• TOP > 
  • コラム
  • 【姿勢が悪いと言われる人必見】猫背改善!国家資格者が教える簡単ストレッチ

    最近、長時間のデスクワークやスマホの使用が増え、多くの人が猫背に悩んでいます。猫背は肩こりや腰痛、さらには呼吸が浅くなるなど、健康に深刻な影響を与えることがありますが、その原因や改善方法を知ることで、姿勢を整えることが可能です。この記事では、猫背のメカニズムやセルフチェック方法、効果的なストレッチを解説します。猫背を改善することで、体の痛みが軽減され、日常生活でのパフォーマンスが向上するメリットを得られます。

    1.猫背がもたらす健康への影響

    猫背の主な原因と日常生活への影響

    猫背は、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、現代の生活スタイルからくる姿勢の悪化によって引き起こされることが多いです。これにより、背中が丸まり、自然な姿勢が保てなくなります。猫背になると、肩や首、背中に負担がかかり、慢性的な疲労や痛みを引き起こす原因になります。

    猫背が引き起こす可能性のある症状

    猫背が続くと、肩こりや腰痛だけでなく、呼吸が浅くなることもあります。背中が丸まることで肺が圧迫され、酸素を十分に取り込むことが難しくなります。また、血流が悪くなり、頭痛や集中力の低下も起こりがちです。さらに、猫背は見た目にも影響し、自信のなさや疲れている印象を与えてしまうことも。

    このような症状でお悩みではありませんか?

    • 長時間のデスクワーク
    • スマホを触ることが多い
    • 肩こり、腰痛
    • お腹の調子が良くない
    • 全身の冷え・むくみ
    • 見た目が気になる
    • 下腹がポッコリ出ている

    2.猫背のメカニズム:なぜ姿勢が崩れるのか?

    猫背の根本原因は、姿勢を意識するだけではなく、筋肉の硬さとそれを助長する生活習慣にあります。特に、腰まわりの筋肉である腸腰筋(ちょうようきん)と、大胸筋が大きな影響を与えています。腸腰筋が縮みこむと、身体が前傾姿勢になり、猫背を引き起こします。また、大胸筋の硬さも姿勢を悪化させる要因です。これらの筋肉の緊張をほぐすことが、猫背改善の鍵となります。

    骨格や筋肉への影響

    猫背による姿勢の崩れは、背骨や筋肉に悪影響を及ぼします。骨格が歪むことで、筋肉や関節に過剰な負荷がかかり、慢性的な痛みや不調を引き起こします。また、長期間猫背を放置すると、筋肉が硬直し、可動域が狭くなることで体全体のバランスが崩れてしまいます。

    3.自己チェック:あなたの姿勢は大丈夫?

    簡単なセルフチェック方法

    自分の姿勢を確認するために、鏡を使って簡単なチェックを行うことができます。壁に背中をつけて立ち、頭、肩、腰、かかとが壁に均等に当たっているかを確認します。もし背中が丸まり、頭や肩が前に出ている場合は、猫背の兆候かもしれません。また、デスクワーク中に背中が丸まっていると感じる場合も、姿勢が崩れている可能性があります。

    正しい姿勢の基準と悪い姿勢の見分け方

    正しい姿勢は、背骨が自然なS字カーブを描き、耳、肩、腰が一直線に並ぶ状態です。逆に、頭が前に出て肩が内側に巻き込まれた状態は、典型的な猫背の姿勢です。この状態は、肩こりや腰痛の原因となるため、早めの改善が必要です。

    猫背タイプの分類

    猫背にはいくつかのタイプがあります。例えば、背中の上部が丸まっている「胸椎猫背」や、腰が丸まる「腰椎猫背」があります。自分の猫背タイプを理解することで、より効果的な改善策を見つけることができます。

    4.【国家資格者推薦】猫背改善のための基本ストレッチ

    【猫背】猫背改善!簡単ストレッチ

    猫背改善は一朝一夕では達成できませんが、毎日のストレッチや正しい姿勢の意識が大きな違いを生み出します。猫背が改善されると、肩や腰の痛みが軽減され、全体のバランスが整い、姿勢が美しくなることで、自信や活力が向上します。また、呼吸が深くなり、日常生活での疲労感が軽減されるという効果も期待できます。継続的なストレッチや姿勢の意識は、健康的な体作りに直結します。小さな努力が積み重なり、最終的には大きな変化をもたらします。今日から少しずつでも取り組み、猫背改善による健康的な生活を手に入れましょう。

