
    「慢性的に続く腰の重だるさ」「薬を飲んでも改善しない痛み」にも効果が期待できるのは、このような仕組みがあるからです。

    鍼で“ひねると痛い腰”が動きやすくなる理由

    腰をひねるときには、腹斜筋や多裂筋といった体幹の筋肉、さらに背骨や骨盤まわりの関節が働きます。これらの筋肉や関節に緊張や炎症があると、ちょっとした動きでも「ズキッ」とした痛みを感じやすくなります。
    鍼治療では、こうした痛みの原因となる筋肉の緊張を直接ゆるめ、血流を改善することで、関節の動きがスムーズになります。
    その結果、施術前は「振り向くのもつらい」「服を着替えるときに痛む」といった状態だった方が、施術後には「楽に体をひねれるようになった」と実感できるケースが多くあります。
    これは捻る動作だけにとどまりません。前屈みになる、後ろに腰を反らす動作で痛みが出ている方にも同様に効果があります。
    可動域が広がることで、日常の動作が快適になり、「また痛くなるのでは」という不安も和らぐことでしょう。

    腰に鍼をしているところ

    研究でも効果が確かめられている鍼治療

    近年では、鍼治療の効果について多くの臨床研究が行われ、海外の研究や日本鍼灸学会などの学術データでも「鍼は腰痛の改善に役立つ」というエビデンスが積み重ねられています。
    特に通電鍼(鍼に弱い電気を流す方法)は、通常の鍼よりも筋肉の深部にしっかり刺激を届けられるため、腰痛の改善に有効であることが報告されています。
    こうした科学的な裏付けがあることで、患者さんにとっても「根拠のある治療を受けている」という安心感につながりますね。
    国家資格を持つ施術者が適切に行うことで、安全かつ効果的に痛みの改善を目指せるのが鍼治療の大きな魅力です。

    【実例】腰をひねる動作を鍼治療前後で比較

    ビフォーアフター動画の紹介

    今回ご紹介する動画は、腰に手を当てて体を左右にひねる動作を当院の患者様にご協力いただき撮影したものです。
    施術前は腰のこわばりと痛みのために動きが大きく制限され、腰が固まったように感じられていたそうです。

    施術後は痛みの緩和で可動域が広がり、ぐっと後ろを振り返ることができるようになりました。筋肉が緩んだため動きも柔らかくなっていますね。

    1回の施術でこのような結果になりましたので、定期的に施術を行なっていくことにより、今後さらに大きな改善が見込めます。

    5. まとめ

    腰が楽に動かせるようになると、毎日の生活は驚くほど変わります。
    生活の快適さや行動範囲は一気に広がり、「また痛くなるのでは」という不安から解放。外出や趣味、家事などにも前向きに取り組めるようになるでしょう。

    とはいえ、「本当に効果があるのかな?」「自分にも合うのだろうか」と不安に思う方も多いはずです。そんなときは、まずは一度体験してみることをおすすめします。
    当院では初回カウンセリング、オーダーメイド治療によりお一人お一人に合わせた施術メニューをご用意しております。実際に鍼治療を受けていただきながら、専門家が一人ひとりの状態を丁寧に確認し、最適なケアをご提案いたします。

    無理なく第一歩を踏み出していただけるようサポートしていますので、「今の痛みを改善したい」「以前のように自由に動きたい」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。

    元気、ガッツポーズ