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  • 【健康コラム】ひどい腰痛の際にベッドで寝たままできる!大腰筋ストレッチ

    デスクワークや立ち仕事の方にぜひ読んでいただきたい「大腰筋ストレッチ」の紹介です。大腰筋の役割についてもご紹介していますので、しっかり知識をつけてチャレンジしてみましょう。

    記事内容
    • 1.こんな症状の人にお勧め
    • 2.大腰筋とは
    • 3.寝たまま実践!大腰筋ストレッチ
    • 4.当院ができるサポート
    • 5.まとめ

    1.こんな症状の人にお勧め

    下記の症状に悩まされていませんか?このコラムは以下の症状の方に、特に読んでいただきたい内容となっています。

    ○腰痛を抱える人
    腰痛を感じる人は、大腰筋が硬くなることで症状が悪化する可能性があります。大腰筋のストレッチは腰部の痛みを和らげるために有効な方法とされています。

    ○長時間座っている人
    デスクワークや長時間の座位が続く仕事をしている人は、大腰筋が緊張しやすくなる傾向があります。ストレッチを行うことで筋肉の緊張を緩和し、姿勢を改善する助けになります。

    ○運動やスポーツをする人
    スポーツや運動をする際にも大腰筋の柔軟性は重要です。特に屈曲動作が多いスポーツ(例: サッカーやバスケットボール)をしている人は、大腰筋ストレッチが運動パフォーマンス向上に役立つかもしれません。

    ○姿勢改善を目指す人
    前かがみの姿勢や反り腰の姿勢を改善したい人にも大腰筋ストレッチは適しています。柔軟性を向上させることで、正しい姿勢を維持しやすくなる可能性があります。

    ○ストレスを感じる人
    長期間のストレスは筋肉の緊張を引き起こすことがあります。

    次に、大腰筋について解説していきます。

    2.大腰筋とは

    大腰筋は、人体の中で主に腰の部位に位置する筋肉のグループを指します。正式な名前は「腸腰筋(ちょうようきん)」で、主に腸骨と仙骨から成る腰部の部位に付着しています。大腰筋は複数の筋肉の組み合わせで構成されており、大腰筋自体も複数の部位からなっています。

    ①役割

    大腰筋は、体の中心部から大腿骨にかけて走る重要な筋肉であり、いくつかの役割を果たします。以下にその主な役割を説明します。

    ー股関節の屈曲ー
    大腰筋は股関節の屈曲を助ける役割を果たします。歩行や走行の際に、大腿骨が前に移動する際に大腰筋が収縮し、膝を持ち上げる動作を支えます。これによって脚を前に進める動作が可能になります。

    ー腰椎の安定性ー
    大腰筋は腰椎との関連が強く、腰椎の安定性を保つ役割も果たします。特に上半身を起こす際や体を直立させる際に、大腰筋は腰椎をサポートして安定性を提供します。

    ー姿勢の維持ー
    大腰筋は体幹の安定性にも関与し、正しい姿勢を維持するのに重要です。背中を支え、前かがみや後ろかがみの姿勢を制御する役割を果たします。

    ー内転ー
    大腰筋は股関節の内側に位置しており、内転(足を中央に引く動作)を助ける役割もあります。足を中央に引く動作は歩行時や姿勢変化時に関与します。

    大腰筋は、日常生活の動作や姿勢をサポートする上で重要な役割を果たしています。しかし、筋肉の不均衡や過度の緊張がある場合には、腰痛などの問題を引き起こす可能性もあるため、適切なエクササイズや姿勢の改善などを検討することが重要です。

    ②大腰筋の筋力が弱くなると?

