コラム – 立川No.1実績|選ばれる整体・鍼灸院|メディカルジャパン立川
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  • リアラインコアで可動域が変わる|骨盤を整えて動きをスムーズに

    リアラインコアとは?

    リアラインコアは、骨盤(仙腸関節・股関節周囲)のズレや不安定性に配慮し、
    骨盤帯を安定させることを目的とした装着型ベルトです。装着中は骨盤の左右差や
    前後傾の偏りが抑えられ、ストレッチやエクササイズのフォームが安定します。

    なぜ可動域が広がるのか(仕組み)

    1. 骨盤の安定化:骨盤が中立に近づくと、股関節のはまり(求心性)が高まり、関節運動がスムーズに。
    2. 代償動作の抑制:腰や背中の余計な力みが減り、狙った筋・関節が素直に動く。
    3. 神経—筋の再学習:適切なフォームで反復することで、身体が「正しい動き方」を覚える。

    ※効果実感には個人差があります。安全性確保のため、スタッフの指導のもとで実施します。

    リアラインコアの効果

    姿勢改善
    骨盤と胸郭の歪みが対称に整うと、自然と姿勢が改善されます。猫背や、お腹がぽっこりして見える原因の反り腰がしっかりと伸びることで、胸を張りやすくなり、見た目も美しく感じられます。
    脊柱可動域改善
    脊柱(せきちゅう)とは、一般的には首から尾骨までの「背骨」が連なってできています。脊柱の可動域に制限があると、屈伸や回旋の角度が狭くなり、日常生活でもしなやかな動きができなくなってしまいます。また、無理に体を反らしたりすることで、他の関節を痛めてしまうことにも繋がります。
    股関節・肩関節可動域改善
    リアラインコアは股関節・肩関節の可動域の改善にも効果を発揮します。股関節の可動域は下半身の動きに影響するため、あらゆるスポーツにおいて重要だと考えられます。肩関節も同様に、野球をはじめとした球技では、肩関節の可動域の差がパフォーマンスに大きな差が生じます。
    左右の筋バランス改善
    筋バランスとは、筋肉の均衡のことを指します。筋バランスが取れていない状態は、悪い姿勢を導きます。骨盤の周囲には、股関節を動かす筋肉や、腹部を構成している筋肉など、大きな筋肉が数多くあります。これらの筋バランスが崩れると腰痛を引き起こしたり、足をしっかりと閉じられなくなったりします。
    コアの安定化
    体のコア(中心)とは、腹部・腰部のあたりを指す言葉です。骨盤・胸郭が歪んだ状態でコアトレーニング(体幹トレーニング)を行なっても、歪んだ状態が頑固になるだけで十分な効果は得られません。リアライン・コアによって、骨盤と胸郭を対称で安定した状態にすることで、コアトレーニングの効果が増大します。

    ビフォーアフター

  • 二重アゴ・首のたるみの原因“広頸筋”とは?簡単ストレッチ解説

    1. あなたのその「たるみ」、筋肉のゆるみが原因かも?

    年齢とともに気になってくる「二重あご」や「首元のたるみ」。
    「体重が増えたから?」「加齢だから仕方ない?」そう思っていませんか?

    実はそのお悩み、ある筋肉の衰えが関係していることをご存じでしょうか。
    その筋肉の名前は “広頸筋(こうけいきん)”
    今回は、広頸筋の役割と、自宅でできる簡単ストレッチをご紹介します。

    2. 広頸筋とは?|顔と首をつなぐ表情筋

    広頸筋は、顎の下から鎖骨にかけて広がる、薄くて平たい表情筋です。
    この筋肉は主に以下のような働きを担っています。

    • ・下あごを引く動き
    • ・首の皮膚を引っ張ることで「張り」を保つ
    • ・表情の一部(怒り・不満・不快の表現)を担う

    しかし、加齢や姿勢の悪さにより使われにくくなると、皮膚のたるみや二重あごの原因になります。

    3. 広頸筋の衰えがもたらす見た目の変化

    症状 原因 見た目の印象
    二重あご 広頸筋のゆるみ、脂肪の下垂 フェイスラインが不明瞭
    首のたるみ 皮膚の支持力低下 老けた印象、横じわが増える
    口角が下がる 表情筋の連動性低下 不機嫌そうな印象になる

    4. なぜストレッチで改善できるのか?

