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  • ストレートネック|原因・症状・改善方法まで徹底解説

    ストレートネックとは何か?

    ストレートネックとは、本来なら緩やかにカーブしているはずの首の骨(頸椎)が、まっすぐになってしまった状態を指します。正常な頸椎は、S字カーブを描くことで頭の重さを分散し、首や肩にかかる負担を軽減します。しかし、ストレートネックになると、このクッション機能が失われ、首や肩に過度な負担がかかることで痛みや不調を引き起こします。

    現代社会におけるストレートネックの増加傾向

    スマートフォンやパソコンの使用が増えるにつれ、ストレートネックの患者が急増しています。特に、長時間スマートフォンを見下ろす姿勢や、前かがみのデスクワークが習慣化している現代人に多く見られます。最近では、若年層のストレートネックも増えており、姿勢の悪化が深刻な健康問題として認識されるようになっています。

    なぜストレートネックが問題なのか?

    ストレートネックは単なる姿勢の問題ではなく、身体全体に悪影響を及ぼします。首や肩のこり、頭痛、めまいといった症状が現れるだけでなく、自律神経の乱れによる倦怠感や不眠、集中力の低下なども引き起こします。また、ストレートネックを放置すると、首の骨に変形が生じる可能性もあり、より深刻な健康リスクへと発展することがあります。

    ストレートネックの原因

    長時間のスマートフォン使用と前傾姿勢

    スマートフォンを操作する際、多くの人は首を前に傾ける姿勢を取ります。この前傾姿勢が習慣化すると、首にかかる負担が増加し、ストレートネックを引き起こす要因となります。

    デスクワークにおける不良姿勢

    パソコン作業を長時間行うと、首が前に出たり、肩が丸まったりする姿勢になりがちです。特に、モニターの位置が低すぎる場合や、長時間同じ姿勢を続けることが原因となります。

    高すぎる枕や柔らかい寝具の使用

    高すぎる枕を使うと、首が過度に前傾し、ストレートネックを引き起こしやすくなります。また、柔らかすぎる寝具は体の沈み込みを助長し、首や肩に余計な負担をかける可能性があります。

    運動不足による首・肩周りの筋力低下

    適度な運動を行わず、首や肩周りの筋肉が衰えると、正しい姿勢を維持することが難しくなります。これにより、首にかかる負担が増え、ストレートネックが進行しやすくなります。

    ストレートネックの症状

    • 首や肩のこり、痛み
    • 頭痛、めまい、耳鳴り
    • 腕や手のしびれ、冷え
    • 眼精疲労や集中力の低下
    • 自律神経系の不調

    ストレートネックのチェック方法

    セルフチェック法

    以下の方法で、自分がストレートネックかどうかを確認できます。

    壁を使ったチェック
    壁に背を向けて立ち、かかと、お尻、背中を壁につける。
    自然な姿勢で後頭部が壁に触れるか確認。
    後頭部が壁につかない場合、ストレートネックの可能性が高い。

    当院での診断

    当院ではAI姿勢診断を活用し、現在の姿勢を分析することで、筋肉が硬くなりやすい部位や痛みの原因を特定します。さらに、将来の姿勢の変化も予測し、施術の方針や効果をわかりやすく説明できます。これにより、患者様自身もご自身の体の状態を理解しやすくなりました。

    効果的なストレッチとエクササイズ

    ストレートネックを改善するためには、筋肉を柔軟に保ち、正しい姿勢を維持できるようにすることが重要です。以下のストレッチとエクササイズは、首や肩周りの筋肉をほぐし、姿勢を改善するために効果的です。

    ストレートネックと関連する症状・疾患

    ストレートネックは単なる姿勢の問題にとどまらず、さまざまな身体的な症状や疾患を引き起こす可能性があります。

    頸椎には自律神経が通っており、ストレートネックによってこの神経の働きが乱れると、身体のバランスが崩れ、さまざまな不調を引き起こすことがあります。特にストレスや疲労感、睡眠の質に影響を与えることが多いです。

