コラム – 立川No.1実績|選ばれる整体・鍼灸院|メディカルジャパン立川 - Page 17
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  • 【健康コラム】冷え性対策(血流改善)に”運動”が有効な理由

    冷え性は、万病の元と言われているほど昔から危険視されています。女性の方に多くみられる症状ですが、運動量の低下を感じる方が増加している近年では、老若男女かかわらずこの症状に悩む人が増えています。

    今回は、冷え性の原因「血行不良」について深掘り解説しながら、その対策までを紹介していきます!

    記事内容
    • 1.運動しないと体は冷える?
    • 2.血液はどうやって全身を巡っているの?
    • 3.冷え性対策

    1.運動しないと体は冷える?

    その答えは、「はい」です。
    運動と冷えには密接なつながりがあり、運動をしないと、体は冷えやすくなる傾向があります。これは、冷え性が血行不良によって引き起こされるからです。

    しかし、近年多くの人が運動量低下を感じている背景として、現代社会では自動車、バス、電車などの交通手段の普及、エレベーターやエスカレーターを利用して階段を使わないこと、そして、スマートフォン、タブレット、PCなどのデジタルテクノロジーが普及し、多くの人々が座ったままで長時間過ごすという生活の変化が挙げられます。同時に、現代社会の忙しさにより、運動時間を確保できないというのも原因の一つかもしれません。

    ”運動”は、健康において必要不可欠と言われますが、その大きな理由として、
    「血流促進」と「体を支える筋肉を作る」という2つのことが挙げられます。

    ①血液の役割

    血液は体内の生命維持に不可欠な液体で、多くの重要な役割を果たしています。
    1)酸素供給
    血液は肺で取り込まれた酸素を体の各組織と細胞に運び、酸素供給を担います。ヘモグロビンと呼ばれる分子が酸素を結合し、酸素運搬を助けます。

    2)栄養供給
    血液は腸から吸収された栄養物や消化された栄養物を体内の細胞に運びます。これにより、細胞は必要なエネルギーや栄養素を得ることができます。

    3)体温調節
    血管収縮と拡張により、皮膚の表面と内部の血管の血液流量が調整され、体温が調節されます。また、血液は体内で熱を運ぶ重要な媒体です。代謝過程や筋肉の収縮などで生じた熱は、血液によって体内全体に分散されます。この熱の分散により、体内の温度が均等に保たれ、急激な体温の変化が防がれます。

    4)免疫機能のサポート
    血液には白血球が含まれており、これらの細胞は免疫系の一部として働き、体を感染症や病原体から守る役割を果たします。白血球は異物や病原体を攻撃し、体の防御メカニズムを支援します。

    5)廃棄物の排出
    血液は体内で生成された代謝産物や老廃物を運び、主要な排泄器官である腎臓や肝臓にこれらの廃棄物を排出するのに役立ちます。

    上記のように、血流は健康を作る基礎と言っても良いほどの役割を担っています。冷え性の場合は、この体温調節機能を持つ血流の役割が何らかの原因によってうまく機能していない可能性があります。

    ②筋肉の必要性

    私たちは、体にあるいくつもの筋肉が支え合うことで柔軟に動き、真っ直ぐに姿勢を維持することができています。また体を動かすと、筋肉が収縮することで血流を押し上げ、全身への血流促進に貢献しています。筋肉は使えば肥大(成長)しますが、使わなければ2〜3週間程度で筋力が低下すると言われています。健康の基盤である血行促進を助けるためにも運動し筋肉を使うことが重要です。

    2.血液はどうやって全身を巡っているの?

    血流の働きは、主に心臓と自律神経、そして筋ポンプの3つで成り立っています。
    心臓は血液ポンプとして収縮と拡張を繰り返し、血液を体内に送り出します。自律神経は、交感神経と副交感神経の2つの役割を交互に作用させ血管の収縮や拡張に影響しています。
    しかしながら、私たちの住む地球には重力があるため、心臓から送り出される血流はスムーズでも、心臓に押し返される血流にはさらに勢いが必要だったりします。例えば、指先や、足先から戻ってくる血流です。これらを助けるのが、”筋ポンプ”の役割です。

    筋ポンプは、筋肉の収縮と弛緩によって、血管を収縮・拡張させ血流を助ける役割のことです。これは、運動するときに起こる作用なので、デスクワークなど体を動かさず一定の姿勢でいる場合に末端の冷えを感じることがあります。