  • 試合前のコンディショニング:鍼灸と整体で最高のパフォーマンスを

    試合前のコンディショニングが不足すると、パフォーマンスの低下やケガのリスクが高まります。本記事では、鍼灸と整体がどのように試合前の体調を整え、最高のパフォーマンスを引き出すのかを詳しく解説します。具体的な施術の効果やリスク、他の療法との比較も含め、実践的なアドバイスを提供。この記事を読むことで、試合前のコンディショニングを最適化し、競技力を最大限に引き出す方法がわかります。

    1.試合前のコンディショニングの重要性

    試合や競技のパフォーマンスを最大限に引き出すためには、体調を最適な状態に保つことが非常に重要です。試合前のコンディショニングとは、体を最高の状態に整えるための準備活動のことです。これには、適切なトレーニング、栄養管理、休息、そして必要な施術が含まれます。

    アスリートが試合前にコンディショニングを行うことで、筋肉の緊張を和らげ、関節の可動域を広げ、精神的にもリラックスすることができます。これにより、試合中のパフォーマンスが向上し、ケガのリスクも減少します。

    2.鍼灸・整体の基礎知識

    鍼灸とは

    鍼灸(しんきゅう)とは、体の経穴(ツボ)に細い鍼を刺したり、熱したお灸をすることで、体の自然な治癒力を引き出す治療法です。鍼は体の特定のポイントに刺して、気の流れを整えたり、筋肉の緊張を和らげたりします。お灸は、ツボに熱を加えて、血行を促進し、体を温める効果があります。

    鍼灸は、体のバランスを整え、痛みや不快感を軽減するために使われます。スポーツにおいては、筋肉の疲労や緊張を和らげ、回復を促進するのに役立ちます。

    整体とは

    整体(せいたい)は、体の骨格や筋肉のバランスを整えることで、体全体の機能を改善する手法です。整体では、手技を用いて、体のゆがみを矯正し、筋肉の緊張をほぐします。これにより、関節の可動域を広げ、姿勢を改善し、体の動きがスムーズになります。

    整体は、スポーツにおいて、体のバランスを整え、怪我の予防やパフォーマンス向上に寄与します。特に、体の動きがスムーズになることで、競技中の効率的な動きが可能になります。

    スポーツにおける鍼灸と整体の役割

    鍼灸は筋肉の緊張を和らげ、血行を促進することで、試合前の体調を整えるのに役立ちます。一方、整体は体のバランスを整え、関節の可動域を広げることで、パフォーマンス向上をサポートします。これらの施術は、アスリートがベストなコンディションで試合に臨むために、重要な役割を果たします。

    3.試合前の施術の効果

    鍼灸の効果

    鍼灸の主な効果には、筋肉の緊張緩和、血行促進、痛みの軽減があります。鍼によって刺激を受けた体は、自然治癒力が高まり、筋肉の緊張が和らぎます。また、血行が良くなることで、体内の老廃物が排出され、疲労回復が促進されます。これにより、試合前に体調を整え、最高のパフォーマンスを引き出す準備が整います。

    整体の効果

    整体の主な効果には、姿勢の改善、関節の可動域拡大、筋肉のリリースがあります。整体によって体のゆがみが矯正され、姿勢が改善されます。また、関節の可動域が広がることで、動きがスムーズになり、パフォーマンスが向上します。筋肉のリリースにより、緊張がほぐれ、体がリラックスします。これらの効果により、試合前に体を整えることができます。

    4.試合当日のコンディショニング

    試合当日に受けるべき施術

    試合当日にコンディショニングを行う際には、施術のタイミングが重要です。試合の直前に鍼灸や整体を受けることで、体をリラックスさせ、緊張を和らげることができます。具体的には、試合の3~4時間前に施術を受けるのが理想です。このタイミングでの施術は、筋肉の緊張をほぐし、体を最適な状態に整えるために効果的です。施術後は軽いストレッチやウォームアップを行い、体を完全に整えましょう。

    施術を受けるリスクと対策

    試合当日に施術を受ける場合、いくつかのリスクがあります。例えば、施術後に体がまだ疲れている感じがする場合や、施術部位に違和感を感じることがあります。これを避けるためには、経験豊富な施術者に施術を受けること、そして試合の直前ではなく、少し前に施術を行うことが重要です。また、施術後には体の反応を確認し、試合前に十分に回復できるようにすることが大切です。