    ストレートネックが進行すると、首だけでなく背中や腰にも負担がかかり、痛みや不快感を感じることがあります。特に姿勢が崩れると、腰に過剰な負荷がかかり、腰痛を引き起こしやすくなります。頸椎のカーブが崩れ、正常な首の位置が保てなくなると、頸椎にかかる負担が増加し、その結果、頸椎の間にある椎間板が圧迫されてヘルニアを引き起こすことがあります。椎間板ヘルニアは、首の神経を圧迫し、腕や手にしびれや痛みを感じる原因となることがあります。

    患者さんの声

    早急に対応してくれました
    最初はただの肩こりだと思っていたのですが、痛みがひどくなり、頭痛やめまいも感じるようになって、本当に辛かったです。整形外科でストレートネックと診断されてから、姿勢改善のためのエクササイズと枕の見直しを勧められました。AI姿勢診断で自分の体の状態が具体的にわかることで、どこを改善すれば良いのかが明確になり、安心して取り組むことができました。
    毎日、首や肩の筋肉をほぐすストレッチと、背筋を鍛えるトレーニングを続けた結果、1ヶ月後には痛みがかなり軽減し、頭痛もなくなりました。パソコン作業中の姿勢にも気をつけるようになり、仕事の効率も上がりました。正しい姿勢を意識することの大切さを実感しています。これからもこの習慣を続けて、再発を防ぎたいです。

  • 【健康コラム】原因は”立ち方”にあった!?治らない肩こり・腰痛・首痛【慢性症状】を正しい立ち方で改善する方法

    つい最近マッサージに行ったのにまた肩が凝ってる…/今日は大事な仕事があるのに急に腰が痛い!…など、なんとなくどうにか誤魔化してきた慢性症状が大事な場面で悪化したり、思いがけず繰り返したりなど皆さん経験したことがあるのではないでしょうか?

    実は慢性症状の原因は、あなたの生活の中に隠れている場合がほとんど!
    この記事では、繰り返す慢性症状の改善に焦点を当て、その改善方法を詳しく解説していきます。ちょっとした知識と意識で長年悩んできたその症状が大きく改善するかもしれません。

    記事内容
    • 1.慢性症状とは?
    • 2.要因は日常生活の中に!?
    • 3.「正しい立ち方」とは
    • 4.「正しい歩き方」とは
    • 5.「正しい座り方」とは
    • 6.姿勢改善!日常生活に取り入れるコツ
    • 7.専門家による姿勢の重要性とアドバイス
    • 8.姿勢改善の4つのポイント
    • 9.まとめ

    1.慢性症状とは?

    慢性症状とは、しばしば長期間にわたって持続し、日常生活に不快や不便をもたらす症状のことを指します。一般的に急性症状とは異なり、数週間以上、数ヶ月、場合によっては数年にわたって続くことがあります。肩こり、腰痛、首痛などの症状も、この慢性症状に該当します。

    慢性症状が進行すると、日常生活において仕事や趣味、社会活動などに支障をきたすことがあり、痛みや不快感が続くことで、体力や精神的な健康にも影響を及ぼす可能性もあります。そのため、早期に適切な対処を行い、慢性症状を軽減することが重要です。

    代表的な慢性症状の具体例をいくつか挙げてみましょう。

    肩こり

    肩の周りや首に痛みや緊張感が続く症状。悪い姿勢や長時間のデスクワーク、ストレスなどが原因となることが多い。

    腰痛

    腰部や腰からお尻にかけて痛みを感じる症状。運動不足や姿勢の乱れ、筋力の低下が関連していることがあります。

    首痛

    首の後ろや側面、肩に痛みや違和感がある症状。携帯電話の使用姿勢やパソコン作業の影響が考えられます。

    腱鞘炎

    手首や指に痛みや炎症が生じる症状。繰り返しの同じ動作や手の使いすぎが原因となることがあります。

    関節痛

    膝、肘、手首などの関節に痛みや違和感がある症状。関節の負担や炎症が影響することがあります。

    慢性頭痛

    長期間にわたって続く頭痛。ストレス、姿勢の悪さ、不規則な生活習慣が原因とされることがあります。

    背中の痛み

    背中全体や特定の部位に痛みがある症状。姿勢の乱れや筋肉のバランスの偏りが関与することがあります。

    これらの慢性症状は、単なる一時的な不快感ではなく、長期間にわたって続くため、その改善には継続的な努力が求められます。

    2.要因は日常生活の中に!?