    大腰筋が弱くなると、いくつかの身体的な問題が生じる可能性があります。大腰筋は、股関節の動作や腰椎の安定性、姿勢の維持などに重要な役割を果たしているため、その弱化はこれらの機能に影響を及ぼす可能性があります。以下に、大腰筋が弱くなることによって引き起こされる可能性のある問題をいくつか説明します。

    ・腰痛
    大腰筋が弱いと、腰椎の安定性が低下し、腰痛のリスクが高まることがあります。適切なサポートがないまま重い物を持ち上げたり、姿勢が悪いまま長時間座っていると、腰部に負担がかかりやすくなります。

    ・姿勢の乱れ
    大腰筋の弱化は、正しい姿勢を維持するのが難しくなる可能性があります。特に前かがみの姿勢や反り腰の姿勢が強調されることがあり、これによって腰痛や体の不調が引き起こされることがあります。

    ・股関節の制限
    大腰筋の弱化は股関節の動作の制限をもたらすことがあります。股関節を屈曲したり、内転したりする動作が制限されることで、歩行や運動のパフォーマンスに影響が出る可能性があります。

    ・バランスの低下
    大腰筋は体幹の安定性に関与しており、その筋力が低下するとバランスが損なわれる可能性があります。歩行や日常動作の際にバランスを保つのが難しくなるかもしれません。

    ③大腰筋の柔軟性が低下すると?

    大腰筋の柔軟性が低下すると、さまざまな身体的な問題が生じる可能性があります。大腰筋は股関節の屈曲に関与するだけでなく、腰椎の安定性や姿勢の維持にも関連しているため、その柔軟性が制限されることは様々な機能への影響を及ぼすことがあります。以下に、大腰筋の柔軟性が低下することによって引き起こされる可能性のある問題をいくつか説明します。

    ・腰痛
    大腰筋が硬くなると、腰椎の動きが制限されるため、腰痛のリスクが高まることがあります。腰椎が正常な動きを行えないと、姿勢の乱れや腰部への負担が増加する可能性があります。

    ・姿勢の悪化
    大腰筋が硬くなると、背中が丸まりやすくなり、前かがみの姿勢が強調されることがあります。これによって上半身の姿勢が悪化し、脊柱の負担が増加する可能性があります。

    ・股関節の制限
    大腰筋の柔軟性が低下すると、股関節の屈曲や内転などの動作が制限されることがあります。これによって歩行や運動のパフォーマンスが低下する可能性があります。

    ・動作の制限
    大腰筋の柔軟性が低下すると、日常生活の中でのさまざまな動作が制限される可能性があります。座ったり立ったりする際や、物を持ち上げる際にも不便を感じるかもしれません。

    ・バランスの低下
    大腰筋が硬くなると、体幹の柔軟性とバランスが低下する可能性があります。バランスを保つためには体幹の柔軟性が必要であるため、制限されることが問題となることがあります。

    3.寝たまま実践!大腰筋ストレッチ

    今回は寝たままできる簡単なストレッチをご紹介します。

    【ストレッチ】寝たままできる大腰筋ストレッチ

    当院では、臨床化によるホームケア指導を各SNSでも実施しています。

    4.当院ができるサポート

    当院は鍼灸・整骨整体・マッサージ・トレーニング・リハビリなど様々な施術からあなたに合うテーラーメイドのプログラムを行います。

    腰痛改善では、AI姿勢診断と国家資格を保持した臨床家による姿勢動作評価によって、現在の身体のバランスと今後起こりうる症状を導き出し治療と予防方法を提案します。さらに2Dエコーを使用し、どこの筋肉によって症状が出ているのかを明確にし患部に直接働きかける治療を行います。

    症状の状態を見て予防策となる運動指導も行い、治すだけでなく再発しない体づくりまでをサポートします。

    ↓腰痛プログラム↓

    慢性腰痛

  • 【健康コラム】腰痛改善に”ハムストリングスの柔軟性”が大切な理由とは?

    腰痛は多くの人が悩む症状ですがその原因はさまざまです。しかし腰痛の改善において、腰部の筋肉だけでなく、足の筋肉の柔軟性が重要だということはみなさんご存知でしょうか?

    この記事では、腰痛に関与する足の筋肉<ハムストリングス>の役割、腰痛との関係、ハムストリングスが硬くなる理由、自宅で行えるストレッチ方法、そして専門の腰痛治療について詳しく解説します!

    記事内容
    • 1.ハムストリングスって?
    • 2.腰痛とハムストリングスの関係性
    • 3.ハムストリングスはなぜ硬くなる?
    • 4.自宅でできるストレッチ
    • 5.当院の腰痛治療
    • 6.まとめ

    1.ハムストリングスって?