    長期的なケアとリカバリー

    シーズン全体を通したコンディション維持

    試合前だけでなく、シーズン全体を通じてコンディションを維持することが重要です。定期的な鍼灸や整体の施術を取り入れることで、体のバランスを保ち、疲労を早期に回復させることができます。シーズン中のトレーニングや試合の合間に、定期的にケアを行うことで、パフォーマンスを安定させることができます。

    試合後のリカバリーには、鍼灸や整体が役立ちます。試合後に受ける施術は、筋肉の回復を促進し、疲労を軽減するのに効果的です。具体的には、試合後1時間以内に施術を受けることで、筋肉の緊張を和らげ、体の回復を助けます。また、ストレッチや十分な休息も併せて行うことが、リカバリーを早めるポイントです。

  • 胸鎖乳突筋ほぐし:多彩なメリット&効果をまとめて解説!

    肩こりや頭痛でお悩みですか?長時間のデスクワークや悪い姿勢は、胸鎖乳突筋を過度に緊張させ、不快な症状を引き起こす原因となります。しかし、胸鎖乳突筋のほぐしを取り入れることで、これらの問題を解消できるかもしれません。

    この記事では、胸鎖乳突筋の解剖学的な構造や役割を始め、過緊張が引き起こす症状や影響について詳しく解説します。さらに、胸鎖乳突筋をほぐすための効果的な方法や、そのメリットについてもご紹介します。そして、注意すべきポイントについても解説します。

    この記事を読むことで、肩こりや頭痛の緩和だけでなく、姿勢改善や血液循環の促進、スポーツパフォーマンス向上など、さまざまな健康効果を得ることができるかもしれません。胸鎖乳突筋のほぐしを学んで、健康な生活を手に入れましょう!

    1.胸鎖乳突筋の解剖学的解説

    位置と主な機能と役割

    胸鎖乳突筋は、首の側面から鎖骨に伸びる筋肉で、肩の安定性と首の動きに重要な役割を果たしています。具体的には以下のような役割を持っています。

    肩の安定性の維持

    胸鎖乳突筋は、鎖骨と肩甲骨をつなぎ、肩の安定性を保ちます。これにより、肩関節の適切な動きをサポートし、怪我や痛みのリスクを減らします。

    首の運動の助け

    胸鎖乳突筋は、首の側屈(横に傾ける動作)や回旋(首を左右に回す動作)を助ける役割を果たします。これにより、日常生活での首の動きをスムーズにし、ストレスや緊張を軽減します。

    姿勢の維持

    胸鎖乳突筋は、姿勢を維持するための重要な筋肉の一つです。適切に機能しない場合、姿勢が悪化し、肩こりや首の痛みなどの問題が生じる可能性があります。

    呼吸のサポート

    胸鎖乳突筋は、深い呼吸時に肋骨を上へ引き上げ、呼吸を助ける役割も果たします。これにより、呼吸が浅くなることなく、体に適切な酸素が供給されます。

    2.胸鎖乳突筋の過緊張とその影響

    肩こりと首の痛み

    胸鎖乳突筋が過度に緊張すると、肩と首の周囲の筋肉が緊張し、肩こりや首の痛みが生じます。これは、筋肉や組織が長時間同じ位置に留まることで血液の循環が悪化し、筋肉が硬くなることが原因です。

    頭痛

    胸鎖乳突筋の過緊張は、頭痛の一因となります。胸鎖乳突筋が緊張すると、その周囲の筋肉や神経が圧迫され、頭部の血液循環が悪化し、頭痛を引き起こすことがあります。

    肩関節の制限

    胸鎖乳突筋の過緊張は、肩関節の自由な動きを妨げることがあります。これにより、肩の可動域が制限され、日常生活や運動時に不快感や制約を感じる可能性があります。

    姿勢の悪化

    胸鎖乳突筋の過緊張は、姿勢の悪化を引き起こす可能性があります。筋肉が長時間緊張していると、肩や背中の筋肉が引き締まり、前傾姿勢や円背姿勢などの姿勢異常が生じることがあります。