    広頸筋は意識的に動かすことが難しい筋肉ですが、ストレッチや顔のエクササイズによって刺激を与えることで次のような効果が期待できます。

    • ・血行促進と代謝アップによるむくみ改善
    • ・筋肉の引き締めによるフェイスラインの変化
    • ・首まわりのハリを取り戻し、若々しい印象へ

    また、ストレッチを継続することで、たるみの予防にもつながります。

    5. 自宅でできる!簡単ストレッチ動画

    下記のストレッチは、国家資格を持つ施術者が監修した、安全で効果的な方法です。
    1回たった30秒で、首元とフェイスラインの印象が変わっていきます。

    ポイント
    ・顎を斜め上方向に上げて首前面を伸ばす
    ・首に力を入れすぎないよう注意しましょう

    6. プロによる施術との組み合わせで相乗効果

    セルフケアだけでも効果は期待できますが、以下のような施術と併用することでさらに早い改善が可能です:

      • ・伊藤超短波ES-530による筋肉トレーニング
      • ・鍼灸や美容鍼による血流促進と筋緊張の調整

    メディカルジャパンでは、国家資格を持つ施術者が
    顔〜首〜姿勢までトータルで診て、あなたに最適なケアをご提案します。

  • 脊柱起立筋への鍼灸治療|姿勢・腰痛・肩こりを根本から改善


    脊柱起立筋とは?背中を支える“体の柱”

    脊柱起立筋の位置と構造

    脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)は、背骨の両側を縦に走る大きな筋肉群で、首から腰までつながっています。
    この筋肉は「棘筋」「最長筋」「腸肋筋」の3つで構成され、姿勢をまっすぐに保ち、体幹を安定させ、体を前後や左右に動かす働きを担っています。

    しかし現代人は、長時間のデスクワークやスマートフォン操作、運動不足によってこの筋肉を酷使しがちです。
    その結果、脊柱起立筋が常に緊張状態となり、肩こり・腰痛・背部痛などの不調につながります。

    脊柱起立筋が硬くなる原因

    脊柱起立筋の位置と構造

    長時間の同じ姿勢

    座りっぱなしや前かがみ姿勢が続くと、脊柱起立筋が縮んだまま固まりやすくなります。特に背中を丸める姿勢(猫背)は、筋肉に常に負荷をかけ、血流を悪化させます。

    運動不足による筋力低下

    筋肉を使わないと、姿勢を支える力が低下します。その結果、骨盤が傾き、背骨が歪み、痛みが出やすくなります。

    ストレスと浅い呼吸

    ストレス状態では呼吸が浅くなり、背部の筋肉がこわばりやすくなります。精神的な緊張が、身体の硬さにつながるケースも少なくありません。

    脊柱起立筋のコリが引き起こす症状

    腰が痛い人
    • ×肩こり・背部痛・腰痛
    • ×猫背や反り腰などの姿勢不良
    • ×呼吸が浅くなる、息苦しさ
    • ×疲労感・集中力の低下・睡眠の質低下
    • ×自律神経の乱れによる不調(頭痛・めまい・胃腸の不調など)


    脊柱起立筋は、背骨を支える“姿勢の柱”として働く重要な筋肉です。この筋肉が硬くなると背骨の動きが制限され、姿勢バランスが崩れます。その結果、肩こりや腰痛、背中の張りなどの慢性症状を引き起こしやすくなります。