    ①どこの筋肉

    ハムストリングスは、足の太ももの裏の筋肉です。ここは大きな筋肉グループで、主に膝の屈曲と大腿の伸展に関与するしています。含まれる3つの筋肉は以下の通りです。

    ー大腿二頭筋ー
    大腿の後面に位置し、ハムストリングスの中でも最も大きな筋肉です。

    ー半腱様筋ー
    大腿の後面、内側に位置します。

    ー半膜様筋ー
    これも大腿の後面、内側に位置し、半腱様筋に覆われています。

    ②役割

    ハムストリングスは、歩行、走行、ジャンプ、膝の動きにおいて重要な役割を果たし、特にスポーツ選手やアスリートにとって非常に重要な筋肉群です。ハムストリングスの適切な柔軟性と強さを維持することは、下半身の安定性とパフォーマンス向上に寄与します。

    膝の屈曲: ハムストリングスは膝を曲げる動作に関与します。この動作は、歩行時やランニング時、階段の上り下りなど、日常的な活動に欠かせないものです。

    股関節の伸展: ハムストリングスは股関節の伸展にも寄与します。股関節の伸展は、腰の伸展とも関連があり、立位や歩行時における姿勢の維持に影響を与えます。

    下半身の安定性: ハムストリングスは、膝と股関節の適切な安定性を提供し、これによって体のバランスを保ちます。特にスポーツ選手やランナーにとって、ハムストリングスの強さと柔軟性は急激な運動やトレーニング中の怪我予防に重要です。

    ハムストリングスは、適切な柔軟性と強さを維持することが大切で、これによって筋肉のバランスが保たれ、下半身のパフォーマンスが向上します。

    2、腰痛とハムストリングスの関係性

    ハムストリングスと腰痛には密接な関係があります。

    ハムストリングスが硬直すると、骨盤の後ろへ引っ張られやすくなり、腰椎に不必要な圧力がかかることがあります。この状態は、腰部の筋肉や椎間板に過度なストレスをかけ、腰痛の原因となります。腰部の筋肉とのバランスを保つためにハムストリングスが強化されず柔軟性が不足すると、腰部の筋肉との不均衡が生じ、腰痛のリスクが高まります。

    また、正しい姿勢を維持するのが難しくなります。姿勢の悪化は腰痛の原因となり、特に長時間座っている場合に腰部への負担を増加させます。

    慢性腰痛の方は特に腰から下の筋肉バランスを整えることが重要です。

    3.ハムストリングスはなぜ硬くなる?

    ハムストリングスが硬直する理由は多岐にわたります。
    以下に、ハムストリングスが硬くなる主な要因をいくつか説明します。

    ❶運動不足
    適度な運動を欠いた生活や長時間の座り仕事など、運動不足はハムストリングスの硬直を促進します。筋肉を定期的に伸ばさずに使わないと、柔軟性が低下し、硬くなります。

    ❷長時間の座り仕事
    デスクワークや長時間の座り仕事をしている人は、長時間同じ姿勢を維持するため、ハムストリングスが縮こまりやすくなります。このような状況では、ハムストリングスが短縮して硬直しやすくなります。

    ❸過度な筋肉の使用
    あるスポーツや運動でハムストリングスを過度に使うことは、筋肉の疲労や硬直を引き起こす可能性があります。特に適切なウォームアップやクールダウンを怠ると、急激な筋肉の負荷が硬直を促進します。

    ❹過去のけが
    ハムストリングスにけがをした経験がある人は、その箇所が硬直しやすくなります。傷ついた組織が修復される過程で硬直が生じることがあります。

    ❺加齢による筋肉の変化
    年齢とともに筋肉の柔軟性が減少し、硬直が起こりやすくなります。老化に伴う筋肉の硬化がハムストリングスの硬直に寄与します。

    ❻適切なケアの欠如
    ハムストリングスに対する適切なストレッチやマッサージ、リラクセーションのケアが行われないと、筋肉は硬直しやすくなります。

    ハムストリングスの柔軟性を維持し、硬直を予防するためには、適切なストレッチや運動を定期的に行い、日常生活での姿勢や活動に気を付けることが重要です。

    4.自宅でできるストレッチ

    当院は患者さんの柔軟が必要な筋肉、筋力アップが必要な筋肉を判断し、適切なホームワーク指導を行なっています。
    また、自宅でも行いやすいよう、国家資格を保持した臨床家によるトレーニング動画も後悔しています。

