頸肩腕症候群 – 立川No.1実績|選ばれる整体・鍼灸院|15年以上の信頼と実績
特化型プログラム
メディカルジャパンの鍼灸特化型プログラム

概要

頸肩腕症候群
頸肩腕症候群は、頸椎(首の骨)およびその周辺筋群、神経に関連する症状を指し、首〜肩、腕にかけての痛みやしびれ、筋力低下などを引き起こす疾患の総称です。 広い意味で首〜肩、腕、背中にかけての痛みや、しびれなどの異常感覚を訴える全ての症例を含んでいるため、症状名がつく前段階として頸肩腕症候群という診断名がつく場合や、検査を行っても明確な病因が特定できないものを頸肩腕症候群と呼ぶこともあります。 主に頸椎の生理的湾曲の異常(ストレートネックや後弯症)、頸神経根の圧迫、筋肉の過緊張、血行不良が原因で発症し、慢性化すると頭痛や自律神経症状など、日常生活に大きな影響を及ぼします。 特に、
    • ・長時間のパソコン作業
    • ・スマートフォンを長時間使用する習慣
    • ・姿勢の悪化(猫背やストレートネック)
    • ・ストレスによる筋肉の緊張などが主な要因となっています。

疫学

      • 好発年齢:30~50代に多く見られるが、近年ではスマートフォンやPCの普及により、若年層にも増加傾向にある。
      • 性差:女性にやや多く、特にデスクワークを行う人に多発。

病態生理

頸肩腕症候群の主な病態は以下の要因によって発生します。
症状の発症部位
1、筋・筋膜性疼痛
      • ・頸部および肩周囲の筋群(僧帽筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋など)が過緊張状態になり、トリガーポイント(発痛点)が形成される。
      • ・長時間の前傾姿勢や不適切なデスクワークが誘因となる。
2、頸椎神経根症
      • ・頸椎の椎間孔が狭窄することで、神経根が圧迫され、腕や手に放散する痛みやしびれが発生する。
      • ・頸椎椎間板ヘルニアや変形性頸椎症が主要な原因となる。
3、胸郭出口症候群
      • ・鎖骨下動脈・静脈や腕神経叢が、斜角筋、肋鎖間隙、あるいは小胸筋下で圧迫されることにより、血流障害や神経症状が出現する。
      • ・腕のだるさ、冷え、しびれなどの症状を伴うことが多い。
4、自律神経障害
        • ・頸部周囲の交感神経が過剰に刺激されることで、血管収縮や筋緊張の亢進が起こる。
        • ・慢性の肩こり、頭痛、めまい、耳鳴り、視界のぼやけなどの随伴症状がみられることがある。
この症候群は、一時的な違和感から始まることが多く、日常の生活習慣や姿勢を見直すことで症状の悪化を防ぐことが可能ですが、放置すると慢性化し、より重い症状へと進行する可能性があります。そのため、早期の対処と適切なケアが重要です。

原因

身体的要因

筋肉の過緊張と血流障害
  • 長時間の同じ姿勢や不良姿勢により、首・肩・腕の筋肉が過緊張を起こします。(育児やスポーツなどでも発症する可能性があります)
  • 筋肉の過緊張が持続すると血流が悪化し、酸素や栄養の供給不足によって痛みやしびれが生じます。
神経の圧迫・刺激
  • 頸椎の椎間板の変性やストレートネックなどの姿勢異常が、神経の圧迫を引き起こすことがあります。
  • 頸椎神経根が圧迫されると、腕や手のしびれ、筋力低下などの症状が現れます。
  • 胸郭出口症候群も関与し、腕や手への血流不足や神経圧迫が生じることがあります。
関節・骨格の異常
  • 姿勢の乱れ(猫背やストレートネック)により、頸椎や肩関節の可動域が制限され、慢性的な筋緊張を引き起こします。
  • 頸椎椎間板の変性が進行すると、骨棘(骨の突起)による神経圧迫が起こりやすくなります。

環境要因

デスクワークやリモートワークの普及
  • 長時間のPC作業やスマートフォンの使用が、首や肩の負担を増加させます。
  • 画面を長時間見ることで、首の前傾姿勢が定着し、ストレートネックのリスクが高まります。
精神的ストレスと自律神経の乱れ
  • ストレスにより交感神経が優位になると、筋緊張が増し、血流が低下します。
  • 自律神経の乱れが慢性的な肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。
運動不足による筋力低下
  • 日常的な運動不足により、姿勢を支えるインナーマッスル(深層筋)が衰え、首や肩への負担が増加します。
  • 特に肩甲骨周囲の筋肉(菱形筋、僧帽筋下部、前鋸筋)が弱くなると、肩甲骨の位置が乱れ、さらに症状を悪化させます。