    3.冷え性対策

    冷え性対策は、「血流促進」を意識することが大切です。

    大きなポイントとして

    運動・・・筋肉の力で血流促進
    入浴・・・体温上昇
    食事・・・内臓の体温上昇
    衣類・・・体温低下を防ぐ

    この4つが挙げられます。

    生活をどう過ごすかによって体の健康状態は変わっていきますので、冷え性対策で最も重要なのはこれらを取り入れるような生活改善ですが、自分では改善できないほどの重症な症状に悩む方はプロに頼ることも大切です。また、健康な方も定期的にメンテナンスを入れることでより健康状態を維持しやすくなります。

    当院では、体質改善の鍼灸治療や、血行不良を防ぐための姿勢改善、加圧トレーニングやオイルマッサージなど、様々なプログラムがあります。患者さんの症状と生活について丁寧にヒアリングし、オーダーメイドの治療プログラムを行うのが当院の治療です。

    また、SNSにて国家資格を保持する臨床家がお家でできる対策や運動を紹介していますので、ぜひお役立てください!

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  • 【健康コラム】肩こり改善|広背筋のストレッチ

    肩こりの発症にはさまざまな原因がありますが、そのほとんどが「姿勢」に問題があると言われています。
    正しい姿勢は、重心が体の中心に整っており筋肉がバランスよく使いわれている状態ですが、猫背などの不良姿勢の場合、重心が足裏から頭に向かって斜め前になり、背面の筋肉を過剰に緊張させて姿勢を維持することになります。このような状態が慢性化してしまうと使い過ぎた筋肉は血行不良によって凝りや痛みをうみます。
    肩こりもこのような原因によって生じることが多い問題です。

    今回は、肩こり改善において知っておきたい「広背筋」の知識と、その筋肉の柔軟性を高めるためのストレッチをご紹介します♪

    記事内容
    • 1.広背筋とは?
    • 2.広背筋のストレッチ
    • 3.治らない肩こりのための治療

    1.広背筋とは?

    ①どこの筋肉?

    広背筋(こうはいきん)は、背中の中央に位置する大きな筋肉で、具体的には背骨の両側から肩甲骨にかけて広がっています。
    胸郭の下部(背面)にあたる場所なので呼吸動作に寄与しています。そのため、呼吸補助筋とも呼ばれています。

    ②どんな役割をしている筋肉?

    広背筋は主に、1)呼吸補助 2)姿勢維持 3)肩甲骨動作 の際に使われる筋肉の一つです。

    1)呼吸補助
    広背筋は呼吸補助において重要な役割を果たしています。呼吸において広背筋がどのように機能するかを以下に説明します。

    広背筋は、背中に位置する大きな筋肉であり、その一部は呼吸筋としての機能を果たしています。具体的には、広背筋の上部は横隔膜と連動して呼吸の深さや強さに影響を与えます。

    呼吸時には、広背筋が収縮することで背中の領域が広がり、胸郭が拡張します。この拡張によって肺に空気を取り込む際、広背筋はその拡張を補助します。広背筋の収縮によって背中が広がり、胸郭が上下左右に広がることで、肺に十分な空気が取り込まれ、呼吸が効果的に行われます。

    深い呼吸や腹式呼吸を行う際、広背筋の柔軟性と強さが重要です。広背筋が柔軟であると、背中がより広がり、肺が最大限に広がって空気を取り込むことができます。これによって、体全体に酸素が効率的に供給され、新鮮な酸素を吸い込んで老廃物を排出する呼吸プロセスが効果的に行われます。

    緊張した広背筋や姿勢の悪さは、呼吸を制限しやすくなります。そのため、広背筋を柔軟にし、正しい姿勢を保つことで、呼吸が深く、効果的に行われるようになります。忙しさや緊張などのストレスによって呼吸が浅くなることは多いかと思いますが、筋肉の状態によっても深い呼吸がしづらい、自然な深呼吸ができないと感じる場合があります。正しい呼吸は体全体の健康に寄与するため、広背筋の健康維持は重要です。

    2)姿勢維持
    広背筋は姿勢維持において主要な役割を果たしています。正しい姿勢を維持する際に広背筋がどのように機能するかの説明です。

    広背筋が強化されていると、前傾や猫背などの不良姿勢が防がれ、首や肩の筋肉が正常な位置で働けるようになります。これにより肩が正しい位置に安定します。

    また、広背筋は背骨に広がる大きな筋肉であり、これが強力で柔軟な状態にあると、体幹の安定性が向上します。体幹が安定していると、全体の姿勢が安定しやすくなります。

    正しい姿勢を保つためには、身体の様々な筋肉がバランスよく協力して働く必要があります。広背筋が強化され、柔軟性が保たれていると、他の筋肉とのバランスがとれ、姿勢が崩れにくくなります。