    今回は座ったままできるハムストリングのストレッチを紹介します!
    デスクワーク中の休憩にも行いやすい簡単なストレッチですのでぜひ参考にしてください♪

    5.当院の腰痛治療

    当院の腰痛改善治療では、
    ・局所の血流改善
    ・筋スパズム(筋肉・筋膜の収縮が続いている状態)の緩解
    にて、圧痛部位/硬結部位を中心に施術します。

    腰痛には様々な要因があるので、姿勢や動作、カウンセリング、エコーを使用し適切な処置を検討します。

    ↓以下は、筋肉性の腰痛の場合の鍼灸介入法について紹介します↓

    筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の観察に優れている2Dエコー(超音波検査)を用いて検査をします。レントゲンやCTには映らない痛みの原因、つまり観察が不可能なトリガーポイント、筋線維、靭帯、腱などの軟部組織が原因の場合、この2Dエコー(超音波検査)が大変有効です。

    ①患部をエコーで撮影。健側、患側の腰方形筋をエコーで撮影しながら筋の配列の均等、不均等の確認。動いてもらい筋の動き具合の違い確認。
    患部を把握することにより医療機治療の精度と効果を向上。

    ②エコーで撮影した筋の滑走性が悪いところにピンポイントで鍼灸。

    ③さらに高周波治療器・超音波治療器組合せ理学療法機器(アストロン)を使用し、高周波で筋肉の緊張の緩和し、痛みの伝達を抑制する効果を期待できます。
    高周波治療器・超音波治療器組合せ理学療法機器(アストロン)を用いて「超音波治療+超音波治療」を合わせて行う治療法により、さらに鎮痛効果に対するアプローチを可能としています。

    患者さんの状態によって治療法はさまざまですので、上記は1例です。
    痛みを取るための患部への集中的な治療後は、トレーニングやリハビリ、全身のバランス改善を行い、再発を防ぐ体を目指します。

    何度も繰り返す症状や、受診したけど治らない…など、お悩みの方におすすめできるのが当院の治療です。

    6.まとめ

    ハムストリングスの柔軟性は腰痛の予防や改善に重要です。柔軟性を維持し、ハムストリングスの硬直を防ぐために、適切なストレッチと定期的な運動が必要です。腰痛が慢性的な問題となった場合、専門家の治療を受けることが効果的な方法です。

  • 三陰交マッサージで足のむくみ・体の冷え・夏の不調をケアしよう

    記事内容
    • 1.こんな不調ありませんか?
    • 2.三陰交とは?
    • 3.三陰交がもたらす代表的な効果
    • 4.セルフマッサージの方法(*動画参照)
    • 5.まとめ

    1. こんな不調ありませんか?

    • 「夕方になると足が重くてだるくなる…」
    • 「冷房の効いたオフィスや電車内で足が冷える…」
    • 「暑くなるとなんとなく疲れやすく、集中力が続かない…」

    これらの不調の背景には、東洋医学でいうところの「水分代謝」や「血流の停滞」が関係している可能性があります。そんな体のバランスを整えるために注目されているのが、ツボ「三陰交(さんいんこう)」です。

    2. 三陰交とは?

    三陰交、ツボ

    三陰交は、足の内くるぶしから指4本分ほど上にあり、脛(すね)の骨の内側に位置するツボです。「肝」「脾」「腎」の3つの重要な経絡が交わるこの場所は、体のバランスを整えるための大切なポイントです。「血流や気分の巡り(肝)」「栄養や水分代謝(脾)」「体力やホルモンバランス(腎)」といった、体の内側を支える3つの大事な働きをまとめてサポートしてくれるツボです。