    下記の項目にあなたはいくつ当てはまりますか?

    □歯磨きの時に首や肩に力が入ってる、壁にもたれたり片脚重心になっている
    □デスクワークの際、顔が画面に寄っている
    □仕事をする時に肩に力が入っている
    □料理や家事の際に体のあちこちが力んでいる
    □信号待ちの際に片脚重心になっている
    □電車の中で下を向いてスマホを使っている
    □床に落ちたものを拾う際に膝を曲げていない
    □勢いよく重いものを持ち上げる
    □よく足を組む

    どうでしょうか?1つでも当てはまる方は、似たような動作の際や無意識に様々な場面で体にとって負担のかかる姿勢や動作を行なっている可能性があります。

    姿勢改善は、真っ直ぐ立っている時だけでなく、何気ない日常の場面や移動中仕事中など、生活の全体で意識改善する必要があります。

    3.「正しい立ち方」とは

    下記の動画を見て「正しい立ち方」について理解しよう♫

    【姿勢】国家資格者が教える!正しい立ち方

    4.「正しい歩き方」とは

    下記の動画を見て「正しい歩き方」について理解しよう♫

    【歩き方】国家資格者が教える!正しい歩き方

    5.「正しい座り方」とは

    下記の動画を見て「正しい座り方」について理解しよう♫

    【姿勢】国家資格者が教える!正しい座り方

    6.姿勢改善!日常生活に取り入れるコツ

    正しい姿勢を維持するために、日常生活で気をつけるべきポイントがいくつかあります。以下に、姿勢改善を促進するための日常的なコツをいくつか紹介します。

    1.デスクワーク時の姿勢

    デスクワーク中は、モニターの高さやキーボードの位置を調整して、正面を見つめる姿勢を保つようにしましょう。背中を背もたれにしっかり付け、肘は机の上に軽く置くと良いです。また、定期的な休憩で立ち上がり、軽くストレッチを行うことも重要です。
    ⭐️「正しい座り方」動画を参考に!

    2.歩行時の姿勢

    歩く際には、背筋を伸ばし、頭を上に向けて前を見つめるように心がけましょう。肩はリラックスさせ、腕は自然に揺れるように振ることで、全身のバランスを保ちながら歩くことができます。
    ⭐️「正しい歩き方」動画を参考に!

    3.携帯電話やスマートフォンの使用

    携帯電話やスマートフォンを使う際には、顔を下に向けるのではなく、目線を上に向けるように心掛けましょう。この姿勢は首への負担を軽減し、首痛や肩こりの予防に役立ちます。
    ⭐️「正しい立ち方・座り方」動画を参考に!

    4.歯磨きやドライヤー中の姿勢

    足の裏でしっかりと体を支え、頭は真上に引き上げましょう。ものを持つときは肩の力を抜いて脇を締め、力まず行なってみましょう
    ⭐️「正しい立ち方」動画を参考に!

    5.食事中の姿勢

    顔は正面を向くようにして、口元までお皿や料理を運びましょう。いい姿勢で食べると呼吸しやすく風味をより感じられます。
    ⭐️「正しい座り方」動画を参考に!