リスク因子

        • ・長時間の同じ姿勢(特に前傾姿勢)
        • ・筋力低下および柔軟性不足
        • ・ストレスによる自律神経の乱れ
        • ・外傷(むち打ち、転倒など)

診断

徒手検査

  • スパーリングテスト:頸椎神経根の圧迫、頭部後屈・側屈し、痛みの評価
  • アドソンテスト:胸郭出口症候群の診断に用いられ、圧迫時の脈拍の低下や痛みを評価
  • ジャクソンテスト:頸椎ヘルニアの評価
徒手検査

画像診断

    • レントゲン:頸椎のアライメント(配列)異常や骨棘の有無を確認
    • MRI:神経根の圧迫や椎間板の変性や炎症の有無を確認
    • 超音波検査(エコー):筋肉や腱の炎症、血流を評価
エコー

メディカルジャパンにしかできない介入例

Mキューブ波グローブ治療

Mキューブ波グローブ治療では、電気刺激を流しながら指先を使って筋肉を引っ張る動きを取り入れています。これにより、単に電気を流すだけではなく、手技を加えることで筋肉のリリース効果が高まります。 首の深い部分にある「斜角筋」という筋肉にアプローチしながら、指先で筋肉を軽く引っ張る動きを加えることで、より深層に働きかけることができ、筋肉の緊張を効果的に解消します。

マイオプレッシャー(歩行診断機)

約二万個のセンサーが可動するトレッドミルの上を歩行すると、自身の足圧、重心移動、左右荷重値が分かります。さらに二台のカメラを使用することにより、自身の歩行姿勢も目で確認できます。
歩行診断をすることで、自分の歩き方のバランスを知れて正しい歩き方ができるようになります。歩き方が改善されると体の無駄な動きが減り、正しく使えなかった部分が使えるようになるので体本来の動きを出すことができるようになり体の負担が減ります。また、歩行バランスの悪さからくる体の諸症状の改善もされます。
歩行診断の様子になります。 1年半のリハビリを経てここまで変化がありました!!

インソール・靴処方

マイオプレッシャー(歩行診断機)にて測定した結果に基づき、より体に合ったインソールの作成を可能としています。歩行時の重心バランスの偏りや足の軌道のぶれなどが自身でも確認することができるため、より正確な指標で足裏全体を正しく使って歩けるように改善されます。 体に合ったインソールをいれることで足本来の機能を引き出し、足のアーチがしっかりサポートされ、正しい重心がかけやすくなります。パフォーマンスアップ、持久力向上、疲労軽減、筋肉や人体へのストレスも軽減され、普段の歩き方も楽になります。

医師からの推薦

東京美専クリニック渋谷院 医師院長
土田 諒平氏

経歴・実績

・京都大学工学部物理工学科 卒業 ・ハーバード大学医学部 特別研修修了 ・奈良県立医科大学 卒業 ・美容外科医、美容皮膚科医、整形外科医
私は東京美専クリニック渋谷院で院長を務めております、医師の土田 諒平です。当院では、整形外科の専門知識を基に、さまざまな運動器の症状に対応しています。レントゲン室も完備し、精度の高い診断を行っています。 運動器の症状に広く対応していますが、特にメディカルジャパンで提供されている施術は、信頼できる治療法として強くおすすめしています。 例えば: 痛みやしびれを根本から改善する鍼灸・整体 肩こりや腰痛、関節炎、筋膜症、神経痛など、痛みやしびれの原因を根本から改善し、持続的な回復を目指します。 再発を防ぐリハビリと評価分析 詳細な評価を基に個別のリハビリ計画を立て、膝や肩の関節疾患、繰り返し起こる腰痛などの再発防止を図ります。 体を強化するトレーニング 回復後の体を強化し、再発防止やスポーツ障害、筋力低下の予防を行います。 メディカルジャパンは根拠に基づいた総合的な健康サポートを行っており、肩こり、腰痛、関節炎、筋膜症、スポーツ障害など、運動器のトラブルにお困りの方には特におすすめの治療院です。

参考文献

来院された方の喜びの声

頭痛
気になっていた痺れが取れました!
デスクワークの仕事をしていて、腕から手の方までダルさや痺れが起きてしまい治療をお願いしました。 こちらの先生方は知識や経験が多い様で安心して治療を受けれました。 姿勢がひどく崩れていたようで整体・鍼・運動・矯正など色々な治療をしてもらい良くなりました。