    総じて、広背筋が適切に機能することで、背中や肩周りの筋肉が適正な状態を保ち、それが正しい姿勢の維持につながります。姿勢が良好な状態では、体重の分散や脊椎への負担が適切に分散され、日常生活や活動時に快適な姿勢を維持することが可能です。

    3)肩甲骨動作
    肩甲骨の動きにおいて、広背筋は重要な役割を果たします。肩甲骨の動作とその際に広背筋がどのように機能するかについて紹介します。

    広背筋は肩甲骨の下部を様々な方向に引っ張ることができ、肩関節の動きを生み出します。
    また、肩甲骨の安定性にも影響しています。正しい姿勢や動作時に広背筋が適切に働くことで肩甲骨が適切な位置に安定します。これによって、腕の動きや上半身の動作が安定し、効果的に行われることが可能になります。

    さらに、広背筋は肩甲骨と連動して腕の動きにも影響を与えます。例えば、腕を後ろに引く動作や外側に広げる動作では、広背筋が活動して肩甲骨を引き寄せ、腕の動きを支えます。

    広背筋は肩甲骨の動きや位置調整において中心的な役割を果たし、これが正常な上半身の運動や姿勢の制御に寄与しています。広背筋の柔軟性と強さを維持することが、肩甲骨の正常な機能を維持し、肩や上半身のトラブルを予防するのに重要です。

    これらの役割からわかるように、広背筋は日常生活の様々な場面で重要な動作を担当しており、その健康な状態は姿勢や動作の質、そして肩こりなどの問題の予防にも寄与します。

    ③姿勢と肩こりとの関係性

    正しい姿勢が保たれているかどうかは、慢性症状によって現れやすいです。
    正しい姿勢では、体の重心が中心に整っており、筋肉がバランスよく使われています。この状態では、広背筋や他の筋肉が正常に機能し、肩や首の周辺の筋肉が無理なく働きます。しかし、不良な姿勢(例えば、猫背や前かがみの姿勢)の場合、以下のような問題が生じる可能性があります。

    ーアンバランスな姿勢による筋力・柔軟性の低下ー
    不良姿勢では、体の重心が中心からずれてしまいます。これにより、背面の筋肉、特に広背筋が不自然な負荷を受け、過剰に緊張します。
    不良姿勢が続くと、特定の筋肉が過剰に使われ、他の筋肉が弱まることがあります。
    例えば、猫背の場合、背中の筋肉が緊張しすぎ、胸の筋肉が弱まりやすくなります。

    ー血行不良と痛みー
    使い過ぎたり緊張しすぎたりした筋肉は血行が悪くなり、それによって凝りや痛みが生じやすくなります。特に肩こりは、不良な姿勢が原因で広背筋や首の筋肉が緊張し、血行不良が起こることが多いです。

    したがって、良い姿勢を維持することは、肩こりの予防や改善に重要です。姿勢の良し悪しは日常の座り方や立ち方、歩き方に影響されるため、意識的に正しい姿勢を保つことが大切です。適切な座り方や立ち方、デスクワークやスマホの使用時などにも注意を払うことが、肩こり対策に役立ちます。

    また、姿勢は習慣的なものであると同時に、ご自身の習慣化された姿勢バランスに合わせるよう筋肉は変化していくため、姿勢改善を検討する場合は、硬化した筋肉を緩める治療や、骨の歪みを矯正するなど、医療的な面でもアプローチすることが重要です。
    姿勢改善がうまくできない、正しい姿勢がわからないという方は是非ご相談ください。

    2.広背筋のストレッチ

    当院の国家資格保持臨床家による広背筋の柔軟性を高めるストレッチ解説動画です。

    ホームワークは心と体への大切なメンテナンスです!