    背中の筋肉がこわばることで胸郭の動きが制限され、呼吸が浅くなります。それに伴い自律神経のバランスも乱れ、頭痛や倦怠感などの不調が現れることがあります。

    鍼灸治療が脊柱起立筋に効果的な理由

    腰の鍼治療

    脊柱起立筋には鍼治療でのアプローチが非常に効果的です。その理由は次のとおりです。

    深層の筋肉に直接アプローチ

    マッサージでは届きにくい深層筋に、鍼はピンポイントで刺激を与えられます。
    これにより、硬くなった筋肉の緊張を内側から緩めることが可能です。

    血流促進と疲労物質の排出

    鍼刺激により毛細血管が拡張し、血流が改善。老廃物の排出が進むことで、重だるさや痛みが軽減されます。

    自律神経の調整

    鍼の刺激は副交感神経を優位にし、リラックス状態を導きます。
    結果として、呼吸が深まり、睡眠の質向上やストレス緩和にもつながります。

    【実例】鍼治療前後の動作比較

    こちらは当院に通われている患者様のご協力を得て撮影したものです。脊柱起立筋へ鍼でのアプローチをした後、身体動作を比較しました。
    こちらは脊柱起立筋へ鍼を置いた写真です。

    腰の鍼治療

    それでは実際に動作が改善されるのか見ていきましょう。Beroreとは脊柱起立筋へ鍼治療をする前、Afterは鍼治療後です。
    足を肩幅に広げて立ってもらい、前屈をしていただきました。

    鍼治療前は前屈した際に床に手がつかず、爪の先が床に触る程度でしたが、鍼治療後は指の腹がつくようになりました。
    前に倒した上半身をぐっと太ももへ寄せられるようになり、顔と膝の距離が近づきました。柔軟性が上がった証拠です。
    さらに体を倒す動き、起き上がる動きにも注目してみてください。鍼治療前は身体がこわばっており、動きに詰まりを感じますが、柔軟性が上がったことで動作が自然にスムーズにいくようになりました。

    このように当院では国家資格を持つ鍼灸師が、一人ひとりの筋肉の状態・姿勢・生活習慣を丁寧に分析し、的確な施術を行っています。
    痛みのある部位だけでなく、「なぜその筋肉が硬くなったのか」という根本原因を重視して施術を組み立てます。

    単なる「その場の軽減」ではなく、再発を防ぐための体づくりをサポートします。

    自宅でできる簡単セルフケア

    腰の鍼治療

    当院での治療と併せて、ご自宅でもセルフケアをしていただくとさらに効果が上がります。
    簡単なものをいくつかご紹介しますので、是非できるものから取り組んでみてください。

    • ①肩甲骨を寄せて深呼吸(1日3回)
    • ②背中を丸めずにゆっくり前屈
    • ③1時間ごとに立ち上がって姿勢リセット
    • ④就寝前に背中を温めて血流促進


    軽いストレッチと深い呼吸を組み合わせることで、脊柱起立筋の柔軟性を保ちやすくなります。取り組む際は呼吸を意識してみてください。

    まとめ|背中の柱を整えることが健康への第一歩

    脊柱起立筋は、姿勢・呼吸・安定感を司る“体の要”です。
    ここが硬くなると、肩こりや腰痛だけでなく、自律神経や睡眠にも影響します。

    鍼灸治療は、深部から筋肉と神経の働きを整えることで、
    「根本から変わる身体づくり」を可能にします。

    当院では国家資格を持つ専門家が、あなたの体の軸を整え、再発しない健康をサポートします。
    姿勢の崩れや背中のこり・腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

    腰の鍼治療
  • 市販薬では治らない?“繰り返す胃腸トラブル”の正体と、専門医がすすめるチェック方法

    「胃薬が手放せない」「整腸剤を飲むと一時的に良くなるけれど、また繰り返す」
    こうした“胃腸の不調ループ”に悩む方は、とても多くいらっしゃいます。

    市販薬は確かに便利ですが、症状が戻ってくる場合、そこには
    “市販薬では届かない原因”が隠れていることがあります。

    なぜ、市販薬で良くならないのか?