    3. 三陰交がもたらす代表的な効果

    ▶ 脚のむくみ・疲れ・冷えの改善

    脚のむくみ、だるさ

    三陰交を刺激することで、リンパや血液の流れが促され、足元のむくみやだるさが改善されます。さらに利尿作用があり体内の水分を排出させる効果があります。

    ▶ 自律神経と体調の安定

    元気

    腎=生命エネルギー、肝=気血の巡り、脾=代謝。この3つを整えることで、ストレス耐性が上がり、体調が安定しやすくなります。

    ▶ 生理痛など女性特有の不調にも

    生理痛

    生理痛やPMSなど、女性の不調を改善するツボとしても三陰交は知られています。男性にとっても腎機能サポートや冷え・むくみ対策として活用できます。

    ▶ 熱中症予防にも間接的効果

    夏、熱中症予防

    汗により水分とミネラルが失われがちな夏、三陰交を刺激することで、体温調整や水分代謝の安定が期待できます。夏バテや熱中症対策にもおすすめです。

    4. セルフマッサージの方法(*動画参照)

    1. ①脛の内側、内くるぶしから指4本分上にある三陰交を見つける
    2. ②人差し指か親指で強めに押し、20秒から30秒刺激する

    *入浴後や就寝前、冷えを感じたときに行うと効果的です。

    水分摂取がしっかりできていて足が浮腫む方は葉酸やミネラルを摂るように心がけてみてください。

    5. まとめ

    三陰交は、脚のむくみ・だるさ・冷え・自律神経の乱れなどに対して非常に応用範囲の広いツボです。女性だけでなく、男性にとっても体調管理のセルフケアとして役立ちます。

    ぜひ、日々の習慣として取り入れ、健康づくりに役立ててみてください。

  • 【健康コラム】首・肩・背中に感じる”こり”の正体とその原因

    ”こり”とは、多くの人が悩まされる症状の一つです。首、肩、背中に感じるこりは、特に現代社会でよく見られる問題で、その原因や対処法について理解しておくことは重要です。
    このコラムでは、首・肩・背中のこりの正体やその原因、生活習慣、ホームケア、そして治療メンテナンスについて詳しく説明します。

    記事内容
    • 1.こりの正体
    • 2.首、肩、背中に感じやすいのはなぜ?
    • 3.こりが生じやすい生活習慣
    • 4.ホームケア
    • 5.治療メンテナンス

    1、こりの正体

    ”こり”は、筋肉や組織が緊張して硬くなる状態を指します。
    これは、筋肉が長時間にわたって収縮し続けることや、血液や酸素の循環が不十分な状態で発生します。こりは、日常生活で様々な活動や姿勢によって引き起こされ、痛みや不快感を伴うことがあります。

    こりの主な原因は、以下の要因に起因することがあります。

    ・過度の筋肉使用
    特定の筋肉群を長時間使用しすぎることは、その筋肉が疲労し、こりを引き起こす可能性があります。

    ・姿勢の悪さ
    悪い姿勢を維持することは、首、肩、背中の筋肉に不必要なストレスをかけ、こりを引き起こす要因となります。

    ・運動不足
    運動不足は筋肉の弱体化を招き、筋力不足がこりの原因となることがあります。筋力が不足すると、筋肉が効果的に働かず、こりが発生しやすくなります。

    ・ストレス
    ストレスは身体の筋肉に緊張をもたらす要因となります。緊張した筋肉は血流や酸素供給が不十分となり、こりの原因となります。

    ・睡眠不足
    十分な睡眠をとらないことは、筋肉の回復と緊張の解消を妨げ、こりを引き起こす可能性があります。

    こりの正体は、これらの要因によって筋肉や組織が緊張し、硬くなることに起因しています。こりを軽減し、予防するためには、生活習慣の見直しや適切なケアが必要です。

    2、首、肩、背中に感じやすいのはなぜ?

