つわり – 立川No.1実績|選ばれる整体・鍼灸院|15年以上の信頼と実績

背景・疫学

主に妊娠初期に起こる吐き気と嘔吐のこと。
つわりは母体に対し、筋肉・神経系統を挙上させる(体内に胎児のための領域・スペースを作る)働きがあるため、嘔吐感を無理に我慢する必要はない。
通常は胎盤が完成する妊娠3、4か月から5か月頃にかけて自然に治まることが多いが個人差があり、稀に出産直前まで続いたり、一旦治まった後にぶり返す場合もある。

以前は妊娠高血圧症候群に分類されていたが、現在では直接的に生死にかかわる症状とは考えられていない。しかしながら、重症化するとまったく飲食が出来ず衰弱し、昏睡に至ることもある。脱水症状が進み、尿からケトン体が検出されるほど重症化した場合には、ウェルニッケ脳症の発症を予防するために、輸液やビタミン剤補給などによる入院治療が必要となる。治療が必要になった場合は妊娠悪阻といわれる。

原因

妊娠したことによりホルモンバランスが変化し、その変化に母体が適応しきれない状態のために起こるとされる。エストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)が第4脳室底(脳幹と小脳に挟まれた空間)にある嘔吐中枢を刺激することで発症すると考えられる。プロゲステロンの増加により体内にガスがたまりやすくなり、吐き気、不快感、嘔吐の原因となる。この他に、ビタミン不足からくる代謝障害、血糖の変動、精神的な影響などといったことも原因として考えられる。

一般的治療法

軽症であれば、適度な運動などを行う。
治療は水分補給とカロリーの確保が原則である。口から物を食べられる場合には、スポーツドリンクやカロリー補助食品を用いることもある。無理をせず、食事を少量に分けて食べたり、食べられるものを食べたりすることが大切。栄養が気になるときは、葉酸などのサプリメントを活用しても良い。
口からものが食べられないほどの場合には、電解質液や糖分の点滴を行う。全身状態が不良の場合、入院し点滴により水分や栄養の補給を行う。食べ物が食べられないなどで摂取カロリーが不十分な場合にはカロリー消費を防ぐために安静にする。
日中ケトン体が陽性となる第1期妊娠悪阻の段階では、ケトン体が陰性となるまで絶食し、点滴を行う。妊娠悪阻の発症時期は胎児奇形の臨界期に一致するため、薬物使用は極力避ける。漢方薬が用いられることもある。
脳症状や神経症状が現れる第3期となった場合は人工妊娠中絶術をし、妊娠を中断させる。

メディカルジャパン東洋医学的アプローチ

単刺術や短時間の置鍼など、刺激は穏やかなものにします。
【処方例】 巨闕(こけつ)、中脘、内関、郄門(げきもん)、三陰交

プレコンセプションケア

生涯のうちのプレコンセプションケアの位置づけ
WHOから引用・改変)

コンセプション(Conception)とは、お腹の中に新しい命をさずかること、受胎を意味します。

プレコンセプションケア(Preconception care)とは、将来の妊娠を考え女性やカップルが自分たちの生活や健康に向き合うことです。

このケアが必要となるのは、妊娠を計画している女性だけではありません。女性やカップルがより健康になること、元気な赤ちゃんを授かるチャンスを増やすこと、さらに女性や将来の家族がより健康な生活を送れることを目指しています。

日本では、成育医療研究センターのプレコンセプションケアセンターで初めて開設されました。
プレコンセプションケアセンターでは、いつか妊娠を考える全ての女性とカップルが、あらゆる視点から現在の健康状態のチェックを受け、日々の生活や健康について各分野のスペシャリストたちに相談できることを目指し、特に、現在ご病気をお持ちの方や、小児期にご病気をお持ちだった方からの将来の妊娠・出産についてのご相談、なかなか妊娠しないカップル、妊娠してもこれまでに思うような結果が得られなかったカップルのご相談に力を入れています。

また、これまでに妊娠に関する情報が十分ではなかったご病気の妊娠・出産に関する情報を集め、全ての方に妊娠前に知っておいていただきたい最新の情報を、発信しています。

プレコンセプションケアを実施している協力施設

・東京慈恵会医科大学 産婦人科講座
・杏林大学医学部付属病院
・大阪医科大学附属病院
※ こちらの施設では、プレコンセプション相談外来のみ実施

産婦人科医からの推薦をいただいております

まるはし女性応援クリニック 丸橋和子医師
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本性感染症学会 認定医
日本女性医学学会専門医
母体保護法指定医師
この数年、自分自身の体調管理としてメディカルジャパンさんの立川地区施設を利用しています。日々の診療業務や、スポーツコンディショニングなど、身体のケア・アドバイスを的確にして頂き、ライフワークバランスを整えるには欠かせない存在です。日常的な肉体疲労や精神的なストレスは、体調不良の原因となることが多く、定期的な心身のメンテナンスは疾病の予防にもつながります。
メディカルジャパンのスタッフさんの特徴は2つあります。 1つ目は過去に病院や診療所での勤務経験を持つ方が多い事です。 2つ目は、理学療法師、柔道整復師、鍼灸師、あんまマッサージ指圧師などの国家資格を一人で複数持つ方が多い事です。 すなわち、信頼して自分の身体をお任せすることができ、確かな技術が安心・安全に受けられる事が最大の魅力です。
私のような個人事業主の健康管理の一環として、国家資格の施術による鍼灸マッサージの治療費が経費計上出来ることです。 体が資本の個人事業主にとって、安心して施術を受けることの出来る一要素になるのではないかと思います。 長い人生のサポートを、ひとりひとり、親切丁寧にお付き合いしてくれるとても良いパートナーです。
まるはし女性応援クリニック HP

参考文献


感覚器系

聴覚に関連する症状

視覚に関連する症状

嗅覚および鼻に関連する症状

婦人科系

妊娠・出産に関する症状

月経・ホルモン関連