    まず知っておきたいのは、市販薬の多くは症状を和らげる“対症療法”だということです。

    例えば、

    • 胃のムカつき → 胃酸を抑える薬
    • 下痢 → 腸の動きを抑える薬
    • 便秘 → 排便を促す薬

    こうした薬は一時的な負担軽減には有効ですが、原因そのものを治すわけではありません。

    そのため、背景に炎症やポリープなどの異常がある場合、薬を飲んでも根本解決にはならず、再発を繰り返してしまいます。

    胃腸トラブルの裏に潜む、見落とされやすい原因

    症状が続く人に多い“隠れた原因”には、次のようなものがあります。

    胃のトラブル

    • ・慢性胃炎
    • ・逆流性食道炎
    • ・ピロリ菌感染
    • ・胃ポリープ
    • ・早期胃がん(初期は症状が軽い)

    特に「胃薬が効かない」「胸焼けが治らない」場合は、粘膜の炎症が長期間残っているケースが多く見られます。

    腸のトラブル

    • ・過敏性腸症候群
    • ・大腸憩室炎
    • ・炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎など)
    • ・大腸ポリープ・大腸がん

    便秘薬や整腸剤で一時的に楽になっても、腸に炎症やポリープがある場合は改善しません。

    「検査」が必要になるタイミングとは?

    胃腸トラブルが以下の状態に当てはまる場合は、専門医によるチェックが安心につながります。

    • ・1~2週間以上同じ症状を繰り返す
    • ・胃薬・整腸剤を飲んでもすぐ元に戻る
    • ・食後のムカつき・胸焼けが続く
    • ・便秘と下痢を繰り返す
    • ・便に血が混じることがある
    • ・体重が減ってきた
    • ・40歳を過ぎてから不調が増えた

    こうした“繰り返す症状”は、検査で原因を把握することが大切です。

    胃カメラ・大腸カメラで分かること

    胃カメラ

    • 胃炎の状態
    • ピロリ菌の有無
    • ポリープ
    • 早期胃がん(自覚症状が出にくい)

    大腸カメラ

    • 大腸ポリープ
    • 大腸がん
    • 腸の炎症(潰瘍性大腸炎・クローン病など)

    ※これらは、直接画像確認できる唯一の方法です。

    鍼灸では“体質を整えるケア”が可能

    メディカルジャパンでは、

    • ・自律神経の安定
    • ・胃腸の動きの調整
    • ・腹部の張り・冷えの改善
    • ・ストレスによる胃腸負担の軽減

    など、東洋医学的アプローチで胃腸トラブルを“起こりにくい体質”へ導くサポートを行います。

    ただし、鍼灸では病変の有無までは分かりません。
    そのため、必要な場面では医科との連携が欠かせません。

    内視鏡検査に強い「いけざき内科」のご紹介

    「市販薬が効かない」「原因をはっきり知りたい」
    そんな方には、当院と提携している東松原駅前 いけざき内科・内視鏡クリニックでの専門的な検査をおすすめしています。

    「症状が続くけれど、何となく市販薬でごまかしている」という方こそ、一度チェックすることで安心につながります。

    東松原駅前いけざき内科・内視鏡クリニック
    東松原駅から徒歩すぐの好立地にあり、地域の皆さまの「かかりつけ医」として幅広い内科診療を行っています。特に胃カメラ・大腸カメラ検査(内視鏡検査)に力を入れており、経験豊富な医師による苦痛の少ない鎮静下検査に対応しています。 最新の内視鏡システムを導入し、がん・ポリープの早期発見にも努めています。

    まとめ

    胃腸トラブルは、市販薬で“治ったように見える”ことがあります。
    しかし、症状が繰り返す場合は、体が出しているサインを見逃さないことが大切です。

    メディカルジャパンでは
    東洋医学による体質ケア × 内科との連携
    という両面サポートで、皆さまの健康を支えています。

    胃腸の不調が続く方は、お気軽にご相談ください。

  • 【健康コラム】肩こりや頭痛の原因は睡眠だった!?