    7.専門家によるアドバイスとケアの重要性

    姿勢の悪化は様々なリスクを与えます。二足歩行の私たちは2つの足の裏から大きな体の部位を複数支えています。支える面積が小さい分、中心がずれてしまうと筋肉で引っ張りあって体を支えようとしてしまいます。これにより筋肉への過度の緊張やダメージを与えてしまうことになります。

    例えば…
    猫背とは、首が前に突き出して背中が丸まった状態のことです。
    人の頭の重さは約6kg、Lサイズのスイカほどもあり、寝ている時以外はこの重量を背骨が支えています。
    頭が背骨の真上にあれば背骨全体で支えられますが、猫背になると骨だけでは支えきれず、骨をサポートする筋肉に負担がかかり、こりや痛みが生じます。

    日常生活の中で、このようなバランスの崩れた姿勢時間が長いほど、怪我や慢性症状を起こしやすくなりますし、同時に体は習慣化しますので正しい姿勢を覚えるための時間もかかってしまうようになります。改善したい方は”今”から取り組むことが重要です!

    8.姿勢改善の4つのポイント

    姿勢改善には下記の4つが重要です

    ①自身の姿勢バランス・動作の癖を知ること(鏡や写真、専門家の評価)
    ②長年の姿勢の癖で崩れてしまった骨の歪みを改善すること(整骨院や専門機関で行いましょう)
    ③負担のかかっている筋のストレッチやトレーニングを行いましょう
    ④いい姿勢のポイントを理解し、生活の中で習慣化していきましょう

    当院でも姿勢改善を行なっておりますのでご希望の方はお問い合わせください。

    9.まとめ

    慢性症状は長期にわたる痛みや不快感で、肩こりや腰痛などが含まれます。日常生活での姿勢や動作が影響し、仕事や生活に支障をきたすことも。姿勢改善のコツとして、デスクワークや歩行時の姿勢に注意し、スマートフォンの使用や日常動作も見直すことが大切。また、専門家のアドバイスやケアも重要で、姿勢の正しい習慣を身につけることが勧められます。姿勢改善には自身の姿勢バランスを知り、骨の歪みを整骨院で調整し、負担のかかる筋肉をケア。正しい姿勢の維持を日常生活に取り入れることで、慢性症状の軽減や予防が可能です。少しずつ取り組んでいきましょう!

  • シューズ選びの基本!正しい足の測定方法とは?

    シューズフィッティングの測定法

    適切なシューズを選ぶためには、正確な足の測定が不可欠です。本記事では、荷重位での測定方法について解説します。

    測定時の基本姿勢

    – 足は肩幅に開き、自然な立ち姿勢を保つ。
    – どちらか一方に重心が偏らないよう注意する。

    測定項目

    1. 足長(そくちょう)
    – 第一中足骨(親指の付け根の骨)に沿わせながらゲージを当てて測定。

    2. 足幅(そくふく)
    – 中足骨頭(足の甲の横アーチ部分)の幅を測定。

    3. 足囲(そくい)
    – 中足骨頭を起点にメジャーを絞って測定し、約5mmほど戻して記録。

    適切なシューズ選び

    JIS規格(日本産業規格/日本工業規格)に基づき、ウィズ(width)を確認し、適した靴を選ぶことが重要です。

    正確な測定を行うことで、自分に合った快適なシューズを選ぶことができます。

  • 【健康コラム】デスクワークで腰痛悪化しやすい反り腰の方へ!反り腰は〇〇で改善します

    もともと反り腰で腰痛が出やすいタイプだけど、デスクワークでかなり悪化した・・・というお悩みをよく伺います。
    今回は、反り腰の腰痛にフォーカスして、反り腰になる理由、反り腰が腰痛を生む原因、その改善方法と正しいデスクワーク姿勢について詳しく紹介していきます。

    今悩んでいる方や、まだ症状はでていない反り腰の方、デスクワークを日常的に行う方はぜひ今日から実践してみてください♫

    記事内容
    • 1.”反り腰”の正体
    • 2.反り腰が腰痛を生む原因
    • 3.反り腰改善〇〇トレーニング
    • 4.正しいデスクワーク姿勢
    • 5.それでも改善しない方へ
    • 6.まとめ

    1.”反り腰”の正体

    “反り腰”とは、腰椎部分の正常な曲線が過度に強調されて、腰が前に突き出す状態を指します。
    正常な腰椎のカーブは、後ろに湾曲する「腰椎後彎」と、前に湾曲する「腰椎前彎」の2つがあります。
    腰椎前彎が過度になると、腰部の筋肉や靭帯に負担がかかり、さまざまな症状や不快感が生じることがあります。以下に反り腰の主な特徴と影響を説明します。