    ご自身の症状に合わせて、お風呂上がりや就寝前など心を落ち着かせて深い呼吸と共にできる時間を確保しましょう♪
    少しのメンテナンスが未来の体の健康を作ります。

    3.治らない肩こりのための治療

    軸の取れてない緊張したカラダは、パフォーマンス低下、怪我、故障のリスクが高くなります。
    治らない肩こりの原因を把握し、適切な治療を行うことが重要です。

    ーメディカルジャパン東洋医学的アプローチー

    圧痛、硬結除去など、必要に応じて精神安定や自律神経の調整、頸肩部、肩甲間部の圧痛、硬結やその他対応経穴に施術します。
    【肩こりにおける鍼灸・指圧処方例】 天柱、風池、肩井、膏盲(こうこう)、身柱

    ーメディカルジャパンにしかできない介入例ー

    腱板炎・腱板損傷とは違い、基本的には血行不良によって引き起こされるもののため、血流の改善を目的とした治療となります。
    首~肩~背部、更には腰や足…と全身からアプローチすることで、ご自身で自覚されている部位だけでなく、隠れている要因も改善していきます。 また、それに伴い呼吸法や姿勢矯正を行うことで、可動範囲の拡大や柔軟性の向上を目指します。

    早期の改善をめざすため、一人一人に合わせたカウンセリング、カスタマイズ施術、オーダーメード施術をご提供します。

    「肩甲間部への鍼パルス治療」
    鍼を硬くなった筋肉刺入して、そこに低周波を流すことで慢性的な痛み、筋肉のこりや血行不良に安定した効果を発揮する優れた治療法です。さらに肩甲骨の位置を自動運動で下制・内転することにより、頭部の位置を正常に修正します。
    大切なことは、『姿勢保持する筋力をアクティブすること』です。決して、もみほぐしだけでは改善しません。

    「AI姿勢分析システム」
    現在の姿勢から、筋肉が硬くなる部位や痛みの原因となる部位、未来の姿勢などを推定し、施術の方針や効果をよりわかりやすく説明することができます。患者様自身にも体の状態を理解してもらいやすくなりました。
    これによって、どこの筋肉を緩めたら良いのか、どこの筋肉をトレーニングしたら良いのかがわかります。自分の身体を認識すれば、何を改善すればよいのかがわかります。 もちろん、更に的確な施術も可能となります。そして、このような分析をもとにあなたに合ったトレーニング法と、ストレッチ法をお伝えすることができます。

    お困りの方はご相談ください。

  • 【健康コラム】胸鎖乳突筋の緊張は肩こりを悪化させる?

    肩こりは多くの人が日常的に経験する不快な症状であり、その原因はさまざまです。
    肩こりのきっかけや、悪化させる要因の一つにスマホの使用がありますが、これには「胸鎖乳突筋」という首の筋肉に関わりがあります。近年美容面でも、小顔効果に重要として注目されている胸鎖乳突筋ですが、肩こりやストレートネックなどの慢性症状の改善においても大きなポイントです。

    今回は、胸鎖乳突筋の役割、肩こりとの関係、胸鎖乳突筋のストレッチ方法、そして肩こりやストレートネックの治療について紹介します。

    記事内容
    • 1.胸鎖乳突筋の役割
    • 2.肩こりとの関係
    • 3.胸鎖乳突筋のストレッチ
    • 4.肩こり・ストレートネックの治療
    • 5.肩こりに関するよくある質問

    1.胸鎖乳突筋の役割

    胸鎖乳突筋、左右の鎖骨の中心あたりと耳の後ろの乳様突起を結ぶ筋肉です。この筋肉は私たちの身体に重要な役割を果たします。主な役割について以下に説明します。

    ー首の動きを制御ー

    胸鎖乳突筋は、首の様々な動きを制御する重要な筋肉で、首の前後左右への動きが可能となります。また、頭を支え頭蓋骨を安定させる役割を持っています。

    ー呼吸時の胸郭の安定化ー

    胸鎖乳突筋は、呼吸を補助する筋肉の一つです。

    ー頭につながる大きな筋肉ー

    胸鎖乳突筋は、頭と体を繋ぐ大きな筋肉の1つですので、頭部へ循環する血流をサポートする重要な役割があります。しかし、負担のかかりやすい筋肉ですので、筋肉が固まらないようケアしてあげることが重要です。

    胸鎖乳突筋は、肩周り・頭の症状のトリガーポイント(痛みの原因部位)ととなることが多く、特に頭痛や肩こりはこの筋肉のこりが引き金になりやすいです。

    2.肩こりとの関係

    胸鎖乳突筋と肩こりの関係は重要です。
    以下は胸鎖乳突筋が肩こりにどのように影響を与えるかについてお話しします。

    ー姿勢の問題ー

    胸鎖乳突筋が緊張する一般的な原因の一つは、前かがみの姿勢や頭を前に出す姿勢です。
    頭の重さは体の1割を占めていると言われています。一般的に5キロ程度になりますが、この重い頭を、首が前に出るような不良姿勢で支える場合、胸鎖乳突筋には大きな負担がかかりますし、身体は連動しているので、付随する周りの筋肉にも負荷をかけてしまいます。特にこの姿勢は、肩こりにつながる巻き肩や猫背を誘発しやすい姿勢です。