    首、肩、背中がこりを感じやすいのは、これらの部位が日常生活での多くの活動によって特に負担がかかるためです。以下に、なぜ首、肩、背中がこりを感じやすいのかを詳しく説明します。

    ー首ー

    ①デスクワークやスマートフォンの使用
    長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって、首が前かがみの姿勢を保つことが多く、首の筋肉に負担がかかります。この姿勢は首のカーブを崩し、こりを引き起こす原因となります。

    ②ストレス
    ストレスは首の筋肉を緊張させ、こりを引き起こすことがあります。肩こりや頭痛とともに、首のこりもストレスの兆候の一つとされています。

    ー 肩ー

    ①デスクワークやコンピュータ作業
    デスクワークや長時間のコンピュータ作業は、肩の筋肉に持続的な負担をかけ、こりの原因となります。特に、キーボードを使用する際の腕や肩の位置が不適切であると、肩こりが生じやすくなります。

    ②姿勢の悪さ
    悪い姿勢は肩のこりを引き起こす主な要因の一つです。肩を前に突き出したり、頭を前に出し過ぎたりすることが、肩の筋肉への過度なストレスをもたらします。

    ー背中ー

    背中のこりは、背骨に沿って広がる大きな筋肉グループが関与しています。背中がこりやすい理由には次の点が挙げられます。

    ①姿勢の悪さ
    姿勢の悪さは背中の筋肉に負担をかけ、こりを引き起こします。長時間の前かがみの姿勢や曲がった姿勢を維持することが、背中のこりを促進します。

    ②運動不足
    背中の筋肉は、日常生活での活動や運動によって強化される必要があります。運動不足は背中の筋力低下をもたらし、こりの原因となります。

    これらの要因が、首、肩、背中にこりを引き起こす主な要因として挙げられます。

    3.こりが生じやすい生活習慣

    こりは生活習慣に強く関連しており、特定の習慣や行動がこりを引き起こす可能性があります。以下に、こりが生じやすい生活習慣について詳しく説明します。

    1)長時間のデスクワーク
    長時間のデスクワークは、首、肩、背中の筋肉に負担をかける主な要因の一つです。座りっぱなしの時間が長いと、姿勢が崩れやすく、特に首と肩に負担がかかります。また、同じ姿勢を維持することで筋肉が緊張し、こりが生じやすくなります。

    2) 悪い姿勢を維持
    悪い姿勢を長時間維持することは、こりの原因となります。前かがみの姿勢や曲がった姿勢は、首、肩、背中の筋肉に不必要なストレスをかけます。特に、スマートフォンやコンピュータの使用中に姿勢を保つことが重要です。

    3) 運動不足
    運動不足は筋肉の弱体化を招き、こりが生じやすくなります。適度な運動は筋肉を強化し、適切な姿勢を維持するのに役立ちます。週に数回の運動を取り入れることで、こりの予防に寄与します。

    4) ストレスや疲労
    ストレスや疲労は筋肉の緊張を増加させ、こりを引き起こす可能性があります。身体的な緊張やストレスが長期間続くと、筋肉がこりやすくなり、痛みや不快感が増加します。ストレス管理やリラクゼーション法を実践することが重要です。

    5) 睡眠不足
    睡眠は筋肉の回復とリラックスに重要な役割を果たします。十分な睡眠をとらないと、筋肉が過度に緊張したままになり、こりの原因となります。質の高い睡眠を確保することが重要です。

    これらの生活習慣がこりの原因となり、日常生活の不快感や疼痛を引き起こすことがあります。こりを軽減し、予防するためには、適切な姿勢、運動、ストレス管理、そして質の高い睡眠を確保する生活習慣の見直しが必要です。

    4.ホームケア

    首、肩、背中のこりを軽減し、予防するために、ホームケアが非常に有効です。
    以下に、ホームケアの方法を紹介します。

    ◯適切な姿勢を維持
    適切な姿勢を保つことは、こりの予防に重要です。
    以下は姿勢を改善するためのヒントです。
    デスクワーク中には、画面の高さや椅子の調整に注意し、背中をまっすぐに保ちましょう。スマートフォンを使用する際には、顔を前に出し過ぎず、首を前に突き出さないように心がけましょう。長時間座っている場合、定期的に休憩をとり、姿勢を正すことが重要です。

    ◯ストレッチとエクササイズ
    ストレッチやエクササイズは、筋肉をリラックスさせ、こりを緩和するのに役立ちます。
    当院の国家資格保持臨床家によるストレッチやエクササイズを参考にご自身のお悩みに合わせて実践してみましょう!