    <反り腰の主な特徴>

    ・腰が前傾している。
    ・通常の腰の湾曲よりも強調されているため、お尻が強調されているように見えることがある。
    ・腹部が突き出して見えることがある。

    ①反り腰になる理由

    反り腰が生じる理由は複数ありますが、主な要因として以下のような点が挙げられます。

    ○姿勢の悪化
    長時間の悪い姿勢を保つことが反り腰を引き起こす一因です。デスクワークやスマートフォンの使用など、前かがみの姿勢が長時間続くことで、腰椎部分の曲線が変化することがあります。

    ○筋肉の不均衡
    腰部の筋肉や周囲の筋肉のバランスが崩れることで、腰椎部分が前に突き出る状態が生じます。腰部の筋肉群が過度に緊張し、それによって正常な腰部の湾曲が乱れます。

    ○筋力の低下
    腰部の筋肉や腹部の筋肉の弱化が反り腰を引き起こす要因となることがあります。筋肉の弱さによって腰椎を適切にサポートできず、湾曲が乱れます。

    ○体重の影響
    過体重や肥満の状態が反り腰を悪化させることがあります。過重な体重が腰部にかかる負担を増加させ、正常な湾曲を崩す可能性があります。

    ○姿勢教育の不足
    若い頃から適切な姿勢の意識と練習が不足している場合、成長段階から反り腰が進行する可能性があります。

    要因は人それぞれであり生まれ持った骨格が原因の場合や、痛みやバランスの悪い他の部位を支えようとした結果反り腰になっていることもあります。原因は人それぞれですので、一度治療院にて専門家による姿勢診断を行うことをお勧めします。

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    ↓当院のAI姿勢診断の紹介↓

    姿勢/動作検査


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    ②反り腰はなぜ女性に多い?

    反り腰は男女問わず発症する可能性があるものですが、特に女性に多いと言われています。その理由とはなんでしょうか?

    考えられる代表的な原因としては、骨盤の形状/筋力の違い/ハイヒールなどの靴を履く習慣があります。

    まず、女性の骨盤は出産に適した形状となっており、男性の骨盤は縦長のに対して、女性の骨盤は縦に狭く、横に広い感じになっています。男性に比べて骨盤が歪みやすいことも特徴の一つです。また、女性の筋力は低い傾向がありますので、腰を支えるのに必要な筋肉のバランスが崩れやすい特徴もあります。さらに、女性は美しさやファッションへの意識の高さや、社会的に求められる正装において、ハイヒールを長時間使用する場面が多くあります。通常の場合の歩き方の矯正はもちろん大切ですが、ハイヒールの際はまた違う体の使い方が必要です。歩行指導を受けていない場合は重心がずれやすく関節や筋肉を痛め体を歪めるリスクが上がります。

    ③反り腰が与える体への悪影響

    反り腰が持つ体への悪影響は多岐にわたります。その中でも主な悪影響を以下にまとめてみましょう。

    ❶腰痛
    反り腰の状態では、腰椎部分に余分な負担がかかり、腰痛が生じる可能性が高まります。腰痛は日常生活や動作の制約を引き起こすだけでなく、生活の質を低下させる要因ともなります。

    ❷筋肉の不均衡
    反り腰では腰部の筋肉や周囲の筋肉のバランスが崩れます。一部の筋肉が過度に緊張する一方で、他の筋肉が弱化することがあり、体全体の筋肉バランスが乱れます。