    ー血液循環の影響ー

    胸鎖乳突筋が緊張することで、その周辺の血液循環にも影響が出ることがあります。上記でお話ししたストレートネックのような症状は、頸椎の中を通る動脈が圧迫され血行不良が生じます。結果として筋肉や組織への酸素供給が減少し、炎症やこりを引き起こす可能性があります。

    したがって、胸鎖乳突筋の緊張を和らげ、正しい姿勢を維持することは、肩こりの予防や軽減に役立ちます。また、肩こりが慢性的な問題となった場合、整骨・鍼灸院での専門家の治療やアドバイスを受けることが重要です。

    3.胸鎖乳突筋のストレッチ

    胸鎖乳突筋の緊張をとるには、定期的なストレッチが有効です。
    首のストレッチは、怪我をしやすいので、必ず専門家による指導によって行うことをお勧めします。

    当院では、治療に合わせて患者さんの体に必要な筋トレ・ストレッチ・トレーニングを担当臨床家が提案します。また、お家でも取り組みやすいようSNSでも発信しているのでぜひお役立てください。

    4.肩こり・ストレートネックの治療

    当院では、【AI姿勢診断+オーダーメイド治療】を行なっています。
    身体の症状は、全身のバランスを維持しようとした結果負担のかかる部位ができてしまうことがほとんどです。また、生活習慣や動作による負荷であったり病気のサインだったりする場合があるので、身体の知識を持つ臨床家による介入を選ぶことが大切になります。

    痛みやこりを取るための患部だけの治療ではなく、要因となる姿勢を見極め、トリガーポイントへの治療と全身のバランスを整える治療・トレーニングにより、根本な症状改善につながります。

    ーAI姿勢診断ー

    「姿勢の歪み」を最新のAI技術で分かりやすく数値化できる姿勢分析システムです。高精度AIを用いて、あなたの身体、あなたの動作の状態を、科学的に計測することが可能です。

    様々な解析メニューからあなたの身体、あなたの動作を余すところなくデータ化します。
    当院では姿勢解析、座位姿勢解析、後足部解析、歩行解析などから診断を行います。

    この分析をすることで、どこが悪いせいでどんな姿勢になっているかがわかります。
    現在の姿勢から、筋肉が硬くなる部位や痛みの原因となる部位、未来の姿勢などを推定し、施術の方針や効果をよりわかりやすく説明することができます。患者様自身にも体の状態を理解してもらいやすくなりました。

    5.肩こりに関するよくある質問

    • A1.肩こりはどのようにして起こるのですか?
      肩こりは、さまざまな要因によって引き起こされます。一般的な原因には、姿勢の悪化、筋肉の疲労、ストレス、過度の肩の使用、デスクワークやコンピュータ作業、スマートフォンの使用、急激な運動、そして筋肉や関節の問題が含まれます。
    • A2.肩こりの症状はどのようなものですか?
      肩こりの症状には、首や肩の痛み、こり、重さ、頭痛、しびれ、筋肉の硬直、肩の可動域の制限などが含まれます。時にはこれらの症状が腕や背中にも広がることがあります。
    • A3.肩こりを自分で治療できますか?
      軽度の肩こりは、自宅でのセルフケアやストレッチ、適切な姿勢の保持によって改善できることがあります。しかし、慢性的な肩こりや重度の症状には専門家の助けが必要です。整骨・鍼灸院、理学療法士、または医師に相談し、適切な治療を受けることが重要です。

    まとめ

    肩こりは胸鎖乳突筋の緊張が一因となることがあり、その緊張を和らげるためにストレッチや専門家の治療が役立ちます。定期的なストレッチや姿勢の改善を心がけ、肩こりから解放され、快適な日常生活を送りましょう🎵

  • 【健康コラム】肩こり頭痛改善 & 呼吸がしやすくなる<肩甲骨ストレッチ>

    肩こりは多くの人にとって日常的な問題であり、様々な要因から引き起こされることがあります。
    このコラムでは、肩こりの要因、関連する症状、肩甲骨ストレッチの方法、そしてそのメリットについて詳しく説明します!