    -肩こり-
    ・三頭筋のストレッチ

    -腰痛-
    ・慢性腰痛に効果的!腸腰筋のストレッチ

    -姿勢改善-
    ・股関節ガチガチの向け!ストレッチ姿勢改善!!

    -頭痛-
    ・頭痛改善!! 肩甲挙筋のストレッチ

    -冷え性・むくみ改善-
    ・ハムストリングのストレッチ

    ◯マッサージと温熱療法
    マッサージや温熱療法は、筋肉の緊張を緩め、こりを緩和するのに役立ちます。以下はいくつかの方法です。

    マッサージ: 首、肩、背中のこりを解消するために、プロのマッサージセラピストによるマッサージを受けることがおすすめです。自己マッサージも有効です。

    温熱療法: 温かいシャワー、温水ボトル、または湿布を使って、こりのある部位に温熱療法を施すことで筋肉をリラックスさせることができます。

    ◯十分な休息と睡眠
    適切な休息と睡眠は、こりの緩和に欠かせません。日常生活でストレスや過度の活動に晒された場合、十分な休息を取り、質の高い睡眠を確保しましょう。身体は睡眠中に修復と回復を行います。

    ◯ストレス管理
    ストレスを管理することもこりの軽減に役立ちます。リラクゼーション法や深呼吸、瞑想などのストレス管理技巧を実践し、身体と心のリラックスを促進しましょう。

    これらのホームケア方法を実践することで、首、肩、背中のこりを軽減し、健康な生活を維持できます。重度のこりや長期間続くこりの場合は、専門家のアドバイスを受けることが重要です。

    5.治療メンテナンス

    重度のこりの場合、理学療法家、カイロプラクター、整形外科医、あるいはマッサージセラピストなどの専門家に相談することが重要です。専門家は症状を評価し、適切な治療プランを提供します。ただし、もみほぐし店などでは無資格のセラピストによる施術もあるので、資格保持治療家による施術を選ぶようにしましょう。

    当院では、国家資格者とAI診断による姿勢評価をしてご自身の症状改善と将来に発生する可能性のある症状を防ぐための治療プログラムを提案します。また、鍼灸・整骨・リハビリ・トレーニングなど様々な方法と専門的な医療機器を使用しす。

    治らない慢性症状は当院にお任せください。

    肩こり

  • 自律神経失調症”日本と海外の診断文化の違い

    頭痛やめまい、動悸や倦怠感…。病院で検査を受けても異常が見つからない。そんなときに「自律神経の乱れですね」と医師に言われたことはありませんか?
    多くの日本人が一度は聞いたことのあるこの言葉だと思いますが、実は海外ではほとんど使われていないのです。今回は、「自律神経失調症」という診断がなぜ日本で広まり、海外ではどう違うのかを考えてみましょう。

    記事内容
    • 1.自律神経とは何か?
    • 2.日本と海外における「自律神経失調症」の位置づけ
    • 3.なぜ日本では曖昧な診断が受け入れられるのか?
    • 4.治療にするにあたって、診るべき視点とは?

    自律神経とは何か?

    自律神経は、呼吸や心拍、消化、体温調整といった私たちが意識せずに行っている身体の働きをコントロールしている神経です。
    主に「交感神経」と「副交感神経」に分かれ、日中の活動時には交感神経が、リラックスや睡眠時には副交感神経が優位になります。このバランスが乱れると、心身にさまざまな不調が現れます。ストレスや生活習慣の乱れ、気候の変化などがこのバランスに影響を与えることが知られています。

    下記の動画では、自律神経とは何か、乱れる原因、そして改善のための具体的な方法を解説しています。

    自律神経診断

    当院では、自律神経の状態を正確に把握するため、大学病院や専門クリニックなどで使用される、高精度自律神経診断機【TAS9 VIEW】を取り入れています。
    ご自身の自律神経がどうなっているのか、今後の治療の方向性を決定していくためにも、自律神経の乱れ、失調症を疑うような症状でお悩みの方はぜひ一度お試しください。