    ❸姿勢の悪化
    反り腰が長期間続くと、全体の姿勢にも影響を及ぼすことがあります。肩こりや頭痛、背中の痛みなどが生じる可能性があります。

    ❹骨盤の歪み
    反り腰が進行すると、骨盤の位置やバランスが歪んでしまうことがあります。これにより、腰痛や膝の痛みなどが引き起こされる可能性があります。

    ❺体の不調和
    反り腰により体のバランスが崩れることで、歩行や運動のパフォーマンスが低下し、体全体の不調和を招くことがあります。

    ❻神経の影響
    腰椎の位置が変化することで、神経に圧迫がかかる可能性があります。これにより、放散痛やしびれが生じることがあります。

    ❼内臓の圧迫
    反り腰によって内臓の位置が変化することで、内臓にも不適切な圧迫がかかる可能性があります。これが消化不良や体調不良を引き起こすことがあります。

    ❽姿勢の美しさの減少
    反り腰は姿勢を悪化させ、姿勢の美しさを損なう要因となります。これにより自信の低下や外見の印象が悪くなる可能性があります。

    これらの悪影響を軽減するためには、適切な姿勢習慣や運動、ストレッチ、筋力トレーニングを行うことが重要です。また、症状が進行している場合は、専門家の指導を受けることがおすすめです。

    2.反り腰が腰痛を生む原因

    反り腰が腰痛を生む主な原因は、腰椎部分の筋肉や構造にかかる不適切な負担や圧力に関連しています。以下にその具体的な要因を説明します。

    ①筋肉の不均衡
    反り腰の状態では、腰部の筋肉のバランスが崩れてしまいます。特に腰部の筋肉や腹部の筋肉の弱化が、腰椎部分に余分な負担をかけることで腰痛を引き起こす可能性があります。

    ②腰椎の圧迫
    反り腰の状態では、腰椎部分が前に湾曲し、腰椎の間にある椎間板に圧力がかかります。これにより椎間板が圧迫され、炎症や痛みを引き起こす可能性があります。

    ③靭帯や軟部組織の緊張
    反り腰になると、周囲の靭帯や軟部組織が過度に緊張し、炎症や痛みを引き起こすことがあります。

    ④筋肉の疲労
    反り腰の姿勢を長時間続けることで、腰部の筋肉が疲労してしまい、痛みや不快感が生じることがあります。

    ⑤姿勢の影響
    反り腰の姿勢が長時間続くと、体のバランスが崩れ、他の部位にも負担がかかることがあります。これにより、腰痛が全身に広がることがあります。

    ⑥神経の圧迫
    腰椎の位置が変化することで、神経に圧迫がかかる可能性があります。神経圧迫による放散痛やしびれなどが腰痛として現れることがあります。

    反り腰による腰痛を軽減するためには、正しい姿勢を保つこと、適切な筋力トレーニングやストレッチを行うこと、過度な負荷を避けることが重要です。また、痛みがひどい場合や持続する場合は、専門家の指導を受けることをおすすめします。

    3.反り腰改善〇〇トレーニング

    【反り腰】国家資格者が教える!反り腰改善トレーニング

    反り腰は、腹部の筋力低下+腰背部の緊張が起こっています。
    改善するためには、
    ①腹部の筋力UP
    ②腰背部の緊張をとり柔軟性UP
    この2つのトレーニングが重要です。

    動画では、②腰背部の緊張をとり柔軟性UP させる「キャットドッグ」というエクササイズを紹介しています。

    4.正しいデスクワーク姿勢

    【姿勢】国家資格者が教える!正しい座り方

    反り腰改善のためのトレーニングケアとともに重要なのが姿勢改善です。
    日常姿勢は習慣化されますので、少しずつ矯正していく必要があります。
    今回は反り腰の方が腰痛を引き起こしやすい「デスクワーク 姿勢」について動画で紹介します。

    5.それでも改善しない方へ

    ●自身でのトレーニングや姿勢改善を続けてみたが効果が見られない方
    ●腰痛が悪化している方
    ●何度も腰痛やギックリ腰を繰り返している方

    メディカルジャパンの姿勢改善/腰痛プログラム にお任せください。

    当院は、国家資格を取得した臨床家のみが在籍し、整体整骨・鍼灸からリハビリトレーニングまで行える総合治療院です。また、エコーやAI姿勢診断、自律神経などの診断機器、医療機器も充実している施設ですのでご安心ください。