    3.胸鎖乳突筋のアプローチ方法

    胸鎖乳突筋ストレッチで姿勢と呼吸を整えよう

    ストレートネックや首コリ改善!胸鎖乳突筋へのアプローチ

    4.胸鎖乳突筋ほぐしのメリット

    肩こりや頭痛の緩和

    胸鎖乳突筋の過緊張が引き起こす肩こりや頭痛を緩和することができます。胸鎖乳突筋が緊張すると、周囲の筋肉や神経が圧迫され、血液循環が悪化します。胸鎖乳突筋をほぐすことで、筋肉の緊張が緩み、血液循環が改善され、肩こりや頭痛の症状が緩和されます。

    姿勢改善

    胸鎖乳突筋の過緊張は、姿勢の悪化につながることがあります。胸鎖乳突筋をほぐすことで、肩や背中の筋肉が緩み、正しい姿勢を保つことができます。これにより、前傾姿勢や円背姿勢などの姿勢異常を改善し、健康な姿勢を維持することができます。

    血液循環の促進と筋肉の疲労回復

    胸鎖乳突筋をほぐすことで、血液循環が促進され、酸素や栄養素が筋肉に効率良く供給されます。また、疲れた筋肉のリカバリーを助け、疲労感を軽減します。これにより、身体の疲れを早く回復させることができます。

    スポーツパフォーマンスへの影響

    胸鎖乳突筋のほぐしは、スポーツパフォーマンスの向上にも役立ちます。胸鎖乳突筋が過度に緊張すると、動きが制限され、パフォーマンスが低下する可能性があります。胸鎖乳突筋をほぐすことで、筋肉の柔軟性が向上し、動きやすくなり、スポーツでのパフォーマンスを改善することができます。

    5.胸鎖乳突筋ほぐしの安全性と注意点

    胸鎖乳突筋をほぐす際には、安全性と注意点を理解しておくことが重要です。

    正しい方法の使用

    胸鎖乳突筋をほぐす際には、正しい方法を使用することが重要です。無理な力を加えたり、不適切な姿勢で行うと、怪我や筋肉の損傷のリスクが高まります。正しい方法を学び、慎重に行いましょう。

    痛みや不快感の監視

    胸鎖乳突筋をほぐす際には、痛みや不快感に注意しましょう。強い痛みや違和感がある場合は、すぐにほぐしを止めて、専門家に相談することをお勧めします。痛みを感じる場合は、筋肉や関節に問題がある可能性があります。

    過度な圧力の避ける

    マッサージやストレッチを行う際には、過度な圧力を避けることが重要です。筋肉を無理に押したり引っ張ったりすると、筋肉や関節に損傷を与える可能性があります。適度な圧力で行い、筋肉を優しくほぐしましょう。

    個々の健康状態の考慮

    健康上の問題や怪我を抱えている場合は、胸鎖乳突筋のほぐしを行う前に、医師や理学療法士と相談することをお勧めします。特定の健康問題や怪我によっては、胸鎖乳突筋のほぐしを行うことが適切でない場合があります。

    バランスの取れたアプローチ

    胸鎖乳突筋のほぐしは、他の筋肉や関節とのバランスを保つことが重要です。一部の筋肉だけを過度にほぐすと、身体のバランスが崩れる可能性があります。全体的なストレッチやエクササイズを行い、身体全体のバランスを維持することを心がけましょう。

    6.胸鎖乳突筋のほぐしと合わせてやりたいオススメの組み合わせ

    複数の筋肉を同時にほぐすことで、身体全体のバランスを整えることができます。

    【肩・背中こり解消】肩甲骨周りのストレッチ | 国家資格者がわかりやすく解説!

  • 【健康コラム】猫背・巻き肩などの姿勢改善に重要な3つの要素

    デジタル化が進む私たちのライフスタイルは姿勢に大きな影響を及ぼしています。長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、そして運動不足などが、多くの人々の姿勢を悪化させ、それに伴う健康問題を引き起こす要因となっています。
    本コラムでは、姿勢の悪化がもたらす問題や、その改善に必要な要素に焦点を当て、健康な姿勢を取り戻す方法を探ります。姿勢改善を試みている方や、肩こり・腰痛・頭痛などの慢性症状にお悩みの方は、ぜひこのコラムを参考にして実践してみてください🎵

    記事内容
    • 1.現代人の姿勢の悪化
    • 2.姿勢悪化による症状
    • 3.姿勢改善に重要な3つの要素
    • 4.姿勢を整えるペンギンストレッチ