    日本と海外における「自律神経失調症」の位置づけ

    日本では、「検査では異常がないけれど体調が悪い」という場合に「自律神経失調症」と診断されることがあります。これは明確な病気というよりも、複数の症状をひとまとめにした“症候群”のような存在です。ストレス、睡眠不足、不規則な生活などが原因とされ、精神的要因と身体的症状の中間的な存在として扱われます。患者にとっては「病気である」という納得感を得やすく、医師も「精神的問題」と言いづらい場面で使いやすい表現といえます。

    欧米諸国では、「自律神経失調症」という表現は一般的ではありません。代わりに、身体に症状が出ている場合は、検査結果に基づいて明確な身体疾患か、あるいは精神的な要因によるものかを判断します。例えば、動悸や息切れがあれば「不安障害」、原因不明の体調不良が続けば「身体症状症」と診断されます。医療制度や保険制度の関係で、診断名が治療や補償に直結するため、あいまいな診断は避けられる傾向にあります。

    日本の表現 海外の診断名 説明
    自律神経失調症 身体症状症 身体の不調が主だが、精神的背景がある
    自律神経の乱れ 不安障害 不安による身体症状(動悸・呼吸困難など)
    倦怠感やだるさ 慢性疲労症候群 明確な診断基準がある疲労症状

    なぜ日本では曖昧な診断が受け入れられるのか?

    日本では、曖昧さを受け入れる文化が背景にあります。はっきり「精神疾患」と言われるよりも、「自律神経の乱れ」と言われた方が、患者にとって心理的な抵抗が少ないのです。また、日本人の気質として「自己責任よりも環境要因を重視する」傾向があり、不調を「心の弱さ」とせず「体のバランスの問題」として捉える文化的背景もあります。医師側も、患者の気持ちを傷つけずに説明するために、この言葉を使うことが多いのです。

    治療にするにあたって、診るべき視点とは?

    「自律神経失調症」という言葉は曖昧な表現かもしれませんが、そこで語られる症状や不調は確かに存在しています。重要なのは、不調を単に「心」か「体」かと分断して捉えるのではなく、全体像を理解した上で、それぞれの側面に最も適したアプローチを選ぶことです。つまり、身体的な問題なのか、精神的な問題なのかを正確に見極め、その上で最善の治療法を導き出すことが大切です。

    そのためには幅広い専門知識と経験が求められますが、私たち「メディカルジャパン」では、その見極め力と多角的なサポート体制を通じて、一人ひとりに合ったケアを提供しています。

    2Dエコー(超音波検査)を用いて検査

    メディカルジャパンでは、2Dエコー(超音波検査)を用いて首周囲の筋肉や腱、靱帯などの軟部組織の状態を詳細に確認しています。筋緊張が常時高まってしまうと、疲労が溜まり、血行不良を起こします。血流循環に障害が起きると疲労物質が溜まり痛みや痺れを発生するだけでなく、副交感神経の働きが悪くなり、自律神経の失調にも影響があります。

    エコーを用いて出た数値は医療的な治療の指標となります。元となる数値と比較することでより的確な治療が可能です。

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    2Dエコー(超音波検査)を用いて検査をします。2Dエコーは筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の観察に優れています。
    レントゲンやCTには映らない痛みの原因、つまり観察が不可能なトリガーポイント、筋線維、靭帯、腱などの軟部組織が原因の場合、この2Dエコー(超音波検査)が大変有効です。

    専門的な治療介入
    ★初回限定メニュー★2Dエコーを用いた医療的な専門コース
    75~90分
    ¥5,500- (税込)
    ★通常料金7,700円⇒初回限定料金5,500円(税込)
    ★当院を初めてご利用いただく方へ、初回限定料金にてご提供しております。
    【メニュー内容】
    ①カウンセリング(15分)
    ②医療機ケア※全身の血流循環を向上させる医療機器(30分)
    ③2Dエコー検査→お身体の状態チェック→施術→施術後のアドバイス(35分〜45分)

    ご予約時の注意事項

    ※メニュー内容のトータル所要時間が75~90分前後となります。お時間に制限がある方は先にお知らせください。
    ※来院時にスタッフへこちらの画面をご提示ください。
    ※ネットからご予約される方は施術メニュー項目『【初回限定】2Dエコーを用いた専門プログラム 5500円』を選択してください。