    記事内容
    • 1.肩こりの要因(要因となる筋肉・その状態)
    • 2.肩こりと併発しやすい症状
    • 3.肩甲骨ストレッチとは?
    • 4.肩甲骨ストレッチのメリット

    1.肩こりの要因(要因となる筋肉・その状態)

    肩甲骨は、僧帽筋という背中の大きな筋肉とその内側に絡み合う複数の筋肉によって支えられています。
    そもそも「こり」という症状は、過度な負担がかかった筋肉の血行不良(筋疲労)によって引き起こされるものです。これが悪化すると疲労物質が神経を刺激し、痛みにつながることもあります。
    つまり肩こりは、以下の複数の筋肉の健康不良によって引き起こされます。

    ○僧帽筋

    僧帽筋は肩甲骨周りに広がる筋肉で、肩こりの主要な要因の一つです。長時間の不適切な姿勢、デスクワーク、コンピューター作業などによって僧帽筋が緊張し、こりや不快感が生じます。

    ○菱形筋

    菱形筋も肩こりの原因となる重要な筋肉で、背中と肩の中央部に位置しています。この筋肉が緊張すると、肩こりが悪化します。

    ○三角筋

    三角筋は肩の上部に位置し、肩こりの症状に寄与することがあります。特にストレスや不適切な姿勢によって三角筋が過度に緊張することがあります。

    ○胸部筋肉

    肩こりの要因になるのは、背中の筋肉だけではありません。胸部の筋肉が緊張すると、肩の前部に引っ張りが生じ、肩こりの原因になります。これは特に前かがみの姿勢やデスクワークを行うと顕著です。

    ○首の筋肉

    首の筋肉の緊張も肩こりと関連があります。長時間の首が前に出る姿勢を続けるとそれに応じて周りの筋肉も縮んだり引っ張られてしまいます。

    肩こりの要因は個人によって異なりますが、これらの筋肉の緊張や不適切な姿勢が一般的な要因として挙げられます。筋肉のストレッチや適切な姿勢の維持が肩こりの予防や緩和に役立ちます。

    2.肩こりと併発しやすい症状

    肩こりは他の症状と併発することがあり、以下に肩こりと一緒に起こりやすい症状をいくつか示します。

    ー頭痛ー

    肩こりが進行すると、首や肩の筋肉の緊張が頭部に広がり、頭痛を引き起こすことがあります。特に、頭部と首の筋肉が相互に関連しているため、肩こりと頭痛は密接に関連しています。緊張性頭痛と呼ばれるものがこれに該当し、頭部の緊張・血行不良によって引き起こされる頭痛です。

    ー首のこりー

    肩こりの原因となる姿勢動作には、首も密接に関わりがあります。筋肉は全身でうまくバランスを取っているため、ある部位の姿勢が崩れるとそれに伴って他の部位も変化します。例えば、巻き肩姿勢は、背骨が曲がりやすく、顔が前に出る姿勢になりやすいです。(猫背・ストレートネック)

    ー腕や手のしびれー

    肩こりが進行すると、神経組織に圧力がかかることがあり、腕や手のしびれやチクチク感が生じることがあります。これは、神経の正常な機能を妨げる可能性がありますのですぐに受診することが大切です。

    ー不眠症ー

    進行したこりや痛みは、睡眠の質に影響を与えることも少なくありません。

    これらの症状は個人によって異なる場合があり、肩こりの程度や原因によっても異なります。肩こりが慢性的である場合、医療専門家の診断と治療が必要な場合があります。適切なケアやストレッチ、姿勢の改善などは、肩こりと関連する症状の軽減に役立つことがあります。

    3.肩甲骨ストレッチとは?

    肩甲骨ストレッチは、肩こりや肩関節周りの筋肉の緊張を和らげ、肩の動きを改善するためのエクササイズです。肩甲骨は肩関節の安定性を保ちながら、その運動と力の発揮に役割を果たしています。また、肩甲骨には17個の筋肉が付着しており、その柔軟性をサポートしています。
    肩甲骨を動かすストレッチを行うことで、その周りの複数の筋肉の柔軟性が高まり、血流改善し、肩こりだけでなく、頭痛や首こりなども改善へ導きます。

    当院は治療後、患者さんの身体に適したトレーニングやストレッチをお伝えしています。
    患者さんがお家でも取り組みやすいようSNSでも発信していますので、ぜひご活用ください!国家資格を保持する臨床家による解説なので安心して行えます。

    ↓メディカルジャパンの肩甲骨ストレッチ↓

    毎日のルーティンに取り入れることで、肩の柔軟性を向上させ、姿勢を改善し、肩こりを改善・予防を目指しましょう!