    1.現代人の姿勢の悪化

    現代社会では姿勢に関する問題が深刻化しています。多くの人々が日常的に長時間座り仕事をし、スマートフォンやコンピューターを使うことが一般的になり、その結果、姿勢の悪化が広がっています。猫背や巻き肩は、その最も顕著な例で、今や多くの人がこれらの問題に悩まされています。

    長時間座り仕事を行うことやスマートフォンの使用は、首や背中に負担をかけ、正しい姿勢を崩しやすくします。加えて、これらの状況は体の前かがみの姿勢を促進し、肩や首に余分な圧力をかけることがあります。このような日常的な状況が、姿勢の問題を悪化させているのです。

    また、問題はこれだけではありません。何においても便利な社会に変化していく一方で、私たちは”運動不足”という問題にも直面しています。デスクワークやリモートワークの発達もあり、日常生活の中で行なっている運動量が大きく低下してきています。意識的に運動時間を確保することが自身の健康を守る行動につながる時代です。さらに、デジタル化が進み情報化社会になった今、便利な反面、私たちは昔に比べて大量の情報を日々処理するようになりました。過度のストレスや緊張により、精神を壊し、体への影響が出てきている方も少なくありません。

    総じて、現代人の抱える問題は私たちの体に大きな影響を与えており、その影響は、姿勢悪化・症状・ストレスと悪循環しています。

    私たちは、現代を心地よく、より良い暮らしにしていくため、うまく対処していく必要があるかと思います。健康は、生活の基盤です。ご自身の体を知り、守る方法を見つけていくことが大切です。

    2.姿勢悪化による症状

    姿勢の悪化は、身体にさまざまな症状を引き起こす可能性があります。
    これらの症状は、長期的な姿勢の問題が進行するとより深刻になり、日常生活の品質に影響を与えることがあります。以下は、姿勢悪化による一般的な症状のいくつかです。

    1. 頭痛
    前かがみの姿勢や猫背は、首と肩に余分な負担をかけ、頭痛の原因となります。筋肉の緊張や神経の圧迫が頭痛を引き起こすことがあります。

    2. 首や背中の痛み
    姿勢の悪化は、首や背中の筋肉や椎間板に負担をかけ、痛みを引き起こすことがあります。特に、長時間の前かがみの姿勢は、首や肩に圧力をかけ、疲労や痛みを生じることがよくあります。

    3.腰痛
    長時間の座り姿勢により腰に大きな負担がかかります。また、反り腰などの姿勢悪化も腰に負担をかけやすいです。

    4. 慢性的な疲労
    姿勢が悪いと、筋肉が不適切に働いてエネルギーを消費し、疲労が蓄積しやすくなります。正しい姿勢を保つことで、エネルギーの無駄を抑え、疲労を軽減できます。

    5. 消化不良
    姿勢の悪化は、内臓を圧迫し、消化不良の症状を引き起こす可能性があります。正しい姿勢を保つことで、胃や腸の正常な動きを促進できます。

    6. 呼吸の制限
    前かがみの姿勢や巻き肩は、胸郭の制約を引き起こし、呼吸に制限をかけることがあります。これは酸素供給に影響を与え、息切れや肺機能の低下をもたらす可能性があります。

    7. 身体の構造的な変化
    長期間にわたる姿勢の悪化は、骨盤や背骨の構造に変化をもたらすことがあります。これにより、慢性的な姿勢問題や関連する健康問題が発生する可能性があります。

    これらの症状は、姿勢の問題が進行するにつれて悪化することがあり、生活の質を低下させる可能性があります。姿勢の悪化が原因でこれらの症状に悩む場合、適切な姿勢改善の方法を採用し、早期に対処することが重要です。