    なんだか最近体が痛い/首コリや肩こりが治らない/ベッドを変えてから腰痛が…
    その症状の原因は、”寝方”かもしれません!
    今回は自分史上最高の睡眠を手に入れるための方法を解説していきます!また、睡眠中の体の状態や、睡眠が健康にとっていかに重要か深掘り解説していきます。

    記事内容
    • 1.睡眠の質の重要性
    • 2.”自分にとって最高の睡眠”を見つける○つの方法
    • 3.反り腰改善〇〇トレーニング
    • 4.快適な睡眠のための1日の過ごし方/li>
    • 5.当院ができるサポート
    • 6.まとめ

    1.睡眠の質の重要性

    ①睡眠中に体がおこなっていること

    睡眠中、私たちの体はさまざまな重要なプロセスを実行しています。睡眠は休息だけでなく、体の回復や調整のための重要な時間です。以下に、睡眠中に体が行っている主なプロセスをいくつか説明します。

    ー細胞修復と成長ー
    睡眠中、体は細胞修復と再生を促進します。成長ホルモンの分泌が活発化し、細胞が修復・再生されるため、傷ついた組織や細胞が回復します。これは特に子供や若い成人にとって重要です。

    ー脳の整理と記憶の整理ー
    脳は睡眠中に経験したことや学習したことを整理し、不要な情報を削除するプロセスを行います。これにより、日中に学んだことを長期的な記憶として保持しやすくなります。

    ー免疫システムの強化ー
    睡眠は免疫システムの正常な機能を維持するのに重要です。睡眠中に免疫システムは活発に働き、感染症や炎症に対する防御機能を強化します。

    ーホルモンの調整ー
    睡眠中には、さまざまなホルモンの分泌が調整されます。メラトニンなどのホルモンは、睡眠と覚醒のリズムを調整する役割を果たします。また、睡眠不足はレプチンとグレリンといった食欲関連ホルモンのバランスを崩し、食欲を増加させる可能性があります。

    ー筋肉の緊張緩和ー
    睡眠中、体の筋肉は緩和されます。これにより、日中の活動やストレスによって緊張した筋肉がリラックスし、肩こりや筋肉痛の緩和が図られることがあります。

    ー心血管系の調整ー
    睡眠中に心拍数や血圧が調整されます。十分な睡眠を取ることで、心血管系の健康を維持するのに役立ちます。

    ー温度調節ー
    睡眠中、体温はやや低下することがあります。体温の調節は体内時計と関連しており、睡眠の質やリズムに影響を与えます。

    これらは睡眠中におこなわれる主なプロセスの一部です。良質な睡眠を確保することは、体の健康と調整において不可欠な要素です。十分な睡眠を取ることで、これらのプロセスが適切に実行され、健康を維持できるでしょう。

    ②寝不足が引き起こす症状

    * 注意力と集中力の低下: 寝不足は、注意力や集中力の低下を引き起こすことがあります。仕事や学業において業務の遂行や学習が難しくなる可能性があります。

    * 記憶力の低下: 良質な睡眠が不足すると、記憶の形成や整理がうまく行われなくなるため、記憶力の低下が起こることがあります。

    * 情緒の不安定: 寝不足はイライラや不安、抑うつの症状を引き起こす可能性があります。感情のコントロールが難しくなることがあります。

    * ストレスの増加: 寝不足はストレスホルモンの分泌を増加させることがあり、ストレスへの耐性を低下させる可能性があります。

    * 免疫機能の低下: 十分な睡眠を取らないと、免疫機能が弱まり、感染症への耐性が低下することがあります。

    * 身体の痛みや不快感: 寝不足は身体の筋肉や関節の緊張を増加させることがあり、肩こりや頭痛、筋肉痛などの症状を引き起こす可能性があります。

    * 代謝の乱れ: 寝不足は代謝の乱れを引き起こすことがあり、体重管理に影響を与える可能性があります。

    * 心血管系への影響: 寝不足は心拍数や血圧の上昇を引き起こすことがあり、心血管系の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