    【メディカルジャパン治療プログラム体験】

    https://www.youtube.com/watch?v=dm-FwznEvqw&t=99s

    6.まとめ

    反り腰の改善には、トレーニング/ストレッチ/姿勢改善の3つが重要です。長期的に悩んでいる方は専門家に頼ることも重要です。

  • 【健康コラム】知ってる?姿勢改善を成功させるPOINT|筋肉の”伸張と萎縮”

    写真や鏡越しに映った自分を見て「こんなに姿勢悪かったっけ…」と感じたこと、皆さんもあるのではないでしょうか?
    健康な身体において、血流が循環しやすいバランスの良い・美しい姿勢は欠かせないものですが、姿勢を良くしようと思うと背中が痛くなったり、そもそも自分の思う良い姿勢が本当に正しい姿勢なのか分からないという声は多いです。

    今回は、どうして姿勢改善は難しいと感じるのか、そして、姿勢改善をするにあたって絶対に知っておいてほしい知識を紹介します!

    記事内容
    • 1.どうして姿勢改善は難しい?
    • 2.姿勢改善に重要な筋肉の話
    • 3.姿勢不良に良くあるパターン
    • 4.当院の姿勢改善

    1.どうして姿勢改善は難しい?

    習慣になった悪い姿勢を改善するのは、なぜ難しいと感じるのでしょうか?

    その答えは、まず”習慣化”にあります。

    習慣というのは、繰り返し行うことで脳がその状態を覚え、過度に意識しなくても、ほぼ無意識に負担なく行えるようになることを指します。

    例えば、毎日の就寝時間が遅い人がいきなり21:00に寝ようとした時、大抵はなかなか眠りにつけません。しかし、毎日21:00に寝ている人は、いつもとは違うスケジュールで動いていたり過度のストレスを感じていない限りいつも通り楽に眠ることができます。

    このように、人間の持つ脳の習慣化は、環境に縦横するための能力の一つでその状態をキープしようとする力です。

    これは、生活習慣だけでなく、思考、判断力、コミュニケーション、そして体内の活動においても全てのことに言えます。

    つまり、姿勢も同様です。
    何らかの原因や子供の頃からの癖(習慣)で猫背になる人は、猫背が習慣化しているため、その姿勢が「楽」に感じますので、いつもは行わない正しい姿勢をしようとすると、不快感を感じてしまうことが多いです。
    そして、猫背姿勢に慣れてしまった体は、”猫背姿勢をキープするための筋肉”が発達してしまいます。
    姿勢改善が難しいと感じる大きな原因はここにあります。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    (原因)疲労・筋力低下による姿勢不良

    (習慣)楽な姿勢と認識して無意識に行う

    (結果)筋力低下(伸張)・筋緊張(萎縮)
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    そして、多くの場合上記の流れをループしてしまいます。

    しかし、悪い姿勢も習慣によって作られたものですので、良い姿勢になるための行動を1つずつ習慣にしていけば必ず改善します。

    次に、姿勢改善に失敗する人がやりがちな「意識だけで姿勢を改善する」ことについてお話しします。

    一見、無意識で習慣化しているのなら自分の意識で改善できるのでは?と感じるかもしれませんが、この場合かなりの確率で、過度の疲労感や凝り・痛みを感じます。

    そうなってしまうのは一体なぜなのか?
    その答えは次の”姿勢改善に重要な筋肉の話”にあります。

    2.姿勢改善に重要な筋肉の話

    姿勢改善に重要なのは、筋肉の”伸張(筋力低下)と萎縮(柔軟性低下)”している部位を認識することです。

    先ほどの話の中にもありましたが、猫背姿勢に慣れてしまった体は、”猫背姿勢をキープするための筋肉”が発達してしまいます。

    筋肉は本来引っ張る力(縮む)と柔軟性(伸びる)の二つの性質も持っていますが、筋肉を過度に使えば発達し、過度に使わなければ筋力は低下していきます。

    過度に使う筋肉は、引っ張る力(縮む)を持続させようとするので、筋力は低下しませんが柔軟性を失います。加えて脳の習慣化もあるので、ずっと筋肉を縮めてしまいやすくなります。