    3.姿勢改善に重要な3つの要素

    姿勢の改善に向けて、以下の3つの要素が重要です。これらを実践することで、正しい姿勢を維持し、姿勢の悪化を防ぎましょう。

    ① 姿勢の目安になるポイント

    正しい姿勢を維持するために、姿勢の目安になるポイントを理解し、日常生活に取り入れることが重要です。以下は、正しい姿勢を保つためのポイントです。

    A. 頭の位置: 頭をまっすぐに保ち、顎を引いて頭を中立位置に保つことが大切です。画面を見るときや歩行中に、頭が前かがみにならないように意識しましょう。

    B. 肩の位置: 肩を引き、背中をまっすぐに保ちましょう。肩を前に出さず、肩甲骨を寄せるイメージを持ちましょう。

    C. 腰の位置: 腰は自然なS字曲線を描くように保つべきです。過度な前かがみや後ろかがみを避け、腰は反らしすぎないように意識します。

    D. 足の位置: 足は体重を均等にかけるようにしましょう。長時間立ち続ける場合、片足に偏りを生じないように気をつけます。

    E.体の側面を見て、耳・肩・腰・踵が一直線上にあるか確認しましょう。

    これらのポイントを意識的に実践することで、日常生活で正しい姿勢を保つことができます。姿勢の目安を守ることは、姿勢改善の第一歩です。

    ② 背中と大胸筋

    多くの人が、肩が巻き肩になり、背中の筋肉が伸びるような姿勢になりやすいです。
    この場合、大胸筋が縮まり、肩甲骨周りの筋肉が伸びています。
    習慣化してしまっている悪い姿勢は維持されやすいので、このまま無理に姿勢改善しようとしても、改善しにくかったり、余計な力が入って痛みやこりを悪化させる可能性があります。

    まずは、筋肉を本来あるべき状態に直す必要があるので、この場合は、大胸筋をストレッチし柔軟性を高め、肩甲骨周りの筋力を高めるトレーニングがおすすめです。

    ③ 足の裏のケア

    足の裏の健康は、姿勢改善においてしばしば見落とされがちな要素です。しかし、足の裏は姿勢を支える基本的な役割を果たしているほか、足裏で認識した感覚を小脳に伝達して、そこから姿勢を維持するために必要な全身の筋肉へ指示を出す役割も担っています。姿勢改善において最も重要なのが足の裏と言っても過言ではありません。足裏を健康に保つための方法を以下に紹介します。

    A. 適切な靴を選ぶ
    靴のアーチサポートが必要です。アーチサポートのある靴は足の裏をしっかりサポートし、足の疲れや不快感を軽減します。また、靴のサイズと幅を適切に選びましょう。靴が小さすぎると足に圧迫感を与え、大きすぎると足が不安定になります。適切にクッションされたものを選ぶことで、足への衝撃を吸収し、快適さを提供します。

    B. フットケア
    足の皮膚は年齢とともに硬く分厚くなっていきます。乾燥して硬くなってしまってる場合は特に、姿勢維持に必要な足裏の感覚センサーが鈍くなってしまうことがありますので、保湿や角質ケアを心がけることが大切です。

    足の裏のケアを怠らず、足の健康を維持することで、姿勢の改善が容易になります。足がしっかりと地面をサポートできるようになることで、全身のバランスと姿勢が向上し、健康な生活をサポートします。

    4.姿勢を整えるペンギンストレッチ

    ペンギンストレッチは、姿勢を改善し、肩の疲労を軽減するために効果的なエクササイズです。
    今回は、当院の臨床家が解説する動画を紹介します!

    猫背における筋肉の状態についても詳しく解説していますのでぜひ参考にして、一緒にストレッチをやってみてください。

  • 【健康コラム】緊張型頭痛|辛い症状を緩和するストレッチの紹介

    頭痛

    ◯締め付けられるような頭痛が数日続いている
    ◯頭痛だけでなく肩こりや首こりもある

    上記のような頭痛の方は、“緊張性頭痛”かもしれません。
    頭痛にお悩みの方は多くいらっしゃいますが、その多くが緊張性頭痛と言われています。

    今回は、頭痛の種類や緊張性頭痛の特徴を解説し、症状を緩和するストレッチもご紹介します!

    記事内容
    • 1.頭痛の種類
    • 2.緊張性頭痛とは?
    • 3.緊張型頭痛のためのストレッチ
    • 3.頭痛治療

    1.頭痛の種類

    ー頭痛の分類と原因ー

    頭痛には「一次性頭痛」と「二次性頭痛」があります。

    普段感じる頭痛の多くは、他に原因となる病気のない「一次性頭痛」です。
    ストレスや肩こり、筋肉性の頭痛はこちらに該当します。

    一方、病気などの原因によって引き起こされる頭痛は「二次性頭痛」といいます。
    特に見逃すと危険性が高い病気、また医師のもとできちんと治療を受ける必要がある病気としては、くも膜下出血、脳腫瘍、慢性硬膜下出血、高血圧性脳症、副鼻腔炎、うつ病などがあります。