    * 事故リスクの増加: 注意力や反応時間の低下により、運転や機械操作などでの事故リスクが増加する可能性があります。

    * 生産性の低下: 寝不足によって業務の効率や生産性が低下することがあり、日常生活に影響を及ぼす可能性があります。

    これらの症状や影響は、寝不足の程度や個人の体質によって異なる場合があります。一般的には、十分な質の良い睡眠を確保することが健康と幸福にとって重要です。寝不足が持続する場合は、医療専門家の助言を受けることがおすすめです。

    ③良質な睡眠が生む効果

    良質な睡眠は、注意力と集中力の向上・記憶力の向上・情緒の安定・判断力の向上・創造性と問題解決能力の向上・免疫力の強化につながります。睡眠時間によって体の健康状態がいかに大切か、そして睡眠の重要性が実感できます。

    2.”自分にとって最高の睡眠”を見つける5つの方法

    ①睡眠導入の習慣化

    自分にとって最適な睡眠を見つけるための方法はさまざまですが、その中でも重要な方法の1つとして、「睡眠導入の習慣化」があります。以下に、この方法について詳しく説明します。睡眠導入の習慣を作ることで、リラックスしやすくなり、睡眠の質を向上させることができます。

    ❶定期的な就寝・起床時間の設定
    毎日ほぼ同じ時間に寝る習慣をつけることで、体内時計を整え、睡眠リズムを安定させます。週末でもできるだけ同じ時間に起きるよう心がけましょう。
    ❷就寝前のリラックス
    就寝前にリラックスする習慣を取り入れることで、ストレスを軽減し、眠りに入りやすくなります。リラックス法や深呼吸、軽いストレッチ、入浴などが効果的です。
    ❸静かな環境の整備
    就寝前に静かな環境を整えることで、睡眠中の気配りを高めます。騒音を避けるためにイヤープラグやホワイトノイズを使用することも考慮してみてください。
    ❹スクリーンタイムの制限
    スマートフォンやコンピュータの使用は、寝る直前に制限することが大切です。これらのデバイスから発せられるブルーライトは、メラトニンの分泌を妨げる可能性があります。また、ベッドの上でスマホを使用する時間が長いと脳がベッドの上での過ごし方としてスマホを使用し頭が冴えた状態と認識し習慣化してしまう場合があるので注意が必要です。
    ❺寝る前の食事と飲酒の制限
    重い食事や大量の飲酒を就寝前に避けることで、胃の負担を軽減し、快適な睡眠を促進します。

    ②枕選び

    良質な睡眠を実現するために、枕選びは非常に重要です。
    ー枕の選び方ー
    ① 寝姿勢に合った枕の選択
    あなたの主な寝姿勢に合った枕を選ぶことが重要です。例えば、背面寝の場合は首のカーブに合う枕、横向き寝の場合は首と肩をしっかりサポートする枕が適しています。
    ② 適切な高さと硬さ
    枕の高さと硬さは個人差があります。あまり高すぎず低すぎず、適度な高さの枕を選びましょう。硬さも自分の快適な感触に合わせて選びます。
    ③ 快適な素材
    枕の素材は、寝心地や通気性に影響を与えます。羽毛、羽毛布団、メモリフォーム、ラテックスなどの素材から選ぶことができます。自分の肌触りや好みに合った素材を選びましょう。