    4.肩甲骨ストレッチのメリット

    肩甲骨ストレッチにはさまざまなメリットがあります。

    ①症状の改善

    肩こり・頭痛・首こりなどの慢性症状の改善・予防に効果的です。

    ②呼吸の改善

    肩甲骨周りの柔軟性が上がると胸の筋肉もしっかり伸び、胸郭が拡張されます。これにより、呼吸が楽になり、深い呼吸ができるようになります。良い呼吸はリラクゼーション効果をもたらし、ストレスの軽減にも役立ちます。

    ③体温上昇

    ストレッチ運動は体温を上昇させます。筋肉が伸びる過程で、血液の循環が促進され、体温が上昇します。これにより、筋肉が柔軟になり、怪我のリスクが低減します。また、温かい体温は筋肉や関節の柔軟性を高め、運動や日常生活の活動において有益です。

    これらのメリットに加えて、肩甲骨ストレッチは姿勢の改善、肩の可動域の拡大、ストレスの軽減、肩関節の安定性の向上などにも寄与します。日常的なストレッチ運動として肩甲骨ストレッチを取り入れることで、肩の健康を維持し、肩こりの予防や軽減に役立つでしょう。

    5.まとめ

    肩こりは多くの人にとって日常的な問題であり、主要な要因は僧帽筋、菱形筋、三角筋などの筋肉の緊張と不適切な姿勢です。肩甲骨ストレッチを行うことで、肩こりと併発しやすい様々な症状の改善のほか、体温上昇や呼吸の改善などメリットが豊富にありますので、ぜひ実践してみてください🎵

  • 【健康コラム】即効性抜群!体温をあげる肩甲骨回し体操

    “体が冷えやすい”
    “夜は手足が冷えて眠れない”
    “寒さで集中できない”
    …などのお悩みを抱えている方へ

    冷えは“万病の元”と言われるほど健康面において気をつけておきたいポイントですよね。
    女性は特に低体温症や冷え性に悩む方が多いかと思います。
    今回は、体温の仕組みと低体温症を引き起こす生活習慣についてお話しし、いつでもどこでもできる即効性のある体温を上げるための体操を紹介します♪

    記事内容
    • 1.体温を作る仕組み
    • 2.チェック!低体温を引き起こす生活習慣
    • 3.体温を上げるための体操
    • 4.肩甲骨を動かすと身体が温まる理由
    • 5.体質改善治療

    1.体温を作る仕組み

    体温は生命維持活動において柱となる部分です。実際に私たちの身体の中では、“代謝活動”と呼ばれるエネルギー産生が様々な形で行われています。

    例えば、
    ・食物の消化
    ・栄養素の吸収
    ・細胞のエネルギー産生
    ・血液循環など
    また、筋肉収縮(運動や活動を通じて筋肉が収縮する)により体温を上昇させます。

    ー熱産生と熱放散で保たれているー

    私たちの身体は、常に平熱(36〜37度)を保つために熱産生と熱放散を行っています。
    熱産生とは、“代謝活動”と呼ばれるエネルギー産生によって体温をあげることを指し、熱放散は汗をかくことによって体内の熱を下げることを指します。

    体温維持にはこの2つの機能が正常に働いている必要があり、それを行っている体内活動は以下のようなものがあります。

    ◯外部環境によって調節
    寒い時は代謝活動が活発になったり、筋肉を震えさせることで熱を作り出します。暑い時は代謝活動を低下させ汗をかいて身体を冷やそうとします。このように外部環境に合わせて体温を調節します。

    ◯自律神経の調節
    交感神経と副交感神経は体温の調節に影響を与えます。交感神経の活動が増加すると、心拍数や代謝が増加し、体温も上昇します。

    ◯褐色脂肪組織
    褐色脂肪組織は体温上昇に寄与する組織の一つです。食物からのエネルギーを直接熱に変換し、体温の調節を助けます。

    これらの要素が複雑に絡み合い、体温を適切に維持しています。体温の調節は生命維持にとって極めて重要であり、「体温調節中枢」と呼ばれる視床下部や下垂体、甲状腺などの器官が中枢的な役割を果たしています。

    2.チェック!低体温を引き起こす生活習慣

    低体温を引き起こす可能性のある生活習慣について、ご自身の生活習慣と比較してみましょう!