    ▼一次性頭痛について詳しく解説!▼
    慢性的な頭痛として多くの人が発症する「一次性頭痛」。
    一次性頭痛には大きく3つの種類に分けられます。
    ①片頭痛
    ②緊張型頭痛
    ③群発性頭痛
    それぞれ頭痛を誘発する要因や対処法が異なります。
    自分の頭痛はどのタイプにあたるのかを把握してそれに合った対策をとることが大切です。

    日本では、3〜4人に1人が「頭痛持ち」と言われ、そのうち2200万人が緊張性頭痛、840万人が偏頭痛、1万人が群発頭痛といわれています。 さらに、くも膜下出血などによる頭痛は、毎年約 1万人〜 3万人に発生するとされています。

    この中から今回は、筋緊張型頭痛にフォーカスしてお話ししていきます。

    2.緊張性頭痛とは?

    一次性頭痛のなかで最も多いとされるのが緊張型頭痛です。
    ここでは、緊張型頭痛の特徴的な症状と原因、対処法の3つに分けて紹介します。

    ① 症状

    後頭部、こめかみ、額を中心に頭重感や圧迫感または締めつけられるような痛みがジワジワと発生し、しばらく続きます。
    光か音のどちらかに過敏になる人もいますが、偏頭痛のように吐き気や嘔吐が発生することはなく、体を動かした際に痛みが悪化することもありません。痛みの強さは軽度~中程度で、日常生活に支障が出ることは少ないようです。また、頭痛と同時に肩こりや首こりが現れることがよくあります。

    〜痛みの特徴〜
    頭部全体の痛み:
    締め付けられるような圧迫感や緊張感が頭部全体に広がります。特に額や後頭部、頭皮が影響を受けやすいです。

    鈍い痛みや圧迫感:
    鋭い痛みではなく、鈍い痛みや圧迫感が特徴的です。この痛みが数日から数週間にわたって続くことがあります。

    双側性の痛み:
    通常、両側の頭部に均等に痛みが現れるため、双側性の特徴があります。

    緊張性頭痛の症状は慢性的であり、日常生活や仕事に支障をきたすことがあります。特に長期間の痛みが続くと集中力の低下やイライラしてしまうことなどもあります。

    ② 原因

    この頭痛を引き起こす原因としては次のようなことが考えられます。

    1)ストレス(疲労・精神的ストレスなど)が要因となり頭、首、肩の筋肉の緊張によって引き起こす血行不良
    2)顎関節症(あごの関節の異常)
    3)長時間のデスクワークや不適切な姿勢が、首や肩の筋肉に負担をかける場合
    4)運動不足
    5)睡眠不足
    6)眼精疲労

    また世界中で、日常生活に支障を及ぼす頭痛を、最低 40%の人が経験すると言われています。
    男性よりも女性のほうが頭痛の症状を訴えることが多く、筋緊張性頭痛の6割、片頭痛の8割が女性とされています。
    女性が訴えることが多い頭痛の1つにPMS(生理前症候群)に伴うものがありますが、これは生理中にエストロゲンが血中から減少し、セロトニンに何らかの影響を与えて片頭痛を引き起こしやすくなるからではないかとも考えられています。

    ③対処法

    緊張性頭痛の症状を和らげるためには、以下の対処法が役立つことがあります。ただし、症状が重い場合や継続する場合は、医師と相談することが重要です。

    ーストレッチとリラックス法を取り入れるー
    緊張性頭痛の方の多くが、肩や首の筋肉の緊張を持っています。日常的なストレッチで筋肉を緩めたり、深い呼吸や瞑想を通じてリラックスし、心身ともにストレスを軽減させることが重要です。

    ー適切な姿勢の維持ー
    デスクワーク中や長時間の座り仕事では、正しい姿勢を保つことが重要です。適切な椅子やデスクの高さを確認しましょう。
    長時間の姿勢維持は全身の血行不良を引き起こしますが、その姿勢が悪い場合、さらに身体の一部に負担をかけ、強い痛みや複数の症状が同時に現れてしまう場合があります。正しい姿勢を意識し、休憩はこまめに取りましょう。