    ③マットレス選び

    マットレス選びは睡眠中の筋肉の緊張度に大きく影響します。自分に合わないマットレスによって、肩こりだけでなく、首の痛みや腰痛を引き起こすきっかけにもなりかねません。
    ーマットレスの選び方ー
    ❶自分の快適な寝方に合わせる
    あなたの主な寝姿勢に合ったマットレスを選びましょう。背面寝、横向き寝、仰向け寝などに応じて、体の自然なカーブをサポートするマットレスが適しています。
    ❷適切な硬さ
    マットレスの硬さは、体の重さや好みによって異なります。マットレスが柔らかすぎるとお尻が沈みその他の筋肉が緊張しやすくなります。逆に固すぎると腰や背中に隙間ができ、お尻だけで体を支えてしまうので、高齢者や腰痛持ちの人には向いていません。体が沈みすぎず、全面が触れるものがお勧めですが好みもありますので、しっかり試して購入しましょう。

    ④保温効果だけじゃない掛け布団の重要性

    掛け布団は保温効果のほかに、下記のようなメリットがあります。
    ❶ 通気性
    掛け布団は通気性が重要です。湿気や熱を適切に調整し、寝汗を逃がすことで、快適な睡眠環境を維持します。
    ❷ 快適な触感
    掛け布団は直接肌に触れるため、肌触りの良い素材や質感を選ぶことで、安心感を得られ安眠効果があります。重さを変えることでも感覚が変わってきますので、自分に合う質感重さ大きさを選んでみましょう。

    ⑤体に優しい起床方法

    快適な睡眠は起床方法も重要です。身体に優しい目覚め方によっていい1日のスタートができます。
    ・朝自然光が入る場所での睡眠
    ・アラームは自然音など優しい音
    ・ベットの上で指先からだんだん大きくゆっくり体を動かし伸ばす

    3.快適な睡眠のための1日の過ごし方

    体の生命維持に大きな役割を持っている自律神経。睡眠中は副交感神経という体をリラックス・回復させる神経が優位になりますが、働いている時、ストレスを感じる時、緊張している時に優位になり血流循環や代謝を上げてくれる交感神経が日中に優位になることでそのバランスは保たれています。
    このバランスが崩れ、交感神経が優位な時間が長くなってしまうと、常に焦っていたりストレス状態が継続したり、夜眠れないと言った症状につながります。逆に1日何もせず副交感神経が優位な時間が長いと体のだるさや眠気、集中したいときにできない状態になってしまいます。

    上記を踏まえて、快適な睡眠を取るためには、日中は体や頭をしっかり使い、夜はしっかり休むメリハリをつけた生活を送ることが重要です。

    4.当院ができるサポート

    当院では、「2|”自分にとって最高の睡眠”を見つける○つの方法」で紹介した中で、枕診断を専門的に行うことができます。

    ーメディカルジャパンの枕診断ー

    国家資格者により解剖学的に下記のポイントで評価
    ・首の筋肉の緊張具合
    ・呼吸音の確認
    ・横隔膜の動き
    ・血流測定
    ・自律神経測定
    様々な枕の高さを試しながら、体の状態とご本人の快適さを伺いながら調整していきます。

    ↓詳しくはこちらをご覧ください↓

    【安眠】質のいい睡眠ができる!国家資格者による安眠ケア指導

    その他に、鍼灸・整骨、臨床家によるトレーニングで体の緊張を和らげ、歪みの少ない状態を作っていくこともできます。

    専門家による評価で快適な体を作るための手段がより明確になります。アドバイスをもとに自分にとって必要な習慣改善やトレーニングをYouTubeなどで探す際の目安にもなりますので是非1度ご利用してみてください。

    5.まとめ

    健康にとって睡眠は必要不可欠です。いい睡眠を習慣化するために、睡眠前後の過ごし方や枕・マットレス選びを慎重に行い快適な体を目指しましょう!