    ◻︎食事のタイミングや栄養バランスが不規則である
    ◻︎タンパク質が取れていない
    ◻︎栄養バランスは意識していない
    ◻︎冷たい食べ物が好き
    ◻︎食事は冷えたものが多い
    ◻︎運動はしない
    ◻︎精神的不安や緊張する場面が多い
    ◻︎睡眠は6時間以内
    ◻︎年中薄着
    ◻︎入浴はせず、シャワーのみ
    ◻︎靴下を履かない

    これらは冷え性を引き起こす代表的な生活習慣です。
    生活習慣は、その言葉の通り“生活行動の選択”として思考的にも習慣化してしまいますので、意識的にいつもと違う選択をしなければルーティンにのっとって同じ行動をしてしまいます。また同時に、体内活動も生活習慣に影響されて習慣化されます。例えば体温を上げやすい生活をしている方は、体内も体温を高くキープする力がありますが、常に冷えやすい生活をしている方は体温をあげる機能が低く、体質改善にそれなりの時間がかかります。

    常に習慣化されていることを認識し生活を変化させていくことが重要です。

    3.体温を上げるための体操

    当院の国家資格保持臨床家による体操です。
    この体操は、肩こりや頭痛に悩む方にもおすすめですし、体温を上げるためにも効果的です。

    この体操が体温をあげる理由について、次に解説します。

    4.肩甲骨を動かすと身体が温まる理由

    肩甲骨を動かすことで身体が温まる理由はいくつかあります。
    以下に、肩甲骨を動かすと体が温まる主な理由を挙げてみましょう。

    1)血行促進

    肩甲骨を動かすことで、周囲の筋肉に血液がより効果的に供給されます。良好な血行は体温を上昇させるとともに、酸素や栄養の供給も向上させます。

    2)筋肉ほぐし

    肩甲骨周りの筋肉を動かすことで、コリや緊張が緩和されます。これにより、筋肉が柔軟性を取り戻し、血行が改善されることが期待されます。

    3)エネルギーの生成

    褐色脂肪細胞が活性化します。脇や背中にある褐色脂肪細胞は脂肪を燃焼してくれます。また、肩甲骨を動かす動作自体が、一定のエネルギーを使いますので代謝を促進し、体温の上昇に寄与します。

    4)新陳代謝の活性化

    適度な運動によって新陳代謝が活性化されます。新陳代謝の増加は体温の上昇につながり、体の各部位で生じる化学反応が加速します。

    5)筋温度の上昇

    運動により筋肉が収縮・拡張することで、筋温度が上昇します。温かい筋肉は血流がより活発になり、これが体温の上昇に寄与します。
    体温が1℃上昇すると基礎代謝が12%上昇すると言われております。

    この体操を行うことで、肩周りの筋肉がほぐれ、血行が促進されるため、体温が上昇しやすくなります。
    特に寒冷な環境や座りっぱなしの長時間の作業後に行うと、リフレッシュ効果も期待できます。
    簡単にできる方法ですので冷えを感じた時やお出かけ前に実践してみましょう。

    5.体質改善治療

    基礎疾患があった上での冷えは、疾患への治療が優先されます。

    冷え性は、生活習慣病の側面があるため、生活習慣を改善することで、ある程度の予防・改善をすることが可能です。

    基本的に⻄洋医学では病気とみなされず、自律神経失調症、症状によっては手指が白くなるレイノー病と見なされますが、東洋医学では未病、病気のサイン、重大な病気の誘因になると考え、体質や性別、症状により以下のような漢方が処方されます。

    桂枝加朮附湯(ケイシカジュツブトウ)
    加味逍遙散(カミショウヨウサン)
    桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
    当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)
    補中益気湯(ホチュウエッキトウ)
    桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)
    五積散(ゴシャクサン)
    大建中湯(ダイケンチュウトウ)

    ⻄洋、東洋に共通して求められることは、ストレス環境などを改善し、自律神経バランスを整え、適度に体を動かすことです。

    当院の治療では、以下のようなプログラムがあります。

    ①アロマオイルマッサージ

    アロマセラピーは、香りを使ってリラックスや気分の改善を促進する方法です。特定のアロマオイルが血行促進や体温調整に寄与するとされ、冷え性対策に利用されることがあります。

    ②カイロプラクティックや鍼灸療法

    カイロプラクティックや鍼灸療法も体質改善に役立ちます。当院では、高い知識技術を持った資格保持臨床家が複数の治療方法を組み合わせ行います。患者さんの生活と症状をしっかりカウンセリングした上で、AIと国家資格者による姿勢診断により、一人一人のお身体に最適なオーダーメイドの治療プログラムを提案します。同じ腰痛でご来院された方でも治療内容は異なります。現在の症状の改善と、症状の原因を見極め再発防止のために必要な適正な治療を心を込めてご提供します。