    ー適度な運動ー
    軽い有酸素運動や散歩が血行を促進し、筋肉の疲労を軽減します。ただし、激しい運動は避けるべきです。

    ー十分な睡眠ー
    充分な睡眠は体の回復に重要です。規則正しい睡眠習慣を確立し、良質な睡眠を心がけましょう。

    ーストレス管理ー
    ストレスを適切に管理することが大切です。趣味やリラックスできるアクティビティを取り入れ、定期的な休息を確保しましょう。
    また、感情を抑えることが難しい状況や、感情を表現することができない状態は大きなストレスにつながり頭痛の原因となることがあります。
    ご自身に合ったストレス解消法を見つけ管理を心がけてみましょう。

    ー栄養バランスの取れた食事ー
    適切な栄養を摂ることで、体のバランスが整い、頭痛の症状が緩和されることがあります。

    症状が続く場合や重篤な場合は、医師に相談しましょう。専門家が適切な治療やアドバイスを提供してくれます。
    これらの対処法を組み合わせて継続的に取り入れることで、緊張性頭痛の症状の軽減が期待できます。

    3.緊張型頭痛のためのストレッチ

    【頭痛】緊張型頭痛改善ストレッチ

    今回は緊張型頭痛改善のためのストレッチを紹介!
    緊張型頭痛改善を誘発する肩首の筋肉緊張を改善するストレッチです。
    痛みを治したい方、慢性的に起こりやすい方への予防法として、ぜひ取り組んでみてください!

    痛みがひどい場合や違和感を感じる場合は、無理をせず専門家への相談が必要です。また、ストレッチは個々の体調や状態によって異なるため、自分に合ったものを見つけることが重要です。

    4.頭痛治療

    ーメディカルジャパン西洋医学的アプローチー

    頭痛はさまざまな要因から発症するため、マッサージだけでは、根本からの改善をする事はできません。運動によって首や肩の筋肉を柔軟にし、強化することや、首肩に負担がかからないよう正しい姿勢を維持することも大切です。また、初期の処置を間違えてしまうと症状悪化に繋がりかねません。頭痛は痛みに対してだけではなく、身体的・精神的ストレス・食事・生活習慣などを細かくチェックする必要があります。

    ①自律神経診断を用いた介入

    メディカルジャパンでは頭痛を正しく判断するために自律神経の分析を行います。自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが崩れると様々な症状が起こり、正常に神経が機能しません。診断結果を元に、的確なアプローチと対策をしていきます。

    ②運動補助具を用いた介入

    リアライン・コアは、体の中心(コア)を構成する骨盤と胸郭の歪みを整えるための運動補助具です。骨盤・胸郭に「歪み(非対称性)」が生じると、背骨全体だけでなく、肩や首、股関節の運動機能にも悪影響を及ぼす可能性があります。
    リアライン・コアを装着して10分程度の簡単なエクササイズを行うことで、骨盤と胸郭の歪みを整え、背骨の「最適な運動パターン」を効果的に学習できます。

    ③立体動態波電気治療を用いた介入

    ES-530の立体動態波を使い、細胞の活性化が期待できます。3次元刺激が可能な立体動態波によるフェイシャルケアです。3つの電極をお顔にあてて、中周波を立体的に交差させる事で皮膚表面、筋肉に刺激を与えます。表情筋(普段使っている筋肉、使っていない筋肉)を機械で動かして、体内深部から表面細胞への活性化を促しつつ、手(指)で触れないような深部までも刺激できるという事です。

    ④超音波検査を用いた介入

    2Dエコー(超音波検査)を用いて検査をします。2Dエコーは筋肉、腱、靭帯などの軟部組織の観察に優れています。 レントゲンやCTには映らない痛みの原因、つまり観察が不可能なトリガーポイント、筋線維、靭帯、腱などの軟部組織が原因の場合、この2Dエコー(超音波検査)が大変有効です。

    様々な要因を1つずつ丁寧に解決していくことにより、仕事やプライベートはもちろん、これからの長い人生をより良い方向性で送ることができます。
    私たちは、頭痛による症状が解消に向かうために自宅でも行えるストレッチや体操をお伝えしていきます。他にも日常生活での食事・栄養指導・姿勢指導・運動指導までを行い、再発防止に努めていきます。 初めて頭痛症状が出てしまっている方はもちろん、今まで長く頭痛に悩んでいる方、治療を受けても数日で辛くなる方など、是非一度メディカルジャパンの治療を受けてみてください。

    治療をお探しの方はこちら↓

    頭痛