    逆に、過度に筋肉を使わなければ、筋肉は小さくなり筋力を失います。
    皆さんも、片足立ちでフラフラしたり、子供のときより腹筋できないと思ったことがあるかと思いますが、筋力が低下すると、筋肉を使おうと意識しても使えなくなってしまいます。

    これらを踏まえて姿勢の話に戻りますが、立つ・座る・歩くといった日常的な姿勢動作も実は私たちが感じている以上に筋肉を使っています。
    そのため、筋肉はバランス良く使ってあげる必要があります。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    正しい姿勢=筋肉をバランス良く使った姿勢
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    不良姿勢に該当する猫背などは、過度に使う筋肉と過度に使わない筋肉が存在します。
    ですので、良い姿勢を作ろうとした時に筋力が足りなかったり、筋肉が縮んで硬くなったりして、なおかつ無理やり姿勢を変えることで痛みなどが発生し姿勢改善が難しく感じます。

    3.不良姿勢に良くあるパターン

    多くの方に見られる不良姿勢に良くあるパターンを紹介します。姿勢は生活に大きく影響します。例えば、近年はスマホの普及やデジタル化によって長時間画面を見ることが増えました。それにより、無意識に顔を画面に近づける姿勢をしてしまいやすくなり、ストレートネック・猫背などの不良姿勢の方が増加しています。

    ここでは、代表的な不良姿勢とその筋肉の状態(伸張と萎縮)について紹介します。

    ①ストレートネック

    「ストレートネック」は、首の自然なカーブが失われ、首がまっすぐに伸びている状態を指します。この姿勢は、頭痛、首こり、肩こり、腕や手のしびれにつながる可能性もある不良姿勢です。

    成人の頭の重さは約 4~6kg もありますが、体の重心上に頭を位置することでその重さの体への負担は軽減します。しかし、頭が前に出る角度が増すごとに
    ・首の前側にある斜角筋
    ・首の後ろ側にある後頭下筋群
    ・上部僧帽筋
    ・肩甲挙筋
    に過度の負担がかかりこれらの筋肉が習慣的に萎縮します。

    ②巻き肩

    「巻き肩」は、肩の位置が前に丸まる姿勢のことを指します。

    巻き肩になると、
    ・胸の筋肉(特に小胸筋)
    は萎縮し硬くなります。

    反対に、
    ・背中の筋肉(僧帽筋など)
    は伸びてしまっています。

    ③猫背

    「猫背」は、背中や背骨の曲がり方が正常ではなく、背中が丸くなっている状態を指します。

    この姿勢は巻き肩やストレートネックも含み、さらに加えて
    ・背筋
    ・腹筋
    の体を支える基本となる2つの筋肉の筋力低下があります。

    ④反り腰

    「反り腰」は、腰が前傾した姿勢を指します。

    ・股関節前面
    の筋肉が硬く、

    ・腹筋
    の筋力低下により
    お尻が後ろに突き出し、前腿が張り、お腹もでる姿勢になります。

    4.当院の姿勢改善

    当院は、国家資格保持した臨床家による治療で、整体・マッサージ・鍼灸・医療機器を使用し患者さん一人一人にあった治療をご提供します。

    初めての患者さんにはAI姿勢診断を無料でご提供しております。この診断器は、現在の姿勢バランスを評価し、将来発症する可能性のある症状を予測します。また、改善するために必要な治療・トレーニングも提案してくれますので臨床家の知識もあわせて、必要な治療を解剖学的にわかりやすく患者さんへご説明できるようになりました。

    姿勢改善には、筋力低下した筋肉をトレーニングで鍛え、柔軟性を失った筋肉をマッサージや鍼灸で緩める必要があります。

    筋肉のバランスを医療的に整えてあげることで、正しい姿勢に戻しやすくなります。

    当院ではさらに、患者さんのお家でのメンテナンスをサポートするためSNSでのトレーニング動画の発信も行なっています。

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